JP2006323074A - ベルト装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の張架ローラにおける軸線方向の一端側の第1軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第1軸受けを第1側板215によって支持するとともに、それら張架ローラにおけるもう一端側の第2軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第2軸受けを図示しない第2側板によって支持する定着装置において、次のような構成を採用した。即ち、第1側板215、第2側板として、それぞれ、板面方向の一端から軸受け係合用の貫通穴に向けて延び且つその貫通穴に通じるスリットを全ての貫通穴それぞれに対応させて設けたものを用いた。
【選択図】 図8
Description
また、請求項2の発明は、請求項1のベルト装置において、複数の上記張架ローラのうちの少なくとも1つを、付勢手段によって上記ベルト部材に向けて付勢されながら該ベルト部材に対して上記ローラ部を当接させてテンションを付与するテンションローラとして構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のベルト装置において、上記付勢手段としてコイルバネを用い、複数の上記第1軸受けや第2軸受けのうち、上記テンションローラの軸部を受け止める第1軸受け及び第2軸受けについては、それぞれ上記貫通穴内で該コイルバネによる付勢方向にスライド移動可能に保持させるようにし、これら第1軸受け及び第2軸受けとして、それぞれ、該貫通穴内にて上記スリットとの連通部に向けて開口する半円形状の凹部の表面上で軸部を滑らせながら受け止める滑り軸受けを用い、且つ、これら滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴に連通しつつ該コイルバネを収容するバネ収容穴を上記第1支持部及び第2支持部にそれぞれ設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3のベルト装置において、上記コイルバネとして、自然長が上記バネ収容穴におけるバネ延在方向の長さよりも大きいものを用い、収縮していない状態の該コイルバネの先端側を、上記滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴内に進入させる状態で該コイルバネを該バネ収容穴内に固定したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラとを有するベルト装置と、該ベルト部材を加熱する加熱手段と、記録部材を該ベルト部材のおもて面に圧接せしめる圧接手段とを備え、該記録部材を加熱して該記録部材の表面に可視像を定着せしめる定着装置において、上記ベルト装置として、請求項1乃至4の何れかのベルト装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、記録部材に可視像を記録する可視像記録手段と、該記録部材に該可視像を定着せしめる定着手段とを備える画像形成装置において、上記定着手段として、請求項5の定着装置を用いたことを特徴とするものである。
なお、スリットの幅によっては、各張架ローラの第1軸部、第2軸部に、それぞれ第1軸受け、第2軸受けを取り付けた状態で、ベルト部材を第1支持部と第2支持部との間に挿入し、スリット内で第1軸受けや第2軸受けをスライド移動させることも可能である。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例にすると、図2に示すように、ドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像器5Y等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスカートリッジ6Yは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
図6は、本プリンタの定着装置200を示す平面図である。同図では、ケーシングの天板を除外した状態の定着装置200を示している。定着装置200のケーシングは、定着装置200内の各部材を支持する支持体として機能しており、内部の各ローラの軸線方向に所定の距離をおいて立設せしめられた第1側板215と第2側板216とを有している。これら第1側板215と第2側板216との間に各ローラが架け渡されている。
まず、底板等を介して第1側板(215)、第2側板(216)を一体的に形成した場合には、両側板が既に所定の距離をおいて立設せしめられた状態になっているが、別体とした場合には、両側板を底板等に固定する。そして、互いに所定の距離をおいて対面させるように立設せしめる。次に、図10に示すように、テンションローラ用第1滑り軸受け211を第1側板215のバネ収容穴215gの中に挿入する。そして、その図中左側にあるガイド溝(図9の211b)を、バネ収容穴215gの図中左側内壁に係合せしめた後、テンションローラ用第1滑り軸受け211全体を上方に向けてスライド移動させる。すると、図11に示すように、バネ収容穴215gとテンションローラ軸受け用貫通穴215eとの連通部で、テンションローラ用第1滑り軸受け211の左右のガイド溝(図9の211b.c)にテンションローラ軸受け用貫通穴215eの左右の内壁が係合する。そして、テンションローラ用第1滑り軸受け211がテンションローラ軸受け用貫通穴215e内で、左右のガイド溝を左右の内壁に係合させながら上方に向けてスライド移動する。
7 露光装置(可視像記録手段の一部)
15 転写ユニット(可視像記録手段の一部)
200 定着装置
201 定着ベルト(ベルト部材)
202 弾性ローラ(張架ローラ)
202a 第1軸部
202b 第2軸部
203 加熱ローラ(張架ローラ、加熱手段)
203a 第1軸部
203b 第2軸部
204 テンションローラ(張架ローラ)
204a 第1軸部
204b 第2軸部
205 加圧ローラ(圧接手段)
207 弾性ローラ用第1玉軸受け(第1軸受け)
208 弾性ローラ用第2玉軸受け(第2軸受け)
209 加熱ローラ用第1玉軸受け(第1軸受け)
210 加熱ローラ用第2玉軸受け(第2軸受け)
211 テンションローラ用第1滑り軸受け(第1軸受け)
212 テンションローラ用第2滑り軸受け(第2軸受け)
215 第1側板(第1支持部)
215a 弾性ローラ軸受け用貫通穴
215b 弾性ローラ用スリット
215c 加熱ローラ軸受け用貫通穴
215d 加熱ローラ用スリット
215e テンションローラ軸受け用貫通穴
215f テンションローラ用スリット
215g バネ収容穴
216 第2側板(第2支持部)
217 コイルバネ
Claims (6)
- 無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラと、これら張架ローラにおけるローラ部の一端から突出する第1軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第1軸受けと、これら張架ローラにおけるローラ部のもう一端から突出する第2軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第2軸受けと、該第1軸受け及び第2軸受けを支持する支持体とを備え、
該支持体が、それぞれの張架ローラの軸線方向と直交する方向に延在する板状の第1支持部によって複数の第1軸受けを支持するとともに、該軸線方向と直交する方向に延在する板状の第2支持部によって複数の第2軸受けを支持するものであり、
板状の該第1支持部が、板厚み方向に貫通する複数の貫通穴にそれぞれ上記第1軸受けを係合させて支持するものであり、
且つ、板状の該第2支持部が、板厚み方向に貫通する複数の貫通穴にそれぞれ上記第2軸受けを係合させて支持するものであるベルト装置において、
上記第1支持部及び第2支持部として、それぞれ、板面方向の一端から上記貫通穴に向けて延び且つ該貫通穴に通じるスリットを全ての上記貫通穴それぞれに対応させて設けたものを用いたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1のベルト装置において、
複数の上記張架ローラのうちの少なくとも1つを、付勢手段によって上記ベルト部材に向けて付勢されながら該ベルト部材に対して上記ローラ部を当接させてテンションを付与するテンションローラとして構成したことを特徴とするベルト装置。 - 請求項2のベルト装置において、
上記付勢手段としてコイルバネを用い、複数の上記第1軸受けや第2軸受けのうち、上記テンションローラの軸部を受け止める第1軸受け及び第2軸受けについては、それぞれ上記貫通穴内で該コイルバネによる付勢方向にスライド移動可能に保持させるようにし、これら第1軸受け及び第2軸受けとして、それぞれ、該貫通穴内にて上記スリットとの連通部に向けて開口する半円形状の凹部の表面上で軸部を滑らせながら受け止める滑り軸受けを用い、且つ、これら滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴に連通しつつ該コイルバネを収容するバネ収容穴を上記第1支持部及び第2支持部にそれぞれ設けたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項3のベルト装置において、
上記コイルバネとして、自然長が上記バネ収容穴におけるバネ延在方向の長さよりも大きいものを用い、収縮していない状態の該コイルバネの先端側を、上記滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴内に進入させる状態で該コイルバネを該バネ収容穴内に固定したことを特徴とするベルト装置。 - 無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラとを有するベルト装置と、
該ベルト部材を加熱する加熱手段と、
記録部材を該ベルト部材のおもて面に圧接せしめる圧接手段とを備え、
該記録部材を加熱して該記録部材の表面に可視像を定着せしめる定着装置において、
上記ベルト装置として、請求項1乃至4の何れかのベルト装置を用いたことを特徴とする定着装置。 - 記録部材に可視像を記録する可視像記録手段と、該記録部材に該可視像を定着せしめる定着手段とを備える画像形成装置において、
上記定着手段として、請求項5の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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