JP2005241922A - 画像形成機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の画像形成機(2)によれば、圧ローラ(104)と定着ローラ(102)との間に記録用紙がくわえ込まれた状態及び/或いは記録用紙が定着ローラに巻き付いて定着ローラと無端ベルト(110)との間にくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合に記録用紙を圧ローラと定着ローラとの間及び/或いは定着ローラと無端ベルトとの間から取り出す際においても、容易にジャム除去作業ができる。
【解決手段】本体外装(4)の一部領域を構成し開位置と閉位置との間を開閉自在に配設された開閉カバー(6)と、圧ローラの回転軸に作用する圧接/圧接解除手段(139)とを有する。定着ローラ及び圧ローラの回転軸はベルト支持ローラ(106及び108)の回転軸(138)に対して移動可能に支持されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は画像形成装置、更に詳しくは定着ローラと、この定着ローラに圧接する圧ローラと、相互に間隔をおいては位置された複数のベルト支持ローラと、ベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトとを備えた定着装置を有する画像形成機に関する。
定着ローラを内部からではなく、外部から加熱するよう構成された定着装置はすでに知られている。この種の定着装置の一つの典型例は、定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、定着ローラに圧接されかつ加熱手段を内蔵した複数の熱ローラとを備えている(特許文献1参照)。定着ローラは、鉄製の中空管からなる心金と、心金の周囲を被覆するシリコンゴムから構成されている。また熱ローラの各々は、表面をフッ素樹脂でコーティングしたアルミニウム製の中空管から構成されている。
上記定着装置は、定着ローラの表面を直接加熱するので、定着ローラの昇温時間を短縮でき、したがってウォームアップ時間を短縮できる。しかしながら、複数の熱ローラによる定着ローラへの熱の供給は、熱ローラの各々と定着ローラとの間のわずかなニップ幅に限定されるので、熱の供給量が制限される。その結果、定着ローラの昇温時間を更に短縮したい場合には、該ニップ幅を広げる必要があるが、該ニップ幅を広げた場合には、定着ローラに対する局部的な負荷が増加するので、定着ローラの駆動トルクが増加し、駆動系を強化する必要が生ずる。また、定着ローラのシリコンゴムの損傷を早めて耐久性を損なうおそれがある。
上記問題を解決することができる
定着装置は、本出願人である京セラミタ株式会社によって既に出願されている。この定着装置の典型例は、定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、相互に間隔を置いて配置された複数のベルト支持ローラと、ベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトとを備えている。無端ベルトの外周面の一部領域は定着ローラの外周面の一部領域に圧接され、少なくとも1個のベルト支持ローラは、加熱手段が内蔵されたヒートローラから構成される。上記定着装置においては、無端ベルトの外周面の一部領域は定着ローラの外周面の一部領域に圧接されるよう構成されている。すなわち、定着ローラの外周面の一部領域に沿って、柔軟性のある無端ベルトが圧接されてニップ領域10Nを形成するので、定着ローラを加熱するためのニップ幅を従来よりも大幅に増加することができる。その結果、定着ローラに対する局部的な負荷を増加することなく、しかも定着ローラの耐久性を損なうことなく、定着ローラの昇温時間を短縮してウォームアップ時間を短縮することを可能にする。
定着装置は、本出願人である京セラミタ株式会社によって既に出願されている。この定着装置の典型例は、定着ローラと、定着ローラに圧接された圧ローラと、相互に間隔を置いて配置された複数のベルト支持ローラと、ベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトとを備えている。無端ベルトの外周面の一部領域は定着ローラの外周面の一部領域に圧接され、少なくとも1個のベルト支持ローラは、加熱手段が内蔵されたヒートローラから構成される。上記定着装置においては、無端ベルトの外周面の一部領域は定着ローラの外周面の一部領域に圧接されるよう構成されている。すなわち、定着ローラの外周面の一部領域に沿って、柔軟性のある無端ベルトが圧接されてニップ領域10Nを形成するので、定着ローラを加熱するためのニップ幅を従来よりも大幅に増加することができる。その結果、定着ローラに対する局部的な負荷を増加することなく、しかも定着ローラの耐久性を損なうことなく、定着ローラの昇温時間を短縮してウォームアップ時間を短縮することを可能にする。
しかしながら、上記定着装置を有する画像形成機を実用化するに当たっては、次のような解決するべき技術課題が存在することが判明した。即ち、圧ローラと定着ローラとの間に記録用紙がくわえ込まれた状態及び/或いは記録用紙が定着ローラに巻き付いて定着ローラと無端ベルトとの間にくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合に記録用紙を圧ローラと定着ローラとの間及び/或いは定着ローラと無端ベルトとの間から取り出す際に記録用紙が破れて定着装置内に残留し、これが新たなジャムの原因、或いは記録用紙の未定着部分のトナーが定着ローラに付着し画像不良の原因となる虞がある。
特開平11−84934号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は圧ローラと定着ローラとの間に記録用紙がくわえ込まれた状態及び/或いは記録用紙が定着ローラに巻き付いて定着ローラと無端ベルトとの間にくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合に記録用紙を圧ローラと定着ローラとの間及び/或いは定着ローラと無端ベルトとの間から取り出す際においても、容易にジャム除去作業ができる、新規且つ改良された画像形成機を提供することである。
本発明によれば、定着ローラと、該定着ローラに圧接する圧ローラと、相互に間隔をおいては位置された複数のベルト支持ローラと、該ベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトとを備えた定着装置を有し、該無端ベルトの外周面の一部領域は該定着ローラの外周面の一部領域に圧接され、少なくとも1個のベルト支持ローラは内側又は外側に配設された加熱手段により加熱される画像形成機において、
本体外装の一部領域を構成し開位置と閉位置との間を開閉自在に配設された開閉カバーと、該圧ローラの回転軸に作用する圧接/圧接解除手段とを有し、
該定着ローラ及び該圧ローラの回転軸は該ベルト支持ローラの回転軸に対して移動可能に支持されており、
該開閉カバーが該閉位置から該開位置に移動せしめられると、該圧接/圧接解除手段が該開閉カバーに連動して該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して離隔する方向に移動し、該圧ローラの該定着ローラへの圧接を解除すると共に、該無端ベルトの外周面における一部領域の該定着ローラの外周面における一部領域への圧接を解除し、
該開閉カバーが該開位置から該閉位置に移動せしめられると、該圧接/圧接解除手段が該開閉カバーに連動して該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して近接する方向に移動し、該圧ローラが該定着ローラへ圧接されると共に、該定着ローラの外周面における一部領域が該無端ベルトの外周面における一部領域へ圧接される、ことを特徴とする画像形成機が提供される。
本体外装の一部領域を構成し開位置と閉位置との間を開閉自在に配設された開閉カバーと、該圧ローラの回転軸に作用する圧接/圧接解除手段とを有し、
該定着ローラ及び該圧ローラの回転軸は該ベルト支持ローラの回転軸に対して移動可能に支持されており、
該開閉カバーが該閉位置から該開位置に移動せしめられると、該圧接/圧接解除手段が該開閉カバーに連動して該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して離隔する方向に移動し、該圧ローラの該定着ローラへの圧接を解除すると共に、該無端ベルトの外周面における一部領域の該定着ローラの外周面における一部領域への圧接を解除し、
該開閉カバーが該開位置から該閉位置に移動せしめられると、該圧接/圧接解除手段が該開閉カバーに連動して該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して近接する方向に移動し、該圧ローラが該定着ローラへ圧接されると共に、該定着ローラの外周面における一部領域が該無端ベルトの外周面における一部領域へ圧接される、ことを特徴とする画像形成機が提供される。
好ましくは、該圧接/圧接解除手段は、該開閉カバーの開閉と連動して旋回する旋回レバーと、一端が該旋回レバーに固定され、該旋回レバーを旋回させて該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して離隔する方向に移動させる第一の弾性偏倚手段と、該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して近接する方向に押圧する第二の弾性偏倚手段とを含んでいる。
本発明の画像形成機よれば、圧ローラと定着ローラとの間に記録用紙がくわえ込まれた状態及び/或いは記録用紙が定着ローラに巻き付いて定着ローラと無端ベルトとの間にくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合に記録用紙を圧ローラと定着ローラとの間及び/或いは定着ローラと無端ベルトとの間から取り出す際においても、容易にジャム除去作
業ができる。
業ができる。
以下、本発明に従って構成された画像形成機の好適な実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照して、本発明に従って構成された画像形成機を説明する。全体を番号2で示す画像形成機は、ほぼ直方体形状をなす画像形成機本体4を備えている。かかる画像形成機本体4の本体外装には開口部(図1乃至図4において、いずれにも図示されていない)が形成されており、この開口部の下端には本体外装の一部領域を構成し開位置(図1において一点鎖線で図示する位置、図2において図示する位置)と閉位置(図1において実線で図示する位置、及び図3において図示する位置)との間を開閉自在に配設された開閉カバー6が取り付けられている。図示の実施形態における開閉カバー6は本体外装の左側側面の一部領域を構成しており、その上端部の内面には後述する旋回レバー144(図1においては図示されていないが、図2乃至図4においては図示されている)に作用する作用部7(図1においては省略されているが、図2及び図3と共に図4においては図示されている)が水平方向(図4参照)に間隔をおいて一対設けられている。また、画像形成機本体4の上部内には、図示しない原稿露光及び画像読取手段が配設されている。原稿露光及び画像読取手段は、画像形成機本体4の上面に配設された図示しないコンタクトガラス上に戴置した原稿の読取走査を行うための光源、ミラー、レンズなどの各種構成要素、及びこれらを駆動する装置などを備えている。このようないわゆるスキャナの上方には自動原稿搬送装置(ADF)8が装着されている。画像形成機本体4の上面における、コンタクトガラスの手前側には図示しない操作パネルが配設されている。画像形成機本体4内には、給紙カセット、用紙搬送路、各種搬送ローラ、作像手段など(図1乃至図4において、いずれにも図示されていない)が配設されている。各種搬送ローラは、ピックアップローラ、給紙ローラ、レジストローラなどを含んでいる。作像手段は、感光体ドラム10、感光体ドラム10の周囲に配設された主帯電器、レーザスキャニングユニット、現像装置、転写ローラ12、クリーニング装置などの作像エレメント、用紙搬送路に配設された定着装置100などを含んでいる。かかる画像形成機においては、用紙搬送路を矢印14方向に搬送されてきた用紙に転写部16で感光体ドラム10の外周面からトナー像が転写され、転写されたトナー像は定着装置100において用紙に定着される。
図1乃至図4を参照して説明を続ける。図示の実施形態における定着装置100は、定着ローラ102と、定着ローラ102に対し左方(図4においては下方)から圧接される圧ローラ104と、相互に間隔を置いて配置された複数の、実施形態においては2個のベルト支持ローラ106及び108と、ベルト支持ローラ106及び108の各々間に巻き掛けられた無端ベルト110とを備えている。無端ベルト110の外周面の一部領域は定着ローラ102の外周面の一部領域に圧接されている。少なくとも1個のベルト支持ローラは、内側又は外側に配設された加熱手段により加熱されるよう構成されている。実施形態において、1個のベルト支持ローラ106は、加熱手段106H(図1においては省略されており、図4においては図示されていないが、図2及び図3には図示されている)が内蔵されたヒートローラから構成されている。すなわち、ベルト支持ローラ106は、内側に配設された加熱手段106Hにより加熱されるよう構成されている。無端ベルト110及びベルト支持ローラ106及び108により囲まれた空間内には、ヒートローラであるベルト支持ローラ106の温度制御を行うための制御機器である温度センサ(図示されていない)、具体的にはサーミスタが、例えばベルト支持ローラ106の外周面に接触するよう配設されている。用紙は、図1及び図3において矢印14で示す方向に搬送される。定着装置100は、ハウジング112を備えている。図示の実施形態におけるハウジング112は主部114及び主部114に着脱自在に装着される補助部116から構成されている。ハウジング112の主部114は横断面において略コの字状部118、略コの字状部118の端部から外方に延出する延出部120(図4参照)及び略コの字状部118の端部における略中央部から延び出る円弧状部122(図2参照)を備えている。ハウジング112の補助部116は横断面において略コの字状部124、略コの字状部124の端部から外方に延出する延出部126(図4参照)及び略コの字状部124の端部における略中央部に配設された切欠部128(図2及び図3参照)を備えている。上述されたように構成されたハウジング112の主部114における略コの字状部118の両側側面には、夫々に第一の案内長孔129及び第二の案内長孔131が水平方向に間隔をおいて形成されている。第一の案内長孔129と圧ローラ104の回転軸130との間には夫々、ベアリング132が配設されており、第二の案内長孔131と定着ローラ102の回転軸134との間には夫々、ベアリング136が配設されている。そして、圧ローラ104の回転軸130は回転可能且つベルト支持ローラ106及び108の回転軸138に対して離隔する方向に移動可能に支持されており、定着ローラ102の回転軸134は回転可能且つベルト支持ローラ106及び108の回転軸138(に対して離隔する方向に移動可能に支持されている。ハウジング112の補助部116における略コの字状部124の両側側面には、夫々に図示していない支持孔が形成されており、かかる支持孔とベルト支持ローラ106及び108の回転軸138との間にはベアリング140(図2及び図3においては図示されていないが、図4においてはベルト支持ローラ106の回転軸138に配設されたベアリングのみが図示されている)が配設されており、ベルト支持ローラ106及び108の回転軸138は回転可能にベアリング140(図2及び図3においては図示されていないが、図4においてはベルト支持ローラ106の回転軸138に配設されたベアリングのみが図示されている)を介して上記支持孔に支持されている。
本発明の画像形成機は、圧ローラ104の回転軸130に作用する圧接/圧接解除手段139を有する。図示の実施形態における圧接/圧接解除手段139は、開閉カバー6の開閉に連動して旋回する略L字状の旋回レバー144と、旋回レバー144を旋回させて圧ローラ104の回転軸130をベルト支持ローラ106及び108の回転軸138に対して離隔する方向に移動させる第一の弾性偏倚手段150と、主部114における略コの字状部118の両側側面に摺動自在に装着された回転軸支持部材152と、ハウジング112の主部114における略コの字状部118の両側側面の夫々に設けられた固定片146に一端が固定され圧ローラ106の回転軸130をベルト支持ローラ106及び108の回転軸138に対して近接する方向に押圧する第二の弾性偏倚手段148とを含んでいる。第一の弾性偏倚手段150及び第二の弾性偏倚手段148は弾性バネで構成することができる。第一の弾性偏倚手段150はその一端が旋回レバー144の屈曲部に固定され、他端がハウジング112の主部114における略コの字状部118の両側側面或いは画像形成機本体4に固定されている。回転軸支持部材152は第一の弾性偏倚手段150の自由端部に固定されており、圧ローラ104の回転軸130を旋回レバー144と共に挟持している。
画像形成機2においては、開閉カバー6を開位置(図1において一点鎖線で図示する位置又は図2で図示する位置)から閉位置(図1において実線で図示する位置又は図3において図示する位置)へ回動するに従って、開閉カバー6の先端部に設けられた作用部7が旋回レバー144の先端部に作用し始める。これによって、旋回レバー144は第一の弾性偏倚手段150の弾性力に抗して定着ローラ102側に旋回される。かくすると、第二の弾性偏倚手段148がその弾性力によって回転軸挟持部材152を介して圧ローラ104の回転軸130をベルト支持ローラ106及び108の回転軸138に対して近接する方向に押圧し、圧ローラ104が定着ローラ102へ圧接されると共に、定着ローラ102の外周面における一部領域が無端ベルト110の外周面における一部領域へ圧接される。画像形成機2においては、定着装置100及び開閉カバー6は上述されたような状態で通常は使用される。
上記画像形成機2において、用紙搬送路を矢印14方向に搬送されてきた用紙に転写部16で感光体ドラム10の外周面からトナー像が転写され、次いで転写されたトナー像が定着装置100において用紙に定着される際に、圧ローラ104と定着ローラ102との間に用紙がくわえ込まれた状態及び/或いは用紙が定着ローラ102に巻き付いて定着ローラ102と無端ベルト110との間にくわえ込まれた状態でジャムが発生した場合には、開閉カバー6を閉位置(図1において実線で図示する位置、又は図3に図示する位置)から開位置(図1において一点鎖線で図示する位置、又は図2に図示する位置)へ回動すると、開閉カバー6の回動に従って、第一の弾性偏倚手段150がその弾性力によって旋回レバー144を定着ローラ102とは反対側に旋回すると共に第二の弾性偏倚手段148がその弾性力によって定着ローラ102とは反対側に移動させる。これによって、圧ローラ104の回転軸130が回転軸挟持部材152と旋回レバー144とに挟持された状態で、ベルト支持ローラ106及び108の回転軸138に対して離隔する方向に移動され、圧ローラ104の定着ローラ102への圧接を解除する共に、定着ローラ102の外周面における一部領域の無端ベルト110の外周面における一部領域への圧接が解除する。その後、作業者は開閉カバー6が開位置にせしめられた際に本体外装に形成される開口部を介して定着装置100の下方或いは上方から手を差し伸べて圧ローラと定着ローラとの間及び/或いは定着ローラと無端ベルトとの間にジャム状態になった用紙を容易に取り除くことができる。
2:画像形成機
4:本体
6:開閉カバー
100:定着装置
102:定着ローラ
104:圧ローラ
106:ベルト支持ローラ
106H:加熱手段
108:ベルト支持ローラ
110:無端ベルト
4:本体
6:開閉カバー
100:定着装置
102:定着ローラ
104:圧ローラ
106:ベルト支持ローラ
106H:加熱手段
108:ベルト支持ローラ
110:無端ベルト
Claims (2)
- 定着ローラと、該定着ローラに圧接する圧ローラと、相互に間隔をおいては位置された複数のベルト支持ローラと、該ベルト支持ローラの各々間に巻き掛けられた無端ベルトとを備えた定着装置を有し、該無端ベルトの外周面の一部領域は該定着ローラの外周面の一部領域に圧接され、少なくとも1個のベルト支持ローラは内側又は外側に配設された加熱手段により加熱される画像形成機において、
本体外装の一部領域を構成し開位置と閉位置との間を開閉自在に配設された開閉カバーと、該圧ローラの回転軸に作用する圧接/圧接解除手段とを有し、
該定着ローラ及び該圧ローラの回転軸は該ベルト支持ローラの回転軸に対して移動可能に支持されており、
該開閉カバーが該閉位置から該開位置に移動せしめられると、該圧接/圧接解除手段が該開閉カバーに連動して該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して離隔する方向に移動し、該圧ローラの該定着ローラへの圧接を解除すると共に、該無端ベルトの外周面における一部領域の該定着ローラの外周面における一部領域への圧接を解除し、
該開閉カバーが該開位置から該閉位置に移動せしめられると、該圧接/圧接解除手段が該開閉カバーに連動して該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して近接する方向に移動し、該圧ローラが該定着ローラへ圧接されると共に、該定着ローラの外周面における一部領域が該無端ベルトの外周面における一部領域へ圧接される、ことを特徴とする画像形成機。 - 該圧接/圧接解除手段は、該開閉カバーの開閉と連動して旋回する旋回レバーと、一端が該旋回レバーに固定され、該旋回レバーを旋回させて該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して離隔する方向に移動させる第一の弾性偏倚手段と、該圧ローラの回転軸を該ベルト支持ローラの回転軸に対して近接する方向に押圧する第二の弾性偏倚手段とを含んでいる、請求項1記載の画像形成機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005241922A true JP2005241922A (ja) | 2005-09-08 |
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