JP4579953B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものであり、特に、電子写真方式により画像を形成し、その形成した画像を記録材に定着する画像形成装置における制御方法に関するものである。
従来の画像形成装置においては、像担持体上のトナー像を、転写ローラ等の転写手段により記録材上に転写し、搬送ガイドを経て定着部のニップ部に導かれて定着される。しかし、記録材の先端部が定着部のニップ部に導入された状態で記録材の後端部はまだ転写部を通過していない状態が存在する。
このような場合、記録材は定着部と転写部の両方に搬送されているために、定着部の記録材搬送速度が転写部の記録材搬送速度より速ければ、記録材は引っ張られた状態となり、色ずれ、転写ブレなどの画質の低下が発生する。逆に転写部の記録材搬送速度が定着部の記録材搬送速度より速ければループが大きくなりすぎ、適正なループ形状を維持するスペースが無くなるために、未定着の画像面が装置内に擦られるなどの問題が発生する。
そこで、一般的には、特許文献1のように、記録材に定着部の入口手前でループを形成させ、そのときのループ量を調整すること(以下、「ループ制御」という)で、転写部と定着部の記録材の搬送速度差を極力なくしている。具体的には、記録材の形成するループ量の上限と下限を検知するセンサを設け、ループ量の上限を検知したとき定着手段の駆動系駆動源の速度を一定量速くし、また、前記ループ量の下限を検知したとき定着手段の駆動系駆動源の速度を一定量遅くする制御である。
一方、特許文献2では、定着部と転写部との間の搬送ガイド部に記録材のループを検知するループ検知センサを設けている。そして、この結果から定着部もしくは転写部の記録材搬送速度を切り替えて記録材のループ量を所定範囲内とするようにした画像形成装置が提案されている。
さらに、特許文献3では、転写部から定着器の定着ニップ部に向けて搬送される記録材のループ量を検知する検知センサを2つ備える構成としている。そのうち片方のセンサでループ量を検知した場合はループ量を少なくする方向、もう一方のセンサでループ量を検知した場合はループ量を大きくする方向に記録材搬送速度の制御を行い、記録材のループ量を一定範囲内に抑制させる画像形成装置が提案されている。
特開平07−234604号公報 特開平10−340012号公報 特開2001−282072号公報
しかしながら、特許文献1〜3に示されるようなループ制御を行った場合、次のような問題が発生する。
特許文献1に示されているループ制御は、定着部の駆動系駆動源を予め決めた、速い速度(H)と遅い速度(L)の2つの速度を切り替えることによりループ量を調整するとしている。ループ量を調整とする場合には、速い速度(H)では、転写部と定着部との間のループ量を小さくするように定着部の駆動系駆動源の速度を速くする必要がある。逆に遅い速度(L)では、定着部のループ量を大きくするように定着部の駆動系駆動源の速度を遅くする必要がある。
速い速度(H)、遅い速度(L)の速度設定値は、定着部や転写部の耐久による記録材速度の変動、環境による記録材の速度変動、記録材種類による影響など、全て考慮して決定しなければならない。もし、耐久により定着部の記録材速度が転写部よりも相対的に速くなるのであれば、耐久後においても遅い速度(L)の速度設定値は、ループ制御時に転写部と定着部との間のループ量を大きくするような設定でなければならない。逆に耐久により定着部の記録材速度が転写部よりも相対的に遅くなるのであれば、耐久後においても速い速度(H)の速度設定値は、ループ制御時に転写部と定着部との間のループを小さくするような設定でなければならない。
このため、従来技術においては、定着手段や転写手段の耐久、画像形成装置の使用環境、記録材種類による影響を考慮して速い速度(H)と遅い速度(L)との速度差、つまりは速度制御巾を広くとる必要性がある。
このような場合においては、ループ制御がハンチングを起こしてしまうおそれがあった。この結果、記録材のループ量が大きくなったり、小さくなったりしてしまうために、定着速度切り替えに対応したグロスムラ、OHT透過性のムラが発生する。さらにひどい場合には、搬送が不安定なことに起因する紙シワや、転写手段と定着部での引っ張り合いや、ループの増大による画像擦れや、記録材への負荷変動による各色の色ずれが発生することもあった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、記録材のループの制御を安定させ、定着手段や搬送手段の耐久状態、画像形成装置の使用環境、記録材種類にかかわらず、画像形成過程で発生する問題を防止する画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は下記の特徴を有する。
