JP4217594B2 - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積載したシート束の最上位シートから1枚ずつ分離して給送するシート給送装置に関し、特に複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられるシート給送装置に関する。
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、連続的に給送可能なカットシートは、通常、上質紙や複写機メーカー指定の普通紙に限られていた。このようなシートでは、表面の平滑性が低く、また透気性も低いので、シート間に容易に空気流入がなされる。このため、積載したシートから1枚ずつシートを取り出す際、シート同士が吸着して重送を生じることは少なかった。
しかしながら、近年では記録媒体の多様化に伴い厚紙、OHP用紙、トレーシングペーパー等の他、カラー化の市場要求から白色度や光沢を出すためにシートの表面にコーティング処理を施したアート紙及びコート紙等、表面の平滑なシートにも画像形成の要望が高まっている。ところが、これらOHP用紙、トレーシングペーパー、アート紙及びコート紙等は、平滑性や透気性が高いため、特に高湿下の環境で前述したシートを積載した場合、シート同士が吸着してしまう。前述したシート同士が吸着してしまった場合、従来の複写機やプリンタ等の画像形成装置で一般的に用いられている摩擦分離方式では重送やミスフィードが多発する問題が生じた。
一方で、画像形成装置に積載収容されたシートの束の側面からエアーを吹付けて該シート束をさばきつつ、同時に上方に配置した吸引装置および搬送ベルトにより上位シートより1枚ずつ分離・給送を行うエアー給送方式のものが印刷業界や、一部の複写機等で採用されている。このエアー給送方式では摩擦分離方式に比べて、(1)マテリアル(材料)の異なる種々のシートに対する給送条件の設定ラチチュードが広い、(2)高速給送に対応可能、(3)高耐久性、(4)低ランニングコスト、といったメリットを有する。このようなエアー給送に関連する提案は多数なされており、例えば、特開昭62−249835号公報などに開示された給紙装置がある。この給紙装置では、給紙台の上に積載したシートの先端側面に、シートの上面と平行な方向から空気吹付装置によって空気を吹き付け、同時に、シートの上方で開口させた吸気筒を負圧発生装置によって負圧とし、吸引する方法が提案されている。この給紙装置によれば、開口からの吸引作用によって給紙台に積載したシートの最上位のシートを浮き上がらせ、最上位のシートと次位のシートとの間に形成された隙間に空気吹付装置からの空気を吹き込むことで、両シートの分離を行っている。
特開昭62−249835号公報
しかしながら、上述したようにOHP用紙、トレーシングペーパー、アート紙及びコート紙等のシートは、平滑性や透気性が高いため、特に高湿下の環境でシートを積載した場合、シート同士の吸着が発生する。ここでエアー給送方式を採用した場合、シート束の側面から吹付けるエアーが一定流であるために、相対的に吸着力の弱いシート同士の界面でシート束のうち上位部のシート束がその下位部のシート束上に浮揚してしまう可能性がある。このため、下位部のシート束上に浮揚した上位部のシート束は、該シート束をなすシート間(隙間)にはエアーを流入させることができず、最上位のシートから一枚ずつ確実に分離させることが非常に困難であった。
図7に従来のエアー給送方式の説明図を示す。図7に示すエアー給送方式によれば、所定位置(シート束の最上位面が給送可能位置)にある積載シート束Sの上位部側面に対して、吹付けファン101からダクト102を介してエアーを吹付けつつ、同時に上方に配置した吸引ファン103による吸引静圧で最上位のシートを吸着ベルト104に吸着させ、該吸着ベルト104を駆動して搬送させるものである。ところが従来構成では、所定位置にあるシート束に対して、該シート束をさばくための吹付けエアーが、吸引ファンによる吸引と同時に行われ、且つ前記吹付けエアーは図7に示す如く定常流であるために、前述したような高湿環境下のコート紙等の吸着しやすいシート束Sに対しては、該シート束Sの上位部数枚から数十枚付近の比較的吸着の弱いシート間にエアーが流入してしまい、このエアーが流入したシート間を境にして下位部のシート束Sd上に上位部のシート束Suが浮揚してしまい、肝心の最上位シートを確実に分離させることは困難を極める。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、シートのマテリアル対応、高速給送、高耐久性等の観点から優位性のあるエアー給送方式において、簡易な構成で確実にシート同士の吸着を解き、ミスフィードや重送の発生を防止するシート給送装置を提供することにある。更には、装置の小型化、製品コスト及びランニングコストの低減、信頼性の向上を図ることにある。