JP5610148B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5610148B2
JP5610148B2 JP2010233752A JP2010233752A JP5610148B2 JP 5610148 B2 JP5610148 B2 JP 5610148B2 JP 2010233752 A JP2010233752 A JP 2010233752A JP 2010233752 A JP2010233752 A JP 2010233752A JP 5610148 B2 JP5610148 B2 JP 5610148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
image forming
image
roller
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010233752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012088441A (ja
Inventor
周太郎 湯淺
周太郎 湯淺
小川 禎史
禎史 小川
武志 内谷
武志 内谷
智志 上野
智志 上野
哲平 川田
哲平 川田
岳誠 長谷
岳誠 長谷
一哉 齋藤
一哉 齋藤
健介 山地
健介 山地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010233752A priority Critical patent/JP5610148B2/ja
Priority to US13/200,592 priority patent/US8891990B2/en
Publication of JP2012088441A publication Critical patent/JP2012088441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5610148B2 publication Critical patent/JP5610148B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit

Description

本発明は、熱定着装置を備える、複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはそれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、加熱ローラ方式による定着装置が多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、定着装置は、主として、加熱部材としての定着ローラと、定着ローラに圧接する加圧部材としての加圧ローラと、で構成される。一方、画像形成装置の搬送経路を移動する記録媒体は、作像部にて、その表面上に画像(トナー像)が転写される。そして、未定着の画像を担持した記録媒体は、さらに搬送経路を移動して定着装置に達する。定着装置に達した記録媒体は、定着ローラと加圧ローラとの間のニップ部に送入されて、定着ローラから受ける熱と双方のローラから受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着された記録媒体は、定着ローラと加圧ローラとの間から送出された後に、画像形成装置から排出される。
このような定着装置において、定着ローラ及び加圧ローラが長期間圧接されることにより、定着ローラ及び加圧ローラの弾性体層が永久変形して定着不良等の不具合が発生することが知られている。すなわち、定着装置が長期間稼働されない場合等に、定着ローラ及び加圧ローラにおける圧接部が常に荷重を受けて、双方のローラが径方向に潰れたり軸方向に弓状に撓んだりする。このような場合には、双方のローラの圧接部(ニップ)に隙間ができてしまい、記録媒体上の画像に定着不良が発生してしまう。さらには、双方のローラによる搬送不良にともなう画像ブレ等の異常画像や、変形したローラの駆動にともなう異常音等が発生する場合もある。
このような不具合を解決するために、特許文献1等では、定着装置に定着ローラ及び加圧ローラの圧接状態を解除する加圧脱圧機構(接離調整手段)を設置する技術が開示されている。すなわち、一定時間以上プリントジョブ(以下、単にジョブともいう)がない場合に、加圧脱圧機構を動作させて定着ローラ及び加圧ローラの圧接状態を解除するものである。
例えば、一定時間以上プリントジョブがなく、画像形成に関するソフトウェア及び機構部が動作していない状態となるオフスリープ状態に移行する場合を考えると、画像形成動作が終了した後、定着ローラ及び加圧ローラの圧接状態が所定時間(圧接維持時間という)維持され、圧接維持時間が経過すると、脱圧動作によりその圧接状態が解除される。ついで、画像形成装置はオフスリープ状態となる。
しかし、このような制御において、画像形成動作が終了した後に定着ローラ及び加圧ローラの圧接状態を維持するのは、つぎのジョブ信号を待ち受ける待機状態とするためであり、この待機状態の際に消費される電力は無駄であった。
また、このような制御では、加圧脱圧機構が動作するまでの一定時間が経過する前に、ユーザが画像形成装置の電源スイッチをオフした場合等に、定着ローラ及び加圧ローラの圧接状態が維持されてしまうことになる。この場合、画像形成装置の電源スイッチが再びオンされるまで定着ローラ及び加圧ローラの圧接状態が維持されるので、双方のローラが変形してしまう可能性が大きい。
そこで、特許文献2では、画像形成装置へのジョブ信号の入力の有無に連動して定着装置の定着部材(加熱部材)及び加圧部材の接離動作(加圧脱圧動作)を行うようにしており、例えば画像形成装置に画像形成に係わるジョブ信号が入力されていないときに、前のジョブが終了した直後に定着部材と加圧部材との圧接を解除する脱圧動作を行うようにしている。これにより、定着部材及び加圧部材の永久変形を抑制し、また画像形成装置がすぐにオフスリープ状態に移行できるので、消費電力をより抑制することが可能となった。
しかしながら、定着部材と加圧部材との圧接を解除する脱圧動作では比較的大きな音が発生する騒音の問題が存在する。特に、特許文献2記載の発明のように、画像形成動作の通紙後すぐに脱圧動作を行うようにすると、画像形成装置の稼働時間全体の中での脱圧動作回数が増えることになり、より騒音が問題となった。また、加圧脱圧動作の頻度が増えることから、定着部材及び加圧部材の劣化を早める問題もあった。
本発明は、以上の従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、画像形成直後の騒音抑制と消費電力の抑制をバランスよく実現する画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、以下の通りである。なお、カッコ内に本発明を実施するための形態において対応する部位及び符号等を示す。
〔1〕 所定の画像情報に基づいて記録媒体(記録媒体P)上に未定着トナー像(トナー像T)を形成するトナー像形成手段(書込み部2、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK、帯電部12、現像部13、中間転写ベルト17、2次転写ローラ18)と、定着部材(定着ローラ20、定着ベルト112)、該定着部材に圧接してニップ部(ニップ部N)を形成する加圧部材(加圧ローラ30,113)、該加圧部材を前記定着部材に押圧し、あるいは該定着部材から脱圧する加圧脱圧機構部(加圧脱圧機構部60,130)を有し、前記ニップ部に前記記録媒体を通過させることにより該記録媒体に前記未定着トナー像を定着させる定着装置(定着装置19)と、を備え、画像形成動作の通紙後に、画像形成に関するソフトウェア及び機構部が動作していない状態となるオフスリープ状態となる前に、前記定着装置では、前記定着部材に前記加圧部材が圧接した状態を維持する圧接維持工程と、前記定着部材から前記加圧部材を脱圧する脱圧工程とが順次実行される画像形成装置であって、前記圧接維持工程における圧接維持時間は、前記画像形成動作における画像情報に基づいて変化するものであって、前記圧接維持工程では、前記定着部材及び加圧部材の寿命延長を優先する第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)と、消費電力の低減を優先する第2の圧接維持時間候補(圧接維持時間2)が用意されており、前記画像形成動作における画像情報に基づいていずれかの圧接維持時間候補が設定され、前記第1の圧接維持時間候補の時間は、60秒〜60分の範囲で可変の時間であり、前記第2の圧接維持時間候補の時間は5秒以下の一定の時間であることを特徴とする画像形成装置(図1〜図3,図5(a),(c),図6,表1
〔2〕 前記画像形成動作における画像情報は、モノクロ、カラーのいずれかである色調と、文字、ベタ、線、網点を含む画像パターンと、からなることを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置(表1)。
〕 前記画像形成動作における画像情報として、色調がモノクロで、かつ画像パターンが文字、ベタ、線のいずれかであるときに、前記第2の圧接維持時間候補が設定されることを特徴とする前記〔〕に記載の画像形成装置(表1)
〔4〕 前記圧接維持工程中に、前記オフスリープ状態への移行が指示されると、該圧接維持工程を終了して、脱圧工程を実行することを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置。
〕 前記脱圧工程終了後に、前記圧接維持工程における圧接維持時間はデフォルトの圧接維持時間に初期化されることを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置。
〕 前記加圧脱圧機構部は、前記加圧部材の前記定着部材への押圧状態として複数の加圧レベルを有し、前記画像形成動作の通紙後の加圧レベルを、その通紙前の加圧レベルを引き継ぐようにすることを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置(表3)。
〕 前記加圧脱圧機構部は、前記加圧部材の前記定着部材への押圧状態として複数の加圧レベルを有し、前記記録媒体の厚さ及び前記ニップ部における搬送速度により、前記画像形成動作の通紙中の加圧レベルを設定することを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置(表4)。
