JP2005049615A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、定着ユニットによって記録用紙にトナーを定着させる際に、トナー画像が形成された画像形成面を加熱して定着させる上ローラに対して記録用紙を押圧し、上ローラと共に回転する下ローラが、上ローラとの接触により温度上昇して記録用紙の接触面を必要以上に加熱してしまい、印刷の品質劣化を生じさせていた。
【解決手段】 記録用紙15の両面印刷或いは片面の連続印刷時に、記録用紙15の第1面と第2面との間、或いは前後する記録用紙間の定着を行わない期間において、上ローラ51に対して下ローラ52を離間させ、或いは回転を停止することで、下ローラ52が必要以上に温度上昇するのを防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置に関し、特にトナー等の記録材を記録媒体に定着させるための定着方法に関する。
従来、この種の画像形成装置として、例えば、トナー、インク等の記録材を用いて、記録媒体上に画像を形成し、画像形成後に記録媒体を加熱したローラ部材で挟持搬送することで、記録材を記録媒体上に熱定着させる記録装置において、記録媒体の両面に記録を行なう機能を備えたものがあった。
この種の装置では、未印刷の記録媒体を保留する給紙トレイから、記録媒体を画像形成部に給紙し、記録媒体の第1の面に記録材による画像を形成する。その後、記録媒体を定着部に搬送し、定着ローラにより第1面の加熱定着を行う。第1面の加熱定着が行われた媒体は、表裏反転機構を介して表裏の反転を行い、両面給紙機構により再度画像形成部に給紙され、第2面の画像形成が行われる。
第2面の画像形成後、第1面と同様に定着部で熱定着が行われ、排出路を通り装置外へ排出され、両面印刷が完了する。上記のように、両面印刷を行う場合には、第1面の画像形成、定着完了後、再度第2面に画像形成、定着を行うといった2回の定着処理が間隔をおいて実行される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000―338817号公報(第4頁、図1)。
しかしながら、上記構成の装置において、記録媒体の表裏印刷のようなページ印刷間隔が開いた場合、ページ間で上下ローラが直接当接した状態で空回りする時間が長くなる。この場合、上ローラから下ローラへ熱が伝達され、下ローラの温度が、下ローラのヒータをOFFしていても下ローラの目標温度より高い温度に上昇してしまう問題があった。そのため、両面印刷の2回目印刷の場合に、既に定着完了した面が下ローラに当接する際に、下ローラ温度が目標温度より高い温度となっているため、一旦定着したトナーが再度溶融されることとなり、画像の定着ムラや、ホットオフセットの発生の原因となっていた。
また、片面印刷においても、ページ間隔が開いた場合、同様に下ローラが過剰に加熱される事で、画像の光沢度が不安定となり、画質が低下するという問題があった。
本発明の目的は、以上のような問題点を解消し、印刷時にページ印刷間隔が開いた場合にも、下ローラの必要以上の温度上昇を抑制し、常に安定したページ印刷を可能とする画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、
記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加える加熱手段と、前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、先行する記録媒体と後続の記録媒体との間隔を判断する判断手段とを有し、
前記判断手段により判断された間隔が所定値以上の場合、前記付勢手段による前記付勢を解除することを特徴とする。
また別の発明の画像形成装置は、
記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加えると共に回転運動により記録媒体を搬送方向に搬送する加熱手段と、前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、先行する記録媒体と後続の記録媒体との間隔を判断する判断手段とを有し、
前記判断手段により判断された間隔が所定値以上の場合、前記加熱手段の回転を所定時間停止することを特徴とする。
更に別の発明の画像形成装置は、記録媒体の第1面と第2面とに順次画像形成する両面印刷機能を備えた画像形成装置において、
記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加える加熱手段と、前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を所定の位置で検出する記録媒体検出手段とを有し、
前記記録媒体検出手段が、前記第1面の印刷時に検出する検出情報に同期した第1の期間と、前記第2面の印刷時に検出する検出情報に同期した第2の期間のみ、前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢することを特徴とする。
更に別の発明の画像形成装置は、記録媒体の第1面と第2面とに順次画像形成する両面印刷機能を備えた画像形成装置において、
記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加えると共に回転運動により記録媒体を搬送方向に搬送する加熱手段と、前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を所定の位置で検出する記録媒体検出手段とを有し、
記録媒体検出手段が、前記第1面の印刷時に検出する検出情報に同期して開始し、前記第2面の印刷時に検出する検出情報に同期して終了する第3の期間のみ前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢すると共に、前記第3の期間内にあって、前記第1面の印刷時に検出する検出情報の検出終了に同期して開始して前記第2面の印刷時に検出する検出情報に同期して終了する、少なくとも第4の期間、前記加熱手段の回転を停止することを特徴とする。
