JP2715322B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2715322B2
JP2715322B2 JP1223216A JP22321689A JP2715322B2 JP 2715322 B2 JP2715322 B2 JP 2715322B2 JP 1223216 A JP1223216 A JP 1223216A JP 22321689 A JP22321689 A JP 22321689A JP 2715322 B2 JP2715322 B2 JP 2715322B2
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昌浩 橋詰
伸治 亀山
和己 白坂
浩一 安田
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三田工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/413Supporting web roll
    • B65H2301/4137Supporting web roll on its outer circumference

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  • Unwinding Webs (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、被印刷紙搬送路と原稿搬送路とが所定角度
だけ開放自在である形式のファクシミリ装置に関する。
〔従来技術〕
下部ユニット、中間部ユニット及び上部ユニットを具
備する形式のファクシミリ装置が公知である。中間部ユ
ニットは閉位置と開位置との間を旋回自在に下部ユニッ
トに装着され、上部ユニットは閉位置と開位置との間を
旋回自在に中間部ユニットに装着されている。中間部ユ
ニットが閉位置に位置せしめられると、下部ユニットと
中間部ユニットとの間に被印刷紙搬送路が規定される。
下部ユニットには被印刷紙装填部が配設されており、か
かる被印刷紙装填部に装填された被印刷紙が上記被印刷
紙搬送路を通して搬送される。被印刷紙搬送路には受信
信号に応じて被印刷紙に印刷を施す印刷手段が配設され
ている。上部ユニットが閉位置に位置せしめられると、
中間部ユニットと上部ユニットとの間に原稿搬送路が規
定される。この原稿搬送路を通して送信すべき原稿が搬
送される。原稿搬送路には原稿の片面を読み取る読取手
段が配設されている。
上記形式のファクシミリ装置において、被印刷紙搬送
路において被印刷紙が閉塞した場合には、中間部ユニッ
トを取位置にせしめて被印刷紙搬送路を開放し閉塞した
被印刷紙を除去する。また、被印刷紙装填部に被印刷紙
を装填する時、或いは印刷手段等を清掃する時にも、中
間部ユニットを開位置にせしめて被印刷紙搬送路を開放
する。原稿搬送路において原稿が閉塞した場合には、上
部ユニットを開位置にせしめて原稿搬送路を開放し閉塞
した原稿を除去する。また、原稿読取手段都を清掃する
場合にも、上部ユニットを開位置にせしめて原稿搬送路
を開放する。
〔従来技術の問題点〕
上記形式にファクシミリ装置において、被印刷紙装填
部に印刷紙を装填する時或いは印刷手段等を清掃する時
には、中間部ユニットを開位置に維持することが望まれ
る。それ故に、通常、下部ユニットに対して中間部ユニ
ットを閉位置に解除自在にロックするロック手段を配設
すると共に、下部ユニットに対して中間部ユニットを開
位置に弾性的に偏倚する弾性偏倚手段を配設している。
かようなファクシミリ装置においては、ロック手段のロ
ック作用を解除せしめると、弾性偏倚手段の作用によっ
て中間部ユニットは開位置に旋回せしめられ開位置に弾
性的に維持される。同様に、原稿搬送路に配設されてい
る原稿読取手段等を清掃する時には、上部ユニットを開
位置に維持することが望まれる。然るに、特に小型且つ
安価なファクシミリ装置においては、装置のコンパクト
且或いは製造コストの低減等の見地から、中間部ユニッ
トに対して上部ユニットを開位置に弾性的に偏倚する弾
性偏倚手段を中間部ユニットと上部ユニットとの間に配
設することができない、或いは望ましくないことが少な
くない。かかる場合、上部ユニットは開位置に維持され
得ず、従って原稿読取手段等を清掃する時には、片手で
上部ユニットを開位置に保持し、他方の手のみで清掃作
業を遂行することが必要である。
中間部ユニットと上部ユニットとの間に弾性偏倚手段
を配設する必要なくして、上部ユニットが開位置に維持
されるようになすためには、中間部ユニットに対する上
部ユニットの旋回開角度を例えば95度程度の比較的大き
な角に設定し、上部ユニットを開位置にせしめると、上
部ユニット自身の重量に起因して上部ユニットに作用す