〕 前記加圧脱圧機構部は、弾性部材(弾性部材54)の弾性力を利用して前記加圧部材の脱圧動作を行うことを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置(図3)。
本発明の画像形成装置によれば、画像形成動作の通紙後に、圧接維持工程、脱圧工程、オフスリープ移行の順番に行われるもののうち、前記圧接維持工程における圧接維持時間が前記画像形成動作における画像情報に基づいて変化するようにするので、定着装置における脱圧動作の騒音抑制と消費電力の抑制をバランスよく実現することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面概略図である。 図1の画像形成装置に適用される定着装置の構成例(1)を示す断面図である。 図2の定着装置における加圧脱圧機構部の構成を示す概略図である。 図3の加圧脱圧機構部における接離カムの位相と加圧脱圧状態の関係を示す図である。 本発明の画像形成装置におけるオフスリープ状態に移行するまでの装置制御手順を示すフローチャートである。 図1の画像形成装置に適用される定着装置の構成例(2)を示す断面図である。
以下に、本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面概略図である。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、15は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上に形成されたカラー画像を記録媒体P上に転写する2次転写ローラ、19は記録媒体P上のトナー像(未定着画像)を定着する電磁誘導加熱方式の定着装置、を示す。
以下、図1の画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿読込部4によって、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号を基にして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
ついで、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。また、シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。また、ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ(不図示である。)が設置されている。そして、転写バイアスローラの位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、1次転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト17は、2次転写ローラ18との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラが、2次転写ローラ18との間に中間転写ベルト17を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト17上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト17には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト17は、中間転写クリーニング部16の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト17上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト17上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体1の下方に配設された給紙部7から、給紙ローラ8やレジストローラ等が設置された搬送経路K1を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部7には、記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ8が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pが搬送経路K1に向けて給送される。
搬送経路K1に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ(不図示である。)のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト17上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラが回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置19の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ9によって、装置本体1外に出力画像として排出されて(破線矢印方向の移動である。)、一連の画像形成プロセスが完了する。
[定着装置]
次に、画像形成装置本体1に設置される定着装置19の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着装置19は、誘導加熱部25(磁束発生手段)、誘導加熱部25に対向する定着部材としての定着ローラ20、定着ローラ20に圧接する加圧部材としての加圧ローラ30、入口ガイド板41、拍車ガイド板42、分離ガイド板43、出口ガイド板50、サーミスタ61、62、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ローラ20は、鉄やステンレス鋼等からなる芯金23上に、発泡シリコーンゴム等からなる断熱弾性層22、スリーブ層21が順次積層されたものであって、その外径が40mm程度に形成されている。
定着ローラ20のスリーブ層21は、内周面側から基材層、第1酸化防止層、発熱層、第2酸化防止層、弾性層、離型層が順次積層された多層構造体である。詳しくは、基材層は層厚が40μm程度のステンレスで形成されたものであり、第1酸化防止層及び第2酸化防止層は層厚が1μm以下のニッケルをストライクめっき処理にて形成したものであり、発熱層は層厚が10μm程度の銅で形成されたものであり、弾性層は層厚が150μm程度のシリコーンゴムで形成されたものであり、離型層は層厚が30μm程度のPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)で形成されたものである。
このように構成された定着ローラ20は、誘導加熱部25から発せられる磁束によってスリーブ層21の発熱層が電磁誘導加熱されることになる。なお、定着ローラ20の構成は、本実施形態のものに限定されることなく、例えば、スリーブ層21を断熱弾性層22(定着補助ローラ)に接着しないで別体化することもできる。ただし、スリーブ層21(定着スリーブ)を別体化した場合には、稼動中にスリーブ層21が幅方向(スラスト方向)に移動するのを抑止するための部材を設置することが好ましい。
ここで、定着ローラ20に対向する位置であって、ニップ部の上流側(搬送方向上流側)には、複数の拍車が幅方向に並設された拍車ガイド板42が設置されている。拍車ガイド板42は、ニップ部に送入される記録媒体Pの定着面(画像が定着される面である。)に対向する位置に配設されて、記録媒体Pをニップ部に案内するものである。拍車ガイド板42は、記録媒体P上の未定着画像に拍車が接触してもその画像に擦れ跡が生じないように、拍車の周面がノコ歯状に形成されている。
また、定着ローラ20に対向する位置であって、ニップ部から送出される記録媒体Pの定着面に対向する位置(ニップ部の搬送方向下流側である。)には、分離ガイド板43が設置されている。分離ガイド板43は、ニップ部から送出された定着工程後の記録媒体Pが、定着ローラ20に吸着して巻き付く不具合を防止するためのものである。すなわち、定着工程後の記録媒体Pが定着ローラ20に吸着してしまった場合に、記録媒体Pの先端に分離ガイド板43が接触して、記録媒体Pを定着ローラ20から強制的に分離させる。
また、ニップ部の上流側(記録媒体Pの搬送方向上流側である。)であって、ニップ部に近接する位置には、定着ローラ20に接触する接触型温度検知センサとしてのサーミスタ62が配設されている。サーミスタ62は、駆動部側の幅方向端部に配設されていて、定着ローラ20の幅方向端部の表面温度を検知する。
また、定着ローラ20の幅方向中央部に対向する位置には、サーモパイル24(非接触型温度検知センサ)が配設されている。サーモパイルとは、物体が放射する赤外線から物体の温度を測定する素子である。物体から放射された赤外線はサーモパイル内部の熱変換膜で吸収され熱に変換され、その後、膜上に形成された多数の微小熱電対によって温度として検出される。
そして、サーミスタ62やサーモパイル24によって、定着ローラ20上の温度(定着温度)を検知して、サーミスタ62やサーモパイル24による検知結果に基づいて、誘導加熱部25による加熱量を調整する。
なお、本実施形態では、定着工程時(通紙時)における定着温度が160〜165℃になるように誘導加熱部25の制御がおこなわれている。
図2を参照して、加圧部材としての加圧ローラ30は、鉄鋼、アルミニウム等からなる円筒部材32上に、シリコーンゴム等からなる弾性層31、PFA等からなる離型層(不図示である。)が形成されたものである。加圧ローラ30の弾性層31は、肉厚が1〜5mmとなるように形成されている。また、加圧ローラ30の離型層は、層厚が20〜200μmとなるように形成されている。
また、加圧ローラ30は、後述する加圧脱圧機構部60により定着ローラ20に圧接して、未定着のトナーを坦持した記録媒体Pが挿入されるニップ部を形成する。
なお、本実施形態では、定着ローラ20の加熱効率を高めるために、加圧ローラ30にハロゲンヒータ等のヒータ33が内設されている。ヒータ33に電力が供給されて発光するヒータ33の輻射熱により加圧ローラ30が加熱されて、定着ローラ20の表面が加圧ローラ30を介して加熱されることになる。
また、ニップ部の上流側(記録媒体Pの搬送方向上流側である。)であって、ニップ部に近接する位置には、加圧ローラ30に接触する接触型温度検知センサとしてのサーミスタ61が配設されている。サーミスタ61は、駆動部側の幅方向端部に配設されていて、加圧ローラ30の幅方向端部の表面温度を検知する。
また、加圧ローラ30の幅方向中央部に対向する位置には、サーモパイル34(非接触型温度検知センサ)が配設されている。