更に別の発明の画像形成装置は、記録媒体に記録材による画像を形成し、該画像の定着を行う画像形成装置において、
前記記録媒体の厚みを検出する厚み検出手段を有し、所定の第1の記録媒体厚に対する第1の定着温度設定値を持ち、前記第1の記録媒体厚より厚い第2の記録媒体厚に対する、前記第1の定着温度設定値より高い第2の定着温度設定値を持ち、前記第1と第2の記録媒体厚の間の記録媒体厚に対する定着温度設定値が前記第1と第2の定着温度設定値を結び略直線状となるように設定し、前記第2の記録媒体厚より厚い第3の記録媒体厚に対する、前記第2の定着温度設定値より高い第3の定着温度設定値を持ち、前記第2と第3の記録媒体厚の間の記録媒体厚に対する定着温度設定値が前記第2と第3の定着温度設定値を結び略直線状となるように設定し、前記第1と第2の記録媒体厚間における定着温度設定値の媒体厚増加に伴う上昇率が、前記第2と第3の記録媒体厚間における定着温度設定値の媒体厚増加に伴う上昇率より小さく設定し、前記第1から第3までの記録媒体厚の記録媒体に対して、各記録媒体厚に対応する前記定着温度設定値に則した定着温度にて前記記録材による画像の定着を行うことを特徴とする。
更に別の発明の画像形成装置は、記録媒体に記録材による画像を形成し、該画像の定着を行う画像形成装置において、
前記記録媒体の厚みを設定する媒体厚設定手段と、各々ヒータを備えた第1と第2のローラを有し、該第1と第2のローラが、互いに圧接して回転した状態で、前記記録媒体を押圧し且つ搬送する定着手段と、前記記録媒体の厚みに基づいて、前記各ヒータを駆動して前記第1と第2のローラの温度を制御する制御手段とを有し、
前記第1のローラより前記第2のローラの温度を低く設定すると共に、前記2のローラの温度が、前記記録媒体の厚み増加に伴って略直線状に上昇し、且つその温度上昇率が所定の記録媒体厚以上の領域でより大きくなるように温度制御することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、記録媒体に記録材を定着する際に、記録媒体の定着面と反対側の面が過剰に過熱するのを防ぐことができ、品質劣化のない安定した定着処理を行うことが出来る。
また、別の発明による画像形成装置によれば、記録媒体に記録材を定着する際に、記録媒体の厚みに応じて定着面と反対側の面を所望の温度に保つことができるため、薄紙を印刷した時のホットオフセット、或いは厚紙を印刷した時のコールドオフセットを防止することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による画像形成装置の実施の形態1の要部構成を正面からみた概略構成図である。
画像形成装置1は、内部に印刷媒体に相当する記録用紙15を収納した給紙トレイ3が装着される用紙カセット載置部と、後述するように記録用紙15を搬送経路11に沿って搬送して、用紙の表裏反転を行う両面給紙ユニット4と、記録用紙15を搬送経路11に沿って搬送しつつ、この記録用紙15にトナー画像を形成する印刷プロセス部2と、記録用紙15にトナー画像を定着させる定着ユニット9とを有す。
そして、給紙トレイ3に積層配置された記録用紙15の最上部の記録用紙は、ホッピングローラ10によって搬送路11aに沿って搬送され、この記録用紙15の先端を一旦突き当て、斜行等を取り除くレジストローラ5によって、印刷プロセス部2に搬送される。そしてこの印刷プロセス部2内では、搬送されてきた記録用紙15を静電気力で吸着する搬送ベルト8によって、搬送路11bに沿って搬送する。
記録用紙15は、この印刷プロセス部2の搬送路11bを通過する際に、上流側から順にブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に対応して配設された4つの現像装置2a,2b,2c,2dと各現像装置の感光体ドラムに搬送ベルト8を介して圧接する転写ローラ2fとによって行われる、電子写真の帯電、露光、現像、転写のプロセスによって、順に各色のトナーによるトナー画像がその表面(第1面)に転写される。
そして、記録用紙15の表面(第1面)に形成されたトナー画像を記録用紙15に定着させるための後述する定着ユニット9を経た後、経路設定ガイド12で進路が選択される。
片面印刷時、記録用紙15は、同図に点線で示す位置に変位する経路設定ガイド12にガイドされて搬送経路11cに送られ、そのまま排出部13から外部に排出される。一方両面印刷時、定着ユニット9を経た記録紙15は、同図に実線で示す位置に変位した経路設定ガイド12にガイドされて搬送経路11dに送られ、両面給紙ユニット4の経路設定ガイド14にガイドされ、更に正逆回転可能な搬送ローラ16によって、両面給紙ユニット4の下方に形成された退避用の搬送路11eに一旦送られる。
その後、記録用紙15は、逆転する搬送ローラ16及び点線位置に変位した経路設定ガイド14によって、両面給紙ユニット4内の搬送経路11fに送られ、再び印刷プロセス部2内の搬送路11bに送られて裏面(第2面)に画像が転写された後、定着ユニット9、点線位置に変位した経路設定ガイド12を経た後、排出部13から外部に排出される。
同図中の記録媒体検出手段としての記録媒体センサ6は、レジストローラ5の出力側の搬送路近傍に配置され、通過する記録用紙15の有無を検出し、この記録用紙が通過中か否かを判別可能な媒体検出信号を、後述する制御部101(図3)に出力する。同じく厚み検出手段としての媒体厚センサ7は、通過する記録用紙15の厚みを算出するための厚み情報信号を後述する制御部101(図3)に出力する。ここで、記録用紙15を搬送経路にそって搬送する装置が搬送手段に相当し、印刷プロセス部1の各現像装置2a〜2dが画像形成部に相当する。
