JP2005070197A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モノクロ画像形成時に、不必要な記録動作時間を増大させることなく、生産性の向上を図ることができるカラー画像形成装置を提供すること。
【解決手段】複数の画像形成手段と、無端状ベルト手段と、複数の転写手段を有し、前記画像形成手段は、潜像手段と、現像装置と、現像離間装置と、定着手段によりトナー像を形成するカラー画像形成装置において、複数色画像形成モード時には、現像装置の現像ローラと像担持体を全色当接状態に制御して画像形成を行う手段と、単色画像形成モード時には、現像装置の現像ローラと像担持体を単色のみ当接状態とし、単色以外の現像ローラと像担持体は離間状態に制御して画像形成を行う手段とを有し、単色画像形成モード時の画像形成動作開始を基準とした給紙開始タイミングは、複数色画像形成モード時の画像形成動作開始を基準とした給紙開始タイミングとは異なるタイミングで給紙開始を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の像坦持体を含む画像形成手段によって形成した像を転写材に転写してカラー画像を形成するカラー画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の普及に伴い、カラー画像の記録品質に対する要求に加え、カラー出力の高速化に対する要求が高まっている。この要求に応えるために、画像形成方式に幾つかの提案がなされているが、その中でタンデム型と呼ばれる、Y(イエロー)トナー、M(マゼンタ)トナー、C(シアン)トナー、Bk(ブラック)トナーによるそれぞれの画像をドラム状の像坦持体に形成し、転写搬送ベルトによって搬送される転写材に対してそれぞれの転写手段によって順次転写を行い、最後に定着するカラー画像形成方式がある(例えば、特許文献1参照)。
タンデム型カラー画像形成装置は、図1に示すように、本体装置の下部に転写材カセット150にセットされた転写材が給紙ローラ151によって1枚毎取り出され、ロール対140によって画像形成部に給送される。
画像形成部には、転写材を搬送する転写搬送ベルト11aが複数の回転ローラによって転写材搬送方向(図の下から上方向)に扁平に張設され、その最上流部においては、バイアスを印加した吸着ローラ153によって、転写材を転写搬送ベルト11aに静電吸着させる。又、このベルト搬送面に対向して4個のドラム状の像担持体(以下、感光体ドラムと記す)101C,101Y,101M,101Bkが直線状に配設されており、画像形成部を構成している。それぞれの感光体ドラム101C,101Y,101M,101Bkには、その周面近傍を順次取り囲んで、帯電器、現像器、転写搬送ベルト11aの搬送面を挟んで転写部材が配置されている。
そして、前記各現像器の筐体内には、転写材の搬送方向上流側(図1の下方)からC(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、Bk(ブラック)の各色トナーがそれぞれ収容されており、各色画像が転写搬送ベルト11aで搬送される転写材に順次転写されることでカラー画像が形成される。この転写材が装置上側に位置する定着手段152に搬送されて画像定着されて排出される。
上記のようなカラー画像形成装置にあっては、常に多色刷り(即ち、フルカラー記録)を行うとは限らず、黒1色の記録、即ち、モノクロ記録を行う頻度も可成り高い。このような用法に対処すべく、フルカラー記録とモノクロ記録を切り替えて行うことができるようにしたタンデム型カラー画像形成装置が提案されている。
ここで、前記タンデム型のカラー画像形成装置で、フルカラー記録とモノクロ記録を切り替える手段として、感光体ドラムと現像剤であるトナーを搬送する現像ローラを離間させることによってモノ画像を形成する手段を説明する。
図3に現像装置の当接動作と離間動作を示す。
先ず、図3(A)では現像装置内の感光体ドラム101と、現像剤となるトナーを供給する現像ローラ103が当接した状態にあることから、像書き込みレーザ光によって露光された感光体ドラムにトナーを搬送して画像形成を行うことができる。図3(B)は現像装置内の感光体ドラムと、現像剤となるトナーを供給する現像ローラが離間した状態にあるために画像形成は行われない。
図4は現像離間機構を備えたタンデム型のカラー画像形成装置の概略図であり、感光体ドラム101C,101Y,101M及び101Bkと像書込み装置から現像剤を搬送する現像ローラ103C,103Y,103M及び103Bk、搬送ベルト11aを示している。先ず、図4(A)に示すようにカラー画像を形成する場合には、4色分の感光体ドラム101C,101Y,101M及び101Bkと像書込み装置から現像剤を搬送する現像ローラ103C,103Y,103M及び103Bkを当接することでカラー画像の形成が可能となる。