そして、サーミスタ61やサーモパイル34によって、加圧ローラ30上の温度を検知して、サーミスタ61やサーモパイル34による検知結果に基いて、ヒータ33による加熱量を調整する。
ここで、加圧ローラ30に対向する位置であって、ニップ部に送入される記録媒体Pの非定着面に対向する位置(ニップ部の上流側である。)には、入口ガイド板41が設置されている。入口ガイド板41は、ニップ部に送入される記録媒体Pをニップ部に案内するものである。
また、加圧ローラ30に対向する位置であって、ニップ部から送出される記録媒体Pの非定着面に対向する位置(ニップ部の下流側である。)には、出口ガイド板50が設置されている。出口ガイド板50は、ニップ部から送出された定着工程後の記録媒体Pを定着工程後の搬送経路に向けて案内するためのものである。
誘導加熱部25は、コイル部26(励磁コイル)、コア部27(励磁コイルコア)、コイルガイド28、等で構成され、定着ローラ20の側方(図2の左側の側方である。)に配設されている。
コイル部26は、定着ローラ20の外周面の一部を覆うように配設されたコイルガイド28上に細線を束ねたリッツ線を巻回して幅方向(図2の紙面垂直方向である。)に延設したものである。
コイルガイド28は、ガラス材料が45%程度含有されたPET(ポリエチレンテレフタレート)等の耐熱性の高い樹脂材料からなり、定着ローラ20の外周面に対向してコイル部26を保持する。なお、本実施の態では、コイルガイド28(誘導加熱部25)の対向面と、定着ローラ20の外周面と、のギャップが2±0.1mmに設定されている。
また、コア部27は、フェライト等の強磁性体(比透磁率が2500程度である。)からなり、定着ローラ20の発熱層に向けて効率のよい磁束を形成するためのものでとしてアーチコア、センターコア、サイドコア等で構成されている。
このように構成された定着装置19は、次のように動作する。
まず、不図示の駆動モータによって定着ローラ20が図2の反時計方向に回転駆動され、それにともない加圧ローラ30が時計方向に回転する。そして、定着ローラ20のスリーブ層21(発熱層)は、誘導加熱部25との対向位置で、誘導加熱部25から発生される磁束によって加熱される。詳しくは、発振回路が周波数可変の電源部(不図示である。)からコイル部26に10kHz〜1MHz(好ましくは、20kHz〜800kHzである。)の高周波交番電流が通電されることで、コイル部26から定着ローラ20のスリーブ層21に向けて磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、スリーブ層21の発熱層に渦電流が生じて、発熱層はその電気抵抗によってジュール熱が発生して誘導加熱される。こうして、スリーブ層21(定着ローラ20)は、自身の発熱層の誘導加熱によって加熱される。
その後、誘導加熱部25によって加熱された定着ローラ20表面は、加圧ローラ30との当接部(ニップ部)に達する。そして、搬送される記録媒体P上のトナー像T(トナー)を加熱して溶融する。
詳しくは、先に説明した作像プロセスを経てトナー像Tを担持した記録媒体Pが、入口ガイド板41(又は拍車ガイド板42)に案内されながら定着ローラ20と加圧ローラ30との間のニップ部に送入される(矢印Y1の搬送方向の移動である。)。そして、定着ローラ20から受ける熱と加圧ローラ30から受ける圧力とによってトナー像Tが記録媒体Pに定着されて、記録媒体Pは定着ローラ20と加圧ローラ30との間から送出される(矢印Y2の搬送方向の移動である。)。
ニップ部を通過した定着ローラ20表面は、その後に再び誘導加熱部25との対向位置に達する。
(加圧脱圧機構部)
図3に、定着装置19の加圧脱圧機構部60の構成を示す。ここでは、図2の紙面裏側から定着装置を見た側面構成を示している。
定着装置19に設けられた加圧脱圧機構部60は、支持軸63aを中心に回転して加圧ローラ30のローラ軸30jに接離可能な加圧アーム63と、加圧アーム63の一方の端部と定着装置19の側板にその両端が固定されたスプリングバネである弾性部材54と、アクチュエータ(不図示)の駆動力により回転して加圧アーム63の他方の端部を押圧する接離カム65と、接離カム65とともに回転する円盤状のエンコーダであるフィラー64と、フィラー64の回転位置を検知するフォトセンサ66と、から構成されている。
なお、弾性部材54の弾性力fは、加圧アーム63が支持軸63aを中心に加圧ローラ30のローラ軸30jから離れる方向に回転するように(図中点線の矢印方向(7)に回転するように)、加圧アーム63の一方の端部に作用しており、接離カム65の押圧力は、加圧アーム63がその回転方向とは反対方向に弾性部材54の弾性力に抗して回転するように(図中実線の矢印方向(3)に回転するように)、加圧アーム63の他方の端部に作用する。
また、接離カム65のカム位相により加圧アーム63への押圧の程度が変化し、ニップ部Nの加圧、脱圧状態の切替を行うことができる。
ここで、加圧脱圧機構部60により、加圧ローラ30を定着ローラ20側へ移動させて圧接すること(加圧動作)、及び定着ローラ20から引き離す方向に移動させて離脱すること(脱圧動作)は、以下のようにして行われる。図3を参照して説明する。
(加圧動作)
まず、アクチュエータに電力が供給されて、アクチュエータが駆動し、この駆動力が接離カム65の駆動軸に伝えられ、該駆動軸が回転することにより接離カム65が図中実線の矢印方向(1)に一定の回転角だけ回転されると、該接離カム65が加圧アーム63の端部を特定方向(図中右方向)に押圧する(図中実線の矢印方向(2))。このときの接離カム65の押圧力は、弾性部材54の弾性力fよりも大きな抗する力である。
加圧アーム63の端部が押されると、加圧アーム63は支持軸63aを中心軸として回転する(図中実線の矢印方向(3)(反時計回り(CCW)方向))。すると、加圧アーム63のアーム部分が加圧ローラ30のローラ軸30jに当接し、定着ローラ20方向に押すように作用する(図中実線の矢印方向(4))。その結果、加圧ローラ30が定着ローラ20に当接し、一定の圧力で圧接する状態となりニップ部Nを形成する(図中実線の矢印方向(5))。
このように、定着装置19が駆動し、定着処理(画像形成処理)が行われるときには加圧脱圧機構部60により加圧ローラ30の定着ローラ20への押し当てが一定の圧力で行われる。また、この加圧状態は、前記アクチュエータに電力が供給されている限り保持される。
(脱圧動作)
まず、アクチュエータからの駆動力により接離カム65を前記加圧状態のときの角度位置から元に戻すように図中点線の矢印方向(6)に一定の回転角だけ回転させると、該接離65が加圧アーム63の端部を押圧することが解除される。同時に、加圧アーム63の端部が図中点線の矢印方向(8)(図中左方向)に移動可能となる。
接離カム65による加圧アーム63の押圧が解除されると、弾性部材54の弾性力fにより加圧アーム63は支持軸63aを中心軸として回転する(図中点線の矢印方向(7)(時計回り(CW)方向))。すると、加圧アーム63のアーム部分が加圧ローラ30のローラ軸30jを押圧することが解除され、定着ローラ20とは反対方向に離間するように移動する(図中点線の矢印方向(9))。その結果、加圧ローラ30が定着ローラ20を押圧することが解除され、定着ローラ20から離間する方向に移動してニップ部Nが解消される(図中点線の矢印方向(10))。
このように、画像形成装置がオフスリープ状態となるときなどにはその前に加圧脱圧機構部60により加圧ローラ30の定着ローラ20への押し当てが解除される(脱圧状態)。
ここで、フィラー64の回転位置をフォトセンサ66で読み取ることにより、接離カム65の位相(カム位相)を検出しニップ部の加圧状態と脱圧状態を検出することができる。すなわちこれにより、フォトセンサ66で読み取られる接離カム65の位相位置に基づいて、カム装置を駆動するアクチュエータを加圧状態と脱圧状態の切替並びに加圧状態として異なる加圧レベルとなる所望の位置に停止させることが可能である。すなわち、図4に示すように、接離カム65の回転角によって、脱圧状態(図4(a))と加圧状態(図4(b)〜(d))の切替ができ、さらに加圧状態として加圧レベルの異なる3つの加圧状態(加圧1(図4(b))、加圧2(図4(c))、加圧3(図4(d))に調整することが可能である。加圧レベルを3段階持つ理由として、通紙の際に紙厚、紙種ごとに必要なニップ圧が異なるためである。
ところで、前述した画像形成装置では、図5(a),(b)に示すような装置制御が行われていた。
(S11、S91) まず画像形成装置の電源がONされると、装置内の各機構部の立ち上げ動作が実行され、その後ジョブ待ちの待機状態とする。
(S12、S92) つぎに、プリントジョブ(ジョブ信号)が入力されると、そのジョブ入力に対応して前述のような画像形成動作を実行する。
(S13、S93) そして、定着装置19においてその画像形成動作の最終の通紙が終了した後、つぎのプリントジョブの入力がない場合、所定の時間(圧接維持時間1)だけ待機状態とする。このとき、定着装置19では、定着ローラ20及び加圧ローラ30の回転、誘導加熱部25による加熱は停止され、定着ローラ20と加圧ローラ30の圧接が維持された状態で、ヒータ33に電力が供給された保温状態となり、つぎのプリントジョブに対応するための準備状態となる。
(S14、S94) つぎのジョブ入力がないまま圧接維持時間1が経過すると、定着装置19において脱圧動作を実行する。圧接状態を維持したままオフスリープ状態となると定着ローラ20が変形してしまい使用できなくなるため、それを防止するためにオフスリープに移行する前に必ず行われる動作である。
(S15、S95) 脱圧動作完了後に、画像形成に関するソフトウェア及び機構部が動作していない状態となるオフスリープ状態とする。これにより、プロセスコントロールもなく、最も電力を消費していない状態となる。
しかしながら、画像形成装置には省エネルギーの観点から消費電力の抑制が求められているところ、図5(b)における前記ステップS93〜S95のように、つぎのジョブ入力がないまま長時間待機状態を維持して、最終的にオフスリープ状態とする制御は、その待機状態で無駄に電力が消費されており改善が必要であった。
そこで、図5(c)に示すような装置制御を行うようにした。
(S21) まず画像形成装置の電源がONされると、装置内の各機構部の立ち上げ動作が実行され、その後ジョブ待ちの待機状態とする。
(S22) つぎに、プリントジョブ(ジョブ信号)が入力されると、そのジョブ入力に対応して前述のような画像形成動作を実行する。
