JP2893615B2 - 複写機の自動原稿搬送装置 - Google Patents

複写機の自動原稿搬送装置

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JP2893615B2
JP2893615B2 JP27420990A JP27420990A JP2893615B2 JP 2893615 B2 JP2893615 B2 JP 2893615B2 JP 27420990 A JP27420990 A JP 27420990A JP 27420990 A JP27420990 A JP 27420990A JP 2893615 B2 JP2893615 B2 JP 2893615B2
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正治 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の属する技術分野 この発明は、複写機の複写面に原稿を自動的に搬送す
る複写機の自動原稿搬送装置に関し、さらに詳しくは搬
送構造をコンパクト化した複写機の自動原稿搬送装置に
関する。
(ロ)従来の技術 現在使用されている自動原稿搬送装置としては、第2
図に示す構成のものが知られている。
これは複写機1の複写面2の上面に、幅広の平ベルト
で形成した搬送ベルト3を張架し、この搬送ベルト3の
搬送始端側の上部に、原稿4を1枚出しする分離部5を
形成し、この分離部5で分離した原稿4を湾曲通路を形
成したガイド板6,6を介して搬送ベルト3に供給し、こ
の搬送ベルト3で原稿4を複写面2の所定位置に搬送し
て、複写を実行し、その後、搬送ベルト3で原稿4を送
出すと共に、湾曲通路を形成するガイド板7,7を介して
排出ローラ8,8で、搬送ベルト3の上部に設けられる排
紙トレー9上に排紙するように構成している。
また、前述の分離部5には、原稿トレー10の前後位置
に送出しローラ11,12を有し、前部の送出しローラ11の
上部には逆転のみ可能にしたゲートローラ13を対設し
て、両送出しローラ11,12が回転することで、原稿4を
1枚出し制御するように構成している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述のように構成した従来装置の場合は、搬送ベルト
3の上部に分離部5を構成するので、上下高さが嵩張る
問題点を有し、また、上下高さに制限を受けるため、例
えば、送出しローラ11が小径に制約されて磨耗しやすく
なり、この摩耗による送出し不良が発生しないように定
期的に保守管理を要していた。
そこで、この発明は上下の嵩が低くなり、また原稿の
送出しの回転体の摩耗許容範囲を広くとって部品点数を
削減することができる複写機の自動原稿搬送装置の提供
を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、複写面上部に幅広の平ベルトで形成した
搬送ベルトを張架し、この搬送ベルトの搬送始端側の上
部に原稿載置部を配設し、この原稿載置部から1枚出し
した原稿を搬送ベルトに送出して、該搬送ベルトで原稿
を複写面に送込む複写機の自動原稿搬送装置であって、
前記搬送ベルトの搬送始端側の湾曲面に、原稿載置部上
の原稿先端部が接触するように原稿載置部の先端を接近
して対設し、上記原稿先端部の上面に、原稿を押圧付勢
して原稿の送出しを許容する原稿押えレバーを対設し、
上記原稿押えレバーの直後位置の搬送ベルトの湾曲面に
当該分離シャッタの先端部を対設し、該先端部が前進し
て原稿の先端部を搬送ベルトの湾曲面から離間させる送
出し停止位置と、後退して原稿の先端部を搬送ベルトの
湾曲面に接触対応させる送出し許容位置とに、原稿1枚
毎の分離送出しに対応させた進退機構の駆動で進退する
分離シャッタを前記原稿載置部の下面側に設け、前記原
稿押えレバーと上記分離シャッタとの間に、分離シャッ
タが送出し停止位置に前進したとき原稿押えレバーを上
動退避させ、分離シャッタが送出し許容位置に後退した
とき原稿押えレバーを下動許容する連動機構を設けた複
写機の自動原稿搬送装置である。
(ホ)発明の作用 この発明の複写機の自動原稿搬送装置は、分離シャッ
タを後退させて原稿押えレバーを原稿先端部の上面に押
圧付勢させることで、原稿の先端部は搬送ベルトに押付
けられ、該搬送ベルトの回動に伴って、原稿載置部から
1枚の原稿が送出され、これを下部の複写面に搬送し、
1枚目が送出されると、分離シャッタを前進させて原稿
押えレバーを上動退避させることで、2枚目の原稿は搬
送ベルトと非接触となり、この2枚目の原稿の送出しが
停止される。
(へ)発明の効果 上述の結果、この発明によれば、搬送ベルトを原稿載