る力が上部ユニットを開方向に旋回せしめる回転モーメ
ントを有するようになすことも意図され得る。しかしな
がら、中間部ユニットにする上部ユニットの旋回開角を
大きくせしめると、次に通りの別個の問題が発生する。
即ち、通常、中間部ユニットに対する上部ユニットの旋
回軸線近傍には、中間部ユニットに装備されている駆動
要素と上部ユニットに装備されている駆動要素とを相互
に駆動連結せしめるための、例えば複数個の歯車である
駆動連結要素が配設されている。中間部ユニットに対す
る上部ユニットの旋回開角度が比較的小さい角に制限さ
れている場合には、上部ユニットが開位置にせしめられ
ても、使用者が上記駆動連結要素に不注意に触れてしま
うことは充分に阻止される。しかしながら、中間部ユニ
ットに対して上部ユニットが大きな開角度が開かれる
と、上記駆動連結要素が大幅に露呈され、使用者が不注
意に上記駆動連結要素に触れる虞が少なくなく、所謂安
全性に問題が生ずる。
〔発明の課題〕
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、そ
の主たる技術的課題は、上記形式のファクシミリ装置を
改良して、中間部ユニットと上部ユニットとの間に弾性
偏倚手段を配設する必要なくして、従って装置のコンパ
クト化及び製作コストの低減を阻害することなくして、
そしてまた中間部ユニットに対する上部ユニットの旋回
開角度を比較的大きくせしめる必要なくして、従って安
全性に問題を生ぜしめることなくして、上記ユニットが
その開位置に維持せしめられ得るようになすことであ
る。
〔発明の解決手段〕
本発明の解決手段は、下部ユニットに対する中間部ユ
ニットの旋回軸線と中間部ユニットに対する上部ユニッ
トの旋回軸線とを実質上平行にせしめると共に、下部ユ
ニットに対する中間部ユニットの開方向と中間部ユニッ
トに対する上部ユニットの開方向とを同一にせしめ、そ
して下部ユニットに対して中間部ユニットを開位置にせ
しめると共に、中間部ユニットに対して上部ユニットを
開位置にせしめると、上部ユニットの重量に起因して上
部ユニットに作用する力は上部ユニットを開方向に旋回
せしめる回転モーメントを有し、これによって上部ユニ
ットが開位置に維持せしめられるように構成することで
ある。
即ち、本発明によれば、下部ユニットと、該下部ユニ
ットと協働して両者間に被印刷紙搬送路を規定する閉位
置と該閉位置から第1の所定角度旋回せしめられた開位
置との間を第1の旋回軸線を中心として旋回自在に該下
部ユニットに装着された中間部ユニットと、該中間部ユ
ニットと協働して両者間に原稿搬送路を規定する閉位置
と該閉位置から第2の所定角度旋回せしめられた開位置
との間を第2の旋回軸線を中心として旋回自在に該中間
部ユニットに装着された上部ユニットとを具備し、該下
部ユニットには被印刷紙装填部が配設されており、該被
印刷紙装填部に装填された被印刷紙が該被印刷紙搬送路
を通して搬送され、該被印刷紙搬送路には受信信号に応
じて紙印刷紙に印刷を施すための印刷手段が配設されて
おり、送信すべき原稿が該原稿搬送路を通して搬送さ
れ、該原稿搬送路には原稿を読み取る原稿読取手段が配
設されているファクシミリ装置において、 該第1の旋回軸線と該第2の旋回軸線は実質上平行に
延在し、該下部ユニットに対する該中間部ユニットの開
方向と該中間部ユニットに対する該上部ユニットの開方
向とは同一であり、該下部ユニットに対して該中間部ユ
ニットに該開位置に位置せしめると共に、該中間部ユニ
ットに対して該上部ユニットを該開位置にせしめると、
該上部ユニットの重量に起因して該上部ユニットに作用
する力は該上部ユニットを開方向に旋回せしめる回転モ
ーメントを有し、これによって該上部ユニットが該開位
置に維持せしめられるように構成されている、ことを特
徴とするファクシミリ装置が提供される。
該中間部ユニットと該上部ユニットとに関して、該上
部ユニットを該閉位置に解除自在にロックするロック手
段が配設されており、該下部ユニットと該中間部ユニッ
トとに関して、該下部ユニットに対して該中間部ユニッ
トを該開位置に弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、該中
間部ユニットを該閉位置に解除自在にロックするロック
手段とが配設されているのが好ましい。
該中間ユニットは該閉位置においては略水平に延在
し、該第1の所定旋回角度は40度乃至55度であり、該中
間ユニットが該閉位置に位置せしめられている時に該上
部ユニットは該閉位置においては略水平に延在し、該第
2の所定旋回角度は40度乃至55度であり、該第1の所定
旋回角度と該第2の所定旋回角度との合計は90度より大
きいのが好適である。
〔発明の作用〕
本発明のファクシミリ装置においては、下部ユニット
に対して中間部ユニットを開位置にせしめると共に、中
