JPH10207266A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10207266A
JPH10207266A JP9022193A JP2219397A JPH10207266A JP H10207266 A JPH10207266 A JP H10207266A JP 9022193 A JP9022193 A JP 9022193A JP 2219397 A JP2219397 A JP 2219397A JP H10207266 A JPH10207266 A JP H10207266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
recording material
temperature
prints
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9022193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3450623B2 (ja
Inventor
Masahiko Suzumi
雅彦 鈴見
Toshio Miyamoto
敏男 宮本
Satoru Izawa
悟 伊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP02219397A priority Critical patent/JP3450623B2/ja
Priority to US09/007,190 priority patent/US5862435A/en
Publication of JPH10207266A publication Critical patent/JPH10207266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3450623B2 publication Critical patent/JP3450623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6552Means for discharging uncollated sheet copy material, e.g. discharging rollers, exit trays
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00417Post-fixing device
    • G03G2215/00421Discharging tray, e.g. devices stabilising the quality of the copy medium, postfixing-treatment, inverting, sorting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙排出口の選択に応じてスループットと
記録材定着温度の少なくとも一方を変更することによ
り、記録紙の積載性を向上させること、また、記録紙排
出口近傍の部材の過昇温を防止すること。 【解決手段】 加熱部材と加圧部材とを互いに圧接して
定着ニップ部を形成し、該定着ニップ部内を搬送される
記録材に該加熱部材からの熱を付与して該記記録材上の
未定着画像を永久画像として定着させる加熱定着装置を
有する画像形成装置において、複数の記録材排出口を備
え、記録材排出口の選択に応じてスループットと、記録
材定着温度の少なくとも一方を変更すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式を用いた画像形成装置、例えば、接触加熱方
式の定着装置を備えた複写機、FAX、レーザープリン
タ等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンター等の電子
写真方式を使用した画像形成装置は、コンピュータ等の
外部情報処理機器より印字に関するコマンドおよびコー
ド化された文字、イメージ画像情報をデータ受信し、フ
ォーマッタ等においてコード情報を画像情報に変換する
際に写真等の濃度情報を持ったイメージ画像はディザマ
トリックス、誤差拡散法等、公知の画像処理を受けて二
値化され、画像情報に変換される。次いで電子写真エン
ジンにおいてこの画像情報をプリントする。
【0003】該電子写真エンジンとしては、あらかじめ
均一に帯電された電子写真感光体、若しくは静電記録誘
電体上に、画像情報に基づく静電像を書き込む書込み手
段、例えば半導体レーザ等によって感光面上を光走査す
る露光手段によって静電潜像を形成するものが知られて
いる。また、この静電潜像を現像する現像装置として例
えば静電潜像担持体と対向した現像領域において所定の
微小間隙をあけた現像剤担持体上から現像剤を前記静電
潜像の担持体面上に移転させ、該静電潜像に対応した現
像剤像を形成することにより、現像を行うものが知られ
ている。該現像された転写剤画像は、転写手段により転
写材上に転写される。
【0004】そして、トナー像を転写された転写材は、
静電潜像担持体から分離され公知の加熱定着装置等の定
着手段に送られ、そこでトナー像の転写材への定着が行
われる。
【0005】従来、加熱定着装置としては、熱ローラ方
式やフィルム加熱方式の装置が広く用いられている。特
にフィルム加熱方式はスタンバイ時に加熱定着装置に電
力を供給せず、消費電力を極力低く抑えた方法、詳しく
はヒータ部と加圧ローラの間にフィルムを介して記録材
上のトナー像を定着するフィルム加熱方式による加熱定
着方法が特開昭63−313182号公報・特開平2−
157878号公報・特開平4−44075号公報・特
開平4−204980号公報等に提案されている。
【0006】図6にこのような加熱定着装置の要部の概
略構成図を示した。すなわち図6において、ステイホル
ダー(支持体)102に固定支持させた加熱部材(加熱
体、以下ヒータと記す)101と、該ヒータ101に耐
熱性の薄肉フィルム(以下、定着フィルムと記す)10
3を挟んで所定のニップ幅のニップ部(定着ニップ部)
Nを形成させて圧接させた弾性加圧ローラ110を有す
る。ヒータ101は通電により所定の温度に加熱・温調
される。定着フイルム103は不図示の駆動手段あるい
は加圧ローラ110の回転力により、定着ニップ部Nに
おいてヒータ101面に密着・摺動しつつ矢印aの方向
に搬送移動される、円筒状あるいはエンドレスベルト
状、もしくはロール巻きの有端ウェブ状の部材である。
【0007】ヒータ101を所定の温度に加熱・温調さ
せ、定着フィルム103を矢印の方向に搬送移動させた
状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム103と
加圧ローラ110との間に被加熱材としての未定着トナ
ー像tを形成担持させた記録材Pを導入すると、記録材
Pは定着フイルム103の面に密着して該定着フイルム
