JP2022156861A - 給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浮上規制部材が要因の給送不良を抑制することができる給送装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】給送装置は、シートを積載するシート載置台などのシート積載部と、シートにエアを吹き付ける送風装置17などのエア吹き付け手段と、シートの浮上を規制する浮上抑え部材などの浮上規制部材とを備えている。浮上規制部材は、シートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、退避位置と、に移動可能に構成されており、浮上規制部材が正しい位置にあるか否かの情報などの浮上規制部材の位置情報を、操作パネルなどの報知手段に伝達している。【選択図】図15

Description

本発明は、給送装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、シートを積載するシート積載部と、シートにエアを吹き付けるエア吹き付け手段と、シートの浮上位置を規制する浮上規制部材と、を備えた給送装置が知られている。
特許文献1には、上記給送装置として、エア吹き付け手段がシートにエアを吹き付けているときは、浮上規制部材をシートの浮上を規制する浮上規制位置に位置させ、シートにエアを吹き付けていないときは、浮上規制部材を浮上規制位置から退避した退避位置に位置させるものが記載されている。
しかしながら、浮上規制部材が要因で給送不良が発生するおそれがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを積載するシート積載部と、前記シートにエアを吹き付けるエア吹き付け手段と、前記シートの浮上位置を規制する浮上規制部材と、を備えた給送装置において、前記浮上規制部材は、前記シートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、退避位置と、に移動可能に構成され、前記浮上規制部材の位置情報を、報知手段に伝達することを特徴とするものである。
本発明によれば、浮上規制部材が要因の給送不良を抑制することができる。
本実施形態に係る給送装置を備えた画像形成装置1の概略構成図。 給送装置の概略説明図。 給送装置の一つの収容トレイについて概略構成を示す斜視図。 給送動作について説明する図。 収容トレイの概略平面図。 浮上規制位置にある状態の浮上抑え部材を、浮上抑え部材よりもシート搬送方向上流側から見た概略断面図。 浮上規制位置にある状態の浮上抑え部材を、浮上抑え部材よりもシート搬送方向下流側から見た概略断面図。 浮上抑え部材が浮上規制位置から退避位置へ移動する途中の状態を示す図。 浮上抑え部材が退避位置に位置する状態を浮上抑え部材よりもシート搬送方向上流側から見た概略断面図。 退避位置にある状態の浮上抑え部材を、浮上抑え部材よりもシート搬送方向下流側から見た概略断面図。 解除機構の構造を示す斜視図。 検知センサ付近の拡大斜視図。 シート種類に応じた浮上抑え部材の設定内容を示す表の一例。 浮上抑え部材の位置がシートに対応した正しい位置にあるか否かを判定する制御ブロック図。 浮上抑え部材の位置がシートに対応した正しい位置にあるか否かを判定する判定フロー図。 浮上抑え部材が正しい位置にないときに、操作パネルに警告表示する一例を示す図。 浮上抑え部材の移動制御フロー図。
以下、本発明を適用した給送装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る給送装置を備えた画像形成装置1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、シートに画像を形成する画像形成手段としての画像形成装置本体100と、画像形成装置本体100にシートを給送する給送装置200とを備えている。給送装置200は、画像形成装置本体100の側面に設けられている。
画像形成装置本体100の記録方式は特段の制限はなく、電子写真式やインクジェット式など任意の方式を採用し得る。画像形成装置本体100の図1において右側の側面には、給送装置200からのシート搬入部が設けられている。このシート搬入部には、シートを受け入れる開口と、シートを搬送する搬送手段が設けられている。
図2は、給送装置200の概略説明図である。
図2に示すように、給送装置200は、上下2段の収容トレイ10を備える。各収容トレイ10は、シート束Ptを積載するシート積載部としてのシート載置台11を備えている。各収容トレイ10は、例えば最大2500枚程度のシートを収納可能となっている。
シートの例は、紙、コート紙、ラベル紙、OHPシート、フィルム、プリプレグ等である。プリプレグは、主に積層板や多層プリント配線板の材料として使用される。プリプレグは、例えば、ガラスクロス、紙、不織布、アラミドクロス等の長尺基材にエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を主材とする樹脂ワニスを連続的に含浸し、加熱乾燥してから切断することで、シートに加工したものである。
各収容トレイ10の上方には、収容トレイ10に積載されたシートを分離・給送する給送ユニット20がそれぞれ配置されている。この給送ユニット20は、搬送手段である吸着ベルト21及び吸引装置23を備えている。
下側の収容トレイ10に積載されたシートは、下搬送路82を通って、出口ローラ対80によって、画像形成装置本体100へ搬送される。上側の収容トレイ10に積載されたシートは、上搬送路81を通って、出口ローラ対80によって、画像形成装置本体100へ搬送される。
図3は、給送装置200の一つの収容トレイ10について概略構成を示す斜視図である。図3は、わかりやすいように、給送ユニット20について、本来の配置箇所から、図中矢印A方向にずらして表したものである。給送手段たる給送ユニット20の吸着ベルト21は、2本の張架ローラ22a,22bにより張架されている。吸着ベルト21には表面側から裏面側まで貫通する吸引孔が周方向の全域に設けられている。吸着ベルト21の内部には、吸引装置23が設けられている。
吸引装置23は、空気の流路であるエアダクト通じて空気を吸引する吸引ファンに接続されており、吸引装置23により下方に負圧を発生させることで、吸着ベルト21の下面にシートを吸着させるように作用する。この吸引装置23に吸引される空気を吸引エアと呼ぶ。
また、収容トレイ10は、シート束Ptの上部のシートに対してエアを吹き付けるエア吹き付け手段としての送風装置17を備える。この送風装置17は、フロント送風装置12とサイド送風装置14とを有している。
