JP4363110B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4363110B2
JP4363110B2 JP2003273852A JP2003273852A JP4363110B2 JP 4363110 B2 JP4363110 B2 JP 4363110B2 JP 2003273852 A JP2003273852 A JP 2003273852A JP 2003273852 A JP2003273852 A JP 2003273852A JP 4363110 B2 JP4363110 B2 JP 4363110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
intermediate transfer
process cartridge
main body
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003273852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005037634A (ja
Inventor
宏樹 柴
和弘 齊藤
聡人 芹沢
克美 春本
巌 栗城
功 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003273852A priority Critical patent/JP4363110B2/ja
Publication of JP2005037634A publication Critical patent/JP2005037634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4363110B2 publication Critical patent/JP4363110B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、静電潜像を形成しトナーで現像してトナー像を形成し、そのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式の複写機やプリンタあるいはファクシミリなどに用いられる画像形成装置では、感光体を帯電させ像露光によりその感光体表面に静電潜像を形成し、トナーで現像することによりトナー像を形成し、その形成されたトナー像を直接に、あるいは例えば中間転写体を介在させて、最終的に記録媒体上に転写して定着することによりその記録媒体上に画像を形成する。
ここで、画像形成装置を構成する転写処理部を搭載した架台を、画像形成装置の本体部に対しカム機構で着脱方向について位置決めする技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、画像形成装置を構成する本体カバーの開閉に連動して感光体や中間転写体を位置決めする技術が提案されている(特許文献2参照)。
さらに、感光体ドラム上に転写されるトナー像を記録媒体に転写するための転写ドラムをユニット化し、ユニット化された転写ドラムを画像形成装置から抜き取り可能にするとともに感光体に対して接離自在に支持する技術が提案されている(特許文献3参照)。
特開平6−83215号公報 特開2002−351283号公報 特開平3−171072号公報
上記特許文献1に提案された技術は、画像形成装置の本体部に対して転写処理部を搭載した架台を着脱方向について位置決めする技術である。ここで、感光体と中間転写体が分離可能に備えられた画像形成装置においては、上記着脱方向についての位置決め技術に加え、感光体と中間転写体との相対関係についての位置決め技術も必要とされるが、この特許文献1には感光体と中間転写体との相対関係についての位置決め技術は開示されていない。
また、特許文献2に提案された、本体カバーの開閉に連動して感光体や中間転写体を位置決めする技術では、A4サイズ程度の記録媒体上に画像形成を行なう小型の画像形成装置においては、本体カバーの開閉は比較的小さな操作力で済むものの、A3サイズ以上の記録媒体上に画像形成を行なう大型の画像形成装置装置においては、本体カバーの開閉は比較的大きな操作力が必要とされるという問題がある。
さらに、特許文献3に提案された技術では、感光体と転写ドラムの離反位置は規定されるものの、その位置の規定にあたり、感光体の位置を移動することなく、転写ドラムを支持する支持部材をカムで押圧して規定するものであり、従って高い精度で位置決めすることは困難である。また、支持部材を押圧するものであるため、回転体の軸を直接押圧する場合と比較し、やはり高い精度で位置決めすることは困難である。
本発明は、上記事情に鑑み、装置本体に対する感光体および中間転写体の位置決めと、それら感光体と中間転写体との相対関係についての位置決めを、簡単な操作で且つ高精度に行なうことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、静電潜像を形成しトナーで現像してトナー像を形成し、そのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
回転しながら静電潜像が形成され現像によりトナー像が形成される感光体が配備された感光体ユニットと、回転しながらその感光体からトナー像の転写を受ける中間転写体が配備された中間転写体ユニットとを有し、その感光体ユニットはその中間転写体ユニットに対し分離、結合自在であって、その感光体ユニットがその中間転写体ユニットに対し仮配置された状態で装着、引出し自在に回転軸方向にスライドされるプロセスカートリッジ、および
上記プロセスカートリッジのスライド装着を受けてそのプロセスカートリッジを所期の動作位置に支持する本体部筐体を備え、
上記プロセスカートリッジは、
上記本体部筐体への装着および装着解除用の操作子と、