間部ユニットに対して上部ユニットを開位置にせしめる
と、上部ユニット自体に作用する力自体によって上部ユ
ニットが開位置に維持される。従って、両手を使用して
原稿読取手段等の清掃を遂行することができる。中間部
ユニットと上部ユニットとの間に弾性偏倚手段を配設す
る必要はなく、従って装置のコンパクト化及び製作コス
トの低減が阻害されることはない。また、下部ユニット
に対する中間部ユニットの旋回開角度と共に、中間部ユ
ニットに対する上部ユニットの旋回開角度を、40度乃至
55度程度の比較的小さい角度に設定することができ、従
って安全性に問題を生ぜしめることもない。
〔好適具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成され
たファクシミリ装置の好適具体例について詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図を参照して説明すると、図示のファ
クシミリ装置は、下部ユニット2、中間部ユニット4及
び上部ユニット6から構成されている。
主として第3図を参照して説明すると、下部ユニット
2は適宜の合成樹脂材料から成形することができる下部
ハウジング8を具備している。この下部ハウジング8は
平坦な底壁10を有し、この底壁10の下面における4角部
には支持脚12が形成されている。下部ハウジング8の後
半部(第3図において左半部)上面には段部14を有する
上壁16が形成されている。底壁10と上壁16との間に存在
する空間には、伝動モータでよい駆動源18と共に種々の
電気的制御要素(図示していない)が配設されている。
上壁16の後部上には付加部材20が止めねじ(図示してい
ない)によって固定されている。そして、付加部材20の
幅方向中央部には、上方に傾斜して後方に延びる原稿受
皿22が着脱自在に装着されている。下部ハウジング8の
中央よりも幾分前方の部分には、断面形状が略半円であ
る凹部から成る被印刷紙装填部24を規定する凹状壁26が
存在する(第4図も参照されたい)。かかる被印刷紙装
填部24には、感熱紙ロールでよい被印刷紙ロール28が回
転自在に装填される。上記凹状壁26の前縁から実質上水
平に幾分かの長さだけ前方に延びる案内壁30が存在す
る。この案内壁30の前方には、搬送ローラ32が回転自在
に装着されている。搬送ローラ32は下部ハウジング8の
片側部に配設することができる適宜の駆動連結要素(図
示していない)を介して上記駆動源18に駆動連結せしめ
られており、矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。
搬送ローラ32の前方には案内板34が装着されており、こ
の案内板34の更に前方には切断手段36が配設されてい
る。政談手段36は、支持部材38に固定された静止刃40と
往復旋回動せしめられる可動刃42とから構成されてい
る。可動刃42は適宜の駆動源(図示していない)に駆動
連結せしめられており、第3図に実線で示す停止位置と
第3図に2点鎖線で示す切断完了位置との間を適宜に往
復旋回せしめられる。下部ハウジング8の前面には排出
開口44(第1図も参照されたい)が形成されている。
第1図乃至第3図と共に第4図を参照して説明する
と、中間部ユニット4は、幅方向に間隔を置いて配設さ
れた一対の側板46を含んでいる。かかる一対の側板46に
はカバー部材48が固定されている。一対の側板46は適宜
の金属薄板から、またカバー部材48は適宜の合成樹脂材
料から成形することができる。止めねじ又は接着剤等の
適宜の手段によって一対の側板46に固定されるカバー部
材48は、一対の側板46の上方の延在する上壁50と、一対
の側壁46の各々の外側を延在する両側壁52と、両側壁52
の前端間を延在する前壁54とを有する。前壁54の下部に
は幅方向に延在する矩形開口56が形成されている。後の
説明から明白になる如く、カバー部材48の上壁50の前部
上面は、送信すべき原稿の案内支持面を構成する。かか
る上壁50の前部には、第1図に図示する通り、相互に連
動て幅方向に離隔及び接近せしめられ得るそれ自体は周
知の形態でよい一対の規制板58が配設されている。送信
すべき原稿はかかる規制板58間に挿入され、その幅方向
位置が規制される。
中間部ユニット4の上記一対の側板36の各々は、上記
下部ハウジング8の上壁16上に旋回自在に装着されてい
る。かかる装着様式について詳述すると、上記下部ハウ
ジング8の上壁16上には、幅方向に間隔を置いて一対の
装着ブラケット60が固定されている。かかる装着ブラケ
ット60は止めねじ或いは装着剤の如き適宜の手段によっ
て上壁16上に固定される。装着ブラケット60の各々は基
部62と幅方向に幾分かの間隔を置いて基部62から上方に
突出する一対の直立片64を有し、かかる直立片64間に支
持ピン66が装着されている。そして、支持ピン66の各々
