JP2001042595A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001042595A
JP2001042595A JP2000067361A JP2000067361A JP2001042595A JP 2001042595 A JP2001042595 A JP 2001042595A JP 2000067361 A JP2000067361 A JP 2000067361A JP 2000067361 A JP2000067361 A JP 2000067361A JP 2001042595 A JP2001042595 A JP 2001042595A
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Kenji Watanabe
健二 渡辺
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秀幸 矢野
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    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写搬送ベルトに担持された転写材への像転
写を良好に行いつつ、転写材に形成される画像に色ずれ
が発生するのを防止する。 【解決手段】 直線状に配設された4個の感光体ドラム
101a、101b、101c、101dにおいて、両
端部の感光体ドラム101a、101dに対し、中側の
2つの感光体ドラム101b、101cをd=1mm程
度、転写搬送ベルト111側に突出するように配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機ある
いはプリンタなどとされる電子写真方式の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式によるカラー画像形
成装置の普及にともない、カラー画像の印字品質に対す
る要求に加え、カラー出力の高速化に対する要求が高ま
っている。この要求に応えるために、いくつかの画像形
成方式が提案されている。
【0003】そのなかに、Y(イエロー)トナー、M
(マゼンタ)トナー、C(シアン)トナー、およびBk
(黒)トナーによるそれぞれの画像をドラム状像担持体
に形成し、転写搬送ベルトによって搬送される転写材に
対し、それぞれの転写手段によって順次転写を行ない、
最後に定着を行なうタンデム型と呼ばれるカラー画像形
成方式がある。
【0004】従来のタンデム型カラー画像形成装置の一
例が、例えば特開平09−288396号公報に記載さ
れている。図8に上記タンデム型カラー画像形成装置を
示す。
【0005】このカラー画像形成装置は、本体装置の下
部に転写材カセット21を装着している。転写材カセッ
ト21にセットされた転写材は、給紙ローラ22によっ
て1枚ずつ取り出され、ロール対23a、23bによっ
て画像形成部に給送される。
【0006】画像形成部には、転写材を搬送する転写材
担持体である転写搬送ベルト4が複数の回転体であるロ
ーラ16、17、18、19によって用紙搬送方向(図
の右から左方向)に移動可能に張設され、その最上流部
においては、バイアスを印加した吸着ローラ部10によ
って転写材が転写搬送ベルト4に静電吸着される。また
このベルト搬送面に対向して4個のドラム状像担持体
(以下、「感光体ドラム」という)1が直線状に配設さ
れて画像形成部を形成している。
【0007】それぞれの感光体ドラム1を順次取り囲ん
でその周面近傍には帯電器2、現像器3、転写搬送ベル
ト4の搬送面を挟んで転写手段5が配置されている。上
記の各現像器3の筐体内には、上流側(図の右方)から
Bkトナー、Cトナー、MトナーおよびYトナーがそれ
ぞれ収容されている。また、帯電器2と現像器3間には
所定の間隙が設けられ、この間隙を介して露光手段6か
ら感光体ドラム1の周面に露光照射が行われる。
【0008】このカラー画像形成装置は、転写搬送ベル
ト4が図の反時計回りに循環移動して転写材を搬送する
と、各帯電器2がそれらに対応する感光体ドラム1の周
面を所定の電荷で一様に帯電させ、露光手段6が上記帯
電した感光体ドラム1の周面を画像情報に応じて露光し
て静電潜像を形成し、そして、現像器3が上記の静電潜
像の低電位部にトナーを転移させてトナー像化、つまり
現像する。各感光体ドラム1周面上に形成されたトナー
像は、それらに対応する転写手段5で形成される転写電
界によって、搬送されてきた転写材に発生した電荷に吸
引されて転写材面に転写される。トナー像を転写された
転写材は、圧着ローラと発熱ローラからなる定着部7で
トナー像を転写材面に熱定着され、排紙ローラ対8によ
って機外に排出される。
【0009】ところで、このような複数の感光体ドラム
1を配設したカラー画像形成装置においては、各転写部
におけ転写搬送ベルト4の感光体ドラム1への接触状態
を確実なものとするために、各転写手段5の間に、転写
搬送ベルト4を感光体ドラム側に支持するための支持ロ
ーラ9を設けている。
【0010】続いて、画像形成モードについて説明す
る。画像形成は常に多色刷りすなわちフルカラー印字で
行なうと決まったものではなく、黒一色の印字すなわち
モノクロ印字を行なう頻度もかなり高い。このような用
法に対処すべく、フルカラー印字とモノクロ印字を切り
換えて行なうことができるようにしたタンデム型カラー
画像形成装置が提案されている。
【0011】本構成は、図9に示すように、転写搬送ベ
ルト11の内側に接触し、転写材搬送方向最下流側の画
像形成部である黒画像形成部14の上流に設けた支持ロ
ーラ12を支点に、黒以外の色の転写部を転写搬送ベル
ト11とともに一体的に回動待避させるようにしたこと
で、転写材吸着部13および黒画像形成部14から定着
部15への進入経路が、フルカラー印字時(a)とモノ
クロ印字時(b)とで変化せずに両者において安定した
搬送性能が得られることを特徴としている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8を
参照して説明したカラー画像形成装置においては、支持
ローラ9で転写搬送ベルト4裏面を支持することによ
り、転写搬送ベルト4を感光体ドラム1に確実に接触さ
せることが可能となる反面、転写搬送ベルト4の表面
に、感光体ドラムが設けられる上側にいくらかの凸部を
与えてしまい、この凸部において、吸着ローラ部10で
静電吸着された転写材が、転写材自身のもつコシ(剛
性)によって転写搬送ベルト4から剥がれてしまうこと
がある。この場合、転写材がつぎの転写部に正常に供給
されずにジャムになったり、剥がれた分、転写材の道の
りが変わることで、本来の画像形成タイミングとは異な
った状態でつぎの転写部で転写が行われ、各色の位置が
ずれて印字品質を低下させる問題があった。
【0013】また、製造上、支持ローラ9から偏芯とい
う不具合を完全に取り除くことは困難なため、転写部間
において転写搬送ベルト4が上下動して転写材の道のり
が変わり、形成される画像に色ずれが発生することがあ
った。また支持ローラ9による応力の繰り返しにより転
写搬送ベルト4の寿命が低下してしまうことがあった。
【0014】逆に、この現象を回避するために、転写搬
送ベルト4に凸部が形成されないように、支持ローラ9
を位置決めすると、感光体ドラム1への転写搬送ベルト
4の安定接触が図れなくなってしまう。
【0015】またこの支持ローラ9のように、転写部間