このプロセスカートリッジが上記本体部筐体内へスライドされた状態における上記操作子の装着方向への操作により、このプロセスカートリッジを上記本体部筐体に対し位置決めすると同時に上記感光体ユニットを上記中間転写体ユニットに対し位置決めし、上記操作子の装着解除方向への操作により、このプロセスカートリッジの上記本体部筐体に対する位置決めを解除してそのプロセスカートリッジを上記本体部筐体から引出し自在な状態にすると同時に上記感光体ユニットの上記中間転写体ユニットに対する位置決めを解除してその感光体ユニットをその中間転写体ユニットに対し仮配置された状態にする位置決め部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、操作子の装着方向への操作により、プロセスカートリッジを本体部筐体に対し位置決めすると同時に感光体ユニットを中間転写体ユニットに対し、位置決め部材で位置決めするものであるため、本体部筐体に対する感光体および中間転写体の位置決めと、それら感光体と中間転写体との相対関係についての位置決めを、1回の操作で同時に行なうことができる。また、これらの位置決めは、後述する実施形態で説明するような位置決め部材を用いて行なわれるため、高精度に行なうことができる。一方、操作子の装着解除方向への操作により、プロセスカートリッジの本体部筐体に対する位置決め解除と同時に感光体ユニットの中間転写体ユニットに対する位置決め解除を行なうものであるため、これらの解除を1回の操作で行なうことができる。
ここで、上記本体部筐体が、上記プロセスカートリッジ位置決め用の、そのプロセスカートリッジ引出し方向に突出した位置決めピンを備え、
上記中間転写体ユニットが、上記中間転写体を回転軸両側で支持する一対の支持板を備えるとともに、そのプロセスカートリッジ引出し方向前方の第1の支持板が、上記本体部筐体内へスライドされたときに上記位置決めピンが貫入する位置決め孔と上記感光体ユニットの仮配置を受ける感光体ユニット受け部とを有し、
上記操作子は、上記第1の支持板に回動自在に軸支され、装着方向およびその装着方向とは逆方向である装着解除方向に回動操作させる取っ手部材であり、
上記位置決め部材は、上記取っ手部材の回動操作に連動して上記第1の支持板上を摺動し、上記取っ手部材の上記装着方向への回動操作に連動した摺動により上記位置決め孔に貫入した上記位置決めピンを上記第1の支持板に固定することにより上記プロセスカートリッジを上記本体部筐体に位置決めすると同時に、上記感光体ユニットの上記感光体ユニット受け部に仮配置された部分をその感光体ユニット受け部に位置決めする摺動部材であることが好ましい。
このように、本体部筐体に上記位置決めピンを備えるとともに、操作子として上記取っ手部材を備え且つ位置決め部材として上記摺動部材を備えると、プロセスカートリッジを本体部筐体に一層簡単に且つ高精度に位置決めすることができる。
また、上記摺動部材は、カム機構により、上記取っ手部材の回動操作に連動した摺動を行なうものであるも好ましい態様である。
このようにすると、取っ手部材の回動操作に連動して摺動部材を簡単に摺動させることができる。
さらに、上記取っ手部材に取り付けられその取っ手部材に対し上記プロセスカートリッジのスライド方向にスライド自在であるとともにそのプロセスカートリッジの上記本体部筐体内への収容方向に付勢された軸部材を備え、
上記第1の支持板が、上記取っ手部材が装着方向に回動された状態における上記軸部材先端部を受け入れてその取っ手部材を装着方向に回動された状態に保持する軸部材保持部を有し、
上記軸部材が、上記プロセスカートリッジの上記本体部筐体からの引出し方向への操作を受けて上記軸部材保持部との係合を解除するための指掛り部を備えたものであることも好ましい。
このようにすると、取っ手部材の軸部材先端部が第1の支持板の軸部材保持部に受け入れられるため、プロセスカートリッジを本体部筐体に対して簡単に位置決めすることができる。また、指掛り部により、上記軸部材先端部と軸部材保持部との係合が解除されるため、プロセスカートリッジを本体部筐体に対して簡単に位置決め解除することができる。
また、上記感光体ユニットおよび上記中間転写体ユニットは、それぞれ、上記感光体および上記中間転写体が複数個ずつ配備されたものであることが好ましい。
このようにすると、複数個の感光体および複数個の中間転写体を同時に位置決めしたりその位置決めを解除したりすることができる。
さらに、上記中間転写体ユニットに仮配置された状態の上記感光体ユニットはその中間転写体ユニットに対し揺動する状態にあり、上記本体部筐体は、上記感光体ユニットの、上記プロセスカートリッジのその本体部筐体への収納方向先端部を受け入れてその先端部を支持する感光体ユニット支持部を有するとともに、その感光体ユニット支持部に隣接した位置に、揺動する感光体ユニットの上記先端部を受け止める感光体ユニット受止部を有することも好ましい。
このように、本体部筐体が上記感光体ユニット受止部を有すると、中間転写体ユニットに対し揺動する状態にある感光体ユニットの収容方向先端部が上記感光体ユニット受止部で受け止められるため、感光体ユニットを中間転写体ユニットに対して簡単に位置決めすることができる。また、現像装置など隣接する部材に感光体がぶつかることを防ぐことができる。
本発明の画像形成装置では、操作子の装着方向への操作により、プロセスカートリッジを本体部筐体に対し位置決めすると同時に感光体ユニットを中間転写体ユニットに対し、位置決め部材で位置決めするものであるため、本体部筐体に対する感光体および中間転写体の位置決めと、それら感光体と中間転写体との相対関係についての位置決めを、簡単な操作で且つ高精度に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の画像形成装置をフロント側から見たときの概略構成図、図2は、図1に示す画像形成装置の要部の構成図である。