尚、同図中のX,Y,Zの座標軸は、転写ローラ2fの回転軸方向にY軸を設定し、その配列方向にX軸を設定し、X軸及びY軸と直交する方向にZ軸を設定している。またX軸のプラス方向は、印刷プロセス部2内における記録用紙の搬送方向である。
図2(a)、(b)は、定着ユニット9の内部構成を模式的に示し、その動作を説明するための動作説明図であり、同図中に示すX,Y,Z座標軸は、前記した図1のX,Y,Z座標軸に対応している。従って、図2は、図1に示す定着ユニット9を、その図面の裏側からみた図に相当する。
同図(a)中、上ローラ51は、図示しない定着モータ103(図3)の回転軸に取り付けられたドライブギア53と歯合する従動ギア52と同軸に一体的に形成され、ドライブギア53の回転により回転する。ドライブギア53は、更に一方向ギア54を介してカムギア55に結合されている。この一方向ギア54は、ドライブギア53及びカムギア55と歯合するが、ドライブギア53が記録用紙15(図1)を搬送(X軸のプラス方向)する正方向回転、即ちY軸回りの矢印A方向に回転するとき、この回転を伝達せず、ドライブギア53が逆方向回転(Y軸回りの矢印B方向への回転)するときのみこの回転をカムギア55に伝達する。
カムギア55には、偏心カム56が配設され、カムギア55と一体的に回転する。レバ57は、定着ユニット9本体に、支点58において回転自在に支持され、その一端側の係合端部57aが、定着ユニット9本体に配設された支柱59との間に圧縮した状態で架けられたスプリング60によって偏心カム56の周側面56aに圧接されている。従って、このレバ57は、カムギア55の回転によって、偏心カム56の形状に応じて揺動する。
下ローラ61は、同図(a)に示す上ローラ51に圧接する可動位置と、同図(b)に示す上ローラ51から離間する待機位置との間で摺動可能に定着ユニット9本体に保持されている。この下ローラ61の下ローラ軸62は、その周面が、ベアリングを介して、レバ57の他端側のL字状に形成された作用端部57bに当接している。従ってこの下ローラ61は、回転が自由に保たれた状態で、自重によって、鉛直方向であるZ軸のマイナス方向に移動するのを、レバ57によって規制されている。
従って、カムギア55の偏心カム56の位置が、同図(a)に示す位置にある場合、レバ57がY軸回りの矢印Aの揺動方向に最大移動し、下ローラ61を、上ローラ51に圧接する可動位置に保ち、カムギア55の偏心カム56の位置が、同図(b)に示す位置にある場合、レバ57がY軸回りの矢印Bの揺動方向に最大移動し、下ローラ61を、上ローラ51から離間する待機位置に保つ。カム位置センサ63は、この偏心カム56のカム位置を、下ローラ61を可動位置とする同図(a)の位置を可動ポジションとして検出し、この位置情報を後述する制御部101(図3)に出力する。
この偏心カム56の回動は、後述する所定のタイミングで行われる、一方向ギア54が回転を伝達できるドライブギア53の逆方向回転(Y軸回りの矢印B方向への回転)時に行われる。
従って、偏心カム56が同図(a)の可動ポジションにあって、ドライブギア53が正方向回転するとき、上ローラ51の回転により下ローラ61も連れ回りし、上下ローラ間に搬送された記録用紙15(図1)を定着しながらX軸のプラス方向に搬送し、偏心カム56が同図(b)の待機ポジションにあって、ドライブギア53が正方向回転するとき、上ローラ51の回転が下ローラ61に伝達せず、記録用紙15の定着、搬送は行われない。
更に、この上ローラ51及び下ローラ61の各ローラ表面には、それぞれ接触型の上ローラ温度センサ64及び下ローラ温度センサ65が配設され、各ローラの表面温度を検出し、検出温度情報を後述する制御部101(図3)に出力する。上ローラ温度センサ64及び下ローラ温度センサ65の各温度検出部は、板ばね形状でローラ表面に対して所定の荷重で押圧されており、ローラの回転及び上下摺動時にもローラ表面に当接する構造となっている。また上ローラ51及び下ローラ61の各内部には、ローラ温度を暖めるための上ローラヒータ66及び下ローラヒータ67が配設されている。尚、上ローラ51が加熱手段に相当し、下ローラ61が加圧手段に相当し、レバ57及びこれを動かす部材が付勢手段に相当する。
図3は、画像形成装置1の本発明に関与する要部動作を制御する制御系の構成を示すブロック図である。
同図中、制御部101は、マイクロプロセッサ機能を内蔵しており、各ブロックの動作シーケンスを管理する。定着モータ103は、定着モータ駆動回路102から出力される励磁相信号により励磁される2相励磁のステッピングモータで、この定着モータ103の回転により、この回転軸に直結するドライブギア53(図2)が回転する。定着モータ駆動回路102は、内部にモータ励磁用のドライバ回路及び励磁相を保持するための相カウンタを有し、制御部101から入力する回転方向信号DIRS及び励磁相切換パルス信号CHPSにより、正逆指定方向に、励磁切換パルス信号のパルス間隔で指定されるパルスレートで相切換えをシーケンシャルに行って定着モータ103を回転駆動する。
また、制御部101は、定着ユニット9(図1)の媒体搬送方向上流に配置された記録媒体センサ6から出力される前記した媒体検出信号を入力し、記録用紙15がこの記録媒体センサ6を通過中か否かを判定する。制御部101は、上ローラ51及び下ローラ61(図2)の各温度センサ64,65から出力される前記した検出温度情報を入力し、デジタル値に変換して各ローラ温度を検知する。
上ローラヒータ66(図2)を駆動する上ローラヒータ駆動回路105は、御部101から出力されるオン/オフ信号SWIAを入力し、この入力信号に応じて上ローラヒータ66をオン/オフ駆動し、同じく下ローラヒータ67(図2)を駆動する下ローラヒータ駆動回路106は、制御部101から出力されるオン/オフ信号SWIBを入力し、この入力信号に応じて下ローラヒータ67をオン/オフ駆動する。制御部101は、後述するように、上ローラ温度センサ64及び下ローラ温度センサ65で検出した各ローラ温度に応じて、上ローラ51及び下ローラ61が各々所望の温度となるように、オン/オフ信号SWIA及びSWIBを出力する。
