JP3109942B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP3109942B2
JP3109942B2 JP05109350A JP10935093A JP3109942B2 JP 3109942 B2 JP3109942 B2 JP 3109942B2 JP 05109350 A JP05109350 A JP 05109350A JP 10935093 A JP10935093 A JP 10935093A JP 3109942 B2 JP3109942 B2 JP 3109942B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ等の画
像形成装置に用いられる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱ローラ方式による定着装置の構
成概略図を図8に示す。1は加熱ローラ、2は離型層、
3は芯金、4は加熱手段であるヒータ、5は加圧ロー
ラ、6は離型層、7は弾性層、8は芯金、9は軸受、1
0はバネ、11は温度検出手段であるサーミスタ、12
はサーモスイッチ、13は入口ガイド、14は記録材、
15はトナー、16は分離爪、17はガイドである。
【0003】1は、加熱ローラであり、芯金2(本従来
例ではアルミニウムAlを使用)の上に離型層3(本従
来例ではテトラフルオルエチレンとパーフルオルアルキ
ルパーフルオルビニルエーテルの共重合体:以下PFA
と呼ぶ:30μm厚のPFAチューブを使用している)
を形成してある。加熱ローラ1は、内部に設置された加
熱手段であるヒータ4により、加熱され、加熱ローラ1
の表面に配置された温度検出手段であるサーミスタ11
により表面温度が検出され、加熱ローラ1の表面温度が
予め設定された設定温度になるようにヒータ4の駆動回
路(不図示)が制御されている。
【0004】5は、加圧ローラであり、芯金8(本従来
例では、SVSを使用)の上に、弾性層7(本従来例で
はカーボン等の導電性付与剤を分散させたシリコンスポ
ンジゴムを使用)、離型層6(本従来例では、50μm
厚のPFAチューブを使用)を順次形成してある。加圧
ローラ5は、バネ10により、加熱ローラ1に圧接さ
れ、ニップ部を形成している。
【0005】記録材14上に形成された未定着トナー像
は、加熱ローラ1と加圧ローラ5により挟持搬送しつつ
加熱され、ニップ部において、熱と圧力を加えられるこ
とにより、記録材14上に永久固着画像として定着され
る。
【0006】加熱ローラ1は、不図示のモータにより回
転駆動されている。
【0007】加圧ローラ5は、直接は駆動されず、加熱
ローラ1に従動するようになっている。
【0008】ニップ部で熱と圧力を加えられ、トナー像
が定着された記録材14は、分離爪16により加熱ロー
ラ1から分離されて、不図示の排紙部を経て、排出され
る。
【0009】
【発明が解決する課題】しかしながら、上記従来例で
は、加圧ローラのローラ硬度が長期間の使用後に低下す
ることがあり、そうした場合、次のような問題点があっ
た。 バネによる加圧ローラを加熱ローラ側へ近づけようと
する力と、加圧ローラの変形による弾性層の変形復元力
とがつり合っている位置から、加圧ローラ硬度が低下す
ると、弾性層の変形復元力が小さくなるため、つり合い
の位置がより加熱ローラ側に変化する。
【0010】このため、加圧ローラ近傍に配設されてい
た部材(入口ガイド等)と加圧ローラが干渉してしま
う。 ニップ部の幅が広くなるため、ニップ部端部の位置が
変化し、これにより、記録材の侵入位置が使用開始時の
位置からズレてしまうことになるため、記録材の搬送性
が不安定になる。 ニップ部の幅が広くなるため、記録材のシワ、封筒通
紙時のシワ、画像乱れが悪化する。 ニップ部の幅が広くなるため、記録材が加熱ローラに
そってより変形されるため、記録材のカール量が大きく
なる。また、このため、定着分離不良が発生したり、排
紙部でのジャムや、折れ等が発生しやすくなる。 ニップ部の幅が広くなるため、加圧ローラの変形量が
大きくなる。このため、ローラ回転により加圧ローラに