図1に示す画像形成装置100は、静電潜像を形成しトナーで現像してトナー像を形成し、そのトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置である。具体的には、この画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、ブラック(K)及びシアン(C)の各色毎の作像エンジンを並列的に配置してなる所謂タンデム型のプリンタであり、単色の画像をプリントすることができるほか、かかる4色のトナー像からなるフルカラーの画像をプリントすることができる。
図1に示す画像形成装置100には、プロセスカートリッジ101および本体部筐体102が備えられている。
プロセスカートリッジ101は、図2に示すように、回転しながら静電潜像が形成され現像によりトナー像が形成される感光体11Y,11M,11K,11Cが配備された感光体ユニット1と、回転しながら感光体11Y,11M,11K,11Cからトナー像の転写を受ける中間転写体21,22とそれらの中間転写体21,22からトナー像の転写を受けるもう1つの中間転写体23とが配備された中間転写体ユニット2を有する。詳細は後述するが、感光体ユニット1は、中間転写体ユニット2に対し分離、結合自在であって、このプロセスカートリッジ101は、感光体ユニット1が中間転写体ユニット2に対し、仮配置された状態で装着、引出し自在に回転軸方向にスライドされる。本体部筐体102は、プロセスカートリッジ101のスライド装着を受けて、プロセスカートリッジ101を所期の動作位置に支持する。
また、画像形成装置100には、露光ユニット3、現像ユニット4、給紙ユニット5、および定着ユニット6が、図1に示すような位置関係で配置されている。
露光ユニット3は、感光体ユニット1を構成する感光体11Y,11M,11K,11Cに静電潜像を書き込むためのものであり、内部に不図示の半導体レーザ等の光源や、その光源から画像情報に基づいて発せられるビーム光Bmを対応する感光体11Y,11M,11K,11C上に導いて走査露光するためのポリゴンミラー、反射鏡、各種レンズ等からなる光学系部品等が適宜配置されている。この露光ユニット3は、上記ビーム光Bmを現像ユニット4の隙間を通して感光体11Y,11M,11K,11C上に走査露光する。これにより、感光体11Y,11M,11K,11C上に所定の表面電位からなる静電潜像が形成される。
現像ユニット4には、図2に示すように、感光体11Y,11M,11K,11Cと対向するような状態で配置された現像装置41Y,41M,41K,41Cが備えられている。現像装置41Y,41M,41K,41Cは、いずれも、所謂磁気ブラシ現像方式を採用するものであり、その装置内部にはトナーとキャリアを含む二成分現像剤が収容されている。また、現像装置41Y,41M,41K,41Cは、感光体11Y,11M,11K,11Cに所定の微小間隔を保って近接対向し回転する現像ロール42Y,42M,42K,42Cを備えており、上記現像剤が現像ロール42Y,42M,42K,42C上に磁気ブラシを形成し、これら現像ロール42Y,42M,42K,42Cの回転に伴って感光体11Y,11M,11K,11Cを摺擦する。また、現像ロール42Y,42M,42K,42Cには、交流成分に直流成分を重畳した現像バイアス電圧が印加されており、これにより感光体11Y,11M,11K,11C上に形成された静電潜像のみにトナーが静電的に付着されてトナー像が形成される。
図1に示す給紙ユニット5には、複数枚の記録用紙Pを積み重ねて収容する給紙トレイ51と、この給紙トレイ51から記録用紙Pを1枚ずつ繰り出す繰出機構52が備えられている。
定着ユニット6には、加熱ロール61と、加圧ロール62と、用紙排出ロール63とが備えられている。
また、この画像形成装置100には、給紙ユニット56から繰り出された記録用紙Pを搬送する用紙搬送ロール71と、記録用紙Pの搬送タイミングを整えるレジストロール72と、中間転写体23上のトナー像を記録用紙P上に転写する転写ロール73と、記録用紙Pを装置外部に排出する用紙排出ロール74と、排出された用紙を蓄える排紙部75とが備えられている。
さらに、この画像形成装置100には、各色のトナーが収容されたトナーカートリッジ81Y,81M,81K,81Cが備えられている。
また、図2に示すように、感光体11Y,11M,11K,11Cの周面には、それらの感光体11Y,11M,11K,11Cの表面を所定の背景部電位に帯電させる帯電ロール12Y,12M,12K,12Cと、前述した現像装置41Y,41M,41K,41Cと、感光体11Y,11M,11K,11Cの周面に残留付着するトナー等を一時的に保持する各トナー仮保持用ブラシロール13Y,13M,13K,13Cとがいずれも回転可能に取り付けられている。このトナー仮保持用ブラシロール13Y,13M,13K,13Cは、一時的に保持されたトナーを所定のタイミングで感光体11Y,11M,11K,11C上に放出する。この感光体11Y,11M,11K,11C上に放出されたトナーは、回収ロール25a,25b,25cで回収される。
感光体11Y,11M,11K,11Cは、そのいずれもが有機感光材料等からなる感光層が形成された同じ外径の円筒状のドラムからなるものである。
また、帯電ロール12Y,12M,12K,12Cは、いずれも、金属製のロール体の周囲に導電性の弾性発泡体を一定の厚さに被覆形成してなるものであって、その弾性発泡体層が感光体11Y,11M,11K,11Cの表面に当接するように、図示しない支持フレームに回転可能に取り付けられている。また、帯電ロール12Y,12M,12K,12Cは、上記ロール体に帯電用電圧としてのDC電圧が印加されて、その弾性発泡体層と感光体11Y,11M,11K,11Cの周面との間における微小間隙で放電を発生させることにより、感光体11Y,11M,11K,11Cの周面を帯電させるようになっている。