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、積載されたシート束の最上位面を所定位置まで移動可能なシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシート束の上位部の側面に略直角な方向からエアーを吹き付けるダクトを有するエアー吹付け手段と、前記シート積載手段に積載された最上位のシートをエアーの吸引により吸着し搬送する搬送手段と、を備えたシート給送装置において、前記エアー吹付け手段から吹き出されるエアーの風速を変化させる風速可変手段を有し、前記シート積載手段に積載されたシート束の最上位面が前記エアー吹付け手段のダクトの鉛直方向幅範囲内である第一の位置にて前記エアー吹付け手段と前記風速可変手段を所定時間動作させてエアーの吹付けを行ってから、前記第一の位置より上方の第二の位置にて前記搬送手段を動作させて前記最上位のシートを吸着し搬送し、前記第二の位置において所定枚数の連続給送動作後に一旦給送を停止して、前記シート積載手段を前記第一の位置に移動させ、前記エアー吹付け手段と前記風速可変手段を所定時間作動させてから、再び前記シート積載手段を前記第二の位置に移動させて給送動作を再開することを特徴とする。
上記本発明によればシート間にエアーを流入させる効果を高め、最上位シートのみを確実に分離、給送できるエアー給送方式のシート給送装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(全体構成)
図1は本発明に係るシート給送装置を備えた画像形成装置としての複写機の一実施形態の主要部構成を示す断面図である。
この複写機は、図1に示すように、原稿画像を読み取る画像読取部としてのイメージリーダ20、シートに画像を記録する画像形成部としてのプリンタ30、およびシートを一枚ずつ分離給送することが可能な給送部40を備える。給送部40には共通の給送機構を備えたシート給送装置としてのペーパーデッキ40A,40Bを備える。ペーパーデッキ40Aは1000枚のシートが収容可能、ペーパーデッキ40Bは1500枚のシートが収容可能となっているが、各ペーパーデッキ40A,40Bの構成は同様である。この給送部40については後で詳しく説明を行う。
イメージリーダ20には、原稿給送装置10が搭載されている。原稿給送装置10は、原稿トレイ11上に画像面が上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚づつ図中左方向へ給送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス12上を左から流し読み取り位置を経て右へ搬送し、その後外部の排出トレイ13に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス12上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット21により読み取られる。この読み取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読み取り面がスキャナユニット21のランプ22の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー23,24,25を介してレンズ26に導かれる。このレンズ26を通過した光は、イメージセンサ27の撮像面に結像する。
このように流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ27で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われ、光学的に読み取られた画像はイメージセンサ27によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ27から出力された画像データは、不図示の画像信号制御部において所定の処理が施された後にプリンタ30の露光制御部30Aにビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置10により原稿をプラテンガラス12上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット21を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置10を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザーにより原稿給送装置10を開閉させてプラテンガラス12上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット21を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置10を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ30の露光制御部30Aは、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラーにより走査されながら感光体ドラム31上に照射される。感光体ドラム31には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部30Aは、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光体ドラム31上の静電潜像は、不図示の現像器から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、後述するシート給送装置としての各ペーパーデッキ40A,40Bからシートが選択的に給送され、このシートはレジストローラ対32により感光体ドラム31と転写部33との間に搬送される。感光体ドラム31に形成された現像剤像は転写部33により給送されたシート上に転写される。