更に制御部101には、タイマ104が接続され、制御部101によって設定される設定時間信号SETTを受けてタイマ値を設定し、その設定時間が経過した時点でタイムアップを知らせるタイムアップ信号TMUPを制御部101に返信する。
図4は、本実施の形態における画像形成装置1の動作を説明するタイムチャートである。このタイムチャートを参照しながら、画像形成装置1の動作について、以下に説明する。尚、本実施の形態では、上ローラ51及び下ローラ61の各温度は、各々予め設定された所定の温度となるように温度制御され、且つ下ローラ61の温度は、上ローラ51の温度より低く設定されているものとする。
印刷動作が開始されると、記録用紙15は、図1に示すように、搬送路11aを経由して印刷プロセス部2に至り、更に搬送路11bを搬送される間に各現像装置2a〜2dによって各色の印刷トナーを表面(第1面)に転写され、定着ユニット9に至る。
この間に、記録媒体センサ6は、時刻tに記録用紙15の先端部が検出点を通過するのを検出し、その後端部の通過が終了する時刻tまでの間、媒体検出信号を“H”として、制御部101に記録用紙15が通過中であることを示す。制御部101は、時刻tに媒体検出信号の“H”を確認すると、偏心カム56が、図2(b)に示す待機ポジションの状態から、図2(a)に示す、下ローラ61を上ローラ51に圧接する可動位置に移動する可動ポジションとなるのがカム位置センサ63によって検出される時刻tまで定着モータ103を逆方向回転駆動する。
その後、直ちに定着モータ103を正方向回転駆動して、上下ローラ51,61による記録用紙15の定着及び定速搬送が可能な状態とする。以後、所定時間継続されるこの状態を、第1の期間に相当する媒体定着可能期間Tbとする。この媒体定着可能期間Tbが始まった後、記録用紙15が定着ユニット9に至り、その定着が開始される。尚、上記媒体定着可能期間Tbが開始された後、記録用紙15が定着ユニット9に至るように予め考慮し、記録媒体センサ6の配設位置を決定しているものとする。
その後、制御部101は、時刻tに、記録用紙15が記録媒体センサ6の検出点を通過し終えるのを確認すると、タイマ104を使って所定の経過期間Taを計測し、経過期間Taが経過した時刻tの段階で、定着モータ103の正方向回転を減速して媒体定着可能期間Tbを終了する。続けて、定着モータ103を正方向回転から逆方向回転(時刻t)として一方向ギア54を介して偏心カム56を移動し、偏心カム56が再び図2(b)に示す待機ポジションに至る時刻tまで定着モータ103を逆方向回転駆動する。
このとき、同図(b)に示すように、下ローラ61は、上ローラ51から離間する待機位置にある。尚、タイマ104による経過期間Taは、媒体定着可能期間Tbが定着ユニット9による記録用紙15の定着が終了する時間より長くなるように予め設定されるものである。
この後、定着器ユニット9を通過した記録用紙15は、図1に示すように、経路設定ガイド12,14にガイドされて搬送経路11d、11eと搬送され、前記したように、図中の点線位置に変位する経路設定14及び反転する搬送ローラ16によって表裏反転した状態で搬送路11fに沿って搬送され、斜行等を取り除くレジストローラ5によって、再び印刷プロセス部2に搬送される。
その後、この裏面(第2面)を上側にした記録用紙15は、記録媒体センサ6を通過し、4つの現像装置2a,2b,2c,2dと各転写ローラ2fとによって各色のトナーによる画像がその裏面(第2面)に転写され、定着ユニット9を通過した後、図中の点線位置に変位した経路設定ガイド12にガイドされて搬送路11cに至り、排出部13から外部に排出される。この間、図4のタイムチャートに示すように、記録用紙15の先端部が記録媒体センサ6に検出される時刻tから、定着モータ103(図3)が停止する時刻t12までの各時刻での動作は、それぞれ前記した時刻tから時刻tまでの各時刻での動作と全く同じであるため、ここでの説明は省略する。尚、時刻tの直後に始まる媒体定着可能期間Tbが第2の期間に相当する。
また、図1に示す経路設定ガイド12を点線で示す位置に固定しての記録用紙の片面(第1面)印刷時における連続印刷時にも、順次給紙トレイ3から搬送される記録用紙15が、記録媒体センサ6を通過する毎に、図4に示すタイムチャートの時刻tから時刻tまでの各時刻での動作が繰り返されるように構成する。
尚、本実施の形態では、定着ユニットの定着手段として2本のローラを用いたが、片方或いは両方に耐熱ベルトを用い、印刷媒体を挟持、加熱する方式とし、同様のタイミングで挟持及び離間させるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態1の画像形成装置によれば、上記した記録用紙の表裏印刷のように、第1面と第2面の各ページ印刷の間において、定着ユニット内に記録用紙がない所定の期間、定着ユニットの上下ローラが離間されるため、その期間に上ローラから下ローラへの熱伝達がなく、下ローラの温度上昇を抑えることが可能となる。これにより、記録用紙の第2面定着の際に第1面が下ローラに当接した場合でも、下ローラ温度が所定の温度に抑えられるため、第1面の過加熱を防止でき、定着むら及びホットオフセットを防止できる。
また、記録用紙の片面連続印刷の場合にも、前後する記録用紙の各ページ印刷の間において、定着ユニットの上下ローラが離間されるため、同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の画像形成装置による実施の形態2の動作を説明するタイムチャートであり、このタイムチャートを参照しながら、本実施の形態の画像形成装置の動作について、以下に説明する。