また、トナー仮保持用ブラシロール13Y,13M,13K,13Cには、金属製のロール体の周囲に複数のブラシ毛が所定の分布密度となるように植設されている。これらのトナー仮保持用ブラシロール13Y,13M,13K,13Cは、図示しない支持フレームに回転可能に取り付けられている。
さらに、図2に示す中間転写体21,22,23の周面には、各中間転写体21,22,23の周面に残留付着するトナー等を一時的に保持するトナー仮保持用ブラシロール24a,24b,24cが回転可能に取り付けられている。一時的に保持されたトナーは、所定のタイミングで中間転写体21,22,23の周面に戻される。中間転写体21,22,23の周面には、中間転写体21,22,23の周面に残留付着するトナーを回収する回収ロール25a,25b,25cが回転可能に取り付けられており、この回収ロール25a,25b,25cでは、中間転写体21,22,23の周面に残留付着するトナーが回収されるだけでなく、さらに一旦トナー仮保持用ブラシロール24a,24b,24cに保持された後中間転写体21,22,23上に戻されたトナー及びトナー仮保持用ブラシロール13Y,13M,13K,13Cから感光体に戻されたトナーも回収される。
中間転写体21,22,23は、そのいずれも鉄、アルミニウム等からなる同じ外径の金属パイプに導電性シリコーンゴム等からなる厚さ0.1mm〜10mm程度の低抵抗弾性層(抵抗値:102〜103Ω)を被覆したうえで、さらにその低抵抗弾性層の表面にフッ素ゴム等からなる厚さ3μm〜100μmの高離型層(抵抗値:105〜1013Ω程度)を形成してなるドラム本体を回転支軸に支持した構造からなるものである。これらの中間転写体21,22,23は、各回転支軸が図示しない支持フレームに上下方向に所定の間隔をあけて平行するような状態で軸受けを介して回転可能に取り付けられている。
また、中間転写体21,22には、それら中間転写体21,22に感光体11Y,11M,感光体11K,11C上のトナー像を静電的にそれぞれ一次転写させるため、それら中間転写体21,22本体の表面電位を所定の電位(例えば+250V〜+500V程度)に保つための第1転写バイアスが不図示のバイアス電源から回転軸を介して印加されるようになっている。また、中間転写体23には、その中間転写体23に上記中間転写体21,22上のトナー像を静電的にそれぞれ二次転写させるために、その中間転写体23本体の表面電位を所定の電位(例えば+600V〜+1200V程度)に保持するための第2転写バイアスが不図示のバイアス電源から回転軸を介して印加されるようになっている。
トナー仮保持用ブラシロール24a,24b,24cは、感光体ユニット2に使用しているトナー仮保持用ブラシロール13Y,13M,13K,13Cと同じ構成のものであり、中間転写体21,22,23に接触して回転するように取り付けられている。
回収ロール25a,25b,25cは、中間転写体21,22,23に接触して回転する金属ロールであって、中間転写体21,22,23上の不要なトナーを静電的に吸着し得るバイアス電圧が印加されるバイアスロールである。この回収ロール25a,25b,25cに吸着され回収された廃トナーは、この回収ロール25a,25b,25cに当接したクリーニングブレードで掻き取られて搬送され、図示しない廃トナー回収容器に回収される。
このように構成された画像形成装置100におけるカラー画像の形成は、概略、次のようにして行なわれる。
先ず、感光体ユニット1において4つの感光体11Y,11M,11K,11Cが帯電ロール12Y,12M,12K,12Cにより一様に帯電された後、その帯電された各感光体11Y,11M,11K,11Cの表面に露光ユニット3から各色に対応した各レーザビーム光BmY,BmM,BmK,BmCが照射されて各色の静電潜像が形成される。次いで、各感光体11Y,11M,11K,11C上の静電潜像は、現像ユニット4を構成する各現像装置41Y,41M,41K,41Cによってそれぞれ現像されて各色のトナー像として可視化される。
続いて、各感光体11Y,11M,11K,11C上に形成された各色のトナー像は、中間転写体21、22上に静電的に一次転写される。即ち、感光体11Y,11Mに形成されたイエローおよびマゼンタのトナー像はマゼンタ、イエローの順で中間転写体21上に、感光体11K,11Cに形成されたブラックおよびシアンのトナー像はシアン、ブラックの順で中間転写ドラム22上にそれぞれ重ね合わせられるように順次転写される。これにより、中間転写体21上にはマゼンタのトナー像とイエローのトナー像とからなる多重トナー像か形成され、一方中間転写体22上にはシアンのトナー像とブラックのトナー像とからなる多重トナー像が形成される。
続いて、中間転写体21,22上にそれぞれ形成された各多重トナー像は、中間転写体23上に静電的に二次転写される。これにより、中間転写体23上には、中間転写体21上のトナー像(下層側からM,Y)と中間転写ドラム22上のトナー像(下層側からC,K)とがこの順にそれぞれ転写されて下層側からY,M,K,Cの順で重ね合わされてなる多重トナー像が形成される。次いで、この4色からなる多重トナー像は、中間転写ドラム23の回転に伴って転写ロール73と圧接する最終転写部に向けて搬送される。
このようなトナー像の形成に合わせて上記最終転写部に向けて給紙ユニット5から所定のタイミングで記録用紙Pが供給される。即ち、収容トレイ51に収容された記録用紙Pが1枚だけ所定のタイミングで繰出機構52,用紙搬送ロール71,レジストロール72を経由して最終転写部に送り込まれる。これにより、中間転写体23上の4色(Y,M,K,C)のトナー像は、その最終転写部において、記録用紙P上に、加圧された状態で静電的に転写される。
次いで、この4色のトナー像が転写された記録用紙Pが定着ユニット6に送られ、その定着ユニット6を構成する加熱ロール61と加圧ロール62との間の定着ニッブ部を通過することにより加熱および加圧されて定着処理され、その後、最終的に排紙部75に排出される。以上のような一連の画像形成プロセスが実行されることにより、1枚の記録用紙P上にフルカラー画像が形成される。
