JP4701003B2 - ベルト装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラとを有するベルト装置、並びに、これを用いる定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、感光体表面のトナー像を転写するための中間転写ベルトや、記録部材に可視像を定着せしめるための定着ベルトなどといった無端状のベルト部材を、複数の張架ローラによって張架するベルト装置を備える画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、ベルト部材たる定着ベルトを複数の張架ローラによって張架しながら無端移動せしめるベルト装置を用いる定着装置により、記録部材に可視像を定着せしめる画像形成装置が記載されている。また、特許文献2には、中間転写ベルトを複数の張架ローラによって張架しながら無端移動せしめるベルト装置を用いる転写装置により、感光体上の可視像を中間転写ベルトに転写する画像形成装置が記載されている。
特許第3016850号公報 特開2002−244461号公報
この種のベルト装置においては、複数の張架ローラを組み付ける際に、ベルト部材を傷付け易いという問題があった。かかる問題が生ずるのは次のような理由からである。即ち、張架ローラについては、互いに所定の距離をおいて立設せしめた2つの側板の間において、ベルト部材のループ内部に入れた状態で両側板間に架け渡すようにして組み付けるのが一般的である。具体的には、まず、全ての張架ローラをベルト部材のループ内部に投入する。このとき、張架ローラの軸をベルト部材の幅方向両端から大きく突出させないように、全ての張架ローラをベルト幅方向から若干傾けた姿勢にする。このようにして複数の張架ローラをベルトループ内部に投入したら、ベルト部材を張架ローラとともに2つの側板の間に挿入した後、ベルト部材と一方の側板との隙間に腕を突っ込む。そして、ベルト部材のループ内部にある複数の張架ローラのうちの1本を掴み、それを斜め下向きで且つその両端部の軸の端面がそれぞれ対向する側板に向かい合う姿勢にする。斜め下向きにするのは、張架ローラの両端部の軸を含めた全長が2つの側板間の距離よりも大きいことから、両端部の軸の端面をそれぞれ対向する側板に向かい合わせる状態で張架ローラを水平にすることができないからである。掴んだ張架ローラをこのような姿勢にしたら、次に、その張架ローラの両端部の軸のうち、下方に位置している方の軸を、一方の側板に設けられた貫通穴に通す。この貫通穴は後の工程で軸受けを係合させるためのものであり、軸よりも遙かに大きな径になっている。軸を一方の側板の貫通穴に通したら、張架ローラ全体をほぼ水平の姿勢にした後、その軸を貫通穴から少しだけ引き出しながら、もう一方の軸をもう一方の側板に設けられた貫通穴に通していく。これにより、張架ローラを2つの側板の間に架け渡す。同様にして全ての張架ローラを側板間に架け渡すのであるが、その一連の作業の際に、ベルト部材と側板との隙間で腕をあらゆる方向に動かすのに伴って、ベルト部材を無理に湾曲させて傷付けてしまい易くなるのである。特に、定着ベルトの場合には、それを迅速に加熱するという目的で中間転写ベルトに比べて薄厚で破け易いものを用いることが多いことから、傷付け易くなる。また、一般に、定着装置は中間転写装置に比べて小型であることに起因して腕を突っ込むスペースが小さくなることも、定着ベルトを傷付け易くなる原因になる。
なお、全ての張架ローラを2つの側板の間に架け渡したら、それら張架ローラにそれぞれ軸受け部材を取り付ける。具体的には、ドーナッツ状など、真ん中に軸受穴が形成された形状の軸受け部材を、一方の側板の貫通穴から外側に向けて突き出している軸に近づけていく。そして、その軸を軸受け部材の軸受穴に通しながら、軸受け部材そのものを側板の貫通穴に嵌め込む。
一方、2つの側板の間にあるベルト部材をどんなに湾曲させても、ベルト部材と側板との間に腕を突っ込むだけのスペースを確保することができない構造のベルト装置もある。このようなベルト装置では、2つの側板を立設せしめた状態でベルト部材や張架ローラをセットすることができない。このため、2つの側板の組立作業と、ベルト部材及び張架ローラの組み付け作業とを並行して行わなければならない。具体的には、まず、2つの側板のうち、一方を横に寝かせた状態、あるいは立設せしめた状態にする。そして、ループ内部に複数の張架ローラが投入されたベルト部材を、寝かせた状態の側板の上に置くか、あるいは立設せしめた側板の側方に置くかする。次いで、各張架ローラの軸の一方をそれぞれ側板の貫通穴に通していく。このとき、軸を通した後の張架ローラにそのままの姿勢を維持させるために、各張架ローラを特殊な治具によって支持する。そして、もう一方の側板を、特殊な治具によって支持される複数の張架ローラにおける自由端側の軸に近づけていき、それら軸の先端部をそれぞれその側板の貫通穴に少しだけ通す。次いで、特殊な治具を各張架ローラから取り外しながら側板を更に近づけていき、所定の距離まで近づけた時点で両側板を固定する。このような組み付けにおいては、特殊な治具を複数の張架ローラから取り外しながら一方の側板をもう一方の側板に向けて近づけていくという手間と熟練の要る作業を強いられることになる。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次のようなベルト装置、並びにこれを用いる定着装置及び画像形成装置を提供することである。即ち、張架ローラを組み付ける際におけるベルト部材の傷付きを抑え、しかも、上述のような手間と熟練の要る作業を行うことなく、ベルト部材及び複数の張架ローラを組み付けることができるベルト装置等である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラと、これら張架ローラにおけるローラ部の一端から突出する第1軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第1軸受けと、これら張架ローラにおけるローラ部のもう一端から突出する第2軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第2軸受けと、該第1軸受け及び第2軸受けを支持する支持体とを備え、該支持体が、それぞれの張架ローラの軸線方向と直交する方向に延在する板状の第1支持部によって複数の第1軸受けを支持するとともに、該軸線方向と直交する方向に延在する板状の第2支持部によって複数の第2軸受けを支持するものであり、板状の該第1支持部が、板厚み方向に貫通する複数の貫通穴にそれぞれ上記第1軸受けを係合させて支持するものであり、且つ、板状の該第2支持部が、板厚み方向