JPH0442186A

JPH0442186A - 定着装置

Info

Publication number: JPH0442186A
Application number: JP2148479A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Kanesashi; 金刺　明広
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-06-08
Filing date: 1990-06-08
Publication date: 1992-02-12
Also published as: US5138379A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、たとえば、電子複写機に備えられる定着装置
に関する。

（従来の技術）一般に、この種の定着装置は定＠（加熱）ロラに圧力ロ
ーラを圧接してなり、これら定着ロラと圧力ローラとの
間に画像転写済みの用紙を通過させて画像を定着させる
。

ところで、上記定石ローラの温度は一定あるいは２段階
に制御され、上記圧力ローラはバネなどにより、一定の
圧力で定着ローラに圧接されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来においては、外気温度あるいは湿度
が変化しても、定着ローラの温度および圧力ローラの圧
接力がほぼ一定化されていたため、外気温度が下がって
いる状態や、外気湿度が高く用紙が吸湿している状態で
は、通常の状態と比較して定着性能が悪くなる傾向かあ
る。

また、上記圧力ローラの圧力を高めれば、定着性能を上
げることはできるが、圧力ローラの圧力が必要以上にな
ると、用紙への圧力によるシワや、カール等の不都合が
発生する。

そこで、この発明は、外気温度と外気湿度を検出して加
熱ローラの温度と圧力ローラの加圧力を最適の組み合わ
せにして定着性能を向上できるようにした定着装置を提
供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は上記課題を解決するため、加熱ローラと、この
加熱ローラに圧接する圧力ローラと、外気温度および外
気湿度を検出する検出手段と、この検出手段により検出
された外気温度および外気湿度に応じて上記加熱ローラ
の温度および上記圧力ローラの加圧力を無段階的に制御
する制御手段とを具備してなるものである。

（作用）上記手段により、加熱ローラの温度と圧力ローラの圧力
を外気の温度および湿度に応じて変化させ、外的条件に
対応した温度と圧力で画像を定着させる。

（実施例）以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
。

第２図は電子複写機を示すもので、図中１は装置本体で
ある。

この装置本体１の上面部には原稿台２およびこの原稿台
２を開閉する原稿カバー３が設けられている。

上記装置本体１内の上部側には上記原稿台２にセットさ
れた原稿Ｇに光を照明する照明部５か設けられている。

この照明部５から照射されて原稿Ｇから反射される光は
光学系６を介して後述する感光体７に結像されるように
なっている。

上記光学系６は第１乃至第３のミラー８，９゜１０、レ
ンズ１１、および第４乃至第６のミラー１２．１：３，
１４によって構成されている。

上記第１のミラー８は上記照明部５とともに第１のキャ
リッジ１５に取り付けられ、上記第２および第３のミラ
ー９，１０は第２のキャリッジ１６に取り付けられてい
る。

上記第１および第２のキャリッジ１５．１６は上記原稿
台２に沿って往復走行し、第２のキャリジ１６は第１の
キャリッジ１５の１／２の速度で移動する。

上記装置本体１内の略中央部にはドラム状の感光体７か
回転自在に設置プられている。この感光体７の周囲部に
はその回転方向に沿って順次、帯電器１７、現像器１８
、転写、剥離チャージャ＝１９．２０、クリーニング装
置２１、除電器２２が配設されている。

上記装置本体１の一側部には第１および第２の給紙カセ
ット２５．２６が配設されている。

上記第１および第２の給紙カセッｈ２５，２６内の用紙
Ｐ、、Ｐ２はそれぞれピックアップロラ２７，２８によ
って一枚ずつ取り出される。

この取り出された用紙ｐ、、ｐ２は転接する給紙、分離
ローラ２９，３０を介して用紙搬送路３１へと送られる
。

上記用紙搬送路３１には用紙Ｐ、、Ｐ２の搬送方向に沿
って順次レジシトローラ４０、上記転写、剥離チャージ
ャー１９，２０、搬送ベルト３２、定着器３３および排
出ローラ３４か配設されている。

なお、３５は排紙トレイで、３６は排気ファンである。

しかして、画像を形成する場合には、露光ランプ５ａに
より、上記原稿台２上の原稿Ｇに光が照射される。原稿
Ｇに′照射された光は原稿Ｇから反射され、この反射光
は第１乃至第３のミラー８゜９．１０を介してレンズ１
１に送られる。そして、この光はレンズ１１を通過した
のち、第４乃至第６のミラー１２，１３．１４を介−し
て感光体７に結像される。

感光体６の表面は予め帯電チャージャー１７によって帯
電され、上記結像により画像の静電潜像か形成される。

この静電潜像は現像器］８によって現像される。一方、
このときには、上部あるいは下部の給紙カセット２５．
２６から用紙Ｐ１またはＰ２か送られる。この用紙ＰＩ
　　（Ｐ２）は分離ローラ３０て一枚ずつ分離されてレ
ジストロラ４０へと送られる。用紙ＰＩ　　（Ｐ２）は
このレジストローラ４０て整位されたのち、感光体７と
転写チャージャー］９との間に送られる。ここで、用紙
ｐ、（Ｐ２）に感光体７上の画像が転写チャジャ−１９
の作用により転写される。しかるのち、剥離チャージャ
ー２０の作用により、用紙Ｐ、（Ｐ２）が剥離され、搬
送ベルト３２上へ送られる。用紙Ｐｌ　　（Ｐ２）は搬
送ベルト３２の走行により、定着器３３へと送られ、こ
こで画像が定着されたのち、排紙ローラ３４を介して排
紙トレイ３５に排出される。

また、上記画像の転写後、感光体７上に残留したトナー
はクリーニング装置２１によって除去されたのち、除電
チャージャー２２によって除電され、ついで、再度、帯
電チャージャー１７によって感光体７が帯電され、次の
画像プロセスに備える。

ところで、上記定着装置２３は第１図に示すように構成
されている。

すなわち、図中４１は定石（加熱）ローラて、この定石
ローラ４１の下部には圧力ローラ４２か圧接されている
。上記定着ローラ４１の内部にはヒータランプ４３か備
えられ、定着ローラ４１の表面温度はサーミスタ４４に
よって検出されるようになっている。上記ヒータランプ
４３およびサーミスタ４４はローラ温度制御部４５に接
続され、二〇ローラ温度制御部４５は定着制御部４６を
介して本体制御部４７に接続されている。上記圧力ロー
ラ４１は支持部材４８により支持され、前記支持部材４
８の一端部はコイルスプリング４９によって上方へ付勢
されている。また、上記支持部材４８の他端部は加圧カ
ム５０によって支持されティる。前記加圧カム５０はカ
ム駆動モータ５１によって回動され、その回動位置はカ
ム位置検出スイッチ５２により検出される。

上記カム駆動モータ５１およびカム位置検出スイッチ５
２は圧力制御部５３に接続され、この圧力制御部５３は
上記定着制御部４６に接続されている。

また、上記本体制御部４７には検出手段としての温度セ
ンサー５４と、湿度センサー５５が接続され、上記温度
センサー５４により外気温度、上記湿度センサー５５と
により、外気湿度が検出されるようになっている。

しかして、画像定着時には、画像転写済の用紙ＰＩ　　
（Ｐ２）が定着ローラ４１と圧力ローラ４２との間を通
過し、ここで、加熱されるとともに、加圧されて画像か
定着される。

このとき、温度検知センサー５４により外気温度が検知
されるとともに、湿度検知センサー５５により外気湿度
か検知される。

上記検知温度は本体制御部４７および定着制御部４６を
介してローラ濃度制御部４５に送られ、定着口〜う４１
の表面温度はサーミスタ４４によって検出され、この検
出温度はローラ温度制御部４５に送られる。

ローラ温度制御部４５は外気温度と、定着ロラ４１の表
面温度との関係が第４図に示すように、外気温度か高く
なるにしたがって表面温度か低くなるように、ヒータラ
ンプ４３の発熱量を制御する。

また、上記検知湿度は本体制御部４７および定着制御部
４６を介してローラ温度制御部４５に送られ、ローラ温
度制御部４５は外気湿度と、定着ローラ４１の表面温度
との関係が第５図に示すように、外気湿度か高くなるに
したかって表面温度か高くなるように、ヒータランプ４
３の発熱量を制御する。

一方、上記定着ローラ４１の表面温度と圧力ローラ４２
の加圧力は第３図に示すような関係で制御される。

すなわち、加圧ローラ４２の加圧力が上昇するにしたが
って定着ローラ４１の表面温度が低下するように制御さ
れる。

上記圧力ローラ４２の加圧力は圧力制御部５３からカム
駆動モータ５］に作動指令を与えて加圧カム５０を回動
させることにより制御される。

したがって、定着ローラ４］の表面温度が高くなり、あ
る一定の温度（２００℃）を越えた場合には、圧力ロー
ラ４２の加圧力を高めることにより、定着ローラ４１の
温度を低下させて定着性能を向上できる。

また、定着ローラ４１の表面温度がある範囲たとえば１
８０〜１９０℃で十分な場合には、圧力ローラ４２の圧
力をある限度まで低下させることにより、用紙に対し過
剰な加圧力を与えることがなく、シワやカールの発生が
防止される。

上述したように、外気温度および外気湿度に応して定着
ローラ４１の表面温度および圧力ローラ４２の加圧力を
制御するため、定着性能を良好に維持できる。

［発明の効果］本発明は以上説明したように、外気温度および外気湿度
を検出し、その検ａ値に応じて定着ローラの温度と、加
圧ローラの圧力を変化させるから、常に、最適な定着条
件を得て定着性能を向上できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は発明の一実施例を示すもので、第１図は定着装置
およびその制御部を示す構成図、第２図は電子複写機の
内部構成図、第３図は定着ローラの温度と圧力ローラの
加圧力の関係を示すグラフ図、第４図は外気温度の変化
に対する定着ローラの温度制御を示すグラフ図、第５図
は外気湿度の変化に対する定着ローラの温度制御を示す
グラフ図である。４１・・・加熱ローラ、４２・・・圧力ローラ、５４５
５・・・検出手段、４５，４６，４７．５３・制御手段
。

Claims

【特許請求の範囲】

加熱ローラと、この加熱ローラに圧接する圧力ローラと
、外気温度および外気湿度を検出する検出手段と、この
検出手段により検出された外気温度および外気湿度に応
じて上記加熱ローラの温度および上記圧力ローラの加圧
力を無段階的に制御する制御手段とを具備してなること
を特徴とする定着装置。