JPH1130920A - 加熱定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
加熱定着装置及び画像形成装置Info
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- JPH1130920A JPH1130920A JP18700197A JP18700197A JPH1130920A JP H1130920 A JPH1130920 A JP H1130920A JP 18700197 A JP18700197 A JP 18700197A JP 18700197 A JP18700197 A JP 18700197A JP H1130920 A JPH1130920 A JP H1130920A
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- fixing film
- fixing
- fitted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルムガイドへの定着フィルムの嵌合が楽
に行えると共に、回転中の定着フィルムにたるみが生じ
ない加熱定着装置を得る。 【解決手段】 フィルムガイド202の平面部202C
に加熱体200が固定されている。また、フィルムガイ
ド202には、加熱体200の発熱をシートSに伝える
定着フィルム201が回転可能に嵌合(外嵌)されてい
る。そして、シート搬送方向に回転する加圧ローラ30
0が定着フィルム201を介して発熱体200に当接し
ている。フィルムガイド202には、支軸204、20
5を中心として回動可能なリブ部202a、202bが
設けられている。この各リブ部202a、202bは、
定着フィルム201をフィルムガイド202に嵌合した
後は、図1のように垂直姿勢とされる。また、定着フィ
ルム201をフィルムガイド202に嵌合する時には、
内側に倒れた姿勢とされる。
に行えると共に、回転中の定着フィルムにたるみが生じ
ない加熱定着装置を得る。 【解決手段】 フィルムガイド202の平面部202C
に加熱体200が固定されている。また、フィルムガイ
ド202には、加熱体200の発熱をシートSに伝える
定着フィルム201が回転可能に嵌合(外嵌)されてい
る。そして、シート搬送方向に回転する加圧ローラ30
0が定着フィルム201を介して発熱体200に当接し
ている。フィルムガイド202には、支軸204、20
5を中心として回動可能なリブ部202a、202bが
設けられている。この各リブ部202a、202bは、
定着フィルム201をフィルムガイド202に嵌合した
後は、図1のように垂直姿勢とされる。また、定着フィ
ルム201をフィルムガイド202に嵌合する時には、
内側に倒れた姿勢とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に用
いられる加熱定着装置に関する。
機、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に用
いられる加熱定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置には、シー
ト(記録材)に転写された未定着のトナー像をシート面
に定着させるための加熱定着装置が備えられている。
ト(記録材)に転写された未定着のトナー像をシート面
に定着させるための加熱定着装置が備えられている。
【0003】この加熱定着装置には種々の方式(構成)
のものが用いられているが、その中の1つに、短時間の
うちに使用可能状態になるオンデマンド方式の加熱定着
装置がある。
のものが用いられているが、その中の1つに、短時間の
うちに使用可能状態になるオンデマンド方式の加熱定着
装置がある。
【0004】図6に、従来例のオンデマンド方式の加熱
定着装置の構成を示す。
定着装置の構成を示す。
【0005】本加熱定着装置100Aにおいては、加熱
体(ヒータ)200の発熱を定着フィルム201を介し
てシートSに伝えていることにより、短時間のうちに使
用可能状態になる。
体(ヒータ)200の発熱を定着フィルム201を介し
てシートSに伝えていることにより、短時間のうちに使
用可能状態になる。
【0006】定着フィルム201は円筒状をなしてお
り、フィルムガイド(保持部材)202に対して回転可
能な状態に嵌合(外嵌)されている。
り、フィルムガイド(保持部材)202に対して回転可
能な状態に嵌合(外嵌)されている。
【0007】定着フィルム201はフィルムガイド20
2の両翼のリブ部202a、202bによってガイドさ
れるが、従来の場合、定着フィルム201の周長とフィ
ルムガイド202が嵌合可能な最小周長との間には大き
な差が設けられている。すなわち、定着フィルム201
はフィルムガイド202にルーズに嵌合されている。こ
れは、フィルムガイド202に対して定着フィルム20
1を楽に嵌め込めるようにするためである。
2の両翼のリブ部202a、202bによってガイドさ
れるが、従来の場合、定着フィルム201の周長とフィ
ルムガイド202が嵌合可能な最小周長との間には大き
な差が設けられている。すなわち、定着フィルム201
はフィルムガイド202にルーズに嵌合されている。こ
れは、フィルムガイド202に対して定着フィルム20
1を楽に嵌め込めるようにするためである。
【0008】フィルムガイド202の中央に位置する平
面部202cには加熱体200が固定されている。フィ
ルムガイド202に嵌合されている定着フィルム201
は平面部202cで加熱体200に接触している。
面部202cには加熱体200が固定されている。フィ
ルムガイド202に嵌合されている定着フィルム201
は平面部202cで加熱体200に接触している。
【0009】フィルムガイド202の平面部202に固
定されている加熱体200には、時計回り方向に回転す
る加圧ローラ300が定着フィルム201を介して当接
している。この場合、ステー203がフィルムガイド2
02を下方に加圧していることにより、加熱体200が
位置固定されている加圧ロ−ラ300に対して所定の圧
力で当接している。
定されている加熱体200には、時計回り方向に回転す
る加圧ローラ300が定着フィルム201を介して当接
している。この場合、ステー203がフィルムガイド2
02を下方に加圧していることにより、加熱体200が
位置固定されている加圧ロ−ラ300に対して所定の圧
力で当接している。
【0010】加圧ローラ300には、不図示のモータか
らの駆動が伝えられて時計回り方向に回転する。定着フ
ィルム201は加圧ローラ300の回転に従動回転す
る。
らの駆動が伝えられて時計回り方向に回転する。定着フ
ィルム201は加圧ローラ300の回転に従動回転す
る。
【0011】トナー像Tの転写を終えたシートSは、シ
ートガイド401にガイドされて加熱体200と加圧ロ
ーラ300とのニップNに入って行く。そして、ニップ
Nを通過中のシートSは定着フィルム201を介して加
熱され、加圧ローラ300によって加圧されて、トナー
像Tがシート面に定着される。ニップNを通過した定着
処理済みシートSはシートガイド402にガイドされて
下流へ移動する。
ートガイド401にガイドされて加熱体200と加圧ロ
ーラ300とのニップNに入って行く。そして、ニップ
Nを通過中のシートSは定着フィルム201を介して加
熱され、加圧ローラ300によって加圧されて、トナー
像Tがシート面に定着される。ニップNを通過した定着
処理済みシートSはシートガイド402にガイドされて
下流へ移動する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
加熱定着装置100Aのように、定着フィルム201が
フィルムガイド202にルーズに嵌合されている場合、
加圧ローラ300に従動回転する定着フィルム201に
たるみが生じ易く、そのために、ニップNに進入するシ
ートSの先端に皺が生じてしまう問題点があった。
加熱定着装置100Aのように、定着フィルム201が
フィルムガイド202にルーズに嵌合されている場合、
加圧ローラ300に従動回転する定着フィルム201に
たるみが生じ易く、そのために、ニップNに進入するシ
ートSの先端に皺が生じてしまう問題点があった。
【0013】すなわち、ニップNに進入しようとするシ
ート先端はたるんでいる定着フィルム201によって進
入抵抗を受ける。このため、シート先端のシート幅方向
における各位置のニップNへの進入タイミングにバラツ
キが生じ、皺を発生させる。
ート先端はたるんでいる定着フィルム201によって進
入抵抗を受ける。このため、シート先端のシート幅方向
における各位置のニップNへの進入タイミングにバラツ
キが生じ、皺を発生させる。
【0014】回転中の定着フィルム201にたるみが生
じないようにするには、例えば、図7に示す加熱定着装
置100Bのように、リブ202a、202bを大きく
して、定着フィルム201の周長とフィルムガイド20
2が嵌合可能な最小周長との差を小さくすればよいので
あるが、このようにした場合、フィルムガイド202へ
の定着フィルム201の嵌め込み(挿入)が難しくなる
上、無理に挿入すれば定着フィルム201の挿入側端を
フィルムガイド202で損傷してしまう。
じないようにするには、例えば、図7に示す加熱定着装
置100Bのように、リブ202a、202bを大きく
して、定着フィルム201の周長とフィルムガイド20
2が嵌合可能な最小周長との差を小さくすればよいので
あるが、このようにした場合、フィルムガイド202へ
の定着フィルム201の嵌め込み(挿入)が難しくなる
上、無理に挿入すれば定着フィルム201の挿入側端を
フィルムガイド202で損傷してしまう。
【0015】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、(1)回転中の定着フィルムにたるみ
が生じない、(2)保持部材への定着フィルムの嵌合が
楽に行える、加熱定着装置を提供することを目的とす
る。
なされたもので、(1)回転中の定着フィルムにたるみ
が生じない、(2)保持部材への定着フィルムの嵌合が
楽に行える、加熱定着装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱体と、前
記加熱体に接触して前記加熱体の発熱をシートに伝える
円筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムを回転可能
に外嵌して保持する保持部材と、を具備している加熱定
着装置に係る。
記加熱体に接触して前記加熱体の発熱をシートに伝える
円筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムを回転可能
に外嵌して保持する保持部材と、を具備している加熱定
着装置に係る。
【0017】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記定着フィルムの周長と前記保持部材が嵌合可能
な最小周長との差を大きくする第1の姿勢と、前記定着
フィルムの周長と前記保持部材が嵌合可能な最小周長と
の差を小さくする第2の姿勢とに変更可能な周長差変更
手段を有する、ことを特徴とする。
め、前記定着フィルムの周長と前記保持部材が嵌合可能
な最小周長との差を大きくする第1の姿勢と、前記定着
フィルムの周長と前記保持部材が嵌合可能な最小周長と
の差を小さくする第2の姿勢とに変更可能な周長差変更
手段を有する、ことを特徴とする。
【0018】また、前記定着フィルムを前記保持部材に
嵌合する時には前記周長差変更手段を前記第1の姿勢に
し、前記定着フィルムを前記保持部材に嵌合した後には
前記周長差変更手段を前記第2の姿勢にする、ことを特
徴とする。
嵌合する時には前記周長差変更手段を前記第1の姿勢に
し、前記定着フィルムを前記保持部材に嵌合した後には
前記周長差変更手段を前記第2の姿勢にする、ことを特
徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0020】〈第1の実施の形態〉図1は本発明に係る
加熱定着装置の構成を示す。
加熱定着装置の構成を示す。
【0021】なお、本加熱定着装置100Cの構成を説
明するに当たり、上記従来例の加熱定着装置100A
(100B)と同一の部材等には同一符号を付すと共
に、構成的かつ機能的に変わらないものについては、そ
の説明を省略する。
明するに当たり、上記従来例の加熱定着装置100A
(100B)と同一の部材等には同一符号を付すと共
に、構成的かつ機能的に変わらないものについては、そ
の説明を省略する。
【0022】本加熱定着装置100Cの場合、フィルム
ガイド202の両翼のリブ202a、202bは他の部
分とは別体に構成されて支軸204、205を回動中心
に上下の方向に回動可能となっている。そして、このリ
ブ202a、202bは図1に示す垂直姿勢(第2の姿
勢)で定着フィルム201をガイドするようになってい
る。
ガイド202の両翼のリブ202a、202bは他の部
分とは別体に構成されて支軸204、205を回動中心
に上下の方向に回動可能となっている。そして、このリ
ブ202a、202bは図1に示す垂直姿勢(第2の姿
勢)で定着フィルム201をガイドするようになってい
る。
【0023】リブ202a、202bが垂直姿勢にある
時、定着フィルム201の周長とフィルムガイド202
が嵌合可能な最小周長との差は小さく(1mm程度)、
回転中の定着フィルム201にたるみが生じないように
なっている。
時、定着フィルム201の周長とフィルムガイド202
が嵌合可能な最小周長との差は小さく(1mm程度)、
回転中の定着フィルム201にたるみが生じないように
なっている。
【0024】フィルムガイド202に定着フィルム20
1を嵌合する時には、図2に示すように、リブ202
a,202bを内側に倒した姿勢(第1の姿勢)で固定
しておく。このようにしておくと、定着フィルム201
の周長とフィルムガイド202が嵌合可能な最小周長と
の差が大きくなって、定着フィルム201をフィルムガ
イド202に楽に挿入することができる。
1を嵌合する時には、図2に示すように、リブ202
a,202bを内側に倒した姿勢(第1の姿勢)で固定
しておく。このようにしておくと、定着フィルム201
の周長とフィルムガイド202が嵌合可能な最小周長と
の差が大きくなって、定着フィルム201をフィルムガ
イド202に楽に挿入することができる。
【0025】定着フィルム201をフィルムガイド20
2に嵌合した後、図1に示すように、リブ202a、2
02bを垂直姿勢にして固定する。
2に嵌合した後、図1に示すように、リブ202a、2
02bを垂直姿勢にして固定する。
【0026】〈第2の実施の形態〉図3に、フィルムガ
イド202の別の構成例を示す。
イド202の別の構成例を示す。
【0027】ここでは、一方の各リブ202bを他の部
分とは別体に構成して、上下の方向に移動可能な状態で
取り付けている。各リブ202bは垂直方向に移動可能
な軸206上に固定されている。
分とは別体に構成して、上下の方向に移動可能な状態で
取り付けている。各リブ202bは垂直方向に移動可能
な軸206上に固定されている。
【0028】図3(a)は、定着フィルム201を嵌合
する時の各リブ202bのセット状態を示している。定
着フィルム201を嵌合する時、各リブ202bは所定
の位置まで降下して、縮小姿勢(第1の姿勢)とされて
いる。このように、各リブ202bが縮小姿勢にある
時、定着フィルム201の周長とフィルムガイド202
が嵌合可能な最小周長との差は大きく、定着2ィルム2
01をフィルムガイド202に楽に挿入することができ
る。
する時の各リブ202bのセット状態を示している。定
着フィルム201を嵌合する時、各リブ202bは所定
の位置まで降下して、縮小姿勢(第1の姿勢)とされて
いる。このように、各リブ202bが縮小姿勢にある
時、定着フィルム201の周長とフィルムガイド202
が嵌合可能な最小周長との差は大きく、定着2ィルム2
01をフィルムガイド202に楽に挿入することができ
る。
【0029】図3(b)は、定着フィルム201を嵌合
した後の各リブ202bのセット状態を示している。定
着フィルム201を嵌合後は、各リブ202bを所定の
位置まで上方に移動させて伸長姿勢(第2の姿勢)にす
る。この場合、軸206を上方に移動させる。このよう
に、各リブ202bを伸長姿勢にすると、定着フィルム
201の周長とフィルムガイド202が嵌合可能な最小
周長との差は小さくなり、回転中の定着フィルム201
にたるみが生じなくなる。
した後の各リブ202bのセット状態を示している。定
着フィルム201を嵌合後は、各リブ202bを所定の
位置まで上方に移動させて伸長姿勢(第2の姿勢)にす
る。この場合、軸206を上方に移動させる。このよう
に、各リブ202bを伸長姿勢にすると、定着フィルム
201の周長とフィルムガイド202が嵌合可能な最小
周長との差は小さくなり、回転中の定着フィルム201
にたるみが生じなくなる。
【0030】〈第3の実施の形態〉図4に、フィルムガ
イド202の更に別の構成例を示す。
イド202の更に別の構成例を示す。
【0031】ここでは、各リブ202bの位置に上下の
方向に移動可能なコロ207を設けている。各コロ20
7は垂直方向に移動可能な軸208上に取り付けられて
いる。
方向に移動可能なコロ207を設けている。各コロ20
7は垂直方向に移動可能な軸208上に取り付けられて
いる。
【0032】図4(a)は、定着フィルム201を嵌合
する時の各コロ207のセット状態を示している。定着
フィルム201を嵌合する時、各コロ207は所定の位
置まで降下した沈下姿勢(第1の姿勢)とされている。
このように、各コロ207が沈下姿勢にある時、定着フ
ィルム201の周長とフィルムガイド202が嵌合可能
な最小周長との差は大きく、定着フィルム201をフィ
ルムガイド202に楽に挿入することができる。
する時の各コロ207のセット状態を示している。定着
フィルム201を嵌合する時、各コロ207は所定の位
置まで降下した沈下姿勢(第1の姿勢)とされている。
このように、各コロ207が沈下姿勢にある時、定着フ
ィルム201の周長とフィルムガイド202が嵌合可能
な最小周長との差は大きく、定着フィルム201をフィ
ルムガイド202に楽に挿入することができる。
【0033】図4(b)は、定着フィルム201を嵌合
した後の各コロ207のセット状態を示している。定着
フィルム201を嵌合後は、各コロ207を所定の位置
まで上方に移動させて浮上姿勢(第2の姿勢)にする。
この場合、軸208を上方に移動させる。このように、
各コロ207を浮上姿勢にすると、定着フィルム201
の周長とフィルムガイド202が嵌合可能な最小周長と
の差は小さくなり、回転中の定着フィルム201にたる
みが生じなくなる。
した後の各コロ207のセット状態を示している。定着
フィルム201を嵌合後は、各コロ207を所定の位置
まで上方に移動させて浮上姿勢(第2の姿勢)にする。
この場合、軸208を上方に移動させる。このように、
各コロ207を浮上姿勢にすると、定着フィルム201
の周長とフィルムガイド202が嵌合可能な最小周長と
の差は小さくなり、回転中の定着フィルム201にたる
みが生じなくなる。
【0034】本例のように、コロ207を用いた場合、
回転する定着フィルム201の摺動抵抗が小さいので、
定着フィルム201の寿命を高めることができる。
回転する定着フィルム201の摺動抵抗が小さいので、
定着フィルム201の寿命を高めることができる。
【0035】〈実施例〉図5に、本発明の加熱定着装置
100Cを備えた画像形成装置(レーザービームプリン
タ)の全体構成例を示す。
100Cを備えた画像形成装置(レーザービームプリン
タ)の全体構成例を示す。
【0036】印字スタート信号が入力すると、レーザー
スキャナ506が画像情報に応じたレーザー光を、時計
回り方向に回転している感光ドラム(トナー像担持手
段)504上に照射する。これにより、感光ドラム50
4上には静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器
(不図示)によってトナー現像される。
スキャナ506が画像情報に応じたレーザー光を、時計
回り方向に回転している感光ドラム(トナー像担持手
段)504上に照射する。これにより、感光ドラム50
4上には静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器
(不図示)によってトナー現像される。
【0037】また、印字スタート信号が入力すると、カ
セット500内に積載収納されているシートSが、反時
計回り方向に回転する給紙ローラ501によって最上位
のシートから順に繰り出される。この繰り出されたシー
トSは搬送ローラ対502によって、回転停止状態にあ
るレジストローラ対503へ送られる。
セット500内に積載収納されているシートSが、反時
計回り方向に回転する給紙ローラ501によって最上位
のシートから順に繰り出される。この繰り出されたシー
トSは搬送ローラ対502によって、回転停止状態にあ
るレジストローラ対503へ送られる。
【0038】レジストローラ対503へ送られたシート
Sは、シート先端がレジストローラ対503のニップに
突き当たって所定量のループが形成されると移動停止す
る。このループの形成により、シートSの斜行状態が矯
正される。
Sは、シート先端がレジストローラ対503のニップに
突き当たって所定量のループが形成されると移動停止す
る。このループの形成により、シートSの斜行状態が矯
正される。
【0039】斜行状態が矯正されたシートSは、感光ド
ラム504上のトナー像と所定のタイミングをとって回
転を開始するレジストローラ対503により、感光ドラ
ム504と転写ローラ(転写手段)505の間の転写部
へ送り込まれる。転写部を通過するシートSには、感光
ドラム504上のトナー像が転写ローラ505によって
転写されて行く。
ラム504上のトナー像と所定のタイミングをとって回
転を開始するレジストローラ対503により、感光ドラ
ム504と転写ローラ(転写手段)505の間の転写部
へ送り込まれる。転写部を通過するシートSには、感光
ドラム504上のトナー像が転写ローラ505によって
転写されて行く。
【0040】転写部を通過したトナー像転写済みシート
Sは、本発明の加熱定着装置100Cへ送られる。そし
て、この加熱定着装置100Cの加熱体200と加圧ロ
ーラ300のニップを通過する過程で加熱及び加圧され
ることにより、転写されている未定着のトナー像がシー
ト面に定着される。
Sは、本発明の加熱定着装置100Cへ送られる。そし
て、この加熱定着装置100Cの加熱体200と加圧ロ
ーラ300のニップを通過する過程で加熱及び加圧され
ることにより、転写されている未定着のトナー像がシー
ト面に定着される。
【0041】加熱定着装置100Cを通過した定着処理
済みシートSは、オペレータによって選択された排紙先
に排紙される。
済みシートSは、オペレータによって選択された排紙先
に排紙される。
【0042】ここでは、定着処理済みシートSの排紙先
は2つある。第1の排紙先は、印字面を上に向けて排紙
するフェースアップトレイ508であり、第2の排紙先
は、印字面を下に向けて排紙するフェースダウントレイ
515である。
は2つある。第1の排紙先は、印字面を上に向けて排紙
するフェースアップトレイ508であり、第2の排紙先
は、印字面を下に向けて排紙するフェースダウントレイ
515である。
【0043】フェースアップトレイ508を排紙先とす
る場合には、フェースアップトレイ508を破線図示の
ように開く。このようにすると、フラッパ510が破線
図示の位置に回動して、フェースダウンパス512を閉
じ、フェースアップパス513を開く。
る場合には、フェースアップトレイ508を破線図示の
ように開く。このようにすると、フラッパ510が破線
図示の位置に回動して、フェースダウンパス512を閉
じ、フェースアップパス513を開く。
【0044】従って、定着処理済みシートSは排紙ロー
ラ対507によってフェースアップパス513へ送ら
れ、フェースアップトレイ508上へ排紙される。
ラ対507によってフェースアップパス513へ送ら
れ、フェースアップトレイ508上へ排紙される。
【0045】一方、フェースダウントレイ515を排紙
先とする場合には、フェースアップトレイ508を実線
図示のように閉じる。このようにすると、フラッパ51
0が実線図示の位置に回動して、フェースアップパス5
13を閉じ、フェースダウンパス512を開く。
先とする場合には、フェースアップトレイ508を実線
図示のように閉じる。このようにすると、フラッパ51
0が実線図示の位置に回動して、フェースアップパス5
13を閉じ、フェースダウンパス512を開く。
【0046】従って、定着処理済みシートSは、排紙ロ
ーラ対507によってフェースダウンパス512へ送ら
れ、排紙ローラ対514によってフェースダウントレイ
515上へ排紙される。
ーラ対507によってフェースダウンパス512へ送ら
れ、排紙ローラ対514によってフェースダウントレイ
515上へ排紙される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱定着
装置によれば、周長差変更手段を用いることにより、定
着フィルムの周長と保持部材が嵌合可能な最小周長との
差を大きくしたり小さくしたりすることができる。
装置によれば、周長差変更手段を用いることにより、定
着フィルムの周長と保持部材が嵌合可能な最小周長との
差を大きくしたり小さくしたりすることができる。
【0048】従って、上記差を大きくしておけば保持部
材への定着フィルムの嵌合が楽に行え、上記差を小さく
すれば回転中の定着フィルムにたるみが生じなくなる。
材への定着フィルムの嵌合が楽に行え、上記差を小さく
すれば回転中の定着フィルムにたるみが生じなくなる。
【図1】本発明の加熱定着装置の構成を示す断面図。
【図2】フィルムガイドに定着フィルムを挿入する時の
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図3】フィルムガイドの別の構成例を示す斜視図。
【図4】フィルムガイドの更に別の構成例を示す斜視
図。
図。
【図5】本発明の加熱定着装置を備えた画像形成装置
(レーザービームプリンタ)の全体構成例を示す断面
図。
(レーザービームプリンタ)の全体構成例を示す断面
図。
【図6】従来例の加熱定着装置の構成を示す断面図。
【図7】別の従来例の加熱定着装置の構成を示す断面
図。
図。
100C 加熱定着装置 200 加熱体 201 定着フィルム 202 フィルムガイド(保持部材) 202a、202b リブ部(周長差変更手段) 207 コロ(周長差変更手段) 504 感光ドラム(トナー像担持手段) 505 転写ローラ(転写手段) S シート
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱体と、前記加熱体に接触して前記加
熱体の発熱をシートに伝える円筒状の定着フィルムと、
前記定着フィルムを回転可能に外嵌して保持する保持部
材と、を具備している加熱定着装置において、 前記定着フィルムの周長と前記保持部材が嵌合可能な最
小周長との差を大きくする第1の姿勢と、前記定着フィ
ルムの周長と前記保持部材が嵌合可能な最小周長との差
を小さくする第2の姿勢とに変更可能な周長差変更手段
を有する、ことを特徴とする加熱定着装置。 - 【請求項2】 前記定着フィルムを前記保持部材に嵌合
する時には前記周長差変更手段を前記第1の姿勢にし、
前記定着フィルムを前記保持部材に嵌合した後には前記
周長差変更手段を前記第2の姿勢にする、ことを特徴と
する請求項1に記載の加熱定着装置。 - 【請求項3】 前記定着フィルムを介して前記加熱体に
当接してシート搬送方向に回転する加圧ロ−ラを有す
る、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱定着装置。 - 【請求項4】 トナー像を担持するトナー像担持手段
と、1枚ずつ給送されたシートに前記トナー像担持手段
が担持しているトナー像を転写する転写手段と、請求項
1ないし3に記載のいずれかの加熱定着装置と、を備え
たことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18700197A JPH1130920A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 加熱定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18700197A JPH1130920A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 加熱定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1130920A true JPH1130920A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16198478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18700197A Pending JPH1130920A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 加熱定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1130920A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6944420B2 (en) * | 2002-04-25 | 2005-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with flexible sleeve and flange members in contact with the sleeve |
JP2011033661A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US9102818B2 (en) | 2010-05-17 | 2015-08-11 | Highcon Systems Ltd. | Method and system for surface adhesive rule technology |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18700197A patent/JPH1130920A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6944420B2 (en) * | 2002-04-25 | 2005-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with flexible sleeve and flange members in contact with the sleeve |
JP2011033661A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US9102818B2 (en) | 2010-05-17 | 2015-08-11 | Highcon Systems Ltd. | Method and system for surface adhesive rule technology |
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