に上記側板46の各々の後端部が旋回自在に装着されてい
る。かくして、一対の側板46と共にかかる側板46に固定
されたカバー部材48を含む中間部ユニット4が、第1図
乃至第3図に図示する閉位置と第4図と共に第5図に図
示する開位置との間を、支持ピン66の中心線を旋回軸線
として旋回自在に、下部ユニット2に装着されている。
上記閉位置においては、中間部ユニット4は略水平に延
在する。そして、上記閉位置から開方向(第3図におい
て反時計方向)に旋回角度αだけ旋回せしめられると、
中間部ユニット4が上記開位置になる。上記旋回角度α
は40度乃至55度程度でよく、図示の具体例のいてはαは
略45度に設定されている。中間部ユニット4には、これ
を上記開位置に弾性的に偏倚する弾性偏倚手段68が付設
されている。かかる弾性偏倚手段68は、上記支持ピン66
の各々に被嵌され、その一端が装着ブラケット60の直立
片64に形成されている開口に他端が側板46に形成されて
いる凹部に係止せしめられる弦巻きばねから構成されて
いる。中間部ユニット4が第4図及び第5図に図示する
開位置まで旋回せしめられると、側板46の各々の後端に
形成されている当接縁70が上記装着ブラケット60の基部
62の上面に当接し、これによって中間部ユニット4が更
に開方向に旋回することが阻止される。図示の具体例に
おいては、上記弾性偏倚手段68の作用に抗して中間部ユ
ニット4を上記閉位置に解除自在にロックするロック手
段72も配設されている。第3図乃至第5図を参照して説
明を続けると、下部ユニット2の上記下部ハウジング8
には幅方向に間隔を置いて一対の側壁74が配設されてお
り、かかる側壁74の各々の前端部には幅方向内方に突出
する係止ピン76が固定されている。他方、中間部ユニッ
ト4における上記一対の側板46の各々の前端部には幅方
向内方に突出する支持ピン78が配設されており、かかる
支持ピン78間に全体を番号80で示すフック部材が旋回自
在に装着されている。このフック部材80は、その幅方向
両側に位置するフック部82とかかるフック部82間を幅方
向に延在している細長い板形状の把持部84とを有する。
フック部材80にはこれを第3図において時計方向に弾性
的に偏倚する弾性偏倚手段(図示していない)も付設さ
れている。かかる弾性偏倚手段は、上記支持ピン78に被
嵌されて側板46とフック部材80との間に弾性的に介在せ
しめられる弦巻きばねから構成することができる。中間
部ユニット4が第4図及び第5図に図示する開位置にあ
る時には、時計方向に弾性的に偏倚せしめられているフ
ック部材80は、そのフック部82が側板46に形成された停
止突起(図示していない)に当接せしめられて、図示の
角度位置に維持されている。中間部ユニット4が第4図
及び第5図に図示する開位置から第2図及び第3図に図
示する閉位置近傍まで旋回せしめられると、フック部82
の下端に形成されている傾斜縁が係止ピン76に当接す
る。しかる後においては、中間部ユニット4の閉方向へ
の旋回に応じて、フック部材80は上記弾性偏倚手段の作
用に抗して漸次反時計方向に旋回せしめられる。そし
て、第2図及び第3図に図示する閉位置まで中間部ユニ
ット4が旋回せしめられると、フック部82の上記傾斜縁
が係止ピン76を通過し、かくすると上記弾性偏倚手段の
作用によってフック部80が時計方向に旋回せしめられ、
フック部82が係止ピン76に係止せしめられる。かくし
て。中間ユニット4が閉位置にロックされる。中間部ユ
ニット4における上記カバー部材48の前壁54に形成され
ている開口56を通して露呈しているところの、フック部
材80の把持部84に指を掛けてフック部材80を反時計方向
に旋回せしめると、フック部80が係止ピン76から離脱せ
しめられてロックが解除され、かくすると上記弾性偏倚
手段68の作用によって中間部ユニット4が上記開位置に
旋回せしめられる。
主として第3図を参照して説明を続けると、中間部ユ
ニット4の前下部(第3図において右下部)には、案内
部86、印刷ヘッド88及び案内板90が配設されている。か
かる案内板86、印刷ヘッド88及び案内板90は上記一対の
側板46間に適宜の様式によって装着することができる。
中間部ユニット4における案内部86、印刷ヘッド88及び
案内板90は、中間部ユニット4が第3図に図示する閉位
置にせしめられると、上記下部ユニット2における案内
壁30、搬送ローラ32及び案内板34と協働して両者間に被
印刷紙搬送路92を規定する。案内板86は案内壁30に近接
してその上方に位置し、印刷ヘッド88は搬送ローラ32に
弾性的に押圧せしめられ、案内板90は案内板34に近接し
てその上方に位置する。印刷ヘッド88は周知の熱印字ヘ
ッド(サーマルヘッド)でよい。
第3図に明確に図示する通り、中間部ユニット4にお
ける上記カバー部材48の上壁50の後半部には、比較的大
