JP2006091758A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像装置および転写材搬送ベルトの消耗度合いを最適に保つことができ、転写材のサイズまたは種類にかかわらず適正に転写材を搬送して良好な画像形成を行うこと。
【解決手段】 画像形成モードがモノクロ画像であった場合、転写材のサイズが、転写搬送ベルト11aが像書込み装置106C、106Y、106Mと離間している状態であっても画像形成が可能なサイズか否かを判別する。転写材のサイズが、転写搬送ベルト11aの離間している状態であっても画像形成が可能なサイズであるときは、転写搬送ベルト11aが当接している状態にあるか、離間している状態にあるかを判別する。離間している状態にあるときは、画像形成装置は、上述した制御に従って画像形成動作を開始する。当接している状態にあるときは、まず転写搬送ベルト11aを離間する位置に移動させ、上述した制御に従って画像形成動作が開始される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、複数の像担持体を含む画像形成部によって形成した像を転写材に転写して画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の普及に伴い、カラー画像の記録品質に対する要求に加え、カラー出力の高速化に対する要求が高まっている。この要求に応えるために、画像形成方式にいくつかの提案がなされているが、その中でタンデム型と呼ばれる、Y(イエロー)トナー、M(マゼンタ)トナー、C(シアン)トナー、Bk(ブラック)トナーによるそれぞれの画像をドラム状の各像担持体に形成し、転写搬送ベルトによって搬送される転写材に対し、各々の転写部によって順次転写を行って最後に定着するカラー画像形成方式がある(例えば、特許文献1を参照)。
タンデム型カラー画像形成装置は、図1に示すように、本体装置の下部に転写材カセット150にセットされた転写材が給紙ローラ151によって一枚毎取り出され、ローラ対140によって画像形成部に給送される。画像形成部には、転写材を搬送する転写搬送ベルト11aが、複数の回転ローラによって転写材搬送方向(図の下から上方向)に扁平に張設され、その最上流部においては、バイアスを印加した吸着ローラ153によって、転写材を転写搬送ベルト11aに静電吸着させる。またこのベルト搬送面に対向して4個のドラム状の像担持体(以下、感光体ドラムと記す)101C、101Y、101M、101Bkが直線状に配設されており、画像形成部を構成している。各々の感光体ドラム101C、101Y、101M、101Bkには、その周面近傍を順次取り囲んで、帯電器、現像器、転写搬送ベルト11aの搬送面を挟んで転写部材が配置されている。
各色用の現像器の匡体内には、転写材の搬送方向上流側(図1の下方)からC(シアン)、Y(イエロー) 、M(マゼンタ)、Bk(ブラック)の各色トナーがそれぞれ収容されており、各色画像が転写搬送ベルト11aで搬送される転写材に順次転写することによってカラー画像が形成される。この転写材が装置の情報に位置する定着部152に搬送されて画像定着され排出される。
上記のようなカラー画像形成装置にあっては、常に多色刷りすなわちフルカラー画像形成を行うとは限らず、黒一色の記録、すなわちモノクロ画像形成を行う頻度もかなり高い。このような用法に対処すべく、フルカラー画像形成とモノクロ画像形成を切り替えて行うことができるようにしたタンデム型カラー画像形成装置が提案されている。このタンデム型カラー画像形成装置で、フルカラー画像形成とモノクロ画像形成を切り替える方法として、感光体ドラムと転写材搬送手段である転写搬送ベルトとを離間させることによってモノクロ画像を形成する方法を説明する。
図3に、転写搬送ベルトの各感光ドラム体101への当接動作と離間動作とを示す。まず、図3(A)では現像装置内の感光体ドラム101と、転写搬送ベルト11aが当接した状態にあることから、像書き込みレーザ光によって露光された感光体ドラムにトナーを現像した画像を、転写搬送ベルトにより搬送された転写材に転写することにより、転写材に画像形成を行うことができる。この場合、全色の感光体ドラム101Bk、101M、101Y、101Cが転写搬送ベルト11aに当接した状態であることから、フルカラー画像形成が可能である。
図3(B)は、現像装置と転写搬送ベルトとを離間した状態を示す図である。転写ローラ102C、102Y、102M、および転写搬送ベルト11aの従動ローラ11eの位置を移動することにより、Bk以外の現像装置内の感光体ドラム101M、101Y、101Cと、転写搬送ベルト11aが離間することとなる。この状態では、黒以外の現像装置の感光体ドラム101M、101Y、101C上の画像は、転写搬送ベルトにより搬送された転写材には転写されずに転写材への画像形成は行われない。
図2は、転写搬送ベルト離間機構を備えたタンデム型のカラー画像形成装置の概略図であり、図1に示した画像形成装置とは、基本的に感光体ドラム101C、101Y、101M及び101Bkと、搬送ベルト11aとが離間している点以外は同様である。
以上をまとめると、カラー画像を形成する場合には、図3(A)に示すように4色分の感光体ドラム101C、101Y、101M及び101Bkと転写搬送ベルト11aを当接するようにする。一方、モノクロ画像を形成する場合には、図3(B)に示すようにしてBkの像書込み装置のみを使用して画像形成を行うことによって、モノクロのときは不要なカラー用の感光体ドラム101C、101Yおよび101Mを使用せずに、像書込み装置の性能劣化を低減させる。
特開平9−288396号公報
しかしながら、上記のように、モノクロまたはカラーの画像形成時に転写搬送ベルトと像書込み装置の当接、離間動作が行われる構成において、モノクロ画像形成の動作時、感光体ドラムと転写搬送ベルトとが離間した状態のときは、転写材のサイズ、もしくは転写材の種類によって、転写材が転写搬送ベルトに十分に吸着することができず、転写材が正しく搬送されないという問題が発生する場合がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、モノクロまたはカラーの画像形成においても、現像装置および転写材搬送ベルトの消耗度合いを最適に保ちながら、転写材のサイズまたは種類にかかわらず適正に転写材を搬送して良好な画像形成が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する複数の像担持体と、複数の像担持体の各々に担持されたトナー像を順次転写材に転写するように転写材を搬送する転写材搬送手段と、転写材にトナー像を転写する場合、転写材搬送手段と複数の像担持体とをすべて当接させる第1の転写モードと、転写材搬送手段と複数の像担持体のうち所定の像担持体を当接させる第2の転写モードとを切り替える切替手段と、複数の像担持体のうち所定の担持体とは異なる担持体に担持されたトナー像を転写材に転写しない場合、第2の転写モードで動作すると判定する判定手段とを備えた画像形成装置であって、判定手段が第2の転写モードで転写すると判定した場合であっても、転写を行う転写材が所定の条件を満たすときは、切替手段が第1の転写モードに切り替えるよう制御する切替制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、トナー像を担持する複数の像担持体と、複数の像担持体の各々に担持されたトナー像を順次転写材に転写するように転写材を搬送する転写材搬送手段と、転写材にトナー像を転写する場合、転写材搬送手段と複数の像担持体とをすべて当接させる第1の転写モードと、転写材搬送手段と複数の像担持体のうち所定の像担持体を当接させる第2の転写モードとを切り替える切替ステップと、複数の像担持体のうち所定の担持体とは異なる担持体に担持されたトナー像を転写材に転写しない場合、第2の転写モードで動作すると判定する判定ステップとを備えた画像形成方法であって、判定ステップにより第2の転写モードで転写すると判定された場合であっても、転写を行う転写材が所定の条件を満たすときは、切替ステップにより第1の転写モードに切り替えるよう制御する切替制御ステップを備えたことを特徴とする。
以上のように、本発明の画像形成装置および方法では、モノクロおよびカラーの画像形成においても、現像装置および転写材搬送ベルトの消耗度合いを最適に保つことができるので、転写材のサイズまたは種類にかかわらず適正に転写材を搬送して良好な画像形成が可能な画像形成装置および方法を提供する事ができる。
本発明によれば判定手段が第2の転写モードで転写すると判定した場合であっても、転写を行う転写材が所定の条件を満たすときは、切替手段が第1の転写モードに切り替えるよう制御する切替制御手段を備えているので、現像装置および転写材搬送ベルトの消耗度合いを最適に保ちながら、転写材のサイズまたは種類にかかわらず適正に転写材を搬送して良好な画像形成が可能な画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1および図2は、本発明で用いることができる画像形成装置の模式的断面説明図であり、図1はカラー画像形成を行う場合の図であり、図2はモノクロ画像形成を行う場合の図である。本実施形態では、画像形成装置は外部装置(図示せず)から画像データ、その他の指示を受け取り、それに基づいて画像形成を行うが、これに限定されず、画像データの入力および必要な指示は他の方法、例えば入力手段を装置に組み込む等により行うことができる。
(全体の構成)
図1に示すカラー画像形成装置は、4個の感光体ドラム101(101C,101Y,101M,101Bk)を備えており、上下端の感光体ドラム101C、101Bkに対し、中側2つの感光体ドラム101Y、101Mを1mm程度、転写搬送ベルト側に突出するよう配置してある。4個の感光体ドラム101は、図示しない駆動部によって半時計回りに回転駆動される。
各感光体ドラムの周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム表面を均一に帯電する帯電部104(104C,104Y,104M,104Bk)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム101上の静電潜像を形成する露光部108(108C,108Y,108M,108Bk)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像部103(103C,103Y,103M,103Bk)、感光体ドラム101上のトナー像を転写材に転写させる転写部(転写ブレード)102(102C,102Y,102M,102Bk)等が配設され、画像形成部が構成されている。
ここで、各色用の感光体ドラム101と帯電部104、現像部103は、一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ106(106C,106Y,106M,106Bk)を形成している。また、給送部150から給送された転写材は、搬送ベルトで構成した搬送部11によって画像形成部へ搬送され、各色のトナー像が順次転写されてカラー画像が画像形成された後、定着部152で画像定着され、排出ローラ対によって排出部13へ排出される。以下、各部の構成について順次説明する。
(画像形成部の構成)
本実施形態では、像担持体としての各感光体ドラム101は、直径30mmのアルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものを用いる。感光体ドラム101は、その両端部をフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、半時計回り方向に回転駆動される。
各色用の帯電部104は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光体ドラム101表面に当接させるとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム101表面を一様に帯電させるものである。露光部108は、不図示の駆動回路により、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム101上に静電潜像を形成する。
現像部103(103C、103Y、103M、103Bk)は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部(図示せず)、感光体ドラム101表面に隣接し、不図示の駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う。トナー収納部には転写材の搬送方向上流側から順に、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色トナーが収納されている。また、転写搬送ベルト11aの内側には、4個の感光体ドラム101C、101Y、101M、101Bkに対応して、転写搬送ベルト11に当接する転写ローラ102C、102Y、102M、102Bkがそれぞれ並設されている。これら転写ローラ102は、不図示の転写バイアス用電源で接続されており、転写ローラ102から正極性の電荷が転写搬送ベルト11aを介して転写材に印加され、この電界により、感光体ドラム101に接触中の転写材に、感光体ドラム101上の負極性のトナー像が順次転写され、カラー画像が形成される。
転写材は、駆動回転する加熱ローラと従動回転する加圧ローラからなる定着部152を通過する際に、熱及び圧力によって転写材に転写されたトナー画像は定着される。
(転写材搬送部の構成)
転写材は給送部(図示せず)から給紙された後、搬送ベルト11aによって画像形成部へ搬送される。給紙部は、複数枚の転写材が給紙カセット150に収納されており、この給紙カセット150の近傍には、転写材を一枚ずつピックアップする半月状のピックアップローラ151が回転に配設されている。ピックアップローラ151の間欠回転によってピックアップされた転写材は給送ローラ対140によって転写搬送ベルト11aへと給送される。
搬送部を構成する転写材搬送手段である転写搬送ベルト11aは、駆動ローラ11bと従動ローラ11c、11d、11eの4本のローラで張架支持され、すべての感光体ドラム101C、101Y、101M、101Bkに対向して転写ローラが配設されている。この転写搬送ベルト11は通常1010〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ100〜150μmのエンドレスのフィルム状部材で構成される。そして、転写搬送ベルト11aは、感光体ドラム101に対向する外周面に転写材を静電吸着して感光体ドラム101に転写材を接触させるべく駆動ローラ11bによって循環移動する。これにより、転写材は転写搬送ベルト11aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム101上のトナー像が転写される。
また、転写搬送ベルト11aの最上流位置には、ベルト11aとともに転写材を挟持し、および転写材を転写搬送ベルト11aに吸着させる吸着ローラ153が配置されている。転写材の搬送に際しては、吸着ローラ153にバイアス電圧を印加することで、対向している接地されたローラ153との間に電界が形成され、転写搬送ベルト11aと転写材との間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
(カラー画像形成、モノクロ画像形成の切り替え構成)
本実施形態におけるカラー画像形成、およびモノクロ画像形成を行う場合の動作について説明する。カラー画像形成を行う場合には、現像離間板16によって4色分の感光体ドラム101C、101Y、101M及び101Bkと現像ローラ103C、103Y、103M及び103Bkが当接する位置に移動することによって、感光体ドラム101C、101Y、101M及び101Bk上に形成された画像に、現像ローラ103C、103Y、103M及び103Bkにより像書込み装置106C、106Y、106M及び106Bkから搬送された現像剤を用いて像が視覚化される。その後、感光体ドラム101上に形成された画像は、転写装置102C、102Y、102M及び102Bkにより転写材上に転写され、定着ユニット152にてカラー画像の定着が行われる。
一方、モノクロ画像を形成する際は、必ずしもカラー用の感光ドラムを使用する必要はないから、ブラック感光体ドラム101Bkのみによるモノクロ画像形成の選択が可能であり、この場合には、像書込み装置106Bkのみを使用して画像形成が行われ、不必要な像書込み装置106C、106Y、106Mを使用せず、これらの装置の性能劣化を低減することができる。したがって、モノクロ画像形成時には、図2に示すように、現像離間板16によってBkだけの感光体ドラム101Bkと現像ローラ103Bkだけが当接するように移動することによって、感光体ドラム101Bk上に形成された潜像に現像ローラ103Bkにより像書込み装置106Bkから搬送された現像剤を用いて現像が行われる。
これに加え、モノクロ画像形成時の画像形成には不必要な像書込み装置106C、106Y、106Mを使用せず、これらの装置の性能劣化をさらに低減するために、転写搬送ベルト11aを像書込み装置106C、106Y、106Mから離間させる。この動作は、本実施形態では転写搬送ベルト11aの従動ローラ11eと吸着ローラ153の対を、像書込み装置106C、106Y、106Mから離れる方向に移動することにより可能である。この制御により、モノクロ画像形成時に、画像形成に不必要な像書込み装置106C、106Y、106Mは、まったく駆動することがなくなり、不必要に消耗されることがなくなる。
しかし、転写材の用紙サイズによっては、転写材が正しく転写搬送ベルト11aに吸着した状態で搬送されない場合がある。従って、このような場合に、転写搬送ベルト11aを像書込み装置106C、106Y、106Mから離間した状態では、転写材が正しく転写搬送ベルト11aに吸着した状態では画像形成が正しく行うことができない。この様な場合には、モノクロ画像形成時においても、転写搬送ベルト11aを像書込み装置106C、106Y、106Mと当接した状態で画像形成動作を行う必要がある。
その後、感光体ドラム101Bk上に形成された画像は、転写装置102Bkにより転写材上に転写され、定着ユニット152にてBkのモノクロ画像の定着が行われる。
(画像形成時の動作)
上記で説明した構成の画像形成装置において、外部装置から画像形成要求が為された場合の動作を以下に説明する。図4は本発明の一実施形態の画像形成時の動作を示すフローチャートである。ここで、外部装置は、画像形成要求時に、これから画像形成を行うべき転写材のサイズ、およびモノクロ画像かカラー画像かを指定する画像形成モードを、画像形成装置に対して通知するが、これに限られず、その他の任意の情報を提供することができる。
まず、画像形成装置は、外部装置から通知された画像形成モードが、カラー画像かモノクロ画像かを判別する(S1000)。このS1000での判別の結果、画像形成モードがカラー画像であった場合、さらに次のステップとして、転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接している状態にあるか、離間している状態にあるかを判別する(S1004)。ステップS1004での判別の結果、転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接している状態にあるときは、画像形成装置は上述した制御に従って画像形成動作を開始する。
ステップS1004での判別の結果、転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと離間している状態であった場合、まず転写搬送ベルト11aを、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接する位置に移動させ(S1005)、転写搬送ベルト11aが像書込み装置106C、106Y、106Mと当接する状態に移行した後、上述した制御に従って画像形成動作を開始する。
ステップS1000での判別の結果、画像形成モードがモノクロ画像であった場合、ステップS1001において、外部装置から通知された転写材のサイズが、転写搬送ベルト11aが像書込み装置106C、106Y、106Mと離間している状態であっても画像形成が可能なサイズか否かを判別する。ステップS1001での判別の結果、転写材のサイズが、転写搬送ベルト11aの離間している状態であっても画像形成が可能なサイズであるときは、ステップS1002において、転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接している状態にあるか、離間している状態にあるかを判別する。
ステップS1002での判別の結果、転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと離間している状態にあるときは、画像形成装置は、上述した制御に従って画像形成動作を開始する。ステップS1002での判別の結果、転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接している状態にあるときは、まず転写搬送ベルト11aを、像書込み装置106C、106Y、106Mとが離間する位置に移動させる(S1003)。
転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと離間する位置に移動した後に、上述した制御に従って画像形成動作が開始される。ステップS1001での判別の結果、転写材のサイズが、転写搬送ベルト11aと像書込み装置106C、106Y、106Mとが離間している状態では画像形成が不可能なサイズであった場合、ステップS1004において、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとは当接している状態にあるか、離間している状態にあるかを判別する。
ステップS1004での判別の結果、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが当接している状態にあるときは、上述した制御に従って画像形成動作が開始される。ステップS1004での判別の結果、転写搬送ベルト11aが離間している状態にあるときは、まず転写搬送ベルト11aは、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接する位置に移動する(S1005)。転写搬送ベルト11aが、像書込み装置106C、106Y、106Mと当接する位置に移動した後に、上述した制御に従って画像形成動作が開始される。
図8は、上記画像形成を実行するための制御ブロック図である。画像形成装置本体にはコントローラ200が設けられ、画像形成動作を制御するためのCPU201と画像形成動作を制御するためのプログラムやデータなどを記憶しているメモリ202とを有している。コンピュータなどの外部装置204は、画像形成装置の画像形成モードや画像形成を行う際の転写材のサイズ情報、画像形成を行う画像情報などをコントローラ200に送信する機能を有している。コントローラ200は、外部装置204から送信される画像形成モード情報、転写紙のサイズ情報などに基づいて上述した制御を実行する。現像離間版16を動作させるための駆動部203は、コントローラ200から送信される動作指示信号に基づいて、現像離間板16を動作させて、上述したように図1(カラー画像形成を行う場合)の状態と図2(モノクロ画像形成を行う場合)の状態とに切り替える。転写搬送ベルトを当接または離間を制御するための駆動部205は、コントローラ200から送信される動作指示信号に基づいて、図3で示したように転写搬送ベルトを(A)カラー画像形成を行う場合の状態と、(B)モノクロ画像形成を行う場合の状態とに切り替える。
本実施形態により、画像形成時には、転写材のサイズに応じて転写材搬送ベルトの当接または離間の位置を決定することができるので、様々な画像形成モードで適切な画像形成を行いながら、画像形成動作に必要な像書込み装置および転写材搬送ベルトの消耗を低減することが可能となる。
(第2実施形態)
本実施形態の装置構成は、上記第1実施形態と同様なため、詳述は省略し、その動作について図5を参照して説明する。図5は、画像形成要求があった場合の本実施形態の画像形成動作を示すフローチャートである。第1実施形態と同様の処理は同一の符号を付して説明を省略する。外部装置は、画像形成要求時に、これから画像形成を行うべき転写材の種類、およびモノクロ画像かカラー画像かを指定する画像形成モードを、画像形成装置に対して通知する。ここで指定される転写材の種類は、普通紙、OHT、グロスメディア、封筒等があるが、これに限られない。
ステップS1000での判別の結果、画像形成モードがモノクロ画像であった場合、ステップS1101において、外部装置から通知された転写材の種類が、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが離間している状態であっても画像形成が可能な種類か否かを判別する。ステップS1101での判別の結果、転写材の種類が、転写搬送ベルト11aが離間している状態であっても画像形成が可能なものであると判定されたときは、第1実施形態と同様にステップS1002において、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが当接している状態にあるか、離間している状態にあるかを判別し、上述した制御に従って画像形成動作が開始される(S1003)。ステップS1101での判別の結果、転写材の種類が、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが離間している状態では画像形成が不可能であるときも同様に処理される(S1004、S1005)。なお、このフローチャートを実行するための制御ブロックは第1実施形態で説明した図8のブロック図と同様であるため説明は省略する。
以上、本実施形態により、画像形成時には、転写材の種類に応じて転写材搬送ベルトの当接または離間の位置を決定することにより、画像形成モードによらず全ての種類の転写材を搬送可能な構成とするとともに、画像形成動作に必要な像書込み装置および転写材搬送ベルトの消耗を押さえることができる。
(第3実施形態)
本実施形態の装置構成は、上記第1実施形態と同様なため、詳述は省略し、その動作について図6を参照して説明する。図6は、画像形成要求があった場合の本実施形態の画像形成動作を示すフローチャートである。第1実施形態と同様の処理は同一の符号を付して説明を省略する。外部装置は、画像形成要求時に、これから画像形成を行うべき転写材のサイズ、およびモノクロ画像かカラー画像かを指定する画像形成モードに加え、本実施形態においては、転写材のサイズに応じて転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとを当接するか離間するかを判別して画像形成を行う動作を有効とするか無効とするかを指定する転写材サイズ判別モードを通知する。
ステップS1000での判別の結果、画像形成モードがモノクロ画像であった場合、外部装置から通知された転写材サイズ判別モードが有効か無効かを判別する(S1201)。ステップS1201での判別の結果、転写材サイズ判別モードが有効と指定されているときはステップS1001において、外部装置から通知された転写材のサイズが、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが離間している状態であっても画像形成が可能な種類か否かを判別して、第1実施形態と同様に上述した制御に従って画像形成動作が開始される(S1002〜S1005)。
ステップS1201での判別の結果、転写材サイズ判別モードが無効と指定されているときは、転写材のサイズにかかわらず、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが当接している状態で画像形成が行われる(S1004、S1005)。なお、このフローチャートを実行するための制御ブロックは第1実施形態で説明した図8のブロック図と同様であるため説明は省略する。
以上、本実施形態により、画像形成時には、転写材のサイズに応じて転写材搬送ベルトの当接または離間の位置を決定することにより、画像形成モードによらず全ての種類の転写材を搬送可能な構成とするとともに、画像形成動作に必要な像書込み装置および転写材搬送ベルトの消耗を押さえることができ、かつ何らかの理由により、転写材のサイズに応じて転写材搬送ベルトの当接または離間の位置を決定する事ができない状態が発生したときでも、画像形成動作に影響しないようにすることができる。
(第4実施形態)
本実施形態の装置構成は、上記第1実施形態と同様なため、詳述は省略し、その動作について図7を参照して説明する。図7は、画像形成要求があった場合の本実施形態の画像形成動作を示すフローチャートであり、第1実施形態ないし第3実施形態と同様の処理は同一の符号を付して説明を省略する。外部装置は、画像形成要求時に、これから画像形成を行うべき転写材のサイズ、およびモノクロ画像かカラー画像かを指定する画像形成モードに加え、本実施形態においては、転写材の種類に応じて転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとを当接するか離間するかを判別して画像形成を行う動作を有効とするか無効とするかを指定する転写材種類判別モードを通知する。
ステップS1000での判別の結果、画像形成モードがモノクロ画像であった場合、外部装置から通知された転写材種類判別モードが有効か無効かを判別する(S1301)。ステップS1301での判別の結果、転写材種類判別モードが有効と指定されているときは、ステップS1101において、外部装置から通知された転写材の種類が、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが離間している状態であっても画像形成が可能な種類か否かを判別して、第1実施形態と同様に上述した制御に従って画像形成動作が開始される(S1002〜S1005)。
ステップS1301での判別の結果、転写材種類判別モードが無効と指定されているときは、転写材の種類にかかわらず、転写搬送ベルト11aと、像書込み装置106C、106Y、106Mとが当接している状態で画像形成が行われる(S1004、S1005)。なお、このフローチャートを実行するための制御ブロックは第1実施形態で説明した図8のブロック図と同様であるため説明は省略する。
以上、本実施形態により、画像形成時には、転写材の種類に応じて転写材搬送ベルトの当接または離間の位置を決定することにより、画像形成モードによらず全ての種類の転写材を搬送可能な構成とするとともに、画像形成動作に必要な像書込み装置および転写材搬送ベルトの消耗を押さえることができ、かつ何らかの理由により、転写材の種類に応じて転写材搬送ベルトの当接または離間の位置を決定する事ができない状態が発生したときでも、画像形成動作に影響しないようにすることができる。
本発明で用いることができる画像形成装置の模式的断面説明図である。 本発明で用いることができる画像形成装置の模式的断面説明図である。 (A)は、本発明で用いることができる現像装置内の感光体ドラムと、転写搬送ベルトとが当接した状態にあることを示す図であり、(B)は、本発明で用いることができる現像装置内の感光体ドラムと、転写搬送ベルトとが離間した状態にあることを示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成時の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の画像形成時の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の画像形成時の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の画像形成時の動作を示すフローチャートである。 本発明の画像形成時の動作を実行するための制御ブロック図である。
符号の説明
11 搬送部
11a 搬送ベルト
11b〜e ローラ
13 排出部
16 現像離間版
101Y、101M、101C、101Bk 感光ドラム
102Y、102M、102C、102Bk 転写ローラ
103Y、103M、103C、103Bk 現像部
104Y、104M、104C、104Bk 帯電部
106Y、106M、106C、106Bk プロセスカートリッジ
108Y、108M、108C、108Bk 露光部
140 オーラ対
150 転写材カセット
151 給紙ローラ
152 定着部
153 吸着ローラ
200 コントローラ
201 CPU
202 メモリ
203 現像離間板駆動部
204 外部装置
205 転写搬送ベルト当接/離間駆動部

Claims (6)

  1. トナー像を担持する複数の像担持体と、該複数の像担持体の各々に担持されたトナー像を順次転写材に転写するように該転写材を搬送する転写材搬送手段と、前記転写材にトナー像を転写する場合、前記転写材搬送手段と前記複数の像担持体とをすべて当接させる第1の転写モードと、前記転写材搬送手段と前記複数の像担持体のうち所定の像担持体を当接させる第2の転写モードとを切り替える切替手段と、前記複数の像担持体のうち所定の担持体とは異なる担持体に担持されたトナー像を前記転写材に転写しない場合、前記第2の転写モードで動作すると判定する判定手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記判定手段が前記第2の転写モードで転写すると判定した場合であっても、該転写を行う転写材が所定の条件を満たすときは、前記切替手段が第1の転写モードに切り替えるよう制御する切替制御手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定の条件は、前記転写材のサイズが所定のサイズより大きいであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の条件は、前記転写材が所定の材質であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記切替手段の制御を無効とするか否かの指定受信する受信手段をさらに備え、
    前記切替制御手段は、前記受信手段が前記切替手段の制御を無効とする指定を受信したときは、前記判定手段の判定にかかわらず、第1の転写モードに切り替えるよう制御することを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定の像担持体は、モノクロのトナー像を担持する担持体であり、前記異なる担持体は、カラーのトナー像を担持する担持体であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. トナー像を担持する複数の像担持体と、該複数の像担持体の各々に担持されたトナー像を順次転写材に転写するように該転写材を搬送する転写材搬送手段と、前記転写材にトナー像を転写する場合、前記転写材搬送手段と前記複数の像担持体とをすべて当接させる第1の転写モードと、前記転写材搬送手段と前記複数の像担持体のうち所定の像担持体を当接させる第2の転写モードとを切り替える切替ステップと、前記複数の像担持体のうち所定の担持体とは異なる担持体に担持されたトナー像を前記転写材に転写しない場合、前記第2の転写モードで動作すると判定する判定ステップとを備えた画像形成方法であって、
    前記判定ステップにより前記第2の転写モードで転写すると判定された場合であっても、該転写を行う転写材が所定の条件を満たすときは、前記切替ステップにより第1の転写モードに切り替えるよう制御する切替制御ステップ
    を備えたことを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010181650A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム

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