JP2010032885A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着部材と加圧部材とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときに、装置に大きな衝撃が生じることのない、定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着する定着部材21と、加圧手段41〜44によって定着部材21に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材31と、定着部材21と加圧部材31との圧接状態を解除して減圧状態にする圧解除手段41〜44と、を備える。そして、定着部材21と加圧部材31とが減圧状態から圧接状態に切り替えられたときに装置に生じる衝撃を吸収する緩衝手段52をさらに備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、そこに設置される定着装置と、に関し、特に、定着部材と加圧部材との圧接・解除をおこなう定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設置される定着装置おいて、定着ローラ、定着ベルト、定着フィルム等の定着部材と、加圧ローラ、加圧ベルト、加圧パッド等の加圧部材と、の圧接状態を解除する技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
定着装置は、定着部材と加圧部材とが加圧手段によって圧接状態になっていて、双方の部材の間にニップ部(定着ニップ部)が形成されている。そして、ヒータ、励磁コイル等の加熱手段によって定着部材が加熱されて、ニップ部に向けて搬送された記録媒体上のトナー像が熱と圧力とを受けて記録媒体上に定着される。
このような定着装置には、定着部材と加圧部材との圧接状態を解除して減圧状態にする圧解除手段が設けられている。そして、ニップ部にて記録媒体のジャム(紙詰まり)が発生したとき等に、ユーザーが圧解除手段を操作してジャム処理を容易におこなえるようにしている。
ここで、特許文献1等には、圧解除レバー(解除レバー)が圧解除位置にあるときに、画像形成装置本体のカバーの閉動作に連動して圧解除レバーが圧解除位置から加圧位置に移動する技術が開示されている。
また、特許文献2等には、定着部材と加圧部材との圧接状態を解除する動作を、画像形成装置本体のカバーの開動作に連動しておこなう技術が開示されている。
特許第3896235号公報 特開2006−48005号公報
上述した従来の定着装置は、定着部材と加圧部材とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときに、装置に比較的大きな衝撃が生じてしまう場合があった。詳しくは、圧解除位置にある圧解除レバーが加圧位置に向けて勢いよく操作された場合等に、定着部材と加圧部材とが勢いよく衝突して、装置全体に衝撃が生じていた。そして、装置に衝撃が生じることにより、ヒータ等の加熱手段が破損してしまったり、定着部材や加圧部材の両端軸部を回転自在に支持する軸受が変形して装置の駆動不良が生じてしまったりしていた。
特に、カラー画像形成装置に設置される定着装置において、出力画像の光沢度を向上させるために、定着部材と加圧部材との圧接力を高めて、定着ニップ部におけるニップ幅を大きく設定している場合には、定着部材と加圧部材とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときの付勢力も大きくなるために、上述した問題が無視できないものになっている。
さらに、定着部材や加圧部材の弾性劣化を防止するために、記録媒体のジャムが発生した場合におこなう手動操作の他に、非定着工程時に定着部材と加圧部材とが減圧状態になるように自動操作している場合には、定着部材と加圧部材とが圧解除状態から圧接状態に繰り返し切り替えられるために、上述した問題が無視できないものになっている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、定着部材と加圧部材とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときに、装置に大きな衝撃が生じることのない、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる定着装置は、トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着する定着部材と、加圧手段によって前記定着部材に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材と、前記加圧手段による前記定着部材と前記加圧部材との圧接状態を解除して前記定着部材と前記加圧部材とを減圧状態にする圧解除手段と、を備え、前記定着部材と前記加圧部材とが前記圧解除手段による減圧状態から前記加圧手段による圧接状態に切り替えられたときに装置に生じる衝撃を吸収する緩衝手段をさらに備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記緩衝手段は、前記圧解除手段によって前記定着部材と前記加圧部材とが減圧状態になるのを補助するものである。
また、請求項3記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記緩衝手段を、前記圧解除手段によって前記定着部材又は前記加圧部材に対して離間する方向に移動される前記加圧部材又は前記定着部材を前記離間する方向に付勢する弾性部材としたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記加圧部材又は前記定着部材は、その両端軸部が軸受を介して装置のフレームの長穴に対して圧接・減圧方向に移動可能に保持され、前記弾性部材は、前記長穴に連通する切欠き部に設置されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる定着装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記加圧手段及び前記圧解除手段は、一端側を中心にして回動可能に設置されるとともに、前記加圧部材又は前記定着部材に係合する加圧レバーと、前記加圧レバーの他端側に回動可能に設置された圧解除レバーと、前記圧解除レバーの一端側に一端側が回動可能に設置されるとともに、他端側が付勢部材に接続された補助レバーと、を具備し、前記定着部材と前記加圧部材とを圧接状態にするときには、前記圧解除レバーの所定方向の回転によって前記加圧レバーが圧接方向に移動するように前記補助レバーを介して前記付勢部材による回転モーメントを前記圧解除レバーに作用させるとともに、前記加圧レバーと前記圧解除レバーとの回動中心軸を前記補助レバーのロック部に係合させて、前記定着部材と前記加圧部材とを減圧状態にするときには、前記圧解除レバーの前記所定方向の逆方向の回転によって前記加圧レバーが減圧方向に移動するように前記補助レバーを介して前記付勢部材による回転モーメントを前記圧解除レバーに作用させるとともに、前記加圧レバーと前記圧解除レバーとの回動中心軸と前記補助レバーの前記ロック部との係合を解除させるものである。
また、この発明の請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えたものである。
なお、本願において、定着部材と加圧部材との「圧接状態」とは、定着部材と加圧部材との間に狙いのニップ部が形成される程度の圧接状態であるものと定義する。
また、定着部材と加圧部材との「減圧状態」とは、定着部材と加圧部材とが「圧接状態」のときよりも低い圧接力で当接している場合の他、定着部材と加圧部材とが完全に離間して圧接力がゼロになっている場合も含むものと定義する
本発明は、定着部材と加圧部材とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときに装置に生じる衝撃を吸収する緩衝手段を設けているために、装置に大きな衝撃が生じることのない、定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像部76、クリーニング部77、除電部(不図示である。)等が配設されている。そして、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、不図示の駆動モータによって図1中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像装置76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78及び第1転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング部77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング部77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング部80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82〜84によって張架・支持されるとともに、1つのローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト78は、2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト78には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング部80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された記録媒体Pは、装置本体1の下方に配設された給紙部12から、給紙ローラ97やレジストローラ対98等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部12には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ97が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対98のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対98に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対98のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対98が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20のニップ部(定着ベルト21と加圧ローラ31とが圧接する位置である。)に搬送される。そして、ニップ部(定着ニップ部)で、定着ベルト21及び加圧ローラ31による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対99のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対99によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部100上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、装置本体1の側方には、カバー110(本体カバー)が開閉自在に設置されている。カバー110を支軸110aを中心にして図1の矢印A方向に開放すると、定着装置20が露呈した状態になる。そして、ユーザーやサービスマンは、定着装置20を露呈した状態で、定着装置20の位置でジャムした記録媒体Pの処理(ジャム処理)をおこなったり、定着装置20を装置本体1から取出して定着装置20のメンテナンスをおこなったりする。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21、定着補助ローラ22、加熱ローラ23、加圧部材としての加圧ローラ31、テンションローラ35、等で構成される。
ここで、定着部材としての定着ベルト21は、ポリイミド樹脂からなる層厚90μmのベース層上に、弾性層、離型層が順次積層された多層構造の無端ベルトである。定着ベルト21の弾性層は、層厚が200μm程度であって、シリコーンゴム、フッ素ゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料で形成されている。定着ベルト21の離型層は、層厚が20μm程度であって、PFA(4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等で形成されている。定着ベルト21の表層に離型層を設けることにより、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保されることになる。定着ベルト21は、複数のローラ部材(定着補助ローラ22、加熱ローラ23、テンションローラ35である。)に張架・支持されて、図2中の矢印方向に走行する。
定着補助ローラ22は、SUS304等の芯金22a上に、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性層22b(層厚が14mmである。)が形成された外径が52mmの円筒部材であって、加圧部材としての加圧ローラ31に定着ベルト21を介して当接してニップ部(定着ニップ部)を形成する。定着補助ローラ22は、図2中の時計方向に回転する。
加熱ローラ23は、アルミニウム等の金属材料からなる円筒体(肉厚が0.6mm、外径が35mmである。)であって、その円筒体の内部にはヒータ25(熱源)が固設されている。
加熱ローラ23のヒータ25は、ハロゲンヒータであって、その両端部が定着装置20のフレームに固定されている。そして、装置本体1の電源部(交流電源)により出力制御されたヒータ25からの輻射熱によって加熱ローラ23が加熱されて、さらに加熱ローラ23によって加熱された定着ベルト21の表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。ヒータ25の出力制御は、定着ベルト21表面に非接触で対向するサーモパイル(不図示である。)によるベルト表面温度の検知結果に基いておこなわれる。詳しくは、サーモパイルの検知結果に基づいて定められる通電時間だけ、ヒータ25に交流電圧が印加される。このようなヒータ25の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度(目標制御温度)に調整制御することができる。
また、加圧部材としての加圧ローラ31は、肉厚が1mmの中空芯金32上に、シリコーンゴム、フッ素ゴム、発泡性シリコーンゴム等からなる層厚が1.5mmの弾性層33が形成されたものである。加圧ローラ31は、外径が50mm程度に設定されている。なお、弾性層33の表層にPFA等からなる薄肉の離型層を設けることもできる。
そして、加圧ローラ31は、加圧手段(後で図3等により詳しく説明する。)によって定着ベルト21を介して定着補助ローラ22に圧接する。こうして、加圧ローラ31と定着ベルト21との間に、所望のニップ部(定着ニップ部)が形成される。加圧ローラ31は、不図示の駆動モータによって図2の矢印方向に回転駆動される。
なお、本実施の形態において、加圧ローラ31を直接的に加熱するヒータを設置することもできる。
図示は省略するが、定着ベルト21と加圧ローラ31との当接部(ニップ部である。)の入口側には、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板が配設されている。また、加圧ローラ31に当接する位置であって、ニップ部の出口側近傍には、ニップ部から送出された記録媒体P(定着工程後の記録媒体である。)が加圧ローラ31に巻き付く不具合を抑止する分離板が設置されている。
上述のように構成された定着装置20は、次のように動作する。
装置本体1の電源スイッチが投入されると、交流電源からヒータ25に交流電圧が印加(給電)されるとともに、不図示の駆動モータによって加圧ローラ31が図2中の矢印方向の回転駆動が開始されて、それと同時に定着ベルト21(定着補助ローラ22、加熱ローラ23)が従動回転する。
その後、給紙部12から記録媒体Pが給送されて、2次転写ニップの位置で記録媒体P上に未定着画像が担持される。未定着画像T(トナー像)が担持された記録媒体Pは、図2の矢印Y10方向に搬送されて、圧接状態にある定着ベルト21及び加圧ローラ31のニップ部に送入される。そして、定着ベルト21による加熱と、定着ベルト21(定着補助ローラ22)及び加圧ローラ31の押圧力とによって、記録媒体Pの表面にトナー像Tが定着される。その後、回転する定着ベルト21及び加圧ローラ31によってそのニップ部から送出された記録媒体Pは、矢印Y11方向に搬送される。
以下、図3〜図5を用いて、本実施の形態において特徴的な、定着装置20の構成・動作について説明する。
図3を参照して、本実施の形態における定着装置20は、加圧手段による定着ベルト21と加圧ローラ31との圧接状態を解除して定着ベルト21と加圧ローラ31とを減圧状態にする圧解除手段が設置されている。図3(A)(又は図2)は、加圧手段によって定着ベルト21と加圧ローラ31とが圧接状態になっている図であって、この状態で通常の定着工程がおこなわれる。図3(B)は、圧解除手段によって定着ベルト21と加圧ローラ31とが減圧状態になっている図であって、この状態で記録媒体Pのジャム処理等がおこなわれる。
詳しくは、図3を参照して、加圧手段及び圧解除手段は、加圧レバー41、圧解除レバー42、補助レバー43(ロックレバー)、等で構成されている。なお、これらの加圧レバー41、圧解除レバー42、補助レバー43は、定着装置20の幅方向両端部にそれぞれ設けられている。
加圧レバー41は、一端側に設けられた中心軸41aを中心にして定着装置20のフレーム50(図4を参照できる。)に回動可能に設置されている。そして、加圧レバー41の中央部が加圧ローラ31の軸受46(加圧ローラ31の両端軸部に挿設されている。)に係合するように配設されている。
圧解除レバー42は、加圧レバー41の他端側に設けられた穴部41bに軸部42cが係合して、加圧レバー41に対して回動可能に設置されている。また、圧解除レバー42の先端部42bは装置本体1のカバー110に係合するように配設されていて、カバー110の開閉動作に圧解除レバー42が連動する。
補助レバー43(ロックレバー)は、その一端側に設けられた軸部43aが圧解除レバー42の一端側に設けられた穴部42aに係合していて、圧解除レバー42に対して回動可能に設置されている。また、補助レバー43の他端側の穴部43bには、付勢部材としての引張スプリング44のフック部が接続されている。引張スプリング44の他端側のフック部は、定着装置20のフレームに接続されている。さらに、補助レバー43の中央部には、圧接状態時に圧解除レバー42の軸部42cが係合する凹状のロック部43cが設けられている。
図3(A)を参照して、定着ベルト21と加圧ローラ31とを圧接状態にするときには、カバー110を閉鎖する動作にともない圧解除レバー42の所定方向の回転(軸部42cを中心とした図3(A)の反時計方向の回転である。)によって、加圧レバー41が圧接方向に移動するように、補助レバー43を介して引張スプリング44による回転モーメントが圧解除レバー42に作用する。そして、加圧レバー41と圧解除レバー42との回動中心軸(軸部41b)が、補助レバー43のロック部43cに係合する。これにより、加圧レバー41と圧解除レバー42との軸部41bがロック部43cを乗り越えるほどの力が圧解除レバー42に作用しない限り、定着ベルト21と加圧ローラ31との圧接状態が維持されることになる。そして、このような圧接状態で通常の定着工程がおこなわれる。
図3(B)を参照して、定着ベルト21と加圧ローラ31とを減圧状態にするときには、カバー110を開放する動作にともない圧解除レバー42の所定方向の逆方向の回転(軸部42cを中心とした図3(B)の時計方向の回転である。)によって、加圧レバー41が減圧方向に移動するように、補助レバー43を介して引張スプリング44による回転モーメントが圧解除レバー42に作用する。このとき、加圧レバー41と圧解除レバー42との軸部41bがロック部43cを乗り越えるほどの力が作用して、加圧レバー41と圧解除レバー42との軸部41bと補助レバー43のロック部43cとの係合が解除される。そして、このような減圧状態で、ニップ部の位置でジャムした記録媒体Pが取り除かれる。
図4及び図5を参照して、上述した加圧手段及び圧解除手段による動作を可能にするために、定着装置20のフレーム50には、加圧ローラ31を圧接・減圧方向に移動可能に保持するための長穴50aが形成されている。詳しくは、加圧ローラ31は、その両端軸部が軸受46(例えば、ボールベアリングである。)を介してフレーム50の長穴50aに対して圧接・減圧方向に移動可能に保持されている。
すなわち、図4を参照して、定着ベルト21と加圧ローラ31とを圧接状態にするときには、先に図3(A)で説明した加圧手段の動作により、加圧ローラ31は加圧レバー41に押動される。そして、軸受46が長穴50aに沿って圧接方向(図4の左方向である。)に移動して、定着ベルト21に対して加圧ローラ31が圧接する。なお、軸受46が長穴50aの左端に当接する位置で、定着ベルト21に対する加圧ローラ31の圧接位置が定められる。
これに対して、図5を参照して、定着ベルト21と加圧ローラ31とを減圧状態にするときには、先に図3(B)で説明した圧解除手段の動作により、加圧レバー41による加圧ローラ31の押動は解除される。そして、軸受46が長穴50aに沿って減圧方向(図5の右方向である。)に移動して、定着ベルト21に対して加圧ローラ31が離間する。
ここで、本実施の形態における定着装置20には、定着ベルト21と加圧ローラ31とが圧解除手段による減圧状態から加圧手段による圧接状態に切り替えられたときに定着装置20に生じる衝撃を吸収する緩衝手段としての圧縮スプリング52が設置されている。この緩衝手段としての圧縮スプリング52は、圧解除手段によって定着ベルト21に対して離間する方向に移動される加圧ローラ31を離間方向(図4の右方向である。)に付勢する弾性部材である。
詳しくは、図4及び図5に示すように、圧縮スプリング52(弾性部材)は、長穴50aに連通するようにフレーム50に形成された切欠き部50bに設置されている。具体的に、圧縮スプリング52は、一端が軸受46に接続されていて、他端が切欠き部50bに接続されている。なお、圧縮スプリング52は、そのスプリング力が、加圧レバー41が軸受46に及ぼす押動力に比べて、小さくなるように設定されている。
このような構成により、定着ベルト21と加圧ローラ31とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときに、軸受46が長穴50aに衝突する力を、緩衝部材としての圧縮スプリング52が和らげる。したがって、圧解除位置にある圧解除レバー42が加圧位置に向けて勢いよく操作された場合(カバー110が勢いよく閉鎖された場合である。)等であっても、定着装置20に衝撃が生じにくく、ヒータ25が破損してしまったり軸受46が変形する不具合が抑止される。
また、図5を参照して、緩衝手段としての圧縮スプリング52は、圧解除手段によって定着ベルト21と加圧ローラ31とが減圧状態になるのを補助する機能も有している。すなわち、圧縮スプリング52は、軸受46を減圧方向(図5の右方向である。)に付勢しているために、定着ベルト21と加圧ローラ31とが圧接状態から減圧状態に移行するときに、加圧ローラ31を減圧方向に移動する圧解除手段を補助することになる。
このような構成により、圧解除手段が操作されているにも係わらず加圧ローラ31が定着ベルト21に当接しているような状態(図6の状態である。)を回避できる。図6に示すように、圧解除手段が操作されているにも係わらず加圧ローラ31が定着ベルト21に当接する状態は、本実施の形態における定着装置20のように、加圧ローラ31の減圧方向が重力方向と一致しない場合(加圧ローラ31の自重が圧解除手段を補助しない場合である。)に生じやすい。そして、このような状態になると、定着ベルト21に対して加圧ローラ13が完全に離間していないために、ニップ部で停止(ジャム)している記録媒体Pを除去しにくくなる。
これに対して、本実施の形態では、緩衝手段としての圧縮スプリング52が、定着ベルト21と加圧ローラ31とが減圧状態になるのを補助する機能を有しているために、圧解除時に定着ベルト21から加圧ベルト31を確実に離間させることができ、ジャム処理時の作業性が向上する。
以上説明したように、本実施の形態においては、定着ベルト21(定着部材)と加圧ローラ31(加圧部材)とが圧解除状態から圧接状態に切り替えられるときに定着装置20に生じる衝撃を吸収する圧縮スプリング52(緩衝手段)を設けているために、定着装置20に大きな衝撃が生じる不具合を抑止することができる。
なお、本実施の形態では加圧手段及び圧解除手段として加圧レバー41、圧解除レバー42、補助レバー43を用いた定着装置20に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、種々の構成の加圧手段及び圧解除手段を有する定着装置に対して本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では加圧手段及び圧解除手段が手動で操作される定着装置20に対して本発明を適用したが、加圧手段及び圧解除手段が自動で操作される定着装置20(例えば、非定着工程時に圧解除制御をおこなっている定着装置である。)に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では加圧手段及び圧解除手段がカバー110の開閉動作に連動して操作される定着装置20に対して本発明を適用したが、加圧手段及び圧解除手段がカバー110の開閉動作に連動せずに独立して操作される定着装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では弾性部材として圧縮スプリング52を用いたが、弾性部材として引張スプリング、ねじりコイルスプリング、板バネ、ゴム部材等を用いることもできる。
また、本実施の形態では、定着部材として定着ベルト21を用いて加圧部材として加圧ローラ31を用いた定着装置に対して本発明を適用したが、定着部材として定着ローラ、定着フィルム、定着パッドを用いた定着装置や、加圧部材として加圧ベルトや加圧パッドを用いた定着装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、加熱手段としてヒータ25を用いた定着装置20に対して本発明を適用したが、加熱手段として励磁コイルを用いた電磁誘導加熱方式の定着装置や、転写工程と定着工程とを同時におこなう定着装置(転写定着装置)に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、加圧レバー41が軸受46を介して加圧ローラ31に間接的に係合する構成としたが、加圧レバー41が加圧ローラ31に直接的に係合する構成(例えば、加圧ローラ31の軸に加圧レバー41が係合する構成である。)とすることもできる。
さらに、本実施の形態では、加圧レバー41が加圧部材31に係合して圧接状態を形成する構成としたが、加圧レバーが定着部材(例えば、定着ローラに加圧レバーが係合する構成である。)に係合して圧接状態を形成する構成とすることもできる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 定着装置を示す構成図である。 (A)圧接状態の定着装置と、(B)減圧状態の定着装置と、を示す図である。 圧接状態の定着装置の一部を示す概略図である。 減圧状態の定着装置の一部を示す概略図である。 従来の定着装置における不具合を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20 定着装置、
21 定着ベルト(定着部材)、
22 定着補助ローラ、
23 加熱ローラ、
25 ヒータ(加熱手段)、
31 加圧ローラ(加圧部材)、
38 フレーム、
41 加圧レバー、
42 圧解除レバー、
43 補助レバー、 43c ロック部、
44 引張スプリング(付勢部材)、
46 軸受、
50 フレーム、
50a 長穴、 50b 切欠き部、
52 圧縮スプリング(緩衝手段、弾性部材)。

Claims (6)

  1. トナー像を加熱・溶融して記録媒体上に定着する定着部材と、
    加圧手段によって前記定着部材に圧接して記録媒体が搬送されるニップ部を形成する加圧部材と、
    前記加圧手段による前記定着部材と前記加圧部材との圧接状態を解除して前記定着部材と前記加圧部材とを減圧状態にする圧解除手段と、
    を備え、
    前記定着部材と前記加圧部材とが前記圧解除手段による減圧状態から前記加圧手段による圧接状態に切り替えられたときに装置に生じる衝撃を吸収する緩衝手段をさらに備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記緩衝手段は、前記圧解除手段によって前記定着部材と前記加圧部材とが減圧状態になるのを補助することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記緩衝手段は、前記圧解除手段によって前記定着部材又は前記加圧部材に対して離間する方向に移動される前記加圧部材又は前記定着部材を前記離間する方向に付勢する弾性部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材又は前記定着部材は、その両端軸部が軸受を介して装置のフレームの長穴に対して圧接・減圧方向に移動可能に保持され、
    前記弾性部材は、前記長穴に連通する切欠き部に設置されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記加圧手段及び前記圧解除手段は、
    一端側を中心にして回動可能に設置されるとともに、前記加圧部材又は前記定着部材に係合する加圧レバーと、
    前記加圧レバーの他端側に回動可能に設置された圧解除レバーと、
    前記圧解除レバーの一端側に一端側が回動可能に設置されるとともに、他端側が付勢部材に接続された補助レバーと、
    を具備し、
    前記定着部材と前記加圧部材とを圧接状態にするときには、前記圧解除レバーの所定方向の回転によって前記加圧レバーが圧接方向に移動するように前記補助レバーを介して前記付勢部材による回転モーメントを前記圧解除レバーに作用させるとともに、前記加圧レバーと前記圧解除レバーとの回動中心軸を前記補助レバーのロック部に係合させて、
    前記定着部材と前記加圧部材とを減圧状態にするときには、前記圧解除レバーの前記所定方向の逆方向の回転によって前記加圧レバーが減圧方向に移動するように前記補助レバーを介して前記付勢部材による回転モーメントを前記圧解除レバーに作用させるとともに、前記加圧レバーと前記圧解除レバーとの回動中心軸と前記補助レバーの前記ロック部との係合を解除させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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