に貫通する複数の貫通穴にそれぞれ上記第2軸受けを係合させて支持するものであるベルト装置において、上記第1支持部及び第2支持部として、それぞれ、板面方向の一端から上記貫通穴に向けて延び且つ該貫通穴に通じるスリットを全ての上記貫通穴それぞれに対応させて設けたものを用い、複数の上記張架ローラのうちの少なくとも1つを、コイルバネによって上記ベルト部材に向けて付勢されながら該ベルト部材に対して上記ローラ部を当接させてテンションを付与するテンションローラとして構成し、複数の上記第1軸受けや第2軸受けのうち、該テンションローラの軸部を受け止める第1軸受け及び第2軸受けについては、それぞれ上記貫通穴内で該コイルバネによる付勢方向にスライド移動可能に保持させるようにし、これら第1軸受け及び第2軸受けとして、それぞれ、該貫通穴内にて上記スリットとの連通部に向けて開口する半円形状の凹部の表面上で軸部を滑らせながら受け止める滑り軸受けを用い、これら滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴に連通しつつ該コイルバネを収容するバネ収容穴を上記第1支持部及び第2支持部にそれぞれ設け、且つ、該テンションローラに対してベルト移動方向の上流側で隣り合っている上記張架ローラと、該テンションローラに対してベルト移動方向の下流側で隣り合っている上記張架ローラとをそれぞれ、上記第1支持部の上記貫通穴に固定した上記第1軸受けと、上記第2支持部の上記貫通穴に固定した上記第2軸受けとで支持したことを特徴とするものである
た、請求項の発明は、請求項のベルト装置において、上記コイルバネとして、自然長が上記バネ収容穴におけるバネ延在方向の長さよりも大きいものを用い、収縮していない状態の該コイルバネの先端側を、上記滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴内に進入させる状態で該コイルバネを該バネ収容穴内に固定したことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラとを有するベルト装置と、該ベルト部材を加熱する加熱手段と、記録部材を該ベルト部材のおもて面に圧接せしめる圧接手段とを備え、該記録部材を加熱して該記録部材の表面に可視像を定着せしめる定着装置において、上記ベルト装置として、請求項1又は2のベルト装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、記録部材に可視像を記録する可視像記録手段と、該記録部材に該可視像を定着せしめる定着手段とを備える画像形成装置において、上記定着手段として、請求項の定着装置を用いたことを特徴とするものである。
これらの発明においては、ベルト部材のループ内部に投入した全ての張架ローラを、次のようにして支持体の第1支持部と第2支持部との間に架け渡すことが可能である。即ち、ベルト部材のループ内部に投入した張架ローラに対してベルト幅方向に延在させる姿勢をとらせ、その両端部の軸部をベルト部材の両端から突出させる。そして、ベルト部材を内部の張架ローラとともに第1支持部と第2支持部との間に挿入していく。この際、張架ローラの第1軸部を対応する第1支持部のスリット内に差し込みつつ、張架ローラの第2軸部を対応する第2支持部のスリット内に差し込む。そして、ベルト部材やその内部の張架ローラを奥深くに挿入していくのに伴って、張架ローラの第1軸部や第2軸部をスリット内で挿入方向にスライド移動させて、それぞれを対応する貫通穴に導く。これにより、ベルト部材と第1支持部又は第2支持部との間に腕を突っ込むことなく、ベルト部材のループ内部にある全ての張架ローラをそれぞれ第1支持部と第2支持部との間における所定位置に架け渡して、張架ローラを組み付ける際におけるベルト部材の傷付きを抑えることができる。また、特殊な治具を複数の張架ローラから取り外しながら一方の支持部(第1支持部又は第2支持部)をもう一方の支持部に向けて近づけていくという手間と熟練の要る作業を行うことなく、ベルト部材及び複数の張架ローラを組み付けることができる。
なお、スリットの幅によっては、各張架ローラの第1軸部、第2軸部に、それぞれ第1軸受け、第2軸受けを取り付けた状態で、ベルト部材を第1支持部と第2支持部との間に挿入し、スリット内で第1軸受けや第2軸受けをスライド移動させることも可能である。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例にすると、図2に示すように、ドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像器5Y等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスカートリッジ6Yは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
上記帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体1Yの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このYの静電潜像は、Yトナーと磁性キャリアとを含有するY現像剤を用いる現像器5YによってYトナー像に現像される。そして、後述する中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色のプロセスカートリッジ(6M,C,K)においても、同様にして感光体(1M,C,K)上に(M,C,K)トナー像が形成されて、中間転写ベルト8上に中間転写される。
上記現像器5Yは、そのケーシングの開口から一部を露出させるように配設された現像ロール51Yを有している。また、互いに平行配設された2つの搬送スクリュウ55Y、ドクターブレード52Y、トナー濃度センサ(以下、Tセンサという)56Yなども有している。
現像器5Yのケーシング内には、磁性キャリアとYトナーとを含む図示しないY現像剤が収容されている。このY現像剤は2つの搬送スクリュウ55Yによって撹拌搬送されながら摩擦帯電せしめられた後、上記現像ロール51Yの表面に担持される。そして、ドクターブレード52Yによってその層厚が規制されてからY用の感光体1Yに対向する現像領域に搬送され、ここで感光体1Y上の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体1Y上にYトナー像が形成される。現像器5Yにおいて、現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール51Yの回転に伴ってケーシング内に戻される。
2つの搬送スクリュウ55Yの間には仕切壁が設けられている。この仕切壁により、現像ロール51Yや図中右側の搬送スクリュウ55Y等を収容する第1供給部53Yと、図中左側の搬送スクリュウ55Yを収容する第2供給部54Yとがケーシング内で分かれている。図中右側の搬送スクリュウ55Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、第1供給部53Y内のY現像剤を図中手前側から奥側へと搬送しながら現像ロール51Yに供給する。図中右側の搬送スクリュウ55Yによって第1供給部53Yの端部付近まで搬送されたY現像剤は、上記仕切壁に設けられた図示しない開口部を通って第2供給部54Y内に進入する。第2供給部54Y内において、図中左側の搬送スクリュウ55Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、第1供給部53Yから送られてくるY現像剤を図中右側の搬送スクリュウ55Yとは逆方向に搬送する。図中左側の搬送スクリュウ55Yによって第2供給部54Yの端部付近まで搬送されたY現像剤は、上記仕切壁に設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部53Y内に戻る。
透磁率センサからなる上述のTセンサ56Yは、第2供給部54Yの底壁に設けられ、その上を通過するY現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する。トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度と良好な相関を示すため、Tセンサ56YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。この出力電圧の値は、図示しない制御部に送られる。この制御部は、Tセンサ56Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefを格納したRAMを備えている。このRAM内には、他の現像器に搭載された図示しないTセンサからの出力電圧の目標値であるM用Vtref、C用Vtref、K用Vtrefのデータも格納されている。Y用Vtrefは、後述するY用のトナー搬送装置の駆動制御に用いられる。具体的には、上記制御部は、Tセンサ56Yからの出力電圧の値をY用Vtrefに近づけるように、図示しないY用のトナー搬送装置を駆動制御して第2供給部54Y内にYトナーを補給させる。この補給により、現像器5Y内のY現像剤中のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他のプロセスユニットの現像器についても、M,C,K用のトナー搬送装置を用いた同様のトナー補給制御が実施される。
先に示した図1において、プロセスカートリッジ6Y,M,C,Kの図中下方には、露光装置7が配設されている。潜像形成手段たる露光装置7は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、プロセスカートリッジ6Y,M,C,Kにおけるそれぞれの感光体に照射して露光する。この露光により、感光体1Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。なお、露光装置7は、光源から発したレーザ光(L)を、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
露光装置7の図中下側には、紙収容カセット26、これらに組み込まれた給紙ローラ27など有する紙収容手段が配設されている。紙収容カセット26は、シート状の記録部材たる転写紙Pを複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ27を当接させている。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pが給紙路70に向けて送り出される。
この給紙路70の末端付近には、レジストローラ対28が配設されている。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転させるが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
プロセスカートリッジ6Y,M,C,Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、2次転写バイアスローラ19、クリーニング装置10などを備えている。また、4つの1次転写バイアスローラ9Y,M,C,K、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら7つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。1次転写バイアスローラ9Y,M,C,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y,M,C,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y,M,C,Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY,M,C,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y,M,C,K上のY,M,C,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
上記2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された可視像たる4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。2次転写ニップで4色トナー像が一括2次転写された転写紙Pは、転写後搬送路71を経由して定着装置200に送られる。
定着装置200は、無端状のベルト部材たる定着ベルト201を有している。また、弾性ローラ202、加熱ローラ203、テンションローラ204、加圧ローラ205なども有している。
これら4本のローラのうち、弾性ローラ202、加熱ローラ203及びテンションローラ204の3本は、定着ベルト201のループ内側に配設されて定着ベルト201を張架する張架ローラとして機能している。定着ベルト201は、これら3本のローラによって張架されながら、図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動される弾性ローラ202の回転に伴って、図中反時計回りに無端移動せしめられる。加熱ローラ203は、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包しており、その発熱源によって発せられる熱を定着ベルト201に接触伝導せしめて、定着ベルト201を内側から加熱する。即ち、図示の定着装置200においては、加熱ローラ203が定着ベルト201を加熱する加熱手段として機能している。なお、弾性ローラ202のローラ部は、金属製の芯金の表面にゴム等の弾性材料からなる弾性層が比較的大きな厚みで被覆されたものであり、押圧に伴って弾性変形することが可能である。
