JP2019177966A - 給送装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

給送装置、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019177966A
JP2019177966A JP2018067218A JP2018067218A JP2019177966A JP 2019177966 A JP2019177966 A JP 2019177966A JP 2018067218 A JP2018067218 A JP 2018067218A JP 2018067218 A JP2018067218 A JP 2018067218A JP 2019177966 A JP2019177966 A JP 2019177966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
feeding
air
blower
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018067218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7066105B2 (ja
Inventor
陽介 ▲高▼宮
陽介 ▲高▼宮
Yosuke Takamiya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2018067218A priority Critical patent/JP7066105B2/ja
Publication of JP2019177966A publication Critical patent/JP2019177966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7066105B2 publication Critical patent/JP7066105B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】シートの給送不良が生じたときに、そのシートを載置部に充分に戻すことができない不具合を生じにくくする。【解決手段】空気を吸引して搬送ベルト91にシートPを吸着させる吸引装置95や、搬送ベルト91においてシートP1が吸着されている位置に向けて送風する送風装置79や、搬送ベルト91によってシートPが所定位置まで給送されたか否かを検知するシート検知センサ64(検知手段)が設けられている。そして、シート検知センサ64によってシートPが給送されていない状態が検知された後に、送風装置79によって送風しながら、搬送ベルト91を逆方向に走行させている。【選択図】図6

Description

この発明は、用紙等のシートを給送する給送装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機やプリンタや印刷機等の画像形成装置において、用紙等のシートを給送する給送装置として、載置部(底板)に載置された複数のシートのうち最上方のシートに向けて送風装置から空気を吹き付けて、吹き付けられた空気によって浮上した最上方のシートを吸引装置で吸引した状態で、搬送ベルトによって給送方向に搬送するエア吸着方式のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1等における給送装置には、送風装置(ブロア)、吸引装置(吸引部)、搬送ベルト、等が設置されている。
そして、載置部(シートトレイ)に積載された複数のシートのうち、最上方のシートの端面に送風装置によって空気が吹き付けられながら、浮上した最上方のシートが吸引装置によって吸引されて、最上方のシートが搬送ベルトに吸着される。そして、搬送ベルトに吸着されたシートは、搬送ベルトの走行によって給送方向に給送される。
一方、特許文献1には、エア吸着方式の給送装置であって、シートの給送不良が生じたときに、搬送ベルトを逆方向に回転して、シートをトレイに戻す技術が開示されている。
従来の給送装置は、シートの給送不良が生じたときに、搬送ベルトを逆方向に走行させても、そのシートを載置部に充分に戻すことができないことがあった。そのため、給送不良の対象となったシートを、装置から完全に取り除く作業をおこなわなければならず、手間がかかっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、シートの給送不良が生じたときに、そのシートを載置部に充分に戻すことができない不具合が生じにくい、給送装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における給送装置は、正方向に走行して、シートを所定の給送方向に搬送する搬送ベルトと、空気を吸引して前記搬送ベルトにシートを吸着させる吸引装置と、前記搬送ベルトにおいてシートが吸着されている位置に向けて送風する送風装置と、前記搬送ベルトによってシートが所定位置まで給送されたか否かを検知する検知手段と、を備え、前記検知手段によってシートが給送されていない状態が検知された後に、前記送風装置によって送風しながら、前記搬送ベルトを逆方向に走行させるものである。
本発明によれば、シートの給送不良が生じたときに、そのシートを載置部に充分に戻すことができない不具合が生じにくい、給送装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 給送装置を示す構成図である。 給送装置における正常時の給送動作を示す図である。 給送装置における給送不良時の動作を示す図である。 給送不良によりシートに大きな蛇腹状の変形が生じた状態を示す図である。 比較例としての給送装置において、給送不良時に搬送ベルトが逆方向に走行された状態を示す図である。 給送装置でおこなわれる給送時の制御を示すフローチャートである。 給送装置でおこなわれる給送不良時の制御を示すフローチャートである。 変形例としての、給送装置でおこなわれる動作を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、を示す。
また、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接して転写ニップを形成する転写ローラ、8は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写して搬送する転写搬送ベルト、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、を示す。
また、12、13は用紙等のシートPが収納された給紙カセット(給送装置)、17は転写ニップに向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、を示す。
また、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、31は装置本体1から排紙されたシートPが積載される排紙トレイ、70は大容量のシートPが収納される給送装置(大容量給送装置)、100は装置における種々の情報が表示されたり操作をおこなうための操作ボタンが表示される操作表示パネル、を示す。
図1を参照して、画像形成装置1における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送(給送)されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて発せられる。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図1の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写ニップ(転写ローラ7が転写搬送ベルト8を介して感光体ドラム5に当接する位置である。)で、レジストローラ17により搬送されたシートP上に転写される。
一方、転写ニップに搬送されるシートPは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙カセット12、13のうち、1つの給紙カセットが自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙カセット12が選択されたものとする。)。そして、給紙カセット12に収納されたシートPの最上方の1枚が、給紙機構52(フィードローラ、ピックアップローラ、バックアップローラ、等で構成されている。)によって給送されて、搬送経路に向けて搬送される。その後、シートPは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路を通過して、レジストローラ17の位置に達する。
なお、装置本体1の側方に設置された大容量の給送装置70(大容量給送装置)が選択された場合には、給送装置70の載置部72(図2参照)に積載された複数のシートPのうち最上方のシートPが、搬送装置90の搬送ベルト91(図2参照)によって、搬送ローラ対55が設置された搬送経路に向けて給送されて、その後にレジストローラ17の位置に達することになる。
レジストローラ17の位置に達したシートPは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写ニップに向けて搬送される。
そして、転写工程後のシートPは、転写ニップの位置を通過した後に、転写搬送ベルト8によって搬送されて、定着装置20に達する。定着装置20に達したシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによってトナー像が定着される(定着工程である)。トナー像が定着された定着工程後のシートPは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップである。)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出されて、出力画像として排紙トレイ31上に積載されることになる。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、本実施の形態における給送装置70(大容量給送装置)について詳述する。
図2、図3を参照して、給送装置70は、所定の給送方向(図2の矢印方向である。)にシートPを給送するためのものであって、シート収納部71、搬送装置90、送風装置76、79、第1吸引装置95、第2吸引装置80、などで構成されている。
シート収納部71は、載置部72(底板)、基準フェンス73、規制板81、エンドフェンス74、サイドフェンス75、などで構成されている。また、シート収納部71は、図2の紙面垂直方向に引き出し可能に構成されている。ユーザーは、シート収納部71を引き出して、載置部72上にシートPをセットすることになる。
搬送装置90は、2つのローラ部材(駆動ローラ93と従動ローラ92とである。)に張架・支持された搬送手段としての搬送ベルト91や、吸引装置としての第1吸引装置95などで構成されている。そして、シート収納部71に収容されたシートPが、搬送装置90によって図2、図3(D)の矢印で示す給送方向に搬送されることになる。
詳しくは、基準フェンス73は、シート収納部71(載置部72)の搬送方向下流側において上方に向けて垂直方向に起立するように形成されている。
載置部72は、基準フェンス73に複数のシートPを当接させた状態で積載可能に形成されている。また、載置部72は、積載されるシートPの枚数に関わらず最上方のシートP1の高さ方向の位置が所定の高さ位置(図3(A)に示す位置であって、高さセンサによって検知される位置である。)になるように昇降可能に構成されている。すなわち、載置部72は、複数のシートPを積載するためのものであって、積載されたシートPの高さ(積載枚数)に応じて、昇降機構によって基準フェンス73に沿って上下方向(図2の白両矢印方向である。)に昇降することになる。
なお、昇降機構は、昇降モータ、プーリ、タイミングベルト、ワイヤ、定滑車などで構成されている。
図2を参照して、エンドフェンス74は、シートPの給送方向(図2の左右方向である。)のサイズに応じて、その給送方向の位置(基準フェンス73との間隔である。)を、手動(又は、自動)で可変できるように構成されている。
サイドフェンス75は、シートPの幅方向(給送方向に直交する方向であって、図2の紙面垂直方向である。)のサイズに応じて、その幅方向の間隔を、手動(又は、自動)で可変できるように構成されている。なお、エンドフェンス74には、後述する送風装置79(第1送風装置)の送風タイミングに同期させて、載置部72に積載された最上方のシートPに向けて側方から空気を吹き付けて、そのシートPをさばきながら浮上させる送風装置76(第2送風装置)が設けられている。第1送風装置79が、載置部72に載置されたシートPに向けて給送方向下流側から空気を吹き付けるように構成されているのに対して、第2送風装置76は、載置部72に載置されたシートPに向けて幅方向(給送方向に直交する方向である。)の端部側から空気を吹き付けるように構成されている。この送風装置76(第2送風装置)は、設置位置が異なる点を除いて、後述する送風装置79(第1送風装置)とほぼ同様に構成されている。
ユーザーは、把持したシートP(シート束)を基準フェンス73に突き当てるように載置部72上に載置した後に、載置したシートPに突き当たるようにサイドフェンス75とエンドフェンス74とを移動操作して、シート収納部71へのシートP(シート束)のセットが完了することになる。
なお、シート収納部71には、基準フェンス73(基準フェンス)の上部に、規制板81が設置されている。
規制板81は、基準フェンス73から上方に向けて起立するように設置されている。この規制板81は、通常の給送動作がおこなわれるときに、送風装置79(第1送風ノズル79aから送風された空気)によって浮上された最上方のシートP1以外の下方のシートP2に対して給送方向の動作を規制するものである。すなわち、規制板81は、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されていない下方のシートP2が、搬送ベルト91による吸着・搬送を予定されている最上方のシートP1とともに、給送(重送)されてしまう不具合を防止するためのものである。具体的に、下方のシートP2が重送されそうになると、そのシートP2が規制板81に干渉して、その搬送方向の動作(給送)が制限されることになる。
送風装置79(第1送風装置)は、図2、図3に示すように、載置部72(シート収納部71)に対して給送方向下流側(図2、図3の左方である。)に設置されている。送風装置79は、載置部72に載置されたシートP1に向けて空気を吹き付けて、そのシートP1を浮上させるためのものである(図3(B)を参照できる)。
詳しくは、送風装置79は、送風ファン、送風ダクト、第1送風部としての第1送風ノズル79a、第2送風部としての第2送風ノズル79b、2つの送風ノズル79a、79bをそれぞれ別々に開閉するシャッタ、等で構成されている。そして、送風ファンから取り入れられた空気が送風ダクトを介して第1送風ノズル79a(第1送風部)から噴出されて、その空気が最上方のシートP1(及び、その下方に重なるシートP2)に吹き付けられることで、空気の正圧によって最上方のシートP1が分離されて上方に浮上することになる。そして、上方では吸引装置95(第1吸引装置)による吸引がおこなわれているため、最上方のシートP1は、搬送ベルト91に向けての吸着が促進されることになる。なお、送風装置79(第1送風ノズル79a)が最上方のシートP1に向けて空気を噴出するタイミングは、吸引装置95による吸引動作が開始されるのと同時のタイミングであるか、それよりも少し早いタイミングであることが好ましい。
ここで、本実施の形態における送風装置79には、載置部72(シート収納部71)に対して給送方向下流側に設置されて、通常の給送動作がおこなわれるときに、第1送風ノズル79a(第1送風部)によって浮上された最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させる第2送風ノズル79b(第2送風部)が設けられている。
具体的に、送風装置79には、第1送風ノズル79aを開閉する第1シャッタと、第2送風ノズル79bを開閉する第2シャッタと、が設置されている。そして、これらのシャッタの開閉動作を制御して、第1送風ノズル79aを開放して第2送風ノズル79bを閉鎖したときには、図3(B)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1に向けて空気を吹き付けてシートP1を浮上させるように機能して、第1送風ノズル79aを閉鎖して第2送風ノズル79bを開放したときには、図3(C)に示すように、送風装置79は最上方のシートP1とその下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けて下方のシートP2を分離させるように機能することになる。
なお、本実施の形態における給送装置70には、搬送ベルト91の下方であって給送方向下流側から空気を吸引する第2吸引装置80が設置されている。そして、図3(C)に示すように、第2送風ノズル79bによって、最上方のシートP1と、その下方のシートP2と、の分離がおこなわれているときに、第2吸引装置80によって下方のシートP2の吸引がおこなわれることになる。
これにより、最上方のシートP1とその下方のシートP2との分離性が向上することになる。
図2、図3等を参照して、吸引装置としての第1吸引装置95は、載置部72(シート収納部71)に対して上方に設置されている。第1吸引装置95(吸着装置)は、空気を吸引して搬送ベルト91にシートPを吸着させるものである。換言すると、第1吸引装置95は、送風装置76、79によって浮上されたシートP1を吸引するためのものである。具体的に、第1吸引装置95は、載置部72に積載された複数のシートPの上方において、空気の負圧を生じさせて最上方のシートP1を吸引して、搬送ベルト91に吸着させることになる。
詳しくは、吸引装置95は、吸引ファン、吸引ダクト、吸引チャンバ、等で構成されている。吸引チャンバは、搬送ベルト91の内部に設置されていて、その底部に形成された開口が搬送ベルト91に形成された複数の小径孔部を介して下方の空間に連通するように形成され、その幅方向一端側に形成された穴部が吸引ダクトを介して吸引ファンに接続されている。そして、吸引ファンが稼働することで、搬送ベルト91の底部から図2の白矢印方向に空気が吸引されることになる。
図2、図3等を参照して、搬送ベルト91は、吸引装置95による吸引によってシート(最上方のシートP1である。)を吸着した状態で、そのシートP1を所定の給送方向(図2の矢印方向である。)に搬送するものである。
詳しくは、搬送ベルト91は、シート収納部71の上方の給送方向最下流側であって、給送装置70の排出口に跨るように設置されている。搬送ベルト91は、2つのローラ部材92、93によって張架・支持されていて、制御部110による駆動モータ120の制御によって駆動ローラ93が回転駆動されることにより正方向(図2の時計方向である。)に走行(回転)する。搬送ベルト91のベルト表面には、全域にわたって小径の孔部が複数形成されている。
なお、本実施の形態において、搬送ベルト91(駆動ローラ93)を回転駆動する駆動モータ120は、正逆双方向回転型のモータであって、後述する「パージモード」がおこなわれるときに搬送ベルト91(駆動ローラ93)を逆方向(図2の反時計方向である。)に走行(回転)させることになるが、これについては後で詳しく説明する。
以下、図3(A)〜(D)を用いて、本実施の形態における給送装置70の通常時の動作について説明する。
ここでは、図3(A)に示すように、充分な枚数のシートP1、P2が載置部72(シート収納部71)にセットされているものとする。
ユーザーによって画像形成装置1のコピーボタンが押されると、まず、図3(B)に示すように、送風装置79(及び、第2送風装置76)の第1送風ノズル79aから最上方のシートP1に向けて空気を吹き付けられて、その最上方のシートP1が搬送装置90に向けて浮上する。そして、これとほぼ同時に、第1吸引装置95による吸引が開始されて、図3(C)に示すように、最上方のシートP1が搬送ベルト91に吸着される。なお、図3(B)の状態のとき、下方のシートP2も僅かながら浮上した状態になる。
その後、図3(C)に示すように、送風装置79(及び、第2送風装置76)の第2送風ノズル79bから、最上方のシートP1と下方のシートP2との間に向けて空気を吹き付けられるとともに、第2吸引装置80による下方のシートP2の吸引がおこなわれて、最上方のシートP1から下方のシートP2が分離される。そして、分離された下方のシートP2が載置部72に向けて落下することになる。
そして、図3(D)に示すように、搬送ベルト91の正方向(矢印方向)の走行(回転)が開始されて、搬送ベルト91に吸着された状態のシートP1が、搬送ローラ対55の位置に向けて搬送(給送)されることになる。このとき、下方のシートP2が重送しそうになっても、下方のシートP2は規制板81に規制されることになるため、不給送(ジャム)や重送などの給送不良が生じにくくなる。
その後、最上方のシートP1が矢印方向に搬送されて、その後端部が吸引装置95の位置を通過した後に、次のシートP2(新たに最上方のシートとなったものである。)に対して、図3(B)〜(D)の動作が繰り返されることになる。
以下、本実施の形態における給送装置70(大容量給送装置)において、特徴的な構成・動作について詳述する。
図2〜図4に示すように、給送装置70には、搬送ベルト91によってシートP1が所定位置まで給送されたか否かを検知する検知手段としてのシート検知センサ64が設置されている。
詳しくは、搬送ベルト91(搬送装置90)に対して給送方向下流側には、搬送ローラ対55が設置されている。そして、シート検知センサ64(検知手段)は、その搬送ローラ対55の給送方向下流側(ローラ対のニップの出口近傍である。)に設置されている。シート検知センサ64は、発光素子と受光素子とからなる光学センサであって、その位置(所定位置)にシートPがあるか否かを光学的に検知することになる。そして、図3(D)を参照して、搬送ベルト91の駆動が開始されてから、所定時間T3が経過してもシート検知センサ64によってシートP1が検知されなかった場合(シート検知センサ64がオフ状態のままであった場合である。)には、制御部110(図2参照)にて、シートPの給送不良(不給送)が生じたものとして判別される。このような給送不良は、シートP1の先端が搬送ローラ対55のニップに良好に入り込まない場合などに生じ得る。
なお、上述した所定時間T3は、搬送ベルト91の走行速度や、搬送ベルト91からシート検知センサ64に至る搬送距離や、シートPの長さや、紙間などによって定められている。
そして、本実施の形態では、シート検知センサ64(検知手段)によってシートP1が給送されていない状態(給送不良)が検知された後に、図4(C)に示すように、送風装置79(第1送風装置)によって送風しながら、搬送ベルト91を逆方向に走行させる。以下、このような給送不良時の制御を、適宜に、「パージモード」と呼ぶ。
第1送風装置79は、パージモード時に、搬送ベルト91においてシートP1が吸着されている位置に向けて送風することになる。
詳しくは、シート検知センサ64によってシートP1が給送されていない状態が検知されたときに、図4(A)に示すように、第2吸引装置80による空気の吸引をおこないながら、第1吸引装置95による空気の吸引を停止するとともに、送風装置79による送風(空気の吹き付け)を停止する。そして、その後に、図4(B)、(C)に示すように、第1吸引装置95による空気の吸引を再開するとともに、送風装置79によって送風しながら搬送ベルト91を逆方向(図4(C)の矢印方向であって、反時計方向である。)に走行させている。
以下、図4(A)〜(D)を用いて、本実施の形態における給送装置70のパージモード時の動作について説明する。
まず、図4(A)に示すように、ユーザーによって画像形成装置1のコピーボタンが押されて給送動作が開始されても(搬送ベルト91の走行が開始されてから所定時間T3が経過しても)、シート検知センサ64によってシートP1が検知されない場合には、給送不良が生じたものとして、第1吸引装置95による空気の吸引を停止するとともに、送風装置76、79による送風を停止する(第1、第2送風ノズル79a、79bのシャッタを閉鎖する)。さらに、このとき、本実施の形態では、第2吸引装置80による空気の吸引をおこなっている。また、このとき、搬送ベルト91の走行を停止する。すなわち、給送不良が検知された直後に、シートP1は、搬送ベルト91によって給送方向に搬送されることなく、停止した搬送ベルト91に対して非吸着状態、非浮上状態になる。
このような制御をおこなうことにより、搬送ベルト91によってシートP1が搬送ローラ対55に向けて大きな力で押し込まれにくくなる。そのため、図5に示すように、搬送ベルト91から搬送ローラ対55に至る搬送経路で、シートP1が大きく蛇腹状に変形してしまう不具合を軽減することができる。すなわち、本実施の形態では、給送不良が生じてシートP1に蛇腹状の変形が生じたとしても、シート収納部71を引き出したときにシートP1が損傷(なき別れ)するような大きな変形は生じないことになる。
そして、所定時間T4(シートP1の蛇腹状の変形を充分に抑止できる時間である。)が経過した後に、図4(B)に示すように、第1吸引装置95による空気の吸引を再開するとともに、送風装置79による送風(第2送風ノズル79bからの送風)をおこなう。これにより、蛇腹状の変形の小さなシートP1が、搬送ベルト91に吸着した状態になる。
このように、本実施の形態では、パージモード時に搬送ベルト91においてシートP1が吸着されている位置に向けて送風する送風装置として、通常の給送動作においてシートPを浮上・分離するために用いられる送風装置79(第2送風ノズル79b)を兼用しているため、パージモード時用の送風装置を別に設ける場合に比べて、装置をコンパクト化、低コスト化することができる。
そして、図4(B)の状態と同時かそれよりも僅かに遅れたタイミングで、図4(C)に示すように、搬送ベルト91の逆方向の駆動が開始される。
これにより、図4(C)に示すように、給送不良となったシートP1は、搬送ベルト91に吸着した状態で、逆方向に走行する搬送ベルト91によって給送方向に対して逆方向(図4の右方である。)に良好に搬送されることになる。そして、このとき、そのシートP1は、徐々に蛇腹状の変形が元のストレートな状態に戻されることになる。
そのため、図6に示すように、給送不良となったシートP1が、搬送ベルト91に充分に吸着していない状態で、逆方向に走行する搬送ベルト91によって搬送されて、その先端(図6にて破線で囲んだ部分である。)が変形(座屈するような変形である。)してしまう不具合を軽減することができる。特に、図6に示すような不具合は、給送方向の長さが長いシートP(長尺シート)が給送されるときに生じやすいが、本実施の形態では、長尺シートに給送不良が生じたときであっても、給送不良となったシートP1を搬送ベルト91に吸着させた状態で、逆方向に走行する搬送ベルト91によって搬送しているため、そのような不具合が生じにくくなる。
そして、所定時間T6(逆方向に走行する搬送ベルト91によってシートP1が載置部72上の最適位置に戻される時間である。)が経過した後に、図4(D)に示すように、搬送ベルト91による逆方向の走行が停止され、第1吸引装置95による空気の吸引が停止され、送風装置79(第2送風ノズル79b)による空気の吹き付けも停止されることになる。
これにより、給送不良となったシートP1が、載置部72上に積載されているシートP上に向けて落下して、給送動作が開始される前の状態に戻されることになる。このように、給送不良の対象となったシートP1が載置部72に良好に戻されることで、そのシートP1を装置から完全に取り除く作業をおこなう手間がかからないことになる。
なお、本実施の形態では、パージモード時に用いる送風装置として第1送風装置79を用いたが、パージモード時に用いる送風装置として第2送風装置76を用いることもできるし、パージモード時に用いる送風装置として第1送風装置79と第2送風装置76との双方を用いることもできる。また、本実施の形態では、パージモード時に第2送風ノズル79b(第2送風部)から送風するように構成したがパージモード時に第1送風ノズル79a(第1送風部)から送風するように構成することもできるし、パージモード時に第1送風ノズル79aと第2送風ノズル79bとの双方から送風するように構成することもできる。
ここで、本実施の形態では、搬送ベルト91が逆方向に走行されるときの走行速度V1が、搬送ベルト91が正方向に走行されるときの走行速度V0に比べて、遅くなるようにしている(V0>V1)。すなわち、パージモード時における搬送ベルト91によるシートの搬送速度は、通常の給送動作時のものに比べて、遅くなる。
これにより、パージモード時に、シートP1が搬送ベルト91上でスリップしにくくなり、載置部72に良好に戻されることになる。
以下、図7、図8にて、ここまで説明した給送装置70でおこなわれる制御について、まとめとして説明する。
まず、図7に示すように、通常の給送動作が開始される前の準備として、送風装置76、79(第1送風ノズル79a)と第1吸引装置95とがそれぞれオンされる(ステップS1)。そして、所定時間T1が経過した後に、第1送風ノズル79aがオフされて、第2送風ノズル79bがオンされる(ステップS2、S3)。さらに、第2吸引装置80がオンされる(ステップS4)。
そして、所定時間T2が経過した後に、搬送ベルト91の正方向の駆動が開始されて、給送が開始されることになる(ステップS5〜S7)。そして、所定時間T3が経過するまでに、シート検知センサ64によって給送不良が検知されるかが判別される(ステップS8)。その結果、シート検知センサ64によって給送不良が検知されない場合には、そのまま給送動作が継続される(ステップS9)。これに対して、シート検知センサ64によって給送不良が検知された場合には、不給送処理(パージモード)を実行するために全アクチュエータ(装置)が停止される(ステップS10、S11)。
図8に示すように、不給送処理としてのパージモードが開始されると、まず、送風装置76、79や第1吸引装置95がオフされ(ステップS21)、第2吸引装置80がオンされる(ステップS22)。そして、所定時間T4が経過した後に、第1送風装置79や第1吸引装置95がオンされ、第2吸引装置80がオフされる(ステップS23〜S25)。
そして、所定時間T5が経過した後に、搬送ベルト91の逆方向の走行が開始される(ステップS26、S27)。このとき、搬送ベルト91の走行速度は低下した状態になっている。
そして、所定時間T6が経過した後に、搬送ベルト91の走行が停止されて、パージモードが終了して全アクチュエータ(装置)が停止される(ステップS28〜S30)。
<変形例>
図9は、変形例としての給送装置でおこなわれる動作を示す図であって、画像形成装置1の要部を示す図である。
図9に示すように、給送装置70とレジストローラ17との間であって、搬送ベルト91に対して給送方向下流側には、複数の搬送ローラ対55、56が設置された搬送経路が形成されている。また、レジストローラ17のニップの出口近傍には、その位置でシートPのジャムが生じていないか否かを検知するジャム検知センサ63(シートの有無を光学的に検知する光学センサである。)が設置されている。
そして、変形例では、図9に示すように、その搬送経路の途中でシートP1が正常に搬送されていない状態(図9(A)の状態である。)がジャム検知センサ63によって検知された後に、図9(B)に示すように複数の搬送ローラ対55、56を逆回転させるとともに、送風装置79(第1送風装置)によって送風しながら搬送ベルト91を逆方向に走行させている。このときの給送装置70の動作は、本実施の形態におけるパージモード時ものと同様である。
これにより、給送装置70から給送された後に、搬送経路の途中で搬送不良が生じたシートP1や、その後続のシートP2が、逆回転する搬送ローラ対55、56によって、搬送経路を逆方向に搬送されることになる。そして、図9(C)に示すように、逆方向に搬送されたシートP1、P2のすべてが、順次、搬送ベルト91に吸着した状態で逆方向に搬送された後に、載置部72に戻されることになる。
このような制御をおこなうことにより、給送装置70から給送された後に搬送不良が生じたシートP1、P2も、載置部72に良好に戻されて、それらのシートP1、P2を装置から完全に取り除く作業をおこなう手間がかからないことになる。
以上説明したように、本実施の形態における給送装置70には、空気を吸引して搬送ベルト91にシートPを吸着させる吸引装置95や、搬送ベルト91においてシートP1が吸着されている位置に向けて送風する送風装置79や、搬送ベルト91によってシートPが所定位置まで給送されたか否かを検知するシート検知センサ64(検知手段)が設けられている。そして、シート検知センサ64によってシートPが給送されていない状態が検知された後に、送風装置79によって送風しながら、搬送ベルト91を逆方向に走行させている。
これにより、シートPの給送不良が生じたときに、そのシートPを載置部72に充分に戻すことができない不具合を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に設置される給送装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置される給送装置70に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置される給送装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、画像形成装置1における大容量の給送装置70に対して本発明を適用したが、給送装置としての給紙カセット12、13に対してもエア吸着方式のものであれば当然に本発明を適用することができるし、給送装置としての原稿搬送部10(自動原稿搬送装置)に対してもエア吸着方式のものであれば当然に本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
なお、本願明細書等において、「シート」とは、通常の用紙(紙)の他に、コート紙、ラベル紙、OHPシート、金属シート、フィルム、プリプレグ、布、等のシート状の記録媒体のすべてを含むものと定義する。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
55 搬送ローラ対、
63 ジャム検知センサ、
64 シート検知センサ(検知手段、光学センサ)、
70 給送装置(大容量給送装置)、
72 載置部(底板)、
76 第2送風装置(送風装置)、
79 第1送風装置(送風装置)、
79a 第1送風ノズル(第1送風部)、
79b 第2送風ノズル(第2送風部)、
80 第2吸引装置、
90 搬送装置、
91 搬送ベルト(搬送手段)、
95 第1吸引装置(吸引装置)、
P、P1、P2 シート。
特開平6−199437号公報

Claims (10)

  1. 正方向に走行して、シートを所定の給送方向に搬送する搬送ベルトと、
    空気を吸引して前記搬送ベルトにシートを吸着させる吸引装置と、
    前記搬送ベルトにおいてシートが吸着されている位置に向けて送風する送風装置と、
    前記搬送ベルトによってシートが所定位置まで給送されたか否かを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記検知手段によってシートが給送されていない状態が検知された後に、前記送風装置によって送風しながら、前記搬送ベルトを逆方向に走行させることを特徴とする給送装置。
  2. 前記送風装置は、通常の給送動作がおこなわれるときに、載置部に載置されたシートに向けて、前記給送方向の下流側、又は/及び、前記給送方向に直交する幅方向の端部側、から空気を吹き付けることを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記送風装置は、
    通常の給送動作がおこなわれるときに、前記載置部に載置されたシートに向けて前記給送方向下流側から空気を吹き付けて当該シートを浮上させる第1送風部と、
    通常の給送動作がおこなわれるときに、前記第1送風部によって浮上された最上方のシートと、その下方のシートと、の間に向けて前記給送方向下流側から空気を吹き付けて、それらのシートを分離させる第2送風部と、
    を具備し、
    前記検知手段によってシートが給送されていない状態が検知された後に、前記第2送風部から送風しながら、前記搬送ベルトを逆方向に走行させることを特徴とする請求項2に記載の給送装置。
  4. 前記検知手段によってシートが給送されていない状態が検知されたときに、前記吸引装置による空気の吸引を停止するとともに、前記送風装置による送風を停止して、その後に、前記吸引装置による空気の吸引を再開するとともに、前記送風装置によって送風しながら前記搬送ベルトを逆方向に走行させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の給送装置。
  5. 前記搬送ベルトの下方であって前記給送方向下流側から空気を吸引する第2吸引装置を備え、
    前記検知手段によってシートが給送されていない状態が検知されたときに、前記第2吸引装置による空気の吸引をおこないながら、前記吸引装置による空気の吸引を停止するとともに、前記送風装置による送風を停止して、その後に、前記吸引装置による空気の吸引を再開するとともに、前記送風装置によって送風しながら前記搬送ベルトを逆方向に走行させることを特徴とする請求項4に記載の給送装置。
  6. 前記送風装置は、
    通常の給送動作がおこなわれるときに、前記載置部に載置されたシートに向けて前記給送方向下流側から空気を吹き付けて当該シートを浮上させる第1送風部と、
    通常の給送動作がおこなわれるときに、前記第1送風部によって浮上された最上方のシートと、その下方のシートと、の間に向けて前記給送方向下流側から空気を吹き付けて、それらのシートを分離させる第2送風部と、
    を具備し、
    前記搬送ベルトの下方であって前記給送方向下流側から空気を吸引する第2吸引装置を備え、
    通常の給送動作がおこなわれるときに、前記第2送風部からの送風によって前記最上方のシートと前記下方のシートとの分離がおこなわれているときに、前記第2吸引装置によって前記下方のシートの吸引がおこなわれることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の給送装置。
  7. 前記搬送ベルトが逆方向に走行されるときの走行速度が、前記搬送ベルトが正方向に走行されるときの走行速度に比べて、遅いことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の給送装置。
  8. 前記搬送ベルトに対して前記給送方向の下流側に搬送ローラ対を備え、
    前記検知手段は、前記搬送ローラ対に対して前記給送方向の下流側に設置された光学センサであることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の給送装置。
  9. 前記搬送ベルトに対して前記給送方向の下流側に複数の搬送ローラ対が設置された搬送経路を備え、
    前記搬送経路の途中でシートが正常に搬送されていない状態が検知された後に、前記複数の搬送ローラ対を逆回転させるとともに、前記送風装置によって送風しながら前記搬送ベルトを逆方向に走行させることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の給送装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2018067218A 2018-03-30 2018-03-30 給送装置、及び、画像形成装置 Active JP7066105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067218A JP7066105B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 給送装置、及び、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018067218A JP7066105B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 給送装置、及び、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019177966A true JP2019177966A (ja) 2019-10-17
JP7066105B2 JP7066105B2 (ja) 2022-05-13

Family

ID=68277645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018067218A Active JP7066105B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 給送装置、及び、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7066105B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11325798B2 (en) * 2017-09-07 2022-05-10 Duplo Seiko Corporation Feeding device and sheet processing device with the same

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06199437A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Canon Inc 給紙装置及び画像形成装置
JP2005298161A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Ricoh Co Ltd 搬送装置及び画像形成装置
JP2007331905A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Ricoh Printing Systems Ltd 給紙装置とその制御方法およびこれを用いた印刷装置
JP2014223978A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社リコー 給紙装置、及び画像形成装置
JP2016023011A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP2016150839A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP2017202895A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 株式会社リコー 給紙装置、及び、画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06199437A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Canon Inc 給紙装置及び画像形成装置
JP2005298161A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Ricoh Co Ltd 搬送装置及び画像形成装置
JP2007331905A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Ricoh Printing Systems Ltd 給紙装置とその制御方法およびこれを用いた印刷装置
JP2014223978A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社リコー 給紙装置、及び画像形成装置
JP2016023011A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP2016150839A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP2017202895A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 株式会社リコー 給紙装置、及び、画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11325798B2 (en) * 2017-09-07 2022-05-10 Duplo Seiko Corporation Feeding device and sheet processing device with the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP7066105B2 (ja) 2022-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4952524B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP6663591B2 (ja) 給紙装置、及び、画像形成装置
JP5622073B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
US10399803B2 (en) Feeding device, image forming system, and conveyed medium inspection system
JP2008239312A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP5545526B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2014152023A (ja) 給紙装置、及び、画像形成装置
JP5272174B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JPH0958902A (ja) エアーを利用するシート給紙装置
JP2012236665A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2019177966A (ja) 給送装置、及び、画像形成装置
JP2008068937A (ja) シート給紙装置および画像形成システム
JPH10120212A (ja) シート給送装置
JPH11100138A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2011042470A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP5581789B2 (ja) 用紙給送装置、給紙装置、画像形成装置、画像形成システム
JP2011162354A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JPH1179441A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JPH10194492A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP6919840B2 (ja) 給紙装置、及び、画像形成装置
JP6972498B2 (ja) 給送装置、及び、画像形成装置
JP7417195B2 (ja) 給送装置、及び、画像形成装置
JP2000255805A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2019127379A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2009120284A (ja) 給紙装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220410

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7066105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151