ストレスがかかるため、離型層のチューブはがれや、弾
性層のゴム劣化、破断が起きやすくなる。また、変形量
が大きいため、加圧ローラのセット(圧縮永久変形)の
レベルが悪化する。 ニップ部の幅が広くなるため、ニップ部での面圧が低
下する。このため、加熱ローラまたは記録材との摩擦力
が低下してしまうため、加圧ローラの回転が不安定にな
り、加圧ローラ芯金と軸受との摩擦力及び加圧ローラを
変形させるのに要する力に対して、前記摩擦力による加
圧ローラを回転させようとする回転モーメントが小さい
場合には、加圧ローラが回転せず、スリップしてしま
う。
【0011】
【課題を解決する手段】上記課題を解決する本発明は、
ヒータにより加熱される加熱部材と、この加熱部材とニ
ップを形成する加圧ローラと、前記加熱部材と前記加圧
ローラの間を加圧する加圧手段と、この加圧手段による
前記加熱部材と前記加圧ローラの間の圧力を解除するた
めのレバーと、を有する定着装置において、装置の初期
状態には規制せず、前記加熱部材と前記加圧ローラの軸
との距離が小さくなった際に、それ以上の距離の減少を
防止する規制部材を有し、この規制部材は前記レバーと
当接することを特徴とするものである。
【0012】
【実施例】図1に、本発明の実施例1の構成概略図を示
す。
【0013】1は、被加熱部材である加熱ローラ、2は
離型層、3は芯金、4は加熱手段であるハロゲンヒー
タ、5は加圧ローラ、6は離型層、7は弾性層、8は芯
金、9は軸受、10はバネ、18は圧解除レバー、19
はレバー、20は本実施例の1実施形態としてのピンで
ある。
【0014】1は、加熱手段であるハロゲンヒータ4に
より加熱される加熱ローラであり、芯金3(本実施例で
はAl)の上に離型層2(本実施例では、PFAチュー
ブ)を形成してある。加熱ローラ1は、表面に配置され
た温度検出手段であるサーミスタ(不図示)により、表
面温度が検出され、加熱ローラ1の表面温度が、予め設
定された設定温度になるようにヒータ4の駆動回路(不
図示)が制御されている。
【0015】5は、加圧ローラであり、芯金8(本実施
例ではSVSを使用)の上に、弾性層7が形成されてい
る。本実施例では、カーボン等の導電性付与剤を分散さ
せた、シリコンスポンジゴムを使用している。弾性層7
の上には、ローラ汚れを防止し、また、加熱ローラ及び
記録材との摩擦帯電を少なくするため、離型層6を形成
し、本実施例では、50μm厚のPFAチューブを使用
している。
【0016】本実施例では、加熱ローラの外径はφ25
mm、加圧ローラの外径はφ25mmであり、加圧ロー
ラの硬度は、38〜45°(アスカーC硬度)のものを
使用している。加圧ローラ5は、バネ10により加熱ロ
ーラ1に圧接され、ニップ部を形成している。
【0017】図2に、電子写真方式の画像形成装置の概
略図を示す。21は、矢印A方向に回転駆動される感光
ドラムである。22は、感光ドラム21表面を帯電させ
る帯電ローラ、23は、感光ドラム21の表面に露光し
て静電潜像を形成する1実施形態としてのレーザー光、
24は、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像
器、25は、感光ドラム21に接して搬送される記録材
14にトナー像を転写する転写ローラ、26は感光ドラ
ム1に残留したトナーを除去するクリーナである。
【0018】記録材14上に形成された未定着トナー像
は、加熱ローラ1と加圧ローラ5により挟持搬送しつ
つ、加熱され、ニップ部において、熱と圧力を加えられ
ることにより、記録材14上に永久固着画像として定着
される。
【0019】加熱ローラ1は、不図示のモータにより回
転駆動されている。
【0020】加圧ローラ5は、直接は駆動されず、加熱
ローラ1に従動するようになっている。
【0021】ニップ部で、熱と圧力を加えられ、トナー
像が定着された記録材14は、たとえば分離爪等(不図
示)により加熱ローラ1から分離されて、不図示の排紙
部を経て、排出される。
【0022】図1においてレバー19は、回転軸27を
中心にして回転移動できる。また、レバー19は、通常
状態では、加圧ローラの軸受、芯金部には接触しないよ