(S23) そして、定着装置19においてその画像形成動作の最終の通紙が終了した後、つぎのプリントジョブの入力がない場合、すぐにあるいは圧接維持時間1よりも短い語句短時間だけ待機状態とした後、定着装置19において脱圧動作を実行する。
(S24) 脱圧動作完了後に、画像形成に関するソフトウェア及び機構部が動作していない状態となるオフスリープ状態とする。
これにより、前述のような画像形成動作の通紙後にオフスリープ状態に移行する間に待機状態がなくなり、消費電力をより抑制することが可能となった。
しかしながら、前述のような脱圧動作の際には、接離カム65による加圧アーム63の端部の押圧が解除されて、瞬時に弾性部材54の弾性力fが作用して脱圧状態となることからその動作時に大きな音が発生する傾向にあり、画像形成動作の通紙後にすぐにこの脱圧動作を実行すると画像形成装置の近くにいるユーザにとって騒音や異音となり不快や不安となる問題となった。
発明者らは、画像形成直後の騒音抑制と消費電力の抑制を同時に両立させることは困難であることから、その両者のバランスをとるべく鋭意検討を行い、本発明を成すに至った。以下、本発明の根幹部分について説明する。
すなわち、本発明に係る画像形成装置は、所定の画像情報に基づいて記録媒体P上に未定着トナー像Tを形成するトナー像形成手段と、定着部材(定着ローラ20)、該定着部材に圧接してニップ部Nを形成する加圧部材(加圧ローラ30)、該加圧部材を前記定着部材に押圧し、あるいは該定着部材から脱圧する加圧脱圧機構部60を有し、前記ニップ部に前記記録媒体を通過させることにより該記録媒体に前記未定着トナー像を定着させる定着装置19と、を備えて、少なくともプリンタとして機能し、画像形成動作の通紙後に、画像形成に関するソフトウェア及び機構部が動作していない状態となるオフスリープ状態となる前に、前記定着装置では、前記定着部材に前記加圧部材が圧接した状態を維持する圧接維持工程と、前記定着部材から前記加圧部材を脱圧する脱圧工程とが順次実行される画像形成装置であって、前記圧接維持工程における圧接維持時間は、前記画像形成動作における画像情報に基づいて変化することを特徴とするものである。
ここで、前記圧接維持工程では、複数の圧接維持時間候補が用意されており、前記画像形成動作における画像情報に基づいて該複数の圧接維持時間候補の中から選択される一の圧接維持時間候補が設定されることが好ましい。また、前記複数の圧接維持時間候補は、前記定着部材及び加圧部材の寿命延長を優先する第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)と、該第1の圧接維持時間候補よりも時間が短く消費電力の低減を優先する第2の圧接維持時間候補(圧接維持時間2)を有することが好適である。これは言い換えると、前記画像形成動作における画像情報を基準として、図5(a)に示す制御手順と、図5(c)に示す制御手順のいずれかが選択されることを意味する。すなわち、図5(a)の制御手順を実行することにより、画像形成動作の通紙後にある程度の時間が経過した後に脱圧動作が実行されるようになるために前述した騒音等の問題は軽減される。さらに、画像形成装置の稼働時間全体の中での加圧脱圧動作の頻度が減ることから、定着部材及び加圧部材の寿命を延ばす効果もある。一方、図5(c)の制御手順を実行することにより、図5(b)のステップS93のような待機状態を維持することによる無駄な電力消費を抑えることが可能になる。
このような圧接維持時間としては、例えば、圧接維持時間1は画像形成装置の使用状況に応じて、60sec〜60minの範囲で可変の時間とするとよい。また、圧接維持時間2は0〜5secの範囲で一定時間とするとよい。
また、前記画像形成動作における画像情報は、モノクロ、カラーのいずれかである色調と、文字、ベタ、線、網点を含む画像パターンと、からなるものとする。
なお、画像形成動作における画像情報とは、具体的には画像形成装置に入力されるプリントジョブの信号に含まれる画像に関する情報のことである。また、モノクロとは、前述したカラー画像情報のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれか一色のことであり、カラーとはこれらの4色から選ばれる2色以上を使用した色のことである(とくに4色全てを使用した場合をフルカラーという)。また、文字とは、文書としてのヘッダやフッタが入らず画像処理が必要のない文字だけの画像パターンであり、ベタとは、ベタ塗りされたモザイク状の画像パターンであり、線とは、罫線などのある一定幅のベタ塗りされた線からなる画像パターンである。また、網点とは、ハーフトーンなどの濃淡を表現する画像パターンである。
なお、前記画像形成動作における画像情報により、前記第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)と前記第2の圧接維持時間候補(圧接維持時間2)のいずれが設定されるようにするかについては、画像形成装置の使用状況に応じて前記画像情報の色調、画像パターンにおいて適宜の組み合わせで区分するようにすればよい。
例えば、前記画像形成動作における画像情報として、騒音問題改善を第1目的、消費電力の改善効果を得ることを第2目的として、色調がモノクロで、かつ画像パターンが文字、ベタ、線のいずれかであるときに、前記第2の圧接維持時間候補(圧接維持時間2)が設定されるようにし、前記画像形成動作における画像情報がそれ以外であるときに、前記第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)が設定されるようにするとよい。
これをまとめると表1のようになる。なお、表中、コピー画像とは、画像形成装置のコピー機能を使用して得られた画像情報に基づいてプリントジョブが入力され画像形成するものであり、それ以外は外部からプリントジョブが入力されプリント機能を使用して画像形成するものである。また、写真とは、デジタルカメラで撮像された画像情報に基づいた画像パターンである。
以上のように、画像形成動作の通紙後に、圧接維持工程、脱圧工程、オフスリープ移行の順番に行われるもののうち、前記圧接維持工程における圧接維持時間が前記画像形成動作における画像情報に基づいて変化するようにするので、定着装置19における脱圧動作の騒音抑制と消費電力の抑制をバランスよく実現することが可能となる。
また、本発明の画像形成装置が図1のようにプリンタ機能とコピー機能を有する複合機である場合、前記圧接維持工程における圧接維持時間は、前記画像形成動作における画像情報に加えて、前記画像形成動作がプリンタ機能、コピー機能のいずれによるものであるかに基づいて変化するようにするとよい。
その制御例を表2に示す。ここでは、プリント機能で、かつモノクロの色調の場合に、前記第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)と前記第2の圧接維持時間候補(圧接維持時間2)のいずれが設定されるようにし、それ以外の場合には前記第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)が設定されるようにする。なお、プリント機能で、かつモノクロの色調の場合、表1に示す区分で圧接維持工程における圧接維持時間が設定されるようにするとよい。
また、前記圧接維持工程中に、前記オフスリープ状態への移行が指示されると、該圧接維持工程を終了して、脱圧工程を実行することが好ましい。なお、オフスリープ状態への移行が指示されるとは、例えば画像形成装置の電源スイッチがオフとなるようにされた場合などである。
また、前記脱圧工程終了後に、前記圧接維持工程における圧接維持時間はデフォルトの圧接維持時間に初期化されることが好ましい。例えば、デフォルトの圧接維持時間を比較的長い時間の前記第1の圧接維持時間候補(圧接維持時間1)としておくことで、原則として画像形成動作の通紙後にすぐには脱圧動作に移らない状態にしておくことができる。
また、加圧脱圧機構部60は、前述したように加圧ローラ30の定着ローラ20への押圧状態として複数の加圧レベルを有しており、前記画像形成動作の通紙後の加圧レベルを、その通紙前の加圧レベルを引き継ぐようにすることが好ましい。
その制御例を表3に示す。パターン1〜3のいずれの場合も画像形成動作の通紙後の加圧レベルは、通紙前、すなわち通紙中の加圧レベルから変更しない制御となっている。
加圧レベルの変更は前述のように接離カム65の回転により行うが、脱圧動作前に加圧レベルを切り替える動作が頻繁に入ってしまうと、接離カム65の磨耗や、異音等が発生する問題が発生する。そこで、通紙前後で加圧レベルを変更しないことにより、そのような加圧レベル変更動作に起因するトラブルを解消することを可能とする。
なお、圧接維持時間(待機)中に異なる加圧レベルのジョブ情報が入った場合には、圧接維持時間を経過することなく、加圧状態から一度脱圧した後に目的の加圧レベルに切り替えるとよい。
また、加圧脱圧機構部60は、使用する記録媒体Pの厚さ及びニップ部Nにおける搬送速度(線速)により、前記画像形成動作の通紙中の加圧レベルを設定することが好ましい。記録媒体Pの厚さごとに適切なニップ圧は異なるため、異なる加圧レベルを適切に設定することで紙エッジ部分の定着ローラ20等への損傷や、記録媒体Pの紙シワ等のトラブルを解消することを目的としている。
その制御例を表4に示す。ここでは、ニップ部Nにおける搬送速度(線速)として、標準速と低速の2つをもち、記録媒体(用紙)として薄紙、普通紙1/2、中厚、厚紙1を使用する場合については標準速、低速いずれであっても加圧レベル3に設定する。一方、坪量の比較的大きな厚紙2〜厚紙4を使用する場合についてはローラ寿命対策のために加圧レベル2に下げて、定着時間を稼ぐために低速とする。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。例えば、定着装置19の弾性部材54による脱圧動作が騒音等の原因となっているが、これに限定されず脱圧動作で大きな音が発生する限り、本発明の適用範囲内である。
また、本実施形態では定着装置19は電磁誘導加熱によって加熱されるものであったが、ハロゲンヒータのみを熱源とするものでもよい。
また、定着装置として、図6に示すような、無端ベルトを用いたベルト方式定着装置でもよい。
この定着装置は、定着ローラ111及び加熱ローラ114に一定のテンションで架け渡された定着ベルト112と、定着ローラ111に定着ベルト112を介して下側で回動可能に圧接しニップ部を形成する加圧部材である加圧ローラ113と、加圧ローラ113の定着ベルト112への加圧及び定着ベルト112からの脱圧を行う加圧脱圧機構部130と、を備える。