図3は、図1,図2に示す画像形成装置をフロント側から見た概略斜視図である。
図3には、感光体11Y,11M,11K,11Cが配備された感光体ユニット1および中間転写体21,22,23が配備された中間転写体ユニット2を備えたプロセスカートリッジ101が示されている。この図3に示すように、感光体ユニット1は中間転写体ユニット2に対し矢印A方向に分離、結合自在であって、感光体ユニット1が中間転写体ユニット2に対し仮配置された状態で矢印B方向に装着、引出し自在にスライドされる。
また、本体部筐体102には、プロセスカートリッジ101の位置決め用の、プロセスカートリッジ101の引出し方向(この図3の手前方向)に突出した位置決めピン102_1が備えられている。さらに、本体部筐体102には、詳細は後述する、感光体11Y,11M,11K,11Cの収容方向先端部を受け入れてそれら先端部を支持する感光体ユニット支持部102_2Y,102_2M,102_2K,102_2Cが設けられている。
また、中間転写体ユニット2には、中間転写体21,22,23を回転軸両側で支持する一対の支持板2_1,2_2が備えられている。支持板2_1(本発明にいう第1の支持板の一例に相当)には、後述する摺動部材2_3が配備されている。
さらに、中間転写体ユニット2には、プロセスカートリッジ101の引出し方向前方の支持板2_1が、本体部筐体102内へスライドされたときに位置決めピン102_1が貫入する位置決め孔2_1aと感光体ユニット1の仮配置を受ける感光体ユニット受け部2_4が備えられている。
プロセスカートリッジ101には、本体部筐体102への装着および装着解除用の操作子である取っ手部材110が備えられている。
ここで、上記摺動部材2_3は、本発明にいう位置決め部材の役割を担うものであり、プロセスカートリッジ101が本体部筐体102内へスライドされた状態における取っ手部材110の装着方向(この図3の時計方向)への操作により、プロセスカートリッジ101を本体部筐体102に対し位置決めすると同時に感光体ユニット1を中間転写体ユニット2に対し位置決めする。また、取っ手部材110の装着解除方向(この図3に示す状態)への操作により、プロセスカートリッジ101の本体部筐体102に対する位置決めを解除してプロセスカートリッジ101を本体部筐体102から引出し自在な状態にすると同時に感光体ユニット1の中間転写体ユニット2に対する位置決めを解除して感光体ユニット1を中間転写体ユニット2に対し仮配置された状態にする部材である。具体的には、この摺動部材2_3は、取っ手部材110の回動操作に連動して支持板2_1上を摺動し、取っ手部材110の上記装着方向への回動操作に連動した摺動により位置決め孔2_1aに貫入した位置決めピン102_1を支持板2_1に固定することによりプロセスカートリッジ101を本体部筐体102に位置決めする部材である。
このように、本実施形態の画像形成装置100は、取っ手部材110の装着方向への操作により、プロセスカートリッジ101を本体部筐体102に対し位置決めすると同時に感光体ユニット1を中間転写体ユニット2に対し、摺動部材2_2で位置決めするものであるため、本体部筐体102に対する感光体11Y,11M,11K,11Cおよび中間転写体21,22,23の位置決めと、それら感光体11Y,11M,11K,11Cと中間転写体21,22,23との相対関係についての位置決めを、1回の操作で同時に行なうことができる。また、取っ手部材110の装着解除方向への操作により、プロセスカートリッジ101の本体部筐体102に対する位置決め解除と同時に感光体ユニット1の中間転写体ユニット2に対する位置決め解除を行なうものであるため、これらの解除を1回の操作で行なうことができる。
図4は、図3に示す中間転写体ユニットに対し感光体ユニットが仮配置された状態を示す図である。
図4には、中間転写体ユニット2を構成する支持板2_1と、その支持板2_1上に配備された摺動部材2_3と、取っ手部材110とが示されている。摺動部材2_3は、取っ手部材110の突起部110aと摺動部材2_3の受け部2_3aからなるカム機構により、取っ手部材110の回動操作に連動した摺動を行なう。
また、図4に示す支持板2_1には、感光体11Y,11M,11K,11Cの引出し方向先端部11Ya,11Ma,11Ka,11Caが仮配置された切欠部2_11Y,2_11M,2_11K,2_11Cと、回動部材2_12Y,2_12M,2_12K,2_12Cと、バネ部材2_13Y,2_13M,2_13K,2_13Cとが備えられている。回動部材2_12Y,2_12M,2_12K,2_12Cは、バネ部材2_13Y,2_13M,2_13K,2_13Cにより付勢されている。
さらに、図4に示す摺動部材2_3には、前述した、本体部筐体102に備えられた位置決めピン102_1が貫入する位置決め孔2_1aに重なるように孔2_3bが設けられている。この孔2_3bの内部には、U字状部材2_31が配備されている。ここで、位置決めピン102_1およびU字状部材2_31の構成について、図5を参照して説明する。
図5は、図4に示す位置決めピンおよびU字状部材を拡大して示す斜視図である。
図4および図5に示す孔2_3bには、本体部筐体102に備えられた位置決めピン102_1が貫入している。この位置決めピン102_1は、中央の円筒部102_1aと、その円筒部102_1aの両側に突出した突出部102_1b,102_1cから構成されている。また、孔2_3b内の、位置決めピン102_1の下部には、U字状部材2_31が設けられている。このU字状部材2_31は、本体部2_31aと、本体部2_31aから延びてくさび状に形成された先端部2_31b,2_31cから構成されている。中間転写体ユニット2に対し感光体ユニット1が仮配置された状態では、この図5に示すように、位置決めピン102_1の突出部102_1b,102_1cは、U字状部材2_31の先端部2_31b,2_31cよりも上方に位置している。