現像剤像が転写されたシートは定着部34に搬送され、定着部34はシートを熱圧することによって現像剤像をシート上に定着させる。定着部34を通過したシートはフラッパ35を切替えることで第1排出ローラ36を経て第1排出トレイ37へ、あるいは第2排出ローラ38を経て第2排出トレイ39へ排出される。
次に本発明に係るシート給送装置としてのエアー給送方式のペーパーデッキについて実施の形態を例示して詳しく説明する。なお、ペーパーデッキはシートの収容可能枚数が異なるが、その他の構成については同等であるため、以下の説明ではペーパーデッキ40Aを例示して説明し、ペーパーデッキ40Bについては同等の機能を有する部材に同一符号を付して説明を省略する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態におけるエアー給送方式のペーパーデッキ40Aの動作を説明する概略断面図を図2、図3に示す。本ペーパーデッキ40Aはシート積載手段としての収納庫41に備える中板42上にシート束を積載収納するようになっている。収納庫41内に積載収納されたシート束Sは、その先端部をプレ分離板44により、後端部および側端部はそれぞれ不図示の後端規制板およびサイド規制板によって所定位置に固定載置されている。
収納庫41に積載収納されたシート束の上方には、前記中板42上に積載されたシート束Sの最上位シートをエアーの吸引により吸着し搬送する搬送手段としての搬送ユニット45が配設されている。この搬送ユニット45は、吸引静圧を発生可能なファン等の吸引手段45aと吸引ダクト45bを備え、また吸引ダクト45bを取り囲むように多数の孔を具備する吸着ベルト45cが給送方向に給送回転可能なように配設される。
また収納庫41に積載収納されたシート束の先端側には、前記中板42上に積載されたシート束Sの上位部の側面に略直角な方向からエアーを吹き付けるダクトを有するエアー吹付け手段としてのエアー吹付けユニット46が配設されている。
次に図2を用いて積載したシート束の先端側に備えられるエアー吹付けユニット46の構成および動作について詳細に説明する。なお、エアー吹付けユニット46の配置は、シート束先端側に限定されることはなく、シート束側面であれば任意に配置可能であるが、発明者の実験によれば給送方向先端側に配置したときが分離性能の比較的良い結果が得られている。また、特に画像形成の基準位置がシート搬送方向の中央である場合で様々なシートサイズに対応させる場合、サイド規制板側にエアー吹付けユニットを配置する場合に比べて、簡易な構成になるというメリットもある。
図2において、シート束先端側にはエアー吹付け手段であるところのエアー吹付けユニット46が配設されている。このエアー吹付けユニット46は、不図示の吹付けファンと、該吹付けファンに連結され、収納庫41内に積載収納されたシート束の側面に向かって開放された開口46aを具備する吹付けダクト46bを備えている。また前記エアー吹付けユニット46とシート束先端側との間には、前記エアー吹付けユニット46から吹き出されるエアーの風速を変化させる風速可変手段が配設されている。本実施形態に係る風速可変手段は、シート束側面とダクト開口46aとの間を略垂直方向に移動可能なシャッタ47aであって、その一部にダクト開口46aの幅より十分小さい幅を持つスリット47bを備えている。すなわち、このシャッタ47aは、前記エアー吹付けユニット46のダクト開口46aから吹き出されるエアーの流路をシート束側面近傍にて略垂直方向に移動させる流路移動手段として機能している。またシャッタ47aが移動方向の最上位にあるときにその位置を検知可能な検知手段47cが配設されている。
上記ペーパーデッキ40Aにおけるシートの分離給送動作について詳述する。ペーパーデッキ40Aの収納庫41内にシート束をセットし、該ペーパーデッキ40Aを画像形成装置本体に挿入させると、不図示のリフトアップモータにより中板42が、第一シート高さ検出手段48により設定されるプレさばき高さ(第一の位置)H1までリフトアップされ(図2(a)参照)、以下に述べるプレさばき動作を行う。この第一の位置であるプレさばき高さH1は、図2(a)に示すように、収納庫41内の中板42上に積載されたシート束Sの最上位面が前記吹付けダクト46bの鉛直方向幅範囲内となる位置である。この第一の位置であるプレさばき高さH1において、まず不図示の吹付けファンが動作してダクト開口46aからシート束側面に向けてエアー吹付けがなされる。ここでシャッタ47aは不図示の駆動源から駆動伝達されてシート束側面と吹付けダクト開口46aとの間を略垂直方向に往復上下運動する。まずシャッタ47aは下方に移動していき、それとともにスリット47bも移動する。ここでスリット47bがダクト開口46aに係るとき、そのスリット幅とダクト開口幅との幅の差によりスリット47bを通るエアーの風速は増す。