にて転写搬送ベルト4に接触させる部材の電気的状態に
は工夫が必要で、単純に接地した金属ローラを用いる
と、転写電流がベルト4裏面を介して金属ローラに流れ
て転写不良が起きたり、逆にフロート状態にすると電荷
の蓄積による問題がある。
【0016】また図9に示して説明した、フルカラー印
字とモノクロ印字の切り替え方式に関しても、同様に支
持ローラ12に相当する転写搬送ベルト上に、凸部を形
成してしまうことになり、転写材搬送に関して前述の問
題が発生する。
【0017】従って、本発明の主な目的は、転写材担持
体に担持された転写材への像転写を良好に行いつつ、転
写材に形成される画像に色ずれが発生するのを防止する
ことができる画像形成装置を提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、転写材が転写材担持
体からはがれてしまうのを防止することができる画像形
成装置を提供することである。
【0019】さらに、本発明の他の目的は、像担持体か
ら中間転写体への像転写を良好に行うことができる画像
形成装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
複数色の像をそれぞれ担持する複数の像担持体と、転写
材を担持搬送する転写材担持体と、を有し、前記各像担
持体と前記転写材担持体が接触する各転写位置にて、前
記各像担持体上の像が前記転写材担持体に担持された転
写材に順次重ねて静電的に転写される画像形成装置にお
いて、前記各転写位置を含む前記転写材担持体による転
写材の搬送経路は、前記各像担持体が設けられる側とは
反対側に凸形状であることを特徴とする画像形成装置で
ある。
【0021】本発明による一実施態様によると、前記各
転写位置を結んだ線は、前記各像担持体が設けられる側
とは反対側に凸形状である。
【0022】本発明による他の実施態様によると、前記
各像担持体上の像は、第1の転写位置、第2の転写位
置、第3の転写位置、第4の転写位置において、前記転
写材担持体に担持された転写材に順次重ねて転写され
る。
【0023】本発明による他の実施態様によると、前記
第2の転写位置および前記第3の転写位置の少なくとも
一方は、前記第1の転写位置および前記第4の転写位置
よりも前記転写材担持体が設けられる側に位置する。
【0024】本発明による他の実施態様によると、前記
転写材担持体の移動方向と実質的に直交する方向におい
て、前記第2の転写位置および前記第3の転写位置の少
なくとも一方は、前記第1の転写位置および前記第4の
転写位置よりも、0.5〜5mmずれている。
【0025】本発明による第2の態様によると、複数色
の像をそれぞれ担持する複数の像担持体と、転写材を担
持搬送する転写材担持体と、を有し、前記各像担持体と
前記転写材担持体が接触する各転写位置にて、前記各像
担持体上の像が前記転写材担持体に担持された転写材に
順次重ねて静電的に転写される画像形成装置において、
前記転写材担持体による転写材の搬送方向にて、第1
の像担持体、第2の像担持体、第3の像担持体が順に設
けられ、前記第2の像担持体と前記転写材担持体とが接
触する第2の転写位置は、前記第1の像担持体と前記転
写材担持体とが接触する第1の転写位置と、前記第3の
像担持体と前記転写材担持体とが接触する第3の転写位
置とを結ぶ線よりも前記転写材担持体が設けられる側に
位置することを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0026】本発明による一実施態様によると、前記転
写材担持体の移動方向と実質的に直交する方向におい
て、前記第2の転写位置は、前記第1の転写位置および
前記第3の転写位置よりも、0.5〜5mmずれてい
る。
【0027】本発明による他の実施態様によると、前記
転写材担持体による転写材の搬送方向にて、前記第1の
像担持体と前記第3の像担持体との間に第2の像担持体
を有する。
【0028】本発明による他の実施態様によると、前記
第2の転写位置および前記第4の像担持体と前記転写材
担持体とが接触する第4の転写位置は、前記第1の転写
位置と前記第3の転写位置とを結ぶ線よりも前記転写材
担持体が設けられる側に位置する。
【0029】上記各本発明における一実施態様による
と、前記転写材担持体はベルト形状である。
【0030】本発明による他の実施態様によると、前記
搬送経路を形成し前記転写材担持体を支持する第1の支
持部材と第2の支持部材とを有する。
【0031】本発明による他の実施態様によると、前記
第1の支持部材および前記第2の支持部材は回転可能な
ローラである。
【0032】本発明による他の実施態様によると、前記
第1の支持部材と前記第2の支持部材とを結ぶ前記各像
担持体が設けられる側の接線は、前記各転写位置よりも
前記各像担持体が設けられる側に位置する。
【0033】本発明による他の実施態様によると、前記
搬送経路には、前記各像担持体が設けられる側に凸形状
となる部分は形成されない。
【0034】本発明による他の実施態様によると、前記
転写材担持体による転写材の搬送方向は、鉛直方向成分
を備える。
【0035】本発明による他の実施態様によると、前記
転写材担持体による転写材の搬送方向は、実質的に鉛直
方向上向きである。
【0036】本発明による他の実施態様によると、像転
写時、前記各転写位置において前記転写材担持体に接触
し、前記各像担持体上の像を前記転写材担持体に担持さ
れた転写材に静電的に転写する複数の転写手段を有す
る。
【0037】本発明による第3の態様によると、像を担
持する像担持体と、中間転写体と、を有し、前記像担持
体と前記中間転写体とが接触する転写位置にて、前記像
担持体上の像が前記中間転写体に静電的に転写される画
像形成装置において、前記転写位置を含む前記中間転写
体による像の搬送面は、前記像担持体が設けられる側と
は反対側に凸形状であることを特徴とする画像形成装置
が提供される。
【0038】本発明による一実施態様によると、前記像
担持体は複数色の像をそれぞれを担持するために複数設
けられ、前記各像担持体と前記中間転写体とが接触する
各転写位置にて、前記各像担持体上の像は前記中間転写
体に順次重ねて静電的に転写される。
【0039】本発明による他の実施態様によると、前記
各転写位置を結んだ線は、前記各像担持体が設けられる
側とは反対側に凸形状である。
【0040】本発明による他の実施態様によると、前記
各像担持体上の像は、第1の転写位置、第2の転写位
置、第3の転写位置、第4の転写位置において、前記中
間転写体に順次重ねて転写される。
【0041】本発明による他の実施態様によると、前記
第2の転写位置および前記第3の転写位置の少なくとも
一方は、前記第1の転写位置および前記第4の転写位置
よりも前記中間転写体が設けられる側に位置する。
【0042】本発明による他の実施態様によると、前記
中間転写体による像の搬送方向と実質的に直交する方向
において、前記第2の転写位置および前記第3の転写位
置の少なくとも一方は、前記第1の転写位置および前記
第4の転写位置よりも、0.5〜5mmずれている。
【0043】本発明による第4の態様によると、複数色
の像をそれぞれ担持する像担持体と、中間転写体と、を
有し、前記各像担持体上の像は前記中間転写体に順次重
ねて静電的に転写される画像形成装置において、前記中
間転写体による像の搬送方向において、第1の像担持
体、第2の像担持体、第3の像担持体が順に設けられ、
前記第2の像担持体と前記中間転写体とが接触する第2