(1)記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、記録材を搬送するローラを有し記録材に形成されたトナー画像を記録材に定着する定着ユニットと、前記ローラを駆動するモータと、前記画像形成部と前記定着ユニットの間に配置されており記録材のループを検知するループ検知部と、前記ループ検知部の出力に応じて前記モータの速度を制御する制御部と、を備える画像形成装置において、前記定着ユニットの使用量を検知する定着ユニット使用量検知部と、前記定着ユニット使用量検知部により検知した前記定着ユニットの使用量に基づく累積使用量情報を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記定着ユニットの累積使用量情報に応じて記録材のループを小さくするためのモータ速度Vhと記録材のループを大きくするためのモータ速度Vlを設定し、前記モータ速度Vhと前記モータ速度Vlの差Vh−Vlが前記累積使用量情報が大きい程大きくなっていることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、ループ制御を用いた記録材の搬送速度制御を行った場合において、定着手段や搬送手段の耐久、使用環境変動、記録材種類を原因とする搬送速度変化に伴う搬送不良もしくは画像不良発生を防止することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(1)画像形成装置(図1)
図1は、実施例1に係るカラー画像形成装置の全体構成を示す断面図である。この装置は、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である、中間転写体を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置である。
画像信号は、カラー画像形成装置に直接あるいはネットワーク接続されたホストコンピュータ(以下、ホストPCとする)またはオペレーションパネル上から、プリンタコントローラを介して、画像データ入力部に送信される。50Y、50M、50C、50Kは感光ドラムで、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー(現像材)を備えた各画像形成ステーションに設けられている。それぞれの色に対応したレーザスキャナ装置51Y、51M、51C、51Kから、画像形成装置の制御部から送られた画像データに基づいて、各感光ドラム50Y、50M、50C、50Kの表面にレーザ露光され、潜像が形成される。潜像が形成された各感光ドラム50Y、50M、50C、50Kの表面には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーによって現像されトナー画像が形成される。40は中間転写ベルト(中間転写体)であり、駆動ローラ41、テンションローラ42、及び従動ローラ43、により張架されている。中間転写ベルト40上には、各感光ドラム50Y、50M、50C、50Kで形成された各色のトナー画像が一次転写される。
また、80は給紙カセットであり、記録材である記録用紙Pが積載されている。記録用紙Pは給紙ローラ31により給紙され、フィード・リタードローラ対32、搬送ローラ対33により搬送され、駆動停止しているレジストローラ対34に搬送される。レジストローラ対34付近には、記録用紙Pの種類(記録材種)を検知する記録材種検知センサ68(記録材種類検知手段)が配置され、記録用紙Pの種類の検知が可能となっている。記録用紙Pは、レジストローラ対34により斜行が補正された後、所定のタイミングで二次転写部60へ搬送されて中間転写ベルト40上のトナー画像が転写される。二次転写で中間転写ベルト40上に残ったトナーはクリーニング装置44(クリーニング手段)により除去される。