この風速の強いスリット47bを通ったエアーが下方に移動しながらシート束側面に連続的吹付けられていく(図2(b)、(c)参照)。シャッタ47aが図2(c)に示す移動方向の最下位到達点に達すると、今度は上方移動に転じ(図2(d)参照)、同様にシート束側面にエアーが連続的に吹き付けられながら再び移動方向の最上位点に移動する(図2(e)参照)。この図2(b)から図2(e)の往復運動を繰り返し行うことにより、シャッタ47aに形成したスリット47bからシート束側面に吹付ける強い風速のエアーが、シート束上位部に複数回吹付けることができるので、従来のダクト開口から直接吹き付けられる定常流エアーのようにシート束上位部が浮揚してしまうことがなく、より確実なシートさばき効果を期待できる。
上述したプレさばき動作によるシャッタ47aの往復作動回数や移動速度は、シートのマテリアル(材料)、サイズや環境条件によって任意に設定すればよい。ここで発明者は、高湿下(温度30℃/湿度80%)で吸着しやすいコート紙について、そのシート間による吸着力データの採取を行った。結果を図6に示す。この図6から明らかなように、シート間吸着力はシート束最上位で最大で約9.8Nもあり、下位にいくにしたがって徐々に低下する傾向にある。この結果から、従来の摩擦分離方式では分離能力がせいぜい0.98N程度のため、分離することは不可能であることが自明である。また、上述した従来のエアー給送方式では、シート面高さが吸着ベルトに近いところでは、最上位シートから10枚目前後の比較的シート間吸着力が弱いところで浮揚してしまい、重送がおきやすいことは明らかである。このようにシート束の最上位部のシート間吸着力が高いという特性から、本実施形態のように、吸着搬送による給送動作前に、積載シート束Sの最上位面が吹付けダクト46bの鉛直方向幅範囲内となる第一の位置(プレさばき高さ)にて前述の如きプレさばき動作を行ってから、後述する搬送ユニット45による吸着搬送動作を行うことが有効であることがわかる。
次に、上記プレさばき動作を行った後に、図3に示すように、積載シート束の最上位面が第ニシート高さ検出手段49により検出される給送シート面高さ(第二の位置)H2まで不図示のリフトアップモータによって中板42をリフトアップさせ、搬送ユニット45による給送動作を行う。この第二の位置である給送シート面高さH2は、図3に示すように、前記搬送ユニット45(吸引手段45aや吸着ベルト45c)を動作させる位置であって、前記第一の位置よりも上方の位置である。この第二の位置である給送シート面高さH2で、上方の吸引手段45aが吸引動作を開始させるとともに、吸着ベルト45cを駆動回転させることで、前述の如きプレさばき動作されたシート束の最上位シートより確実に1枚ずつ良好な分離給送動作を行うことができる。また不図示の分離ファンに連結された分離ダクト46cが給送方向下流側からダクト開口46dを通して吸着ベルト45cに向かって分離エアーを供給する構成となっている。この分離エアーは最上位シートのみを吸着ベルト45cに吸着させ、次シート以下を分離、落下させるのに有効であるが、分離エアーをもたない構成にしてもよい。
なお、前記スリット47bを有するシャッタ47aを往復運動させつつ行う前記エアー吹付けユニット46によるエアー吹付けは、第一の位置でのプレさばき動作中に限定されるものではなく、前記シート束の最上位面が前記第一の位置H1と前記第二の位置H2との間での移動中及び第二の位置H2にあるときにも作動可能であり、すなわち前記プレさばき動作後の給送動作中に前記スリット47bを有するシャッタ47aを往復運動させつつ前記エアー吹付けユニット46によりエアーの吹付けを行うことも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、シートさばき効果の高いシャッタ47aのスリット47bの往復動作範囲内(ダクト開口46aの鉛直方向幅範囲内)にプレさばき高さ(第一の位置)H1を設定し、そこで十分にさばいたシート束を前記プレさばき高さH1より上方の給送シート面高さ(第二の位置)H2に移動させて、シートの吸着、搬送を行うようにしたので、普通紙等とはマテリアルの異なるコート紙等の特殊なシートの束であっても、すなわち比較的シート間の吸着力が高いシート束であっても、該シート間に確実にエアーを流入させて吸着を解除できる。これにより、シートのマテリアル対応、高速給送、高耐久性等の観点から優位性のあるエアー給送方式において、簡易な構成で確実にシート同士の吸着を解き、ミスフィードや重送の発生を防止するシート給送装置を提供することができる。
更には、エアー吹付けユニット46の吹付けエアーによるプレさばき動作を積載シート束の最上位面がダクト開口46aの鉛直方向幅範囲内である第一の位置H1にて行い、搬送ユニット45による吸着搬送動作を前記第一の位置H1より上方の第二の位置H2にて行うだけの簡単な構成であるため、別途新たな部材を設けることにより装置を大型化したり、製品コストやランニングコストをアップさせることがなく、簡易な構成で確実にシートを分離給送することができ、信頼性の向上を図ることができる。