103と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送される。この
定着ニップ部Nにおいて、記録材P・トナー像tがヒー
タ101により定着フィルム103を介して加熱されて
記録材P上のトナー像tが加熱定着される。定着ニップ
部Nを通った記録材部分は定着フィルム103の面から
剥離して搬送される。
【0008】加熱部材としてのヒータ101には一般に
セラミックヒータが使用される。例えばアルミナ等の電
気絶縁性・良熱伝導性・低熱容量のセラミック基板10
1aの面(定着フイルム103と対面する側の面)に基
板長手(図面に垂直の方向)に沿って銀パラジューム
(Ag/Pb)・Ta2N等の通電発熱抵抗層101b
をスクリーン印刷等で形成具備させ、さらに該発熱抵抗
層形成面を薄肉ガラス保護層101cで覆ってなるもの
である。このセラミックヒータ101は通電発熱抵抗層
101bに通電がなされることにより該通電発熱抵抗層
101bが発熱してセラミック基板101a・ガラス保
護層101cを含むヒータ全体が急速昇温する。
【0009】このヒータ101の昇温がヒータ背面に配
置された温度検知手段104により検知されて不図示の
通電制御部へフィードバックされる。通電制御部は温度
検知手段104で検知されるヒータ温度が所定のほぼ一
定温度(定着温度)に維持されるように通電発熱抵抗層
101bに対する通電を制御する。すなわちヒータ10
1は所定の定着温度に加熱・温調される。
【0010】定着フィルム103は、定着ニップ部Nに
おいてヒータ101の熱を効率よく被加熱材としての記
録材Pに与えるため、厚みは20〜70μmとかなり薄
くしている。この定着フィルム103はフィルム基層、
プライマー層、離型性層の3層構成で構成されており、
フィルム基層側がヒータ側であり、離型性層側が加圧ロ
ーラ側である。フィルム基層はヒータ101のガラス保
護層101cより絶縁性の高いポリイミド、ポリアミド
イミド、PEEK等であり、耐熱性、高弾性を有してい
る。また、フイルム基層により定着フイルム103全体
の引裂強度等の機械的強度を保っている。プライマー層
は厚み2〜6μm程度の薄い層で形成されている。離型
性層は定着フィルム103に対するトナーオフセット防
止層であり、PFA、PTFE、FEP等のフッ素樹脂
を厚み10μm程度に被覆して形成してある。
【0011】また、ステイホルダー102は、例えぱ耐
熱性プラスチック製部材より形成され、ヒータ101を
保持するとともに定着フィルム103の搬送ガイドも兼
ねている。
【0012】このような定着用の薄いフイルム103を
用いたフイルム加熱方式の加熱装置においては、加熱部
材としてのセラミックヒータ101の高い剛性のために
弾性層111を有している加圧ローラ110がこれを圧
接させたヒータ101の扁平下面にならって圧接部で扁
平になって所定幅の定着ニップ部Nを形成し、定着ニッ
プ部Nのみを加熱することでクイックスタートの加熱定
着を実現している。以上の構成において、ヒータ101
の通電発熱抵抗層101bと加圧ローラ110との配置
関係を図7を用いて説明する。すなわち図7においてヒ
ータの通電発熱抵抗層101bの長手方向の幅Wは定着
フィルム103を介して当接される加圧ローラ110の
弾性層111の幅Dに比べ若干狭い幅で形成されてお
り、トナー像tを形成担持させた記録材Pの搬送領域と
比べると同程度か若干広い幅で形成されている。
【0013】これによりヒータの通電発熱抵抗層に通電
することで発した熱は、定着フィルム103と加圧ロー
ラ110の間を搬送された記録材Pに与えられ、記録材
P上のトナー像tを溶融し、固着するために作用する。
【0014】また、Sは記録材搬送基準であり、この場
合は画像形成装置本体の記録材搬送系が記録材搬送方向
に垂直な方向の端部に基準を設けた片側基準の装置であ
る。
【0015】さらに図6に示したようにヒータ101背
面には、サーミスタ等の温度検知素子104と暴走時に
ヒータ101の通電発熱抵抗層101bへの通電をシャ
ットダウンするための温度ヒューズ、あるいはサーモス
イッチ等のサーモプロテクター105が当接してあり、
これらは画像形成装置が搬送可能な最小幅の記録材Pの
搬送域内に配置されている。
【0016】ここで温度検知素子104については、画
像形成装置本体が搬送可能な最小幅の記録材Pが搬送さ
れた場合であっても、記録材P上のトナー像tを定着不
良、高温オフセット等の問題を起こさずに適度な定着温
度で加熱定着するために、記録材最小搬送域内に設けら
れている。一方サーモプロテクター105についても、
最小幅の記録材Pが搬送された場合に非搬送領域におい
て、搬送領域よりも熱抵抗が小さい非搬送領域で過加熱
されることにより、通常の搬送時であってもサーモプロ
テクター105が誤動作して通電をシャットアウトする
等の問題を引き起こさないために、記録材最小搬送域内
に設けられている。ところでサーモプロテクター105
をヒータ101背面に当接することにより、通電発熱抵
抗層101bで発生した熱量がサーモプロテクター10
5に奪われて、記録材Pに十分な熱量が与えられなくな
り、サーモプロテクター105当接位置において定着不
良を起こすことがある。これを防ぐために通電発熱抵抗
層10lbのサーモプロテクター105当接対応位置に
おいて、101b´のようにヒータ41の通電発熱抵抗
層101bの一部の幅を若干狭めて、該当接位置の抵抗
値を他の部分より大きくすることで発熱量を確保してい
る。これにより記録材Pへの給熱量を長手方向に渡って
一定とし、定着むらのない良好な加熱定着を実現してい
る。ここで温度検知素子104も同様にヒータ101背
面に当接させているため、同様に通電発熱抵抗層によっ
て発した熱が温度検知素子104に奪われることが懸念
されるが、チップサーミスタ等熱容量の小さい温度検知
素子104を用いることにより、ヒータ101から奪わ
れる熱量を小さく抑えることができる。このためサーモ
プロテクター105と同様の上記対策を取らなくても、
長手方向において記録材の定着均一性を損ねることなく
均一な定着が可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような加熱定着
装置を具備した画像形成装置においては、印字速度が速
くなるに従って、排紙された紙の温度が高いまま、ま
た、帯電した静電気も滅衰しないまま排紙口に積載され
る。
【0018】特に図3(a)に示すようにトナー像tが
形成された面(印字面)を上にして記録紙Pを排紙する
F/U 排紙(FaceUp排紙:印字面を上向きに積載)
時は、図3(b)に示すように印字面を下にして記録紙
Pを排紙するF/D 排紙(FaceDown排紙:印字面
を下向きに積載)に比べて定着器排出直後に、排紙され
た紙の印字面に沿って排紙・積載するため上記傾向が頭
著である。例えば、比較的に熱容量が小さく、体積抵抗
が高い0HP用紙等の記録材を通紙した場合には、高温
となるためにこしがなくなり、また、帯電しやすいた
め、F/U 排紙時には、トナーの粘着力及び静電気力によ
り0HP用紙どうしが貼りついたり、丸まりをおこし、
