JPH10161460A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH10161460A
JPH10161460A JP31763196A JP31763196A JPH10161460A JP H10161460 A JPH10161460 A JP H10161460A JP 31763196 A JP31763196 A JP 31763196A JP 31763196 A JP31763196 A JP 31763196A JP H10161460 A JPH10161460 A JP H10161460A
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heating roll
roll
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heating
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Masayoshi Nishida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギーロスが少ない状態で発熱源を機内
の空間に対して熱的に遮断して機内の温度上昇を防止す
るとともに、定着装置の近傍で詰まった用紙を容易に取
り除けるようにすること。 【解決手段】 加熱ロール11と加圧ロール12を備え
た定着装置において、加熱ロール11と加圧ロール12
とを離接可能に設けると共に、加熱ロール11と加圧ロ
ール12とが離隔状態にあるときに加熱ロール11を囲
む耐熱部材からなる開閉可能な加熱ロールカバー19を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、
画像形成装置において使用される定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において
は、ドラム状或いはベルト状の感光体の表面が帯電器に
より一様に帯電され、この帯電された感光体の表面が露
光装置により画像情報を含む光で露光されて画像情報に
対応した静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置
により現像されてトナー像が感光体の表面に形成され
る。このトナー像は、転写装置により用紙上に転写され
た後、定着装置により用紙に定着される。定着後の用紙
は、画像形成装置の筐体に形成された開口部を通って機
外に排出される。
【0003】上記定着装置としては、一般に、互いに圧
接した状態で配置された加熱ロールと加圧ロールとから
構成される加熱・加圧定着装置が使用されている。この
定着装置は、発熱状態で使用されるので、定着装置から
の熱により機内温度が上昇し、画像形成装置の筐体内の
他の部品、たとえば、感光体に悪影響を与える恐れがあ
る。
【0004】このため、特開昭61−147276公報
や特開平1−49073公報に記載されているように、
定着装置の記録紙通紙部を含む開口部にシャッター機構
を設け、記録紙通紙時にはシャッターを開き、記録紙非
通紙時にはシャッターを閉じることによつて定着装置か
らの放熱を最小限にして、機内温昇によるトナーブロッ
キング等のトラブルを未然に防ぐ手段が採用されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の構成では、以下に説明するような問題点があ
る。
【0006】(1)熱的遮断がなされている範囲が、定
着装置全体と非常に広い為、熱源であるヒートロール近
傍を熱的遮断した場合に比べ、エネルギーロスが大き
い。
【0007】(2)定着装置の近傍で紙詰まりが発生し
たときに、シャッターが閉じている場合には、詰まった
用紙が除去不可能或いは困難であり、また、シャッター
が開いている場合には、詰まった用紙を除去する際に放
熱を防ぐことはできない。
【0008】そこで本発明は、エネルギーロスが少ない
状態で発熱源を機内の空間に対して熱的に遮断して機内
の温度上昇を防止するとともに、定着装置の近傍で詰ま
った用紙を容易に取り除けるようにすることを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱ロールと
加圧ロールを備えた定着装置において、前記加熱ロール
と前記加圧ロールとを離接可能に設けると共に、前記加
熱ロールと前記加圧ロールとが離隔状態にあるときに前
記加熱ロールを囲む耐熱部材からなる開閉可能な加熱ロ
ールカバーを設けたことを特徴とする。
【0010】また本発明は、上下方向に開閉可能な筐体