図6は、取っ手部材の回動操作により中間転写体ユニットに対し感光体ユニットが位置決めされた状態を示す図、図7は、図6に示す位置決めピンおよびU字状部材を拡大して示す斜視図である。
取っ手部材110が矢印C方向に回動操作される。すると、取っ手部材110の突起部110aが摺動部材2_3の受け部2_3aに当接することにより、摺動部材2_3が、この図4の上方向に摺動する。すると、U字状部材2_31も上方向に移動し、図7に示すように、U字状部材2_31の先端部2_31b,2_31cが位置決めピン102_1の突出部102_1b,102_1cを飛び越えて、U字状部材2_31の本体部2_31aが位置決めピン102_1の突出部102_1b,102_1cに当接する。
このように、本実施形態の画像形成装置100では、本体部筐体102に対するプロセスカートリッジ101の位置決めが、本体部筐体102に備えられた位置決めピン102_1とプロセスカートリッジ101の摺動部材2_3に備えられたU字状部材2_31により、上述したようにして行なわれるため、プロセスカートリッジ101が本体部筐体102に確実に固定されて高精度な位置決めが行なわれる。
図8は、取っ手部材および支持板の側面図である。
取っ手部材110は、支持板2_1に回動自在に軸支され、装着方向およびその装着方向とは逆方向である装着解除方向に回動操作させる取っ手部材である。また、この取っ手部材110は、前述したように、カム機構により、取っ手部材110の回動操作に連動した摺動を行なうものである。取っ手部材110には、この取っ手部材110に取り付けられその取っ手部材110に対しプロセスカートリッジ101のスライド方向にスライド自在であるとともにプロセスカートリッジ101の本体部筐体102内への収容方向に付勢された軸部材111が備えられている。軸部材111には、後述する指掛り部111aが備えられている。
図9は、装着方向に回動された状態における取っ手部材および支持板の斜視図、図10は、図9に示す取っ手部材および支持板の一部を拡大して示す斜視図である。
図9、図10に示す支持板2_1は、取っ手部材110が装着方向に回動された状態における軸部材111の先端部111bを受け入れて取っ手部材110を装着方向に回動された状態に保持する軸部材保持部2_10を有する。ここで、軸部材111に備えられた指掛り部111aは、プロセスカートリッジ101の本体部筐体102からの引出し方向への操作を受けて軸部材保持部2_10との係合を解除するための役割を担うものである。
図11は、装着解除方向に回動された状態における取っ手部材および支持板の斜視図、図12は、図11に示す取っ手部材および支持板の一部を拡大して示す斜視図である。
図11、図12に示すように、指掛り部111aを操作して取っ手部材110を装着解除方向に回動した場合は、軸部材111の先端部111bと軸部材保持部2_10との係合が解除される。このように、取っ手部材110の軸部材111の先端部111bが支持板2_1の軸部材保持部2_10に受け入れられるため、プロセスカートリッジ101を本体部筐体102に対して簡単に位置決めすることができる。また、指掛り部111aにより、軸部材111の先端部111bと軸部材保持部2_10との係合が解除されるため、プロセスカートリッジ101の本体部筐体102に対する位置決め解除を簡単に行なうことができる。
図13は、本体部筐体に設けられた、感光体ユニット支持部および感光体ユニット受止部を示す図である。
中間転写体ユニット2に仮配置された状態の感光体ユニット1は、その感光体ユニット1を構成する感光体11Yの収容方向先端部のみが感光体ユニット受け部2_4(図3参照)で受け止められている。このため、中間転写体ユニット2に仮配置された状態の感光体ユニット1は、中間転写体ユニット2に対し揺動する状態にある。ここで、図3を参照して説明したように、本体部筐体102は、感光体ユニット1を構成する感光体11Y,11M,11K,11Cの収納方向先端部を受け入れてそれら先端部を支持する感光体ユニット支持部102_2Y,102_2M,102_2K,102_2Cを有する(尚、この図13では、感光体ユニット支持部102_2M,102_2K,102_2Cのみ図示されている)。また、この本体部筐体102は、感光体ユニット支持部102_2M,102_2K,102_2Cに隣接した位置に、揺動する感光体ユニット1を構成する感光体11M,11K、、11Cの先端部を受け止める感光体ユニット受止部102_3M,102_3K,102_3Cを有する。本体部筐体102が、このような感光体ユニット受止部102_3M,102_3K,102_3Cを有すると、中間転写体ユニット2に対し揺動する状態にある感光体ユニット1を構成する感光体11M,11K、、11Cの収容方向先端部が感光体ユニット受止部102_3M,102_3K,102_3Cで受け止められるため、感光体ユニット1を中間転写体ユニット2に対して簡単に位置決めすることができる。また、感光体11Yの収容方向先端部のみ感光体ユニット受け部2_4に載置すれば済み、従来の、感光体ユニット受け部を4つ設け、それら4つの感光体ユニット受け部に4つの感光体の収容方向先端部を載置して位置決めする技術と比較し、操作性が高まる。
本発明の一実施形態の画像形成装置をフロント側から見たときの概略構成図である。 図1に示す画像形成装置の要部の構成図である。 図1,図2に示す画像形成装置をフロント側から見た概略斜視図である。 図3に示す中間転写体ユニットに対し感光体ユニットが仮配置された状態を示す図である。 図4に示す位置決めピンおよびU字状部材を拡大して示す斜視図である。 取っ手部材の回動操作により中間転写体ユニットに対し感光体ユニットが位置決めされた状態を示す図である。 図6に示す位置決めピンおよびU字状部材を拡大して示す斜視図である。 取っ手部材および支持板の側面図である。 装着方向に回動された状態における取っ手部材および支持板の斜視図である。 図9に示す取っ手部材および支持板の一部を拡大して示す斜視図である。 装着解除方向に回動された状態における取っ手部材および支持板の斜視図である。 図11に示す取っ手部材および支持板の一部を拡大して示す斜視図である。 本体部筐体に設けられた、感光体ユニット支持部および感光体ユニット受止部を示す図である。