フロント送風装置12は、シート束Ptの上部の先端(給送方向下流側端部)に対して空気を送風するものである。このフロント送風装置12は、シート束Ptを浮上させる方向に空気を案内する浮上ノズル、最上位の浮上シートと2番目の浮上シートとの間に空気を案内し分離する分離ノズル、および、浮上ノズルに空気を送り込む浮上ブロワ15を備える。このフロント送風装置12は、分離ノズルに空気を送り込む分離ブロワ16も備える。
各ノズルのうち、浮上ノズルから送風される空気を浮上エア、分離ノズルから送風される空気を分離エアと呼ぶ。浮上エアは、シート束Ptの上部の先端(給送方向下流側端部)と対向する箇所から図4の矢印a1方向に吹き出し、シート束Ptの上部の先端(給送方向下流側端部)に吹き付けられる。分離エアは、シート束Ptの上部の先端(給送方向下流側端部)と対向する箇所から図4の矢印a2方向に吹き出し、吸着ベルト21に吸着した最上位シートと浮上した2番目のシートとの間に吹き付けられる。最上位シートと浮上した2番目のシートとの間に分離エアを吹き付けることにより、分離エアが、シート搬送方向上流側に向かって流れ、最上位シートを2番目のシートから分離していく。
サイド送風装置14は、シート束の幅方向の位置を規制する位置規制部材たる一対のサイドフェンス13に設けられ、シート束Ptの上部の側面に対して図中矢印bで示す向きに空気を送風する。このサイド送風装置14には、シート束Ptを捌き、浮上させる方向に空気を案内するサイド浮上ノズルが配置され、このノズルに空気を送り込むサイドブロワ14aを有している。このサイド浮上ノズルから図中矢印bで示す向きに送風される空気をサイドエアと呼ぶ。
サイドエアは、各サイドフェンス13のシート束Ptの上部と対向する箇所に設けられた吐出口13aから吐出され、シート束Pt上部の側面に吹き付けられる。フロント送風装置12と、一対のサイドフェンス13の吐出口13aとから吹き付けられた空気により、シート束の上部のシートが浮上する。
また、各サイドフェンス13には浮上規制部材たる浮上抑え部材13bが設けられている。シート浮上抑え部材13bは、サイドフェンス13の上部から幅方向中央側に突出するように形成されている。浮上抑え部材13bは、浮上したシートが吹き飛ばされないよう規制する。
また、収容トレイ10は、シート積載部たるシート載置台11に積載されたシート束Ptの後端を揃えるエンドフェンス25を備える。シート載置台11は、載置部移動手段たる昇降装置19により図中矢印B方向に昇降可能に構成されている。
次に、給送動作について説明する。
図4は、給送動作について説明する図である。
給送動作は、図4(a)に示す浮上プロセス、図4(b)に示す吸引プロセス、図4(c)に示す分離プロセス、図4(d)に示す給送プロセスの主に4つのプロセスで構成される。
給送動作が開始されると、図4(a)に示す浮上プロセスが開始される。浮上プロセスは、吸着ベルト21を停止した状態で送風装置17の送風を開始し、浮上エア、分離エア、サイドエアをシートに吹き付ける。シート束の上部の先端側に浮上エアとサイドエアが吹き付けられることで、シート束の上部の複数枚のシートを浮上し、浮上したシートのうち少なくとも最上位シートを、吸引装置23の吸引力が作用する高さまで浮上させる。
浮上したシートのうち少なくとも最上位シートを、吸引装置23の吸引力が作用する高さまで浮上するタイミングで、図4(b)に示す吸引プロセスに移行する。吸引プロセスでは、吸引装置23の吸引を開始(吸引ファンの駆動を開始)し、吸着ベルト21のベルト吸着面21aの下方に負圧を発生させる。すると、浮上したシートが上記負圧により吸着ベルト21側へ移動して、最上位シートP1が吸着ベルト21のベルト吸着面21aに吸着する。
なお、図4の説明では、最上位シートを、吸引装置23の吸引力が作用する高さまで浮上するタイミングで吸引装置23の吸引を開始しているが、送風装置17の送風を開始するタイミングで吸引装置23の吸引を開始してもよい。
最上位シートが吸着ベルト21に吸着すると、ベルト吸着面21aの下方の負圧が解消され、吸着ベルト21に吸着した最上位シートP1と2番目のシートとの間に分離エアが流れ、最上位シートP1と2番目のシートとの分離がなされる。
このように、上位シートが吸着ベルト21に吸着したら、図4(c)に示す分離プロセスへ移行する。分離プロセスでは、シャッターをON(閉位置へ移動)にし浮上エアの吹き付けを停止する。また、分離ブロワ16の駆動を停止、または分離エアを遮断するシャッターを駆動して分離エアの吹き付けを停止する。このように、浮上エアの吹き付けが停止されることで、シートに加わるエアによる浮上力が減少し、2番目以降のシートが落下する。これにより、吸着ベルト21に吸着した最上位シートP1と2番目のシートP2との距離が所定値以上開き、最上位シート2番目のシートとの分離がなされる。
吸着ベルト21のベルト吸着面21aと2番目のシートP2との距離が所定値以上開いたら、図4(d)に示すように、給送プロセスに移行する。給送プロセスでは、給送モータを駆動して吸着ベルト21を回転駆動し、吸着ベルト21に吸着した最上位シートを給送する。
図5は、収容トレイ10の概略平面図である。
シート束Ptの先端は先端規制板41により位置決めされ、後端はエンドフェンス25により位置決めされている。このとき、フロント送風装置12からの図中黒矢印に示す浮上エアによりシートが浮上する。この浮上したシートの幅方向両側が、サイドフェンス13から突出して設けられたシート浮上抑え部材13bに突き当たり、浮上抑え部材13bにより浮上位置が規制される。
サイドエアや浮上エアにより浮上した最上位シートP1は、シートの幅方向両側が浮上抑え部材13bに突き当たり、浮上位置が規制された状態で吸着ベルト21に吸着する。本給送装置200は、上述したように、図4に示した一連の給紙動作において、常時サイドエアを吹き付けている。そのため、吸着ベルト21に吸着後も、最上位シートと二番目のシートとの間には空気溜まりがあり、最上位シートの幅方向両側は、浮上抑え部材13bに押し当たっている。
厚紙はコシが強いため、浮上抑え部材との押し当て力が減少する方向にあまり変形しないため、浮上抑え部材による吸着ベルト21に吸着した最上位シートに対する押し付け力が大きくなってしまう。
また、厚紙の場合は、重量もあり浮上し難いため、浮上エアおよびサイドエアの風量を高めていることもある。その結果、吸着ベルトに吸着した最上位シートに加わるサイドエアの浮上力が大きくなり、浮上抑え部材による吸着ベルトに吸着した最上位シートに対する押し付け力がさらに大きくなってしまう。