を有する画像形成装置において使用される加熱ロールと
加圧ロールを備えた定着装置において、前記加熱ロール
と前記加圧ロールとを前記筐体の開閉に連動して離接可
能に設けると共に、前記加熱ロールと前記加圧ロールと
が離隔状態にあるときに前記加熱ロールを囲む耐熱部材
からなる開閉可能な加熱ロールカバーを設けたことを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の定着装置が適用
される画像形成装置の原理的な構成を示す模式図であ
る。
【0012】感光体ドラムからなる像担持体1の表面が
帯電装置2により一様に帯電された後に、露光装置3に
より出力すべき画像に対応する光Lで露光することによ
り、像担持体1の表面上に静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像装置4においてトナーにより現像さ
れ、像担持体1の表面上にトナー像が形成される。この
トナー像は、転写装置5により、給紙トレイ6から供給
された用紙P上に転写される。トナー像が転写された用
紙Pは、剥離装置7により像担持体1の表面から剥離さ
れた後に、定着装置8により定着される。また、転写後
に、像担持体1の表面上に残ったトナーは、クリーナユ
ニット9のクリーニングブラシ10により除去される。
なお、本実施例においては、画像形成装置の筐体が、画
像形成後の用紙搬送経路の近傍を境目として、上カバー
と下カバーに分割されており、鰐口状に開閉可能になっ
ているものとする。
【0013】図2は、図1に示される定着装置8の動作
状態を示す概略断面図である。また、図3は、図2に示
される加熱ロールと加圧ロールの離接機構を示す説明図
である。
【0014】定着装置8は、離接可能に設けられた一対
の定着ロール、すなわち、加熱ロール11と加圧ロール
12とを備えている。図3に示すように、加圧ロール1
2の回転軸13は、フレーム14に形成された円形孔1
5により、ベアリング13aを介して回転自在に支持さ
れている。一方、加熱ロール11の回転軸16は、フレ
ーム14に形成された長孔17により、ベアリング16
aを介して回転自在に、且つ、上下方向に移動可能に支
持されている。加圧ロール12の回転軸13と加熱ロー
ル11の回転軸16との間には、トーションバネ18が
設けられており、支点18aを中心として、加熱ロール
11を加圧ロール12から離間させる方向に力が加わっ
ている。
【0015】上記加熱ロール11の回転軸16は、トー
ションバネ18により上向きの力を受けていると共に、
画像形成装置の筐体の上カバーの一部で押圧されるよう
になっており、上カバーを閉じたときには、回転軸16
は下方に位置し、上カバーを開けたときには、上方に位
置するようになっている。すなわち、上カバー37の下
面に棒状部材38が円筒状の受部39により上下方向に
移動可能に支持された状態で取り付けられている。棒状
部材38の下端部には、径大の押圧部40が形成されて
いる。押圧部40と受部39との間には圧縮スプリング
41が設けられており、棒状部材38は下方に付勢され
ている。なお、棒状部材38の基部には図示しないスト
ッパが設けられており、棒状部材38が受部39から抜
け出さないようにされている。
【0016】図2に示すように、加熱ロール11の周囲
には、加熱ロール11を上方から覆うように、開閉可能
な加熱ロールカバー19が設けられている。この加熱ロ
ールカバー19は、加熱ロール11の大部分を覆う円筒
形状を有しており、加熱ロール11の軸16を挟んで二
つの加熱ロールカバー半部19a,19bに2分割され
ており、加熱ロール11の上方に設けられた軸26を回
動中心として開閉可能となっている。加熱ロールカバー
19の各半部19a,19bは、それぞれ、加熱ロール
11の側部を覆う部分円筒部20a,20bと、この部
分円筒部20a,20bの円周方向先端部から内側に伸
びる平坦部21a,21bとから構成されている。部分
円筒部20a,20bと平坦部21a,21bとは、ア
ルミ板金により一体に形成されている。また、部分円筒
部20a,20bの面が外側表面には、たとえば、特殊
耐熱性樹脂をガラスマットに塗布後、熱圧成型し、不織
布等で表面コートしたもの、たとえば、「カルボジライ
トGシート」(商品名)からなる断熱シート22a,2
2bが被覆されている。
【0017】前記部分円筒部20a,20bの形状は、
図2(c)に示すように、定着装置8の動作中におい
て、部分円筒部20a,20bの内周面と像担持体1の
表面との間の距離がほぼ一定となるように設定され、平
坦部21a,21bが用紙搬送経路に対して平行になる
ように設定されている。
【0018】また、加熱ロールカバー19の各半部19
a,19bには、外方に向けて水平に突出する翼部23
a,23bが溶接等により取り付けられており、頂部フ
レーム24の翼部23a,23bと対向する位置に圧縮
スプリング25a,25bの上端部が取り付けられてい
る。圧縮スプリング25a,25bの下端部は、定着装
置8の動作中においては、図2(c)に示すように、翼
部23a,23bから離れた状態にある。
【0019】上記加熱ロールカバー19は、加熱ロール
11の上方に設けられた軸26を回動中心として開閉可
能となっている。軸26は、リアフレーム27に形成さ
れた長孔28により上下方向に移動方向に移動可能に支
持されており、加熱ロール11が一定距離以上上方に移
動すると、加熱ロール11が加熱ロールカバー19の内
周面に当接し、加熱ロール11の上下動に連動して加熱
ロールカバー19も上下動する。なお、加熱ロールカバ
ー19の下限位置において、翼部23a,23bの下方
にストッパ29a,29bが設けられている。
【0020】一方、加圧ロール12の周囲には、加圧ロ
ール12を下方から覆うように、部分円筒状の加圧ロー
ルカバー30が設けられている。この加圧ロールカバー
30は、加圧ロール12の大部分を覆う円筒形状を有し
ている。加圧ロールカバー30の円周方向先端部には、
軸31a,31bを回動中心として、アーム32a,3
2bが傾動可能に設けられている。アーム32a,32
bの一方の端部にはソレノイド33a,33bのプラン
ジャが連結され、他方の端部は、加熱ロールカバー19
の開放端部の近傍に配置される。また、アーム32a,
32bの他方の端部は、引っ張りスプリング34a,3
4bにより加圧ロール12の軸13の方向に付勢されて
いる。
【0021】次に、上述した定着装置の動作について説
明する。
【0022】画像形成装置において画像形成動作が開始
される前に、上カバー37が閉じられ、図2(b)及び
図3(b)に示すように、トーションバネ18の力(矢
印Dで示す)に抗して、上カバー37に設けられた棒状
部材38の押圧部40により、加熱ロール11の軸16
が加熱ロールカバー19と共に矢印Eで示す方向に押し
下げられる。加熱ロールカバー19の翼部23a,23
bがストッパ29a,29bに当接すると、加熱ロール
カバー19の各半部19a,19bは、矢印F,Gで示
す方向の力を受ける。これにより、加熱ロールカバー1
9の下端部が開放状態になり、平坦部21a,21bの
面が用紙搬送経路に対して平行になるとともに、加熱ロ
ール11が加圧ロール12に圧接される。
【0023】このとき、ソレノイド33a,33bは付
勢されており、引っ張りスプリング34a,34bの力
に抗して、プランジャは矢印H,Iの方向に吸引された
状態にあり、アーム32a,32bの先端は、平坦部2
1a,21bの縁部に当接する。したがって、図2
(b)に示すように、加熱ロール11が加圧ロール12
と圧接している状態においても、加熱ロール11の大部
分が加熱ロールカバー19で囲まれているので、加熱ロ
ール11から機内に漏洩する輻射熱を大幅に低減するこ
とができる。
【0024】次に、画像形成動作が開始され、用紙の先
端が定着装置の直前まで搬送されてくると、図2(c)
に示すように、ソレノイド33a,33bは消勢され
て、プランジャは引っ張りスプリング34a,34bの
力に引かれて矢印J,Kの方向に突出した状態にあり、
アーム32a,32bの先端が、平坦部21a,21b
の縁部から離間する。これにより、用紙上のトナーを定
着するための用紙搬送路35が形成され、用紙が加熱ロ
ール11と加圧ロール12の間のニップを通過して定着
処理を受けることができる。
【0025】用紙の後端が定着装置を通過すると、再度
図2(b)に示す状態となる。
【0026】連続的に画像形成動作が繰り返される場合
には、図2(c)に示す状態と図2(b)に示す状態を
繰り返す。(注:この説明でよいですか?) 画像形成動作の途中で、定着装置において紙詰まりが発
生した場合には、画像形成装置のカバーを開けると、加
熱ロール11の軸16を下方に押しつけていた力がなく
なるので、加熱ロール11は、図2(a)に示す状態か
ら矢印Aで示すように上方に移動する。加熱ロール11
が加熱ロールカバー19に接触すると、加熱ロールカバ
ー19は加熱ロール11により押し上げられ、加熱ロー
ルカバー19の軸26は長孔28に沿って上昇する。加
熱ロールカバー19の翼部23a,23bが圧縮スプリ
ング25a,25bの下端部に当接すると、翼部23
a,23bが下向きに押されはじめるため、加熱ロール
カバー19の各半部19a,19bは、矢印B,Cで示
す方向の力を受け、加熱ロールカバー19の平坦部21
a,21bの対向する端部が互いに接触し、加熱ロール
11は加熱ロールカバー19により完全に囲まれた状態
となる。これにより、加熱ロール11は、加熱ロールカ
バー19により画像形成装置の空間から熱的に隔離され
た状態となり、加熱ロール11からの熱が、画像形成装
置の機内に漏れ出ることがなくなり、機内の温度上昇が
防止できる。またこのとき、加熱ロール11は加圧ロー
ル12から離間しているので、定着装置で詰まった用紙
を容易に取り除くことができる。また、詰まった用紙を
除去する際に、手が加熱ロール11に直接触れることが
無いので安全である。
【0027】図4は、本発明の定着装置の他の実施例の
動作状態を示す概略断面図である。なお、図2と対応す
る部分には、同一符号を付している。
【0028】図4に示す実施例は、図2に示す実施例と
ほぼ同様の構成を有しているが、加圧ロール12の表面
の近傍、たとえば、加圧ロールカバー30の内周面に温
度センサ36が配置されており、この温度センサ36の
出力に応じて、加熱ロール11と加圧ロール12の離
接、及び、加熱ロールカバー19の開閉を制御している
点が異なっている。
【0029】図4に示す実施例においては、加熱ロール
11と加圧ロール12の離接を制御するために、ロール
昇降機構42が設けられている。このロール昇降機構4
2は、軸43を中心として回動自在に設けられ、その一
端が加熱ロール11の軸16に下側から接して加熱ロー
ル11の軸16を支持する支持アーム44と、この支持
アーム44の他端にそのプランジャ45aが連結された
ソレノイド45を備えている。但し、このソレノイド4
5は、励磁されたときに、プランジャ45aが突出する
形式のものである。
【0030】画像形成装置の電源を投入した直後におい
ては、図4(b)に示す状態にあり、加熱ロール11の
加熱が開始される。加熱ロール11と加圧ロール12は
圧接状態にあるので、加熱ロール11の温度が定着温度
に達した後は、画像形成指示があれば直ちに画像形成が
可能である。
【0031】加熱ロール11の温度が、予め決められた
所定の上限温度以上になった場合には、ソレノイド45
が励磁されてプランジャ45aが突出し、支持アーム4
4は軸43を中心として左回りに回動する。したがっ
て、加熱ロール11の軸16が押し上げられて、定着装
置は、図4(a)に示す状態とされ、加熱ロール11と
加圧ロール12は離隔状態となり、且つ、加熱ロールカ
バー19は閉じた状態となる。したがって、加熱ロール
11からの熱は機内に流出することはない。
【0032】加熱ロール11の温度が定着温度以上で上
限温度未満である場合は、ソレノイド45の励磁が停止
されて、図4(b)に示す状態になっており、この状態
で画像形成指示があると、図1に示す画像形成装置にお
いて用紙Pの上にトナー像が形成され、図4に示す定着
装置に送られる。用紙Pが定着装置に近づくと、図4
(c)に示す状態になり、用紙Pに対する搬送経路が形
成され、用紙Pは加熱ロール11と加圧ロール12の間
のニップを通過して定着処理を受ける。定着後の用紙P
が機外に排出されると、定着装置は図4(b)に示す状
態に戻る。
【0033】画像形成動作が終了して、装置内の駆動系
の動作が完全に停止すると、画像形成装置は待機状態と
なる。このとき、加熱ロール11の表面温度は温度セン
サ36により検出されており、この温度が上限温度以上
である場合には、定着装置は、図4(a)に示す状態と
され、加熱ロール11からの熱が機内に流出することは
ない。加熱ロール11の表面温度が上限温度未満である
場合には、しばらくの間、図4(b)に示す状態を維持
する。これは、非常に多数の用紙を連続的に定着した場
合には、用紙により加圧ロール12の熱が奪われて、通
紙部と非通紙部との温度差が大となり、これ以降の定着
処理の際に定着ムラが発生するおそれがあるので、温度
分布が通常の待機状態と同程度に均一になるまで、加熱
ロール11と加圧ロール12とを圧着させておく。その
後、温度が上昇して上限温度以上になった場合には、図
4(a)に示す状態とされる。
【0034】なお、上述した実施例においては、加熱ロ
ール11を移動させたが、加圧ロール12を移動させて
もよい。
【0035】
【発明の効果】
(1)加熱ロールの近傍のみを熱的に遮断しているの
で、エネルギーロスを少なくすることができ、定着装置
の熱効率が低下するのを防止することができる。
【0036】(2)加熱ロールと加圧ロールが離隔した
状態においても、加熱ロールが熱的に遮断されるので、
詰まった用紙を除去する際にも加熱ロールからの熱が機
内に流出することがない。
【0037】(3)詰まった用紙を除去する際に、手が
加熱ロールに直接触れることが無いので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の定着装置が適用される画像形成装置
の原理的な構成を示す模式図である。
【図2】 図1に示される定着装置の動作状態を示す概
略断面図である。
【図3】 図2に示される加熱ロールと加圧ロールの離
接機構を示す説明図である。
【図4】 本発明の定着装置の他の実施例の動作状態を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…像担持体、2…帯電装置、3…露光装置、4…現像
装置、5…転写装置、6…給紙トレイ、7…剥離装置、
8…定着装置、9…クリーナユニット、10…クリーニ
ングブラシ、11…加熱ロール、12…加圧ロール、1
3…回転軸、14…フレーム、15…円形孔、16…回
転軸、17…長孔、18…トーションバネ、19…加熱
ロールカバー、19a,19b…加熱ロールカバー半
部、20a,20b…部分円筒部、21a,21b…平
坦部、22a,22b…断熱シート、23a,23b…
翼部、24…頂部フレーム、25a,25b…圧縮スプ
リング、26…軸、27…リアフレーム、28…長孔、
29a,29b…ストッパ、30…加圧ロールカバー、
31a,31b…軸、32a,32b…アーム、33
a,33b…ソレノイド、34a,34…引っ張りスプ
リング、35…用紙搬送路、36…温度センサ、37…
上カバー、38…棒状部材、39…受部、40…押圧
部、41…圧縮スプリング、42…ロール昇降機構、4
3…軸、44…支持アーム、45…ソレノイド45、4
5a…プランジャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ロールと加圧ロールを備えた定着装
    置において、 前記加熱ロールと前記加圧ロールとを離接可能に設ける
    と共に、前記加熱ロールと前記加圧ロールとが離隔状態
    にあるときに前記加熱ロールを囲む耐熱部材からなる開
    閉可能な加熱ロールカバーを設けたことを特徴とする定
    着装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉可能な加熱ロールカバーが、前
    記加熱ロールを挟んで2分割された二つの加熱ロールカ
    バー半部から構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱ロールカバー半部のそれぞれ
    が、前記加熱ロールの大部分を覆う部分円筒部と、前記
    部分円筒部の円周方向先端部から内側に伸びる平坦部と
    から構成されていることを特徴とする請求項2記載の定
    着装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉可能な加熱ロールカバーの開閉
    が、前記加圧ロールの表面温度に応じて制御されること
    を特徴とする請求項1記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 上下方向に開閉可能な筐体を有する画像
    形成装置において使用される加熱ロールと加圧ロールを
    備えた定着装置において、 前記加熱ロールと前記加圧ロールとを前記筐体の開閉に
    連動して離接可能に設けると共に、前記加熱ロールと前
    記加圧ロールとが離隔状態にあるときに前記加熱ロール
    を囲む耐熱部材からなる開閉可能な加熱ロールカバーを
    設けたことを特徴とする定着装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241922A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Kyocera Mita Corp 画像形成機
JP2005258130A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Kyocera Mita Corp 定着装置
CN100365524C (zh) * 2004-01-09 2008-01-30 明基电通股份有限公司 电子显像装置
JP2010032885A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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JP2010032885A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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