尚、本実施の形態2の動作を実行する画像形成装置は、前記した実施の形態1で説明した図1の画像形成装置1の構成と同一としてよく、その制御系の構成も図3のブロック図と同一で、制御部101による動作処理の内容が一部異なるものであるため、図1に示す画像形成装置1によって本実施の形態の動作が実行されるものとして、これ等の各図を参照しながら以下に動作を説明する。
印刷動作が開始された後、図1に示す記録用紙15が搬送路11aを経由して記録媒体センサ6に検出される時刻tから、定着処理が終了し、定着モータ103(図3)の正方向回転が停止する時刻tまでの各時刻での動作は、それぞれ前記した図4の時刻tから時刻tまでの各時刻での動作と全く同じであるため、ここでの説明は省略する。
時刻tの後、前記した実施の形態1の場合のように、定着モータ103を逆転して図2に示す下ローラ61を上ローラ51から離間する動作を行わないため、この後、後述する時刻t21まで、上ローラ51と下ローラ61とは、互いに回転することなく圧接した状態のまま経過する。
この間、第1面での定着が終了した記録用紙15は、前記したように、搬送路11d,11e,及び11f(図1)を経由して表裏反転され、第2面を上側に向けて再び記録媒体センサ6の検出点に至り、その先端部が時刻t21に記録媒体センサ6によって検出される。制御部101(図3)は、この記録媒体センサ6の検出により、記録用紙15の先端部が記録媒体センサ6の検出点を通過するのを確認すると、タイマ104を使って所定の経過期間Tdを計測し、経過期間Tdが経過した時刻t22の段階で、定着モータ103(図3)の正方向回転を開始する。
これにより、上下ローラ51,61による記録用紙15の定速搬送及び定着が可能な状態の媒体定着可能期間Tcとなり、この媒体定着可能期間Tcが始まった後、記録用紙15が定着ユニット9に至り、その定着が開始される。
尚、上記媒体定着可能期間Tcが開始された後、記録用紙15が定着ユニット9に至るように、且つ、時刻t22の段階の定着モータ103の正方向回転開始以後、記録用紙15が定着ユニット9に至るまでの空回り期間Tfが、所望の期間取れるように、経過期間Tdが考慮されているものとする。この空回り期間Tfは、上下ローラ51,61の圧接したままでの停止により、上ローラ51から下ローラ61に伝達された熱が、一箇所に集中しているのをある程度分散し、均すために設定される。
その後、制御部101は、時刻t23に、記録用紙15が記録媒体センサ6の検出位置を通過し終えるのを確認すると、タイマ104を使って所定の経過期間Taを計測し、経過期間Taが経過した時刻t24の段階で、定着モータ103の正方向回転を減速して媒体定着可能期間Tcを終了する。続けて、定着モータ103を正方向回転から逆方向回転(時刻t25)として一方向ギア54を介して偏心カム56を移動し、偏心カム56が再び図2(b)に示す待機ポジションに至る時刻t26で定着モータ103の回転を停止する。尚、図5において、時刻tから時刻t25までの期間が第3の期間に相当し、時刻tから時刻t22までの期間が第4の期間に相当する。
このとき、同図(b)に示すように、下ローラ61は、上ローラ51から離間する待機位置にある。尚、タイマ104による経過期間Taは、媒体定着可能期間Tcが定着ユニット9による記録用紙15の定着が終了する時間より長くなるように設定されるものである。その後、定着ユニット9を通過した記録用紙15は、図1中の点線位置に変位した経路設定ガイド12にガイドされて搬送路11cに至り、排出部13から外部に排出される。
また、図1に示す経路設定ガイド12を点線で示す位置に固定しての記録用紙の片面(第1面)印刷時における連続印刷時にも、順次給紙トレイ3から搬送される記録用紙15に対して、最初の記録用紙には図5に示すタイムチャートの時刻tから時刻tまでの各時刻での動作が行われ、以後2枚目から最後から2枚目の記録用紙には時刻t21から時刻t25までの各時刻での動作が繰り返され、最後の記録用紙には時刻t25以後、時刻t26までの動作、即ち上下ローラの離間動作が追加されて連続印刷を終了するように構成する。
尚、本実施の形態では、定着ユニットの定着手段として2本のローラを用いたが、片方或いは両方に耐熱ベルトを用い、印刷媒体を挟持、加熱する方式とし、同様のタイミングで挟持及び離間させるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態2の画像形成装置によれば、上記した記録用紙の表裏印刷のように、第1面と第2面の各ページ印刷の間において、定着ユニット内に記録用紙がない所定の期間、定着ユニットの上下ローラは回転を停止するため、その期間に上ローラから下ローラへの熱伝達を一部領域に限定することができる。これにより、第2面定着時、下ローラの温度が全体にわたって上昇していることがなくなり、第1面の過加熱を抑制することができ、定着むら及びホットオフセットを防止できる。
更に、実施の形態1に比べ、ページ間で定着モータを逆転する時間が短縮できるため、媒体搬送が高速でページ間隔が短い場合にも対応できる。また、記録用紙の片面連続印刷の場合にも、前後する記録用紙の各ページ印刷の間において、定着ユニットの上下ローラを離間することなく回転を停止することで、同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図6は、本発明の画像形成装置による実施の形態3の動作を説明するタイムチャートであり、このタイムチャートを参照しながら、本実施の形態の画像形成装置の動作について、以下に説明する。
尚、本実施の形態3の動作を実行する画像形成装置は、前記した実施の形態1で説明した図1の画像形成装置1の構成と同一としてよく、その制御系の構成も図3のブロック図と同一で、制御部101による動作処理の内容が一部異なるものであるため、図1に示す画像形成装置によって本実施の形態の動作が実行されるものとして、これ等の各図を参照しながら以下に動作を説明する。また、ここでは、記録用紙の片面(第1面)の連続印刷時を想定して説明する。そのため、図1に示す経路設定ガイド12は、図中に点線で示す位置に変位するように設定されている。