きな開口が形成されており、かかる開口には案内板94及
び96が配設されている。更にまた、後方に向かって順次
に位置する送込ローラ98、送給ローラ100、原稿読取手
段102及び排出ローラ104が配設されている。送込ローラ
98、送給ローラ100及び排出ローラ104は、上記一対の側
板46間に回転自在に装着されており、送込ローラ98及び
送給ローラ100は、案内板94に形成されている開口を通
って上方に突出せしめられており、排出ローラ104は案
内板96に形成されている開口を通って上方に突出せしめ
られている。送込ローラ98、送給ローラ100及び排出ロ
ーラ104は、適宜の駆動連結要素(図示していない)を
介して、上記下部ユニット2に配設されている駆動源18
に駆動連結されていて、矢印で示す方向に回転せしめら
れる。上記駆動連結要素(図示していない)は、下部ユ
ニット2に対する中間部ユニット4の旋回軸線、即ち上
記支持ピン66の軸線を回転中心軸線とする歯車及びこの
歯車に係合せしめられた複数個の歯車を含んでいる。上
記一対の側板46間に装着することができる原稿読取手段
102は、幅方向に並列配置された多数の光学的要素(発
光ダイオード、セルフォックレンズ及びCCDの組合せで
よい)を有する光学的読取ヘッドから構成することがで
きる。
第3図乃至第5図を参照して説明すると、上部ユニッ
ト6はカバー部材106を含んでいる。このカバー部材106
は上壁108、この上壁108の両側縁から垂下する両側壁11
0、及び上壁108の後縁から垂下する後壁112を有する。
上壁108の前部は前方に向かって下方に傾斜せしめられ
ている。上部ユニット6の上記カバー部材106は、上記
中間部ユニット4に旋回自在に装着されている。かかる
装着様式について説明すると、中間部ユニット4におけ
る上記一対の側板46の各々の後端部には、側板46を貫通
して内方に突出する軸部を有するピン部材114が装着さ
れている。そして、かかるピン部材114の各々にカバー
部材106の両側壁110の各々が夫々旋回自在に装着されて
いる。かくして、上部ユニット6は、第3図に図示する
閉位置と第4図及び第5図に図示する開位置との間を、
ピン部材114の軸線を旋回軸線として旋回自在に中間部
ユニット4に装着されている。第3図乃至第5図を参照
することによって明確に理解される如く、下部ユニット
2に対する中間部ユニット4の旋回軸線(即ち支持ピン
66の軸線)と中間部ユニット4に対する上部ユニット6
の旋回軸線(即ちピン部材114の軸線)とは実質上平行
に延在する。所望ならば、下部ユニット2に対する中間
ユニット4の旋回軸線(第1の旋回軸線)と中間部ユニ
ット4に対する上部ユニット6の旋回軸線(第2の旋回
軸線)とを合致せしめることもできる。下部ユニット2
に対する中間部ユニット4の開方向と中間部ユニット4
に対する上部ユニット6の開方向は、共に第3図におい
て反時計方向であり同一である。上部ユニット6が第4
図及び第5図に図示する開位置にせしめられると、カバ
ー部材106の両側壁110の各々の後端から下方に突出する
当接部116が、中間部ユニット4における上記排出ロー
ラ104の軸118に当接せしめられ、これによって上部ユニ
ット6が更に開方向に旋回することが阻止される。下部
ユニット2に対して中間ユニット4が閉位置にある状態
において、中間ユニット4に対して上部ユニット6が閉
位置にせしめられると、第3図に図示する通り上部ユニ
ット6は略水平に延在する。そして、中間ユニット4に
対して旋回角度βだけ開方向に上部ユニット6が旋回せ
しめられると、上部ユニット6は上記開位置にせしめら
れる。上記旋回角度βは40度乃至55度程度でよい。図示
の具体例においては、上記旋回角度βは略50度に設定さ
れている。後に更に言及する如く、下部ユニット2に対
する中間部ユニット4の上記旋回角度αと中間部ユニッ
ト4に対する上部ユニット6の上記旋回角度βとの合計
α+βは90度より大きく設定されていることが重要であ
る。図示の具体例においては、上部ユニット6を上記閉
位置に解除自在にロックするロック手段120も配設され
ている、第4図と共に第6図及び第7図を参照して説明
すると、上記中間部ユニット4の一対の側板46の各々に
は止めねじ122によって支持片124が固定されている。支
持片124の各々には支持柱126が形成されており、かかる
支持柱126にフック部材128が旋回自在に装着されてい
る。支持片124とフック部材128との間には弾性偏倚手段
130が介在せしめられている。かかる弾性偏倚手段130は
支持柱126に被嵌された弦巻きばねから構成されてお
り、その一端は支持片124に他端はフック部材128に係止
せしめられている。かかる弾性偏倚手段130はフック部
材128の係止部132が内側に移動する方向にフック部材12