加圧ローラ205は、そのローラ部が弾性ローラ202のローラ部よりも高い硬度になっている。そして、定着ベルト201における弾性ローラ202掛け回し箇所に対し、弾性ローラ202を弾性変形させる程度の圧力でループおもて面側から当接して定着ニップを形成している。
定着装置200内に送り込まれた転写紙Pは、その未定着トナー像担持面を定着ベルト201に密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。かかる構成では、加圧ローラ205が、記録部材たる転写紙Pを定着ベルト201に圧接せしめる圧接手段として機能している。
定着装置200内でフルカラー画像が定着せしめられた転写紙Pは、定着装置200を出た後、排紙路72と反転前搬送路73との分岐点にさしかかる。この分岐点には、第1切替爪75が揺動可能に配設されており、その揺動によって転写紙Pの進路を切り替える。具体的には、爪の先端を反転前送路73に近づける方向に動かすことにより、転写紙Pの進路を排紙路72に向かう方向にする。また、爪の先端を反転前搬送路73から遠ざける方向に動かすことにより、転写紙Pの進路を反転前搬送路73に向かう方向にする。
第1切替爪75によって排紙路72に向かう進路が選択されている場合には、転写紙Pは、排紙路72から排紙ローラ対100を経由した後、機外へと配設されて、プリンタ筺体の上面に設けられたスタック50a上にスタックされる。これに対し、第1切替爪75によって反転前搬送路73に向かう進路が選択されている場合には、転写紙Pは反転前搬送路73を経て、反転ローラ対21のニップに進入する。反転ローラ対21は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pをスタック部50aに向けて搬送するが、転写紙Pの後端をニップに進入させる直前で、ローラを逆回転させる。この逆転により、転写紙Pがそれまでとは逆方向に搬送されるようになり、転写紙Pの後端側が反転搬送路74内に進入する。
反転搬送路74は、鉛直方向上側から下側に向けて湾曲しながら延在する形状になっており、路内に第1反転搬送ローラ対22、第2反転搬送ローラ対23、第3反転搬送ローラ対24を有している。転写紙Pは、これらローラ対のニップを順次通過しながら搬送されることで、その上下を反転させる。上下反転後の転写紙Pは、上述の給紙路70に戻された後、再び2次転写ニップに至る。そして、今度は、画像非担持面を中間転写ベルト8に密着させながら2次転写ニップに進入して、その画像非担持面に中間転写ベルトの第2の4色トナー像が一括2次転写される。この後、転写後搬送路71、定着装置200、排紙路72、排紙ローラ対100を経由して、機外のスタック部50a上にスタックされる。このような反転搬送により、転写紙Pの両面にフルカラー画像が形成される。
上記中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部50aとの間には、ボトル支持部31が配設されている。このボトル支持部31は、Y,M,C,Kトナーを収容するトナー収容部たるトナーボトル32Y,M,C,Kを搭載している。トナーボトル32Y,M,C,Kは、互いに水平よりも少し傾斜した角度で並ぶように配設され、Y、M、C、Kという順で配設位置が高くなっている。トナーボトル32Y,M,C,K内のY,M,C,Kトナーは、それぞれ後述するトナー搬送装置により、プロセスカートリッジ6Y,M,C,Kの現像器に適宜補給される。これらのトナーボトル32Y,M,C,Kは、プロセスカートリッジ6Y,M,C,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
上述の反転搬送路74は反転搬送ユニット60内に形成されており、この反転搬送ユニット60は、側面カバー61と揺動支持体62とを有している。具体的には、反転搬送ユニット60の側面カバー61は、プリンタ本体の筺体50に設けられた第1回動軸59を中心にして回動するように筺体50に支持されている。この回動により、側面カバー61は、筺体50に対して開閉する。また、反転搬送ユニット60の揺動支持体62は、図3に示すように、側面カバー61が筺体50に対して開かれることで外部に露出し、側面カバー61に設けられた第2回動軸63を中心にして回動するように側面カバーに支持されている。この回動により、図4に示すように、筺体50から開かれた状態にある側面カバー61に対して、揺動支持体62が揺動する。
先に示した図1においては、揺動支持体62が側面カバーに接触する第1位置でその揺動を係止され、且つ、側面カバー61が筺体50に対して閉じられた状態になっている。このような状態にある反転搬送ユニット60は、揺動支持体62と、筺体50との間に、転写後搬送路71や、定着装置200から機外に至るまでの通紙路を形成している。側面カバー61が第1回動軸59を中心にして図中時計回りに回転せしめられて開かれると、筺体50と揺動支持体62とが大きく離間する。この離間により、先に図3に示したように、転写後搬送路71や、定着装置200から機外に至るまでの通紙路が外部に露出して、これら路内におけるジャム紙が容易に取り除かれる。
また、側面カバー61が開かれると、図示のように、筺体50側に残される定着装置200の一端部が露出する。この定着装置200は、筺体50に対して着脱可能になっており、側面カバー61の開動作に伴って外部に露出することで、図5に示されるように、筺体50に対する着脱操作が可能になる。
反転搬送ユニット60内においては、側面カバー61と揺動支持体62との間に反転搬送路74が形成されている。この反転搬送路74は、先に図4に示したように、側面カバー61が開かれた状態で、揺動支持体62が側面カバー62から離間する第2位置に揺動せしめられることで、外部に露出する。この露出により、反転搬送路74内におけるジャム紙が容易に取り除かれる。
なお、側面カバー61が開かれても転写ユニット15の大部分は筺体50内に残るが、揺動支持体62に支持されている2次転写バイアスローラ19だけは、反転搬送ユニット60側に移動する。