の転写位置は、前記第1の像担持体と前記中間転写体と
が接触する第1の転写位置と、前記第3の像担持体と前
記中間転写体とが接触する第3の転写位置とを結ぶ線よ
りも前記中間転写体が設けられる側に位置することを特
徴とする画像形成装置が提供される。
【0044】本発明による一実施態様によると、前記中
間転写体による像の搬送方向と実質的に直交する方向に
おいて、前記第2の転写位置は、前記第1の転写位置お
よび前記第3の転写位置よりも、0.5〜5mmずれて
いる。
【0045】本発明による他の実施態様によると、前記
中間転写体による像の搬送方向において、前記第1の像
担持体と前記第3の像担持体との間に第4の像担持体を
有する。
【0046】本発明による他の実施態様によると、前記
第2の転写位置および前記第4の像担持体と前記中間転
写体とが接触する第4の転写位置は、前記第1の転写位
置と前記第3の転写位置とを結ぶ線よりも前記中間転写
体が設けられる側に位置する。
【0047】上記各本発明による一実施態様によると、
前記中間転写体はベルト形状である。
【0048】本発明による他の実施態様によると、前記
中間転写体による像の搬送面を形成し前記中間転写体を
支持する第1の支持部材と第2の支持部材とを有する。
【0049】本発明による他の実施態様によると、前記
第1の支持部材および前記第2の支持部材は回転可能な
ローラである。
【0050】本発明による他の実施態様によると、前記
第1の支持部材と前記第2の支持部材とを結ぶ前記各像
担持体が設けられる側の接線は、前記各転写位置よりも
前記各像担持体が設けられる側に位置する。
【0051】本発明による他の実施態様によると、前記
中間転写体による像の搬送面には、前記各像担持体が設
けられる側に凸形状となる部分は形成されない。
【0052】本発明による他の実施態様によると、像転
写時、前記各転写位置において前記中間転写体に接触
し、前記各像担持体上の像を前記中間転写体に静電的に
複数の転写手段を有する。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0054】実施例1 図1に本発明の実施例1に係るカラー画像形成装置を示
す。
【0055】同図に示すカラー画像形成装置100は、
4個の同径のドラム状の像担持体である感光体ドラム1
01a、101b、101c、101dが直線状に配設
されており、両端部の感光体ドラム101a、101d
に対し、中側の2つの感光体ドラム101b、101c
をd=1mm程度、転写材担持体である転写搬送ベルト
111側に突出するように配置してある(図2参照)。
【0056】また、転写搬送ベルト111を支持、張設
する第1、第2の支持部材であるローラ115、112
の感光体ドラムが配設される側の最上点(ベルトの巻き
付き終了位置)は、感光体ドラム101a、101dの
最下点(ベルトとの接触位置)とほぼ同じ高さとなって
いる。
【0057】各感光体ドラム101a〜101dは、図
示しない駆動手段によって図中時計回りに回転駆動され
る。各感光体ドラム101a〜101dの周囲には、そ
の回転方向に従って順に、感光体ドラム101a〜10
1d表面を均一に帯電する帯電手段102a、102
b、102c、102d、画像情報に基づいてレーザー
ビームを照射し感光体ドラム101a〜101d上に静
電潜像を形成する露光手段103a、103b、103
c、103d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像
として顕像化する現像手段104a、104b、104
c、104d、感光体ドラム101a〜101d上のト
ナー像を転写材に転写させる転写手段(転写ブレード)
105a、105b、105c、105d、転写後の感
光体ドラム101a〜101d表面に残ったトナーを除
去するクリーニング手段106a、106b、106
c、106dなどが配設されている。
【0058】なお、感光体ドラム101a〜101d、
帯電手段102a〜102d、現像手段104a〜10
4d、およびクリーニング手段106a〜106dはそ
れぞれ一体的にカートリッジ化され、画像形成部として
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ107a、
107b、107c、107dを形成している。
【0059】さらに下記において、上記構成部材につい
て感光体ドラムから順に詳述する。
【0060】各感光体ドラム101a〜101dは、直
径30mmのアルミニウム製シリンダの外周面に有機光
導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感
光体ドラム101a〜101dは、その両端部をフラン
ジによって回転自在に支持されており、一方の端部に不
図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図
中時計回りに回転駆動される。
【0061】帯電手段102a〜102dは導電性のロ
ーラであり、このローラを感光体ドラム101a〜10
1d表面に当接させるとともに、不図示の電源によって
帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム
101a〜101d表面を一様に負極性に帯電させるも
のである。
【0062】露光手段103a〜103dは、不図示の
セルフォックレンズを先端に装着したLEDアレイから
なり、不図示の駆動回路により画像信号に応じて点灯制
御される。
【0063】現像手段104a〜104dは、それぞれ
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー
を収納したトナー収納部108a〜108d、感光体ド
ラム101a〜101d表面に隣接し、不図示の駆動部
により回転駆動されるとともに、図示しない現像バイア
ス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現
像を行なう現像ローラ109a、109b、109c、
109dなどから構成される。
【0064】転写材搬送手段110は、転写搬送ベルト
111を4本の回転体であるローラ112、113、1
14、115に張設して支持し、すべての感光体ドラム
101a〜101dに対向し配設される。転写搬送ベル
ト111は107〜1014Ω・cm(JISK6911
に準拠し、温度は23.5℃、相対湿度は60%で、印
加電圧は100V(適宜変更してもよい)にして測定)
の体積固有抵抗を持たせた厚さ100〜150μmのエ
ンドレスのフィルム状部材で構成されるのが好ましい。
【0065】この転写搬送ベルト111は、感光体ドラ
ム101a〜101dに対向する外周面に転写材Sを静
電吸着して感光体ドラム101a〜101dに転写材S
を接触させるべく駆動ローラ112によって循環移動す
る。これにより、転写材Sは転写搬送ベルト111によ
り各転写位置まで搬送され、感光体ドラム101a〜1
01d上のトナー像が順次重ね転写される。
【0066】この転写搬送ベルト111の内側に当接
し、4個の感光体ドラム101a〜101dに対応して
転写ブレード105a〜105dが並設される。転写ブ
レード105a〜105dは不図示の転写バイアス用電
源に接続される。転写ブレード105a〜105dに正
極性の電圧が印加され、この電界により、感光体ドラム
101a〜101dに接触中の転写材Sに、感光体ドラ
ム101上の負極性のトナー像が順次転写される。