うになっている。
【0023】圧解除レバー18は、記録材14がジャム
した場合にレバー19を押し下げ、加圧ローラーの軸受
または、芯金部が押し下げられ、加圧ローラーの圧が減
少し、ジャム処理が容易になる。
【0024】ピン20は、レバー19が上へあがるのを
規制する部材であり、不図示の定着器のフレーム等に固
定されている。レバー19及び本発明の特徴的部材であ
るピン20により、被加熱部材である加圧ローラ軸との
距離が小さくなりすぎないように制限する制限手段を構
成している。
【0025】この制限手段の働きを説明する説明図を図
3に示す。
【0026】本実施例では、バネ10の加圧力を12〜
14Kgfとしている。
【0027】本実施例のように、ローラ硬度が38°〜
45°(アスカーC硬度)弾性層のゴム厚は7.5mm
のやわらかいローラを使用し、加圧力を12〜14Kg
fかけると、ニップ部の幅が約5〜6.5mmになる。
したがって、加圧ローラの変形量(上記条件の場合、約
0.5mm〜0.85mmである)が大きく、加圧ロー
ラにストレスがかかるため、ローラを使用していくと、
耐久により、加圧ローラのローラ硬度が低下してしま
う。本発明人が、耐久試験を行ったところ、約5°程度
の硬度ダウンがあることがわかった。こうなってしまう
と、初期38°のローラ硬度のものが、耐久により約3
3°とやわらかくなってしまい、初期5.5mm程度の
ニップ幅が、耐久後は、約7mm程度と大きく変化して
しまい、加熱ローラと加圧ローラの軸の距離も縮まって
いた。
【0028】このような場合でも、本発明の制限手段が
設けられていれば、色々な不具合は発生しない。
【0029】加圧ローラの硬度が変化して、やわらかく
なり、加熱ローラと加圧ローラの軸とのキョリが縮まろ
うとすると、軸受9または芯金8の位置が変化するため
レバー19と接触し、レバー19を押し上げる。(軸受
9が接触するか、芯金8が接触するかは、設定のしかた
による)しかし、レバー19が押し上げられても、ピン
20により止められそれ以上、上にはいかなく制御され
る。したがって、被加熱体である加熱ローラと、加圧ロ
ーラ軸との距離が制限され、これ以上は、短くならない
ため、前述の問題点の発生を防ぐことができる。
【0030】加熱ローラと、加圧ローラとの軸間距離が
短くなり、ニップ幅が広くなった場合の問題点の一つで
ある、加圧ローラの回転不良について、軸間距離を変化
させて、加圧ローラ回転不良の発生を調べた結果をまと
めたものが表1である。
【0031】
【表1】
【0032】43°の加圧ローラを使用した場合、ニッ
プ幅が小さく、また、ローラの変形復元力も大きいた
め、加熱ローラ及び記録材との摩擦力が十分得られるた
め、加圧ローラの回転不良は発生しなかった。
【0033】36°の加圧ローラを使用した場合、制限
手段がない場合、ニップ幅が6.4mmと広いため、ニ
ップ部の面圧が低く、また、ローラがやわらかいため、
ローラ変形復元力も小さく、十分な摩擦力が得られない
ため、加圧ローラの回転がストップする不良が発生し
た。しかし、制限手段を用いて、ニップ幅を6mmで制
御した場合には、加圧ローラの回転不良は発生しなかっ
た。
【0034】33°の加圧ローラを使用した場合、制限
手段がない場合、ニップ幅が7.2mmと大きく、ロー
ラの変形復元力も小さいため、加圧ローラの回転ストッ
プが発生した。制限手段を用いて、加熱ローラと加圧ロ
ーラの軸間キョリを制限しても、制限の設定が不十分な
場合(ニップ幅が、6.0mm及び5.2mmの場合)
には、加圧ローラの回転は不安定だが、記録材14の搬
送性及び画像不良は発生しなかった。ニップ幅が4.6
mmまで小さくなるように制限手段を用いて制限した場
合には、加圧ローラの回転不良は発生しなかった。
【0035】本実施例では、加熱ローラの中心と加圧ロ
ーラの軸中心との距離(軸間距離)を22.4mmに設
定し、ニップ幅が6mmよりも大きくならないように制
限した。この結果、加圧ローラが耐久によりローラ硬度
がダウンしても、前述した問題点を解決することができ
た。
【0036】本発明では、通常使用時は、制限手段によ
る制限は受けていず、長時間使用して、加圧ローラの硬
度が低下した場合に制限手段による制限を受ける。本発
明と異なり、軸間距離が常に一定になるように、加熱ロ
ーラと加圧ローラ位置が固定されているタイプの定着器
では、ローラ硬度の異なる加圧ローラが組まれたり、長
時間使用による硬度変化が生じたりすると、ニップ幅は
あまり変化することなく加熱ローラと加圧ローラとの圧
接の圧力が大きく変化してしまう。
【0037】このため、硬度の低い加圧ローラの場合に
は、圧力が低いため十分な定着強度を得ることができな
い。硬度の高い加圧ローラの場合には、圧力が高くなる
ため、定着器の駆動トルクが大きくなったり、シワ等が
発生しやすくなる。本発明では、通常時は、制限手段に
よる制限は受けず、バネ10による加圧が加わっている
ため上述のような問題は発生しない。
【0038】このように、被加熱部材である加熱ローラ
と、加圧ローラの軸間距離を制限する制限手段を設ける
ことにより、加圧ローラの硬度が耐久でダウンするなど
の、軸間距離が小さくなることが発生した場合でも、軸
間距離が小さくなりすぎないため、ニップ部の幅も制限
でき、前述の問題点を解決できる。
【0039】本実施例では、レバー19と圧解除レバー
18とで構成している加圧解除手段に対して、ピン20
を追加するだけで、ピン20とレバー19により軸間距
離制限手段を構成できるため、容易に構成できる利点が
ある。
【0040】(実施例2)図4に、本発明の他の実施例
である実施例2の構成概略図を示す。実施例1と重複す
る部分については、説明を省略する。
【0041】28は、加熱ローラ1に対する軸受であ
り、定着器フレーム29に対して固定されている。29
は、定着器フレームであり、板金等を加工して形成され
ている。30は、定着器フレーム29に対して開けられ
た切りかき部である。この切りかき部30で、加圧ロー
ラ軸受8が摺動移動できるようになっている。
【0042】この切りかき部の長さ(つまり加圧ローラ
軸受の移動可能範囲)を制限することにより、被加熱体
である加熱ローラ1と加圧ローラ5の軸間距離を制限す
る制限手段を構成している。
【0043】図5に示すように、加熱ローラ1と加圧ロ
ーラ5の軸間距離が短くなるように加圧ローラ軸受8が
バネ10により押し上がると、(加圧ローラの硬度が低
下する等の状況が発生した場合)加圧ローラ軸受8は、
切りかき部30を摺擦移動するが、切りかき部の長さは
制限されているので、加圧ローラ軸受は、切りかきがな
くなった部分でストップし、それ以上軸間距離が短くな
ることができない。したがって、軸間距離を制限できる
ため前述の問題点を解決することができる。
【0044】また、本実施例では、実施例1に比べ、軸
間距離の制限手段構成が簡単で、容易に実現でき、コス
トも低くすることができる利点がある。
【0045】(実施例3)図6に、本発明の他の実施例
である実施例3の概略構成図を示す。実施例1、2と重
複する部分については、説明を省略する。
【0046】31は、駆動ギヤであり、不図示のモータ
ーにより回転され、加熱ローラ1を回転駆動する。
【0047】32は、コロであり、耐熱性部材で形成さ
れている。離型性をもつために、表面にPFA等のフッ
素樹脂をコートしても良い。コロ32は、軸受8に回転
可能に取り付けられている。
【0048】外径の大きさの制限されたコロ32を用い
ることにより、軸間距離を制限する制限手段を構成して
いる。
【0049】軸間距離を制限する様子を示した図を図7
に示す。加熱ロールと加圧ロールとの軸間距離が短くな
る状況が発生すると、バネ10により加圧ロール5は、
加熱ロール1により近づけられる。しかし、より近づく
と、コロ32が加熱ロール1に穴も当たり、それ以上軸
間距離は短くなることはできず、軸間距離が制限される
ことになる。
【0050】したがって、軸間距離が制限されるため、
前述の問題点を解決することができる。
【0051】また、突き当たる部材がコロのため、加熱
ロール1の回転に伴い、コロも回転するため、加熱ロー
ル表面にキズがつきにくい。
【0052】以上説明した実施例では、被加熱体として
加熱ロールの場合の定着装置の場合について述べたが、
耐熱性エンドレスフィルムを用い、耐熱性エンドレスフ
ィルムの一面側を、加熱体に接触させ、他面側を記録材
及びトナー像に接触させ、耐熱性エンドレスフィルムを
介して、記録材及びトナーに熱エネルギーを付与し、記
録材に対して、耐熱性エンドレスフィルムと対向配置さ
れ、記録材に圧接する加圧ローラにより記録材及びトナ
ーに圧力を付与する定着装置について、実施してもよ
い。
【0053】以上説明した実施例では、離型層としてP
FAのコート、チューブ等を使用しているが、離型層と
しては、PFA以外の部材を用いても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
圧ローラが被加熱部材に近づきすぎることがなくなるた
め、加圧ローラ近傍に配置された部材(入口ガイド等)
と干渉することがなくなる効果がある。また、ニップ部
の幅が広くなりすぎないため、記録材の侵入位置の当初
の設計値よりも大きくズレることがなくなるため、記録
材の搬送性が安定になる効果がある。また、記録材のシ
ワ、カール、ジャム、折れ、画像乱れ等が悪化すること
がなくなる効果がある。加圧ローラの変形量が大きくな
りすぎないため、ローラの耐久性が向上し、圧縮永久変
形のレベルもよくなる効果がある。ニップ部の面圧が低
下しすぎることがないため、加熱ローラ、記録材と加圧
ローラとの摩擦力が小さくなりすぎないため、加圧ロー
ラの回転が安定する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における定着装置の構成概略
図。
【図2】電子写真方式の画像形成装置の概略図。
【図3】実施例1の制限手段の働きを説明する説明図。
【図4】本発明の実施例2における定着装置の構成概略
図。
【図5】実施例2の制限手段の働きを説明する説明図。
【図6】本発明の実施例3における定着装置の構成概略
図。
【図7】実施例3の制限手段の働きを説明する説明図。
【図8】従来の定着装置の構成概略図。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 離型層 3 芯金 4 ヒータ 5 加圧ローラ 6 離型層 7 弾性層 8 芯金 9 軸受 10 バネ 11 サーミスタ 12 サーモスイッチ 13 入口ガイド 14 記録材 15 トナー 16 分離爪 17 ガイド 18 圧解除レバー 19 レバー 20 ピン 21 感光ドラム 22 帯電ローラ 23 レーザー光 24 現像器 25 転写ローラ 26 クリーナ 27 回転軸 28 軸受 29 定着器フレーム 30 切りかき部 31 駆動ギヤ 32 コロ
フロントページの続き (72)発明者 磯田 雄三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 根本 晶夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 斉藤 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−78189(JP,A) 実開 昭64−34657(JP,U) 実開 昭63−57678(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータにより加熱される加熱部材と、こ
    の加熱部材とニップを形成する加圧ローラと、前記加熱
    部材と前記加圧ローラの間を加圧する加圧手段と、この
    加圧手段による前記加熱部材と前記加圧ローラの間の圧
    力を解除するためのレバーと、を有する定着装置におい
    て、 装置の初期状態には規制せず、前記加熱部材と前記加圧
    ローラの軸との距離が小さくなった際に、それ以上の距
    離の減少を防止する規制部材を有し、この規制部材は前
    記レバーと当接することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 上記加圧ローラの硬度は45°以下であ
    ることを特徴とする請求項1の定着装置。
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