以上の設定のもとに印刷動作が開始された後、図1に示すように、搬送路11aを経由して印刷プロセス部2に至った最初の記録用紙15は、搬送路11bを搬送される間に、各現像装置2a〜2dによって各色の印刷トナーを表面(第1面)に転写され、定着ユニット9に至る。
この間に、記録媒体センサ6は、時刻tに記録用紙15の先端部が検出点を通過するのを検出し、その後端部の通過が終了する時刻tまでの間、媒体検出信号を“H”として、制御部101に記録用紙15の通過中であることを示す。制御部101は、時刻tに媒体検出信号の“H”を確認すると、偏心カム56が、図2(b)に示す待機ポジションの状態から、図2(a)に示す、下ローラ61を上ローラ51に圧接する可動位置に移動する可動ポジションとなるのがカム位置センサ63によって検出される時刻tまで定着モータ103を逆方向回転駆動する。
その後、直ちに定着モータ103を正方向回転駆動して、上下ローラ51,61による記録用紙15の定着及び定速搬送が可能な状態とする。以後、所定時間継続されるこの状態を、媒体定着可能期間Teとする。この媒体定着可能期間Teが始まった後、記録用紙15が定着ユニット9に至り、その定着が開始される。尚、上記媒体定着可能期間Teが開始された後、記録用紙15が定着ユニット9に至るように予め考慮し、記録媒体センサ6の配設位置を決定しているものとする。
その後、制御部101は、時刻tに、記録用紙15が記録媒体センサ6の検出位置を通過し終えるのを確認すると、タイマ104を使って所定の経過期間Taを計測する。この経過期間Taは、少なくともその期間中に定着ユニット9による印刷中の記録用紙15の定着が終了するように設定され、叉この期間中、制御部101は、次の2番目の記録用紙15が搬送路11aを経由し、その先端部が記録媒体センサ6の検出位置に至るか否かを監視する。
そしてこの経過期間Ta中の時刻t´に、記録媒体センサ6によって次の記録用紙15の先端部が検出されると、制御部101は、定着モータ103の正方向回転を続けて媒体定着可能期間Teを継続したまま、定着ユニット9に至った2番目の記録用紙の定着を開始する。
その後、制御部101は、時刻t32に、2番目の記録用紙15が記録媒体センサ6の検出位置を通過し終えるのを確認すると、タイマ104を使って再び経過期間Taを計測し、次の3番目の記録用紙15が搬送路11aを経由して記録媒体センサ6の検出位置に至るか否かを監視する。ここで、次の3番目の記録用紙が検出されないまま経過期間Taが経過すると、その時刻t33の段階で、定着モータ103の正方向回転を減速して媒体定着可能期間Teを終了する。
続けて、定着モータ103を正方向回転から逆方向回転(時刻t34)とし、一方向ギア54を介して偏心カム56を移動し、偏心カム56が再び図2(b)に示す待機ポジションに至る時刻t35で定着モータ103の回転を停止する。このとき、同図(b)に示すように、下ローラ61は、上ローラ51から離間する待機位置にある。
以後、同様にして、タイマ計測による経過期間Ta中に、続く記録用紙が記録媒体センサ6によって検出されると、定着モータ103の正方向回転を続けて媒体定着可能期間Teを継続したまま次の記録用紙の定着処理を実行し、一方、タイマ計測による経過期間Ta中に、続く記録用紙が検出されない場合には、定着ユニット9の上下ローラを離間した状態とし、次の記録用紙が再び検出される段階で、図6のタイムチャートに示す時刻tからの動作を実行する。
尚、定着ユニット9の上下ローラ51,61が離間した状態で、続く記録用紙が検出される場合、制御部101は、カム位置センサ63からのカム位置情報によって、この離間状態を認識しているため、図6のタイムチャートに示す時刻t後、定着モータ103の逆回転駆動によって始まる一連の動作を指令することが出来る。ここで記録媒体センサ6及び制御部101が判断手段に相当する。
尚、本実施の形態3では、前後する記録用紙の後端と先端の間隔が所定値以上か否かの間隔判定を、1つの記録媒体センサの検出情報に基づく時間計測によって間接的に行ったが、これに限定されるものではく、例えば記録媒体センサ6に加え、記録紙の搬送経路11に沿って図1中に点線で示す記録媒体センサ6´を更に設け、時間計測を行うことなく、直接的に上記間隔判定を実行するように構成してもよい。例えば、記録媒体センサ6が前の記録用紙を検出中に、記録媒体センサ6´が次の記録用紙の先端部を検出するか否かによって上記間隔判定を実行する。
更に、本実施の形態3では、記録用紙の片面連続印刷を想定して説明したが、これに限定されるものではなく、前記した各実施の形態の画像形成装置のように、両面印刷する場合にも適用できる。但し、この場合、図6のタイムチャートの経過期間Taを、印刷紙の反転が行われる時間を考慮して適当に長く設定する必要がある。
更に、本実施の形態では、経過期間Ta中に次の記録用紙が検出されない場合、時刻t33から時刻t35までの処理によって、定着ユニットの上下ローラ51,61を離間させたが、これに限定されるものではなく、前記した実施の形態2の画像形成装置のように、この間各ローラを圧接したまま上ローラ51の回転駆動を停止するように構成しても良い、この場合、次の記録用紙が検出された際の動作は、前記した実施の形態2で説明した図5のタイムチャートの時刻t21以後の動作に準ずる。
以上のように、実施の形態3の画像形成装置によれば、連続印刷時に前後して印刷される記録用紙の間隔に応じて、記録用紙の定着を行っていない期間における定着ユニットの上下ローラを、離間させたり、連続動作させたりするため、下ローラの必要以上の温度上昇を抑制し、常に安定したページ印刷を可能とすると共に、連続印刷のスピードアップを図ることが可能となる。
実施の形態4.
図7は、本発明の画像形成装置における実施の形態4の要部動作を制御する制御系の構成を示すブロック図である。
尚、このブロック図の構成が、前記した図3に示す実施の形態1のブロック図の構成と異なる点は、媒体厚センサ7のブロックが追加された点と制御部101による動作処理の内容が一部異なる点である。従って、このブロック図の構成が、前記した実施の形態1のブロック図(図3)の構成と共通する部分には同符号を付して説明を省略し、動作及び構成の異なる点を重点的に説明する。また、本実施の形態4の動作を実行する画像形成装置は、前記した実施の形態1で説明した図1の画像形成装置1の構成と同一としてよいため、画像形成装置1によって本実施の形態の動作が実行されるものとして、この図1を参照しながら以下に動作を説明する。
図7に示す媒体厚センサ7は、図1に示すように記録用紙15の搬送経路に沿って記録媒体センサ6と略同位置に配置され、記録媒体センサ6によって記録用紙が検出された時点でその記録用紙15の厚さを測定し、この厚み情報を制御部101に出力する。
記録用紙15が記録媒体センサ6に検出されてから、排出部13から排出されるまでの搬送経路及び画像形成過程は、例えば前記した実施の形態1と同じ過程で行なわれるものとし、ここでの説明は省略する。一方、これと同時に、制御部101は、媒体厚センサ7からの厚み情報に基づいて定着ユニット9の上下ローラ51,61(図2)の温度を制御するが、以下にこの温度制御について詳細に説明する。
制御部101は、記録媒体センサ6が記録用紙15を検出していない段階で、媒体厚センサ7が出力する検出値を読み取り、これをオフセット値として記憶しておく。次に印刷動作が開始された後、搬送される記録用紙15が記録媒体センサ6によってその先端部が検出された直後に再度媒体厚センサ6の検出値を読み取り、検出された記録用紙の厚み情報であるその検出値から前記オフセット値を引いた差分をその記録用紙15の媒体厚(記録用紙の厚み)として記憶し、その媒体厚に対応した上温度目標値と下温度目標値を設定する。尚、媒体厚センサ6及び制御部101が媒体厚設定手段に相当する。
制御部101は、図2に示す上ローラ温度センサ64によって上ローラ51の現在温度を検知し、現在温度と上温度目標値との差分に応じて上ローラヒータ駆動回路105を制御して上ローラヒータ66をオン/オフ駆動し、上ローラ51の温度が上温度目標値に収束安定するように温度制御を行う。一方、下ローラ61についても、同様にして、その温度が下温度目標値に収束安定するように温度制御が行われる。尚、制御部101、上ローラ温度センサ64、上ローラヒータ駆動回路105、下ローラ温度センサ65、及び下ローラヒータ駆動回路106が制御手段に相当する。
図8は、記録紙15の媒体厚に対応した上ローラ温度目標値及び下ローラ温度目標値の一例をグラブで示す説明図ある。
上ローラ温度目標値及び下ローラ温度目標値の何れも、検出した記録用紙が厚くなるにつれ、定着温度も高くなるように各温度目標値が設定されている。同グラフでは、媒体厚が80μm(60g/m相当)から140μm(60g/m相当)までの媒体厚(記録用紙の厚み)に対する温度目標を示している。上ローラ温度目標値は、媒体厚80μmから140μmまで一定の温度上昇率を保って温度目標値が設定され、媒体厚に応じた熱量が供給できるような温度設定となっている。
一方、下ローラ温度目標値は、媒体厚さ80μmから120μm(90g/m相当)までは温度の上昇率を一定(略直線状)に且つ小さめに抑え、媒体厚増加に伴って上ローラ温度目標値との目標温度差が広がるように目標値を設定し、120μm以上の媒体においては、温度の上昇率を一定(略直線状)に且つ大きめにして上ローラ温度目標値との目標温度差が小さくなるように温度目標値を設定している。
以上のように下ローラ61の温度目標値を設定して温度制御することにより、両面印刷時に下ローラ温度の影響でホットオフセットの発生しやすい120μm以下の厚みの記録用紙に対しては、下ローラ温度が低く抑えられてホットオフセットの発生を抑制し、且つ熱量が不足してコールドオフセットが発生しやすくなる120μm以上の厚い記録用紙に対しては、下ローラ温度を上げて十分な熱量を媒体に供給し、コールドオフセットの発生を抑制する。
図9は、媒体厚(記録用紙の厚み)が80μmから140μmの間において、上ローラ51の温度設定を媒体厚の増加に比例して増加させた時に、下ローラ61の温度による定着性を調べた実験による実験データをグラフで示す説明図である。
同図のグラフから明らかなように、下ローラ61の温度が、上記した下ローラの温度目標値、即ち媒体厚(記録用紙の厚み)が第1の記録媒体厚に相当する80μmから第2の記録媒体厚に相当する120μmの間では第1の定着温度設定値に相当する120℃から第2の定着温度設定値に相当する130℃に直線増加し、120μmから第3の記録媒体厚に相当する140μm間では130℃から第3の定着温度設定値に相当する150℃に直線増加する温度目標値に沿って変化している場合、そのときの各媒体厚の記録用紙は、全て定着性が良で正常に定着されている。
しかしながら、下ローラ61の温度がその温度目標値より高い場合にはホットオフセットが発生し、逆に下ローラ61の温度がその温度目標値より低い場合にはコールドオフセットが発生してしまうことがわかる。
尚、本実施の形態では、媒体厚センサ7によって記録用紙の媒体厚を検出するように構成したが、これに限定されるものではなく、装置の図示しない入力部から、コマンド入力によって記録用紙の媒体厚情報を制御部101に入力し、制御部101がこの入力に基づいて上下ローラ51,61の温度目標値を設定するように構成してもよい。
以上のように、実施の形態4の画像形成装置によれば、媒体厚に応じて下ローラ温度の目標値を設定する場合に、媒体厚に対する温度目標値の直線の温度上昇率が、所定の媒体厚を境にして、この所定の媒体厚より薄い場合の温度上昇率が、この所定の媒体厚より厚い場合の温度上昇率より小さく設定することで、薄紙を印刷した時のホットオフセット、或いは厚紙を印刷した時のコールドオフセットを防止することができる。
本発明による画像形成装置の実施の形態1の要部構成を正面からみた概略構成図である。 (a)、(b)は、定着ユニット9の内部構成を模式的に示し、その動作を説明するための動作説明図である。 画像形成装置1の本発明に関与する要部動作を制御する制御系の構成を示すブロック図である。 本実施の形態における画像形成装置1の動作を説明するタイムチャートである。 本発明の画像形成装置による実施の形態2の動作を説明するタイムチャートである。 本発明の画像形成装置による実施の形態3の動作を説明するタイムチャートである。 本発明の画像形成装置における実施の形態4の要部動作を制御する制御系の構成を示すブロック図である。 記録紙15の媒体厚に対応した上ローラ温度目標値及び下ローラ温度目標値の一例をグラブで示す説明図ある。 上ローラ51の温度設定を媒体厚の増加に比例して増加させた時に、下ローラ61の温度による定着性を調べた実験による実験データをグラフで示す説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置、 2 印刷プロセス部、 2a,2b,2c,2d 現像装置、 2f 転写ローラ、 3 給紙トレイ、 4 両面給紙ユニット、 5 レジストローラ、 6,6´ 記録媒体センサ、 7 媒体厚センサ、 8 搬送ベルト、 9 定着ユニット、 10 ホッピングローラ、 11 搬送経路、 11a,11b,11c,11d 搬送路、 12 経路設定ガイド、 13 排出部、 14 経路設定ガイド、 15 記録用紙、 16 搬送ローラ、 51 上ローラ、 52 従動ギア、 53 ドライブギア、 54 一方向ギア、 55 カムギア、 56 偏心カム、 56a 周側面、 57 レバ、 57a 係合端部、 57b 作用端部、 58 支点、 59 支柱、 60 スプリング、 61 下ローラ、 62 下ローラ軸、 63 カム位置センサ、 64 上ローラ温度センサ、 65 下ローラ温度センサ、 66 上ローラヒータ、 67 下ローラヒータ、 101 制御部、 102 定着モータ駆動回路、 103 定着モータ、 104 タイマ、 105 上ローラヒータ駆動回路、 106 下ローラヒータ駆動回路。

