JP4653548B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1によれば、支軸の回りに回動自在に支持されるとともに爪先端部を定着ローラの外周面に弾発的に当接させる複数個の分離爪を有する分離爪ユニットを設けることが開示されている。
この場合に、分離爪ユニットを装置本体に着脱自在に取り付けるための磁気結合部を分離爪ユニットと装置本体との対向部に設け、前記磁気結合部の結合方向と直交する方向に離反した位置に前記磁気結合部同士の磁気結合状態を解除する方向に前記分離爪ユニットを移動させる動作力を付与する操作部を設けるようにしている。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、分離爪および分離板を用いる必要がなく簡易な構成により定着回転体および加圧回転体への過剰なストレスによる劣化または分離爪による損傷をなくし、確実に分離を行い、かつ長寿命の定着装置を提供することにある。
請求項2の発明は、請求項1記載の定着装置において、前記定着回転体が定着ベルトであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の定着装置において、前記定着回転体が定着ローラであることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置にある。
図1は本発明の定着装置の主要部分を示す図である。図1には、定着ローラ1、加圧ローラ2、定着ベルト3、この定着ベルト3の外側面に分離部材5、そしてこの分離部材5を保持する磁気発生部材4を定着ベルト3の内側面に配置している。分離部Aは分離部材5とそれを保持する磁気発生部材4を指している。
分離部Aでは無数の分離部材5を磁気発生部材4による磁力によって保持している。また、図1には、転写材6、定着ローラ回転方向7、加圧ローラ回転方向8および定着ベルト回転方向9、転写材通紙方向10を示している。
図2は図1の分離部Aの拡大図である。図3は図2の分離部Bの分離部材を3個の球形体として示す拡大図である。図4は図1の分離部材および定着ベルトの内側面に直接設置した場合の磁気発生部材を示す断面図である。
図2乃至図4において、分離部材5は定着ベルト3の外側面に配置されそして磁気発生部材4は定着ベルト3の内側面に直接配置されている。分離部材5は転写材6を定着ベルト3から分離するのに十分な定着ベルト3上の幅にわたって配置される。磁気発生部材4は分離部材5に影響を及ぼす範囲で定着ベルト3の内側面に適宜固定配置される。
また、図2乃至図4には、定着ローラ1、加圧ローラ2、転写材6、転写材通紙方向10、定着ローラ回転方向7、加圧ローラ回転方向8および定着ベルト回転方向9を示している。図2乃至図4において、分離部材5は、実際には計数不能な、無数の粒状体または球状体からなっている。
したがって、分離部材5は磁気発生部材4の磁力により図2に示す針山状に分布する。
磁気発生部材4は、例えば、回転体(この場合、定着ベルト)3の内部に保持されていて、周囲は定着ベルト3と連れ回りするが、磁気発生部材4は回転および移動しないように適宜設置されている。
また、例えば、磁気発生部材4は、図4に示すように、定着ベルト3の内側面に直接保持することも可能である。分離部材5が粒状であることによって、定着ベルト3と転写材6との隙間が少ないときでも、分離部材5は転写材6の先端から定着ベルト3と転写材6との隙間に入り込み、容易にかつ確実に転写材6を定着ベルト3から分離できる。
さらに、分離部材5が球形であることによって、定着ベルト3の表面に傷等の損傷を与えることはない。さらに、分離部材5は自由に回転しながら、それが回転方向に搬送されない程度の強さの磁力により位置のみが保持されている。これにより、定着ベルト3への過剰な負荷はなく、また、定着ベルト3へのストレスもない。
本実施の形態では、定着回転体3での説明であるが、本発明は加圧回転体への実施も可能である。上記のように、分離部材5は球形であることによって、定着回転体(または加圧回転体)の表面を転がる。
したがって、分離部材5は図3の分離部材回転方向11の方向へ滑らかに回転するので、定着回転体または加圧回転体への傷等の損傷を無くすことが可能である。このことから、定着回転体および加圧回転体の長寿命化が図れる。
本実施の形態では、分離部材5は分離部材回転方向11の方向に回転しているが、保持された分離部材5が全て同じタイミングで同じように回転するとは限らない。前記分離部材により、簡易な構成にも係わらず、長寿命でかつ確実に転写材を定着ローラまたは定着ベルトから分離可能な定着装置を提供する。
分離部材5は定着ローラ1の外側面にそして磁気発生部材4は定着ローラ1の内側面に直接設置されている。磁気発生部材4は定着ローラ1の内側面に回転および移動しないように適宜な方法で固定されている。
図6は、本発明の一実施形態に係るデジタル複写機の概略構成図である。この構成は、画像処理装置としての複写機100であり、この複写機100の上面にはコンタクトガラス206が設けられている。また、複写機100の上部には自動原稿送り装置(以下、単にADFという)201が設けられており、このADF1はコンタクトガラス206を開閉するように複写機100に図示しないヒンジ等を介して連結されている。このADF201は、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台としての原稿トレイ202と、原稿トレイ202に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離してコンタクトガラス206に向かって搬送する分離・搬送手段と、分離・搬送手段によってコンタクトガラス206に向かって搬送された原稿をコンタクトガラス206上の読取位置に搬送・停止させるとともに、コンタクトガラス206の下方に配設された複写機100の読取手段(公知の露光ランプ251、ミラー252、255、256、レンズ253、CCD254等)250により読み取りが終了した原稿をコンタクトガラス206から搬出する。
また第1トレイ208、第2トレイ209、第3トレイ210に積載された転写紙は、各々第1給紙ユニット211、第2給紙ユニット212、第3給紙ユニット213によって給紙され、縦搬送ユニット214によって感光体215に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット250にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット257からのレーザによって感光体215に書き込まれ、現像ユニット227を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体215の回転と等速で搬送ベルト216によって搬送されながら、感光体215上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット217にて画像を定着させ、排紙ユニット218に搬送される。排紙ユニット218に搬送された転写紙は、ステープルモードを行わない場合は、排紙トレイ219に排紙される。
Claims (4)
- 定着回転体と加圧ローラの圧接部に転写材を通紙し、前記転写材上の未定着トナー像を定着させる定着装置において、
前記定着回転体の、前記圧接部より下流の内側面に近接対向して該定着回転体の幅方向にわたって配置された磁気発生部材と、
前記定着回転体の、前記磁気発生部材と対向する部分の外側面に前記磁気発生部材による磁力で吸着保持された粒状又は球状の無数の分離部材と、を備え、
前記圧接部で画像を定着された転写材を前記定着回転体から分離することを特徴とする定着装置。 - 前記定着回転体が定着ベルトであることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記定着回転体が定着ローラであることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JPH01180581A (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-18 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JPH11174890A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-07-02 | Ricoh Co Ltd | 定着装置における分離爪解除装置 |
JP2003330310A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Minolta Co Ltd | 定着装置 |
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