ここで、加圧脱圧機構部130は、加圧ローラ113を定着ローラ111との圧接方向及び離脱方向への移動可能に支持する支持部材(第2加圧アーム133)、前記支持部材に対して押圧可能に弾性体(弾性体134)を介して連結される駆動部材(第1加圧アーム132)、電力供給を受けて駆動しかつ駆動後の停止位置を保持するアクチュエータ(不図示)、前記アクチュエータの駆動を前記駆動部材に伝達する駆動伝達機構(不図示)を有し、電力供給を受けた前記アクチュエータの駆動を前記駆動伝達機構を介して前記駆動部材に伝達することにより前記支持部材を押圧して前記支持部材を加圧ローラ113とともに移動させ、加圧ローラ113を定着ローラ111に定着ベルト112を介して所定のニップ圧で当接させて保持するものである。
ここで、図6に示すように、加圧脱圧機構部130は、駆動部材である第1加圧アーム132と、支持部材である第2加圧アーム133と、第1加圧アーム132及び第2加圧アーム133のそれぞれの一方の端部間で固定されたスプリングばねである弾性体134と、定着装置のフレームに固定され、第1加圧アーム132及び第2加圧アーム133のそれぞれの他方の端部を支持し、該第1加圧アーム132及び第2加圧アーム133の回転(旋回)の支点となる支持軸135と、を有する。また、弾性体134の第2加圧アーム133側の端部にはネジ及びロックナットで構成された加圧調整手段134aが設けられている。
また、加圧脱圧機構部130は、第1加圧アーム132を支持しつつ前記アクチュエータの駆動力により回転する加圧カム131cを有する。また、第1加圧アーム132の加圧カム131cが支持する箇所には、カム従動側コロであるカムフォロア132aが実装されている。これにより、アクチュエータの駆動が加圧カム131cの支持位置の変化として第1アーム132に伝達される構成となっている。
なお、前述した加圧カム131c、第1加圧アーム132、第2加圧アーム133、弾性体134、支持軸135は、加圧ローラ113のローラ軸方向の両端側それぞれに設けられ、加圧ローラ113のローラ軸両端に作用する一対のカム装置の構成となっている。また、一対の加圧カム131cは、カム駆動軸131jで連結されており、該カム駆動軸131jの回転駆動により連動して回転する。
なお、カム駆動軸131jに円盤状のエンコーダが取りつけられており、このエンコーダの回転位置をフォトセンサで読み取ることにより、加圧カム131cの位相(カム位相)を検出しニップ部の加圧状態と脱圧状態を検出することができる。これにより、前記フォトセンサで読み取られる加圧カム131cの位相位置に基づいて、カム装置を駆動するアクチュエータを加圧状態と脱圧状態の切替並びに加圧状態として異なる加圧レベルとなる所望の位置に停止させることが可能である。
ここで、加圧脱圧機構部130により、加圧ローラ113を定着ローラ111側へ移動させて圧接すること(加圧動作)、及び定着ローラ111から引き離す方向に移動させて離脱すること(脱圧動作)は、以下のようにして行われる。図6を参照して説明する。
(加圧動作)
まず、アクチュエータに電力が供給されて、アクチュエータが回転駆動し、この駆動力が駆動伝達機構を介してカム駆動軸131jに伝えられ、カム駆動軸131jが回転することにより加圧カム131cが一定の回転角だけ回転されると、該加圧カム131cが第1加圧アーム132のカムフォロア132aを押し上げる。
第1加圧アーム132のカムフォロア132aが押されると、第1加圧アーム132は支持軸135を中心軸として回転する。すると、第1加圧アーム132の支持軸135とは反対側の端部に固定されている弾性体134もともに回転し、該弾性体134が一定の圧力で第2加圧アーム133の端部を押し上げる。
つぎに、第2加圧アーム133の弾性体134側の端部が押し上げられると、該第2加圧アーム133は支持軸135を中心軸として回転する。
ついで、第2加圧アーム133の弾性体134側の端部と支持軸135の中間にある加圧部が加圧ローラ113のローラ軸に当接し、定着ローラ111方向に押すように作用する。
最後に、第2加圧アーム133の加圧部が加圧ローラ113のローラ軸を定着ローラ111方向に押して移動する途中で、加圧ローラ113が定着ベルト112を介して定着ローラ111に当接し、加圧カム131cの位相及び弾性体134の弾性力に基づいた一定の圧力で圧接する状態となりニップ部を形成する。
(脱圧動作)
まず、アクチュエータからの駆動力により加圧カム131cを前記加圧状態のときの角度位置からさらに一定の回転角だけ回転させると、該加圧カム131cが第1加圧アーム132のカムフォロア132aを押し上げることが解除される。
第1加圧アーム132の押し上げが解除されると、第1加圧アーム132に接続された弾性部材(不図示)の弾性力により第1加圧アーム132は支持軸135を中心軸として加圧の場合とは反対方向に回転する。ついで、第1加圧アーム132の支持軸135とは反対側の端部に固定されている弾性体134とともに第2加圧アーム133の端部も加圧の場合とは反対方向に引張られる。また、加圧ローラ113の自重が第2加圧アーム133の端部に対して加圧の場合とは反対方向に押すように作用する。
つぎに、第2加圧アーム133の弾性体34側の端部が引き下げられる方向に力が作用すると、該第2加圧アーム133は支持軸135を中心軸として加圧の場合とは反対方向に回転する。
ついで、第2加圧アーム133の弾性体134側の端部と支持軸135の中間にある加圧部が加圧の場合とは反対方向に回転するので加圧ローラ113のローラ軸から離れる方向に移動する。
これにより、加圧ローラ113が押圧されることが解除されるので、加圧ローラ113は定着ローラ111から離間する方向に移動し、ニップ部の形成は解消されて脱圧状態となる。
このように、画像形成装置がオフスリープ状態となるときなどにはその前に加圧脱圧機構部130により加圧ローラ113の定着ローラ111への押し当てが解除される(脱圧状態)。
1 装置本体(画像形成装置)
2 書込み部
4 原稿読込部
5 コンタクトガラス
7 給紙部
8 給紙ローラ
9 排紙ローラ
11Y,11M,11C,11BK 感光体ドラム
12 帯電部
13 現像部
15 クリーニング部
16 中間転写ベルトクリーニング部
17 中間転写ベルト
18 2次転写ローラ
19 定着装置
20,111 定着ローラ
21 スリーブ層
22 断熱弾性層
23 芯金
24,34 サーモパイル
25 誘導加熱部
26 コイル部
27 コア部
28 コイルガイド
30,113 加圧ローラ
30j ローラ軸
31 弾性層
32 円筒部材
33 ヒータ
41 入口ガイド板
42 拍車ガイド板
43 分離ガイド板
50 出口ガイド板
54 弾性部材
60,130 加圧脱圧機構部
61,62 サーミスタ
63 加圧アーム
63a 支持軸
64 フィラー
65 接離カム
66 フォトセンサ
112 定着ベルト
114 加熱ローラ
131c 加圧カム
131j カム駆動軸
132 第1加圧アーム
132a カムフォロア
133 第2加圧アーム
134 弾性体
134a 加圧調整手段
135 支持軸
D 原稿
P 記録媒体
T トナー像
特開平11−125985号公報 特開2005−201917号公報

Claims (8)

  1. 所定の画像情報に基づいて記録媒体上に未定着トナー像を形成するトナー像形成手段と、
    定着部材、該定着部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材、該加圧部材を前記定着部材に押圧し、あるいは該定着部材から脱圧する加圧脱圧機構部を有し、前記ニップ部に前記記録媒体を通過させることにより該記録媒体に前記未定着トナー像を定着させる定着装置と、を備え、
    画像形成動作の通紙後に、画像形成に関するソフトウェア及び機構部が動作していない状態となるオフスリープ状態となる前に、前記定着装置では、前記定着部材に前記加圧部材が圧接した状態を維持する圧接維持工程と、前記定着部材から前記加圧部材を脱圧する脱圧工程とが順次実行される画像形成装置であって、
    前記圧接維持工程における圧接維持時間は、前記画像形成動作における画像情報に基づいて変化するものであって、
    前記圧接維持工程では、前記定着部材及び加圧部材の寿命延長を優先する第1の圧接維持時間候補と、消費電力の低減を優先する第2の圧接維持時間候補が用意されており、前記画像形成動作における画像情報に基づいていずれかの圧接維持時間候補が設定され、
    前記第1の圧接維持時間候補の時間は、60秒〜60分の範囲で可変の時間であり、前記第2の圧接維持時間候補の時間は5秒以下の一定の時間であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成動作における画像情報は、モノクロ、カラーのいずれかである色調と、文字、ベタ、線、網点を含む画像パターンと、からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成動作における画像情報として、色調がモノクロで、かつ画像パターンが文字、ベタ、線のいずれかであるときに、前記第2の圧接維持時間候補が設定されることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記圧接維持工程中に、前記オフスリープ状態への移行が指示されると、該圧接維持工程を終了して、脱圧工程を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記脱圧工程終了後に、前記圧接維持工程における圧接維持時間はデフォルトの圧接維持時間に初期化されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記加圧脱圧機構部は、前記加圧部材の前記定着部材への押圧状態として複数の加圧レベルを有し、前記画像形成動作の通紙後の加圧レベルを、その通紙前の加圧レベルを引き継ぐようにすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記加圧脱圧機構部は、前記加圧部材の前記定着部材への押圧状態として複数の加圧レベルを有し、前記記録媒体の厚さ及び前記ニップ部における搬送速度により、前記画像形成動作の通紙中の加圧レベルを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記加圧脱圧機構部は、弾性部材の弾性力を利用して前記加圧部材の脱圧動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2010233752A 2010-10-18 2010-10-18 画像形成装置 Active JP5610148B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233752A JP5610148B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 画像形成装置