このように、厚紙のときは、浮上抑え部材13bによる吸着ベルト21に吸着した最上位シートに対する押し付け力が大きい。そのため、吸着ベルト21を回転駆動させて吸着ベルト21に吸着した最上位シートを給送するときの給送負荷が大きくなり、不送りなどの給送不良が発生するおそれがある。
また、エンボス紙などの表面に凹凸のあるシートの場合は、吸着ベルト21を回転駆動させて吸着ベルト21に吸着した最上位シートを給送するときにシートが浮上抑え部材13bに引っ掛かるおそれがある。その結果、表面に凹凸のあるシートの場合は、給送負荷が大きく不送りなどが発生するおそれがある。
このように、収容トレイ10にセットされるシートが厚紙や、エンボス紙のときは、浮上抑え部材13bによる浮上抑えが無い方が、給送不良が生じることがないため好ましい。
これに対し、薄紙などの坪量が少ないシートの場合は、軽いため過剰浮上が発生するおそれがあり、浮上抑え部材13bによりシートの浮上を抑えないと、例えば、浮上シートがエンドフェンス25を乗り越えて、シート搬送方向上流側へ移動するおそれがある。その結果、最上位シートが所定のタイミングまでに吸着せずに給送不良となるおそれがある。従って、シートが薄紙のときは、浮上抑え部材13bによって浮上するシートを抑える必要がある。
このように、収容されるシートの種類により浮上抑え部材13bにより浮上シートの浮上抑えた方がよい場合と、浮上抑え部材がない方がよい場合とがある。そこで、本給送装置は、浮上抑え部材13bを、サイドフェンス13から突出してシートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、サイドフェンス内に完全退避させた退避位置との間を移動できるように構成している。
図6は、浮上規制位置にある状態の浮上抑え部材13bを、浮上抑え部材13bよりもシート搬送方向上流側から見た概略断面図である。図7は、浮上規制位置にある状態の浮上抑え部材13bを、浮上抑え部材13bよりもシート搬送方向下流側から見た概略断面図である。
図6、図7に示すように、サイドフェンス内には、浮上抑え部材13bを、浮上規制位置と、サイドフェンス内に完全退避させた退避位置との間を移動可能に支持する支持部材160が配置されている。支持部材160は、シート搬送方向に間隔開けて2つ設けられており、図6は、シート搬送方向上流側の支持部材160を示しており、図7は、シート搬送方向上流側の支持部材160を示している。各支持部材160は、シートの幅方向(図中左右方向)に延びる長孔部160aと、浮上抑え部材13bを退避位置に留めるための係合孔部160bとを有している。
係合孔部160bは、長孔部160aのサイドフェンスの内部側端部に接続されており、上下方向の長さが、長孔部160aの上下方向の長さよりも長くなっている。
浮上抑え部材13bは、シート搬送方向上流側の側面と下流側の側面にそれぞれ、支持部材160の長孔部160aに嵌め込まれる円柱形状の支持突起部133を有している。また、シート搬送方向上流側の側面と下流側の側面は、支持部材160の上端に当接して浮上抑え部材の図中反時計回りの回動を規制する第一回動規制部131を有している。さらに、シート搬送方向上流側の側面と下流側の側面は、支持部材160の下端に当接して浮上抑え部材の図中時計回りの回動を規制する第二回動規制部132とを有している。
図6に示すように、シート搬送方向下流側の側面に設けられた第二回動規制部132は、四角柱形状であり、図7に示すように、シート搬送方向下流側の側面に設けられた第二回動規制部132は、図中破線で示すように、円柱形状となっている。このシート搬送方向下流側の側面に設けられた円柱形状の第二回動規制部132には、バネ135の一端が取り付けられている。図6、図7に示す状態の浮上抑え部材13bが浮上規制位置に位置しているときは、浮上抑え部材13bは、バネ135により図中時計回りに付勢されている。そのため、第二回動規制部132が支持部材160の下端に当接して浮上抑え部材の図中時計回りの回動を規制している。
図7に示すシート搬送方向下流側の第一回動規制部131は、後述するように、浮上抑え部材13bが退避位置に位置するときに、反射型光学センサからなる検知センサ150により検知される。また、図中符号142は、退避位置に位置する浮上抑え部材13bを退避位置に位置するのを解除する解除機構の押し込み部材である。
浮上抑え部材13bは、ユーザーが手動で図矢印方向に示すように、浮上抑え部材13bをサイドフェンス13側へ押し込むことで、浮上規制位置から退避位置へ移動する。
図8は、浮上抑え部材13bが浮上規制位置から退避位置へ移動する途中の状態を示す図である。なお、図8は、浮上抑え部材13bを、浮上抑え部材13bよりもシート搬送方向上流側から見た概略断面図である。
浮上規制位置に位置する浮上抑え部材13bが手動でサイドフェンス内に押し込まれると、浮上抑え部材13bは、バネ135の付勢力に抗して、支持突起部133を支点にして図中反時計回りに回動していく。そして、図7に示すように、第一回動規制部131が支持部材160の上端に突き当たり、図中反時計回りに回動が規制されると、支持突起部133が、支持部材160の長孔部160aにガイドされながら、サイドフェンス内へ移動する。これにより、浮上抑え部材13bが、長孔部160aにガイドされながら、退避位置へと移動していく。
図9は、浮上抑え部材13bが退避位置に位置する状態を浮上抑え部材13bよりもシート搬送方向上流側から見た概略断面図である。また、図10は、退避位置にある状態の浮上抑え部材13bを、浮上抑え部材13bよりもシート搬送方向下流側から見た概略断面図である。
浮上抑え部材13bを使用者がサイドフェンス内へ押し込んでいくと、浮上抑え部材13bの支持突起部133が係合孔部160bに到達する。支持突起部133が係合孔部160bに到達すると、バネ135の付勢力により、支持突起部133が係合孔部160bの上部の窪みに嵌まる。これにより、支持突起部133が係合孔部160bに係合し、浮上抑え部材13bが退避位置に位置する。
使用者は、支持突起部133が係合孔部160bの上部の窪みに嵌まったときに、クリック感を得るため、浮上抑え部材13bが退避位置に位置したことを把握することができる。
浮上抑え部材13bが退避位置に位置するときは、バネ135の一端と他端とを結んだ線分よりも浮上抑え部材13bの回動支点である支持突起部133が幅方向外側に位置する。そのため、浮上抑え部材13bが退避位置にあるときは、浮上抑え部材13bはバネ135により図中反時計回りに回動する力を受ける。その結果、浮上抑え部材13bが退避位置に到達した後に、使用者が浮上抑え部材13bから手を離しても、浮上抑え部材13bは、第一回動規制部131が支持部材160に当接して回動を規制している図8の姿勢を維持し続ける。
