JP2007308207A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョブ中に重送が発生するのを防ぐことのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】エア吹き付け手段610に設けられたファン609により、シート積載手段602に積載されたシートSAに対してエアを吹き付けてシートを捌く。そして、重送検知手段643により重送を検知した場合には、調整モードを行ってシートの捌きが可能なエア圧が得られるようエア吹き付け手段610を調整することにより、ジョブ中に重送が発生するのを防ぐようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特にシートにエアを吹き付けてシートを捌いた後、シートを給送するようにしたものに関する。
従来の複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、シート積載手段に積載されたシートのうち最上位のものから1枚ずつ分離して画像形成部に給送するシート給送装置を備えたものがある。
ここで、このようなシート給送装置としては、シート積載手段に積載されたシート束にエアを吹き付けてシートを複数浮上、分離させ、この後、シートを給送ベルトに吸着して給送する方式のものがある(特許文献1参照。)。
図13は、このようなエアを用いてシートを分離した後、給送ベルトに吸着してシートを給送するシート給送装置の構成を示すものである。
図13において、11は不図示の画像形成装置本体に引き出し自在に設けられ、シートSを収納する収納庫である。この収納庫11には、複数のシートSが積載される昇降可能なシート台12、シートSのシート給送方向上流(後)側の端である後端の位置を規制する後端規制板13が設けられている。さらに、収納庫11には、シートSのシート給送方向と直交する幅方向の端である側端の位置を規制する側端規制板14,16、不図示の画像形成装置本体から収納庫11を引き出すためのスライドレール15等が設けられている。
また、21はシートを吸着して給送する吸着給送ベルト、36は吸着給送ベルト21にシートSを吸着させるための吸着ファン、30はシート束SAのシート給送方向下流(前)側の端である先端面にエアを吹き付けるエア吹き付け部である。このエア吹き付け部30は、分離ダクト32、捌きノズル33、分離ノズル34を備えている。
ここで、このような構成のシート給送装置において、ユーザーが収納庫11を引き出し、シートSをセットした後、収納庫11を格納すると、不図示の駆動手段によってシート台12が図14に示す矢印Aの方向に上昇する。そして、このシート台12はシート束SAの上面と、吸着給送ベルト21との距離がBになる位置で停止し、この後、給送信号に備える。
次に、給送信号が入力されると、分離ファン31が作動し、図15の矢印Cの方向にエアを吸い込む。このエアは分離ダクト32を介して捌きノズル33、分離ノズル34から、シート束SAの先端面に向かってそれぞれ矢印D及びEの方向から吹き付けられる。これにより、シート束SAのうちの数枚のシートSaが浮上する。一方で、吸着ファン36が作動し、図15の矢印Fの方向にエアを吐き出す。この際、吸着ダクト38に設けられた吸着シャッタ37は閉じられている。
なお、側端規制板14,16には、それぞれ補助分離ファン17,18が取り付けられており、補助分離ファン17,18からのエアは、開口14A、16Aからシート束SAの側端に対して吹き付けられている。そして、このように補助分離ファン17,18を設けることにより、シートSaの浮上、分離がより確実に行われるようになる。
次に、給送信号が入力されてから所定時間が経過し、複数枚のシートSaの浮上が安定したところで、図16に示すように吸着シャッタ37を矢印Gの方向に回転させる。これにより、吸着ファン36により、吸着給送ベルト21に形成された不図示の吸引用の孔から矢印Hに示す方向への吸引力が発生し、浮上した複数枚のシートSaのうちの最上部のシートSbが吸着給送ベルト21に吸着される。
そして、最後にベルト駆動ローラ41を図17に示す矢印Jの方向に回転させることで、吸着給送ベルト21と共にシートSbが矢印Kに示す方向に給送される。そして、この後、矢印M及びPに示す方向に回転する引き抜きローラ対42によって次の搬送路へ送られる。
ところで、このようなシート給送装置(エア給紙装置)において、続く搬送路には搬送路を上下で挟む形で、シートの重送を検知するための重送検知手段43が配置されている。なお、この重送検知手段43は、例えば超音波を送信/受信する2つの超音波センサから構成され、シートを通過した超音波の受信レベルにより搬送路を通過するシートが重送しているかを検知するようになっている。
そして、この重送検知手段43により、シートの重送が検知された場合には、例えばエア吹き付け部30からの風量を制御するようにしている(特許文献2参照)。或は、重送検知手段43によって検知された重送回数をカウントし、重送回数が所定数に達するとエア吹き付け部30の設定を変更し、風量を増大させるようにしている(特許文献3参照)。
特開平7−196187号公報(第9頁、図6) 特開2004−51287号公報(第12頁、図1) 特開2004−331258号公報(第11頁、図3)
しかし、このような従来のシート給送装置及び画像形成装置において、重送を検知したとき、単に捌きエアの風量をアップさせるだけであり、適切な捌き風量となっていない場合があった。そして、このように捌きエアが適切な捌き風量となっていない場合には、ジョブ中に何度もシートの重送が起きることになる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ジョブ中に重送が発生するのを防ぐことのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート積載手段に積載されたシートにエアを吹き付けてシートを捌いた後、シートを給送するシート給送装置において、前記シート積載手段に積載されるシートに対し、シートを捌くエアを吹き付けるためのファンを有するエア吹き付け手段と、給送されたシートの重送を検知する重送検知手段と、を備え、前記エア吹き付け手段を調整する調整モードを有し、前記重送検知手段により重送を検知した場合に前記調整モードを行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、重送を検知した場合、シートの捌きが可能なエア圧が得られるようエア吹き付け手段のファンを調整する調整モードを行うことにより、ジョブ中に重送が発生するのを防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、100はプリンタ、101はプリンタ本体である。このプリンタ本体101の上部には自動原稿給送装置120により原稿載置台としてのプラテンガラス120aに載置された原稿Dを読み取る画像読み取り部130が設けられている。また、画像読み取り部130の下方には画像形成部102と、画像形成部102にシートSを給送するシート給送装置103が設けられている。
ここで、画像形成部102には、感光ドラム112、現像器113、レーザースキャナーユニット111等が設けられている。また、シート給送装置103は、OHT等のシートSを収容して装置本体101に着脱自在な複数のシート収納部115及びシート収納部115に収納されたシートSを送り出すシート給送手段の一例としての給送ベルトである吸着給送ベルト611等を備えている。
次に、このような構成のプリンタ100の画像形成動作について説明する。
装置本体101に設けられている不図示の制御装置から画像読取部130に画像読取信号が出力されると、画像読取部130により画像が読み取られる。この後、レーザースキャナーユニット111から、この電気信号に対応したレーザ光が感光ドラム112上に照射される。
このとき感光ドラム112は、予め帯電されおり、光が照射されることによって静電潜像が形成され、次いで静電潜像を現像器113によって現像することにより、感光ドラム上にトナー像が形成される。
一方、制御装置から給紙信号がシート給送装置103に出力されると、シート収納部115からシートSが供給される。この後、給送されたシートSはレジストローラ117により感光ドラム上のトナー画像と同期を取って感光ドラム112と転写帯電器118とにより構成される転写部に送られる。
次に、このように転写部に送られたシートは、トナー像が転写され、この後、定着部114に搬送される。さらにこの後、定着部114により加熱及び加圧されることにより、シートSに未定着転写画像が永久定着される。そして、このように画像が定着されたシートは排出ローラ116により装置本体101から排紙トレイ119に排出される。
図2は、シート給送装置103の構成を示す図である。図2において、602はシート収納部115に設けられた収納庫132に設けられ、複数のシートSが積載される昇降可能なシート台、604はシート台602を昇降させるリフター、605は下位置検知センサ、606は紙有無検知センサである。
また、611はシートを吸着して給送する吸着給送ベルト、612は吸着給送ベルト611にシートSを吸着させるための吸着ファンである。610はシート束SAのシート給送方向下流(前)側の端である先端面にエアを吹き付けるエア吹き付け手段であるエア吹き付け部である。また、609はエア吹き付け部610に設けられた捌きファン、607は浮上下限検知センサ、608は浮上上限センサ、620はリトライセンサである。
ここで、このような構成のシート給送装置103において、ユーザーが収納部115に設けられた収納庫132を引き出してシートSをセットした後、収納庫132を格納すると、リフター604によってシート積載手段であるシート台602が上昇する。そして、このシート台602はシート束SAの上面と、吸着給送ベルト611との距離が所定距離になる位置で停止し、この後、給送信号に備える。
次に、給送信号が入力されると、捌きファン609が作動してエアを吸い込む。そして、このエアはエア吹き付け部610に設けられた後述する図4に示す捌きノズル610a及び分離ノズル610bから、シート束SAの先端面に向かって吹き付けられる。これにより、シート束SAのうちの数枚のシートが浮上する。
次に、給送信号が入力されてから所定時間が経過し、複数枚のシートの浮上が安定したところで、吸着ファン612からの吸引力により、浮上した複数枚のシートのうちの最上部のシートSbが吸着給送ベルト611に吸着される。
そして、最後に吸着給送ベルト611を矢印の方向に回転させることで、吸着給送ベルト611と共にシートSbが給送される。そして、この後、引き抜きローラ対136によって次の搬送路へ送られる。
なお、図2において、643はシートの重送を検知する重送検知手段であり、この重送検知手段643は、次の搬送路に搬送路を上下で挟む形で配置されている。なお、この重送検知手段643は超音波を送信/受信する2つの超音波センサから構成されており、シートを通過した超音波の受信レベルにより次の搬送路を通過するシートが重送しているかを検知するようになっている。
図3は、シート給送装置103の制御ブロック構成図であり、1はシート給送装置103を制御するCPUである。そして、このCPU1には、モータやファンといったシート給送装置103の各種負荷を駆動する専用のASIC2、ファン調整に用いる目標値やPWM値を記憶する記憶手段であるメモリ3が接続されている。
さらに、CPU1は、収納庫132内のシート台602の位置センサである下位置検知センサ605、シート台上に積載されているシート上面を検出する紙有無検知センサ606、浮上下限センサ607、浮上上限センサ608とも接続されている。
ASIC2はシート給送装置103の各負荷を駆動する駆動回路へと駆動開始指令を出すだけでなく、捌きファン609や吸着ファン612の回転数信号(FG)を受け、目標の回転数でファンが回転するようにPWM制御を行うようになっている。また、補助分離ファン17,18(図13参照)の他、重送検知手段43に接続されており、重送検知手段43の制御を行い、シートが重送しているかどうかを判定するようにしている。
また、図3において、610は捌きファン609に、ASIC2より出力されたPWM信号を送ると共に電源供給を行う駆動回路であり、40も同様に吸着ファン612にPWM信号を送ると共に電源供給を行う駆動回路である。22,23は補助分離ファン17,18をON/OFFする駆動回路である。
39は吸着シャッタ37(図13参照)を開閉するソレノイド38の駆動回路、46、47はそれぞれ吸着給送ベルト611を駆動する給紙モータ44、引き抜きローラ対136を駆動する引抜モータ45を駆動するドライバICである。20は、シート台602を上昇/下降させるリフター駆動手段であるリフターモータ19を駆動する駆動回路である。なお、本実施の形態ではモータやファンといったシート給送装置103の各種負荷を専用のASIC2で制御したが、CPU1で制御しても問題ないことは言うまでもない。
次に、シート給送装置103の捌きファン609の風量調整方法について図4を用いて説明する。
電源投入後、またはシート給送装置102による所定枚数搬送後、または所定時間経過後に、捌きファン609の回転速度制御モードへの遷移信号が検知されると、捌きファン609の風量を調整するための回転速度制御が開始される。
ここで、捌きファン609による回転速度制御が正常に行われるためには、捌きファン609によるエアの噴出し口である捌きノズル610aの延長線上に障害物があってはならない。例えば、シート台602に積載されるシート束SAが捌きノズル610aの延長線上にある場合、捌きファン609のエア流路が遮断されてしまうため、正常な回転数、風量、風圧を得ることができない。
このため、遷移信号が検知されると、まず図3に示すASIC2(CPU)1は、リフターモータ19を駆動する。これにより、図4の(a)に示すようにリフター(図2参照)によるシート台602の下降動作が開始される。そして、図4の(b)に示すように下位置検知センサ605によって、シート台602が検知されると、リフターモータ19の駆動を停止し、シート台602を停止させる。そして、この状態で、紙有無検知センサ606によってシートが検知されなければ、図4の(c)に示すように捌きファン609を駆動してエアを噴出し、所定時間経過後にファン回転速度制御を開始する。
次に、捌きファン609の回転速度制御について図5を用いて説明する。
一般に、回転数をモニタできるファンにおいて、ファンの回転速度制御を行うには、目標値が必要である。ここで、ファンの特性から、所定のPWM(Pulse Width Modulation)設定でファンを回転した場合、所定の回転数(FG=Frequency Generation)が出力されると同時に所定の風圧が得られることが分かっている。
例えば、図5の(a)に示すように、ファンをPWM100%設定で動作させた場合、回転数出力として600Hzの回転数(FG)出力がなされると同時に、風圧として1000Pa(パスカル)が得られるとする。ここで、図5の(b)に示すように、1個のファンの必要風圧が840Paであるとすると、ファンの回転数が目標値として500Hz、目標回転数上限値として502Hz、目標回転数下限値として498Hzとなるように設定される。
そして、このように各目標値が設定されると、ファンの動作開始後、所定時間経過してからファンの回転速度制御を行うことによって、例えばファン回転速度制御正常終了後のPWM値は90%になる。なお、所定時間経過するのを待つのは、ファンの回転が安定するのを待つ必要があるからである。
このように所定時間が経過してファンの回転が安定した後、回転速度制御を行い、ファンの回転数(FG)が予め決められた値になるようにファンのPWM値を変更する。なお、ファンの回転速度制御方法としては、ファンを100%Dutyで回転させてから所定値毎にPWM値を落としていく方法や目標値と実回転数との差分にある係数を乗じた値だけPWM値を増減するような方法が挙げられる。また、ファンを最初100%Dutyで回転するのではなく、所定のPWM設定値で回転するように制御しても構わない。
なお、より強い風圧を得られるように、例えば捌きファンを複数(4個)接続する場合がある。そして、このように捌きファンを複数接続した場合においては、図5の(c)に示すように、目標値、目標回転数上限値、目標回転数下限値を設定する。
ここで、これら第1〜第4捌きファンを、それぞれPWM100%設定で動作させた場合、回転数出力として220Hzの回転数(FG)出力がなされると同時に、風圧としては300Pa(パスカル)が得られるとする。また、シートを捌くのに必要な風圧は840Paであるとする。
このとき、図5の(c)に示すように、例えば第1捌きファンの回転数は、目標値として182Hz、目標回転数上限値として184Hz、目標回転数下限値として180Hzとなるように設定される。また、第2捌きファンの回転数は、目標値として171Hz、目標回転数上限値として173Hz、目標回転数下限値として169Hzとなるように設定される。第3捌きファンの回転数は、目標値として181Hz、目標回転数上限値として183Hz、目標回転数下限値として179Hzとなるように設定される。第4捌きファンの回転数が目標値として162Hz、目標回転数上限値として164Hz、目標回転数下限値として160Hzとなるように設定される。
なお、この目標設定値は、本発明の構成における検討結果として最適値を決定したものであり、構成によっては目標値、目標回転数上値限及び目標回転数下限値は最適値を決定する必要がある。
次に、捌きファン609の回転速度制御を開始した後の動作を図6を用いて説明する。
ここで、本実施の形態においては、図3に示すように捌きファン609の回転数を検知する回転数検知手段600が設けられている。そして、判断手段であるASIC2(CPU)1は、捌きファン609の回転速度制御を開始すると、タイマTを作動させ、所定時間以内に図5の(b)に示すような目標速度範囲内に収まるかを判断するようにしている。また、捌きファンが4つの場合は、第1〜第4捌きファンが所定時間以内に図5の(c)に示すような目標速度範囲内に収まるかを判断するようにしている。
そして、捌きファン609の回転速度制御を開始してから、所定時間以内に目標速度範囲内に収まった場合には、捌きファン609の回転速度制御を終了すると共に、捌きファン609を停止するように制御する。
また、図6の(a)に示すようにリフター駆動部604によりシート台602を上昇させ、浮上下限センサ607によって、シート台602上に積載されているシート上面が検知されると、図6の(b)に示すようにリフター駆動部604を停止する。なお、シート台602の上昇動作後、浮上下限センサ607からの信号に基づいてシート台602を停止させる代わりに紙有無検知センサ606又は浮上上限センサ608からの信号に基づいてシート台602を停止させても良い。
これにより、シート給送装置103はスタンバイ状態となり、給紙開始信号に備えていつでも給紙開始できるような準備が整うようになっている。
なお、ファンの回転速度制御を開始してから、所定時間以内に目標速度範囲内に収まらない場合には、捌きファン609の回転速度制御を終了すると共に、捌きファン609を停止するように制御する。
そして、このようにスタンバイ状態になった後、給紙開始信号が入力されると、まず捌きファン609が駆動されてシート束のうちの数枚のシートが浮上する。この後、吸着ファン612による吸引力により、図2に示すように浮上した複数枚のシートのうちの最上部のシートSbが吸着給送ベルト611に吸着される。次に、吸着給送ベルト611を回転させることにより、シートSbが給送される。そして、この後、引き抜きローラ対136によって次の搬送路へ送られる。
ここで、このようにして給送されたシートSbは、重送検知手段643を通過する。この際、重送検知手段643によりシートの重送が検知された場合、重送することなくシートを給送することができる風量を得ることのできるPWM値を得るための捌きファンの調整モードを行うようにしている。なお、本実施の形態においては、シートの重送が発生した場合、プリンタ100を停止させることなく、重送したシートを不図示の重送紙用の積載トレイに排出させるようにしている。
次に、このような重送検知時におけるファン調整モードについて図7を用いて説明する。
まず収納庫132からシートの給紙動作を開始し(S101)、シート搬送路上に設置された重送検知手段643にてシートの重送が発生したかどうかモニタする(S102)。そして、重送検知手段643によりシートの重送が検知されると(S102のY)、収納庫132からのシートの給紙動作を停止させ(S103)、この後、重送したシートを不図示の重送紙用の積載トレイに排出する(S104)。
次に、捌きファンの調整モードに入り(S105)、既述した回転速度制御を行う。そして、このファン調整モードにおいて調整結果が正常終了し、捌きファンの回転数(FG)が予め決められた値になる新しいPWM値を得たかどうかの判断を行う。次に、調整モードが正常に終了し、新しいPWM値を得た場合、即ち調整がOKの場合(S106のY)、この後、新しく得たPWM値にて捌きファンを回転させて収納庫132からのシートの給紙を再開する(S107)。
一方、捌きファンの故障などによりファン調整モードが正常に終了せず新しくPWM値を得ることができなかった場合は(S106のN)、予めメモリ3に保持していた所定値にて捌きファンを回転させて収納庫132からのシートの給紙を再開する(S108)。
そして、このように得たPWM値にて捌きファンを回転させて給紙動作を再開させた後、或は予め保持していた所定値にてファンを回転させた後、シートの重送が発生したかどうかモニタする(S102)。この後、シートの重送を検知しない場合は(S102のN)、ジョブが終了したかどうかを判断し(S109)、ジョブが終了するまで(S109のY)、シートの重送をモニタする。
このように、重送を検知した場合に、シートの捌きが可能なエア圧が得られるよう捌きファンの回転数を調整することにより、ジョブ中に何度もシートの重送が起きることを防止することができる。これにより、安定した搬送状態を達成することができる。
なお、本実施の形態においては、PWM制御を用いてファン調整を行う場合について説明したが、捌きファンに印加される電源電圧を変化させる印加電圧制御を用いてファン調整を行うようにしてもよい。
ここで、このような印加電圧制御を行った場合は、図3のASIC2が、目標の回転数でファンが回転するように印加電圧制御を行うようになる。また、610及び40が、ASIC2より出力された印加電圧制御信号によってファンに印加する電源電圧を変化させ、ファンに供給を行う駆動回路となる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図8は、本実施の形態に係る重送検知時におけるファン調整モードを説明する図(フローチャート)である。
本実施の形態においては、まず収納庫132からシートの給紙動作を開始し(S201)、シート搬送路上に設置された重送検知手段643にてシートの重送が発生したかどうかモニタする(S202)。そして、重送検知手段643によりシートの重送が検知されると(S202のY)、まず重送したシートを不図示の重送紙用の積載トレイに排出させ(S203)、重送の発生回数を既述した図3に示すカウンタ650によりカウントする(S204)。
次に、重送の発生回数が所定数に達したかどうか判断し(S205)、所定数に達した場合は(S205のY)、収納庫132からのシートの給紙動作を停止させる(S206)。なお、重送の発生回数が所定値に達していない場合は(S205のN)、給紙動作を続けると共に、それ以降も重送が発生したかどうかモニタを続ける(S202)。
次に、収納庫132からのシートの給紙動作を停止させた後、ファン調整モードに入る(S207)。ここで、このファン調整モードにおいて調整結果が正常終了し、捌きファンの回転数(FG)が予め決められた値になる新しいPWM値を得たかどうかの判断を行う。
そして、調整モードが正常に終了し、新しいPWM値を得た場合、即ち調整がOKの場合(S208のY)、新しく得たPWM値にて捌きファンを回転させて収納庫132からのシートの給紙動作を再開する(S209)。
一方、捌きファンの故障などによりファン調整モードが正常に終了せず新しくPWM値を得ることができなかった場合は(S208のN)、予めメモリ3に保持していた所定値にて捌きファンを回転させて収納庫132からのシートの給紙を再開する(S210)。
そして、このように得たPWM値にてファンを回転させて給紙動作を再開させた後、或は予め保持していた所定値にて捌きファンを回転させた後、シートの重送が発生したかどうかモニタする(S202)。この後、シートの重送を検知しない場合は(S202のN)、ジョブが終了したかどうかを判断し(S211)、ジョブが終了するまで(S211のY)、シートの重送をモニタする。
このように、本実施の形態によれば、重送のカウント値が設定値に等しくなった場合は、ジョブ途中であってもシート給送装置103を一時停止し、捌きファンの調整モードを実行するようにしている。これにより、シートの重送頻度が高く、適切な捌き風量を保てていない場合において、適切な捌き風量でシートを捌くことが可能となりシートの重送を抑止することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図9は、本実施の形態に係る重送検知時におけるファン調整モードを説明する図(フローチャート)である。
本実施の形態においては、まず収納庫132からシートの給紙動作を開始し(S301)、シート搬送路上に設置された重送検知手段643にてシートの重送が発生したかどうかモニタする(S302)。そして、重送検知手段643によりシートの重送が検知されると(S302のY)、まず重送したシートを不図示の重送紙用の積載トレイに排出させる(S303)。なお、本実施の形態においては、このように重送したシートを重送紙用の積載トレイに排出させた後もジョブが終了するまでは(S304のN)、重送が発生したかどうかモニタを続けながら給紙動作を続ける。
次に、ジョブが終了すると(S304のY)、収納庫132からのシートの給紙動作を停止終了させ(S305)、この後、ファン調整モードに入り(S306)、ファン調整モードでの調整結果が正常終了し、新しくPWM値を得たかどうかの判断を行う。
そして、調整モードが正常に終了した場合、即ち調整がOKの場合(S307のY)、新しく得たPWM値を図3に示すメモリ3に、次のジョブ用に記憶して終了する(S308)。一方、ファンの故障などにより調整モードが正常に終了せず新しくPWM値を得ることができなかった場合は、次のジョブ用にメモリ3に予め保持していた所定値を記憶して終了する(S309)。
このように、本実施の形態によれば、重送を検知した場合、ジョブ終了後に捌きファンの調整モードを実行することで、次のジョブ以降におけるシートの重送を抑止することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
図10は、本実施の形態に係る重送検知時におけるファン調整モードを説明する図(フローチャート)である。
本実施の形態においては、まず収納庫132からシートの給紙動作を開始し(S401)、シート搬送路上に設置された重送検知手段643にてシートの重送が発生したかどうかモニタする(S402)。そして、重送検知手段643によりシートの重送が検知されると(S402のY)、まず重送したシートを不図示の重送紙用の積載トレイに排出させる(S403)。
なお、本実施の形態においては、このように重送したシートを重送紙用の積載トレイに排出させた後もジョブが終了するまでは(S404のN)、重送が発生したかどうかモニタを続けながら給紙動作を続ける。
そして、ジョブが終了すると(S404のY)、収納庫132からのシートの給紙動作を停止終了させ(S405)、この後、次のジョブが開始されるかをモニタする(S406)。そして、次のジョブが開始される場合には(S406のY)、次のジョブが開始される前に調整モードに入り(S207)、調整モードでの調整結果が正常終了し、新しくPWM値を得たかどうかの判断を行う。
そして、調整モードが正常に終了した場合、即ち調整がOKの場合(S408のY)、新しく得たPWM値にてファンを回転させて収納庫132からのシートの給紙動作を再開する(S409)。一方、捌きファンの故障などにより調整モードが正常に終了せず新しくPWM値を得ることができなかった場合は(S408のN)、予めメモリ3に保持していた所定値にてファンを回転させて収納庫132からのシートの給紙動作を再開する(S410)。
そして、このように得たPWM値にてファンを回転させて給紙動作を再開させた後、或は予め保持していた所定値にてファンを回転させた後、シートの重送が発生したかどうかモニタする(S402)。この後、シートの重送を検知しない場合は(S402のN)、ジョブが終了したかどうかを判断し(S411)、ジョブが終了するまで(S411のY)、シートの重送をモニタする。
このように本実施の形態によれば、重送を検知した場合、次のジョブ開始前に捌きファンの調整モードを実行することで、既述した第3の実施の形態と同様に、次のジョブ以降におけるシートの重送を抑止することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。
図11は本実施の形態に係るシート給送装置の制御ブロック図である。なお、図11において、図3と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図11において、613a、613bは捌きファン609と吸着ファン612の風量を検出するための風量検出手段である風量センサであり、これら各風量センサ613a,613bは、それぞれのファン609,612の近傍に取り付けられている。
そして、この風量センサ613a,613bはASIC2に接続され、検出した風量データはASIC2に送られる。判断手段であるASIC2は、これら各風量センサ613a,613bからの信号(風量データ)に基づき、捌きファンの風量がシートの捌きが可能なエア圧が得られる予め設定された目標風量範囲に入ったか否かを判断する。
ここで、ASIC2は、捌きファンの風量が目標風量範囲に入っていないと判断したときには、風量が目標風量範囲に入るようにファンが回転するよう、既述した第1の実施の形態と同様のPWM制御を行う。
このように、本実施の形態によれば、重送検知手段により重送を検知した場合に、風量センサ613a,613bによって検出された風量が予め設定された目標風量範囲内に入るように捌きファンの調整モードを実行するようにしている。これにより、適切な捌き風量でシートを捌くことが可能となり、シートの重送を抑止することができる。
つまり、重送を検知した場合に、シートの捌きが可能なエア圧が得られるよう捌きファンの風量を調整することにより、ジョブ中に何度もシートの重送が起きることを防止することができる。これにより、安定した搬送状態を達成することができる。
なお、本実施の形態においては、PWM制御を用いてファン調整を行う場合について説明したが、捌きファンに印加される電源電圧を変化させる印加電圧制御を用いてファン調整を行うようにしてもよい。ここで、このような印加電圧制御を行った場合は、図11のASIC2が、目標の風量でファンが回転するように印加電圧制御を行うようになる。また、610及び40が、ASIC2より出力された印加電圧制御信号によってファンに印加する電源電圧を変化させ、ファンに供給を行う駆動回路となる。
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。
図12は本実施の形態に係るシート給送装置の制御ブロック図である。なお、図12において、図3と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図12において、614a、614bは捌きファン609と吸着ファン612の静圧を検出するための圧力検出手段である圧力センサであり、これら各圧力センサ614a,614bは、それぞれのファン609,612の近傍に取り付けられている。
そして、この圧力センサ614a,614bはASIC2と接続され、検出した圧力データはASIC2に送られる。判断手段であるASIC2は、これら圧力センサ614a,614bからの信号(圧力データ)に基づき、捌きファンの静圧がシートの捌きが可能なエア圧が得られる予め設定された目標静圧範囲に入ったか否かを判断する。
ここで、ASIC2は、捌きファンの静圧が目標静圧範囲に入っていないと判断したときには、静圧が目標範囲に入るようにファンが回転するよう、既述した第1の実施の形態と同様のPWM制御を行う。
このように、本実施の形態によれば、重送検知手段で重送を検知した場合に、圧力センサ614a,614bによって検出された静圧が予め設定された目標静圧範囲内に入るように捌きファンの調整モードを実行するように制御している。これにより、適切な捌き風量でシートを捌くことが可能となり、シートの重送を抑止することができる。
つまり、重送を検知した場合に、シートの捌きが可能なエア圧が得られるよう捌きファンの静圧を調整することにより、ジョブ中に何度もシートの重送が起きることを防止することができる。これにより、安定した搬送状態を達成することができる。
なお、本実施の形態においては、PWM制御を用いてファン調整を行う場合について説明したが、捌きファンに印加される電源電圧を変化させる印加電圧制御を用いてファン調整を行うようにしてもよい。ここで、このような印加電圧制御を行った場合は、図12のASIC2が、目標の静圧でファンが回転するように印加電圧制御を行うようになる。また、610及び40が、ASIC2より出力された印加電圧制御信号によってファンに印加する電源電圧を変化させ、ファンに供給を行う駆動回路となる。
なお、本実施の形態においては、主に捌きファン609の調整について説明したが、その他の吸着ファン612、補助分離ファン17、18についても同様にファン調整を行っても何ら問題はない。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す図。 上記シート給送装置の構成を説明する図。 上記シート給送装置の制御ブロック図。 上記捌きファンの風量調整方法を説明する図。 上記捌きファンの回転速度制御を説明する図。 上記捌きファンの回転速度制御を開始した後の動作を説明する図。 上記捌きファンの重送検知時におけるファン調整モードを説明するフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る重送検知時におけるファン調整モードを説明するフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係る重送検知時におけるファン調整モードを説明するフローチャート。 本発明の第4の実施の形態に係る重送検知時におけるファン調整モードを説明するフローチャート。 本発明の第5の実施の形態に係るシート給送装置の制御ブロック図。 本発明の第6の実施の形態に係るシート給送装置の制御ブロック図。 従来のシート給送装置の概略構成図。 従来のシート給送装置のシート給送動作を説明する第1の図。 従来のシート給送装置のシート給送動作を説明する第2の図。 従来のシート給送装置のシート給送動作を説明する第3の図。 従来のシート給送装置のシート給送動作を説明する第4の図。
符号の説明
1 CPU
2 ASIC
3 メモリ
17,18 補助分離ファン
100 プリンタ
102 画像形成部
103 シート給送装置
600 回転数検知手段
602 シート台
605 下位置検知センサ
606 紙有無検知センサ
607 浮上下限センサ
608 浮上上限センサ
609 捌きファン
610 エア吹き付け部
611 吸着給送ベルト
612 吸着ファン
613a,613b 風量センサ
614a,614b 圧力センサ
S シート

Claims (21)

  1. シート積載手段に積載されたシートにエアを吹き付けてシートを捌いた後、シートを給送するシート給送装置において、
    前記シート積載手段に積載されるシートに対し、シートを捌くエアを吹き付けるためのファンを有するエア吹き付け手段と、
    給送されたシートの重送を検知する重送検知手段と、を備え、
    前記エア吹き付け手段を調整する調整モードを有し、前記重送検知手段により重送を検知した場合に前記調整モードを行うことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記ファンの回転数を検知する回転数検知手段と、
    前記回転数検知手段からの信号に基づき前記ファンの回転数が、シートの捌きが可能なエア圧が得られる予め設定された目標回転数範囲に入ったか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記調整モードの際、前記ファンの回転数を目標回転数範囲に入るように調整することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記エア吹き付け手段の前記ファンの回転数はPWM制御され、前記調整モードの際、前記判断手段により前記ファンの回転数が目標回転数範囲に入っていないと判断されたときには、前記ファンの回転数のPWM値を該ファンの回転数が目標回転数範囲に入るPWM値に変更して調整することを特徴とする請求項2記載のシート給送装置。
  4. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、前記ファンの回転数のPWM値を該ファンの回転数が目標回転数範囲に入るPWM値に変更して給紙ジョブを再開することを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  5. 前記重送検知手段で重送を検知した回数をカウントする計数手段を備え、
    前記重送検知手段で重送を検知した場合、前記計数手段のカウント値に基づき給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、給紙ジョブを再開する際、前記ファンの回転数のPWM値を該ファンの回転数が目標回転数範囲に入るPWM値に変更して調整することを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  6. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブの終了後に前記調整モードを実行し、前記調整モードによって得られたPWM値を記憶することを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  7. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブ終了後、次の給紙ジョブ開始前に前記調整モードを実行し、前記ファンの回転数のPWM値を該ファンの回転数が目標回転数範囲に入るPWM値に変更することを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  8. 前記ファンの風量を検出する風量検出手段と、
    前記風量検出手段からの信号に基づき前記ファンの風量が、前記シートの捌きが可能なエア圧が得られる予め設定された目標風量範囲に入ったか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記判断手段により前記ファンの風量が目標範囲に入っていないと判断されたときには、前記ファンの風量が目標風量範囲に入るように調整することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  9. 前記エア吹き付け手段の前記ファンの回転数はPWM制御され、前記調整モードの際、前記判断手段により前記ファンの風量が目標風量範囲に入っていないと判断されたときには、前記ファンの回転数のPWM値を該ファンの風量が目標風量範囲に入るPWM値に変更して調整することを特徴とする請求項8記載のシート給送装置。
  10. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、前記ファンのPWM値を該ファンの風量が目標風量範囲に入るPWM値に変更して給紙ジョブを再開することを特徴とする請求項9記載のシート給送装置。
  11. 前記重送検知手段で重送を検知した回数をカウントする計数手段を備え、
    前記重送検知手段で重送を検知した場合、前記計数手段のカウント値に基づき給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、前記給紙ジョブを再開する際、前記ファンのPWM値を該ファンの風量が目標風量範囲に入るPWM値に変更することを特徴とする請求項9記載のシート給送装置。
  12. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブの終了後に前記調整モードを実行し、前記調整モードによって得られたPWM値を記憶することを特徴とする請求項9記載のシート給送装置。
  13. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブ終了後、次の給紙ジョブ開始前に前記調整モードを実行し、前記ファンのPWM値を該ファンの風量が目標風量範囲に入るPWM値に変更することを特徴とする請求項9記載のシート給送装置。
  14. 前記ファンの静圧を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段からの信号に基づき前記ファンの静圧が、前記シートの捌きが可能なエア圧が得られる予め設定された目標静圧範囲に入ったか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記判断手段により前記ファンの静圧が目標静圧範囲に入っていないと判断されたときには、前記ファンの静圧が目標静圧範囲に入るように調整することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  15. 前記エア吹き付け手段の前記ファンの回転数はPWM制御され、前記調整モードの際、前記判断手段により前記ファンの静圧が目標静圧範囲に入っていないと判断されたときには、前記ファンの回転数のPWM値を該ファンの静圧が目標静圧範囲に入るPWM値に変更して調整することを特徴とする請求項14記載のシート給送装置。
  16. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、前記ファンのPWM値を該ファンの静圧が目標静圧範囲に入るPWM値に変更して給紙ジョブを再開することを特徴とする請求項15記載のシート給送装置。
  17. 前記重送検知手段で重送を検知した回数をカウントする計数手段を備え、
    前記重送検知手段で重送を検知した場合、前記計数手段のカウント値に基づき給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、前記給紙ジョブを再開する際、前記ファンのPWM値を該ファンの静圧が目標静圧範囲に入るPWM値に変更することを特徴とする請求項15記載のシート給送装置。
  18. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブを停止させて前記調整モードを実行し、給紙ジョブを再開する際、前記ファンのPWM値を該ファンの静圧が目標静圧範囲に入るPWM値に変更することを特徴とする請求項15記載のシート給送装置。
  19. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブの終了後に前記調整モードを実行し、前記調整モードによって得られたPWM値を記憶することを特徴とする請求項15記載のシート給送装置。
  20. 前記重送検知手段で重送を検知した場合、給紙ジョブ終了後、次の給紙ジョブ開始前に前記調整モードを実行し、前記ファンのPWM値を該ファンの静圧が目標静圧範囲に入るPWM値に変更することを特徴とする請求項15記載のシート給送装置。
  21. 請求項1乃至20のいずれか1項に記載のシート給送装置と、前記シート給送装置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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