一方、図4(B)に示すようにモノ画像を形成する場合には、像書込み装置の性能劣化を低減するためBkの像書込み装置のみを使用して画像形成を行う。そのため、上記で説明したように像書き込み装置の当接、離間動作を用いて感光体ドラム101C,101Y,101M及び現像ローラ103C,103Y,103Mは離間し、感光体ドラム101Bk及び現像ローラ103Bkのみを当接することでカラー画像の形成が可能となる。
更に、図4(C)は感光体ドラム101C,101Y,101M及び101Bkと現像ローラ103C,103Y,103M及び103Bkが全て離間した状態であることを示しており(以下、ホームポジション)、基本的に画像形成状態以外はこのホームポジションの状態を維持している。
特開平09−288396号公報
上記のような構成の装置において、モノクロ画像を形成する場合には、単色に対してのみ画像形成に必要な制御を行うことによって実現可能である。しかし、現状の構成の装置においては、モノクロ画像を形成する場合においても、フルカラー画像を形成する場合と同様な制御により実現していた。このため、モノクロ画像を形成する場合においては、カラー画像を形成するための制御を行っている時間分、本来不必要な時間を消費している。従って、本来、モノクロ画像の形成においては、最大限の生産性を有している状態ではない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、モノクロ画像形成時に、不必要な記録動作時間を増大させることなく、生産性の向上を図ることができるカラー画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、各々光学部と潜像形成媒体を有する複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段を順次通過する無端状ベルト手段と、形成された画像を前記無端状ベルト手段上又は前記無端状ベルト手段上に保持されつつ搬送される記録材上に転写する複数の転写手段を有し、前記画像形成手段は、静電潜像を形成する潜像手段と、当該静電潜像に現像剤であるトナーを供給する現像ローラを介して供給されたトナーを付着させトナー像を形成する現像装置と、当該現像装置の現像ローラと当該像担持体の離間及び当接を行う現像離間装置と、当該搬送手段により搬送する転写材に対し当該転写手段によって転写されたトナーを熱定着する定着手段によりトナー像を形成するカラー画像形成装置において、複数色画像形成モード時には、前記現像装置の現像ローラと当該像担持体を全色当接状態に制御して画像形成を行う手段と、単色画像形成モード時には、前記現像装置の現像ローラと当該像担持体を単色のみ当接状態とし、単色以外の前記現像装置の現像ローラと当該像担持体は離間状態に制御して画像形成を行う手段とを有し、前記単色画像形成モード時の画像形成動作開始を基準とした給紙開始タイミングは、前記複数色画像形成モード時の画像形成動作開始を基準とした給紙開始タイミングとは異なるタイミングで給紙開始を行う手段を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記単色画像形成モード時には、前記複数色画像形成モード時の前記給紙開始タイミングよりも早いタイミングで給紙開始を行う手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、単色画像形成モード時の画像形成開始用同期信号は、複数色画像形成モード時に画像形成開始用同期信号を出力する場合の同期対象色とは異なる色を同期対象色として画像形成開始用同期信号出力を行う手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、複数色画像形成モード時には、複数色のうち一番早く画像形成を行う必要のある色を同期対象色とし、この同期対象色の画像形成に同期したタイミングで画像形成開始用同期信号出力を行い、単色画像形成モード時には、単色で画像形成を行う色を同期対象色とし、この同期対象色の画像形成に同期したタイミングで画像形成開始用同期信号出力を行う手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、モノクロ画像を形成する場合には、モノクロ画像形成で必要な時間分を考慮し、カラー画像形成時とは異なる給紙開始タイミング又は画像形成タイミングを最適に制御することにより、モノクロ画像形成時に、不必要な記録動作時間を増大させることなく、カラー画像形成装置の生産性を高めることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1及び図2は本発明に係る画像形成装置の模式的断面説明図であり、図1はカラー記録を行う状態説明図であり、図2はモノクロ記録を行う状態説明図である。
