JP2000214718A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JP2000214718A JP2000214718A JP11014432A JP1443299A JP2000214718A JP 2000214718 A JP2000214718 A JP 2000214718A JP 11014432 A JP11014432 A JP 11014432A JP 1443299 A JP1443299 A JP 1443299A JP 2000214718 A JP2000214718 A JP 2000214718A
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- JP
- Japan
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- roller
- lever
- opening
- cover
- fixing roller
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着装置におけるジャム除去作業を使用者に
よって容易に行うことを可能にする。 【解決手段】 解除レバー２２の一端部を回転軸２２ａ
によって装置本体に回動可能に設置し、略Ｌ字型の摺動
レバー２３を回転軸２３ａによって装置本体に回動可能
に設置し、解除レバー２２の他端部の突起２２ｂを、摺
動レバー２３の一端部の長孔２３ｂに突起２２ｂを遊嵌
し、他端部に前面カバー１４が当接または離間可能に設
けた構成であり、前面カバー１４を開くと摺動レバー２
３は回動自由になり、解除スプリング２４の引っ張りに
よって解除レバー２２が支持軸１９を押圧して、加圧ロ
ーラ１１を定着ローラ１０から離間させ、前面カバー１
４を閉じた場合には、前面カバー１４が摺動レバー２３
を押圧して回動させ、それに連動して解除レバー２２が
回動し、解除スプリング２４の付勢を解除して加圧ロー
ラ１１を定着ローラ１０に当接させる。
よって容易に行うことを可能にする。 【解決手段】 解除レバー２２の一端部を回転軸２２ａ
によって装置本体に回動可能に設置し、略Ｌ字型の摺動
レバー２３を回転軸２３ａによって装置本体に回動可能
に設置し、解除レバー２２の他端部の突起２２ｂを、摺
動レバー２３の一端部の長孔２３ｂに突起２２ｂを遊嵌
し、他端部に前面カバー１４が当接または離間可能に設
けた構成であり、前面カバー１４を開くと摺動レバー２
３は回動自由になり、解除スプリング２４の引っ張りに
よって解除レバー２２が支持軸１９を押圧して、加圧ロ
ーラ１１を定着ローラ１０から離間させ、前面カバー１
４を閉じた場合には、前面カバー１４が摺動レバー２３
を押圧して回動させ、それに連動して解除レバー２２が
回動し、解除スプリング２４の付勢を解除して加圧ロー
ラ１１を定着ローラ１０に当接させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置，プリンタ，複写機，複合機等に適用される、電子写
真記録方式による記録装置に関する。
置，プリンタ，複写機，複合機等に適用される、電子写
真記録方式による記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、特許第２
５６１３３０号公報に記載された画像形成装置がある。
この公報によれば、装置本体に開閉可能に設置された装
置前面部に定着装置および転写ローラが設けられてお
り、プロセスカートリッジの交換あるいは紙づまり等の
処置の際に装置前面部を開けて、定着装置を装置本体か
ら離間させ、同時に転写ローラを像担持体から離間させ
る構成が開示されている。
５６１３３０号公報に記載された画像形成装置がある。
この公報によれば、装置本体に開閉可能に設置された装
置前面部に定着装置および転写ローラが設けられてお
り、プロセスカートリッジの交換あるいは紙づまり等の
処置の際に装置前面部を開けて、定着装置を装置本体か
ら離間させ、同時に転写ローラを像担持体から離間させ
る構成が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来において
は、定着装置の定着ローラと加圧ローラとの間に記録紙
がくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合、記録紙
を取り除く際に記録紙が定着ローラと加圧ローラの回転
負荷を受けるために引出しにくくなり、最悪の場合、記
録紙が破れて定着装置内に残ってしまって新たなジャム
の発生原因となってしまったり、あるいは記録紙の未定
着部分のトナーが大量に定着ローラに付着して画像不良
の原因になるおそれがある。
は、定着装置の定着ローラと加圧ローラとの間に記録紙
がくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合、記録紙
を取り除く際に記録紙が定着ローラと加圧ローラの回転
負荷を受けるために引出しにくくなり、最悪の場合、記
録紙が破れて定着装置内に残ってしまって新たなジャム
の発生原因となってしまったり、あるいは記録紙の未定
着部分のトナーが大量に定着ローラに付着して画像不良
の原因になるおそれがある。
【０００４】また、前述した特許第２５６１３３０号公
報に記載された画像形成装置においては、定着装置に記
録紙がくわえ込まれている状態で装置前面部を開けた場
合、転写ローラが記録紙に当接または近接した状態で記
録紙が装置前面部とともに移動することになる。そのた
め、記録紙を破らないようにかつ転写ローラにトナーを
付着させないようにジャム紙の除去作業を行う必要が生
じる。
報に記載された画像形成装置においては、定着装置に記
録紙がくわえ込まれている状態で装置前面部を開けた場
合、転写ローラが記録紙に当接または近接した状態で記
録紙が装置前面部とともに移動することになる。そのた
め、記録紙を破らないようにかつ転写ローラにトナーを
付着させないようにジャム紙の除去作業を行う必要が生
じる。
【０００５】本発明は、このような問題点を解決し、使
用者によって容易にジャム除去作業が可能な記録装置を
提供することを目的とする。
用者によって容易にジャム除去作業が可能な記録装置を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、装置本体の外装を兼ねるように開閉可能に
装置本体に設置された開閉カバーと、定着ローラおよび
この定着ローラに当接する加圧ローラを有しかつ電子写
真プロセスによってトナー像が記録された記録紙を加
圧，加熱しながら搬送する定着装置とを備えた記録装置
において、前記開閉カバーの開閉動作に連動し、前記開
閉カバーを開いた際に前記定着ローラに対して前記加圧
ローラを離間させ、前記開閉カバーを閉じた際に前記定
着ローラに対して前記加圧ローラを当接させる圧力解除
手段を設けたことを特徴とする。このような構成によ
り、開閉カバーを閉じた際に定着ローラに対して加圧ロ
ーラを当接させ、開閉カバーを開いた際に前記定着ロー
ラに対して前記加圧ローラを離間させるために、定着装
置の部分でジャムが発生した場合にローラの回転負荷が
ジャム紙にかからない状態にすることができる。
の本発明は、装置本体の外装を兼ねるように開閉可能に
装置本体に設置された開閉カバーと、定着ローラおよび
この定着ローラに当接する加圧ローラを有しかつ電子写
真プロセスによってトナー像が記録された記録紙を加
圧，加熱しながら搬送する定着装置とを備えた記録装置
において、前記開閉カバーの開閉動作に連動し、前記開
閉カバーを開いた際に前記定着ローラに対して前記加圧
ローラを離間させ、前記開閉カバーを閉じた際に前記定
着ローラに対して前記加圧ローラを当接させる圧力解除
手段を設けたことを特徴とする。このような構成によ
り、開閉カバーを閉じた際に定着ローラに対して加圧ロ
ーラを当接させ、開閉カバーを開いた際に前記定着ロー
ラに対して前記加圧ローラを離間させるために、定着装
置の部分でジャムが発生した場合にローラの回転負荷が
ジャム紙にかからない状態にすることができる。
【０００７】また本発明は、前記圧力解除手段を、前記
開閉カバーの開閉動作に連動して回動可能に設置された
摺動レバーと、一端部を回動可能に取付け、他端部を前
記摺動レバーに係合させ、中央部を前記加圧ローラの回
転軸と前記定着ローラの回転軸との間に配置した解除レ
バーと、この解除レバーを前記加圧ローラの回転軸側に
回動させるように付勢する解除スプリングとによって構
成し、前記開閉カバーを閉じた際に前記摺動レバーを回
動させて前記解除レバーを前記定着ローラの回転軸側に
回動させて前記解除スプリングの前記加圧ローラに対す
る付勢を解除し、前記開閉カバーを開いた際に前記開閉
カバーを前記摺動レバーから離間させ、前記解除スプリ
ングの付勢によって前記解除レバーを前記加圧ローラの
回転軸側に回動させることを特徴とする。このような構
成により、開閉カバーの開閉に連動させて解除レバーを
回動させることにより、機械的に加圧ローラを移動させ
ることが可能になる。
開閉カバーの開閉動作に連動して回動可能に設置された
摺動レバーと、一端部を回動可能に取付け、他端部を前
記摺動レバーに係合させ、中央部を前記加圧ローラの回
転軸と前記定着ローラの回転軸との間に配置した解除レ
バーと、この解除レバーを前記加圧ローラの回転軸側に
回動させるように付勢する解除スプリングとによって構
成し、前記開閉カバーを閉じた際に前記摺動レバーを回
動させて前記解除レバーを前記定着ローラの回転軸側に
回動させて前記解除スプリングの前記加圧ローラに対す
る付勢を解除し、前記開閉カバーを開いた際に前記開閉
カバーを前記摺動レバーから離間させ、前記解除スプリ
ングの付勢によって前記解除レバーを前記加圧ローラの
回転軸側に回動させることを特徴とする。このような構
成により、開閉カバーの開閉に連動させて解除レバーを
回動させることにより、機械的に加圧ローラを移動させ
ることが可能になる。
【０００８】また本発明は、前記摺動レバーと前記解除
レバーとの係合部を、前記摺動レバーに設けた長孔に、
前記解除レバーの他端部に設けた突起を嵌合させて構成
したことを特徴とする。このような構成により、摺動レ
バーに設けた長孔に、解除レバーに設けた突起を嵌合さ
せることにより、長孔の長さの範囲で加圧ローラの移動
を規定することが可能になる。
レバーとの係合部を、前記摺動レバーに設けた長孔に、
前記解除レバーの他端部に設けた突起を嵌合させて構成
したことを特徴とする。このような構成により、摺動レ
バーに設けた長孔に、解除レバーに設けた突起を嵌合さ
せることにより、長孔の長さの範囲で加圧ローラの移動
を規定することが可能になる。
【０００９】また本発明は、前記開閉カバーに転写ロー
ラを設け、前記開閉カバーを閉じた際に前記転写ローラ
を電子写真感光体に当接させ、前記開閉カバーを開いた
際に前記転写ローラを電子写真感光体から離間させるこ
とを特徴とする。このような構成により、定着装置の部
分でジャムが発生した場合に、転写ローラが開閉カバー
とともに移動して電子写真感光体および記録紙から離間
させることができる。
ラを設け、前記開閉カバーを閉じた際に前記転写ローラ
を電子写真感光体に当接させ、前記開閉カバーを開いた
際に前記転写ローラを電子写真感光体から離間させるこ
とを特徴とする。このような構成により、定着装置の部
分でジャムが発生した場合に、転写ローラが開閉カバー
とともに移動して電子写真感光体および記録紙から離間
させることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【００１１】図１は本発明の実施形態の装置を備えたフ
ァクシミリ装置の構成を示す側面図であり、１は電子写
真プロセスによって記録紙に画像を記録する画像記録
部、２は、画像記録部１の下部に配置され、画像記録部
１に記録紙を供給する給紙部、３は、画像記録部１の上
部に配置され、光学的に画像を読み取る画像読取部、４
は、画像読取部３の上部に配置され、画像読取部３に原
稿を搬送する自動原稿搬送部を示す。
ァクシミリ装置の構成を示す側面図であり、１は電子写
真プロセスによって記録紙に画像を記録する画像記録
部、２は、画像記録部１の下部に配置され、画像記録部
１に記録紙を供給する給紙部、３は、画像記録部１の上
部に配置され、光学的に画像を読み取る画像読取部、４
は、画像読取部３の上部に配置され、画像読取部３に原
稿を搬送する自動原稿搬送部を示す。
【００１２】また、５は感光体６を備えたプロセスカー
トリッジ、７は感光体６にレーザ光を照射する光書き込
み装置、８は感光体６に当接する転写ローラ、９は熱源
を有する定着ローラ１０および定着ローラ１０に所定の
圧力で当接する加圧ローラ１１を備えた定着装置、１２
は、給紙部２から供給された記録紙を、感光体６上のト
ナー像が転写ローラ８に移動するタイミングにあわせ
て、転写ローラ８に記録紙を供給するレジストローラ、
１３は定着装置９を通過した記録紙を外部に排出する排
紙ローラ、１４は、画像記録部１の前面の外装を兼ねて
おり、画像記録部１の前面側の下部に回動軸を有する開
閉可能な前面カバーを示す。
トリッジ、７は感光体６にレーザ光を照射する光書き込
み装置、８は感光体６に当接する転写ローラ、９は熱源
を有する定着ローラ１０および定着ローラ１０に所定の
圧力で当接する加圧ローラ１１を備えた定着装置、１２
は、給紙部２から供給された記録紙を、感光体６上のト
ナー像が転写ローラ８に移動するタイミングにあわせ
て、転写ローラ８に記録紙を供給するレジストローラ、
１３は定着装置９を通過した記録紙を外部に排出する排
紙ローラ、１４は、画像記録部１の前面の外装を兼ねて
おり、画像記録部１の前面側の下部に回動軸を有する開
閉可能な前面カバーを示す。
【００１３】画像記録部１には、プロセスカートリッジ
５，光書き込み装置７，転写ローラ８，レジストローラ
１２，排紙ローラ１３，前面カバー１４さらに装置の各
部の動作および回線を介して情報の送受信をするための
制御部が備えられている。プロセスカートリッジ５は前
面カバー１４を開くことによって画像記録部１本体に対
して着脱可能に構成されている。また、転写ローラ８は
前面カバー１４に設置されており、前面カバー１４を開
いた場合には感光体６から離間し、前面カバー１４を閉
じた場合には感光体６に当接する。さらに、前面カバー
１４には、前面カバー１４を閉じた場合に、転写ローラ
８から定着装置９に記録紙をガイドするガイド部１４ａ
が形成されている。
５，光書き込み装置７，転写ローラ８，レジストローラ
１２，排紙ローラ１３，前面カバー１４さらに装置の各
部の動作および回線を介して情報の送受信をするための
制御部が備えられている。プロセスカートリッジ５は前
面カバー１４を開くことによって画像記録部１本体に対
して着脱可能に構成されている。また、転写ローラ８は
前面カバー１４に設置されており、前面カバー１４を開
いた場合には感光体６から離間し、前面カバー１４を閉
じた場合には感光体６に当接する。さらに、前面カバー
１４には、前面カバー１４を閉じた場合に、転写ローラ
８から定着装置９に記録紙をガイドするガイド部１４ａ
が形成されている。
【００１４】また、給紙部２には、記録紙を収納しかつ
給紙部２本体に対して着脱可能に構成された給紙カセッ
ト１５、記録紙の先端を上方に移動させる底板１６、底
板１６上の記録紙に搬送負荷を付与して給送させる給紙
コロ１７、および給紙コロ１７によって給送された記録
紙を画像記録部１に搬送する搬送ローラ１８等が備えら
れている。
給紙部２本体に対して着脱可能に構成された給紙カセッ
ト１５、記録紙の先端を上方に移動させる底板１６、底
板１６上の記録紙に搬送負荷を付与して給送させる給紙
コロ１７、および給紙コロ１７によって給送された記録
紙を画像記録部１に搬送する搬送ローラ１８等が備えら
れている。
【００１５】そして、回線を介して得られた画像情報ま
たは画像読取部３によって得られた画像情報に基づいた
トナー像が電子写真プロセスによって感光体６上に形成
され、このトナー像が転写ローラ８によって記録紙に転
写される。この記録紙は、ガイド部１４ａによって定着
装置９に導かれ、定着装置９においてトナー像が記録紙
に定着された後に、排紙ローラ１３によって外部に排出
される。
たは画像読取部３によって得られた画像情報に基づいた
トナー像が電子写真プロセスによって感光体６上に形成
され、このトナー像が転写ローラ８によって記録紙に転
写される。この記録紙は、ガイド部１４ａによって定着
装置９に導かれ、定着装置９においてトナー像が記録紙
に定着された後に、排紙ローラ１３によって外部に排出
される。
【００１６】図２は図１の定着装置付近の構成を示す斜
視図、図３は図２の側面図であり、１９は加圧ローラ１
１の支持軸を示し、この支持軸１９は定着ローラ１０の
径方向に往復移動可能に設置されている。２０は支持軸
１９の軸受、２１は、軸受２０を定着ローラ１０側に付
勢して、加圧ローラ１１を定着ローラ１０に所定の圧力
をかけた状態で当接させる加圧スプリング、２２は解除
レバーを示し、この解除レバー２２は、一端部が回転軸
２２ａによって装置本体に回動可能に設置され、他端部
に突起２２ｂが設けられており、支持軸１９と定着ロー
ラ１０の回転軸の間で揺動する。２３は略Ｌ字型に形成
された摺動レバーを示す。この摺動レバー２３の中央部
は回転軸２３ａによって装置本体に回動可能に設置さ
れ、Ｌ字の一方の先端部には突起２２ｂが遊嵌する長孔
２３ｂが形成され、Ｌ字の他方の先端部は、前面カバー
１４が閉じた状態の場合に、前面カバー１４の一部に当
接している。２４は解除レバー２２を支持軸１９側に付
勢する解除スプリングを示す。この解除スプリング２４
が加圧スプリング２１よりも強い力を与えるように設定
されている。
視図、図３は図２の側面図であり、１９は加圧ローラ１
１の支持軸を示し、この支持軸１９は定着ローラ１０の
径方向に往復移動可能に設置されている。２０は支持軸
１９の軸受、２１は、軸受２０を定着ローラ１０側に付
勢して、加圧ローラ１１を定着ローラ１０に所定の圧力
をかけた状態で当接させる加圧スプリング、２２は解除
レバーを示し、この解除レバー２２は、一端部が回転軸
２２ａによって装置本体に回動可能に設置され、他端部
に突起２２ｂが設けられており、支持軸１９と定着ロー
ラ１０の回転軸の間で揺動する。２３は略Ｌ字型に形成
された摺動レバーを示す。この摺動レバー２３の中央部
は回転軸２３ａによって装置本体に回動可能に設置さ
れ、Ｌ字の一方の先端部には突起２２ｂが遊嵌する長孔
２３ｂが形成され、Ｌ字の他方の先端部は、前面カバー
１４が閉じた状態の場合に、前面カバー１４の一部に当
接している。２４は解除レバー２２を支持軸１９側に付
勢する解除スプリングを示す。この解除スプリング２４
が加圧スプリング２１よりも強い力を与えるように設定
されている。
【００１７】次に、動作について説明する。
【００１８】前面カバー１４が閉じた状態の場合は、図
３（ａ）に示すように、解除レバー２２は、支持軸１９
から離間しており、支持軸１９には加圧スプリング２１
の付勢力が付与され、加圧ローラ１１が定着ローラ１０
に当接した状態にある。この状態から前面カバー１４が
開かれると、図３（ｂ）に示すように、摺動レバー２３
から前面カバー１４が離間するため、摺動レバー２３は
フリーな状態になる。さらに、解除スプリング２４の引
っ張りによって、解除レバー２２が支持軸１９側に回動
して中央部が支持軸１９に当接して押圧することによ
り、加圧ローラ１１を定着ローラ１０から離間させる。
そして、突起２２ｂが長孔２３ｂの端部に当接した時点
で解除レバー２２の回動が停止する。なお、支持軸１９
の移動を規制する部材を設けて定着ローラ１０と加圧ロ
ーラ１１との離間幅を規定しても良い。
３（ａ）に示すように、解除レバー２２は、支持軸１９
から離間しており、支持軸１９には加圧スプリング２１
の付勢力が付与され、加圧ローラ１１が定着ローラ１０
に当接した状態にある。この状態から前面カバー１４が
開かれると、図３（ｂ）に示すように、摺動レバー２３
から前面カバー１４が離間するため、摺動レバー２３は
フリーな状態になる。さらに、解除スプリング２４の引
っ張りによって、解除レバー２２が支持軸１９側に回動
して中央部が支持軸１９に当接して押圧することによ
り、加圧ローラ１１を定着ローラ１０から離間させる。
そして、突起２２ｂが長孔２３ｂの端部に当接した時点
で解除レバー２２の回動が停止する。なお、支持軸１９
の移動を規制する部材を設けて定着ローラ１０と加圧ロ
ーラ１１との離間幅を規定しても良い。
【００１９】そして、再度、前面カバー１４を閉じた場
合には、前面カバー１４の一部が摺動レバー２３に当接
して、前面カバー１４に連動して摺動レバー２３が回動
し、さらに解除レバー２２が回動して支持軸１９から離
間する。解除レバー２２が支持軸１９から離間すると、
加圧スプリング２１の付勢により、加圧ローラ１１が定
着ローラ１０に所定の圧力がかかった状態で当接する。
合には、前面カバー１４の一部が摺動レバー２３に当接
して、前面カバー１４に連動して摺動レバー２３が回動
し、さらに解除レバー２２が回動して支持軸１９から離
間する。解除レバー２２が支持軸１９から離間すると、
加圧スプリング２１の付勢により、加圧ローラ１１が定
着ローラ１０に所定の圧力がかかった状態で当接する。
【００２０】このように構成したことにより、定着装置
９の部分でジャムが発生した場合において、ジャム処理
のために前面カバー１４を開けることにより定着ローラ
１０と加圧ローラ１１との当接状態が解除されるため
に、ジャム紙の取り出しが容易になる。また、前面カバ
ー１４を開いた時に、転写ローラ８が前面カバー１４と
ともに移動して感光体６および記録紙から離間するため
に、ジャム紙を取り出す時の作業性が向上する。
９の部分でジャムが発生した場合において、ジャム処理
のために前面カバー１４を開けることにより定着ローラ
１０と加圧ローラ１１との当接状態が解除されるため
に、ジャム紙の取り出しが容易になる。また、前面カバ
ー１４を開いた時に、転写ローラ８が前面カバー１４と
ともに移動して感光体６および記録紙から離間するため
に、ジャム紙を取り出す時の作業性が向上する。
【００２１】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、開閉カバーを閉じた際に定着ローラに対して
加圧ローラを当接させ、開閉カバーを開いた際に前記定
着ローラに対して前記加圧ローラを離間させるために、
定着装置の部分でジャムが発生した場合にローラの回転
負荷がジャム紙にかからなくなり、ジャム処理の作業性
が向上する。
によれば、開閉カバーを閉じた際に定着ローラに対して
加圧ローラを当接させ、開閉カバーを開いた際に前記定
着ローラに対して前記加圧ローラを離間させるために、
定着装置の部分でジャムが発生した場合にローラの回転
負荷がジャム紙にかからなくなり、ジャム処理の作業性
が向上する。
【００２２】また、開閉カバーの開閉に連動させて解除
レバーを回動させる構成にしたことにより、機械的に加
圧ローラを移動させることが可能になり、圧力解除手段
を安価に構成することができる。
レバーを回動させる構成にしたことにより、機械的に加
圧ローラを移動させることが可能になり、圧力解除手段
を安価に構成することができる。
【００２３】また、摺動レバーに設けた長孔に、解除レ
バーに設けた突起を嵌合させることにより、加圧ローラ
の移動範囲を規定することが可能になり、他に規制部材
を設ける必要がなくなる。
バーに設けた突起を嵌合させることにより、加圧ローラ
の移動範囲を規定することが可能になり、他に規制部材
を設ける必要がなくなる。
【００２４】また、開閉カバーに転写ローラを設けたこ
とにより、定着装置の部分でジャムが発生した場合に、
転写ローラが開閉カバーとともに移動して感光体および
記録紙から離間するために、ジャム紙を取り出す時の作
業性が向上する。
とにより、定着装置の部分でジャムが発生した場合に、
転写ローラが開閉カバーとともに移動して感光体および
記録紙から離間するために、ジャム紙を取り出す時の作
業性が向上する。
【図１】本発明の実施形態の装置を備えたファクシミリ
装置の構成を示す側面図
装置の構成を示す側面図
【図２】図１の装置における定着装置付近の構成を示す
斜視図
斜視図
【図３】図２の側面図
１ 画像記録部 ２ 給紙部 ３ 画像読取部 ４ 自動原稿搬送部 ５ プロセスカートリッジ ６ 感光体 ７ 光書き込み装置 ８ 転写ローラ ９ 定着装置 １０ 定着ローラ １１ 加圧ローラ １２ レジストローラ １３ 排紙ローラ １４ 前面カバー １４ａ ガイド部 １５ 給紙カセット １６ 底板 １７ 給紙コロ １８ 搬送ローラ １９ 支持軸 ２０ 軸受 ２１ 加圧スプリング ２２ 摺動レバー ２２ａ 回転軸 ２２ｂ 突起 ２３ 解除レバー ２３ａ 回転軸 ２３ｂ 長孔 ２４ 解除スプリング
Claims (4)
- 【請求項１】 装置本体の外装を兼ねるように開閉可能
に装置本体に設置された開閉カバーと、定着ローラおよ
びこの定着ローラに当接する加圧ローラを有しかつ電子
写真プロセスによってトナー像が記録された記録紙を加
圧，加熱しながら搬送する定着装置とを備えた記録装置
において、 前記開閉カバーの開閉動作に連動し、前記開閉カバーを
開いた際に前記定着ローラに対して前記加圧ローラを離
間させ、前記開閉カバーを閉じた際に前記定着ローラに
対して前記加圧ローラを当接させる圧力解除手段を設け
たことを特徴とする記録装置。 - 【請求項２】 前記圧力解除手段を、前記開閉カバーの
開閉動作に連動して回動可能に設置された摺動レバー
と、一端部を回動可能に取付け、他端部を前記摺動レバ
ーに係合させ、中央部を前記加圧ローラの回転軸と前記
定着ローラの回転軸との間に配置した解除レバーと、こ
の解除レバーを前記加圧ローラの回転軸側に回動させる
ように付勢する解除スプリングとによって構成し、前記
開閉カバーを閉じた際に前記摺動レバーを回動させて前
記解除レバーを前記定着ローラの回転軸側に回動させて
前記解除スプリングの前記加圧ローラに対する付勢を解
除し、前記開閉カバーを開いた際に前記開閉カバーを前
記摺動レバーから離間させ、前記解除スプリングの付勢
によって前記解除レバーを前記加圧ローラの回転軸側に
回動させることを特徴とする請求項１記載の記録装置。 - 【請求項３】 前記摺動レバーと前記解除レバーとの係
合部を、前記摺動レバーに設けた長孔に、前記解除レバ
ーの他端部に設けた突起を嵌合させて構成したことを特
徴とする請求項２記載の記録装置。 - 【請求項４】 前記開閉カバーに転写ローラを設け、前
記開閉カバーを閉じた際に前記転写ローラを電子写真感
光体に当接させ、前記開閉カバーを開いた際に前記転写
ローラを電子写真感光体から離間させることを特徴とす
る請求項１記載の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014432A JP2000214718A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014432A JP2000214718A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000214718A true JP2000214718A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11860871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11014432A Pending JP2000214718A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 記録装置 |
Country Status (1)
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