US13/200,592 US8891990B2 (en) 2010-10-18 2011-09-27 Image forming apparatus and method for forming toner image on recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233752A JP5610148B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012088441A JP2012088441A (ja) 2012-05-10
JP5610148B2 true JP5610148B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=45934260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010233752A Active JP5610148B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8891990B2 (ja)
JP (1) JP5610148B2 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007054147A1 (de) * 2007-11-12 2009-05-20 Khs Ag Leimwalze sowie Etikettieraggregat mit einer solchen Leimwalze
JP5471201B2 (ja) * 2009-09-04 2014-04-16 株式会社リコー 加熱定着装置及び画像形成装置
JP5625924B2 (ja) 2011-01-11 2014-11-19 株式会社リコー 電磁誘導加熱方式定着装置と画像形成装置
JP2013015549A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5773151B2 (ja) 2011-08-17 2015-09-02 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6069828B2 (ja) 2011-12-05 2017-02-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5737629B2 (ja) 2011-12-26 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6136220B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6136221B2 (ja) 2011-12-27 2017-05-31 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5796711B2 (ja) 2011-12-28 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9063480B2 (en) 2011-12-28 2015-06-23 Ricoh Company, Limited Fixing device, image forming device, and separating member
JP5904325B2 (ja) 2011-12-28 2016-04-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5928783B2 (ja) 2012-01-11 2016-06-01 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5796714B2 (ja) 2012-01-13 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5737520B2 (ja) 2012-01-13 2015-06-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5761524B2 (ja) 2012-01-13 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6024108B2 (ja) 2012-01-19 2016-11-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5970828B2 (ja) 2012-01-19 2016-08-17 株式会社リコー 分離部材、定着装置、及び画像形成装置
JP6333511B6 (ja) 2012-01-23 2023-11-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5967468B2 (ja) 2012-01-24 2016-08-10 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5943231B2 (ja) 2012-01-26 2016-07-05 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP5835668B2 (ja) 2012-01-27 2015-12-24 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6035668B2 (ja) 2012-01-27 2016-11-30 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP6052598B2 (ja) 2012-01-30 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP6051741B2 (ja) 2012-01-31 2016-12-27 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5751428B2 (ja) 2012-01-31 2015-07-22 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5963105B2 (ja) 2012-02-02 2016-08-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9026024B2 (en) 2012-02-09 2015-05-05 Ricoh Company, Ltd. Fixing device capable of minimizing damage of endless rotary body and image forming apparatus incorporating same
JP5995132B2 (ja) 2012-02-09 2016-09-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2013164463A (ja) 2012-02-09 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP6209311B2 (ja) 2012-02-09 2017-10-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6032525B2 (ja) 2012-02-09 2016-11-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP5850326B2 (ja) 2012-02-09 2016-02-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP6423994B2 (ja) 2012-02-09 2018-11-14 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6103679B2 (ja) 2012-02-09 2017-03-29 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5948923B2 (ja) 2012-02-09 2016-07-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6003619B2 (ja) 2012-02-09 2016-10-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6201312B2 (ja) 2012-02-09 2017-09-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP5950152B2 (ja) 2012-03-22 2016-07-13 株式会社リコー 定着装置、及び、画像形成装置
JP2013195857A (ja) 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び、画像形成装置
JP2013235231A (ja) * 2012-04-12 2013-11-21 Konica Minolta Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP6153063B2 (ja) 2013-03-15 2017-06-28 株式会社リコー 加圧力可変機構、定着装置及び画像形成装置