なお、上述では、浮上抑え部材13bが回動してから、退避位置へ向けて移動しているが、使用者の浮上抑え部材13bの押し込み方によっては、退避位置へ移動してから浮上抑え部材13bが回動する場合もある。この場合は、浮上抑え部材13bを退避位置へ移動させた後に、使用者が浮上抑え部材13bから手を離すと、バネ135の付勢力により自動で浮上抑え部材13bが図中反時計回りに回動する。そして、第一回動規制部131が支持部材160の上端に突き当たり、図9、図10に示す状態となる。
本給送装置200は、浮上抑え部材13bを、浮上規制位置の姿勢に対して図中反時計回り回動させ、浮上規制位置において浮上抑え部材13bの先端が上を向くような形でサイドフェンス13に収納される。これにより、浮上抑え部材13bを、回動させずに、サイドフェンス13内に収納する場合に比べて、サイドフェンス13内の浮上抑え部材13bの収納スペースの幅方向長さを短くすることができる。これにより、サイドフェンス13の幅方向長さを浮上抑え部材13bを回動させずに、サイドフェンス13内に収納する場合に比べて、短くすることができる。
次に、浮上抑え部材13bの退避位置から浮上規制位置への移動について説明する。浮上抑え部材13bの退避位置から浮上規制位置への移動は、解除機構140によって行う。
図11は、解除機構140の構造を示す斜視図である。
解除機構140は、解除レバー141と、浮上抑え部材13bを浮上規制位置へ押し込む押し込み部材142とを有している。
解除レバー141の一端に、使用者が操作する操作部141aを有しており、他端に押し込み部材142に連結する連結部141cを有している。連結部141cには、切り欠きが形成されており、この切り欠きに押し込み部材142の連結突起部142bが嵌まり込んでいる。
また、解除レバー141は、サイドフェンス13の上部に設けられた軸部141bに揺動自在に取り付けられている。操作部141aは、サイドフェンス13のロックを解除する解除部材13cの真上に位置している。
押し込み部材142は、サイドフェンスに回動自在に支持された軸部142cと、浮上抑え部材13bを押し込む複数の押し込み部142aと、解除レバー141に連結される連結突起部142bとを有している。
浮上抑え部材13bを、図8に示す退避位置から浮上規制位置へ移動させるときは、使用者は、解除レバー141の操作部141aを幅方向内側に押し込む。すると、解除レバー141が、軸部141bを支点にして揺動し、押し込み部材142の連結突起部142bを、幅方向外側へ押し込む。すると、押し込み部材142が回動し、押し込み部材142の複数の押し込み部142aが、退避位置に位置する浮上抑え部材13bを幅方向内側へ押し込む。浮上抑え部材13bが押し込み部材142に押し込まれると、浮上抑え部材13bの支持突起部133が係合孔部160bを乗り越える。そして、支持突起部133が長孔部160aにガイドされながら、浮上抑え部材13bが浮上規制位置へ移動していく。
図9、図10に示すように、支持突起部133が、長孔部160aの幅方向内側端部に突き当たると、バネ135の付勢力および押し込み部材の押し込み力により浮上抑え部材13bが図中時計回りに回動し、浮上抑え部材13bが、図6、図7の姿勢となる。
次に、図6~図11に図示されている検知センサ150の浮上抑え部材13bの検知について説明する。
図12は、検知手段たる検知センサ150付近の拡大斜視図である。
図12(a)に示すように、浮上抑え部材13bが、サイドフェンス13から突出する浮上規制位置に位置しているときは、検知センサ150の検知範囲には、部材が存在しない。そのため、反射型光学センサである検知センサ150から照射された光は、検知センサの受光素子に受光せず、浮上抑え部材13bを検知しない。従って、検知センサ150が浮上抑え部材13bを検知していないときは、浮上抑え部材13bが、浮上規制位置に位置していると判定できる。
一方、図10(b)に示すように、浮上抑え部材13bが、サイドフェンス内の退避位置に位置すると、シート搬送方向下流側の第一回動規制部131が検知センサ150の検知範囲に位置する。これにより、検知センサの受光素子が、第一回動規制部131からの反射光を受光し、浮上抑え部材13bが退避位置に位置していることを検知する。
本給送装置200は、シートの種類に応じて、シート給送時に浮上抑え部材13bを、退避位置に位置させるか浮上規制位置に位置させるかが予め設定されている。例えば、図13に示すような設定内容を示す表が、ユーザーマニュアルに記載されている。図13に示す設定内容を示す表は、シート種類情報(シート名、シート分類、坪量区分等)と、浮上抑え部材13bの位置情報(突出/退避)とが記載されている。
使用者は、ユーザーマニュアルに記載された図13に示す表を参照にして、収容トレイ10にセットされたシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を確認する。そして、収容トレイ10にセットされたシートに対応する浮上抑え部材13bの位置が「突出」の場合は、浮上抑え部材13bをサイドフェンス13から突出させて浮上規制位置に位置させる。一方、収容トレイ10にセットされたシートに対応する浮上抑え部材13bの位置が「退避」の場合は、浮上抑え部材13bをサイドフェンス内に完全に退避させて、浮上抑え部材13bをシートの浮上を規制しない退避位置に位置させる。
図13に示す例における坪量区分は、以下の通りである。
[坪量0]40.0~52.2[g/m
[坪量1]52.3~63[g/m
[坪量2]63.1~80[g/m
[坪量3]80.1~105[g/m
[坪量4]105.1~163[g/m
[坪量5]163.1[g/m]以上
なお、上記坪量区分は、一例であり、これに限られるものではない。本給送装置は、「坪量5」以上のシートの場合は、浮上抑え部材13bの位置を退避位置に設定している。また、エンボス紙の場合は、「坪量4」以上で、浮上抑え部材13bの位置を退避位置に設定している。
しかしながら、使用者によっては、収容トレイ10にセットされたシートに基づく浮上抑え部材13bの移動を忘れてしまい、浮上抑え部材13bの位置が収容トレイ10にセットされたシートに対応しない場合がある。そこで、本給送装置200は、使用者が浮上抑え部材13bを収容トレイ10にセットされたシートに対応した位置に位置させているか否かを判定する。そして、浮上抑え部材13bが正しい位置にないときは、使用者に正しい位置に位置させるように報知するようにしている。
図14は、浮上抑え部材の位置がシートに対応した正しい位置にあるか否かを判定する制御ブロック図である。