積載されない場合がある。
【0019】また、一般的にF/U 排紙時には、図3
(a)のように定着器の通紙方向下流にあるトレイ30
を開けて積載するため、定着器排紙部材31(排紙ガイ
ド等)が外部に露出し、ユーザーが容易に接触可能であ
るにも関わらず該部材が過度に昇温することがあり、ユ
ーザーが該部材に接触した場合に不快であった。
【0020】そこで本発明では、記録紙排出口の選択に
応じてスループットと記録材定着温度の少なくとも一方
を変更することにより、記録紙の積載性を向上させるこ
と、また、記録紙排出口近傍の部材の過昇温を防止する
ことを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。、 (1)加熱部材と加圧部材とを互いに圧接して定着ニッ
プ部を形成し、該定着ニップ部内を搬送される記録材に
該加熱部材からの熱を付与して該記記録材上の未定着画
像を永久画像として定着させる加熱定着装置を有する画
像形成装置において、複数の記録材排出口を備え、記録
材排出口の選択に応じてスループットと、記録材定着温
度の少なくとも一方を変更することを特徴とする画像形
成装置。
【0022】(2)所定プリント枚数にて前記変更を行
うことを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
【0023】(3)前記プリント枚数を複数設定し、該
複数設定したプリント枚数のうち加熱定着装置温度に応
じて選択したプリント枚数にて前記変更を行うことを特
徴とする(2)記載の画像形成装置。
【0024】(4)前記プリント枚数を複数設定し、該
複数設定したプリント枚数のうちプリント開始時の加熱
定着装置温度に応じて選択したプリント枚数にて前記変
更を行うことを特徴とする(2)記載の画像形成装置。
【0025】(5)前記プリント枚数を複数設定し、該
複数設定したプリント枚数のうち定着モードに応じて選
択したプリント枚数にて前記変更を行うことを特徴とす
る(2)記載の画像形成装置。
【0026】(6)前記プリント枚数を複数設定し、該
複数設定したプリント枚数のうち定着モードと加熱定着
装置温度とに応じて選択したプリント枚数にて前記変更
を行うことを特徴とする(2)記載の画像形成装置。
【0027】(7)前記複数の排出口が、前記永久画像
が形成された面を上にして記録材を排出する第1の排出
口と、前記永久画像が形成された面を下にして記録材を
排出する第2の排出口とであり、該第1の排出口に記録
材を排出する場合には第2の排出口に記録材を排出する
場合と比べてスループット及び記録材定着温度の少なく
とも一方が低くなるように前記変更を行ったことを特徴
とする(1)乃至(6)の何れか1つに記載の画像形成
装置。
【0028】(8)前記スループットの変更を記録材供
給間隔の変更によって行うことを特徴とする(1)乃至
(7)の何れか1つに記載の画像形成装置。
【0029】〈作用〉 .記録材排出口の選択に応じてスループットと記録材
定着温度の少なくとも一方を変更することによって、排
紙された記録材の温度が高く変形してしまうことや、帯
電量が大きいまま積載されることを防ぎ、排紙時の積載
性が改善され、また、排出口付近の部材の過度の昇温を
防止している。
【0030】.所定プリント枚数にて前記変更を行う
ことにより、積載性の改善、また、排出口付近の部材の
過度の昇温防止を行いつつ、高いスループットを得てい
る。
【0031】.前記プリント枚数を定着器温度によっ
て異ならせたことにより、積載性が改善され、また、排
出口付近の部材の過度の昇温防止を行いつつ、間欠プリ
ント時、連続プリント時等、加熱定着装置の状態に応じ
て可能な限り高いスループットを得ている。
【0032】.定着モードに応じて選択したプリント
枚数にて前記変更を行ったことにより、実使用上印字性
能を落とすことなく積載性の改善や排出口付近の部材の
過度の昇温を防止している。
【0033】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施形態例〉 1.画像形成装置例 図1は、本発明に係る画像形成装置の構成図である。
【0034】図1において、1は感光ドラムであり、0
PC、アモルフアスSe、アモルフアスSi等の感光材
料がアルミニウムやニッケルなどのシリンダ状の基盤上
に形成されている。感光ドラム1は矢印の方向に回転駆
動され、まず、その表面は帯電装置としての帯電ローラ
2によって一様帯電される。次に、画像情報に応じて0
N/0FF制御されたレーザビーム3による走査露光が
施され、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像
装置4で現像、可視化(トナー像化)される。現像方法
としては、ジャンピング現像法、2成分現像法、FEE
D現像法などが用いられ、イメージ露光と反転現像とを
組み合わせて用いられることが多い。
【0035】5は該トナー像の転写手段としての転写ロ
ーラであり、感光ドラム1との対向位置(転写部)に給
紙カセット等の給紙部(不図示)から給紙された記録紙
(記録材)Pがレジストローラ対8により所定のタイミ
ングで供給されると、該記録紙Pの下面側から転写バイ
アスを印加して転写材P上にトナー像を転写させる。こ
のとき転写紙Pは感光ドラム1と転写ローラ5に一定の
加圧力で挟持搬送される。このトナー像が転写された転
写紙Pは定着装置6へと搬送され、永久画像として定着
される。一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、該面
上に残存する転写残りトナー等の付着物がクリーニング
装置7によって除去された後、繰り返して像形成に供さ
れる。
【0036】これらの各要素は、駆動手段50からの駆
動力が不図示のギアやクラッチ等を介して伝達され、駆
動されており、各要素がそれぞれ適切なスピード(プロ
セススピード)及びタイミングで駆動されるよう該駆動
手段50を駆動制御部61で制御している。、尚、本実
施例の画像形成装置は、600dpi、16枚/分(プ
ロセススピード約94mm/sec)でプリントを行う
ことができる。
【0037】2.加熱定着装置(図6) 図2に本形態例に係る加熱定着装置6の構成を示す。図
2において、定着部材10は以下の部材から構成され
る。13は熱容量の小さな定着フィルムであり、クイッ
クスタートを可能にするために100μm以下の厚みで
耐熱性、可撓性を有するポリイミド、ポリアミドイミ
ド、PEEK、PES、PPS、PFA、PTFE、F
EP等のフィルムである。また、長寿命の加熱定着装置
を構成するために十分な強度を持ち、耐久性に優れたフ
イルムとして、20μm以上の厚みが必要である。よっ
て定着フイルム13の厚みとしては20μm以上100
μm以下が最適である。さらにオフセット防止や記録材
の分離性を確保するために表層にはPFA、PTFE、
FEP等の離型性の良好な耐熱樹脂を混合ないし単独で
被覆したものである。また、11は定着フイルム13の
内部に具備された加熱用ヒータであり、これにより記録