JP2015004773A (ja) 2013-06-20 2015-01-08 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6372313B2 (ja) 2014-10-31 2018-08-15 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP6400060B2 (ja) * 2016-10-11 2018-10-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6900718B2 (ja) * 2017-03-15 2021-07-07 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP7009116B2 (ja) * 2017-08-25 2022-01-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020020897A (ja) * 2018-07-30 2020-02-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7396028B2 (ja) * 2019-12-23 2023-12-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2799602B2 (ja) * 1989-10-06 1998-09-21 コニカ株式会社 熱ローラ定着装置
JPH1063132A (ja) * 1996-08-19 1998-03-06 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JPH11125985A (ja) 1997-10-23 1999-05-11 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
JP3736240B2 (ja) 1999-11-29 2006-01-18 富士ゼロックス株式会社 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2003207972A (ja) * 2002-01-11 2003-07-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004037888A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2005049615A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2005114959A (ja) * 2003-10-07 2005-04-28 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2005201917A (ja) 2004-01-13 2005-07-28 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4353419B2 (ja) 2004-02-12 2009-10-28 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US7925177B2 (en) 2004-07-21 2011-04-12 Ricoh Co, Ltd. Image fixing apparatus stably controlling a fixing temperature, and image forming apparatus using the same
US7546049B2 (en) 2005-01-21 2009-06-09 Ricoh, Ltd. Image forming device with a control means to correct the fixing control temperature
JP4883914B2 (ja) 2005-01-24 2012-02-22 株式会社リコー 定着装置及びこれを用いる画像形成装置
JP2006313227A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007003808A (ja) 2005-06-23 2007-01-11 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4728059B2 (ja) 2005-07-15 2011-07-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2007102166A (ja) 2005-09-09 2007-04-19 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2007226137A (ja) 2006-02-27 2007-09-06 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置
JP2007279669A (ja) 2006-03-13 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置、および定着装置の定着ニップ形成方法
JP2007310353A (ja) 2006-04-17 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4786417B2 (ja) 2006-05-26 2011-10-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置、並びに加熱制御方法及び加熱制御装置
JP2007322975A (ja) 2006-06-05 2007-12-13 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP4914122B2 (ja) 2006-06-08 2012-04-11 株式会社リコー 転写装置、及び画像形成装置
JP4982000B2 (ja) 2006-07-31 2012-07-25 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP4890991B2 (ja) 2006-07-31 2012-03-07 株式会社リコー 定着装置、これを用いた画像形成装置
US7899380B2 (en) * 2007-02-20 2011-03-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus having fixing device and controller to execute a cleaning mode
JP2008216825A (ja) 2007-03-07 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP5177348B2 (ja) 2007-03-12 2013-04-03 株式会社リコー 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2008233790A (ja) 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2009014829A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Sharp Corp 定着装置、および画像形成装置
JP5065871B2 (ja) 2007-12-11 2012-11-07 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5286869B2 (ja) 2008-03-25 2013-09-11 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置
JP5648263B2 (ja) 2008-05-30 2015-01-07 株式会社リコー 画像形成装置
JP5200722B2 (ja) 2008-07-17 2013-06-05 株式会社リコー 画像記録装置
JP2010066347A (ja) 2008-09-09 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2010151906A (ja) 2008-12-24 2010-07-08 Ricoh Co Ltd ベルト駆動機構、定着装置及び画像形成装置
JP5336218B2 (ja) * 2009-02-06 2013-11-06 株式会社沖データ 画像形成装置
JP5257848B2 (ja) 2009-03-10 2013-08-07 株式会社リコー 転写定着装置及び画像形成装置
US8422925B2 (en) 2009-03-17 2013-04-16 Ricoh Company, Ltd. Transfer-fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5360686B2 (ja) 2009-05-27 2013-12-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5464411B2 (ja) 2009-07-29 2014-04-09 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011043666A (ja) 2009-08-21 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5418068B2 (ja) 2009-08-26 2014-02-19 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5582455B2 (ja) 2009-09-03 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5299690B2 (ja) 2009-09-10 2013-09-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5366005B2 (ja) 2009-09-10 2013-12-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011081338A (ja) 2009-09-14 2011-04-21 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP5375469B2 (ja) 2009-09-14 2013-12-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5581634B2 (ja) 2009-09-15 2014-09-03 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011064767A (ja) 2009-09-15 2011-03-31 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5472605B2 (ja) 2009-10-09 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5440777B2 (ja) 2009-11-17 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5532977B2 (ja) 2009-11-30 2014-06-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5333194B2 (ja) 2009-12-22 2013-11-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5604881B2 (ja) * 2010-01-15 2014-10-15 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