図14において、給送装置200の制御部30は、CPU31、メモリ32及びネットワークI/F33を有しており、それぞれがバスBに接続されている。CPU31はメモリ32に記憶されたプログラムを実行して制御部30の全体を制御する。メモリ32は、SSD(Solid State Drive)はHDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリ、又は、DRAMなどの揮発性メモリである。いずれの場合もメモリ32にはプログラムが記憶される。また、メモリ32には、画像形成装置本体100から受信した情報、予め給送装置200が保持している情報を記憶している。ネットワークI/F33は、LANやインターネットなどのネットワークを介して画像形成装置本体などと通信するための通信装置である。
メモリ32は、シート種類情報として、例えば図13に示したようなシート名、シート分類および坪量区分と、浮上抑え部材13bの位置情報とが関連付けられた判定テーブルを記憶している。また、メモリ32には、検知センサ150が検知した浮上抑え部材の位置に基づき、操作パネル600を備える画像形成装置本体へ浮上抑え部材13bの位置情報を伝達する報知プログラムを記憶している。CPU31は、報知プログラムを実行して検知センサ150が検知した浮上抑え部材の位置に基づき、浮上抑え部材13bが給送されるシートに対応した正しい位置にあるか否かを判定する。そして、浮上抑え部材13bが給送されるシートに対応した正しい位置にないときは、画像形成装置本体に対して、浮上抑え部材13bが給送されるシートに対応した正しい位置にない旨を伝達する。すなわち、本実施形態では、制御部30が、浮上規制部材の位置情報を、報知手段に伝達する伝達手段として機能している。
図15は、浮上抑え部材の位置に基づく報知指示フロー図である。
制御部30は、画像形成装置本体100の上位コントローラ100aからの給紙命令が来たら、給送動作を開始する(S1)。給送不良が発生したとき(S2のYes)は、制御部30は、浮上抑え部材位置判定を実行する(S3)。
具体的には、画像形成装置本体の上位コントローラ100aからは、給紙命令の他に、給送するシートの種類情報(坪量、シート名およびシート分類の少なくともひとつ)が制御部30に送られる。このシート種類情報は、例えば、パーソナルコンピュータにインストールされたプリンタドライバを使用者が操作してシート種類情報を入力し、画像形成装置本体に印刷指令とともに送信する。画像形成装置本体は、パーソナルコンピュータから受信したシート種類情報を、給紙命令とともに給送装置200の制御部30へ送信している。
制御部30は、浮上抑え部材位置判定を実行すると、給紙指令とともに受信したシート種類情報と、メモリ32に記憶してある判定テーブルとに基づいて、給送したシート情報に対応する浮上抑え部材13bの位置を特定する。例えば、シート種類情報として坪量が、坪量区分の「坪量5」以上に該当する場合は、給送したシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を「退避位置」に特定する。また、シート種類情報としてのシート分類がエンボス紙の場合で、坪量が坪量区分の「坪量4」以上に該当する場合は、給送したシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を「退避位置」に特定する。また、シート分類がエンボス紙以外で、坪量が「坪量4」以下に該当する場合は、給送したシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を「浮上規制位置」に特定する。また、シート分類がエンボス紙で、坪量が「坪量3」以下に該当する場合は、給送したシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を「浮上規制位置」に特定する。
また、制御部30は、シート種類情報としてのシート名から、そのシートの坪量区分、シート分類を特定して、給送したシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を特定するようにしてもよい。
次に、制御部30は、検知センサ150の信号を確認し、浮上抑え部材13bが退避位置にしているのか、浮上規制位置に位置しているのかを特定する。検知センサ150が、浮上抑え部材13bを検知しており、制御部30に信号(電圧)を送信しているときは、制御部30は、浮上抑え部材13bが退避位置にしていると特定する。一方、検知センサ150が、浮上抑え部材13bを検知しておらず、制御部30に信号(電圧)を送信していないときは、制御部30は、浮上抑え部材13bが浮上規制位置に位置していると特定する。
そして、制御部30は、検知センサ150の検知結果に基づいて特定した浮上抑え部材13bの位置が、給送したシートに対応する位置に位置しているか否かを判定する。
浮上抑え部材13bが給送したシートに対応する位置に位置しているとき(S4のYes)は、浮上抑え部材13bが要因による給送不良ではない。従って、このときは、制御部30は、画像形成装置本体100に操作パネル600にジャム処理指示を表示するように指示する。画像形成装置本体100の上位コントローラ100aは、給送装置200から受信した表示指示に基づいて、操作パネル600の表示部にジャム処理指示を表示する。
一方、浮上抑え部材13bが給送したシートに対応する位置に位置していないとき(S4のNo)は、給送不良の要因が浮上抑え部材13bの可能性がある。例えば、給送されたシートが、「坪量4」以下の普通紙で浮上抑え部材13bが退避位置にある場合は、過剰浮上が発生し給送不良が発生した可能性がある。また、給送されたシートが「坪量5」以上のシートで、浮上抑え部材13bが浮上規制位置にある場合は、給送負荷が大きくなり給送不良が発生した可能性がある。
従って、浮上抑え部材13bが給送したシートに対応する位置に位置していないとき(S4のNo)は、制御部30は、画像形成装置本体100に対し、浮上抑え部材13bが正しい位置にない情報を送信(伝達)するとともに、警告表示を行うように指示する。画像形成装置本体100の上位コントローラ100aは、給送装置200から受信した浮上抑え部材の位置情報としての浮上抑え部材13bが正しい位置にない情報に基づいて、操作パネル600の表示部にジャム処理指示とともに、図16に示すように浮上抑え部材13bを正しい位置へ移動するように促す警告表示を行う(S6)。
また、制御部30は、画像形成装置本体に印刷指令を送信したパーソナルコンピュータへ、浮上抑え部材13bが正しい位置にない情報を送信(伝達)し、パーソナルコンピュータのモニターに浮上抑え部材13bが正しい位置にないことを表示してもよい。また、給送装置200に報知手段としての表示パネルを備え、給送装置200の表示パネルに浮上抑え部材13bが正しい位置にないことを表示してもよい。
使用者は、ジャム処理時に、操作パネル600の警告表示に基づいて、浮上抑え部材13bを正しい位置へ移動させる。検知センサ150が、浮上抑え部材13bが正しい位置に来たことを検知したら、操作パネル600の警告表示を消去し、印刷できる旨を表示し、再給送を行う。これにより、ジャム処理後の再給送時においては、浮上抑え部材13bが要因による給送不良が生じるのを防止できる。
なお、環境等によっては、浮上抑え部材13bが給送するシートに対応する正しい位置になくても給送不良が発生することなく給送できる場合もある。そのため、給送動作前に浮上抑え部材13bが正しい位置にないときに浮上抑え部材13bを正しい位置へ移動するように報知して、浮上抑え部材13bを正しい位置へ移動させないと、給送できないものとすると使用者にとって煩わしいものとなる。
従って、本給送装置200は、給送不良が発生したときに、浮上抑え部材13bが給送するシートに対応する正しい位置にあるか否を判定し、正しい位置にないときは、報知するようにした。これにより、給送不良が発生したときにだけ、浮上抑え部材13bが正しい位置にないことが使用者に報知され、浮上抑え部材13bが正しい位置にないとき毎回使用者に報知する場合に比べて使用者に与えるストレスを、低減することができる。
なお、給送開始前に給送するシートに対応する位置に浮上抑え部材13bが位置しているか否かを判定し、浮上抑え部材13bが給送するシートに対応する位置にないときは使用者に報知するようにすることで以下の利点がある。すなわち、浮上抑え部材13bが要因による給送不良の発生を確実に抑制できるという利点である。
また、上述では、退避位置を、サイドフェンス内に完全に退避させてシートの浮上規制しない完全退避位置としているが、サイドフェンス内に一部退避させた一部退避位置としてもよい。退避位置を、サイドフェンス内に一部退避させた一部退避位置とした場合は、完全退避位置とは異なり、退避位置にあるとき浮上抑え部材13bの一部は、サイドフェンスから突出して、シートの浮上位置を規制する。しかし、浮上抑え部材13bのサイドフェンス13からの突出量が、浮上規制位置に比べて少なくなることで、浮上抑え部材13bの浮上したシートに対する押さえを弱くなる。よって、厚紙などのコシの強いシートを給送する際の摺動抵抗の増加を抑制できる。従って、装置の構成によっては、退避位置を一部退避位置としても、坪量区分が「坪量5」以上の厚紙のときや、坪量区分が「坪量4」以上のエンボス紙のときの給送不良の発生をするのを抑制できる。
また、例えば、坪量区分が「坪量5」以上の厚紙のときや、坪量区分が「坪量4」以上のエンボス紙のときは、浮上抑え部材13bをサイドフェンス内に完全に退避した完全退避位置に位置させる。坪量区分が「坪量2」~「坪量3」のときは、サイドフェンス内に浮上抑え部材13bの一部を退避させた一部退避位置に位置させる。そして、「坪量1」以下のときは、浮上規制位置に位置させるなど、シートの種類に応じて、複数の退避位置と浮上規制位置のいずれかに位置させるようにしてもよい。
なお、上述では、浮上抑え部材の位置情報として浮上抑え部材13bが正しい位置にない情報を使用者に報知する報知手段として、操作パネル、パーソナルコンピュータのモニター等の表示手段を用いているが、報知手段は、表示手段に限られない。例えば、報知手段として、スピーカなどの音発生手段を用いてもよい。音発生手段により、浮上抑え部材13bが正しい位置にない旨を使用者に報知する例としては、ブザーや音声案内等を挙げることができる。
また、画像形成装置の印刷部を浮上抑え部材13bが正しい位置にない旨を使用者に報知する報知手段として用いてもよい。画像形成装置の印刷部を報知手段として用いる場合は、浮上抑え部材13bが正しい位置にない旨をシートに印刷して、使用者に報知する。例えば、画像形成装置本体が備える給送部からシートを給送し、浮上抑え部材13bが正しい位置にない旨をシートに印刷してもよい。また、給送装置200の給送不良が発生した収容トレイとは異なる収容トレイからシートを給送して、浮上抑え部材13bが正しい位置にない旨を印刷してもよい。さらには、ネットワークで接続されたリモート先の本画像形成装置とは異なる画像形成装置を用いて浮上抑え部材13bが正しい位置にない旨を印刷してもよい。
また、上述では、制御部90で収容トレイにセットされたシートに対応する正しい位置に浮上抑え部材13bがあるか否かを判定し、その判定結果を、浮上規制部材の位置情報として、画像形成装置本体に送信(伝達)しているが、これに限られない。浮上抑え部材13bの位置情報として、浮上抑え部材13bが退避位置および浮上規制位置のどちらに位置しているかの情報を、画像形成装置本体に送信(伝達)するようにしてもよい。例えば、浮上抑え部材13bが浮上規制位置に位置しているときは、画像形成装置本体に浮上抑え部材13bの位置情報として、浮上抑え部材13bが浮上規制位置に位置している情報を送信する。画像形成装置本体は、操作パネル600の表示部にジャム処理指示とともに、例えば、「浮上抑え部材13bが浮上規制位置に位置しています。シートに対応する正しい位置にあるか、ユーザーマニュアルで確認してください。」等を表示するようにしてもよい。
また、画像形成装置本体で、浮上抑え部材13bが退避位置および浮上規制位置のどちらに位置しているかの情報から、浮上抑え部材13bがシートに対応した正しい位置にあるか否かを判定し、その判定結果を、操作パネル600の表示部に表示してもよい。
また、上述では使用者が手動で浮上抑え部材13bを浮上規制位置と退避位置との間で移動させる構成であるが、例えば、駆動モータなどの駆動手段により自動で浮上抑え部材13bを浮上規制位置と退避位置との間で移動させる構成としてもよい。
このように、駆動手段により自動で浮上抑え部材13bを浮上規制位置と退避位置との間で移動させる構成とすることで、駆動手段を制御して、浮上抑え部材13bを給送するシートに対応する位置に自動で移動させることができる。
図17は、浮上抑え部材13bの移動制御フロー図である。
制御部30(図14参照)は、画像形成装置本体100の上位コントローラ100aから給紙命令を受信したら(11のYes)、上述と同様にして浮上抑え部材13bの位置の判定を行う(S12)。すなわち、給紙指令とともに受信したシート種類情報(坪量、シート分類等)と、メモリ32に記憶してある判定テーブルとに基づいて、給送するシートに対応する浮上抑え部材13bの位置を特定する。
次に、制御部30は、検知センサ150の検知結果に基づいて浮上抑え部材13bが、シートに対応する位置に位置するか否かを判定する(S13)。浮上抑え部材13bがシートに対応する位置に位置しているとき(S13のYes)は、浮上抑え部材13bが要因の給送不良が発生するおそれがないので、給送動作に移行しシートの給送を行う(S15)。
一方、浮上抑え部材13bが給送するシートに対応する位置に位置していないとき(S13のNo)は、浮上抑え部材13bが要因の給送不良が発生するおそれがある。従って、制御部30は、駆動手段を制御して浮上抑え部材13bを給送するシートに対応していない位置から給送するシートに対応する位置へ移動させる(S14)。浮上抑え部材13bが、給送するシートに対応する位置に位置したら、給送動作に移行しシートの給送を行う(S15)。
駆動手段により自動で浮上抑え部材13bを浮上規制位置と退避位置との間を移動させる構成においては、使用者の手間をかけずに、浮上抑え部材13bをシートに対応する正しい位置への移動させることができる。よって、浮上抑え部材13bを給送するシートに対応する位置に位置させてから給送動作を行うことができる。これにより、浮上抑え部材が要因による給送不良の発生を良好に抑制することができる。
また、駆動手段により自動で浮上抑え部材13bを移動させる構成についても、装置構成によっては、退避位置を、サイドフェンス内に一部退避させた一部退避位置にしてもよい。
また、駆動手段により自動で浮上抑え部材13bを移動させる構成についても、例えば、坪量区分が「坪量5」以上の厚紙のときや、坪量区分が「坪量4」以上のエンボス紙のときは、浮上抑え部材13bをサイドフェンス内に完全に退避した完全退避位置に位置させ、坪量区分が「坪量2」~「坪量3」のときは、浮上抑え部材13bをサイドフェンス内に一部退避させた一部退避位置に位置させる。そして、「坪量1」以下のときは、浮上規制位置に位置させるなど、シートの種類に応じて、複数の退避位置と浮上規制位置のいずれかに位置させるようにしてもよい。
なお、上述では、シート給送時に、給送するシート種類情報を受信して、浮上抑え部材13bがシートに対応する位置あるか否かを判定しているが、これに限られない。例えば、収容トレイ10にシートをセットしたときに、使用者に操作パネル600により収容トレイ10にセットしたシート種類情報(坪量、シート分類)を入力させる。そして、収容トレイ10のセット時に、浮上抑え部材13bがシートに対応する位置にあるか否かを判定してもよい。浮上抑え部材13bを使用者の手動で移動させる場合は、浮上抑え部材13bが正しい位置にないときは、収容トレイ10のセット時に正しい位置へ移動させるように報知してもよい。また、正しい位置にないことをメモリに記憶しておき、給送不良が発生したときに、正しい位置へ移動させるように報知してもよい。一方、浮上抑え部材13bを自動で移動させる場合は、浮上抑え部材13bが正しい位置にないときは、収容トレイ10のセット時に正しい位置へ移動させる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
シートを積載するシート載置台11などのシート積載部と、シートにエアを吹き付ける送風装置17などのエア吹き付け手段と、シートの浮上位置を規制する浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材と、を備えた給送装置200において、浮上規制部材は、前記シートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、退避位置と、に移動可能に構成され、浮上規制部材が正しい位置にあるか否かの情報などの浮上規制部材の位置情報を、操作パネル600などの報知手段に伝達する。
例えば、シート積載部に積載されたシートが厚紙などの坪量が多いシートは、コシが強く、シートが浮上規制部材に強く当たってしまい、給送時の負荷が増大して不給送が発生するおそれがある。坪量が多いシートは、薄紙などの坪量の少ないシートとは異なり、過剰浮上が生じ難い。従って、浮上規制部材により浮上の押さえは弱くてもよく、場合によっては浮上規制部材により浮上の押さえはなくてもよい場合もある。
一方、薄紙などの坪量の少ないシートの場合は、サイドフェンスからある程度突出させて、浮上規制部材により浮上を規制しないと、過剰浮上して、エンドフェンスを乗り越えるなどして、給送不良が発生するおそれがある。このように、シートの種類によって、浮上規制部材の有無や、給送不良が生じない最適な浮上規制部材のサイドフェンスからの突出量が互いに異なる。
特許文献1に記載の給送装置は、どのようなシートでも一律に浮上規制部材に浮上規制するため、坪量の多いシートなどシートの種類によっては、浮上規制部材の規制によって給送不良が発生するおそれがあった。
態様1では、浮上規制部材の位置に基づき、使用者がシート積載部に積載されたシートに対応する位置に浮上規制部材を位置させていないときは、浮上規制部材の位置情報を、操作パネル600などの報知手段に伝達し、報知手段により使用者に浮上規制部材が正しい位置にないことを報知することができる。これにより、浮上規制部材がシートに対応する位置にないときは、使用者に浮上規制部材を操作して、浮上規制部材をシートに対応する位置へ移動させるように促すことができる。よって、例えば、浮上規制部材が薄紙に対応する位置で、坪量の多いシートが給送されるのを抑制することができ、浮上規制部材の規制によって給送不良が発生するのを抑制することができる。
(態様2)
態様1において、給送不良発生時に、浮上規制部材の位置情報を、操作パネル600などの報知手段に伝達する。
これによれば、実施形態で説明したように、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材がシート種類に対応した位置にないとき毎回使用者に報知する場合に比べて使用者に与えるストレスを、低減することができる。
(態様3)
態様1または2において、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材がシートに対応する位置に無いとき、浮上規制部材の位置情報を、操作パネル600などの報知手段に伝達する。
これによれば、実施形態で説明したように、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材がシートに対応する位置にないときは、浮上規制部材を操作して、浮上規制部材をシートに対応する位置へ移動させるように使用者に促すことができる。
(態様4)
態様1乃至3いずれかにおいて、規定値以上の坪量のシートがシート載置台11などのシート積載部に積載されているときに、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材が退避位置に位置していない場合、または、規定値未満の坪量のシートがシート積載部に積載されているときに、浮上規制部材が浮上規制位置に位置していない場合は、浮上規制部材の位置情報を、操作パネル600などの報知手段に伝達する。
これによれば、実施形態で説明したように、浮上規制部材が要因による給送不良を抑制することができる。
(態様5)
シートを積載するシート載置台11などのシート積載部と、シートにエアを吹き付ける送風装置17などのエア吹き付け手段と、シートの浮上位置を規制する浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材とを備えた給送装置200において、シートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、退避位置との間を移動するように浮上規制部材を駆動する駆動手段を備え、駆動手段を制御して、浮上規制部材を、シート積載部に積載されたシートの種類に基づいて退避位置および浮上規制位置のいずれか一方の位置に移動させる制御部30などの制御手段を備えた。
これによれば、図17を用いて説明したように、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材が要因による給送不良の発生を抑制することができる。
(態様6)
態様5において、シート載置台11などのシート積載部に積載されたシートの坪量が規定値以上のときに、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材が退避位置に位置していない場合は、浮上規制部材を退避位置に移動させ、シート積載部に積載されたシートの坪量が規定値未満のときに、浮上規制部材が浮上規制位置に位置していない場合は、浮上規制部材を浮上規制位置に移動させる。
これによれば、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材が要因による給送不良の発生を抑制することができる。
(態様7)
態様1乃至6いずれかにおいて、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材の位置を検知する検知センサ150などの検知手段を備える。
これによれば、検知センサ150などの検知手段の検知結果に基づいて、浮上抑え部材13bなどの浮上規制部材が、シート載置台11のシート積載部に積載されたシートの種類に対応する位置に位置しているか否かを判定することができる。
(態様8)
給送装置によって給送されるシートに画像を形成する画像形成装置において、給送装置として、態様1乃至7いずれかの給送装置を用いた。
これによれば、給送不良の発生を抑制することができる。
1 :画像形成装置
10 :収容トレイ
11 :シート載置台
12 :フロント送風装置
13 :サイドフェンス
13a :吐出口
13b :浮上抑え部材
13c :解除部材
14 :サイド送風装置
14a :サイドブロワ
15 :浮上ブロワ
16 :分離ブロワ
17 :送風装置
19 :昇降装置
20 :給送ユニット
21 :吸着ベルト
21a :ベルト吸着面
23 :吸引装置
25 :エンドフェンス
30 :制御部
100 :画像形成装置本体
100a :上位コントローラ
131 :第一回動規制部
132 :第二回動規制部
133 :支持突起部
135 :バネ
140 :解除機構
141 :解除レバー
141a :操作部
141b :軸部
141c :連結部
142 :押し込み部材
142a :押し込み部
142b :連結突起部
142c :軸部
150 :検知センサ
160 :支持部材
160a :長孔部
160b :係合孔部
200 :給送装置
600 :操作パネル
特許第4544033号公報

Claims (8)

  1. シートを積載するシート積載部と、
    前記シートにエアを吹き付けるエア吹き付け手段と、
    前記シートの浮上位置を規制する浮上規制部材と、を備えた給送装置において、
    前記浮上規制部材は、前記シートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、退避位置と、に移動可能に構成され、
    前記浮上規制部材の位置情報を、報知手段に伝達することを特徴とする給送装置。
  2. 請求項1に記載の給送装置において、
    給送不良発生時に、前記浮上規制部材の位置情報を、報知手段に伝達することを特徴とする給送装置。
  3. 請求項1または2に記載の給送装置において、
    前記浮上規制部材がシートに対応する位置に無いとき、前記浮上規制部材の位置情報を、報知手段に伝達することを特徴とする給送装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか一項に記載の給送装置において、
    規定値以上の坪量のシートが前記シート積載部に積載されているときに、前記浮上規制部材が前記退避位置に位置していない場合、または、規定値未満の坪量のシートが前記シート積載部に積載されているときに、前記浮上規制部材が前記浮上規制位置に位置していない場合は、前記浮上規制部材の位置情報を、報知手段に伝達することを特徴とする給送装置。
  5. シートを積載するシート積載部と、
    前記シートにエアを吹き付けるエア吹き付け手段と、
    前記シートの浮上位置を規制する浮上規制部材と、を備えた給送装置において、
    前記シートの浮上位置を規制する浮上規制位置と、退避位置との間を移動するように前記浮上規制部材を駆動する駆動手段を備え、
    前記浮上規制部材を、前記シート積載部に積載されたシートの種類に基づいて、前記退避位置および前記浮上規制位置のいずれか一方の位置に移動させることを特徴とする給送装置。
  6. 請求項5に記載の給送装置において、
    前記シート積載部に積載されたシートの坪量が規定値以上のときに、前記浮上規制部材が前記退避位置に位置していない場合は、前記浮上規制部材を前記退避位置へ移動させ、前記シート積載部に積載されたシートの坪量が規定値未満のときに、前記浮上規制部材が前記浮上規制位置に位置していない場合は、前記浮上規制部材を前記浮上規制位置へ移動させることを特徴とする給送装置。
  7. 請求項1乃至6いずれか一項に記載の給送装置において、
    前記浮上規制部材の位置を検知する検知手段を備えることを特徴とする給送装置。
  8. 給送装置によって給送されるシートに画像を形成する画像形成装置において、
    上記給送装置として、請求項1乃至7いずれか一項に記載の給送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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