Claims (11)

  1. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加える加熱手段と、
    前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、
    前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、
    先行する記録媒体と後続の記録媒体との間隔を判断する判断手段と
    を有し、
    前記判断手段により判断された間隔が所定値以上の場合、前記付勢手段による前記付勢を解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加えると共に回転運動により記録媒体を搬送方向に搬送する加熱手段と、
    前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、
    前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、
    先行する記録媒体と後続の記録媒体との間隔を判断する判断手段と
    を有し、
    前記判断手段により判断された間隔が所定値以上の場合、前記加熱手段の回転を所定時間停止することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記先行する記録媒体とは、両面印刷における第1面叉は第2面の画像形成の為の搬送中の記録媒体であり、前記後続の記録媒体とは、前記先行する記録媒体とは異なる面の画像形成の為に搬送中の記録媒体であることを特徴とする請求項1叉は2記載の画像形成装置。
  4. 前記判断手段は、時間により判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記判断手段は、距離により判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 記録媒体の第1面と第2面とに順次画像形成する両面印刷機能を備えた画像形成装置において、
    記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加える加熱手段と、
    前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、
    前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を所定の位置で検出する記録媒体検出手段と
    を有し、
    前記記録媒体検出手段が、前記第1面の印刷時に検出する検出情報に同期した第1の期間と、前記第2面の印刷時に検出する検出情報に同期した第2の期間のみ、前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢することを特徴とする画像形成装置。
  7. 記録媒体の第1面と第2面とに順次画像形成する両面印刷機能を備えた画像形成装置において、
    記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送された記録媒体に記録材による画像を形成する画像形成部と、
    前記記録媒体上の前記記録材による画像に熱を加えると共に回転運動により記録媒体を搬送方向に搬送する加熱手段と、
    前記加熱手段に対向して配置される加圧手段と、
    前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢する付勢手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を所定の位置で検出する記録媒体検出手段と
    を有し、
    記録媒体検出手段が、前記第1面の印刷時に検出する検出情報に同期して開始し、前記第2面の印刷時に検出する検出情報に同期して終了する第3の期間のみ前記加熱手段側に前記加圧手段を付勢すると共に、前記第3の期間内にあって、前記第1面の印刷時に検出する検出情報の検出終了に同期して開始して前記第2面の印刷時に検出する検出情報に同期して終了する、少なくとも第4の期間、前記加熱手段の回転を停止することを特徴とする画像形成装置。
  8. 記録媒体に記録材による画像を形成し、該画像の定着を行う画像形成装置において、
    前記記録媒体の厚みを検出する厚み検出手段を有し、
    所定の第1の記録媒体厚に対する第1の定着温度設定値を持ち、
    前記第1の記録媒体厚より厚い第2の記録媒体厚に対する、前記第1の定着温度設定値より高い第2の定着温度設定値を持ち、
    前記第1と第2の記録媒体厚の間の記録媒体厚に対する定着温度設定値が前記第1と第2の定着温度設定値を結び略直線状となるように設定し、
    前記第2の記録媒体厚より厚い第3の記録媒体厚に対する、前記第2の定着温度設定値より高い第3の定着温度設定値を持ち、
    前記第2と第3の記録媒体厚の間の記録媒体厚に対する定着温度設定値が前記第2と第3の定着温度設定値を結び略直線状となるように設定し、
    前記第1と第2の記録媒体厚間における定着温度設定値の媒体厚増加に伴う上昇率が、前記第2と第3の記録媒体厚間における定着温度設定値の媒体厚増加に伴う上昇率より小さく設定し、
    前記第1から第3までの記録媒体厚の記録媒体に対して、各記録媒体厚に対応する前記定着温度設定値に則した定着温度にて前記記録材による画像の定着を行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 記録媒体に記録材による画像を形成し、該画像の定着を行う画像形成装置において、
    前記記録媒体の厚みを設定する媒体厚設定手段と、
    各々ヒータを備えた第1と第2のローラを有し、該第1と第2のローラが、互いに圧接して回転した状態で、前記記録媒体を押圧し且つ搬送する定着手段と、
    前記記録媒体の厚みに基づいて、前記各ヒータを駆動して前記第1と第2のローラの温度を制御する制御手段と
    を有し、
    前記第1のローラより前記第2のローラの温度を低く設定すると共に、前記2のローラの温度が、前記記録媒体の厚み増加に伴って略直線状に上昇し、且つその温度上昇率が所定の記録媒体厚以上の領域でより大きくなるように温度制御することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記媒体厚設定手段は、前記記録媒体の搬送経路に配設された媒体厚センサと該媒体厚センサの情報に基づいて前記記録媒体の厚みを算出する手段とからなることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 更に、記録媒体の第1面と第2面とに順次画像形成する両面印刷機能を有することを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像形成装置。
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