記録用紙Pは、記録材搬送手段としての役割を兼ねる二次転写ローラ60aと中間転写ベルト40により、定着ユニット61に搬送される(詳細を後述)。二次転写部60と定着ユニット61との間には、ループセンサ10があり、二次転写部60と定着ユニット61の間にその速度差によってできる記録用紙Pのループ量を調整するための速度制御を行っている(詳細を後述)。定着ユニット61では、記録用紙Pが定着ローラ62、加圧ローラ63に狭持されて、記録用紙P上のトナー画像の加熱・定着が行われる。定着ユニット61は交換可能なユニット構成となっており、定着ユニット61が新品であるかどうかを検知するためのヒューズ84が具備されている。定着ユニット61を通過した記録用紙Pは、定着排紙ローラ対64、排紙ローラ対65に搬送され排紙トレー66上に排出積載される。記録用紙Pは、プリンタコントローラから両面印字命令があった場合に、排紙ローラ対65で搬送方向が逆転され、搬送ローラ対71、72、73へと搬送され、再び駆動停止しているレジストローラ対34に搬送される。また、本画像形成装置は、環境センサ67を搭載されており、画像形成装置が使用されている場所の温度(環境温度)および湿度(環境湿度)が検知することが可能である。
(2)二次転写部6
二次転写部60において、記録用紙Pは中間転写ベルト40と二次転写ローラ60aに挟持搬送される。中間転写ベルト40は、ポリイミド樹脂にカーボンを分散させて体積抵抗率を108Ω・cmに調整した厚み0.1mmのものを用いており、張架ローラの一つである駆動ローラ41により回転駆動されている。二次転写ローラ60aには、中抵抗(500V印加時のニップ形成部での実抵抗が107〜109Ω)の発泡ゴムを芯金に被覆したもので構成される。そして、芯金端部に設けられた駆動ギア(不図示)を介して、本体装置(画像形成装置本体)に設けられたモータ(不図示)により回転駆動されている。また、二次転写ローラ60aは、中間転写ベルト40に対して、食い込み量が約0.4mm程度になるように配置されている。
(3)定着ユニット構成(図2)
図2は定着ユニット61の一部切り欠き側面模型図である。
定着ローラ62および加圧ローラ63は、本実施例ではほぼ同一構造をとっている。すなわち、アルミニウム(Al6063)の芯金6上に、シリコーンゴムからなる弾性層5、フッ素ゴムラテックスからなる中間層20およびPFAコートからなる離型層2を設けた3層構造に形成されている。芯金6の内部にハロゲンヒータ8が設置される。弾性層5のシリコーンゴムは、熱伝導率が約0.40W/m・K、テストピース硬度がJIS−A硬度で約10°であり、定着ローラ62では約1.9mm、加圧ローラ63では約2.1mmの肉厚を有している。中間層20のフッ素ゴムラテックスは、フッ素ゴム中にPFA粒子を分散させたもので、厚さ約40〜60μmに設けている。離型層2のPFAコートは厚さ約20μmである。定着ローラ62、加圧ローラ63とも外径45mmで、ローラ硬度は定着ローラ62が約67°、加圧ローラ63が約65°(アスカーC、1kgf荷重)であり、総荷重60kgfで約9mmのニップ幅を得ている。有効ローラ長は約330mmである。薄いゴム肉厚で、広い定着ニップ幅を得、ニップ部の圧力をたとえば約2.0kgf/cm程度に上げることにより、定着温度180℃、定着スピード120mm/秒において、良好な定着性を有する。かつ、出力画像の光沢が約15〜40°(日本電色工業(株)製光沢計PG−3Dを用いて測定。75°での光沢値)と適度な光沢の画像を得ることができる。
定着ローラ62の回転駆動は定着ローラ62の端部に設けられたギア(不図示)を介して行われ、加圧ローラ63は従動回転している。定着駆動部に関しては、後述のループ制御説明部にて説明を行う。
また、定着ユニット61は新品検知のためのヒューズ84と、JAM(用紙の搬送不良)等の検知や定着ユニット61の使用量の検知に使用される定着排紙センサ85を具備している。
(4)定着ユニット使用量検知(図3、図4)
定着ユニット61の使用量検知は、記録用紙Pの記録材枚数カウントと、定着ユニット61の新品検知にて行われる。新品検知は、定着ユニット61に設けられた、例えばヒューズ84のような識別部材により、新品であるか否かを判断して行う。つまり、画像形成装置本体に設けられた新品検知手段によって、ヒューズ84が溶断されていないことを検知したときは、定着ユニット61が新品であると判断する。そして、その後定着ユニット61が新品であるとの識別をしないようにヒューズ84を溶断する。
図3に、定着ユニット61の使用量検知制御の流れをフローチャートで示す。また、図4に示す定着ユニット61のループ制御を説明する図も用い、以下説明する。
電源オン又は画像形成装置本体のドア開閉後(ステップS11、以下「ステップ」を省略する)、定着ユニット61のヒューズ84の有無により定着ユニット61が新品かどうか検知する(S12)。定着ユニット61が新品でなければ(S12の“ヒューズ無”の場合)、通常通り装置はREADY状態となる。一方、定着ユニット61が新品であれば(S12の“ヒューズ有”の場合)、画像形成装置本体の制御部91にある不揮発性メモリ(EEPROM92)に格納されている定着ユニット61の積算印字枚数をリセットする(S13)。その後CPU95からの指令に基づき、定着ユニット61にあるヒューズ84を溶断した後に(S14)、装置はREADY状態となる。
プリンタコントローラからの指示によりプリントが開始されると(S15)、定着ユニット61内に設けられた定着排紙センサ85及び制御部91にあるタイマ93にて記録用紙Pの長さ(記録材長さ)を計測する(S16)。記録用紙Pの長さはLETTERサイズの横巾(215.9mm)を1枚の単位として枚数カウントに変換(換算)する(S17)。枚数カウントは小数点1桁の単位まで算出し、制御部91にあるEEPROM92(不揮発性メモリ)に格納されている定着ユニット61の積算印字枚数に加算する(S18)。また、定着ユニット61の寿命は10万枚であり、積算印字枚数が10万枚を超えた場合は10万枚に固定するものとする。
尚、新品検知のための識別部材は、定着ユニット61に設けられた情報を記憶できるメモリであってもよい。定着ユニット61が新品であるときは、新品の情報をメモリが記憶している。そして、定着ユニット61を画像形成装置本体(以下、単に本体とも記載する)に装着した際に、本体に設けられた本体電気接点で、メモリの情報を読みにいく。そして、メモリの情報が新品であるときは、定着ユニット61を新品と判断する。そして、その後、メモリ内の情報を新品でない情報に書き換える。そして、このメモリの情報を読みにいく動作は、本体電源投入時、又は、本体ドア開閉時に行われる。
(5)ループ制御(図4)
本実施例のカラー画像形成装置は、図4に示すように、定着ユニット61と二次転写部60間に記録用紙Pのループ量を検知するループセンサ10が設けられている。
このループセンサ10は、レバー部材が記録用紙Pに当接して回動可能となっており、その回動元部のフラグ21が光センサで構成された検知センサ22を遮光するか否かで、記録用紙Pのループ量が一定以上になったか否かを検出するものである。制御部91にあるCPU95は記録用紙Pのループ量を調整にするため、次のような制御を行う。すなわち、検知センサ22で検出された信号の結果および、同じく制御部91にあるEEPROM92に設けられた定着ユニット61の積算印字枚数から求められた速度設定値に基づき、定着モータ81aの速度を制御する。
定着駆動部は、定着モータ81aと、モータドライバー81bとを備えたもので、定着モータ81aとしてマイクロステップ5相ステッピングモータを使用している。この定着モータ81aの駆動信号は、モータドライバー81bにより生成され、その基となるクロック信号を制御部91内のCPU95から発している。このクロックの周期を短くすれば、定着モータ81aを高速で回転させことになり、クロックの周期を長くすれば、定着モータ81aを低速で回転させることとなる。
定着部の定着ローラ62の駆動速度は、速度切り替え手段でもあるCPU95によって、速度の違う複数の速度設定値(モータ回転周波数)を切り替えることによって速度制御されている。尚、本実施例においては2段階での速度切り替えが可能とし、その2段階の速度設定値(モータ回転周波数)をVh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)とする。搬送される記録用紙Pのループが小さい場合は、検知センサ22は、オフ状態にあり、ループ量が所定より大きくなるとフラグ21が検知センサ22を遮光するためにオンになる。したがって、検知センサ22がオフの時は、定着ローラ62の速度設定をVlとし記録用紙Pの搬送速度を遅くし、検知センサ22がオンの時は、定着ローラ62の速度設定をVhとし記録用紙Pの搬送速度を速くする。
本発明においては、VhとVlを定着ユニット61の使用量(積算印字枚数)により可変とするところに特徴がある。本実施の形態においては、次の式(1)及び式(2)に示されるように、VhとVlは本体内メモリ(EEPROM92)に格納された定着ユニット61の積算印字枚数xの関数として与えられるものとした。また、図5に、定着ユニット61の積算印字枚数に対するVhとVlの値をプロットしたグラフを記した。
Vh=f(x)=−2E−06x+0.0006x−0.0617x+101 式(1)
Vl=f(x)=−2E−06x+0.0007x−0.087x+99 式(2)
ここで、VhとVlは、定着ユニット新品時(0k枚時)における、Vh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)の定着モータ81aの定常回転周波数の平均を100%と定義し、その他を比率にて求めた。定着ユニット61の積算印字枚数xは、「(4)定着ユニット使用量検知」に述べた方法で算出した枚数を1000(k)で除したものとした。