【0067】吸着手段130は、転写搬送ベルト111
の最上流に位置し、吸着ローラ123およびローラ11
5により転写搬送ベルト111および転写材Sを狭持
し、かつ、転写搬送ベルト111に静電吸着する。その
際、吸着ローラ123に吸着バイアス電圧を印加するこ
とで、対向している接地されたローラ115との間に電
界を形成し、誘電体である転写搬送ベルト111および
転写材Sの間に誘電分極による静電吸着力を生じさせ
る。
【0068】給紙部124は、画像形成部に転写材Sを
給紙搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給紙カセ
ット125に収納されている。この給紙カセット125
の近傍には、転写材を1枚ずつピックアップするピック
アップローラ126が回転可能に設けられており、不図
示の駆動モータによって間欠的に回転駆動される。
【0069】定着部117は、転写材Sに転写された複
数のトナー画像を定着させるものであり、駆動回転する
加熱ローラ118と、これに圧接して転写材に熱と圧力
を印加する加圧ローラ119とからなる。
【0070】つぎに、本カラー画像形成装置においてフ
ルカラー画像を形成するフルカラーモードの動作を説明
する。
【0071】画像形成時にはピックアップローラ、いわ
ゆる半月ローラ126が画像形成動作に応じて駆動回転
し、給紙カセット125内の転写材Sを1枚毎分離給送
するとともに、転写材Sの先端がレジストローラ対11
9に突き当たり一旦停止し、ループを形成した状態で給
紙タイミングを待つ。
【0072】一方、上記動作とともにプロセスカートリ
ッジ107a〜107dが、印字タイミングに合わせて
駆動され、感光体ドラム101a〜101dが時計回り
方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカート
リッジ107a〜107dに対応する露光手段103a
〜103dが順次駆動される。この駆動により、帯電ロ
ーラ102a〜102dは感光体ドラム101a〜10
1dの周面に一様に負極性の電荷を付与し、露光手段1
03a〜103dは、その感光体ドラム101a〜10
1d周面に画像信号に応じて露光を行なって感光体ドラ
ム101a〜101d周面上に静電潜像を形成する。現
像ローラ109a〜109dは静電潜像の低電位部(露
光部)にトナーを転移させて感光体ドラム101周面上
にトナー像を形成する、つまり現像する。
【0073】最上流の感光体ドラム101a周面上にお
けるトナー像の先端が、転写搬送ベルト111との対向
点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転
写材Sの印字開始位置が一致するように、レジストロー
ラ対119が回転を開始してループ状態で待機していた
転写材Sを吸着手段130へ給送する。
【0074】転写材Sは吸着ローラ113と転写搬送ベ
ルト111とによって挟み込まれるようにして転写搬送
ベルト111の外周に圧接され、かつ転写搬送ベルト1
11の吸着ローラ123との間に電圧を印加することに
より、誘電体である転写材Sと転写搬送ベルト111の
誘電体層に電荷を誘起し、転写材Sを転写搬送ベルト1
11の外周に静電吸着する。これにより、転写材Sは転
写搬送ベルト111に安定して吸着され、最上流の転写
部まで搬送される。
【0075】最上流の転写部に搬送された転写材Sは、
感光体ドラム101aと転写ブレード105aとの間に
形成される電界によって、感光体ドラム101aのトナ
ー像が転写され、つぎの下流の転写部へと順次搬送され
て上記のようにして転写が行われ、転写材上に4色のト
ナー像が重ね転写される。
【0076】4色のトナー像を転写された転写材Sは、
駆動ローラ112の曲率と転写材Sのコシ(剛性)によ
り転写搬送ベルト111から曲率分離され、定着部11
7に搬入される。
【0077】ここで、本実施例における吸着手段130
から定着部117までの転写材搬送経路において、両端
の感光体ドラム101a、101dに対して、中側の2
つの感光体ドラム101b、101cをd=1mm程
度、転写搬送ベルト111側に突出するように配置す
る。つまり、図2に示したように、隣接する感光体ドラ
ム101a〜101dの中心を結ぶ線分Lで形成される
線分群が、転写搬送ベルト111の位置する方向に凸形
状であるように配置する。転写材Sのジャムが発生した
り、転写搬送ベルト111が感光体ドラム101に静電
的に吸着される領域(転写部)が長くなり過ぎてしま
い、転写搬送ベルト111に一旦転写されたトナー像が
転写部を通過するまでに乱れてしまうのを防止するため
には、dは0.5〜5mm(製造、組立て誤差は無視し
ている)が好ましい。
【0078】このような構成とすることにより、従来例
で示したように、支持ローラ9によって転写搬送ベルト
111を持ち上げ支持することなしに、各転写部で転写
搬送ベルト111と感光体ドラム101に確実な接触を
与えることが可能となる。すなわち、転写搬送ベルト1
11の移動方向における各転写部の長さを適正にするこ
とができる。
【0079】また、転写部材105に所定の転写バイア
ス(電圧)が印加されると、転写搬送ベルト111と感
光体ドラム101との間に静電吸着力が働くので、転写
材Sがその転写部に突入する際に多少の突入負荷が生じ
る。この突入負荷が大きい場合、転写材Sが転写搬送ベ
ルト111上でズレを生じることがあり、結果として色
ごとの画像を重ね合わせる際のズレにつながる可能性が
ある。本構成をとった場合には、転写部の上流でまだ転
写電界が直接及ばない領域に転写搬送ベルト111と感
光体ドラム101が機械的に微接触している範囲を形成
することができるので、紙の突入負荷を低減することが
可能となり、色ズレを防止することができる。
【0080】さらに、従来例のような支持ローラ9を設
ける必要がないので、転写搬送ベルト111には転写材
に対し凸側の屈曲部が一切形成されていない。すなわち
転写搬送ベルト111に吸着ローラ123にて静電吸着
された転写材Sは、各転写部を通過し搬送される間、確
実にその吸着力を維持することができる。
【0081】なお、本実施例によって転写搬送ベルト1
11に形成される、転写材に対する凹側の屈曲は、転写
材のコシ(剛性)の作用により転写材Sが転写搬送ベル
ト111に押し付けられるように働くので安定搬送に有
利に作用する。
【0082】感光体ドラム101a〜101d上のトナ
ー像を転写した転写材Sは定着部117を通過する際に
定着ローラ対118、119で搬送されるとともに、定
着ローラ対118、119によって熱および圧力が加え
られる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面
に定着される。
【0083】つぎに、黒印字(モノクロ印字)、すなわ
ち、白画像を形成する画像形成モードについて説明す
る。
【0084】図3は、黒印字を行なう場合の画像形成部
の状態を示す図である。フルカラー印字を行なう状態か
らモノクロ印字を行なう状態、その逆への状態変更は、
駆動源をもつ不図示のカムによって行われる。転写材S
の搬送方向における最下流側の画像形成部である黒印字
部121に近い転写搬送ベル ト111の駆動ロー
ラ112を中心とし、黒印字部121から最も遠い従動
ローラ115を感光体ドラム101から待避する方向
に、上記カムにより回動させ所定の位置に停止させるこ
とにより、黒印字部121のみが転写搬送ベルト111
に接触し、他の色(イエロー、マゼンタ、シアン)の転
写部では感光体ドラム101と転写搬送ベルト111と
が離間している状態となる。
【0085】ここで本実施例における吸着手段130か
ら定着部117までの転写材搬送経路において、両端部
の感光体ドラム101a、101dに対し、中側の2つ
の感光体ドラム101b、101cをd=1mm程度、
転写搬送ベルト111側に突出するように配置し、さら
に上記のように、黒印字時の状態を黒印字部121に近
い転写搬送ベルト111の駆動ローラ112を中心と
し、黒印字部121から最も遠い従動ローラ115を感
光体ドラム101aから待避させることで、転写搬送ベ
ルト111には転写材Sに対し凸側の屈曲部が一切形成
されていない。なお、本発明の効果が得られるならば、
例えば、感光体ドラム101bだけ、もしくは感光体ド
ラム101cだけを転写搬送ベルト111側に突出させ
てもよい。すなわち転写搬送ベルト111に吸着ローラ
113にて静電吸着された転写材Sは、各転写部を通過
し搬送される間、確実にその吸着力を維持することがで
きる。
【0086】なお、このようなフルカラーモードとモノ
カラーモードとを不図示のCPU(制御手段)により切
り換えて制御される。
【0087】さらに、モノカラーモードにおける黒印字
部121から定着部117までの転写材の搬送経路は、
フルカラーモードにおける転写材の搬送経路とまったく
変わっていないので、安定した定着性能を得ることがで
きる。
【0088】なおこの際、黒印字部121での感光体ド
ラム101dと転写搬送ベルト111で形成させるニッ
プがフルカラー印字時とモノクロ印字時でわずかに変わ
るが転写ブレード方式により転写電界を形成する領域を
狭くする狭域転写方式を採用することで、その影響を低
減することが可能である。さらには、フルカラー印字時
とモノクロ印字時で黒印字部121の転写バイアス電圧
を変更すれば、その差を少なくすることができる。
【0089】また、この構成をとった場合、転写材吸着
部の位置がフルカラー印字とモノクロ印字で変化してし
まうことが生じるが、転写材に画像を形成する前の転写
材搬送経路は画像に影響を与えないため比較的自由度が
高く、本構成をとった場合にも容易に対応できるもので
ある。例えば、図3に示すように、転写材Sの搬送方向
上流側に支点を有する首振りガイド板122を配置する
ことにより、転写材吸着部の位置に転写材Sを確実に搬
送することが可能となる。
【0090】その他のモノクロ印字時における画像形成
装置の動作は、黒以外の感光体ドラムへの作像、黒以外
の転写プロセスを行なわないことを除いて、基本的にフ
ルカラー印字時と同様である。
【0091】実施例2 図4を用いて実施例2に係る画像形成装置について以下
説明する。
【0092】なお、実施例1と同じ機能を有する部材に
は同じ符号を付すことで説明を省略する。
【0093】本実施例では、転写搬送ベルト111によ
る転写材Sの搬送経路が感光体ドラムが設けられる側と
は反対側に凸形状となるように設定する他の例として、
転写搬送ベルト111を支持するローラ112、115
を感光体ドラム101a〜101dが設けられる側に所
定距離だけずらして配置される。すなわち、感光体ドラ
ム101a〜101dの上下方向における配設位置はほ
ぼ同様とされ、ローラ112、115周面上の最上点が
感光体ドラム101a〜101d周面上の転写搬送ベル
ト111と接触する最下点(転写部)よりも上側になる
ように設定される。換言すると、図4の二点鎖線で示す
ように、ローラ112とローラ115とを結ぶ感光体ド
ラム側の接線(二点鎖線)Pが感光体ドラム101a〜
101dをすべて横切るような構成とされる。
【0094】これにより、最上流の感光体ドラム101
aと転写搬送ベルト111の接触および最下流の感光体
ドラム101dと転写搬送ベルト111の接触が確実に
行なわれる。
【0095】転写搬送ベルトを用いたカラー画像形成装
置においては、転写搬送ベルト111と感光体ドラム1
01との接触状態が転写性能に影響を与える。その際、
転写搬送ベルト111が感光体ドラム101に確実に接
触していることが第一条件となるが、さらには転写搬送
ベルト111と感光体ドラム101ととの転写ニップ量
をある程度確保した方が転写性能が向上する。前述した
ように、特開平09−288396号公報の例もこの効
果を考慮したものということができ、すべての感光体ド
ラムへの接触状態を支持ローラ9で確実なものとしてい
る。
【0096】ところで、タンデム型カラー画像形成装置
における転写状態は、4つの転写部とも、まったく同じ
ではなく、特に最上流の転写部(転写ブレード105a
と、感光体ドラム101aとが対向する位置)と最下流
の転写部(転写ブレード105dと感光体ドラム101
dとが対向する位置)においては、つぎのような特徴が
ある。
【0097】まず最上流の転写部では、転写材Sがそれ
以前に転写の履歴を受けてないので、転写材Sの電位が
どういう状態になっているか予想することが困難であ
る。従って、さらに、転写性能を向上するために転写に
対するマージンを広くとっておくことが重要である。
【0098】また、最下流の転写部では、転写搬送ベル
ト111と、転写部の下流に位置する定着部117との
間に相対的な速度差が存在すると、転写材Sと感光体ド
ラム101dの接触状態が、転写材Sのループなどによ
り不安定になりやすく、転写性能の悪化につながる。従
って、転写材を確実に感光体ドラム101dと転写搬送
ベルト111で挟持することが重要になってくる。
【0099】従って、4ヶ所の転写部において、特に最
上流と最下流の転写搬送ベルト111と感光体ドラム1
01との転写ニップ量を確保することが、良好な画像形
成において重要である。
【0100】本実施例にあっては、前述の最上流と最下
流の、転写搬送ベルト111と感光体ドラム101のニ
ップ量を、簡単な構成で確保することができ、安定した
転写画像が得られるものである。なお、本実施例におけ
る最上流と最下流の転写部以外の転写部においては、転
写電圧によって転写搬送ベルト111が感光体ドラム1
01へ引き寄せられる力および転写ブレードのこし(剛
性)により転写搬送ベルト111の感光体ドラム101
への接触を確保した。
【0101】このように本実施例においても、実施例1
と同様に従来の支持ローラ9を設ける必要がなく、転写
搬送ベルト111による転写材の搬送経路に上側に凸と
なるような部分が形成されないので、各色の像転写を良
好に行いつつ色ずれが発生するのを防止することができ
る。
【0102】実施例3 図5を用いて、実施例3に係る画像形成装置について以
下、説明する。
【0103】なお、実施例1と同じ機能を有する部材に
は同じ記号を付すことで説明を省略する。
【0104】本実施例では、転写搬送ベルト111によ
る転写材Sの搬送経路が感光体ドラムが設けられる側と
は反対側に凸形状となるように設定する他の例として、
感光体ドラム101b、101cを感光体ドラム101
a、101dに対して下側(転写搬送ベルト111が設
けられる側)に約1mmずらして配設し、かつ、転写搬
送ベルト111を支持するローラ112、115周面上
の最上点が、感光体ドラム101a、101d周面上の
最下点(転写部)よりも上側(感光体ドラムが設けられ
る側)になるように配設される。すなわち、ローラ11
2とローラ115とを結ぶ感光体ドラム側の接線Pは、
全ての感光体ドラムと横切るように構成される。
【0105】これにより、転写材Sの転写ニップ突入負
荷を軽減させて転写材Sの搬送性を良好に維持しつつ、
