JPH0519648A - ベルト定着装置 - Google Patents

ベルト定着装置

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JPH0519648A
JPH0519648A JP17028991A JP17028991A JPH0519648A JP H0519648 A JPH0519648 A JP H0519648A JP 17028991 A JP17028991 A JP 17028991A JP 17028991 A JP17028991 A JP 17028991A JP H0519648 A JPH0519648 A JP H0519648A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
belt
fixing roller
tension
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17028991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiki Ogida
利樹 扇田
Hidetoshi Kaneko
英敏 金子
Yasuhiro Ono
泰浩 小野
Hideo Matsuda
英男 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP17028991A priority Critical patent/JPH0519648A/ja
Publication of JPH0519648A publication Critical patent/JPH0519648A/ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ベルト定着装置において、無端状ベルト
(1)を巻き掛けした第1の定着ローラ(2)とテンシ
ョンローラ(3)とを第1のフレーム(10)に保持し
て上ユニット(U1)とする。また、第2の定着ローラ
(5)とその第2の定着ローラ(5)を上方に付勢する
定着ローラ付勢手段(11,12)とを第2ののフレー
ム(13)に保持して下ユニット(U2)とする。そし
て上ユニット(U1)を上ユニットに回動可能に保持す
る。 【効果】 ベルト交換の際、面倒な解除作業や複雑なテ
ンション解除機構を必要とせず、簡単にベルトの脱着が
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無端状ベルトを備えた
ベルト定着装置、詳しくはベルト定着装置のベルトの着
脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、カラー複写機等の無端状ベルト
を備えたベルト定着装置においては、定着ローラとテン
ションローラとの間に巻き掛けされた無端状ベルトが、
動作中に外れたり滑ったりすることがないように、ベル
トに適当なテンションを与えておく必要があったため、
製品の組立時に、スプリング等でテンションを加えた状
態でフレームに固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ベルト定着装置では、ベルト交換の時にわざわざ手間を
かけてベルトのテンションを解除しなければならず、大
変面倒な作業を必要としていた。また、手間をかけずに
テンションを解除するには複雑な解除機構が必要で、装
置自体が大型化するとともに大幅なコストアップとなっ
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の欠
点を解決するためになされたものであり、第1の定着ロ
ーラ(2)と該第1の定着ローラ(2)の下流側に設け
られたテンションローラ(3)との間に無端状ベルト
(1)を巻き掛けし、第2の定着ローラ(5)を上記無
端状ベルト(1)を巻き掛けした第1の定着ローラ
(2)の下方から圧接してなるベルト定着装置におい
て、上記無端状ベルト(1)を巻き掛けした第1の定着
ローラ(2)とテンションローラ(3)とを第1のフレ
ーム(10)に保持した上ユニット(U1)と、上記第
1の定着ローラ(2)より下流側に配設された上記第2
の定着ローラ(5)を上方に付勢する定着ローラ付勢手
段(11,12)と、上記上ユニット(U1)を、第1
の定着ローラ(2)部において回動可能に保持するとと
もに、上記第2の定着ローラと上記定着ローラ付勢手段
(11,12)とを第2のフレーム(13)に保持した
下ユニット(U2)とを設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上のようなベルト定着装置によれば、ベルト
交換の際、面倒なテンション解除作業を必要とせず、ま
た複雑なテンション解除機構も必要とせずに簡単にベル
トを脱着できる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明に係るベルト定着装置の概略構
成を示す斜視図、図2乃至図4は本発明に係るベルト定
着装置のベルトテンション解除動作説明図で、図2はベ
ルトセット状態を示す概略図、図3は上ユニットの固定
を解除した状態を示す概略図、図4はベルトテンション
解除状態を示す概略図である。
【0007】図において、2は円筒状に形成されるとと
もに、内部にハロゲンランプ等の熱源が配設されてなる
ヒートローラである。該ヒートローラ2とその下流側に
配設されたテンションローラ3との間には無端状ベルト
1が巻掛けされている。該無端状ベ3ハ表面にシリコン
樹脂等が塗布されたポリイミドフィルム等のフィルム材
により形成されている。上記ヒートローラ2とテンショ
ンローラ3とその間に巻掛けされた無端状ベルト1と
は、上記2つのローラの両側軸部が第1のフレーム1
0,10に回転可能に保持されている。
【0008】上記第1のフレーム10,10に設けられ
たテンションローラ3の軸3aを保持する孔4,4は、
該軸3aと直交するヒートローラ3方向が長径(数mm
程度)となる長孔状に形成されている。
【0009】また、上記テンションローラ3の軸部3a
は第1のフレーム10,10の長孔4,4から外方に突
出して設けられ、該軸3aが長孔4,4内を直径方向に
自由に移動できるように構成されている。
【0010】上記軸3aの移動は第1のフレーム10,
10の外側面に設けられたスプリング9,9によって規
制されている。該スプリング9,9は一端が当接板9
a,9aを介して軸3aに圧接され、第1のフレーム1
0,10の外側面に固定された指示板9b,9bに圧接
されている。このように構成することでテンションロー
ラ3を紙の搬送方向下流側に付勢することができるので
無端状ベルト1にテンションを加えることができる。該
テンションは、例えばベルト1が厚さ50ミクロンのポ
リイミドフィルムのシート材によって形成されている場
合には6Kg程度のテンションが必要となるので、上記
長孔4,4の中央部でこのようなテンションが得られる
ようなスプリング9,9が使用される。このようにして
上ユニットU1が形成される。
【0011】上記ヒートローラ2の下方且つ下流側に
は、圧着ローラ5がベルト1を介してヒートローラ2に
圧接されている。該圧着ローラ5はその軸部が第2のフ
レーム13,13に回転可能に保持されている。上記圧
着ローラ5は、圧接レバー11と接触され、該圧接レバ
ー11はスプリング12によって上方に付勢されるよう
に構成されている。その結果、圧着ローラ5がヒートロ
ーラ2方向へ圧接されることになる。
【0012】上記圧接レバー11は左右2つの第2のフ
レーム13,13のうちのどちらか一方に回転可能に軸
支され、その軸と反対側の端部に一端を圧接レバー11
に固定し、他端を第2のフレーム13に固定したスプリ
ングが配設されている。
【0013】上記圧接レバーは、スプリング12の付勢
力によって、圧着ローラ5がヒートローラ2方向に適切
なニップ幅をもって圧接されるに適した形状に形成され
ている。
【0014】以上の、圧着ローラ5と圧接レバー11
と、スプリング12と、第2のフレーム13,13によ
って下ユニットU2が構成されることになる。
【0015】上記第2のフレーム13,13のヒートロ
ーラ2側端部は、上方のヒートローラ2の方向に延設さ
れるとともに、ヒートローラ2の軸と略同じ高さ位置
に、上記ヒートローラ2の軸と平行に軸15,15がヒ
ートローラ2の方向(内側に向けて)に突出するように
設けられている。
【0016】一方、第1のフレーム10,10の端部に
して上記軸15,15と対向する位置には、該軸15,
15が回動自在に係合する切欠き10a,10aが設け
られている。
【0017】以上のような構成とすることで、上ユニッ
トU1が上記軸15,15を回動中心として上下に回動
可能となるが、通常の使用状態においては第2のフレー
ムビス等で固定されている(図2)。
【0018】次に、このようなベルト定着装置のベルト
交換時のベルト脱着動作について説明する。
【0019】まず、第2のフレーム13両側面のビスを
外して上ユニットU1をフリーな状態としてから、該ユ
ニットU1を上へ持ち上げる。すると軸15,15を回
動中心としてテンションローラ3部が上方へ移動し、そ
れに伴って圧着ローラ5がヒートローラ2及びベルト1
から離れて行く。
【0020】このとき、それまで圧着ローラによって押
圧されていたベルト1のテンションが弱まってゆるんで
来る。但し、スプリング9の付勢力によってテンション
ローラ3が若干ではあるが外方へ移動するので、ベルト
1がたるんでそのまま外れてしまうことはない(図
3)。
【0021】更に、上ユニットU1を持ち上げた状態を
示すのが図4で、ここまで持ち上げると、ベルト1は圧
着ローラ1から完全に離れてしまう。そのとき、ベルト
1は張力がなくなりたるんだ状態となる。
【0022】以上のような状態のときに、上ユニットU
1を下ユニットU2から取り外してベルト1を外方へ移
動させれば簡単に外すことができる。交換される新しい
ベルトを装着するには、外すときと逆の動作を行えばよ
いので、ここでは説明を省略する。
【0023】以上のような構成とすることで、何ら複雑
なベルトのテンション解除機構を必要としないで、簡単
にベルトの交換作業が行える。
【0024】
【発明の効果】本発明のベルト定着装置によれば、ベル
ト交換の際の面倒なテンション解除作業を必要とせず、
また複雑なテンション解除機構をも要せず、簡単にベル
トの脱着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルト定着装置の概略構成を示す
斜視図である。
【図2】本発明に係るベルト定着装置のベルトのセット
状態を示す概略図である。
【図3】本発明に係るベルト定着装置の上ユニットの固
定を解除した状態を示す概略図である。
【図4】本発明に係るベルト定着装置のベルトテンショ
ン解除状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 無端状ベルト 2 第1の定着ローラ 3 テンションローラ 5 第2の定着ローラ 10 第1のフレーム 13 第2のフレーム U1 上ユニット U2 下ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 英男 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の定着ローラと、該第1の定着ロー
    ラの下流側に設けられたテンションローラとの間に無端
    状ベルトを巻き掛けし、第2の定着ローラを上記無端状
    ベルトを巻き掛けした第1の定着ローラの下方から圧接
    してなるベルト定着装置において、 上記無端状ベルト巻き掛けした第1の定着ローラとテン
    ションローラとを第1のフレームに保持した上ユニット
    と、 上記第1の定着ローラより下流側に配設された上記第2
    の定着ローラを上方に付勢する定着ローラ付勢手段と、 上記上ユニットを、第1の定着ローラ部において回動可
    能に保持するとともに、上記第2の定着ローラと上記定
    着ローラ付勢手段とを第2のフレームに保持した下ユニ
    ットと、 を設けたことを特徴とするベルト定着装置。
  2. 【請求項2】 上記テンションローラを保持する第1の
    フレームの孔形状を上記第1の定着ローラ方向に長径を
    なす長孔状とするとともに、上記テンションローラを排
    紙方向に付勢するテンションローラ付勢手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のベルト定着装置。
JP17028991A 1991-07-11 1991-07-11 ベルト定着装置 Pending JPH0519648A (ja)

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JP17028991A JPH0519648A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 ベルト定着装置

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JP17028991A JPH0519648A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 ベルト定着装置

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JPH0519648A true JPH0519648A (ja) 1993-01-29

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ID=15902197

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JP17028991A Pending JPH0519648A (ja) 1991-07-11 1991-07-11 ベルト定着装置

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