材上のトナー像を溶融、定着させるニップ部の加熱を行
う。12は加熱用ヒータ11を保持し、ニップと反対方
向への放熱を防ぐための断熱ステイホルダーであり、液
晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等によ
り形成されており、定着フイルム13が余裕をもって外
嵌され、該定着フィルム13を矢印の方向に回転自在に
保持している。また、定着フィルム13は内部の加熱用
ヒータ11および断熱ステイホルダー12に摺擦しなが
ら回転するため、加熱用ヒータ11および断熱ステイホ
ルダー12と定着フィルム13の間の摩擦抵抗を小さく
抑える必要がある。このため加熱用ヒータ11および断
熱ステイホルダー12の表面に耐熱性グリース等の潤滑
剤を少量介在させてある。これにより定着フィルム13
はスムーズに回転することが可能となる。
【0038】20は加圧部材であり、芯金21の外側に
シリコンゴムやフッ素ゴム等の耐熱ゴムあるいはシリコ
ーンゴムを発泡して形成された弾性層22からなり、こ
の上にPFA、PTFE、FEP等の離型性層を形成し
てあってもよい。加圧部材20は上記の定着部材10の
方向に不図示の加圧手段により、長手方向両端部から加
熱定着に必要なニップ部Nを形成するべく十分に加圧さ
れており、長手方向端部から芯金21を介し可動手段5
0からの駆動力が伝達されて矢印の方向に回転駆動され
る。これにより上記定着フイルム13はステイホルダー
12の外側を図中の矢印の時計方向に従動回転する。あ
るいは定着フィルム13の内部に不図示の駆動ローラを
設け、駆動ローラを回転駆動することにより、定着フィ
ルム13を回転させる。
【0039】尚、本例の加熱用ヒータ11は前記図7の
ヒータ101と同様、セラミック基板11a上に抵抗発
熱体11bを具備し、該抵抗発熱体11bへの給電によ
り発熱するものである。該加熱用ヒータ11の発熱は、
基板11aの該抵抗発熱体11bを具備した面と反対側
の面に設けられた温度検知素子14によって検知され、
制御手段60の温度制御部62が該検知信号に基づいて
抵抗発熱体11bへの供給電力量を変えることにより、
適切な定着温度となるように制御されている。
【0040】而して、この定着ニップ部Nの定着フィル
ム13と加圧部材20との間に前述の如く未定着画像の
形成された記録紙Pが導入されると、該被記録材Pを定
着フィルム13に密着させた状態で該フィルムと一緒に
ニップ部N内を挟持搬送させ、所定の定着温度に温調さ
れたヒータ11からの熱と該ニップ部Nの圧接力とによ
り、該未定着画像を永久画像として記録紙P上に加熱定
着させる。
【0041】3.記録紙Pの排出・積載 図3は定着処理後の記録紙Pを排紙する排出口部分の概
略説明図である。
【0042】同図において、Uは前記永久画像が形成さ
れた面を上にして記録紙Pを排出(F/U 排紙)する第1
の排出口、Dは前記永久画像が形成された面を下にして
記録材Pを排出(F/D 排紙)する第2の排出口である。
【0043】30は、装置枠体70に対して開閉自在に
設けられたF/U トレイであり、開かれた状態で、第1の
排出口Uから排出された記録紙Pが積載される。31a
は定着装置下流側に設けた下搬送ガイド、31bは該F/
U トレイ30の開閉と連動して揺動し、記録紙Pの搬送
経路を切り換える排紙切換部材(フラッパ)であり、F/
U トレイ30が開かれると上側に揺動して記録紙Pを第
1の排出口Uに導き、F/D トレイ30が閉じられると下
側に揺動して記録紙Pを第2の排出口D側に導く。
【0044】33は記録紙Pを第2の排出口Dへ案内す
る上搬送ガイド、34は記録紙Pを装置外へ排出する排
紙ローラ対、35は該第2の排出口Dから排紙された記
録材Pが積載されるF/D トレイ、40は該F/U トレイ3
0の開閉状態を検知するセンサである。
【0045】4.プロセススピードの変更 上記のような画像形成装置において、プロセススピード
が速過ぎると、定着装置10から排出された紙は温度が
高いまま、また、帯電した静電気も減衰しないまま積載
されることとなる。
【0046】特に図3(a)のようにF/U トレイ30を
開けてF/U 排紙する場合には、定着器排出直後に排紙さ
れ、積載済の記録紙Pの印字面に沿って後続の記録紙P
が排紙・積載するため上記傾向が顕著である。そのた
め、例えばOHPシートのような高温で排紙される紙等
でF/U 排紙を行った場合、OHPシート上のトナーが十
分に固まっていない状態で積載されていくためトナーの
粘着力やOHPシートの静電気等により、OHPシート
どうしの貼り付き、丸まり、等をおこし、積載性が悪く
なってしまう。
【0047】また、F/U 排紙時には、F/U トレイ30を
開けて積載するため、下搬送ガイド31aや排紙切換部
材31b等、定着器近傍に位置する排紙ガイド31が外
部に露出し、ユーザーが容易に接触可能であるにも関わ
らず、過度に昇温するという問題がある。
【0048】そこで、本形態例ではF/U 排紙時には、積
載性と排紙部材31の過度の昇温が改善されるまでスル
ープットを落とすシーケンスとした。
【0049】まず、OHPシートのF/U 排紙で、張り付
きや丸まりが起こらない良好な積載性が得られるスルー
プットについて調べた。その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】 表1からわかるようにスループットを12ppmまで落
とすことによってOHPシートのF/U 排紙時の積載性を
改善する事ができる。
【0051】次に、F/U 排紙時の定着排紙部材31(排
紙ガイド等)昇温のスループット依存性について検討を
行った。その結果を表2に示す。尚、昇温測定はカセッ
ト給紙で普通紙500枚(1カセット分)プリントする
ことによって十分に昇温させてから、定着排紙部材31
を手で触れる感応試験により判定を行った。
【0052】
【表2】 表2からわかるようにF/U 排紙時の定着排紙部材の過度
の昇温を防ぐためには、スループットを9ppmまで下
げる必要がある。
【0053】以上の結果を踏まえて本形態例では、制御
手段60が開閉センサー40からの信号によりF/U トレ
イ30が閉じ状態であることを検知した場合には、F/D
排紙を行うものと判断し、スループットを16ppmと
する。また、制御手段60が開閉センサー40からの信
号によりF/U トレイ30が開かれた状態であることを検
知した場合には、F/U 排紙を行うものと判断し、駆動制
御部61により記録紙Pの給紙タイミングを変えて、ス
ループットを9ppmまで落とすシーケンスとした。
【0054】その結果、F/U 排紙でも良好な積載性が得
られ、また、定着排紙部材の過度の昇温を防ぐことがで
きた。
【0055】尚、F/U 排紙検知手段としては本実施例で
は、F/U トレイ30の開閉部に開閉センサー40を設け
たが、ホストコンピュータやフォーマッターからの排紙
口指定信号やF/D 排紙部にある不図示の満載検知センサ
ーによる排紙口検知等も可能である。また、今回は排紙