以上の説明ではシャッタ47aの初期位置を移動方向の最上位とした場合を例示しているが、これに限らず任意の位置でよい。また吸引手段45aや不図示の吹付けファンはシロッコファン等のファンであっても良いし、あるいはコンプレッサーなどを用いても良い。
また上記シート給送装置は、環境、マテリアル等の条件に応じて、連続給送中の分離効果をより高めるために、所定枚数以上の連続給送ジョブの際には残り給送ジョブがあっても一旦給送動作を停止して、中板42を下げて積載シート束の最上位面を給送シート面高さH2からプレさばき高さH1に移動させ、プレさばき動作を行ってから、再び給送シート面高さH2にリフトアップして、残りの給送ジョブを行っている
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態について図4、図5を用いて説明する。なお図面の符号については前述した第1実施形態と同一要素には同一符号を配し、その説明は省略する。
本実施形態では、シート束先端側に備える吹付けダクト46b内にシート束上位側端部を上下方向に回動可能なスイングノズル47dを備えている。このスイングノズル47dは、吹付けファン等のエアー吹付けユニット46から吹き出されるエアーの風向を変化させる風向可変手段であり、第1実施形態と同様、プレさばき高さ(第一の位置)H1にリフトアップされたシート束に対し、プレさばき動作を行う。前記スイングノズル47dは、その向きを、図4(a)に示す初期位置(上向き)から、図4(b)〜(e)の順に、略水平向き、下向き、略水平向き、上向きと回動させながらエアーをシート束側面に吹付ける。このスイングノズル47dが上下に回動しながらエアーの吹付けを行うので、シート束に対しては、連続的に風向が変化するエアーを与えることができ、吸着したシートや上下でわずかにずれて積載されているシート同士の隙間にエアーを流入させて分離させる効果が非常に高い。このプレさばき動作によるスイングノズル47dの往復作動回数や移動速度は、シートのマテリアル、サイズや環境条件によって任意に設定すればよい。
上記プレさばき動作を行った後は前述した第1実施例と同様に、図5に示すように、積載シート束の最上位面が第ニシート高さ検出手段49により検出される給送シート面高さ(第二の位置)H2まで不図示のリフトアップモータによって中板42をリフトアップさせ、搬送ユニット45による給送動作を行う。この第二の位置である給送シート面高さH2は、図5に示すように、前記搬送ユニット45(吸引手段45aや吸着ベルト45c)を動作させる位置であって、前記第一の位置H1よりも上方の位置である。この第二の位置である給送シート面高さH2で、上方の吸引手段45aが吸引動作を開始させるとともに、吸着ベルト45cを駆動回転させることで、前述の如きプレさばき動作されたシート束の最上位シートより確実に1枚ずつ良好な分離給送動作を行うことができる。また不図示の分離ファンに連結された分離ダクト46cが給送方向下流側からダクト開口46dを通して吸着ベルト45cに向かって分離エアーを供給する構成となっている。この分離エアーは最上位シートのみを吸着ベルト45cに吸着させ、次シート以下を分離、落下させるのに有効であるが、分離エアーをもたない構成にしてもよい。
なお、前記スイングノズル47dを回動させつつ行う前記エアー吹付けユニット46によるエアー吹付けは、プレさばき動作中に限定されるものではなく、前記シート束の最上位面が少なくとも前記第一の位置H1から前記第二の位置H2にあるときに作動可能であり、すなわち前記プレさばき動作後の給送動作中に前記スイングノズル47dを回動させつつ前記エアー吹付けユニット46によりエアーの吹付けを行うことも可能である。
以上説明したように、本実施形態によっても、シートさばき効果の高いスイングノズル47dのダクトスイング動作範囲内(ダクト開口46aの鉛直方向幅範囲内)にプレさばき高さ(第一の位置)H1を設定し、そこで十分にさばいたシート束を前記プレさばき高さH1より上方の給送シート面高さ(第二の位置)H2に移動させて、シート吸着、搬送を行うようにしたので、普通紙等とはマテリアルの異なるコート紙等の特殊なシートの束であっても、すなわち比較的シート間の吸着力が高いシート束であっても、該シート間に確実にエアーを流入させて吸着を解除できる。これにより、シートのマテリアル対応、高速給送、高耐久性等の観点から優位性のあるエアー給送方式において、簡易な構成で確実にシート同士の吸着を解き、ミスフィードや重送の発生を防止するシート給送装置を提供することができる。
更には、エアー吹付けユニット46の吹付けエアーによるプレさばき動作を積載シート束の最上位面がダクト開口46aの鉛直方向幅範囲内である第一の位置H1にて行い、搬送ユニット45による吸着搬送動作を前記第一の位置H1より上方の第二の位置H2にて行うだけの簡単な構成であるため、別途新たな部材を設けることにより装置を大型化したり、製品コストやランニングコストをアップさせることがなく、簡易な構成で確実にシートを分離給送することができ、信頼性の向上を図ることができる。
以上の説明ではスイングノズル47dの初期位置を移動方向の最上位(上向き)としているが、これに限らず任意の位置でよい。また吸引手段45aや不図示の吹付けファンはシロッコファン等のファンであっても良いし、あるいはコンプレッサーなどを用いても良い。