全ての転写部において、転写搬送ベルト111の移動方
向の転写ニップ長さを良好に形成することができ、各色
の転写を良好に行うことができる。さらに、従来の支持
ローラ9を用いる必要がないので、転写材はがれや偏芯
による色ずれを防止することができる。
【0106】実施例4 図6を用いて実施例4に係る画像形成装置について以下
説明する。
【0107】本発明は図6に示したような中間転写体を
用いた画像形成装置においても実施例1と同様に適用す
ることができる。
【0108】図6の画像形成装置150は、画像形成装
置150は、画像形成装置100と同様に、4個の同径
のドラム形状の像担持体である感光体ドラム101a、
101b、101c、101dが並設されており、図2
と同様に、両端部の感光体ドラム101a、101dに
対し、中側の感光体ドラム101b、101cをd=1
mm程度、中間転写ベルト151側に突出するように配
置してある。本発明の効果が得られるならば、例えば、
感光体ドラム101bだけ、もしくは感光体ドラム10
1cだけを中間転写ベルト151側へ突出するように配
置してもよい。中間転写ベルト151が感光体ドラム1
01に転写手段105により静電的に吸着される領域
(転写部)が中間転写ベルト151の移動方向に長くな
り過ぎてしまい、中間転写ベルト151に転写されたト
ナー像が転写部を通過するまでに乱れてしまうのを防止
するためには、dは0.5〜5mm(製造、組立て誤差
は無視している)が好ましい。
【0109】中間転写ベルト151の体積抵抗率は10
7〜1014Ωcm(JISK6911に準拠し、測定時
の温度は23.5℃、相対湿度は60%で、印加電圧は
100V(適宜変更してもよい)にして測定)が好まし
く、中間転写ベルト151は、中間転写ベルト151を
駆動する駆動ローラ154、従動ローラ155、2次転
写対向ローラ152により張架されている。
【0110】4個の感光体ドラム上に画像を形成するプ
ロセスについては、実施例1において前述した画像形成
装置100での説明と同様なので省略し、中間転写ベル
トへの転写の部分から説明を行なう。
【0111】感光体ドラム101a上に形成されたトナ
ー像は、その回転により中間転写ベルト151と接触
し、中間転写ベルト151の裏面に配設された転写手段
105a(実施例1と同様な転写ブレード)に所定のバ
イアスを印加することにより、中間転写ベルト151上
に1次転写される。以下、これと同様の工程を残る3個
の感光体ドラム101b〜101dおよび転写部で繰り
返し、一連の動作により中間転写ベルト151上に4色
のトナー像を重ね合わせる。重ね合わされた4色のトナ
ー像は2次転写部156に移動され、2次転写ローラ1
53によってレジストローラ対119により所定のタイ
ミングで搬送される転写材S上に一括して2次転写され
る。
【0112】2次転写部156に転写材Sを搬送するプ
ロセス、転写材に転写されたトナー画像を定着するプロ
セスについては、実施例1の画像形成装置100の場合
と同様であり、同じ構成、機能を持つものには同符号を
付し、詳細な説明は省略する。
【0113】このような中間転写ベルト151を用いた
画像形成装置においても、従来例で示したような、支持
ローラ9によってベルトを持ち上げ支持することなし
に、各転写部で中間転写ベルト151と感光体ドラム1
01a〜101dとの確実な接触を与えることができ、
良好な転写条件を得ることが可能となる。また、転写手
段105a〜105dに所定の転写バイアス(電圧)が
印加されると、中間転写ベルト151と感光体ドラム1
01a〜101dとの間に静電吸着力が働くので、中間
転写ベルト151のトナー像が転写される領域がその転
写部に突入する際に、中間転写ベルト151の搬送に負
荷が生じ、この負荷が大きいと、結果として各色のトナ
ー像を中間転写ベルト151に重ね合わせる際のズレに
つながる可能性がある。
【0114】本構成をとった場合には、各転写部の上流
で転写手段105により形成される転写電界が直接及ば
ない領域に中間転写ベルト151と感光体ドラム101
とが機械的に微接触している範囲を形成することができ
るので、中間転写ベルト151が感光体ドラム101と
の接触部(転写部)へ突入する際の突入負荷を低減する
ことが可能となり、色ズレを防止することができる。
【0115】また、実施例1に限らず、実施例2、実施
例3と同様な構成としてもよい。すなわち、実施例2の
ように、感光体ドラム101b、101cを下側へずら
して配設することなく、中間転写ベルト151を支持す
るローラ154、155の配設位置を感光体ドラム10
1a〜101dが設けられる側にずらして配設してもよ
い。また、実施例3のように、感光体ドラム101b、
101cを感光体ドラム101a、101dよりも中間
転写ベルト151が設けられる側にずらして配設し、か
つ、ローラ154、155を感光体ドラム101a〜1
01dが設けられる側にずらして配設してもよい。
【0116】このような構成とすることで、従来の支持
ローラ9により中間転写ベルトを持ち上げ支持すること
なしに、各転写部において、中間転写ベルトの移動方向
における転写部(感光体ドラムと中間転写ベルトとが接
触する領域)の長さを良好に十分に形成することができ
るので、各色トナー像の転写を良好に行うことができ、
色ずれが発生するのを防止することができる。
【0117】上記実施例では、転写搬送ベルト111に
よる転写材の搬送方向は、例えば図1上、右から左方向
であるが、これに限られず、図7に示すような、転写搬
送ベルト111による転写材Sの搬送方向が下(上)か
ら上(下)に向かう方向(略鉛直方向)であってよい。
同様に、中間転写ベルトを用いる画像形成装置において
も、中間転写ベルトにトナー像を転写する面(ローラ1
54、155により形成される面)の移動方向は下
(上)から上(下)へ向かう方向であってもよい。
【0118】また、上記実施例では、ドラム形状の感光
体を用いた画像形成装置について説明したが、これに限
られず、ベルト形状の感光体を用いた画像形成装置に対
しても、本発明は適用することができる。
【0119】なお、転写部において、上側(感光体ドラ
ムが設けられる側)に凸となる部分が形成される場合が
あっても、これは問題とはならない。なぜなら、転写部
では転写電界により転写材が転写ベルトに対する静電吸
着力がさらに付与されるからである。
【0120】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、各転写位置を含む転写材担持
体による転写材の搬送経路が、各像担持体が設けられる
側とは反対側に凸形状であることにより、あるいは、転
写材担持体による転写材の搬送方向にて、第1の像担持
体、第2の像担持体、第3の像担持体が順に設けられ、
前記第2の像担持体と前記転写材担持体とが接触する第
2の転写位置が、前記第1の像担持体と前記転写材担持
体とが接触する第1の転写位置と、前記第3の像担持体
と前記転写材担持体とが接触する第3の転写位置とを結
ぶ線よりも前記転写材担持体が設けられる側に位置する
ことにより、転写材担持体に担持された転写材への像転
写を良好に行いつつ、転写材に形成される画像に色ずれ
が発生するのを防止することができ、従って、高品質画
像を得ることができ、また、転写材が転写材担持体から
はがれてしまうのを防止することができる。
【0121】また、転写位置を含む中間転写体による像
の搬送面が、像担持体が設けられる側とは反対側に凸形
状であることにより、あるいは、中間転写体による像の