口に応じて、スループットのみの切り替えを行ったが、
ボンド紙等の定着性レベルを若干落とし、スループット
を落とさずに定着温度を下げる方法やスループットと定
着温度の両方を落とす等の方法を用いることも可能であ
る。また本例において、スループットの変更は記録紙P
の供給間隔をかえることにより行ったが、これに限ら
ず、プロセススピードを変更するものであっても良い。
【0056】このように、F/U 排紙時に少なくとも記録
材供給間隔と記録材定着温度の少なくとも一方を変更す
ることによって積載性を改善することができ、また、第
1の排出口近傍の排紙ガイド31の過度の昇温を防ぐこ
とができた。
【0057】〈第2の実施形態例〉本実施形態例ではF/
U 排紙時に所定枚数プリント後、スループットあるい
は、定着温度を落とすシーケンスを用いた。尚、その他
の条件は前記実施形態例と同様であり再度の説明は省略
する。
【0058】OHPシートのF/U 排紙で起こる貼りつき
や丸まりはF/U 積載トレイ30上にある程度積載され、
排紙された紙が冷えにくい状態になってくると発生しや
すい。また、排紙ガイド31の昇温も紙によって運ばれ
る熱によって緩やかに昇温し、数百枚通紙で飽和温度に
達する。
【0059】そこで、本形態例では、F/U 排紙時に所定
枚数プリント後、スループットを落とす、又は、定着温
度を下げることによって、実使用上では印字性能を落と
すことなく、F/U 排紙時積載性の改善及び定着排紙部材
31の過度の昇温を防止することを行った。
【0060】まず、OHPシートのF/U 排紙時に起こる
貼りつきや丸まりが発生するプリント枚数について調べ
た。その結果を表3に示す。尚、OHPシートのプリン
トは貼りつきや丸まりが起こりやすい定着器6が十分に
暖まった状態から開始した。
【0061】
【表3】 次に、定着排紙部材31昇温のプリント枚数依存性につ
いて調べた。その結果を表4に示す。
【0062】
【表4】 以上の結果から、本形態例では制御手段60が、F/U 排
紙であることを検知した場合には、16ppmのスルー
プットでプリントを開始し、15枚プリント後にはスル
ープットを9ppmに落とすシーケンスとした。
【0063】上記シーケンスを用いた結果、F/U 排紙時
のOHPシートの積載性及び排紙ガイド31の過度の昇
温を防ぐことができた。
【0064】また、スループットを切り換える代わりに
定着温度を下げることでも、良好な積載性の確保及び排
紙ガイド31の過昇温の防止が可能である。
【0065】また、スループット切り換えと共に定着温
度を下げることにより、該スループットを切換えるプリ
ント枚数を多くでき、且つ最終的なスループットが高く
維持できるので、スループットの低下を最小限に抑える
ことが可能である。
【0066】このように、F/U 排紙時には所定枚数プリ
ント後にスループットと定着温度の少なくとも一方を下
げることによって、実使用上の多くの場合で、印字性能
を落とすことなく且つF/U 排紙時の良好な積載性と排紙
ガイド31の過度の昇温を防ぐことができる。
【0067】〈第3の実施形態例〉本形態例では前記形
態例2で行ったスループットを切り換える際のプリント
枚数を定着器6の状態(定着器6の温度)により異なる
ようにした。尚、その他の構成は前記第1の形態例と同
様であり再度の説明は省略する。
【0068】F/U 排紙時のOHPシートの貼りつきや丸
まりは定着器6の冷めた状態からのプリントよりも定着
器6が十分に暖まっている状態からのプリントの方が排
紙温度が高くなり、発生しやすくなる。そこで、本形態
例ではF/U 排紙時にはヒータ11に設けたサーミスタ1
4の検知温度より定着器6の状態を知り、定着器6の状
態に応じてスループットと定着温度の少なくとも一方を
切り替えるプリント枚数を決定するシーケンスとした。
【0069】まず、OHPシートのF/U 排紙で貼りつき
や丸まりの発生しない良好な積載性を得ることができる
プリント枚数のプリント開始時の定着器温度について調
べた。その結果を図4に示す。
【0070】該図4の結果に従い制御手段60はF/U 排
紙でプリントが開始された場合には、定着器6の温度か
ら表5のようにスループットの切り換えのプリント枚数
を決定し、16ppmのスループットでプリントを開始
して該プリント枚数以降は9ppmに落とすこととし
た。
【0071】
【表5】 上記表5のように、所定枚数プリント後にスループット
を落とすことによってF/U 排紙時のOHPシート貼りつ
きや丸まりを防ぐことができ、且つ、排紙ガイド31の
過度の昇温も防ぐことができた。
【0072】また、F/U 排紙を検知したときには定着温
度を下げてプリントを開始することにより、上記表5に
示したプリント枚数よりもスループット切り換え枚数を
遅らせることも可能である。
【0073】以上のように、F/U 排紙時は定着器6の状
態に応じてスループットを変更するプリント枚数を決定
することによってF/U 排紙時の良好な積載性と排紙ガイ
ド31の過度の昇温を防ぐことができると同時に、定着
器6の状態に応じて可能な限り高いスループットを得る
ことができる。
【0074】〈第4の実施形態例〉前記実施形態例は、
特殊な定着モードを有さない(ノーマルモードのみを有
する)系であったが、本形態例は、様々な紙に対応する
ための定着モード(ラフペーパーモード、OHPモード
等)を有し、各定着モードでそれぞれ定着温度に応じ、
スループットと記録材定着温度の少なくとも一方を変更
することとした。尚、その他の条件は前記実施例と同様
であり再度の説明は省略する。
【0075】本形態例の画像形成装置はノーマルモー
ド、ラフペーパーモード、OHPモードの3つの定着モ
ードを有する。各定着モードの役割を以下に示す。
【0076】ノーマルモードはユーザの特別な指定がな
い場合のデフォルトのモードであり、普通紙の印字に適
したモードである。ラフペーパーモードは、ノーマルモ
ードと比べてファーストプリントタイムを遅らせてスル
ープットを落とし、加圧ローラ温度を高く保ちながらプ
リントを行うことによって表面性の悪い紙や厚紙等の定
着性を向上させるためのモードであり、従って最終温調
温度は他のモードに比べて高い。OHPモードは定着温
度を下げることによってOHPシートのF/U 排紙時の積
載性を改善するためのモードである。
【0077】尚、各定着モードの連続プリント時には図
5のようにプリント枚数に応じて(即ち加圧ローラ20
が暖まるに従って)定着温度を変えている。また、間欠
プリント時には定着器6の状態(暖まり具合)によりプ
リント開始定着温度を変更する(例えば、第2温調から
開始等)。
【0078】今回は、OHPシート等のF/U 積載性の悪
い紙種のためのモードを有するため、排紙ガイド31の
昇温についてのみ検討を行った。
【0079】まず、各定着モードでの排紙ガイド31の
昇温測定を行った。
【0080】
【表6】 表6からわかるように、70枚程度の連続プリントまで
は排紙ガイド31の過度の昇温はなく、100枚を越え
ると定着モードによっては△レベルまで到達する。そこ
で、F/U 排紙時には各定着モードで最終温調に到達した
時点(ノーマルモード=61枚以降、ラフペーパーモー
ド=41枚以降、OHPモード=31枚以降)で、定着
温度170℃、スループット9ppmに落とすこととし
た。本シーケンスによる排紙ガイド31昇温測定の結果
を表7に示す。
【0081】
【表7】 表7からわかるように上記シーケンスにより実使用状態
では、印字性能を落とすことなく排紙ガイド31の過度
の昇温を防ぐことができた。また、各定着モードで過度
の定着不良が発生する等の問題もなかった。
【0082】本形態例では各定着モードにより、スルー
プット及び定着温度の変更プリント枚数が異なるが、シ
ーケンスを簡便にするために各定着モードで同一プリン
ト枚数でスループット及び定着温度を変更する等の方法
も可能であった。
【0083】以上のように、複数の定着モードを有する
系で、選択した定着モードや定着温度に応じてスループ
ットと定着温度の少なくとも一方を変更することによっ
て、F/U 積載性の改善及び排紙切換部材31の過度の昇
温を防ぐことができる。
【0084】〈その他〉 1)本発明の画像形成装置は、電子写真方式の装置に限
らず、静電記録方式等を用いた装置であっても良い。
【0085】2)本発明の画像形成装置に用いられる加
熱定着装置の加熱方式としては、上述した通電により発
熱する抵抗発熱体を具備した加熱体(セラミックヒー
タ)によるものに限らず、導電性の発熱部材に対して磁
力を作用させて発熱させる電磁加熱方式や、ハロゲンヒ
ータ等を内包した金属ローラを用いた熱ローラ方式であ
っても良い。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録紙排出口の選択に応じてスループットと記録材定着温
度の少なくとも一方を変更することにより、記録紙の積
載性を向上させること、また、記録紙排出口近傍の部材
の過昇温を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態例の画像形成装
置の概略構成図
【図2】 図1の画像形成装置に具備された加熱定着装
置の概略構成図
【図3】 (a)はF/U 排紙時、(b)F/D 時の排紙部
分の説明図
【図4】 F/U 排紙時のOHPシート用紙の貼り付き、
丸まり発生枚数の定着温度依存性を表す図
【図5】 特殊紙定着モードの連続プリント時温調温度
を表す図
【図6】 従来例に係る加熱定着装置の要部構成図
【図7】 従来例に係る加熱定着装置に具備されたの加
熱体の概略図
【符号の説明】
10 加圧部材 11 ヒータ 12 断熱ステイホルダー 13 定着フィルム 14 サーミスタ 20 加圧部材 21 芯金 22 弾性層 30 F/U 排紙トレイ 31 排紙切換部材 40 F/U トレイ開閉センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱部材と加圧部材とを互いに圧接して
    定着ニップ部を形成し、該定着ニップ部内を搬送される
    記録材に該加熱部材からの熱を付与して該記記録材上の
    未定着画像を永久画像として定着させる加熱定着装置を
    有する画像形成装置において、 複数の記録材排出口を備え、記録材排出口の選択に応じ
    てスループットと、記録材定着温度の少なくとも一方を
    変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定プリント枚数にて前記変更を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プリント枚数を複数設定し、該複数
    設定したプリント枚数のうち加熱定着装置温度に応じて
    選択したプリント枚数にて前記変更を行うことを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント枚数を複数設定し、該複数
    設定したプリント枚数のうちプリント開始時の加熱定着
    装置温度に応じて選択したプリント枚数にて前記変更を
    行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プリント枚数を複数設定し、該複数
    設定したプリント枚数のうち定着モードに応じて選択し
    たプリント枚数にて前記変更を行うことを特徴とする請
    求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント枚数を複数設定し、該複数
    設定したプリント枚数のうち定着モードと加熱定着装置
    温度とに応じて選択したプリント枚数にて前記変更を行
    うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の排出口が、前記永久画像が形
    成された面を上にして記録材を排出する第1の排出口
    と、前記永久画像が形成された面を下にして記録材を排
    出する第2の排出口とであり、該第1の排出口に記録材
    を排出する場合には第2の排出口に記録材を排出する場
    合と比べてスループット及び記録材定着温度の少なくと
    も一方が低くなるように前記変更を行ったことを特徴と
    する請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記スループットの変更を記録材供給間
    隔の変更によって行うことを特徴とする請求項1乃至7
    の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP02219397A 1997-01-21 1997-01-21 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3450623B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02219397A JP3450623B2 (ja) 1997-01-21 1997-01-21 画像形成装置
US09/007,190 US5862435A (en) 1997-01-21 1998-01-15 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02219397A JP3450623B2 (ja) 1997-01-21 1997-01-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10207266A true JPH10207266A (ja) 1998-08-07
JP3450623B2 JP3450623B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=12075974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02219397A Expired - Fee Related JP3450623B2 (ja) 1997-01-21 1997-01-21 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5862435A (ja)