(全体構成)
図1に示すカラー画像形成装置は、4個の感光体ドラム101(101C,101Y,101M,101Bk)を備えており、上下端の感光体ドラム101C,101Bkに対し、中側2つの感光体ドラム101Y,101Mを1mm程度、転写搬送ベルト側に突出するよう配置してある。4個の感光体ドラム101は、図示しない駆動手段によって図中半時計回りに回転駆動される。
それぞれの感光体ドラム101の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム101表面を均一に帯電する帯電手段104(104C,104Y,104M,104Bk)、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム101上の静電潜像を形成する露光手段108(108C,108Y,108M,108Bk)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段103(103C,103Y,103M,103Bk)、感光体ドラム101上のトナー像を転写材に転写させる転写手段(転写ブレード)102(102C,102Y,102M,102Bk)等が配設されて、画像形成手段が構成されている。
ここで、感光体ドラム101と帯電手段104及び現像手段103は、一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ106(106C,106Y,106M,106Bk)を構成している。
又、給送部150から給送された転写材は、搬送ベルトで構成した搬送手段11によって前記画像形成手段へ搬送され、各色トナー像が順次転写されてカラー画像が記録された後、定着手段152で画像定着され、排出ローラ対によって排出部13へ排出される。
以下、各部の構成について順次説明する。
(画像形成構成)
像坦持体としての各感光体ドラム101は、直径30mmのアルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光体ドラム101は、その両端部をフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図の半時計回り方向に回転駆動される。
各帯電手段104は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム101表面に当接させるとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム101表面を一様に帯電させるものである。
露光手段108は、不図示の駆動回路により、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム101上に静電潜像を形成する。
現像手段103(103C,103Y,103M,103Bk)は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部、感光体ドラム101表面に隣接し、不図示の駆動部により回転駆動されるとともに、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う。前記トナー収納部には転写材の搬送方向上流側から順に、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色トナーが収納されている。
又、転写搬送ベルト11aの内側には、4個の感光体ドラム101C,101Y,101M,101Bkに対応して、転写搬送ベルト11に当接する転写ローラ102C,102Y,102M,102Bkがそれぞれ並設されている。これらの転写ローラ102は、不図示の転写バイアス用電源で接続されており、転写ローラ102から正極性の電荷が転写搬送ベルト11aを介して転写材に印加され、この電界により、感光体ドラム101に接触中の転写材に、感光体ドラム101上の負極性のトナー像が順次転写され、カラー画像が形成される。
転写材に転写されたトナー画像は、駆動回転する加熱ローラと従動回転する加圧ローラから成る定着手段152を通過する際に、熱及び圧力が印加されてトナー像が定着される。
(転写材搬送構成)
転写材は給送部から給紙された後、搬送ベルト11aによって画像形成領域へ搬送される。
給紙部は、複数枚の転写材が給紙カセット150に収納されており、この給紙カセット150の近傍には、転写材を1枚ずつピックアップする半月状のピックアップローラ151が回転可能に設けられている。そして、前記ピックアップ151の間欠回転によってピックアップされた転写材は、給送ローラ対140によって転写搬送ベルト11aへと給送される。
搬送手段を構成する転写材坦持体としての転写搬送ベルト11aは、駆動ローラ11bと従動ローラ11c,11d,11eの4本のローラで張架支持され、全ての感光体ドラム101C,101Y,101M,101Bkに対向して配設されている。この転写搬送ベルト11は、通常、1010〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ100〜150μmのエンドレスのフィルム状部材で構成されている。そして、前記転写搬送ベルト11aは、感光体ドラム101に対向する外周面に転写材を静電吸着して感光体ドラム101に転写材を接触させるべく駆動ローラ11bによって循環移動する。これにより、転写材は、転写搬送ベルト11aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム101上のトナー像が転写される。
又、前記転写搬送ベルト11aの最上流位置には、該ベルト11aと共に転写材を挟持し、且つ、転写材を転写搬送ベルト11aに吸着させる吸着ローラ153が配置されている。転写材の搬送に際しては、前記吸着ローラ153にバイアス電圧を印加することで、対向している接地されたローラ153との間に電界を形成し、転写搬送ベルト11a及び転写材の間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
(カラー画像記録、モノクロ画像記録切り替え構成)
本実施形態におけるカラー画像記録及びモノクロ画像記録を行う場合の動作について説明する。
カラー画像記録を行う場合には、現像離間板16によって4色分の感光体ドラム101C,101Y,101M及び101Bkと現像ローラ103C,103Y,103M及び103Bkが当接する位置に移動することによって、感光体ドラム101C,101Y,101M及び101Bk上に形成された画像に、現像ローラ103C,103Y,103M及び103Bkにより像書込み装置106C,106Y,106M及び106Bkから搬送された現像剤を用いて視像を形成する。その後、感光体ドラム101上に形成された画像は、転写装置102C,102Y,102M及び102Bkにより転写材上に転写され、定着ユニット152にてカラー画像の定着が行われる。
一方、ブラック感光体ドラム101Bkのみによるモノクロ画像記録が選択された場合には、画像形成には不必要な像書込み装置106C,106Y,106Mの性能劣化を低減するため、像書込み装置106Bkのみを使用して画像形成を行う。従って、モノクロ記録時には、図2に示すように、現像離間板16によってBkだけの感光体ドラム101Bkと現像ローラ103Bkだけが当接するように移動することによって感光体ドラム101Bk上に形成された画像に、現像ローラ103Bkにより像書込み装置106Bkから搬送された現像剤を用いて視像を形成する。その後、感光体ドラム101Bk上に形成された画像は、転写装置102Bkにより転写材上に転写され、定着ユニット152にてBkのモノクロ画像の定着が行われる。
(画像形成動作)
前記構成の画像形成装置において、外部装置からカラー画像形成要求が発生した場合の動作を、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
外部装置からのカラー画像形成要求が発生した場合、先ず、画像形成のための前回転動作を開始する。
更に、前回転開始後、T11時間経過した時点で給紙部150から転写材の給紙動作を開始する。このT11時間は、前回転動作開始からT12時間経過後に第1色目の画像形成が可能になることから算出された時間となる。
給紙開始後、T13時間経過後、給紙部から給紙された転写材は、レジセンサ141に到達する。この用紙がレジセンサ141に到達した時点から、予め機械配置により決められたT14時間経過時点で画像形成同期信号としてTOP信号を出力する。
画像形成装置は、前記TOP信号を基準として4個の感光体ドラム101上に各色の画像を形成する。その後、感光体ドラム101上に形成された画像は、転写搬送ベルト11aの内側に4個の感光体ドラム101C,101Y,101M,101Bkに対応して配置されている転写ローラ102C,102Y,102M,102Bkの作用により、感光体ドラム101に接触中の転写材に感光体ドラム101上のトナー像が順次転写され、カラー画像が形成される。
各色が転写されたトナー画像は、転写材が駆動回転する加熱ローラと従動回転する加圧ローラから成る定着手段152を通過する際に、熱及び圧力が印加されてトナー像が定着され、排紙トレイに排紙される。
転写材が画像形成装置から排紙された後、画像形成装置は、停止状態に移行するための後回転動作を行い、所定の後回転動作終了後、動作を停止する。
次に、本構成の画像形成装置において、外部装置からモノクロ画像形成要求が発生した場合の動作を図6のタイミングチャートを用いて説明する。
外部装置からモノクロ画像形成要求が発生した場合、先ず、画像形成のための前回転動作を開始する。
更に、前回転開始後、T21時間経過した時点で給紙部150から転写材の給紙動作を開始する。このT21時間は、前回転動作開始からT12時間経過後に第4色目の画像形成が可能になることから算出された時間となる。
モノクロ画像形成時には、第4色目からのみ画像形成を行えば良いため、カラー画像形成時に必要である第1色目の画像形成が可能になるタイミングを考慮する必要がない。このことにより、前回転動作開始から転写材の給紙動作を開始するまでの時間T21は、図5に記述したカラー画像形成時に必要なT11時間と比較してT15時間分短く設定可能である。
給紙開始後、T13時間経過後、給紙カセットから給紙された転写材は、レジセンサ141に到達する。この用紙がレジセンサ141に到達した時点から、予め機械配置により決められたT13時間経過時点で画像形成同期信号としてTOP信号を出力する。
画像形成装置は、前記TOP信号を基準として、モノクロ画像形成には必要のない3個の感光体ドラム101C,101Y,101Mに対して画像形成は行わず、モノクロ画像時に画像形成が必要な感光体ドラム101Bk上のみに画像を形成する。
その後、感光体ドラム101Bk上に形成された画像は、転写ローラ102Bkの作用により、感光体ドラム101Bk上のトナー像が順次転写され、モノクロ画像が形成される。
モノクロ画像が転写されたトナー画像は、転写材が駆動回転する加熱ローラと従動回転する加圧ローラから成る定着手段152を通過する際に、熱及び圧力が印加されてトナー像が定着され、排紙トレイに排紙される。
転写材が画像形成装置から排紙された後、画像形成装置は、停止状態に移行するための後回転動作を行い、所定の後回転動作終了後、動作を停止する。
而して、本実施の形態によれば、モノクロ画像形成時にはモノクロ画像形成に必要な時間のみを考慮して転写材の給紙タイミングを制御することにより、モノクロ画像形成に不要な時間を削減することができ、カラー画像形成時よりも動作時間が短縮され、生産性の高いカラー画像形成装置を提供することができる。
<実施の形態2>
前記実施の形態1に示された装置において、外部装置からの画像形成要求が発生した場合の実施の形態について説明する。
外部装置からカラー画像形成要求が発生した場合には、実施の形態1に示した図5のタイムチャートと同様の画像形成手順により画像形成動作を行う。
外部装置からモノクロ画像形成要求が発生した場合の画像形成動作について図7のタイムチャートを用いて説明する。
外部装置からモノクロ画像形成要求が発生した場合、先ず、画像形成のための前回転動作を開始する。
更に、前回転開始後、T21時間経過した時点で給紙部150から転写材の給紙動作を開始する。このT21時間は、前回転動作開始からT12時間経過後に第4色目の画像形成が可能になることから算出された時間となる。
モノクロ画像形成時には、第4色目からのみ画像形成を行えば良いため、カラー画像形成時に必要である第1色目の画像形成が可能になるタイミングを考慮する必要がない。このことにより、前回転動作開始から転写材の給紙動作を開始するまでの時間T21は、図5に記述したカラー画像形成時に必要なT11時間と比較してT15時間分短く設定可能である。
給紙開始後、T13時間経過後、給紙カセットから給紙された転写材は、レジセンサ141に到達する。この用紙がレジセンサ141に到達した時点から、予め機械配置により決められたT34時間経過時点で、第4色目の画像形成同期信号としてTOP信号を出力する。本実施の形態では、この時点で出力するTOP信号は、第4色目の画像形成タイミングに同期した信号となる。従って、画像形成装置は、前記TOP信号を基準として、モノクロ画像時に画像形成が必要な感光体ドラム101Bk上のみに画像を形成する。
その後、感光体ドラム101Bk上に形成された画像は、転写ローラ102Bkの作用により、感光体ドラム101Bk上のトナー像が順次転写され、モノクロ画像が形成される。
モノクロ画像が転写されたトナー画像は、転写材が駆動回転する加熱ローラと従動回転する加圧ローラから成る定着手段152を通過する際に、熱及び圧力が印加されてトナー像が定着され、排紙トレイに排紙される。
転写材が画像形成装置から排紙された後、画像形成装置は、停止状態に移行するための後回転動作を行い、所定の後回転動作終了後、動作を停止する。
而して、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、モノクロ画像形成時には、モノクロ画像形成に必要な時間のみを考慮して転写材の給紙タイミングを制御することにより、モノクロ画像形成に不要な時間を削減することができ、カラー画像形成時よりも動作時間が短縮され、生産性の高いカラー画像形成装置を提供することができる。
本発明は、複数の像坦持体を含む画像形成手段によって形成した像を転写材に転写してカラー画像を形成する任意のカラー画像形成装置に対して適用可能である。
画像形成装置の模式的側断面図であって、カラー記録を行う場合での状態説明図である。 画像形成装置の模式的側断面図であって、モノクロ記録を行う場合での状態説明図である。 画像形成装置の現像離間状態の模式図である。 画像形成装置の現像離間状態の模式図である。 本発明の実施の形態1におけるカラー画像形成時のタイムチャートである。 本発明の実施の形態1におけるモノクロ画像形成時のタイムチャートである。 本発明の実施の形態2におけるモノクロ画像形成時のタイムチャートである。
符号の説明
11 転写材搬送手段
11a 転写搬送ベルト
11b 転写搬送ベルト駆動ローラ
11c〜11e 転写搬送ベルト従動ローラ
16 現像離間板
101 感光体ドラム
102 転写装置
103 現像ローラ
104 帯電ローラ
106 像書き込み装置
108 スキャナユニット
141 レジセンサ
150 給紙部
151 ピックアップローラ
152 定着ユニット
153 吸着ローラ

Claims (4)

  1. 各々光学部と潜像形成媒体を有する複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段を順次通過する無端状ベルト手段と、形成された画像を前記無端状ベルト手段上又は前記無端状ベルト手段上に保持されつつ搬送される記録材上に転写する複数の転写手段を有し、前記画像形成手段は、静電潜像を形成する潜像手段と、当該静電潜像に現像剤であるトナーを供給する現像ローラを介して供給されたトナーを付着させトナー像を形成する現像装置と、当該現像装置の現像ローラと当該像担持体の離間及び当接を行う現像離間装置と、当該搬送手段により搬送する転写材に対し当該転写手段によって転写されたトナーを熱定着する定着手段によりトナー像を形成するカラー画像形成装置において、
    複数色画像形成モード時には、前記現像装置の現像ローラと当該像担持体を全色当接状態に制御して画像形成を行う手段と、単色画像形成モード時には、前記現像装置の現像ローラと当該像担持体を単色のみ当接状態とし、単色以外の前記現像装置の現像ローラと当該像担持体は離間状態に制御して画像形成を行う手段とを有し、前記単色画像形成モード時の画像形成動作開始を基準とした給紙開始タイミングは、前記複数色画像形成モード時の画像形成動作開始を基準とした給紙開始タイミングとは異なるタイミングで給紙開始を行う手段を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記単色画像形成モード時には、前記複数色画像形成モード時の前記給紙開始タイミングよりも早いタイミングで給紙開始を行う手段を有することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 単色画像形成モード時の画像形成開始用同期信号は、複数色画像形成モード時に画像形成開始用同期信号を出力する場合の同期対象色とは異なる色を同期対象色として画像形成開始用同期信号出力を行う手段を有することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 複数色画像形成モード時には、複数色のうち一番早く画像形成を行う必要のある色を同期対象色とし、この同期対象色の画像形成に同期したタイミングで画像形成開始用同期信号出力を行い、単色画像形成モード時には、単色で画像形成を行う色を同期対象色とし、この同期対象色の画像形成に同期したタイミングで画像形成開始用同期信号出力を行う手段を有することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
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