符号の説明
2 中間転写体ユニット
2_1,2_2 支持板
2_1a 位置決め孔
2_3 摺動部材
2_3a 受け部
2_3b 孔
2_4 感光体ユニット受け部
2_10 軸部材保持部
2_11Y,2_11M,2_11K,2_11C 切欠部
2_12Y,2_12M,2_12K,2_12C 回動部材
2_13Y,2_13M,2_13K,2_13C バネ部材
2_31 U字状部材
2_31a 本体部
2_31b,2_31c 先端部
3 露光ユニット
4 現像ユニット
5 給紙ユニット
6 定着ユニット
1 感光体ユニット
11Y,11M,11K,11C 感光体
11Ya,11Ma,11Ka,11Ca 引出し方向先端部
12Y,12M,12K,12C 帯電ロール
13Y,13M,13K,13C,24a,24b,24c トナー仮保持用ブラシロール
21,22,23 中間転写体
25a,25b,25c 回収ロール
41Y,41M,41K,41C 現像装置
42Y,42M,42K,42C 現像ロール
51 給紙トレイ
52 繰出機構
56 給紙ユニット
61 加熱ロール
62 加圧ロール
63 用紙排出ロール
71 用紙搬送ロール
72 レジストロール
73 転写ロール
74 用紙排出ロール
75 排紙部
81Y,81M,81K,81C トナーカートリッジ
100 画像形成装置
101 プロセスカートリッジ
102 本体部筐体
102_1 位置決めピン
102_1a 円筒部
102_1b,102_1c 突出部
102_2Y,102_2M,102_2K,102_2C 感光体ユニット支持部
102_3M,102_3K,102_3C 感光体ユニット受止部
110 取っ手部材
110a 突起部
111 軸部材
111a 指掛り部
111b 先端部

Claims (5)

  1. 静電潜像を形成しトナーで現像してトナー像を形成し、該トナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    回転しながら静電潜像が形成され現像によりトナー像が形成される感光体が配備された感光体ユニットと、回転しながら該感光体からトナー像の転写を受ける中間転写体が配備された中間転写体ユニットとを有し、該感光体ユニットは該中間転写体ユニットに対し分離、結合自在であって、該感光体ユニットが該中間転写体ユニットに対し仮配置された状態で装着、引出し自在に回転軸方向にスライドされるプロセスカートリッジ、および
    前記プロセスカートリッジのスライド装着を受けて該プロセスカートリッジを所期の動作位置に支持する本体部筐体を備え、
    前記プロセスカートリッジは、
    前記本体部筐体への装着および装着解除用の操作子と、
    このプロセスカートリッジが前記本体部筐体内へスライドされた状態における前記操作子の装着方向への操作により、このプロセスカートリッジを前記本体部筐体に対し位置決めすると同時に前記感光体ユニットを前記中間転写体ユニットに対し位置決めし、前記操作子の装着解除方向への操作により、このプロセスカートリッジの前記本体部筐体に対する位置決めを解除して該プロセスカートリッジを前記本体部筐体から引出し自在な状態にすると同時に前記感光体ユニットの前記中間転写体ユニットに対する位置決めを解除して該感光体ユニットを該中間転写体ユニットに対し仮配置された状態にする位置決め部材とを備え
    前記本体部筐体が、前記プロセスカートリッジ位置決め用の、該プロセスカートリッジ引出し方向に突出した位置決めピンを備え、
    前記中間転写体ユニットが、前記中間転写体を回転軸両側で支持する一対の支持板を備えるとともに、該プロセスカートリッジ引出し方向前方の第1の支持板が、前記本体部筐体内へスライドされたときに前記位置決めピンが貫入する位置決め孔と、前記中間転写体ユニットに対し前記回転軸方向と交わる方向に仮配置される前記感光体ユニットの仮配置を受ける感光体ユニット受け部とを有し、
    前記操作子は、前記第1の支持板に回動自在に軸支され、装着方向および該装着方向とは逆方向である装着解除方向に回動操作させる取っ手部材であり、
    前記位置決め部材は、前記取っ手部材の回動操作に連動して前記第1の支持板上を摺動し、前記取っ手部材の前記装着方向への回動操作に連動した摺動により前記位置決め孔に貫入した前記位置決めピンを前記第1の支持板に固定することにより前記プロセスカートリッジを前記本体部筐体に前記回転軸方向において位置決めすると同時に、前記感光体ユニットの前記感光体ユニット受け部に仮配置された部分を該感光体ユニット受け部に該回転軸方向と交わる方向において位置決めする摺動部材であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記摺動部材は、カム機構により、前記取っ手部材の回動操作に連動した摺動を行なうものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記取っ手部材に取り付けられ該取っ手部材に対し前記プロセスカートリッジのスライド方向にスライド自在であるとともに該プロセスカートリッジの前記本体部筐体内への収容方向に付勢された軸部材を備え、
    前記第1の支持板が、前記取っ手部材が装着方向に回動された状態における前記軸部材先端部を受け入れて該取っ手部材を装着方向に回動された状態に保持する軸部材保持部を有し、