以上の構成の本プリンタにおいては、4つのプロセスカートリッジ6Y,M,C,K、露光装置7、転写手段たる中間転写ユニット15等により、可視像たるトナー像を転写紙Pに記録する可視像記録手段が構成されている。また、定着装置200においては、定着ベルト201、弾性ローラ202、加熱ローラ203、テンションローラ204等により、ベルト装置が構成されている。
次に、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
図6は、本プリンタの定着装置200を示す平面図である。同図では、ケーシングの天板を除外した状態の定着装置200を示している。定着装置200のケーシングは、定着装置200内の各部材を支持する支持体として機能しており、内部の各ローラの軸線方向に所定の距離をおいて立設せしめられた第1側板215と第2側板216とを有している。これら第1側板215と第2側板216との間に各ローラが架け渡されている。
弾性ローラ202は、ローラ部202c、これの軸線方向の両端からそれぞれ突出する第1軸部202a、第2軸部202bなどを有している。また、加熱ローラ203は、図示しない発熱源を内包するローラ部203c、これの軸線方向の両端からそれぞれ突出する第1軸部203a、第2軸部203bなどを有している。また、テンションローラ204も、ローラ部204c、これの軸線方向の両端からそれぞれ突出する第1軸部204a、第2軸部204bなどを有している。また、加圧ローラ205も、ローラ部205c、これの軸性方向の両端からそれぞれ突出する第1軸部205a、第2軸部205bなどを有している。
これら各ローラの第1軸部、第2軸部は、それぞれ、第1側板215、第2側板216に支持される軸受け部材によって回転自在によって受け止められている。例えば、加圧ローラ205を例にすると、これは、第1軸部205aが、第1側板215に支持される第1軸受けたる加圧ローラ用第1玉軸受け213によって回転自在に受け止められている。また、第2軸部205bが、第2側板216に支持される第2軸受けたる加圧ローラ用第2玉軸受け214によって回転自在に受け止められている。
加圧ローラ用第1玉軸受け213は、図7に示すように、ドーナッツ状の本体部213cと、これの軸線方向の一端に一体形成された本体部よりも少し大径のフランジ213bと、これら本体部213c及びフランジ213bを貫くように設けられた軸受穴213aとを有している。本体部213c内には、図示しない複数のボールベアリングが収容されている。かかる構成の加圧ローラ用第1玉軸受け213は、図示のように、その軸受穴213aに加圧ローラ205の第1軸部205aが貫通せしめられながら、本体部213cが第1側板215に設けられた加圧ローラ軸受け用貫通穴215h内に係合せしめられることで、第1側板215に支持される。そして、フランジ213bが、第1側板215に対してネジ止め又は接着されることで、第1側板215に固定される。定着装置200に搭載された複数の軸受けのうち、後述するテンションローラ204用の軸受け以外は、加圧ローラ用第1玉軸受け213と同様の構成になっている。
図8は、第1側板215を示す側面図である。同図において、板状の第1支持部たる第1側板215には、弾性ローラ軸受け用貫通穴215a、弾性ローラ用スリット215b、加熱ローラ軸受け用貫通穴215c、加熱ローラ用スリット215dなどが形成されている。また、テンションローラ軸受け用貫通穴215e、テンションローラ用スリット215f、バネ収容穴215g、加圧ローラ軸受け用貫通穴215hなども形成されている。
図9は、テンションローラ204の第1軸部を受け止めるための第1軸受けであるテンションローラ用第1滑り軸受け211を、テンションローラ204の一端部とともに示す斜視図である。テンションローラ用第1滑り軸受け211は、テンションローラ204の第1軸部204aを回転自在に受け止めるための滑り軸受けであり、次のような構成になっている。即ち、ポリアセタール樹脂等の摩擦係数の比較的小さな材料からなり、その本体の上部には、半円柱状の軸受凹部211aが形成されている。また、その本体の両端部には、それぞれ鉛直方向に延在するガイド溝211b、211cが形成されている。また、その底部には、後述する図示しないコイルバネを係合せしめるためのバネ用突起211dが形成されている。そして、図示のように、半円柱状の軸受凹部211aにより、テンションローラ204の第1軸部204aを重力方向下方から受け止めて、軸受凹部211aの表面上で回転する第1軸部204aを滑らせる。なお、テンションローラ204の図示しない第2軸部を受け止めるためのテンションローラ用第2滑り軸受けも同様の構成になっている。
先に示した図8において、弾性ローラ軸受け用貫通穴215aは、図示しない弾性ローラの第1軸部を受け止めるための弾性ローラ用第1玉軸受けと係合してこれを支持するためのものある。そして、弾性ローラ用第1玉軸受け(図7の213)の本体部(213c)の外縁と同様に、円形の形状になっている。この弾性ローラ軸受け用貫通穴215aには、第1側板215の上端から延びている弾性ローラ用スリット215bが通じている。
加熱ローラ軸受け用貫通穴215cは、図示しない加熱ローラの第1軸部を受け止めるための加熱ローラ用第1玉軸受けと係合してこれを支持するためのものである。そして、図示しない加熱ローラ用第1玉軸受けの本体部の外縁と同様に、円形の形状になっている。この加熱ローラ軸受け用貫通穴215cには、第1側板215の上端から延びている加熱ローラ用スリット215dが通じている。
テンションローラ軸受け用貫通穴215eは、図示しないテンションローラの第1軸部を受け止めるためのテンションローラ用第1滑り軸受け(図9の211)と係合してこれをスライド移動可能に支持するためのものである。そして、上下方向に延在する矩形状に形成されている。このテンションローラ軸受け用貫通穴215eには、第1側板215の上端から延びているテンションローラ用スリット215fが通じている。
テンションローラ軸受け用貫通穴215eの下方には、それよりも幅広に形成された横長四角状のバネ収容穴215gが形成されており、その上端がテンションローラ軸受け用貫通穴215eの下端と連通している。
なお、図7を用いて既に説明したように、加圧ローラ軸受け用貫通穴215hは、加圧ローラ205の第1軸部205aを受け止めるための加圧ローラ用第1玉軸受け213と係合してこれを支持するためのものである。また、図示を省略したが、板状の第2支持部たる第2側板は、第1側板215と同様の構成になっている。これら側板については、それぞれ別体で成型してもよいし、ケーシングの底板、正面板、あるいは背面板とともに一体的に型抜きして折り曲げ加工してもよい。
以上の構成の定着装置において、ケーシングに対する定着ベルトや各ローラの組付は、以下のようにして行う。
まず、底板等を介して第1側板(215)、第2側板(216)を一体的に形成した場合には、両側板が既に所定の距離をおいて立設せしめられた状態になっているが、別体とした場合には、両側板を底板等に固定する。そして、互いに所定の距離をおいて対面させるように立設せしめる。次に、図10に示すように、テンションローラ用第1滑り軸受け211を第1側板215のバネ収容穴215gの中に挿入する。そして、その図中左側にあるガイド溝(図9の211b)を、バネ収容穴215gの図中左側内壁に係合せしめた後、テンションローラ用第1滑り軸受け211全体を上方に向けてスライド移動させる。すると、図11に示すように、バネ収容穴215gとテンションローラ軸受け用貫通穴215eとの連通部で、テンションローラ用第1滑り軸受け211の左右のガイド溝(図9の211b.c)にテンションローラ軸受け用貫通穴215eの左右の内壁が係合する。そして、テンションローラ用第1滑り軸受け211がテンションローラ軸受け用貫通穴215e内で、左右のガイド溝を左右の内壁に係合させながら上方に向けてスライド移動する。
このようにしてテンションローラ用第1滑り軸受け211をテンションローラ軸受け用貫通穴215e内にセットしたら、コイルバネをセットする。具体的には、図12に示すように、付勢手段たるコイルバネ217の下端部をバネ収容穴215gの下側内壁に設けられた突起に係合させた後、その上部を収縮させながらテンションローラ軸受け用貫通穴215e内に挿入する。そして、その上端部をテンションローラ用第1滑り軸受け211の下部に設けられた突起に係合させる。これにより、テンションローラ軸受け用貫通穴215e内のテンションローラ用第1滑り軸受け211が上方に向けて付勢されて、貫通穴の上端に突き当たる。
同様にして、図示しない第2側板に対して、テンションローラ用第2滑り軸受けとコイルバネとをセットする。そして、定着ベルトを2つの側板の上方に持っていく。このとき、図13に示すように、ベルト両端部をそれぞれ2つの側板の真上近くに位置させつつ、ベルト全体をぶら下げるような姿勢で定着ベルト201を持つ。そして、定着装置にセットする複数のローラのうち、横並び方向で図中最も左側にセットすべき加熱ローラ203を、定着ベルト201のループ内部に投入して、ループ内の下端に引っ掛ける。すると、加熱ローラ203の両端部の軸部が定着ベルト201の両端からそれぞれ突出する。次に、定着ベルトを下方に向けて移動させて、その下部を2つの側板の間に挿入していく。このとき、加熱ローラ203の図中手前側の端部にある第1軸部203aを第1側板215の加熱ローラ用スリット215dに差し込みつつ、図中奧側の端部にある図示しない第2軸部を第2側板の加熱ローラ用スリットに差し込む。そして、これら軸部をそれぞれ加熱ローラ用スリット内で重力方向下方に向けてスライド移動させていき、図14に示すように、それぞれの軸部をスリットに連通している加熱ローラ軸受け用貫通穴に落とし込む。これにより、定着ベルト201の下部が2つの側板間の中に挿入されるとともに、そのループ内にある加熱ローラ203が2つの側板間に架け渡される。
このようにして加熱ローラ203を架け渡したら、次に、定着装置にセットする複数のローラのうち、横並び方向で図中左側から数えて2番目に配設すべきテンションローラをセットする。具体的には、図15に示すように、定着ベルト201の全領域のうち、まだ2つの側板間に挿入されていない領域にて、テンションローラ204を定着ベルト201のループ内部に投入する。そして、その第1軸部204a、第2軸部を、それぞれ、第1側板215のテンションローラ用スリット215f、第2側板のテンションローラ用スリットに差し込む。次いで、それぞれの軸部をスリット内で下方に向けてスライド移動させるようにして、テンションローラを落とし込んでいく。すると、図16に示すように、第1軸部204a、第2軸部が、テンションローラ軸受け用貫通穴内の上端部に位置しているテンションローラ用第1滑り軸受け211、テンションローラ用第2滑り軸受けの軸受凹部に係合して、それに受け止められる。
このようにしてテンションローラ204を2つの側板間に架け渡したら、次に、定着装置にセットする複数のローラのうち、横並び方向で図中左側から数えて3番目に配設すべき弾性ローラをセットする。具体的には、図17に示すように、定着ベルト201の全領域のうち、まだ2つの側板間に挿入されていない領域にて、弾性ローラ202を定着ベルト201のループ内部に投入する。そして、弾性ローラ202を把持しながら、定着ベルト201の側板間未挿入領域を側板間に挿入するように、ベルト全体の姿勢を図中時計周り方向に傾けていく。このとき、適当なタイミングで、図18に示すように、弾性ローラ202の第1軸部202a、第2軸部を、それぞれ、第1側板215の弾性ローラ用スリット215b、第2側板の弾性ローラ用スリットに差し込む。そして、それぞれの軸部をスリット内で下方に向けてスライド移動させるようにして、弾性ローラ202と定着ベルト201の図中右側端部とを落とし込んでいく。
この後、定着ベルト201から手を放すと、図19に示すように、弾性ローラ202の軸部を弾性ローラ軸受け用貫通穴内に落とし込まずに、スリット内に留めるような位置で、弾性ローラ202が両側板間に架け渡される。定着ベルト201にそれほどテンションがかかっていない状態である。この状態で、加熱ローラ203の両端部の軸部にそれぞれ玉軸受けを取り付ける。具体的には、図20に示すように、第1側板215の加熱ローラ軸受け用貫通穴215cから側板外側に向けて突出している加熱ローラ203の第1軸部203aを、加熱ローラ用第1玉軸受け209の軸受穴に通す。そして、加熱ローラ用第1玉軸受け209の本体部を加熱ローラ軸受け用貫通穴に係合せしめる。同様にして、加熱ローラ203の図示しない第2軸部を加熱ローラ用第2玉軸受けの軸受穴に通しつつ、軸受けの本体部を第2側板の加熱ローラ軸受け用貫通穴に係合せしめる。
次に、弾性ローラ202の両端部に軸部にそれぞれ玉軸受けを取り付ける。このとき、弾性ローラ202を上側から下側に向けて手で押圧して、その軸部を弾性ローラ軸受け用貫通穴内まで落とし込む。この押圧により、定着ベルト201を介してテンションローラ204も図中下方に向けて押圧する。そして、コイルバネによって定着ベルト201に向けて付勢されているテンションローラ204やこれを受け止めている滑り軸受けを、図中下方に移動させる。このように移動させた状態で、弾性ローラ202の両端部の軸部に、それぞれ玉軸受けを取り付ける。すると、図21に示すように3本のローラが側板間に固定されるとともに、コイルバネによって付勢されるテンションローラ204が定着ベルト201のループ内面に当接して定着ベルト201にテンションを付与するようになる。
このようにして3本の張架ローラをセットするとともに定着ベルト201を張架したら、次に、図22に示すように、加圧ローラ205を側板間に架け渡した後、図23に示すように、その両端の軸部にそれぞれ玉軸受けを取り付ける。なお、第1側板215、第2側板においては、それぞれ加圧ローラ軸受け用貫通穴に通じるスリットを設けていないが、これは加圧ローラ205をベルトループ外側に配設するからである。ベルトループ外側に配設する加圧ローラ205については、定着ベルト201を張架した後であっても、ベルトと側板との間に腕を突っ込むことなく組み付けることが可能である。このため、両側板間の広いスペースに手を突っ込んで、加圧ローラ205を軸線方向よりも若干斜めに移動させながら、その両端部の軸をそれぞれ対応する貫通穴に通して、加圧ローラ205を容易に架け渡すことができる。但し、架け渡し操作をより容易にする目的で、加圧ローラ軸受け用貫通穴に対応するスリットをそれぞれの側板に設けてもよい。
これまで、側板の上端から、軸受けを係合せしめるための貫通穴に通じるスリットとして、その幅を貫通穴の径よりも小さくしたものを設けた例について説明したが、幅を貫通穴の径よりも大きくしてもよい。
また、スリットの幅を貫通穴の径と同じにしてもよい。この場合、スリットと貫通穴との境目を識別することが困難になるが、軸受けをスライド移動不能に貫通穴に係合せしめる場合には、軸受けの係止箇所を貫通穴とし、これよりも上部をスリットとみなすことが可能である。また、軸受けをスライド移動可能に貫通穴に係合せしめる場合には、軸受けのスライド移動範囲を貫通穴とし、それよりも上部の領域をスリットとみなすことが可能である。
また、スリットとして、貫通穴に向けて直線的に延びるものを設けた例について説明したが、途中で屈折しているものを設けてもよい。
また、スリットを貫通穴と一対一で対応させて設けた例について説明したが、1つのスリットを途中で複数に分岐させて、その分岐先のそれぞれに貫通穴を連通させてもよい。
また、電子写真方式によって画像を形成するプリンタに本発明を適用した例について説明したが、直接記録方式など、他の方式によって画像を形成する画像形成装置にも、本発明の適用が可能である。
また、定着装置200のベルト装置に本発明を適用した例について説明したが、中間転写ユニット15のベルト装置など、他のベルト装置にも本発明の適用が可能である。
以上、実施形態に係るプリンタにおいては、定着ベルト201を張架する3本の張架ローラのうち、少なくとも1本を、付勢手段たるコイルバネによって定着ベルト201に向けて付勢されながら定着ベルト201に対してそのローラ部を当接させてテンションを付与するテンションローラ204として構成している。かかる構成では、定着ベルト201にテンションを付与するためのテンションローラを定着ベルト201のループ内側に配設することになり、ループ外側に配設する場合に比べて、定着装置200の小型化を図ることができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、テンションローラ204を軸支する軸受け定着ベルト201に向けて付勢する付勢手段としてコイルバネを用いている。そして、定着装置にセットする複数の第1軸受けや第2軸受けのうち、テンションローラ204の軸部を受け止める第1軸受け、第2軸受けについては、それぞれ第1側板215、第2側板216のテンションローラ軸受け用貫通穴内でコイルバネによる付勢方向にスライド移動可能に保持させるようにしている。また、これら第1軸受け、第2軸受けとして、それぞれ、テンションローラ軸受け用貫通穴内にてテンションローラ用スリットとの連通部に向けて開口する半円形状の凹部である軸受凹部の表面上で軸部を滑らせながら受け止めるテンションローラ用第1滑り軸受け211、テンションローラ用第2滑り軸受け212を用いている。更に、これら滑り軸受けをスライド移動可能に保持するテンションローラ軸受け用貫通穴に連通しつつ、上記コイルバネを収容するバネ収容穴を、第1支持部たる第1側板215、第2支持部たる第2側板216にそれぞれ設けている。
このような構成では、次に説明する理由により、テンションローラ204の側板からの落下によって定着ベルト201や各張架ローラの組付をはじめからやり直さなければならなくなるといった事態を回避することができる。即ち、テンションローラ204の第1軸部204a、第2軸部204bを受け止めさせる軸受けについては、それぞれ付勢手段による付勢方向に移動可能にする必要があることから、これら軸受けを保持するための貫通穴については、付勢方向にある程度の距離をもって延在させるように比較的長くしなければならない。このような長形状の貫通穴にテンションローラ204の両端部の軸部をそれぞれ引っ掛けてテンションローラ204を架け渡した後、一方の軸部に対して軸受けや付勢手段を取り付けたとする。すると、その一方の軸部や軸受けを付勢手段の付勢によって長形状の貫通穴内を大きくスライド移動させるにもかかわらず、もう一方の軸受けについては長形状の貫通穴の下端に位置させたままとなる。この結果、テンションローラ204の姿勢を大きく傾ける。そして、もう一方の軸部を側板から離脱させてしまうことになる。そこで、実施形態に係るプリンタにおいては、既に述べたように、テンションローラ用第1滑り軸受け211、テンションローラ用第2滑り軸受け212、及びこれらの付勢手段たるコイルバネをそれぞれセットした状態で、それら滑り軸受けを、それぞれその軸受凹部の窪み開口をスリットに向けた姿勢にて貫通穴内で待機させ得る構成にしている。これにより、スリット内を重力方向にスライド移動してきたテンションローラ204の第1軸部204a、第2軸部204bを、それぞれ対応する滑り軸受け(211、212)で受け止めさせて、軸部の離脱を回避することができる。
また、実施形態に係るプリンタにおいては、コイルバネとして、図12等に示したように、自然長がバネ収容穴215gにおけるバネ延在方向(図中上下方向)の長さよりも大きいものを用い、収縮していない状態のコイルバネの先端側を、滑り軸受けをスライド移動可能に保持するテンションローラ軸受け用貫通穴内に進入させる状態でコイルバネをバネ収容穴215g内に固定している。かかる構成では、テンションローラ軸受け用貫通穴(215e)内の滑り軸受けをコイルバネによって確実に付勢して、ローラ組み付けの際の貫通穴内からの軸受けの脱落を回避することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタのY用のプロセスカートリッジと、その周囲とを示す拡大構成図。 側面カバーを開いた状態の同プリンタの反転搬送ユニット及び筺体を示す拡大構成図。 揺動支持体を側面カバーから離間する第2位置に揺動させた状態の同反転搬送ユニット及び筺体を示す拡大構成図。 定着装置が着脱される同反転搬送ユニット及び筺体を示す拡大構成図。 同定着装置を示す平面図。 同定着装置の加圧ローラの一端部と、第1側板と、加圧ローラ用第1玉軸受けとを示す斜視図。 同第1側板を示す側面図。 同定着装置のテンションローラの一端部と、テンションローラ用第1滑り軸受けとを示す斜視図。 同第1側板のバネ収容穴へのテンションローラ用第1滑り軸受けの挿入操作を説明するための側面図。 同テンションローラ用第1滑り軸受けのテンションローラ軸受け用貫通穴への係合操作を説明するための側面図。 同バネ収容穴へのコイルバネのセット操作を説明するための側面図。 同定着装置のケーシングの上方で定着ベルトを用意する操作を説明するための側面図。 同定着装置の第1側板と第2側板との間に加熱ローラを架け渡す操作を説明するための側面図。 両側板間に同テンションローラを架け渡す直前の操作を説明するための側面図。 同テンションローラを架け渡す操作を説明するための側面図。 両側板間に弾性ローラを架け渡す直前の操作を説明するための側面図。 同弾性ローラを架け渡す操作を説明するための側面図。 3本の張架ローラを架け渡した状態の同第1側板を示す側面図。 加熱ローラ用第1玉軸受けを取り付けた状態の同第1側板を示す側面図。 弾性ローラ用第1玉軸受けを取り付けた状態の同第1側板を示す側面図。 両側板間に加圧ローラを架け渡す操作を説明するための側面図。 加圧ローラ用第1玉軸受けを取り付けた状態の同第1側板を示す側面図。
符号の説明
6Y,M,C,K プロセスカートリッジ(可視像記録手段の一部)
7 露光装置(可視像記録手段の一部)
15 転写ユニット(可視像記録手段の一部)
200 定着装置
201 定着ベルト(ベルト部材)
202 弾性ローラ(張架ローラ)
202a 第1軸部
202b 第2軸部
203 加熱ローラ(張架ローラ、加熱手段)
203a 第1軸部
203b 第2軸部
204 テンションローラ(張架ローラ)
204a 第1軸部
204b 第2軸部
205 加圧ローラ(圧接手段)
207 弾性ローラ用第1玉軸受け(第1軸受け)
208 弾性ローラ用第2玉軸受け(第2軸受け)
209 加熱ローラ用第1玉軸受け(第1軸受け)
210 加熱ローラ用第2玉軸受け(第2軸受け)
211 テンションローラ用第1滑り軸受け(第1軸受け)
212 テンションローラ用第2滑り軸受け(第2軸受け)
215 第1側板(第1支持部)
215a 弾性ローラ軸受け用貫通穴
215b 弾性ローラ用スリット
215c 加熱ローラ軸受け用貫通穴
215d 加熱ローラ用スリット
215e テンションローラ軸受け用貫通穴
215f テンションローラ用スリット
215g バネ収容穴
216 第2側板(第2支持部)
217 コイルバネ

Claims (4)

  1. 無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラと、これら張架ローラにおけるローラ部の一端から突出する第1軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第1軸受けと、これら張架ローラにおけるローラ部のもう一端から突出する第2軸部をそれぞれ個別且つ回転自在に受け止める複数の第2軸受けと、該第1軸受け及び第2軸受けを支持する支持体とを備え、
    該支持体が、それぞれの張架ローラの軸線方向と直交する方向に延在する板状の第1支持部によって複数の第1軸受けを支持するとともに、該軸線方向と直交する方向に延在する板状の第2支持部によって複数の第2軸受けを支持するものであり、
    板状の該第1支持部が、板厚み方向に貫通する複数の貫通穴にそれぞれ上記第1軸受けを係合させて支持するものであり、
    且つ、板状の該第2支持部が、板厚み方向に貫通する複数の貫通穴にそれぞれ上記第2軸受けを係合させて支持するものであるベルト装置において、
    上記第1支持部及び第2支持部として、それぞれ、板面方向の一端から上記貫通穴に向けて延び且つ該貫通穴に通じるスリットを全ての上記貫通穴それぞれに対応させて設けたものを用い
    複数の上記張架ローラのうちの少なくとも1つを、コイルバネによって上記ベルト部材に向けて付勢されながら該ベルト部材に対して上記ローラ部を当接させてテンションを付与するテンションローラとして構成し、
    複数の上記第1軸受けや第2軸受けのうち、該テンションローラの軸部を受け止める第1軸受け及び第2軸受けについては、それぞれ上記貫通穴内で該コイルバネによる付勢方向にスライド移動可能に保持させるようにし、これら第1軸受け及び第2軸受けとして、それぞれ、該貫通穴内にて上記スリットとの連通部に向けて開口する半円形状の凹部の表面上で軸部を滑らせながら受け止める滑り軸受けを用い、
    これら滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴に連通しつつ該コイルバネを収容するバネ収容穴を上記第1支持部及び第2支持部にそれぞれ設け、
    且つ、該テンションローラに対してベルト移動方向の上流側で隣り合っている上記張架ローラと、該テンションローラに対してベルト移動方向の下流側で隣り合っている上記張架ローラとをそれぞれ、上記第1支持部の上記貫通穴に固定した上記第1軸受けと、上記第2支持部の上記貫通穴に固定した上記第2軸受けとで支持したことを特徴とするベルト装置
  2. 請求項のベルト装置において、
    上記コイルバネとして、自然長が上記バネ収容穴におけるバネ延在方向の長さよりも大きいものを用い、収縮していない状態の該コイルバネの先端側を、上記滑り軸受けをスライド移動可能に保持する貫通穴内に進入させる状態で該コイルバネを該バネ収容穴内に固定したことを特徴とするベルト装置。
  3. 無端状のベルト部材と、該ベルト部材のループ内側に配設されて該ベルト部材を張架する複数の張架ローラとを有するベルト装置と、
    該ベルト部材を加熱する加熱手段と、
    記録部材を該ベルト部材のおもて面に圧接せしめる圧接手段とを備え、
    該記録部材を加熱して該記録部材の表面に可視像を定着せしめる定着装置において、
    上記ベルト装置として、請求項1又は2のベルト装置を用いたことを特徴とする定着装置。
  4. 記録部材に可視像を記録する可視像記録手段と、該記録部材に該可視像を定着せしめる定着手段とを備える画像形成装置において、
    上記定着手段として、請求項の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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