US8600276B2 (en) 2010-01-27 2013-12-03 Ricoh Company, Limited Heat conduction unit, fixing device, and image forming apparatus
JP5445188B2 (ja) 2010-02-07 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5445189B2 (ja) 2010-02-08 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5381776B2 (ja) 2010-02-12 2014-01-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011169997A (ja) 2010-02-17 2011-09-01 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5564981B2 (ja) 2010-02-25 2014-08-06 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5531676B2 (ja) 2010-03-03 2014-06-25 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5509936B2 (ja) 2010-03-03 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5418913B2 (ja) 2010-03-04 2014-02-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5440278B2 (ja) 2010-03-10 2014-03-12 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5633386B2 (ja) 2010-03-10 2014-12-03 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US8488981B2 (en) 2010-03-11 2013-07-16 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus using the same
JP5471634B2 (ja) 2010-03-11 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5471637B2 (ja) 2010-03-12 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5408553B2 (ja) 2010-03-12 2014-02-05 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5630040B2 (ja) 2010-03-15 2014-11-26 株式会社リコー 定着装置、及び画像形成装置
JP2011191607A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5454254B2 (ja) 2010-03-16 2014-03-26 株式会社リコー 画像形成装置
JP2011191591A (ja) 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP5560791B2 (ja) 2010-03-16 2014-07-30 株式会社リコー 熱定着装置及び画像形成装置
JP5515898B2 (ja) 2010-03-17 2014-06-11 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2011197154A (ja) 2010-03-17 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 定着装置、定着方法、画像形成装置及び画像形成方法
JP5589526B2 (ja) 2010-03-18 2014-09-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5515906B2 (ja) 2010-03-18 2014-06-11 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2011197183A (ja) 2010-03-18 2011-10-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5447045B2 (ja) 2010-03-18 2014-03-19 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5510721B2 (ja) 2010-05-07 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5510727B2 (ja) 2010-06-21 2014-06-04 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012088441A (ja) 2012-05-10
US8891990B2 (en) 2014-11-18
US20120093531A1 (en) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5610148B2 (ja) 画像形成装置
US8626018B2 (en) Fixing unit and image forming apparatus
US8811843B2 (en) Image forming apparatus for forming toner image on recording medium
JP2012118481A (ja) 定着装置、画像形成装置、及び定着装置の制御方法
US7620337B2 (en) Image heating apparatus and image forming apparatus with controlled switch out of stand-by state
JP5424079B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2010066347A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2008139817A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5074992B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2016014774A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2015169893A (ja) 定着装置及び定着装置を有する画像形成装置
JP5158497B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5454832B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5014234B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012027174A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP5158498B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5846415B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2010211080A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP2010181512A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP5278750B2 (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
JP4963930B2 (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2007178477A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5376270B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014089233A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5267849B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140819

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5610148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151