    前記軸部材が、前記プロセスカートリッジの前記本体部筐体からの引出し方向への操作を受けて前記軸部材保持部との係合を解除するための指掛り部を備えたものであることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記感光体ユニットおよび前記中間転写体ユニットは、それぞれ、前記感光体および前記中間転写体が複数個ずつ配備されたものであることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  5. 前記中間転写体ユニットに仮配置された状態の前記感光体ユニットは該中間転写体ユニットに対し揺動する状態にあり、前記本体部筐体は、前記感光体ユニットの、前記プロセスカートリッジの該本体部筐体への収納方向先端部を受け入れて該先端部を支持する感光体ユニット支持部を有するとともに、該感光体ユニット支持部に隣接した位置に、揺動する感光体ユニットの前記先端部を受け止める感光体ユニット受止部を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2003273852A 2003-07-14 2003-07-14 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4363110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273852A JP4363110B2 (ja) 2003-07-14 2003-07-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273852A JP4363110B2 (ja) 2003-07-14 2003-07-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005037634A JP2005037634A (ja) 2005-02-10
JP4363110B2 true JP4363110B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=34210971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003273852A Expired - Fee Related JP4363110B2 (ja) 2003-07-14 2003-07-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4363110B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101109595B1 (ko) 2005-09-28 2012-01-31 삼성전자주식회사 위치 결정용 캡을 구비하는 현상 카트리지
US8758271B2 (en) 2009-09-01 2014-06-24 Massachusetts Institute Of Technology Nonlinear system identification techniques and devices for discovering dynamic and static tissue properties
JP6326796B2 (ja) * 2013-12-05 2018-05-23 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005037634A (ja) 2005-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7072603B2 (en) Process cartridge and holding member
JP3958272B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
RU2370802C2 (ru) Устройство формирования изображения
JP4702031B2 (ja) 画像形成装置
JP4134985B2 (ja) 画像形成装置、及びカートリッジ
JP3893236B2 (ja) 画像形成装置
JP2004301944A (ja) 画像形成装置
JP4239558B2 (ja) 画像形成装置
JP2000321843A (ja) カラー画像形成装置
US8543034B2 (en) Electrophotographic color image forming apparatus and cartridge
JP2005055579A (ja) 離間保持部材及びプロセスカートリッジ
JP4363109B2 (ja) 画像形成装置
JP2006189914A (ja) プロセスカートリッジ
JPS61110168A (ja) 画像形成装置
JP4363110B2 (ja) 画像形成装置
JP3796442B2 (ja) 画像形成装置のユニット、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP6942011B2 (ja) 帯電ローラ軸受保持機構
JPH09171338A (ja) カラー画像形成装置
JP3122791B2 (ja) 画像形成装置
JP2006323074A (ja) ベルト装置、定着装置及び画像形成装置
JP3997196B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び現像離間部材
JP4561055B2 (ja) 画像形成装置
JP7205762B2 (ja) 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ
JPH04147274A (ja) 画像形成装置のプロセスカートリッジ
JP2006292869A (ja) プロセスカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090810

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees