JP2006321629A - 給紙装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 転写紙を取り出す時にも上端ガイドが邪魔にならない給紙装置の提供を目的としている。
【解決手段】 積載された用紙束の上部端面に対向するように配置された排風口31と、排風口31に向けて空気を送る送風手段32と、送風手段32から排風口31を介して用紙束の上部端面に吹き付けられた空気により捌かれた用紙束の最上面の用紙を給紙する給紙手段14と、を有する給紙装置において、送風手段32により用紙束の上部端面に空気を吹き付けているときは用紙束の上方に突出し、空気を吹き付けていないとき、あるいは用紙Pの補給又は除去の時は、用紙束の上方から退避する、用紙Pの浮揚を規制する上端ガイド33を有する構成としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、上端ガイドを有する給紙装置及び該給紙装置を備えた画像形成システムに関し、詳しくは、給紙装置に対する用紙の補給、除去の際に上端ガイドが邪魔にならない給紙装置に関する。
複写機等の画像形成装置において、用紙として上質紙を使用する場合、上質紙は分離性が良いため、給紙装置に積載した場合でも用紙同士が吸着することがなく、複数枚の用紙が同時に給紙されてしまう重送の発生が比較的少なかった。また、たとえ重送したとしても、給紙手段としてのピックアップローラより搬送経路の下流に設けられた分離ローラによる、一番上の1枚と2枚目以降の用紙との分離が容易で、重送したまま画像形成装置内へ搬送されることは少ない。
一方、光沢紙・アート紙・コート紙といった用紙は表面が平滑で、用紙同士が密着しやすいため、上質紙に比べて重送が発生しやすい。また、分離ローラでも充分な分離が困難な場合があった。給紙装置に積載するときに手で用紙を捌いて紙間に空気を入れたとしても、短時間で紙間の空気が抜けてしまうため、給紙の時には用紙同士が密着した状態に戻ってしまう。
このような問題を解決するために、用紙の側端部又は後端部を規制するガイド部の上部に排風口を設け、ガイド部内部に設けたブロアー等の送風手段から送られてきた空気を積載された用紙の上部端面へ吹き付ける給紙装置がある。これによって積載された用紙の紙間に空気を送り込むことができるので、重送を防止することが可能となる。
上記のような給紙装置の場合、排風口から吹き付けられる空気によって浮き上がった用紙の上部が排風口よりも上に束状で持ち上がってしまうと、排風口よりも上に浮き上がった複数枚の用紙間には空気が送り込まれず、結果として重送防止の効果が充分に発揮できないことになる。そのため、用紙の浮揚範囲を制限する上端ガイドとして、シート押え部材が設けられている(例えば特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1では、シート押え部材が用紙の上面に突出した形になっており、用紙を積載するときに邪魔になる。そのような問題点を解決するものとして、用紙を積載する時には、用紙の重みでシート押え部材が下向きに倒れて退避し、積載後にはバネ等の力によって元の突出した状態に戻る構成となっている給紙装置がある。
特開平4−23747(図6、図7)
しかし、シート押え部材が下向きに倒れる構成の給紙装置では、給紙装置に残っている用紙を取り出すときには、シート押え部材が突出したままになっており、用紙を撓ませたり傾けたりして取り出す必要があり作業性が良くない。また、そのときにシート押え部材で用紙を傷つける場合もある。
そこで、本発明は、用紙を取り出す時にも上端ガイドが邪魔にならない給紙装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の給紙装置は、積載された用紙束の上部端面に対向するように配置された排風口と、該排風口に向けて空気を送る送風手段と、該送風手段から前記排風口を介して用紙束の上部端面に吹き付けられた空気により捌かれた用紙束の最上面の用紙を給紙する給紙手段と、を有する給紙装置において、前記送風手段により用紙束の上部端面に空気を吹き付けているときは前記用紙束の上方に突出し、空気を吹き付けていないとき、あるいは用紙の補給又は除去の時は、前記用紙束の上方から退避する、用紙の浮揚を規制する上端ガイドを有することを特徴としている。
請求項2記載の給紙装置は、前記上端ガイドは、前記排風口の上部に回動可能に設けられており、前記送風手段が空気を送っている時に、風圧によって前記用紙束の上方に突出することを特徴としている。
請求項3記載の給紙装置は、前記給紙装置は、前記上端ガイドの突出及び退避を行う上端ガイド駆動手段を有することを特徴としている。
請求項4記載の給紙装置は、前記上端ガイドは、前記排風口の上部に回動可能に設けられており、前記上端ガイド駆動手段により突出及び退避可能であることを特徴としている。
請求項5記載の給紙装置は、前記上端ガイドは、前記排風口の上部にスライド可能に設けられており、前記上端ガイド駆動手段により突出及び退避可能であることを特徴としている。
請求項6記載の給紙装置は、前記上端ガイド駆動手段がソレノイドであることを特徴としている。
請求項7記載の給紙装置は、前記排風口及び前記送風手段は、積載された用紙束の端面の位置を規制するガイド部材に設けられたことを特徴としている。
上記目的を達成するため請求項8記載の画像形成システムは、前記給紙装置と、前記給紙装置により給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置とを備えたことを特徴としている。
本発明の給紙装置によれば、送風手段により用紙束の上部端面に空気を吹き付けている時は上端ガイドが突出し、吹き付けていない時、または用紙補給・除去時は退避していることで、用紙を補給あるいは除去する時には上端ガイドが退避していることになり、用紙の積載及び取出しがスムーズにできる。
送風手段が空気を送っている間だけ、風圧によって上端ガイドが突出する構成とすれば、構成を簡素化でき、安価に発明の効果を得られる。
上端ガイド駆動手段を用いることによって上端ガイドが突出・退避する構成とすればより確実に発明の効果が得られる。
次に本発明の給紙装置を、図面を基に説明する。図1は本発明の給紙装置と、給紙装置が画像形成装置に接続された画像形成システムの構成を示す図である。この画像形成装置100は、モノクロのディジタル複写機であり、画像読取部、図示しない画像処理部、画像形成部、給紙部、定着装置180、排紙部、及び自動両面コピーのための両面複写給紙ユニット130を備えて構成されている。
画像形成装置100の上部には原稿載置板101が設けられ、複写する原稿Dがその上に載置される。画像読取部は原稿Dを照射する露光ランプ110と、露光ランプ110と一体に移動するミラー111、このミラー111の移動距離の半分を移動するルーフミラー112,113と、結像レンズ114及びCCD115から構成されている。画像読取部では、露光ランプ110が移動しながら原稿Dを照射することによりその画像データを読み取り、その反射光が二枚のルーフミラー112,113および結像レンズ114によって導かれてCCD115上に結像する。
画像形成部は表面に潜像が形成されるドラム状の感光体102を中央に有しており、感光体102の外周面に沿って動作順に、この感光体102の表面をほぼ一様に帯電する帯電装置103と、感光体102の表面上に静電潜像の書き込みを行う露光部と、感光体102の表面に形成された潜像にトナーを転移させてトナー画像を形成する現像装置104と、感光体102が担持するトナー像を用紙Pに転写し、用紙Pを感光体から分離する転写分離装置105、及び転写後の感光体102の表面を清掃するクリーニング装置106が配設されている。
画像形成を行うにあたり、まず、帯電装置103がコロナ放電により、感光体102上に所定の表面電荷を付与する。CCD115で読み取られた画像データは画像処理部でA/D変換等の必要な処理が行われた後、露光部に搬送される。ディジタル化した画像データは露光部でレーザ光に重畳され、ポリゴンミラー116により走査される。走査されたレーザ光はルーフミラー117,118により反射され、fθレンズ119、シリンドリカルレンズ120、角度調整ミラー121を介して感光体102の表面を露光する。
感光体102上に付与された所定の表面電荷は、レーザ光の照射により露光部分の電荷が露光量に応じて減じられ、結果として画像情報データに応じた静電潜像が感光体102上に形成される。静電潜像は、現像装置104から供給された現像剤トナーにより可視化されてトナー画像となる。
画像形成装置100の下方部には両面複写給紙ユニット130と、給紙ユニット140,150,160からなる給紙部が配置されている。両面複写給紙ユニット130と、給紙ユニット140,150,160は、上下方向に重なるように配置されており、給紙ユニット140,150,160には異なるサイズの用紙Pが収納されている。または、上質紙や光沢紙というぐあいに、異なる種類の用紙Pを収納してもよい。
操作者が図示しない操作部から画像印刷指令を入力した場合、画像形成装置100が最適なサイズまたは種類の用紙Pが収納された給紙ユニット140,150,160を選択する。又は、操作者が操作部から明示的にいずれかの給紙ユニットを指定すれば、画像形成装置100は、その給紙ユニットを選択する。
例えば、画像形成装置100によって、給紙ユニット140内に収納された用紙Pが選択されたとすると、給紙手段としてのピックアップローラ141が最上位の用紙Pを摩擦力により給紙し、フィードローラ143と分離ローラ142が最上部の1枚のみを搬送路170に送り出すことになる。
用紙Pは搬送路170上を感光体102方向に搬送され、レジストローラ172で一旦停止させられ、斜行を矯正される。レジストローラ172で斜行が矯正された後、トナー画像とのタイミングが図られて、感光体102と転写分離装置105の間に送られる。転写分離装置105では感光体102の表面に形成されたトナー画像が用紙Pに転写されて、感光体102の表面から分離される。その後、用紙Pの搬送装置173によって定着装置180に搬送され、定着処理される。
定着装置180は加熱ローラ181と加圧ローラ182とを備えており、用紙P上の未定着トナーを加熱ローラ181と加圧ローラ182のニップに挟みこんで溶融圧着し、安定したトナー画像を用紙P上に形成する。定着が完了した用紙Pは排紙案内ローラ174により案内されて外部に排紙される。片面複写の場合には、排紙切換部材175が下降し用紙案内部177が閉じられるので、用紙Pはそのまま排紙トレイ176上に載置される。
両面複写の場合は排紙切換部材175が上昇し、用紙案内部177が開放されることで、用紙Pは図の下方向に搬送される。用紙Pは搬送ローラ178によりさらに下方向に搬送され、用紙Pの後端が用紙反転ローラ179に挟持されたとき、その搬送方向が反転される。その結果、用紙Pの後端部が先端部となって逆方向に搬送され、両面複写給紙ユニット130内に送り込まれる。
用紙Pは両面複写給紙ユニット130内の搬送ベルト131によって通常の搬送路170方向へ搬送され、給紙ローラ132で搬送路170に送り込まれたとき、用紙Pは反転されている。この反転された用紙Pはレジストローラ172まで搬送され、再び斜行が矯正された後、感光体102上に形成されたトナー画像とのタイミングが図られて転写分離装置105に送り込まれる。転写分離装置105では、感光体102上のトナー画像の用紙Pへの転写が行われる。
画像形成装置100の中央部側面には機外から搬送路170に連通する給紙路171が設けられている。この給紙路171は外部に設けられた大容量の給紙装置10から給紙が可能なように設けられたものである。通常は給紙装置10が画像形成装置100に接続されたとき、給紙装置10の排紙口17と給紙路171の給紙口が同じ高さになるように形成されている。
給紙装置10には図示しない駆動手段によって上下に平行移動するトレイ11が設けられ、トレイ11には大量の用紙Pが積層載置される。給紙装置10の上部であって、トレイ11の上方には給紙手段としてのピックアップローラ14と、分離ローラ15とが設けられている。ピックアップローラ14はトレイ11に積層載置された用紙Pの最上面に当接し、ローラ摩擦力により用紙Pをトレイ11から送出するものであり、用紙Pの送出方向下流側に位置する分離ローラ15はピックアップローラ14によって送り出された用紙Pが2枚以上であった場合は一番上の用紙Pのみを搬送し、他の用紙Pをトレイ11側に押し戻す役割を果たす。
分離ローラ15によって搬送された用紙Pは搬送ローラ対16にガイドされて排紙口17から画像形成装置100へ送り込まれる。なお、給紙装置10は頂上部が開口しており、給紙装置10にはこの開口部を開閉するカバー25が設けられている。用紙Pを給紙装置10に補給する場合はこのカバー25を開けて、頂上部からトレイ11上に載置できるように構成されている。
図2は、給紙装置10のハウジング及びカバー25を取り外した状態を示す斜視図である。用紙Pは、図1で示したトレイ11上に載置され、支持されている。載置された用紙Pのうち、矢印Bで示した給紙方向の先端部にはピックアップローラ14が配置され、給紙可能時には最上層に位置する用紙Pに所定の圧力で当接している。このピックアップローラ14が矢印Aで示す方向に回転すると一番上の用紙P1が給紙方向へ送り出され、ピックアップローラ14の下流側に隣接する分離ローラ15に挟持される。
分離ローラ15を構成する下ローラ15aは、その回転駆動軸にトルクリミッタを有し、上ローラ15bの回転に従って下ローラ15aに所定のトルク以上のトルクが掛かると上ローラ15bに従動するが、それ以下のトルクの場合には駆動源により上ローラ15bと同一方向に回転するように構成されている。
ピックアップローラ14の回転により、最上位の用紙P1に引きずられて、その下に位置する数枚の用紙Pが送り出される重送が発生すると、用紙間の比較的小さな摩擦力のため、上ローラ15bの回転トルクが下ローラ15aに十分に伝達されず、その結果、下ローラ15aは自らの駆動源によって上ローラ15bと同方向に回転して2枚目以下の用紙Pを給紙方向とは反対方向に押し戻す。そして、用紙Pが1枚だけになるとトルクリミッタが働いて上ローラ15bに従動回転し、最上部の一枚だけを給紙することができる。
用紙Pの幅方向、すなわち用紙Pの給紙方向(矢印B方向)と交差する方向には、載置された用紙Pを挟んで一対のガイド部材30が配置されており、給紙方向と交差する方向に移動可能に支持されている。このガイド部材30は用紙Pが載置された後、その側面に軽く接するように配置され、用紙Pの幅方向へのズレを防止する。
左右のガイド部材30には、それぞれ上部に排風口31が2つ設けられている。これはガイド部材30の内部に設けられた送風手段32によって送りこまれた空気を、用紙Pの側端部分に吹き付けるためのものである。本実施例では排風口31が各々2つ設けられているが、本発明は、このような実施例に限定するものではない。
送風手段32はファンであり、空気を送る送風口32aを排風口31へ向けた状態で配置されている。送風手段32が送る空気は、図示しない送風路を通り、排風口31へ送られる。その後、空気は排風口31から最上位にある用紙P1及びその下に積載されている用紙Pの数枚に吹き付けられる。
上端ガイド33は排風口31の上部に設けられており、給紙時には用紙Pの上方へ突出した状態となる。これにより、空気を吹き付けられて浮き上がった用紙Pが上端ガイド33に当接し、それ以上に浮きがあることがないので、紙間に充分な空気が送り込まれ用紙Pが捌かれるので、確実な重送防止が可能となっている。
図3は排風口付近の拡大図である。図の仮想線は、用紙Pの給紙位置34を示している。給紙位置34は、排風口31から空気を吹き付けていない時の用紙Pの上限位置である。給紙時には、トレイ11と図示しない紙検知センサ等によって、最上位の用紙P1が常にこの位置にくるように制御される。上端ガイド33は、図の矢印Cのように回動可能な状態で取り付けられており、給紙動作を行わない時には、下向きに回動して用紙Pの上方から退避した状態、すなわち排風口31から突出しない状態となる。
図4は、上端ガイドが退避した状態を示す図であり、図5は、上端ガイドが用紙Pの上方に突出した状態を示す図である。送風手段32の上方には、送風路35がある。送風路35はおよそ90度に曲がったダクトであり、一端が排風口31に接続されている。
退避状態の時、上端ガイド33は排風口31よりもガイド部材30の内側にある。従って、給紙装置10への用紙Pの積載及び取り出しがスムーズに行える。給紙時には最上位の用紙P1は給紙位置34に位置した状態となる。この状態で、給紙時に上端ガイド33が突出するためには、上端ガイド33の先端部33aは、給紙位置34よりも上に位置している必要がある。
操作者の指示等により、給紙動作が開始されると、画像形成装置100は送風手段32を駆動させる。送風手段32から送り出された空気は、図5の矢印に示すように送風路35に沿って方向を変えて、排風口31から用紙Pの側端部分に吹き付けられる。この時の風速は、用紙Pの紙質や種類等によって異なるが、1m/sから5m/s程度の範囲が好ましい。上端ガイド33は、送風路35を通過する1m/s以上の風速の空気によって、回転軸33bを中心にして回動して図5に示すように用紙Pの上方に突出した状態となり、用紙Pの浮揚範囲を規制する。
図6は、本発明の第2実施例の上端ガイドが退避した状態を示す図であり、図7は第2実施例の上端ガイドが突出した状態を示す図である。上端ガイド36には係止部36aが設けられている。係止部36aはリンク部材37によって上端ガイド駆動手段38に接続されている。図6及び図7の上端ガイド駆動手段38はソレノイドであり、送風路35の横等、送風の邪魔にならない位置に配置されている。
送風手段32が止まっている状態では、上端ガイド駆動手段38の頭部38aが突出した状態となり、係止部36aはリンク部材37によって上に押し上げられる。すると上端ガイド36は回転軸36bを中心にして回動し、図6に示すように、排風口31よりもガイド部材30の内部へ退避した状態となる。または、例えばカバー25の開閉を検知する検知手段としてのセンサを設け、カバー25が開けられたことをセンサが検知すると、その信号に基づき上端ガイド36を退避させるように構成することも可能である。