8を偏倚し、フック部材128の突起134が支持片124が当接
する作用位置にフック部材128が弾性的に維持する。一
方、上部ユニット6における上記カバー部材106の両側
壁110の前部下端には切欠き136が形成されている。ま
た、カバー部材106の下面には案内板138が装着されてい
る(この案内板138については、後に更に言及する)。
第6図及び第7図を参照することによって理解される如
く、上部ユニット6が開位置から閉方向(第3図におい
て時計方向)に旋回されて閉位置近傍になると、案内板
138がフック部材128の係止部132に作用し、弾性偏倚手
段130の作用に抗してフック部材128をその係止部132が
外側に移動する方向に旋回せしめる。そして、上部ユニ
ット6が閉位置にせしめられると、案内板138はフック
部材128の係止部132を通過し、従ってフック部材128は
弾性偏倚手段130の作用によって上記作用位置に戻さ
れ、フック部材128の係止部132が上記切欠き136内に突
出し案内板138の上面に係合する。かくして、上部ユニ
ット6が閉位置にロックされる。閉位置にある上部ユニ
ット6を所要の力を加えて手動で開方向に旋回せしめる
と、案内板138がフック部材128の係止部132に作用し、
弾性偏倚手段130の作用に抗してフック部材128をその係
止部132が外側に移動する方向に旋回せしめ、かくして
案内板138がフック部材128から離脱せしめられて、上部
ユニット6のロックが解除される。ロック部材128の係
止部132から案内板138が完全に離脱せしめられると、フ
ック部材128は弾性偏倚手段130の作用によって上記作用
位置に戻される。
第3図を参照して説明を続けると、上部ユニット6が
閉位置にせしめられると、上記案内板138は中間ユニッ
ト4における上記案内板94及び96に近接してそれらの上
方に位置し、両者間に原稿搬送路140が規定される。上
部ユニット6には、更に、後方に向かって順次に位置す
る押圧片141、分離片142、搬送ローラ144及び排出ロー
ラ146が配設されている。適宜の合成樹脂材料から形成
することができる押圧片141は、案内板138に形成されて
いる開口を通って下方に突出し、中間部ユニット4にお
ける上記送込ローラ98に押圧せしめられる。合成ゴムの
如き高摩擦係数を有する材料から形成することができる
分離片142は、案内板138に形成されている開口を通って
下方に突出し、中間部ユニット4における送給ローラ10
0に押圧せしめられる。搬送ローラ144は案内板138に形
成されている開口を通って下方に突出し、中間部ユニッ
ト4における上記原稿読取手段102の表面に押圧せしめ
られる。排出ローラ146も案内板138に形成されている開
口を通って下方に突出し、中間部ユニット4における上
記排出ローラ104に押圧せしめられる。上部ユニット6
における搬送ローラ144及び排出ローラ146は、適宜の駆
動連結要素(図示していない)によって中間部ユニット
4における駆動連結要素(図示していない)に、従って
中間部ユニット4における駆動連結要素を介して下部ユ
ニット2における駆動源18に駆動連結せしめられてお
り、矢印で示す方向に駆動せしめられる。搬送ローラ14
4及び排出ローラ146を中間部ユニット4における駆動連
結要素に連結している駆動連結要素は、中間部ユニット
4に対する上部ユニット6に旋回軸線、即ち上記ピン部
材114の軸線を回転中心軸線とする歯車及びこの歯車に
係合せしめられた複数個の歯車を含んでいる。第1図に
図示する如く、上部ユニット6における上記カバー部材
106の上壁108の上面には、操作パネル148が配設されて
いる。この操作パネル148には、図示していないが数字
キー等の種々の操作キーと共に複数個の表示器が配設さ
れている。
次に、上述した通りのファクシミリ装置の作用を説明
する。ファクシミリ装置によって送信或いは受信が遂行
される時には、第3図に図示する通り、中間部ユニット
4が閉位置にせしめられると共に上部ユニット6も閉位
置にせしめられる。所定原稿を送信する場合には、送信
すべき複数枚の原稿を送信すべき像が存在する面を下方
に向けて所要通りに積層せしめて、中間部ユニット4に
おけるカバー部材48の上壁50の前部上面上に載置し、中
間部ユニット4と上部ユニット6との間に規定されてい
る原稿搬送路140の上流部に、更に詳しくは送込ローラ9
8と押圧片141との相互作用部位に挿入せしめる。次い
で、送信先の呼出し等の所要操作を遂行して実際の送信
を開始すると、送込ローラ98、送給ローラ100、搬送ロ
ーラ144並びに排出ローラ104及び146が矢印方向に回転
せしめられる。そして、送込ローラ98と押圧片141の作
用並びにこれらの下流に配設されている送給ローラ100
と分離片142の作用によって、最下方の原稿から順次に
1枚毎分離されて下流に送給せしめられる。送給せしめ
られた原稿は、原稿読取手段102の表面に押圧せしめら
れている搬送ローラ144の作用によって更に搬送され、
この際に原稿読取手段102が原稿の像を読み取る。しか
る後に、排出ローラ104及び146の作用によって原稿が原
稿受皿22上に排出される。
受信の場合について説明すると、下部ユニット2の被
印刷紙装填部24に装填されている被印刷紙ロール28は、
その先端部が巻き出されて被印刷紙搬送路92に導出せし
められる。更に詳しくは、案内壁30と案内板86と間、搬
送ローラ32と印刷ヘッド88との間、案内板34と案内板90
との間、そしてまた切断手段36における静止刃40と可動
刃42との間を通して導出せしめられる。原稿像信号を受
信すると、印刷ヘッド88に押圧せしめられている搬送ロ
ーラ32が矢印方向に回転せしめられ、これによって被印
刷紙が漸次巻き出され被印刷紙搬送路92を通して搬送さ
れる。この際には、受信信号に応じて印刷ヘッド88が被
印刷紙に印刷を施す。印刷が施された被印刷紙は、下部
ユニット2における下部ハウジング8の前面に形成され
ている排出開口44(第1図も参照されたい)から排出さ
れる。所定長さの被印刷紙が巻き出されると、切断手段
36の可動刃42が往復旋回動せしめられ、かくして巻き出
され印刷が施された被印刷紙が被印刷紙ロール28から切
り離される。
而して、送信作用の際に原稿搬送路140において原稿
が閉塞した場合には、上部ユニット6の先端部を把持し
てこれを開方向に強制的に旋回せしめることによって、
上部ユニット6を開位置にせしめる。かくすると、原稿
搬送路140が開放され、閉塞した原稿を容易に除去する
ことができる。下部ユニット2に対して中間部ユニット
4を開位置にせしめることなく閉位置に維持せしめたま
まで上部ユニット6を開位置にせしめた時には、上部ユ
ニット6は第1図に2点鎖線で示す状態にせしめられ
る。この場合、上部ユニット6の把持を解除すると、上
部ユニット6は開位置に維持されることなく、上部ユニ
ット6自体の重量に起因して上部ユニット6に作用する
力によって閉位置に向けて旋回せしめられる。受信作用
の際に被印刷紙搬送路92において被印刷紙が閉塞した場
合には、ロック手段72のフック部材80を手動操作して下
部ユニット2に対する中間部ユニット4のロックを解除
する。かくすると、弾性偏倚手段68の作用によって中間
部ユニット4が開位置に旋回せしめられ、被印刷紙搬送
路92が開放される。従って、閉塞した被印刷紙を容易に
除去することができる。下部ユニット2の被印刷紙装填
部24に新しい被印刷紙ローラ28を装填する時、或いは被
印刷紙搬送路92における印刷ヘッド88等を清掃する時に
も、同様にして中間部ユニット6を開位置にせしめて被
印刷紙搬送路92を開放せしめる。開位置にせしめられた
中間部ユニット4は弾性偏倚手段68の作用によって開位
置に維持され、従って充分容易に被印刷紙ロール28の装
填或いは印刷ヘッド88等の清掃を遂行することができ
る。
他方、原稿搬送路140における原稿読取手段102及び搬
送路ローラ144等の清掃を遂行する場合には、下部ユニ
ット2に対して中間部ユニット4を開位置にせしめ(開
位置にせしめられた中間部ユニット4は弾性偏倚手段68
の作用によって開位置に維持せしめられる)。次いで開
位置にせしめられている中間部ユニット4に対して上部
ユニット6を開位置にせしめる。かくすると、第5図に
明確に図示する如く、上部ユニット6は実質上水平に延
在していた状態から、下部ユニット2に対する中間部ユ
ニット4の旋回角度αと中間部ユニット4に対する上部
ユニット6の旋回角度βとの合計角度α+β(α+β>
90度)に渡って旋回せしめられたことになる。そして、
第5図に図示する如く、上部ユニット6の重量に起因し
て上部ユニット6に作用する力Fは、上部ユニット6を
開方向に旋回せしめる回転モーメントを有し、かかる回
転モーメントによって上部ユニット6が開位置に維持さ
れる。従って、片方の手で上部ユニット6を開位置に維
持する必要なくして、両方の手を使用して原稿読取手段
102及び搬送ローラ144等の清掃を便宜に遂行することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明に従って構成されたファクシミリ装置において
は、原稿搬送路を開放して原稿読取手段等の清掃を遂行
する時に、下部ユニットに対して中間部ユニット開位置
にせしめると共に中間部ユニットに対して上部ユニット
を開位置にせしめると、上部ユニットはそれ自身の重量
に起因する力によって開位置に維持される。従って、上
部ユニットを開位置に維持するために中間部ユニットと
上部ユニットとの間に弾性偏倚手段を配設する必要がな
く、従って装置のコンパクト化及び製作コストの低減を
阻害することがない。また、上部ユニットを開位置に維