上記した例においては、VhおよびVlを、定着ユニット61の積算印字枚数xの関数として無断階的に変更したが、図6に示したように段階的に変更することも可能である。
尚、本実施例では、定着ユニット61の積算印字枚数が多くなると、Vh−Vl(制御巾)を大きくしたが、これは定着ユニット61の耐久履歴によるバラツキを考慮したものである。しかし、定着部の紙速度の耐久による変動が、紙種類、使用環境、使用頻度などの種々の使用履歴により変わらないのであれば、Vh−Vl(制御巾)を極力小さくすることが、記録用紙Pの安定搬送という観点からは望ましい。
(6)耐久による定着部の紙搬送速度変化の検証実験
図5および図6からわかるように、本実施例においては、定着ユニット61の積算印字枚数が大きくなるにつれて、VhとVlがそれぞれ小さくなっている。これは、本構成においては、定着ユニット61の耐久に伴い、定着部での記録用紙Pの搬送能力が向上し、搬送速度が耐久と共に速くなるためである。つまり、定着部での紙搬送速度を調整にするためには、耐久に伴いモータの回転周波数を小さくし、耐久による搬送能力の向上を相殺する必要性があるためである。
図7に、本発明者らが、定着モータ81aの回転周波数を一定としたときの、定着部の紙搬送速度を、定着の耐久に伴い測定した結果である。紙速度測定は、紙上に形成されたトナー像の通過時間を高速度カメラ(PHOTORON社 FASTCAM−1024PCI)にて測定した。その後、通過時間測定を行った部分の画像長さを実測することにより計算で求めた。尚、実験は3台の定着ユニット(定着器#1、定着器#2、定着器#3)を用いて行った。
図7に示したとおり、定着ユニット61の耐久が進むにつれて定着部の紙速度は速くなっている。速くなる原因としては、加圧ローラ63や記録用紙Pと定着ローラ62とが摺動することによって、定着ローラ62表面の表面性が劣化したり、または、定着ローラ62表面が微小の凸凹が発生するためであると考えられる。
(7)比較実験 従来方式と本実施例との比較
本実施例に示された画像形成装置を用いて、本実施例に示されたループ制御した場合と、従来の方法におけるループ制御した場合においての比較実験を行った結果を以下に記す。
・従来の方法におけるVhとVlの設定について
従来の方法におけるループ制御においては、Vh、Vlの速度設定値は、定着ユニット61の耐久を通して一定の値となっている。このため、定着ユニット61の耐久による紙搬送速度変動の影響をあらかじめ考慮してVh、Vlを決定する必要性がある。つまり、Vlは耐久により定着ユニット61の紙搬送速度が速くなった場合においても、ループ制御時に定着部のループ量を大きくするように決定しなければならない。Vhは、新品の定着ユニット61を用いた場合において、ループ制御時に定着部のループ量を小さくするような設定でなければならない。本実施例に示された構成においては、上述の式(1)、式(2)または、図3に示されたように、Vh=101%、Vl=95.6%に設定する必要性がある。制御巾(Vh−Vl)は、5.4%となる。
一方、本発明におけるVhとVlの設定については、「(5)ループ制御」で述べた通り、定着ユニット61の積算印字枚数に連動したVhとVlを選択するものとする。
比較実験は、新品の定着ユニットと、10万枚耐久済みの定着ユニットを用いおこなった。テスト方法は、1000枚のプリントを行い、ループ制御のハンチングに起因すると思われる、紙シワ、画像擦れの回数および画像評価からのレベルの総合評価を行い、A、B、Cにて判定を行った。Aは紙シワや画像こすれなどが全く発生しない場合、Bは発生するものの軽微なレベルである場合、Cは発生の頻度、レベルが比較的に高い場合と定義する。また、表中には、定着モータ81aの速度設定値であるVh、Vl及び制御巾(Vh−Vl)も合わせて記した。
Figure 0004579953
表1に示された結果から判るように、従来技術のループ制御を行った場合において、新品定着ユニットでは定着ループが大きすぎることが起因と思われるための紙シワが発生した(表中、アンダーライン付きで記載)。また、耐久済み定着ユニットでは定着ユニット引っ張りが起因すると思われる画像こすれが発生した(表中、アンダーライン付きで記載)。一方で本発明のループ制御を適用した場合、定着ユニットの新品から耐久後にわたり安定した紙搬送を実現し、紙シワや画像こすれのレベルも市場で受け入れられるレベルであった。
また、従来技術のループ制御は制御巾(Vh−Vl)が本実施例よりも大きく、制御のハンチングが発生しやすいことが判る。また、二次転写部60と定着部との間で記録用紙Pが乱れるなどの現象が発生して、ループセンサ10で記録用紙Pの姿勢が正しく検知できない場合に、極端に大きなループになり画像に壊滅的な影響を与えるおそれがある。一方で、本実施例におけるループ制御においては、制御巾は耐久を通して小さく制御のハンチングが発生しにくいことが判る。また、二次転写部60と定着部との間で記録用紙Pが乱れるなどの現象が発生して、ループセンサ10で記録用紙Pの姿勢が正しく検知できない場合においても、制御巾が小さく安定した紙搬送が可能となる。
以上説明したとおり、本実施例によれば、定着ユニット61の使用量(積算印字枚数)に応じてループ制御の制御値を決めることにより、定着ユニット61の耐久を通し、安定した紙搬送が可能となる。そして、紙シワ、画像こすれや、その他の紙搬送乱れに起因する画像不良が無い良好な画像を形成することが可能となる。
本実施例においては、定着ユニットの使用量情報と、搬送手段の役割をあわせ持つ転写ユニットの使用量(積算印字枚数)情報に基づいて、定着速度制御を変更するものである。
本実施例の装置構成および定着速度制御工程は、実施例1に示されたものと同じであるため、詳細説明は省略し、同じ符号を用いて、その差異についてのみ述べる。
(8)転写ユニット使用量検知
二次転写ローラ60a、二次転写部60を有する転写ユニットが新品であることを検知するための新品検知のためのヒューズ(不図示)から構成される転写ユニットの使用量検知は、定着ユニット61の使用量検知と同様に行われる。すなわち、記録用紙Pの記録材枚数カウントと、転写ユニットの新品検知にて行われる。
転写ユニットの使用量検知制御の流れは、記録用紙Pの長さをレジストローラ対34で計測する以外は、実施例1に説明した「(4)定着ユニット使用量検知」と、同じであるため説明は省略する。また、転写ユニットの寿命は15万枚であり、積算印字枚数が15万枚を超えた場合は15万枚に固定するものとする。
(9)定着ユニット速度制御工程
本実施例においては、VhとVlを転写ユニットと定着ユニット61の使用量(積算印字枚数)により可変とするところに特徴がある。本実施の形態においては、次の式(3)及び式(4)に示されるように、VhとVlは、本体内メモリ(EEPROM92)に格納された定着ユニット61の積算印字枚数xと転写ユニットの積算印字枚数yの関数として与えられるものとした。
Vh=f(x,y)=−2E−06x+0.0006x−0.0617x−0.01y+101 式(3)
Vl=f(x,y)=−2E−06x+0.0007x−0.087x−0.01y+99 式(4)
ここで、VhとVlは、工場出荷時、つまりは、定着ユニット61と転写ユニットが新品時における、Vh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)の平均を100%と定義し、その他を比率にて求めた。定着ユニット61の積算印字枚数xと、転写ユニットの積算印字枚数yは、前述した方法で求めた枚数を1000で除したものとした。
本実施例においては、転写ユニットの使用量に応じて二次転写部60の紙速度が遅くなるため、二次転写ローラ60aの耐久枚数が増えるに従い、定着ローラ62の回転周波数をそれに合わせて下げる補正を行っている。耐久に応じて二次転写部60の紙速度が遅くなるのは、紙を搬送する二次転写ローラ60aの外径が耐久と共に小さくなることが主な原因である。
本実施例においては、転写ユニット及び定着ユニット61の使用量情報を基に、定着速度工程を変更している。しかし、転写ユニットの耐久での速度変動が支配的な構成においては、転写ユニットの使用量情報のみに基づいて、定着速度工程を変更することも有効となる。
以上説明したとおり、本実施例によれば、転写ユニット及び定着ユニット61の使用量(積算印字枚数)に応じてループ制御の制御値を決めることにより、装置の耐久を通し、安定した紙搬送が可能となる。そして、紙シワ、画像こすれや、その他の紙搬送乱れに起因する画像不良が無い良好な画像を形成することが可能となる。
本実施例においては、装置本体に設けられた環境センサ67の検知結果により、定着ユニット61の速度制御工程を変更する以外は、実施例1と同じであるため、同じ符号を用いて、その差異についてのみ記す。
(10)環境センサ結果に基づく定着ユニット速度制御工程
本実施例においても、実施例1と同様に、ループセンサ10の検知結果に基づきVh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)を切り替える制御となっている。本実施の形態においては、次の式(5)及び式(6)に示されるように、VhとVlは本体内メモリに格納された定着ユニット61の積算印字枚数xと環境センサ67の温度結果t(℃)に基づいて決定するようにした。
Vh=f(x,t)=−2E−06x+0.0006x−0.0617x+(t−23)*0.03+101 式(5)
Vl=f(x,t)=−2E−06x+0.0007x−0.087x+(t−23)*0.03+99 式(6)
ここで、VhとVlは、工場出荷時、つまりは、定着ユニット61と転写ユニットが新品時における、Vh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)の平均を100%と定義し、その他を比率にて求めた。定着ユニット61の積算印字枚数xと、前述した方法で求めた枚数を1000で除したものとした。
これは、装置内の温度環境により、用紙搬送手段としての役割をあわせ持つ二次転写ローラ60aの外径が変動し、定着部と二次転写部60の相対的な紙搬送速度が変わってしまうためである。このため、環境センサ67の検知結果により、実施例1に示した定着部の速度制御工程を補正し、より安定した紙搬送を実現するため補正制御である。
以上説明したとおり、本実施例によれば、定着ユニット61の使用量(積算印字枚数)と使用環境(使用温度)に応じてループ制御の制御値を決めることにより、装置の使用環境および耐久状態を問わず、安定した紙搬送が可能となる。そして、紙シワ、画像こすれや、その他の紙搬送乱れに起因する画像不良が無い良好な画像を形成することが可能となる。
本実施例においては、装置本体に設けられた記録材種検知センサ68の検知結果により、定着ユニット61の速度制御工程を変更する以外は、実施例1と同じであるため、その差異についてのみ記す。
(11)記録材種検知センサ
図8を用いて記録材種検知センサ68について説明する。記録材種検知センサ68は、記録用紙Pの表面に光を照射するLED211と、記録材表面のLED211による光照射領域内を映像として読み取り出力するCMOSエリアセンサ212とを有する。そして、LED用レンズ213と、CMOSエリアセンサ用レンズ214と、記録材搬送ガイド215を有する。LED211から照射された光はLED用レンズ213を介して記録材搬送ガイド215に沿って移動する記録用紙Pに対して斜めに照射される。記録用紙Pからの反射光はCMOSエリアセンサ用レンズ214を介し集光されてCMOSエリアセンサ212に結像することにより、記録用紙Pの表面画像を読み取る。LED211から照射された光が記録用紙Pに斜めに照射されることで、記録用紙P表面の凹凸に応じて影ができる。このため、CMOSエリアセンサ212により読み取った画像の平均光量から記録用紙Pの光沢度と透過度を検知することが可能になる。また、CMOSエリアセンサ212により読み取った画像のコントラストの最大値と最小値の差から記録用紙P表面の凹凸の深度を検知することが可能となる。さらに、CMOSエリアセンサ212により読み取った画像を2値化した画像のエッジ数から記録用紙P表面の凹凸の間隔を検知することが可能になる。記録用紙Pの光沢度と透過度と表面凹凸の深度(凸凹深度)と間隔(凸凹間隔)を検知することで、表2に挙げる分類に従って、普通紙、ラフ紙、コート紙、OHT、樹脂フィルムといった記録材種の検知が可能である。
Figure 0004579953
(12)記録材種類検知センサ結果に基づく定着ユニット速度制御工程
本実施例においても、実施例1と同様に、ループセンサ10の検知結果に基づきVh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)を切り替える制御を行っている。本実施の形態においては、次の式(7−1)〜式(7−3)及び式(8−1)〜式(8−3)に示されるようにした。すなわち、VhとVlは本体内メモリ(EEPROM92)に格納された定着ユニットの積算印字枚数xと記録材種検知センサ68の結果に基づいて決定されるものとした。
Vh=f(x)=−2E−06x+0.0006x−0.0617x+101+0 (if 普通紙) 式(7−1)
Vh=f(x)=−2E−06x+0.0006x−0.0617x+101+0.2 (if ラフ紙) 式(7−2)
Vh=f(x)=−2E−06x+0.0006x−0.0617x+101−0.1 (if コート紙 or OHT or 樹脂フィルム) 式(7−3)
Vl=f(x)=−2E−06x+0.0007x−0.087x+99+0 (if 普通紙) 式(8−1)
Vl=f(x)=−2E−06x+0.0007x−0.087x+99+0.2 (if ラフ紙) 式(8−2)
Vl=f(x)=−2E−06x+0.0007x−0.087x+99−0.1 (if コート紙 or OHT or 樹脂フィルム) 式(8−3)
VhとVlは、工場出荷時、つまりは、定着ユニット61が新品時における、Vh(モータ回転数が高い方)とVl(モータ回転数が低い方)の平均を100%と定義し、その他を比率にて求めた。定着ユニット61の積算印字枚数xと、前述した方法で求めた枚数を1000で除したものとした。
これは、記録材種類により二次転写ローラ60aの搬送力が変わるために紙速度が変動し、定着部と二次転写部60の相対的な紙搬送速度が変わってしまうためである。そして、記録材種検知センサ68の結果を定着部の速度制御にフィードバックして補正を行うことにより、紙搬送の安定化を狙うものである。
以上説明したとおり、本実施例によれば、定着ユニット61の使用量(積算印字枚数)と記録材種検知センサ68結果に応じてループ制御の制御値を決めることにより、記録材種類および耐久状態を問わず、安定した紙搬送が可能となる。そして、紙シワ、画像こすれや、その他の紙搬送乱れに起因する画像不良が無い良好な画像を形成することが可能となる。
本発明の実施例1に係わるカラー画像形成装置の全体構成を示す断面図 本発明の実施例1に係わる定着ユニットの一部切り欠き側面模型図 本発明の実施例1に係わる定着ユニットの使用量検知制御の流れを説明する図 本発明の実施例1に係わる定着ユニットのループ制御を説明する図 本発明の実施例1に係わる定着ユニットの積算印字枚数に対するVhとVlの値をプロットしたグラフ 本発明の実施例1に係わる定着ユニットの積算印字枚数に対するVhとVlの値をプロットしたもので、図5とは別の例を示すグラフ 本発明の実施例1に係わる耐久による定着部の紙搬送速度変化の検証実験を説明する図 本発明の実施例4に係わる記録材種検知センサの概略図
符号の説明
10 ループセン
34 レジストローラ
60 二次転写
60a 二次転写ローラ
61 定着ユニッ
62 定着ローラ
67 環境セン
68 記録材種検知セン
81a 定着モータ
84 ヒュー
85 定着排紙セン
91 制御部
92 EEPRO
95 CP
P 記録用紙(記録材)

Claims (4)

  1. 記録材にトナー画像を形成する画像形成部と、
    記録材を搬送するローラを有し記録材に形成されたトナー画像を記録材に定着する定着ユニットと、
    前記ローラを駆動するモータと、
    前記画像形成部と前記定着ユニットの間に配置されており記録材のループを検知するループ検知部と、
    前記ループ検知部の出力に応じて前記モータの速度を制御する制御部と、
    を備える画像形成装置において、
    前記定着ユニットの使用量を検知する定着ユニット使用量検知部と、
    前記定着ユニット使用量検知部により検知した前記定着ユニットの使用量に基づく累積使用量情報を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記定着ユニットの累積使用量情報に応じて記録材のループを小さくするためのモータ速度Vhと記録材のループを大きくするためのモータ速度Vlを設定し、前記モータ速度Vhと前記モータ速度Vlの差Vh−Vlが前記累積使用量情報が大きい程大きくなっていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は更に、トナー像を担持する感光体と、前記感光体から記録材にトナー像を転写する転写ユニットと、前記転写ユニットの使用量を検知する転写ユニット使用量検知部と、を備え、前記制御部は、前記定着ユニットの累積使用量情報と前記転写ユニット使用量検知部により検知した前記転写ユニットの使用量に基づく累積使用量情報に応じて前記速度Vhと前記速度Vlをそれぞれ設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は更に、前記画像形成装置が設置されている環境温度を検知する環境センサを備え、前記制御部は、前記定着ユニットの累積使用量情報と前記環境センサの検知温度に応じて前記速度Vhと前記速度Vlをそれぞれ設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は更に、記録材の種類を検知する記録材種検知センサを備え、前記制御部は、前記定着ユニットの累積使用量情報と前記記録材種検知センサの検知結果に応じて前記速度Vhと前記速度Vlをそれぞれ設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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