また上記シート給送装置は、環境、マテリアル等の条件に応じて、連続給送中の分離効果をより高めるために、所定枚数以上の連続給送ジョブの際には残り給送ジョブがあっても一旦給送動作を停止して、中板42を下げて積載シート束の最上位面を給送シート面高さH2からプレさばき高さH1に移動させ、プレさばき動作をさせてから、再び給送シート面高さH2にリフトアップして、残りの給送ジョブを行っている
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、エアー吹付け手段から吹き出されるエアーの風速を変化させる風速可変手段として、一部にスリット47bを有する上下動可能なシャッタ(流路移動手段)47aを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、吹付けエアーのエアー供給源からの供給エアーを強弱ないしはON/OFF切替えによって増減させるもの、あるいは、吹付けダクト開口46aの内部に設けたエアーの流路の遮断/開放が自在なエアー遮蔽手段としても良い。いずれの場合も、吹付けダクト開口46aの開口幅内(鉛直方向幅範囲内)にプレさばき高さ(第一の位置)H1を設定し、ここでプレさばき動作を行うことで、該プレさばき高さより上方の給送シート面高さ(第二の位置)H2にてシートを確実に分離させることができる。
また前述した実施形態では、吹付けダクト46bおよびシャッタ47aの位置、吹付けダクト46bおよびスイングノズル47dの位置をシート束側面の先端部に設けた場合を例示したが、これに限定されるものではなく、シート束側面であれば任意の位置で良い。
また前述した実施形態では、エアー吹付け手段をシート束側面の先端部にのみ設けた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、必要に応じてシート束側面に対向する複数ヶ所に配置することも可能である。また前述した第1,第2実施形態にて説明した風速可変手段や風圧可変手段を組み合わせて用いることも可能である。
またシートを分離給送する給送機構としてエアー給送方式のみを有するシート給送装置を例示したが、その他の分離手段を有する構成であっても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばスキャナ、プリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置や、転写材担持体を使用し、該転写材担持体に担持された転写材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置や、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を転写材に一括して転写する画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に用いられるシート給送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像形成装置が一体的に有するシート給送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば画像形成装置に対して着脱自在なシート給送装置であっても良く、該シート給送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、記録対象としての普通紙、コート紙等のシートを一枚ずつ分離給送するシート給送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、読取対象としての普通紙、OHP用紙等の原稿(シート)を画像読取部に給送するシート給送装置に適用しても同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、記録方式として電子写真方式を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式であっても良い。
本発明は、積載したシート束の最上位シートから1枚ずつ分離して給送するシート給送装置に利用することができ、特に複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられるシート給送装置に適用することができる。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置を備えた複写機の概略断面図 第1実施形態に係るシート給送装置の概略断面図 第1実施形態に係るシート給送装置の概略断面図 第2実施形態に係るシート給送装置の概略断面図 第2実施形態に係るシート給送装置の概略断面図 高湿環境下でのコート紙におけるシート間の吸着力を説明する図 従来のエアー給送構成を説明する概略断面図
符号の説明
H1 …プレさばき高さ
H2 …給送シート面高さ
11 …原稿トレイ
12 …プラテンガラス
13 …排出トレイ
20 …イメージリーダ
21 …スキャナユニット
22 …ランプ
23,24,25 …ミラー
26 …レンズ
27 …イメージセンサ
30 …プリンタ
30A …露光制御部
31 …感光体ドラム
32 …レジストローラ対
33 …転写部
34 …定着部
35 …フラッパ
36 …第1排出ローラ
37 …第1排出トレイ
38 …第2排出ローラ
39 …第2排出トレイ
40 …給送部
40A,40B …ペーパーデッキ
41 …収納庫
42 …中板
44 …プレ分離板
45 …搬送ユニット
45a …吸引手段
45b …吸引ダクト
45c …吸着ベルト
46 …エアー吹付けユニット
46a …開口
46b …ダクト
46c …分離ダクト
46d …ダクト開口
47a …シャッタ
47b …スリット
47c …検知手段
47d …スイングノズル
48 …第一シート高さ検出手段
49 …第ニシート高さ検出手段

Claims (9)

  1. 積載されたシート束の最上位面を所定位置まで移動可能なシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシート束の上位部の側面に略直角な方向からエアーを吹き付けるダクトを有するエアー吹付け手段と、
    前記シート積載手段に積載された最上位のシートをエアーの吸引により吸着し搬送する搬送手段と、
    を備えたシート給送装置において、
    前記エアー吹付け手段から吹き出されるエアーの風速を変化させる風速可変手段を有し、
    前記シート積載手段に積載されたシート束の最上位面が前記エアー吹付け手段のダクトの鉛直方向幅範囲内である第一の位置にて前記エアー吹付け手段と前記風速可変手段を所定時間動作させてエアーの吹付けを行ってから、前記第一の位置より上方の第二の位置にて前記搬送手段を動作させて前記最上位のシートを吸着し搬送し、
    前記第二の位置において所定枚数の連続給送動作後に一旦給送を停止して、前記シート積載手段を前記第一の位置に移動させ、前記エアー吹付け手段と前記風速可変手段を所定時間作動させてから、再び前記シート積載手段を前記第二の位置に移動させて給送動作を再開することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記エアー吹付け手段と前記風速可変手段は、前記シート積載手段に積載されたシート束の最上位面が前記第一の位置と前記第二の位置との間での移動時及び第二の位置にあるときにも作動可能にしたことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  3. 前記風速可変手段は、前記エアー吹付け手段から吹き出されるエアーの流路をシート束側面近傍にて略垂直方向に移動させる流路移動手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記風速可変手段は、前記エアー吹付け手段のエアー供給源からの供給エアーを増減させることにより行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  5. 前記風速可変手段は、前記エアー吹付け手段からのエアーの流路を遮蔽/開放自在なエアー遮蔽手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  6. 積載されたシート束の最上位面を所定位置まで移動可能なシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシート束の上位部の側面に略直角な方向からエアーを吹き付けるダクトを有するエアー吹付け手段と、
    前記シート積載手段に積載された最上位のシートをエアーの吸引により吸着し搬送する搬送手段と、
    を備えたシート給送装置において、
    前記エアー吹付け手段から吹き出されるエアーの風向を変化させる風向可変手段を有し、 前記シート積載手段に積載されたシート束の最上位面が前記エアー吹付け手段のダクトの鉛直方向幅範囲内である第一の位置にて前記エアー吹付け手段と前記風向可変手段を所定時間動作させてエアーの吹付けを行ってから、前記第一の位置より上方の第二の位置にて前記搬送手段を動作させて前記最上位のシートを吸着し搬送し、
    前記第二の位置において所定枚数の連続給送動作後に一旦給送を停止して、前記シート積載手段を前記第一の位置に移動させ、前記エアー吹付け手段と前記風向可変手段を所定時間作動させてから、再び前記シート積載手段を前記第二の位置に移動させて給送動作を再開することを特徴とするシート給送装置。
  7. 前記エアー吹付け手段と前記風向可変手段は、前記シート積載手段に積載されたシート束の最上位面が少なくとも前記第一の位置から前記第二の位置にあるときに作動可能に設けたことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  8. 前記シート積載手段の搬送方向下流側先端に、前記エアー吹付け手段のダクトを配置したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部に向けて、シートを一枚ずつ分離給送するシート給送手段として請求項1〜のいずれか1項に記載のシート給送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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