持するために中間部ユニットに対する上部ユニットの旋
回開開角度を過剰に大きくせしめる必要もなく、従って
安全性に問題を生ぜしめることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成されたファクシミリ装置
の好適具体例を示す斜視図。 第2図は、第1図のファクシミリ装置を、一部を省略し
て示す側面図 第3図は、第1図のファクシミリ装置を示す断面図 第4図は、第1図のファクシミリ装置を、中間部ユニッ
ト及び上部ユニットを開位置にせしめた状態で且つ一部
を切欠いて示す斜面図。 第5図は、第1図のファクシミリ装置を、中間部ユニッ
ト及び上部ユニットと開位置にせしめた状態で且つ一部
を省略して示す側面図。 第6図及び第7図は、第1図に示すファクシミリ装置に
おける、中間部ユニットに対して上部ユニットを閉位置
にロックするためのロック手段を示す部分断面図。 2……下部ユニット 4……中間部ユニット 6……上部ユニット 24……被印刷紙装填部 28……被印刷紙ロール 66……支持ピン(その軸線が第1の旋回軸線をなす) 68……弾性偏倚手段 72……ロック手段 88……印刷ヘッド 92……被印刷紙搬送路 102……原稿読取手段 114……ピン部材(その軸線が第2の旋回軸線をなす) 120……ロック手段 140……原稿搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 浩一 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−16755(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部ユニットと、該下部ユニットと協働し
    て両者間に被印刷紙搬送路を規定する閉位置と該閉位置
    から第1の所定角度旋回せしめられた開位置との間を第
    1の旋回軸線を中心として旋回自在に該下部ユニットに
    装着された中間部ユニットと、該中間部ユニットと協働
    して両者間に原稿搬送路を規定する閉位置と該閉位置か
    ら第2の所定角度旋回せしめられた開位置との間を第2
    の旋回軸線を中心として旋回自在に該中間部ユニットに
    装着された上部ユニットとを具備し、該下部ユニットに
    は被印刷紙装填部が配設されており、該被印刷紙装填部
    に装填された被印刷紙の該被印刷紙搬送路を通して搬送
    され、該被印刷紙搬送路には受信信号に応じて被印刷紙
    に印刷を施すための印刷手段が配設されており、送信す
    べき原稿が該原稿搬送路を通して搬送され、該原稿搬送
    路には原稿を読み取る原稿読取手段が配設されているフ
    ァクシミリ装置において、 該第1の旋回軸線と該第2の旋回軸線は実質上平行に延
    在し、該下部ユニットに対する該中間部ユニットの開方
    向と該中間部ユニットに対する該上部ユニットの開方向
    とは同一であり、該下部ユニットに対して該中間部ユニ
    ットを該開位置に位置せしめると共に、該中間部ユニッ
    トに対して該上部ユニットを該開位置にせしめると、該
    上部ユニットの重量に起因して該上部ユニットに作用す
    る力は該上部ユニットを開方向に旋回せしめる回転モー
    メントを有し、これによって該上部ユニットが該開位置
    に維持せしめられるように構成されている、ことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】該上部ユニットを該閉位置に解除自在にロ
    ックするロック手段が配設されている、請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】該下部ユニットに対して該中間部ユニット
    を該開位置に弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、該中間
    部ユニットを該閉位置に解除自在にロックするロック手
    段とが配設されている、請求項1又は2記載のファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】該中間部ユニットは該閉位置においては略
    水平に延在し、該第1の所定旋回角度は40度乃至55度で
    あり、該中間部ユニットが該閉位置に位置せしめられて
    いる時に該上部ユニットは該閉位置においては略水平に
    延在し、該第2の所定旋回角度は40度乃至55度であり、
    該第1の所定旋回角度と該第2の所定旋回角度との合計
    は90度より大きい、請求項1から3までのいずれかに記
    載のファクシミリ装置。
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