置部の原稿送出し回転体として利用することで、原稿載
置部に送出しローラを設ける必要がなくなり、その分、
上下高さの嵩が低くなり、コンパクトな搬送構造にでき
ると共に、部品点数が少なくなり、軽量、安価に構成で
きる。
さらに、回転体が少なくなるので、騒音が減少し、騒
音対策にも好適となる。
さらにまた、原稿の送出しによる送出し回転体の摩耗
は、搬送ベルトのベルト面となるので、その対応範囲が
広くなり、摩耗に対する許容能力が高くなって保守管理
が容易となる。
さらに、原稿載置部から複写面に至っては、原稿の内
面側が終始搬送ベルトと接触対応しているため、この間
のガイド部材は搬送ベルト面の外側部分のみでよく、繰
出された原稿の内外両面にガイド部材を設けるような必
要がなくなり、しかも、搬送ベルトが回動しているの
で、原稿のジャムの発生が激減する。
さらに、原稿の分離送出しにおいては、原稿の送出し
停止では、原稿と搬送ベルトの湾曲面とを離間させると
共に、原稿に対する原稿押えレバーの付勢も解除するの
で、2枚目の連れ出しが確実に防止できて、1枚毎の分
離送出しが確実にできる。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は複写機の自動原稿搬送装置を示し、第1図にお
いて、この複写機の自動原稿搬送装置は複写機20の複写
面21の上面側に対応する広幅の平ベルトからなる搬送ベ
ルト22をプーリ23を介して張設し、このプーリ23を適宜
の駆動モータによって回転制御することで、搬送ベルト
22を所定量駆動する。
上述の搬送ベルト22の搬送始端側の上部には原稿載置
部24を斜設し、この原稿載置部24は原稿25を収納する原
稿トレー26と、原稿25の送出しを許容するための原稿押
えレバー27と、原稿25を1枚毎に分離するための分離シ
ャッタ28とによって構成し、そして搬送ベルト22の搬送
反転部の湾曲面に、原稿載置部24上の原稿25の先端が接
触するように該原稿載置部24の先端を搬送ベルト22に接
近して配設している。
上述の原稿押えレバー27は、原稿載置部24に載置され
た原稿25の先端部上面と対向する上部位置に対設するも
のであって、該レバー27の一端を支点ピン29を介して支
持部材に軸支し、この支点ピン29を傾動支点に上下方向
に傾動許容して設け、通常は該レバー27の自重により下
動させて原稿25の先端部上面を押圧付勢した状態にあ
り、この押圧付勢された原稿25の先端部を搬送ベルト22
面に押付けて送出し許容させる対応構造に設けている。
この原稿押えレバー27の上下動作は、後述する分離シャ
ッタ28の動作に連動させて行う。
上述の分離シャッタ28は、原稿押えレバー27の直後位
置の搬送ベルト22の湾曲面に先端部を対設し、かつこの
分離シャッタ28を略水平に前進させて原稿25の先端部
を、搬送ベルト22の湾曲面から離間させる送出し停止位
置と、後退させて原稿25の先端部を、搬送ベルト22の湾
曲面に接触対応させる送出し許容位置とに進退許容して
設けている。
この分離シャッタ28を進退させる進退機構30は、下端
を傾動支点に傾動する傾動レバー31と、これを傾動させ
るソレノイド32とから構成し、下端の支点ピン33を傾動
支点に大きく傾動する傾動レバー31の上端部に、分離シ
ャッタ28の基端部を枢着し、傾動レバー31を介したソレ
ノイド32の進退動作により、該分離シャッタ28をベルト
面に沿って前後進させる。
また、この分離シャッタ28の上面には、原稿押えレバ
ー27と対応して上下動させるための対応突片34を突設し
ており、この対応突片34は分離シャッタ28が前進したと
きに、同時に原稿押えレバー27を側方より押し続け、こ
の原稿押えレバー27を、支点ピン29を回動支点に上動退
避させる。一方、分離シャッタ28が後退したときに、同
時に原稿押えレバー27に対する側方からの押圧力を解い
て、原稿押えレバー27を下動許容させるように設けてい
る。
上述の原稿押えレバー27の直後の搬送ベルト22の湾曲
面には、原稿25を1枚毎に分離するのに適した高摩擦部
材の分離パット35を対設して、1枚ずつ確実に分離して
送出すように設けている。この分離パット35は、基端部
をカバー36の内部に取付けられた弾性支持片37の遊端側
に固定して、搬送ベルト22に押圧付勢する。
上述の分離パット35より下部位置の湾曲面の搬送ベル
ト22には、ガイド板38と、ガイドローラ39と、原稿搬送
検知ローラ40とを対設し、ガイド板38およびガイドロー
ラ39によって送出される原稿25を複写面21に搬送案内
し、またこのときの搬送状態を原稿搬送検知ローラ40で
検知確認するように設けている。
このように構成した複写機の自動原稿搬送装置は、通
常、複写処理前の待機状態では、第1図に実線で示すよ
うに、原稿載置部24にセットされた原稿25と搬送ベルト
22との上下対向面間に、分離シャッタ28が前方に移動し
て該分離シャッタ28の先端部が介在し、原稿25の先端部
を搬送ベルト22の湾曲面より離間させ、しかも分離シャ
ッタ28と一体の対応突片34が原稿押えレバー27を上動位
置に押上げた待機状態にある。
このようなセット状態から原稿25を送出すときは、ソ
レノイド32を駆動して第1図に想像線で示すように、傾
動レバー31に連結された分離シャッタ28を後退させるこ
とで、この分離シャッタ28と一体の対応突片34が後退し
て押し上げられていた原稿押えレバー27が自重により下
動して、原稿25の先端部分を搬送ベルト22の湾曲面に押
付け、押付けられた原稿25は該搬送ベルト22により送出
しが許容される。
この送出し許容状態で搬送ベルト22を送出し方向に所
定量回転駆動することで、原稿載置部24の原稿25は送出
され、分離パット35の部分で1枚に分離されて送出さ
れ、送出された1枚日の原稿25の後端が原稿押えレバー
27の位置を通過すると、ソレノイド32をOFF動作させて
分離シャッタ28を前進させる。この分離シャッタ28の前
進動作により原稿載置部24上の原稿25の2枚目以降が搬
送ベルト22より離れる方向に押し上げられ、2枚日の原
稿25が送出されることを禁止して、第1図に実線で示す
初期の送出し待機状態に復帰する。
そして、送出された1枚目の原稿25が複写面21の所定
の位置に至ると、搬送ベルト22は停止して複写処理を実
行し、その後、再び搬送ベルト22を送出し方向に回転制
御することで、原稿25は排紙される。
このように複写機の自動原稿搬送装置を構成すると、
既述した搬送ベルト22自体を、原稿載置部24の送出し回
転体として利用することができ、原稿載置部24に送出し
ローラを設ける必要がなくなり、その分、上下高さの嵩
が低くなり、コンパクトな搬送構造に形成できると共
に、部品点数が少なくなり、軽量、安価に構成できる。
さらに、回転体が少なくなるので、騒音が減少し、騒
音対策にも好適である。
また、原稿25の送出しによる送出し回転体の摩耗は、
搬送ベルト22のベルト面となるので、その範囲が広くな
り、摩耗に対する許容範囲が広く、保守管理が容易とな
る。
さらに、原稿載置部24から複写面21に至っては、原稿
25の内面側が終始搬送ベルト22と接触対応しているた
め、この間のガイド板38やガイドローラ39は搬送ベルト
面の外側部分のみでよく、繰出された原稿25の内外両面
にガイド板やガイドローラを設けるような必要がなくな
り、しかも、搬送ベルト22が回動しているので、原稿の
ジャムの発生が激減する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の複写機の自動原稿搬送装置の要部正
面図、 第2図は従来の複写機の自動原稿搬送装置を示す概略正
面図である。 20……複写機、21……複写面 22……搬送ベルト、24……原稿載置部 25……原稿、27……原稿押えレバー 28……分離シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写面上部に幅広の平ベルトで形成した搬
    送ベルトを張架し、この搬送ベルトの搬送始端側の上部
    に原稿載置部を配設し、この原稿載置部から1枚出しし
    た原稿を搬送ベルトに送出して、該搬送ベルトで原稿を
    複写面に送込む複写機の自動原稿搬送装置であって、 前記搬送ベルトの搬送始端側の湾曲面に、原稿載置部上
    の原稿先端部が接触するように原稿載置部の先端を接近
    して対設し、 上記原稿先端部の上面に、原稿を押圧付勢して原稿の送
    出しを許容する原稿押えレバーを対設し、 上記原稿押えレバーの直後位置の搬送ベルトの湾曲面に
    当該分離シャッタの先端部を対設し、該先端部が前進し
    て原稿の先端部を搬送ベルトの湾曲面から離間させる送
    出し停止位置と、後退して原稿の先端部を搬送ベルトの
    湾曲面に接触対応させる送出し許容位置とに、原稿1枚
    毎の分離送出しに対応させた進退機構の駆動で進退する
    分離シャッタを前記原稿載置部の下面側に設け、 前記原稿押えレバーと上記分離シャッタとの間に、分離
    シャッタが送出し停止位置に前進したとき原稿押えレバ
    ーを上動退避させ、分離シャッタが送出し許容位置に後
    退したとき原稿押えレバーを下動許容する連動機構を設
    けた 複写機の自動原稿搬送装置。
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