搬送方向において、第1の像担持体、第2の像担持体、
第3の像担持体が順に設けられ、前記第2の像担持体と
前記中間転写体とが接触する第2の転写位置が、前記第
1の像担持体と前記中間転写体とが接触する第1の転写
位置と、前記第3の像担持体と前記中間転写体とが接触
する第3の転写位置とを結ぶ線よりも前記中間転写体が
設けられる側に位置することにより、像担持体から中間
転写体への像転写を良好に行うことができ、高品質画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るカラー画像形成装置を
示す全体構成図である。
【図2】本発明の一特徴部分を示す説明するための図で
ある。
【図3】図1のカラー画像形成装置における黒印字時の
構成を示す図である。
【図4】本発明の実施例2に係るカラー画像形成装置を
示す全体構成図である。
【図5】本発明の実施例3に係るカラー画像形成装置を
示す全体構成図である。
【図6】本発明の実施例4に係るカラー画像形成装置を
示す全体構成図である。
【図7】本発明の他の適用例を示す図である。
【図8】従来のカラー画像形成装置の一例を示す全体構
成図である。
【図9】従来のカラー画像形成装置の他の例における、
フルカラー印字時(a)とモノカラー印字時(b)とを
示す説明図である。
【符号の説明】
101a、101b 感光体ドラム(像担持体) 101c、101d 感光体ドラム(像担持体) 105a、105b 転写ブレード(転写手段) 105c、105d 転写ブレード(転写手段) 111 転写搬送ベルト(転写材担
持体) 112 駆動ローラ(第1の支持部
材) 115 従動ローラ(第2の支持部
材) 151 中間転写ベルト(中間転写
体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 秀幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 船谷 和弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AA01 AB02 AD05 BB42 BB43 BB44 BB46 BB63 2H032 AA15 BA01 BA07 BA09 BA15 BA18 BA23

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の像
    担持体と、転写材を担持搬送する転写材担持体と、を有
    し、前記各像担持体と前記転写材担持体が接触する各転
    写位置にて、前記各像担持体上の像が前記転写材担持体
    に担持された転写材に順次重ねて静電的に転写される画
    像形成装置において、 前記各転写位置を含む前記転写材担持体による転写材の
    搬送経路は、前記各像担持体が設けられる側とは反対側
    に凸形状であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記各転写位置を結んだ線は、前記各像
    担持体が設けられる側とは反対側に凸形状であることを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記各像担持体上の像は、第1の転写位
    置、第2の転写位置、第3の転写位置、第4の転写位置
    において、前記転写材担持体に担持された転写材に順次
    重ねて転写されることを特徴とする請求項2の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の転写位置および前記第3の転
    写位置の少なくとも一方は、前記第1の転写位置および
    前記第4の転写位置よりも前記転写材担持体が設けられ
    る側に位置することを特徴とする請求項3の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記転写材担持体の移動方向と実質的に
    直交する方向において、前記第2の転写位置および前記
    第3の転写位置の少なくとも一方は、前記第1の転写位
    置および前記第4の転写位置よりも、0.5〜5mmず
    れていることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写材担持体はベルト形状であるこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送経路を形成し前記転写材担持体
    を支持する第1の支持部材と第2の支持部材とを有する
    ことを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の支持部材および前記第2の支
    持部材は回転可能なローラであることを特徴とする請求
    項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の支持部材と前記第2の支持部
    材とを結ぶ前記各像担持体が設けられる側の接線は、前
    記各転写位置よりも前記各像担持体が設けられる側に位
    置することを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送経路には、前記各像担持体が
    設けられる側に凸形状となる部分は形成されないことを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記転写材担持体による転写材の搬送
    方向は、鉛直方向成分を備えることを特徴とする請求項
    1の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記転写材担持体による転写材の搬送
    方向は、実質的に鉛直方向上向きであることを特徴とす
    る請求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 像転写時、前記各転写位置において前
    記転写材担持体に接触し、前記各像担持体上の像を前記
    転写材担持体に担持された転写材に静電的に転写する複
    数の転写手段を有することを特徴とする請求項1から1
    2のいずれかの画像形成装置。
  14. 【請求項14】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の
    像担持体と、転写材を担持搬送する転写材担持体と、を
    有し、前記各像担持体と前記転写材担持体が接触する各
    転写位置にて、前記各像担持体上の像が前記転写材担持
    体に担持された転写材に順次重ねて静電的に転写される
    画像形成装置において、 前記転写材担持体による転写材の搬送方向にて、第1の
    像担持体、第2の像担持体、第3の像担持体が順に設け
    られ、前記第2の像担持体と前記転写材担持体とが接触
    する第2の転写位置は、前記第1の像担持体と前記転写
    材担持体とが接触する第1の転写位置と、前記第3の像
    担持体と前記転写材担持体が接触する第3の転写位置と
    を結ぶ線よりも前記転写材担持体が設けられる側に位置
    することを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記転写材担持体の移動方向と実質的
    に直交する方向において、前記第2の転写位置は、前記
    第1の転写位置および前記第3の転写位置よりも、0.
    5〜5mmずれていることを特徴とする請求項14の画
    像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記転写材担持体による転写材の搬送
    方向において、前記第1の像担持体と前記第3の像担持
    体との間に第4の像担持体を有することを特徴とする請
    求項14または15の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記第2の転写位置および前記第4の
    像担持体と前記転写材担持体とが接触する第4の転写位
    置は、前記第1の転写位置と前記第3の転写位置とを結
    ぶ線よりも前記転写材担持体が設けられる側に位置する
    ことを特徴とする請求項16の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記転写材担持体はベルト形状である
    ことを特徴とする請求項14の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記搬送経路を形成し、前記転写材担
    持体を支持する第1の支持部材と第2の支持部材とを有
    することを特徴とする請求項18の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記第1の支持部材および前記第2の
    支持部材は回転可能なローラであることを特徴とする請
    求項19の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の支持部材と前記第2の支持
    部材とを結ぶ前記各像担持体が設けられる側の接線は、
    前記各転写位置よりも前記各像担持体が設けられる側に
    位置することを特徴とする請求項20の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記搬送経路には、前記各像担持体が
    設けられる側に凸形状となる部分は形成されないことを
    特徴とする請求項14の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記転写材担持体による転写材の搬送
    方向は、鉛直方向成分を備えることを特徴とする請求項
    14の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記転写材担持体による転写材の搬送
    方向は、実質的に鉛直方向上向きであることを特徴とす
    る請求項23の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 像転写時、前記各転写位置において前
    記転写材担持体に接触し、前記各像担持体上の像を前記
    転写材担持体に担持された転写材に静電的に転写するこ
    とを特徴とする請求項14から24のいずれかの画像形
    成装置。
  26. 【請求項26】 像を担持する像担持体と、中間転写体
    と、を有し、前記像担持体と前記中間転写体とが接触す
    る転写位置にて、前記像担持体上の像が前記中間転写体
    に静電的に転写される画像形成装置において、 前記転写位置を含む前記中間転写体による像の搬送面
    は、前記像担持体が設けられる側とは反対側に凸形状で
    あることを特徴とする画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記像担持体は複数色の像をそれぞれ
    を担持するために複数設けられ、前記各像担持体と前記
    中間転写体とが接触する各転写位置において、前記各像
    担持体上の像は前記中間転写体に順次重ねて静電的に転
    写されることを特徴とする請求項26の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記各転写位置を結んだ線は、前記各
    像担持体が設けられる側とは反対側に凸形状であること
    を特徴とする請求項27の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 前記各像担持体上の像は、第1の転写
    位置、第2の転写位置、第3の転写位置、第4の転写位
    置において、前記中間転写体に順次重ねて転写されるこ
    とを特徴とする請求項28の画像形成装置。
  30. 【請求項30】 前記第2の転写位置および前記第3の
    転写位置の少なくとも一方は、前記第1の転写位置およ
    び前記第4の転写位置よりも前記中間転写体が設けられ
    る側に位置することを特徴とする請求項29の画像形成
    装置。
  31. 【請求項31】 前記中間転写体による像の搬送方向と
    実質的に直交する方向において、前記第2の転写位置お
    よび前記第3の転写位置の少なくとも一方は、前記第1
    の転写位置および前記第4の転写位置よりも、0.5〜
    5mmずれていることを特徴とする請求項30の画像形
    成装置。
  32. 【請求項32】 前記中間転写体はベルト形状であるこ
    とを特徴とする請求項26または27の画像形成装置。
  33. 【請求項33】 前記中間転写体による像の搬送面を形
    成し前記中間転写体を支持する第1の支持部材と第2の
    支持部材とを有することを特徴とする請求項32の画像
    形成装置。
  34. 【請求項34】 前記第1の支持部材および前記第2の
    支持部材は回転可能なローラであることを特徴とする請
    求項33の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 前記第1の支持部材と前記第2の支持
    部材とを結ぶ前記各像担持体が設けられる側の接線は、
    前記各転写位置よりも前記像担持体が設けられる側に位
    置することを特徴とする請求項34の画像形成装置。
  36. 【請求項36】 前記中間転写体による像の搬送面に
    は、前記各像担持体が設けられる側に凸形状となる部分
    は形成されないことを特徴とする請求項26または27
    の画像形成装置。
  37. 【請求項37】 像転写時、前記各転写位置において、
    前記中間転写体に接触し、前記各像担持体の像を前記中
    間転写体に静電的に転写する複数の転写手段を有するこ
    とを特徴とする請求項26または27の画像形成装置。
  38. 【請求項38】 複数色の像をそれぞれ担持する複数の
    像担持体と、中間転写体と、を有し、前記各像担持体上
    の像は前記中間転写体に順次重ねて静電的に転写される
    画像形成装置において、 前記中間転写体による像の搬送方向において、第1の像
    担持体、第2の像担持体、第3の像担持体が順に設けら
    れ、前記第2の像担持体と前記中間転写体とが接触する
    第2の転写位置は、前記第1の像担持体と前記中間転写
    体とが接触する第1の転写位置と、前記第3の像担持体
    と前記中間転写体とが接触する第3の転写位置とを結ぶ
    線よりも前記中間転写体が設けられる側に位置すること
    を特徴とする画像形成装置。
  39. 【請求項39】 前記中間転写体による像の搬送方向と
    実質的に直交する方向において、前記第2の転写位置
    は、前記第1の転写位置および前記第3の転写位置より
    も、0.5〜5mmずれていることを特徴とする請求項
    38の画像形成装置。
  40. 【請求項40】 前記中間転写体による像の搬送方向に
    おいて、前記第1の像担持体と前記第3の像担持体との
    間に第4の像担持体を有することを特徴とする請求項3
    9の画像形成装置。
  41. 【請求項41】 前記第2の転写位置および前記第4の
    像担持体と前記中間転写体とが接触する第4の転写位置
    は、前記第1の転写位置と前記第3の転写位置とを結ぶ
    線よりも前記中間転写体が設けられる側に位置すること
    を特徴とする請求項40の画像形成装置。
  42. 【請求項42】 前記中間転写体はベルト形状であるこ
    とを特徴とする請求項38の画像形成装置。
  43. 【請求項43】 前記中間転写体による像の搬送面を形
    成し前記中間転写体を支持する第1の支持部材と第2の
    支持部材とを有することを特徴とする請求項42の画像
    形成装置。
  44. 【請求項44】 前記第1の支持部材および前記第2の
    支持部材は回転可能なローラであることを特徴とする請
    求項43の画像形成装置。
  45. 【請求項45】 前記第1の支持部材と前記第2の支持
    部材とを結ぶ前記各像担持体が設けられる側の接線は、
    前記各転写位置よりも前記各像担持体が設けられる側に
    位置することを特徴とする請求項44の画像形成装置。
  46. 【請求項46】 前記中間転写体による像の搬送面に
    は、前記各像担持体が設けられる側に凸形状となる部分
    は形成されないことを特徴とする請求項38の画像形成
    装置。
  47. 【請求項47】 像転写時、前記各転写位置において前
    記中間転写体に接触し、前記各像担持体上の像を前記中
    間転写体に静電的に複数の転写手段を有することを特徴
    とする請求項38から46のいずれかの画像形成装置。
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