JP (1) JP3450623B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001324892A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Canon Inc 像加熱装置及びそれを有する画像形成装置
JP2002162847A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
CN102193435A (zh) * 2010-03-02 2011-09-21 佳能株式会社 图像形成设备
JP2016045465A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成プログラム

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10282836A (ja) * 1997-04-11 1998-10-23 Sharp Corp 定着装置
US6131902A (en) * 1998-11-20 2000-10-17 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding paths for apparatus with feed paths selectable to correspond to desired function of apparatus
JP3647290B2 (ja) 1998-11-30 2005-05-11 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置
JP2000250340A (ja) 1999-02-26 2000-09-14 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
JP2001042595A (ja) 1999-03-19 2001-02-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2000352887A (ja) * 1999-04-08 2000-12-19 Canon Inc 定着装置および画像形成装置
US6253046B1 (en) 2000-04-19 2001-06-26 Lexmark International, Inc. Multi-functional fuser backup roll release mechanism
US6397023B1 (en) 2000-06-06 2002-05-28 Hewlett-Packard Company Techniques for achieving correct order in printer output
JP2002116679A (ja) * 2000-07-31 2002-04-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
CN100403187C (zh) * 2000-10-27 2008-07-16 株式会社理光 图像形成方法及其装置
US6511241B2 (en) * 2001-01-12 2003-01-28 Hewlett-Packard Company Integral actuation linkage for paper diverter for switch to straight-through paper path
JP4125023B2 (ja) 2001-03-13 2008-07-23 キヤノン株式会社 定着装置
US6721530B2 (en) * 2001-03-28 2004-04-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Fusing system having electromagnetic heating
JP4261859B2 (ja) 2001-10-09 2009-04-30 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP3890261B2 (ja) * 2001-10-29 2007-03-07 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
JP2004144833A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Canon Inc 加熱装置
JP2004170950A (ja) * 2002-11-06 2004-06-17 Canon Inc 像加熱装置
JP4095406B2 (ja) * 2002-11-06 2008-06-04 キヤノン株式会社 加熱定着装置
US6965742B2 (en) * 2002-11-08 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2005107237A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Canon Inc 画像形成装置
JP4537215B2 (ja) * 2004-02-03 2010-09-01 キヤノン株式会社 像加熱装置
US7215899B2 (en) * 2004-02-27 2007-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having temperature sensing element for sensing temperature of recording material
JP4262119B2 (ja) 2004-02-27 2009-05-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4537226B2 (ja) * 2005-02-28 2010-09-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
US8200112B2 (en) * 2007-11-30 2012-06-12 Lexmark International, Inc. Fuser assembly heater setpoint control
WO2010047853A1 (en) * 2008-10-20 2010-04-29 Absolute Aeration System and method for reducing pollution in a body of water
JP5419533B2 (ja) * 2009-04-30 2014-02-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5023140B2 (ja) * 2009-12-11 2012-09-12 シャープ株式会社 搬送装置