給紙を開始すると、画像形成装置100は送風手段32を駆動させるとともに、上端ガイド駆動手段38も駆動させる。すると上端ガイド駆動手段38の頭部38aが下にさがり、リンク部材37によって接続されている係止部36aも下にさがる。それによって上端ガイド36は、回転軸36bを中心に回動し、図7に示すように用紙Pの表面に突出する。
上端ガイド駆動手段38を用いた実施例としては、図8に示す第3実施例のように、上端ガイド39を図の矢印方向に進退可能な状態で取り付け、その後端部分が上端ガイド駆動手段38を接続したものであってもよい。
なお、図1において、本発明の給紙装置10はモノクロ画像形成装置100に接続されているが、カラー画像形成装置に接続してもよい。また、図2において、排風口31、送風手段32、上端ガイド33は用紙Pの幅方向を規制するガイド部材30に設けられているが、本発明はこれに限定するものではなく、用紙Pの後端部を規制するガイド部材に設けてもよい。さらに、送風手段32は各ガイド部材30にひとつだけであるが、風量の確保等の関係から、2つの送風手段32をそれぞれのガイド部材30に設けてもよい。
本発明の給紙装置と、給紙装置が接続された画像形成装置の構成を示す図である。 給紙装置のハウジング及びカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 排風口付近の拡大図である。 上端ガイドが退避した状態を示す図である。 上端ガイドが突出した状態を示す図である。 本発明の第2実施例の上端ガイドが退避した状態を示す図である。 第2実施例の上端ガイドが突出した状態を示す図である。 本発明の第3実施例を示す図である。
符号の説明
10 給紙装置
14 ピックアップローラ
30 ガイド部材
31 排風口
32 送風手段
33,36,39 上端ガイド
37 リンク部材
38 上端ガイド駆動手段
100 画像形成装置
P 用紙

Claims (8)

  1. 積載された用紙束の上部端面に対向するように配置された排風口と、
    該排風口に向けて空気を送る送風手段と、
    該送風手段から前記排風口を介して用紙束の上部端面に吹き付けられた空気により捌かれた用紙束の最上面の用紙を給紙する給紙手段と、を有する給紙装置において、
    前記送風手段により用紙束の上部端面に空気を吹き付けているときは前記用紙束の上方に突出し、空気を吹き付けていないとき、あるいは用紙の補給又は除去の時は、前記用紙束の上方から退避する、用紙の浮揚を規制する上端ガイドを有することを特徴とする給紙装置。
  2. 前記上端ガイドは、前記排風口の上部に回動可能に設けられており、前記送風手段が空気を送っている時に、風圧によって前記用紙束の上方に突出することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記給紙装置は、前記上端ガイドの突出及び退避を行う上端ガイド駆動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  4. 前記上端ガイドは、前記排風口の上部に回動可能に設けられており、前記上端ガイド駆動手段により突出及び退避可能であることを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
  5. 前記上端ガイドは、前記排風口の上部にスライド可能に設けられており、前記上端ガイド駆動手段により突出及び退避可能であることを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
  6. 前記上端ガイド駆動手段はソレノイドであることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 前記排風口及び前記送風手段は、積載された用紙束の端面の位置を規制するガイド部材に設けられたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の給紙装置。
  8. 請求項1から7のいずれかの給紙装置と、該給紙装置により給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
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