JP2006120479A - 画像表示装置 - Google Patents

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重實 平澤
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健二 加藤
Akira Hatori
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】 前面基板と背面基板との接着時における前面基板と背面基板との封着ずれを軽減させ、高品位の画像表示を得る。
【解決手段】内面に陽極,蛍光体層61,メタルバック膜62及びブラックマトリクス膜63を有する前面基板1と、複数の陰極配線51とこの陰極配線51に夫々に形成された複数の電子源52とを内面に有し、前面基板1と所定の間隔を有して対向配置された背面基板2と、両基板間に形成される表示領域を周回して介挿され、所定の間隔を保持する支持枠3と、表示領域内で両基板間に介挿され、前面基板1と背面基板2との間に固定部材11a,11bを介して固定された複数のスペーサ4とを有し、支持枠3の一方の面と前面基板1との間及び支持枠3の他方の面と背面基板2との間を封着部材10a,10bを介して気密封着して構成され、スペーサ4の高さを支持枠3の高さよりも高くすることにより、両基板間隔がスペーサ4の高さに制御される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、前面基板と背面基板との間に形成される真空中への電子放出を利用した画像表示装置に係り、特に両基板間を所定間隔に保持固定させる支持体と間隔保持部材との組み合わせ構造に関するものである。
高輝度,高精細に優れたディスプレイデバイスとして従来からカラー陰極線管が広く用いられている。しかしながら、近年の情報処理装置やテレビ放送の高画質化に伴い、高輝度,高精細の特性を有すると共に軽量化,薄型化を実現可能とした平板型ディスプレイ(パネルディスプレイ)の要求が高まっている。
その典型的な例として液晶表示装置,プラズマ表示装置などが実用化されている。また、特に高輝度化が可能なものとして電子源から真空中への電子放出を利用した画像表示装置(例えば、電子放出型表示装置、電界放出型表示装置、FED等と呼ばれるもの)や低消費電力を特徴とする有機ELディスプレイなど種々の型式のパネル型表示装置の実用化も図られている。
このようなパネル型表示装置のうち、上記電子放出型表示装置には、C.A.Spindtらにより発案された電子放出構造を有するもの、メタル−インシュレータ−メタル(MIM)型の電子放出構造を有するもの、量子論的トンネル効果による電子放出現象を利用する電子放出構造(表面伝導型電子源とも呼ばれる)を有するもの、さらにはダイアモンド膜やグラファイト膜,カーボンナノチューブの有する電子放出現象を利用するものなどが知られている。
また、このようなパネル型表示装置のうち、電界放出型画像表示装置は、内面に電界放出型の電子源を有する陰極配線及び制御電極などを形成した背面基板と、この背面基板と対向する内面に陽極及び蛍光体を形成した前面基板とを両基板内周縁部に支持枠を介挿して貼り合わせて気密封着してパネルとし、そのパネルの密閉空間を外界の気圧より低圧または真空状態に保持されて構成される。上記制御電極は陰極配線とは絶縁層を介してあるいは絶縁間隙を有して当該陰極配線と交差させて設置される。
また、上記制御電極には、陰極配線上に有する電子源からの電子を通過させる単数または複数の開孔を画素毎に有している。さらに背面基板と前面基板との間の間隔を所定値の間隔に保持するために、当該背面基板と前面基板との間に間隔保持部材が介在されている。なお、この間隔保持部材は、例えばガラスやセラミックスの薄板で形成され、画素を避けた位置に植立される。
図9は、従来のこの種のパネル型表示装置としての画像表示装置の一例を説明する要部断面図である。この画像表示装置は、複数の電子放出素子5を搭載した背面板(背面基板)2と、この背面板2に対向して配置されるとともに電子放出素子5から放出される電子線の照射により画像が形成される画像形成部材6を搭載した前面板(前面基板)1と、背面板2と前面板1との間にあって背面板2及び前面板1の周縁部を支持する支持枠3と、前面板1と背面板2との間に支柱として配置されるスペーサ(間隔保持部材)4とを有して構成されている。
このように構成される画像表示装置は、これらの複数の構成部材をフリットガラスを用いて互いに接合して気密構造を形成する。その際には、図10に要部拡大断面図に示すように、支持枠3を固定するために背面板2(または前面板1)に予め塗布されるフリットガラス10の仮焼成後の塗布厚を、スペーサ4を固定するために背面板2(または前面板1)に塗布されるフリットガラス11の仮焼成後の塗布厚より厚くしている。つまり、支持枠3を固定するフリットガラス10の仮焼成後の厚さをH1とし、スペーサ4を固定するフリットガラス11の仮焼成後の厚さをH2としたとき、H1>H2の関係を持たせて接合固定させている。これによってスペーサ4または電子放出素子5の破損を防止させている。この種の画像表示装置に関しては、下記特許文献1に開示されている。
また、図11は、画像表示装置の他の一例を説明する要部断面図である。この画像表示装置は、スペーサ4の長さを支持枠3により規定される背面板2と前面板1との間の間隔よりも短くし、スペーサ4の一端を接着部材(フリットガラス)11を用いて背面板2(または前面板1)に接合固定させている。つまり、支持枠3の長さをL1とし、スペーサ4の長さをL2としたとき、L1>L2の関係を持たせて接合固定させている。これによって耐大気圧強度及び耐衝撃性を向上させている。この種の画像表示装置に関しては、下記特許文献2に開示されている。
特許第3129909号(特開平7−302540号公報) 特許第3241219号(特開平7−230776号公報)
しかしながら、特許文献1に記載されている画像表示装置では、支持枠3を固定するフリットガラス10の仮焼成後の塗布厚H1をスペーサ4を固定するフリットガラス11の仮焼成後の塗布厚H2よりも厚くして接着固定させているので、パネル組み立て時にフリットガラス10の溶解後に初めてスペーサ4がフリットガラス11に接するので、スペーサ4が傾斜し、位置合わせズレが発生し易いという課題があった。
また、特許文献2に記載されている画像表示装置は、支持枠3の長さL1をスペーサ4の長さL2よりも長くして接着固定させるので、支持枠3の長さL1によりパネルの厚さが決定され、この結果、大気圧の荷重がスペーサ4に均一に印加されなくなり、大気圧の応力に対する安全性が得られないという課題があった。
前述した特許文献1及び特許文献2を含めてFED等のパネル型表示装置では、前面板1と背面板2との間の表示領域内に配設するスペーサ4を位置ズレや傾きなどが発生しない状態で保持固定することが極めて困難であり、また、スペーサ4が損傷すること及び損傷したスペーサ4により電子放出素子5及びその電極などに損傷を与えるなどの問題もあり、更にはスペーサ4の固着工程を付加することにより、気密封着部にクラックやリークなどが発生する恐れもあり、これらの解決が課題となっている。
また、スペーサ4と前面板1及び背面板2との接着固定は、一般に気密封着材用のフリットガラス10と同じフリットガラス11が用いられる。結晶化フリットガラスは長時間の加熱により結晶化が進行し、熱膨張係数等の物性値が変化して衝撃等によりクラックが発生したり、気密封着が損なわれてリークが生じたりする恐れがある。また、非晶質フリットガラスは再加熱温度により軟化し、この軟化により一旦固定されていたスペーサに位置ズレや傾きが生じ、更にはスペーサが損傷する恐れもある等の課題があった。
したがって、本発明は前述した従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、前面基板と背面基板との接着時における前面基板と背面基板との封着ずれを低減させ、これによって高品位の画像表示が得られる画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前面基板と背面基板と支持体と間隔保持部材とで構成される表示パネルの全体に加わる大気圧の応力をほぼ均等に分散させることによって間隔保持部材の傾斜及び損傷等を回避させ、これによって信頼性の高い画像表示が得られる画像表示装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明による画像表示装置は、内面に陽極及び蛍光体を有する前面基板と、複数の陰極配線と前記陰極配線に夫々に形成された複数の電子源とを内面に有し、且つ前面基板と所定の間隔を有して対向配置された背面基板と、前面基板と背面基板との間に形成される表示領域を周回して介挿され、且つ所定の間隔を保持する支持体と、表示領域内で前面基板と背面基板との間に介挿され、且つ前面基板と背面基板との間に固定部材を介在させて少なくとも一方を固定された複数の間隔保持部材とを備え、背面基板と支持体の一端部との間及び前面基板と当該支持体の他端部との間に封着部材を介在させて気密封着され、間隔保持部材の高さを支持体の高さよりも高くすることにより、前面基板と背面基板との間隔が間隔保持部材の高さ寸法によって制御されるので、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、背面基板と支持体の一端部との間に第1の封着部材を介在させて気密封着され、且つ前面基板と当該支持体の他端部との間に第2の封着部材を介在させて気密封着され、間隔保持部材の高さを支持体の高さよりも高くすることにより、前面基板と背面基板との間隔が間隔保持部材の高さ寸法によって制御されるので、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材の厚さと、第2の封着部材の厚さとを互いに異ならせることにより、前面基板と背面基板との間隔が間隔保持部材の高さ寸法によって制御されるので、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材の厚さを、第2の封着部材の厚さより厚くすることにより、前面基板と背面基板との間隔が間隔保持部材の高さ寸法によって制御されるので、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材と、第2の封着部材とで組成物質を互いに異ならせることにより、前面基板と背面基板との間隔を間隔保持部材の高さ寸法によって制御させることで、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材を結晶化フリットガラスとし、第2の封着部材を非晶質フリットガラスとすることにより、前面基板と背面基板との間隔を間隔保持部材の高さ寸法によって制御させることで、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材を軟化点の高い非晶質フリットガラスとし、第2の封着部材を第1の封着部材の軟化点よりも低い非晶質フリットガラスとすることにより、前面基板と背面基板との間隔を間隔保持部材の高さ寸法によって制御させることで、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材を非晶質フリットガラスとし、第2の封着部材をシリコン系接着剤とすることにより、前面基板と背面基板との間隔を間隔保持部材の高さ寸法によって制御させることで、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、第1の封着部材を結晶化フリットガラスとし、第2の封着部材をシリコン系接着剤とすることにより、前面基板と背面基板との間隔を間隔保持部材の高さ寸法によって制御させることで、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明による他の画像表示装置は、好ましくは、上記構成において、背面基板と間隔保持部材の一方の面とを固定する第1の固定部材と、前面基板と間隔保持部材の他方の面とを固定する第2の固定部材とで組成物質を異ならせることにより、前面基板と背面基板との間隔を間隔保持部材の高さ寸法によって制御させることで、背景技術の課題を解決することができる。
なお、本発明は、上記各構成及び後述する実施の形態に記載される構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱することなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明によれば、間隔保持部材の高さを支持体の高さよりも高くすることにより、前面基板と背面基板との間の間隔が間隔保持部材の高さ寸法によって制御されて規定されるので、前面基板と背面基板との間で支持体の封着ズレ量が減少し、前面基板と背面基板との間の間隔が平行に高精度で制御されて保持されるので、これによって高品位の画像表示が実現可能となるなどの極めて優れた効果が得られる。
また、本発明によれば、背面基板と支持体の一方の面との間が第1の封着部材を介在させて気密封着され、前面基板と支持体の他方の面との間が第2の封着部材を介在させて気密封着されることにより、両基板相互間の間隔が確実に保持されるとともに、間隔保持部材の損傷及びこれに伴う電極等の損傷も回避できるので、これによって信頼性の高い画像表示が実現可能となるなどの極めて優れた効果が得られる。
また、本発明によれば、前面基板と背面基板と支持体と間隔保持部材とで構成される表示パネルの全面に加わる大気圧の応力がほぼ均等に分散されるので、間隔保持部材の傾斜等を回避でき、これによって安全性が大幅に向上するので、信頼性の高い画像表示が実現可能となるなどの極めて優れた効果が得られる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による画像表示装置の実施例1による電子放出型の表示装置の概略構成を説明する要部平面図、図2は図1のA−A´線から切断した要部拡大断面図、図3は図2の要部拡大断面図である。図1乃至図3において、参照符号1は透光性ガラス板材からなる前面基板、2は前面基板1と同様に透光性ガラスまたはアルミナなどのセラミックス板材からなる背面基板であり、これらの前面基板1及び背面基板2は板厚が例えば約3mm程度の絶縁性基板から形成されている。3はガラスまたはフリットガラス材などの成形体を切断し、枠状に組み立てて接着固定させて形成された外枠を兼ねた支持体としての支持枠であり、この支持枠3は、前面基板1と背面基板2との間の周縁部に接着固定により設置され、前面基板1と背面基板2との間の間隔を所定寸法、例えば約3mm程度に保持させている。
また、4は間隔保持部材としての板状のスペーサであり、このスペーサ4は、例えば約0.1mm程度以下の薄いガラス板またはアルミナ等のセラミックス板材を約3mm程度の幅(高さ寸法)に切断して形成され、前面基板1及び背面基板2の基板面にほぼ垂直で一方向(x方向)に延在し、他方向(y方向)に複数枚並設して配置され、支持枠3と協働して前面基板1と背面基板2との間の間隔を所定の寸法に保持させている。この構成では、図3に示すようにスペーサ4は、その高さをaとし、上記支持枠3の高さをbとしたとき、スペーサ4と支持枠3とは、a>bの高さ関係を有している。なお、スペーサ4の高さaの公差(ばらつき)は±10μm程度であり、支持枠3の高さbの公差は±100μm程度であるが、常にb−aが0〜−100μmの範囲にある。
また、5は電子放出素子群であり、この電子放出素子群5は、陰極配線51と電子源52と制御電極53とから構成され、背面基板2上に所定の間隔で配置されている。この陰極配線51は、背面基板2の内側表面に複数本が一方向(x方向)に延在し、他方向(y方向)に並設されている。この陰極配線51の端部は、陰極配線引き出し線51aとして背面基板2の二辺に分けられて気密封着部の外側に引き出されている。この陰極配線51は、例えば蒸着法などにより形成するか、または例えば粒径1〜5μm程度の導電性銀粒子に絶縁性を発現する低融点ガラスを混合した銀ペーストを厚膜印刷し、例えば約600℃の温度で焼成して形成することなどにより設けられている。
また、制御電極53は、陰極配線51の上方に陰極配線51と絶縁されて配置され、この制御電極53の端部は、制御電極引き出し線53aとして背面基板2の他の一辺で気密封着部の外側に引き出されている。
さらに、陰極配線51上に所定の間隔で配置された電子源52は、ダイアモンド膜やグラファイト膜またはカーボンナノチューブなどから形成されている。この形成方法としては、例えば厚膜印刷されて焼成された陰極配線51の表面にカーボンナノチューブペーストを印刷し、例えば真空中で約590℃の温度にて焼成する方法などが用いられる。
また、参照符号6は、画像形成部材であり、この画像形成部材6は、蛍光体膜61とこの蛍光体膜61上に被着されたメタルバック膜62と、ブラックマトリクス(BM)膜63とから形成され、前面基板1の内面上に配置されている。
また、参照符号10aは、背面基板2と支持枠3の一方の端面とを封着する封着部材であり、この封着部材10aは、例えばPbO:約72wt%、B23:約10wt%、ZnO:約10wt%程度の組成からなる結晶化フリットガラスにより形成されている。また、参照符号10bは、前面基板1と支持枠3の他方の端面とを封着する封着部材であり、この封着部材10bは、例えばPbO:75wt%〜80wt%、B23:約10wt%、その他10wt%〜15wt%程度の組成からなる非晶質フリットガラスにより形成されている。
また、図3に示すように背面基板2と支持枠3とを封着する封着部材10aは、その封着厚さをSaとし、前面板1と支持枠3とを封着する封着部材10bの封着厚さをSbとしたとき、Sa>Sbの厚さ関係を有して封着されている。これによって支持枠3の上下端面に前面基板1と背面基板2とが配置されてz方向に積層された前面基板1と背面基板2との周縁部が気密封着されている。また、支持枠3と前面基板1,背面基板2とで囲繞された部分が画像表示領域12(図1参照)を構成しており、この表示領域12の部分はその内部が真空状態に保持される。
ここで封着部材10a,10bを介して行う気密封着は、例えば窒素雰囲気中で例えば約430℃程度の温度で行い、その後、約350℃程度に加熱しながら、排気して真空に封止する方法で行う。なお、上記z方向は重畳された前面基板1及び背面基板2と直交する方向を示す。
また、参照符号11a,11bは、スペーサ4と前面基板1及び背面基板2とをそれぞれ固定する固定部材である。この固定部材11aは、例えばヒステリシス特性を有する物質としてB23とPbOとZnOとを主成分とする組成からなる結晶化フリットガラスにより形成され、背面基板2とスペーサ4の下端面42とが固定されている。
また、固定部材11bは、例えばSiO2とB23とPbOとを主成分とする組成からなる非晶質フリットガラスにより形成され、前面基板1とスペーサ4の上端面41とが固定されている。これらの固定部材11a及び固定部材11bのうち、固定部材11bがスペーサ4の硬度とほぼ同等もしくは低い硬度を有する非晶質フリットガラスにより形成されている。
このような構成において、陰極配線51上に配置された電子源52から放射された電子は、約100V程度のグリット電圧の印加された制御電極53の電子通過孔で制御され、この電子通過孔を通過し、数KV〜10数KVの陽極電圧の印加された画像形成部材に向かい、メタルバック層62(陽極)を通過して蛍光体層61に射突して蛍光体61を発光させ、映視像面に所望の表示を行う構成となっている。そして、陰極配線51と制御電極53との交差部にマトリクス状に単位画素が形成され、このマトリクス配列された画素で表示領域が形成される。一般的には単位画素の三個のグループで赤(R),緑(G),青(B)からなるカラー画素が形成される。
このように構成された画像表示装置において、スペーサ4はその高さaが支持枠3の高さbよりも高くして形成されているので、支持枠3と背面基板2とを封着する封着部材10aの封着厚さSaを、支持枠3と前面基板1とを封着する封着部材10bの封着厚さSbよりも厚くすることによって前面基板1と背面基板2との封着時には封着厚さSbの薄い封着部材10bで封着され、前面基板1と背面基板2との間の間隔がスペーサ4の高さaとほぼ等しい範囲に制御される。また、封着厚さSaの厚い封着部材10aは、支持体3の高さバラツキを吸収して公差の少ないスペーサ4の高さaとほぼ同等の高さで封着されることになる。
つまり、前面基板1と背面基板2との封着時の封着ズレは、支持枠3の上下端面を封着する封着部材10a,10bの封着厚さに対してほぼ比例関係にあり、層厚の薄い封着部材10bの方が封着ズレが生じ難い。したがって、層厚の厚い封着部材10aの方で支持枠3の高さのバラツキを吸収することによって、支持枠3と協働して前面基板1と背面基板2との間の間隔がスペーサ4の高さa寸法で高精度に保持されることになる。
これによって前面基板1と背面基板2と支持枠3とで構成されるパネルへの応力の集中が少なくなり、スペーサ4の損傷などを大幅に低減させることができる。また、面方向への位置合わせズレが発生し難くなるので、気密封着部分におけるクラックやリークなどが発生する恐れもなくなる。
なお、上記実施例では、スペーサ4の高さaを支持枠3の高さbよりも大きくした場合について説明したが、支持枠3とスペーサ4との高さとしてa=bの関係を持たせても封着厚さSaの大きい封着部材10aによって支持枠3の高さbのバラツキを吸収することができるので、前面基板1と背面基板2との封着ずれ量を減少させることができる。なお、スペーサ4と支持枠3との高さ関係をa<bとすると、スペーサ4が前面基板1と背面基板2との間に固定部材11a,11bを介して十分に接着固定されなくなり、両基板間を所定間隔に維持できなくなるとともに、支持枠3と前面基板1及び背面基板2との気密封着部にリークが発生し易くなる。したがって、スペーサ4と支持枠3との高さ関係は、a≧bの範囲が好適である。
一般に前面基板と背面基板との接着時には、前面基板と背面基板との合わせズレが生じることは知られており、また、封着部材の層厚が厚くなるに伴って封着ズレ量が大きくなる。このために本実施例では、接着時には、図4に要部断面図で示すように前面基板1の所定位置に封着厚さSbの薄い非晶質フリットガラスからなる封着部材10b及び固定部材11bを塗布し、固定部材11b上に高さaの複数のスペーサ4を接着させ、仮焼成により接合し、スペーサ4が吊り下げられた状態で保持されるように組み立てる。次に背面基板2上の周縁部には封着厚さSaの厚い結晶化フリットガラスからなる封着部材10aを塗布し、その内側領域にはその所定位置に封着厚さSaよりも厚さの薄い例えば非晶質フリットガラスからなる固定部材11aを塗布して仮焼成する。
次に背面基板2の周縁部に塗布された封着部材10a上に高さbの支持枠3を載置して前面基板1と背面基板2とを対向させて重ね合わせて組み合わせ、焼成処理を行うことにより、前面基板1と背面基板2との間の間隔がほぼスペーサ4の高さa寸法に制御され、規正されて封着固定されることになる。
なお、本実施例では、背面基板2側に封着部材10a及び固定部材11aを塗布し、封着部材10a上に支持枠3を接着し、前面基板1側に封着部材10b及び固定部材11bを塗布し、前面基板1と背面基板2とを対向させて組み合わせて接着固定させた場合について説明したが、他の手段として図5に要部断面図で示すように背面基板2上に固定部材11aを塗布し、この固定部材11a上に複数のスペーサ4を接着して前面基板1と背面基板2とを対向させて組み合わせることによっても、支持枠3の高さバラツキhがスペーサ4の高さaのバラツキ(±10μm以内)に制御され、規正されて封着固定される。また、支持枠3の接着が前面基板1と背面基板2とで逆であっても良いことは勿論である。また、本実施例では、封着部材10は、結晶化フリットガラス、非結晶化フリットガラスで説明しているが、同一部材であっても良いことは勿論である。
また、本発明の画像表示装置の実施例2として封着部材10aの封着厚さSaが封着部材10bの封着厚さSbよりも厚い場合には、支持枠3を接着固定させる封着部材10a及び封着部材10bとしてそれぞれ前面基板1側と背面基板2側とで異なる材質の封着部材を用いるものである。例えば下記表1に具体例2〜具体例4で示すような組み合わせを用いることができる。
Figure 2006120479
このように前面基板1側と背面基板2側とで組成物質の異なる封着部材10a,10bを用いることにより、封着厚さSbの封着部材10bは、封着厚さSaの封着部材10aに比べ、高温での粘度が違い、封着時には主に封着部材10bが溶けて封着される。すなわち、封着厚さSbが主に潰れることにより、ズレ量を小さくすることができる。
また、背面基板2側の固定部材11aと前面基板1側の固定部材11bとでフリットガラスの組成を異ならせても良い。例えば前面基板1側及び背面基板2側のうち、いずれか一方の固定部材の硬度をスペーサ4の硬度とほぼ同等もしくは低くする。これによってスペーサ4の高さaの公差(バラツキ)が小さいので、前面基板1と背面基板2と支持体3とで構成されるパネルへの真空応力の集中が少なくなり、ほぼ均等に分散される。また、固定部材11a,11bの硬度がスペーサ4と同等であってもスペーサ4の損傷を少なくすることができる。
図6は、本発明による画像表示装置の実施例3による電子放出型の表示装置の概略構成を説明する要部断面図であり、前述した図と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。なお、図6では背面基板2の内面に形成される電子放出素子群5及び前面基板1の内面に形成される画像形成部材6などの詳細については省略されている。図6において、スペーサ4は、薄いガラス板またはアルミナ等のセラミックス板材を切断して小片部品に分割して作製できるので、その高さaの交差を小さくして形成することができる。
図7に要部拡大断面図で示すように前面基板1と背面基板2との間の間隔を支持枠3の高さb寸法で制御しようとすると、支持枠3は真空シールの役割も併せ持っているので、全周縁部にわたってその高さb寸法の公差を小さくしようとすると、支持枠3の加工費が膨大になってしまう。また、封着部材10cは、その高さbのバラツキを吸収し、且つ真空シールを維持させる必要性から、固定部材11cの溶解接着時に電子放出素子群5と画像形成部材6との間の間隔の制御までも含めることは困難である。
したがって、前面基板1と背面基板2との間を所定の間隔に保持するスペーサ4の高さaと、その支持枠3の高さbとに例えばa−b=0.10mmの高さ関係を持たせて形成する。ここで、支持枠3の高さb公差は、前述したように±0.1mm(±100μm)であるので、支持枠3の両端面に厚さSc=約0.1mmの封着部材10cにより封着する。一方、スペーサ4の両端面には厚さSd=約0.03mmの導電性固定部材11cで固着する。
支持枠3の封着部材10cの厚さScは、パネルに組み上げる前は約0.2mm程度の厚さに形成されるが、パネルになった時には支持枠3の厚さScのバラツキに合わせて0.1±0.08mmとなった。このときのスペーサ4の固定部材11cの厚さSdは、組み立て前では0.04±0.01mm程度であったが、パネル化後は約0.03mmであった。
なお、スペーサ4の高さaの公差は約10μm、望ましくは約5μm以下とし、支持枠3の高さbの公差の約1/5以下で形成されている。この場合、前面基板1の内面に形成される電子放出素子群と背面基板2の内面に形成される画像形成部材との間の間隔は、2〜15mmの範囲であり、また、スペーサ4の大きさは、表示画面の短辺方向で5mm〜1000mmの範囲の長さで形成されている。
また、内面に電子放出素子群5を形成した背面基板2と同様に内面に画像形成部材6を形成した前面基板1とをアライメントする際は、合わせ機構上で両基板が支持枠3及びスペーサ4などに接触しないように浮かせた状態で行った後に両基板間の間隔を徐々に狭くさせて互いに接するように対向させて仮接着する。
ここで、前面基板1と背面基板2との間に加圧させた状態で固定部材11c介して行うスペーサ4の固着は、例えば窒素雰囲気中で例えば450±30℃の温度で行い、次に封着部材10cを介して行う支持枠3の気密封着は、同様に窒素雰囲気中で例えば430±30℃の温度で行い、その後、例えば350±30℃で加熱しつつ、排気して真空封止することによりパネル化させる。
これによってスペーサ4は、その両端部が固定部材11c内に食い込み、前面基板1と背面基板2とが接合される。また、固定部材11c内に含有されている導電性粒子の焼結及び接触などにより、スペーサ4への導通が確保される。これによって固定部材11cは10E+10Ω・cm以下の抵抗値となった。
パネルに組み立てた時には、封着部材10cと前面基板1及び背面基板2との界面が十分に馴染み、濡れている状態が確認された。同様にスペーサ4を固着する固定部材11cも図8に要部拡大断面図で示すようにスペーサ4の一端部が矢印Aで示すにように十分に濡れ、且つ固定部材11c内に約0.02mm程度埋め込まれていることが確認できた。
また、このスペーサ4の他端部と図7に示す背面基板2との間に固着される固定部材11cにおいてもスペーサ4の一端部が上記同様の構造で固定部材11c内に埋め込まれていた。
なお、上記実施例においては、スペーサ4の上下端と、前面基板1及び背面基板2とをそれぞれ固定する固定部材11cの固着厚さ(パネル化後の厚さ)Sdを約0.03mmとしたが、この固着部材11cの厚さSdが約5μm未満では、スペーサ4の表面の凹凸及びこの固着部材11c内に含まれるフィラー等によりパネル側に部分的な応力の集中が発生し易くなり、クラックを引き起こす要因となる。
また、本実施例においては、スペーサ4の一端部が固定部材11cに埋め込まれている深さSeが約0.02mm程度とした場合について説明したが、この深さSeが浅いと、スペーサ4が倒れ易くなり、また、逆に深すぎると、高電圧が不規則に帯電されて電子の軌道に悪影響を及ぼすことになる。したがって、前面基板1とスペーサ4との間の間隔Seは20±15μmの範囲が好適であった。
なお、前述した実施例において、封着部材10cのシール後の封着厚さScが0.1±0.08mmとした場合について説明したが、封着部材10cの厚さScが約20μm未満では、封着部材10c中に含まれるフィラー等の粒子性物質により真空封止ができない場合があり、十分な真空度を保持できずにリークしてしまう場合が多い。
また、逆にその厚さScが約180μmを超えると、封着部材10cが溶解(軟化)時にパネル内部を真空排気するために内部に引き込まれてしまう傾向が大きくなる。また、封着部材10cの内部に気泡を内蔵し易くなり、これが製作工程中で連続して発生すると、真空不良を引き起こすことになる。したがって、封着部材10cの厚さScは、シール後の厚さで20μm〜180μmの範囲が好適である。
このような構成においては、小片部品に分割して作製されたスペーサ4によってパネル全体に加わる圧力を均等に分散できるので、大気圧の応力に対応する安全性を向上させることができる。また、このスペーサ4は、個々の小片部品に加工する以前に薄いガラス板またはアルミナ等のセラミックス板材などの平板に切り込みを入れて小片部品として作製することができるので、製作コストの上昇も殆ど生じず、低コストにて実現可能となる。
また、上記構成において、固定部材11c内には導電性粒子が含有されているので、スペーサ4への導通が確保され、スペーサ4の帯電防止効果が得られるとともに、スパークの発生を抑制する効果も同時に期待できる。
また、前述した実施例においては、前面基板1と背面基板2との間を所定の間隔に保持するスペーサ4の高さaと、その支持枠3の高さbとでa−b=0.10mmの高さ関係を持たせて形成した場合について説明したが、支持枠3及びスペーサ4の高さバラツキ並びに封着部材10c及び固定部材11cの厚さバラツキなどを考慮すると、a−b=0.15±0.10mmの範囲の高さ関係が好適であった。
また、前述した実施例においては、複数のスペーサ4を直線状に配列させた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、千鳥状などの各種の形状に配列しても前述と同様の効果が得られることは言うまでもない。
なお、前述した実施例においては、画像表示装置として内面に蛍光体及びブラックマトリクスを有し、蛍光体及びブラックマトリクスの背面に陽極を有する前面基板を用いたFEDに適用した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、プラズマディスプレイ(PDP)やメタル−インシュレータ−メタル型電子放出源を有するパネル型ディスプレイに適用しても前述と全く同様の効果が得られることは勿論である。
本発明による画像表示装置の実施例1による構成を示す模式平面図である。 図1のA−A´線の要部拡大断面図である。 図2の要部拡大断面図である。 本発明による画像表示装置に係る前面基板と背面基板との組み合わせ構造を示す要部断面図である。 本発明による画像表示装置に係る前面基板と背面基板との他の組み合わせ構造を示す要部断面図である。 本発明による画像表示装置の実施例3による構成を示す要部断面図である。 図6に示す画像表示装置の要部拡大断面図である。 図6に示す画像表示装置の要部拡大断面図である。 従来の画像表示装置の基本構造を示す要部断面図である。 図9に示す画像表示装置の背景技術の課題を説明する要部拡大断面図である。 図9に示す画像表示装置の背景技術の課題を説明する要部拡大断面図である。
符号の説明
1・・・前面基板、2・・・背面基板、3・・・支持枠(支持体)、4・・・スペーサ(間隔保持部材)、5・・・電子放出素子群、51・・・陰極配線、51a・・・陰極配線引き出し線、52・・・電子源、53・・・制御電極、53a・・・制御電極引き出し線、6・・・画像形成部材、61・・・蛍光体膜、62・・・メタルバック膜、63・・・ブラックマトリクス膜、10a・・・封着部材、10b・・・封着部材、10c・・・封着部材、11a・・・固定部材、11b・・・固定部材、11c・・・固定部材、12・・・表示領域。

Claims (10)

  1. 内面に陽極及び蛍光体を有する前面基板と、
    複数の電子源を内面に有し、且つ前記前面基板と所定の間隔を有して対向配置された背面基板と、
    前記前面基板と前記背面基板との間に形成される表示領域を周回して介挿され、且つ前記所定の間隔を保持する支持体と、
    前記表示領域内で前記前面基板と前記背面基板との間に介挿され、且つ前記前面基板と前記背面基板との間に少なくとも一方を固定部材を介在させて固定された複数の間隔保持部材と、
    を備え、
    前記背面基板と前記支持体の一端部との間及び前記前面基板と当該支持体の他端部との間に封着部材を介在させて気密封着され、前記間隔保持部材の高さを前記支持体の高さよりも高くしたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 内面に陽極及び蛍光体を有する前面基板と、
    複数の電子源を内面に有し、且つ前記前面基板と所定の間隔を有して対向配置された背面基板と、
    前記前面基板と前記背面基板との間に形成される表示領域を周回して介挿され、且つ前記所定の間隔を保持する支持体と、
    前記表示領域内で前記前面基板と前記背面基板との間に介挿され、且つ前記前面基板と前記背面基板との間に少なくとも一方を固定部材を介在させて固定された複数の間隔保持部材と、
    を備え、
    前記背面基板と前記支持体の一端部との間に第1の封着部材を介在させて気密封着され、且つ前記前面基板と当該支持体の他端部との間に第2の封着部材を介在させて気密封着され、前記間隔保持部材の高さを前記支持体の高さよりも高くしたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記第1の封着部材の厚さと、前記第2の封着部材の厚さとが互いに異なることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記第1の封着部材の厚さを、前記第2の封着部材の厚さより厚くしたことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記第1の封着部材と、前記第2の封着部材とで組成物質が互いに異なることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の画像表示装置。
  6. 前記第1の封着部材を結晶化フリットガラスとし、前記第2の封着部材を非晶質フリットガラスとしたことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記第1の封着部材を軟化点の高い非晶質フリットガラスとし、前記第2の封着部材を前記第1の封着部材の軟化点よりも低い非晶質フリットガラスとしたことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  8. 前記第1の封着部材を非晶質フリットガラスとし、前記第2の封着部材をシリコン系接着剤としたことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  9. 前記第1の封着部材を結晶化フリットガラスとし、前記第2の封着部材をシリコン系接着剤としたことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  10. 前記背面基板と前記間隔保持部材の一端部とを固定する第1の固定部材と、前記前面基板と前記間隔保持部材の他端部とを固定する第2の固定部材とで組成物質が互いに異なることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の画像表示装置。
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