JP2014114152A (ja) 2012-12-12 2014-06-26 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP6196135B2 (ja) * 2013-11-28 2017-09-13 株式会社沖データ 媒体搬送装置及び画像形成装置
JP7187354B2 (ja) * 2019-03-06 2022-12-12 株式会社Pfu 画像読取装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286369U (ja) * 1985-11-19 1987-06-02
JP2516886B2 (ja) * 1987-06-16 1996-07-24 キヤノン株式会社 像加熱装置
JPH01308357A (ja) * 1988-06-01 1989-12-13 Minolta Camera Co Ltd 作像装置
JP2646444B2 (ja) * 1988-12-12 1997-08-27 キヤノン株式会社 画像加熱定着装置
US5253024A (en) * 1988-12-07 1993-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus with rectifier element
US5293202A (en) * 1989-02-08 1994-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus
JPH03288867A (ja) * 1990-04-06 1991-12-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
JP2884714B2 (ja) * 1990-06-11 1999-04-19 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2900604B2 (ja) * 1990-11-30 1999-06-02 キヤノン株式会社 像加熱装置
JPH04243765A (ja) * 1991-01-23 1992-08-31 Canon Inc 排紙装置
JP2925377B2 (ja) * 1991-09-03 1999-07-28 キヤノン株式会社 画像形成装置
US5170215A (en) * 1991-10-01 1992-12-08 Output Technology Corporation Electrophotographic printer with media speed control due to variance in fuser temperature
JPH05134502A (ja) * 1991-11-14 1993-05-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH05142879A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Oki Electric Ind Co Ltd 電子写真記録装置
US5722026A (en) * 1995-08-31 1998-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Pressing rotator and heating-fixing apparatus using the same

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001324892A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Canon Inc 像加熱装置及びそれを有する画像形成装置
JP2002162847A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
CN102193435A (zh) * 2010-03-02 2011-09-21 佳能株式会社 图像形成设备
US8565632B2 (en) 2010-03-02 2013-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for controlling a temperature of a fixing device therein
JP2016045465A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US5862435A (en) 1999-01-19
JP3450623B2 (ja) 2003-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3450623B2 (ja) 画像形成装置
JP4659204B2 (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP2004184814A (ja) 加熱装置
JP4078235B2 (ja) 加熱装置
JP2004085698A (ja) 画像形成装置
US6862416B2 (en) Image heating apparatus and image forming apparatus
JP2002169413A (ja) 画像形成装置
JP4011684B2 (ja) 画像形成装置
JP4902259B2 (ja) 画像形成装置
JP2002236426A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4677220B2 (ja) 像加熱装置および画像形成装置
JP2004021079A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2003156966A (ja) 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP2002311749A (ja) 画像形成装置
JP4378276B2 (ja) 加熱体、及び像加熱装置
JP3958108B2 (ja) 画像形成装置
JP2000029334A (ja) 加熱ヒータ、加熱装置及び画像形成装置
JP2000250374A (ja) 画像形成装置
JP2006091450A (ja) 画像形成装置
JP3799296B2 (ja) 画像形成装置
JP2941587B2 (ja) 像加熱装置
JP2004126328A (ja) 画像形成装置
JP3437375B2 (ja) 加熱定着装置
JP2004227989A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2002169412A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees