JP3818463B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、画像形成装置において使用される定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の画像形成装置においては、ドラム状或いはベルト状の感光体の表面が帯電器により一様に帯電され、この帯電された感光体の表面が露光装置により画像情報を含む光で露光されて画像情報に対応した静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置により現像されてトナー像が感光体の表面に形成される。このトナー像は、転写装置により用紙上に転写された後、定着装置により用紙に定着される。定着後の用紙は、画像形成装置の筐体に形成された開口部を通って機外に排出される。
【0003】
上記定着装置としては、一般に、互いに圧接した状態で配置された加熱ロールと加圧ロールとから構成される加熱・加圧定着装置が使用されている。この定着装置は、発熱状態で使用されるので、定着装置からの熱により機内温度が上昇し、画像形成装置の筐体内の他の部品、たとえば、感光体に悪影響を与える恐れがある。
【0004】
このため、特開昭61−147276公報や特開平1−49073公報に記載されているように、定着装置の記録紙通紙部を含む開口部にシャッター機構を設け、記録紙通紙時にはシャッターを開き、記録紙非通紙時にはシャッターを閉じることによつて定着装置からの放熱を最小限にして、機内温昇によるトナーブロッキング等のトラブルを未然に防ぐ手段が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載の構成では、以下に説明するような問題点がある。
【0006】
(1)熱的遮断がなされている範囲が、定着装置全体と非常に広い為、熱源であるヒートロール近傍を熱的遮断した場合に比べ、エネルギーロスが大きい。
【0007】
(2)定着装置の近傍で紙詰まりが発生したときに、シャッターが閉じている場合には、詰まった用紙が除去不可能或いは困難であり、また、シャッターが開いている場合には、詰まった用紙を除去する際に放熱を防ぐことはできない。
【0008】
そこで本発明は、エネルギーロスが少ない状態で発熱源を機内の空間に対して熱的に遮断して機内の温度上昇を防止するとともに、定着装置の近傍で詰まった用紙を容易に取り除けるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、加熱ロールと加圧ロールを備えた定着装置において、前記加熱ロールと前記加圧ロールとを離接可能に設けると共に、前記加熱ロールと前記加圧ロールとが離隔状態にあるときに前記加熱ロールを囲む耐熱部材からなる開閉可能な加熱ロールカバーを設け、前記開閉可能な加熱ロールカバーの開閉が、前記加熱ロールの表面温度に応じて制御されることを特徴とする。
【0010】
本発明においては、前記加熱ロールの表面温度が上限値より高い場合は、加熱ロールと加圧ロールは離隔状態となり、且つ前記加熱ロールカバーが閉じた状態になるようにすることができる。また、前記加圧ロールを囲む加圧ロールカバーの開放端部に傾動可能なアームを設け、前記アームは、前記加熱ロールカバーが開いたときに前記加熱ロールカバーの開放端部に当接し、画像形成動作時には前記加熱ロールカバーの開放端部から離隔するようにすることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の定着装置が適用される画像形成装置の原理的な構成を示す模式図である。
【0012】
感光体ドラムからなる像担持体1の表面が帯電装置2により一様に帯電された後に、露光装置3により出力すべき画像に対応する光Lで露光することにより、像担持体1の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置4においてトナーにより現像され、像担持体1の表面上にトナー像が形成される。このトナー像は、転写装置5により、給紙トレイ6から供給された用紙P上に転写される。トナー像が転写された用紙Pは、剥離装置7により像担持体1の表面から剥離された後に、定着装置8により定着される。また、転写後に、像担持体1の表面上に残ったトナーは、クリーナユニット9のクリーニングブラシ10により除去される。なお、本実施例においては、画像形成装置の筐体が、画像形成後の用紙搬送経路の近傍を境目として、上カバーと下カバーに分割されており、鰐口状に開閉可能になっているものとする。
【0013】
図2は、図1に示される定着装置8の動作状態を示す概略断面図である。また、図3は、図2に示される加熱ロールと加圧ロールの離接機構を示す説明図である。
【0014】
定着装置8は、離接可能に設けられた一対の定着ロール、すなわち、加熱ロール11と加圧ロール12とを備えている。図3に示すように、加圧ロール12の回転軸13は、フレーム14に形成された円形孔15により、ベアリング13aを介して回転自在に支持されている。一方、加熱ロール11の回転軸16は、フレーム14に形成された長孔17により、ベアリング16aを介して回転自在に、且つ、上下方向に移動可能に支持されている。加圧ロール12の回転軸13と加熱ロール11の回転軸16との間には、トーションバネ18が設けられており、支点18aを中心として、加熱ロール11を加圧ロール12から離間させる方向に力が加わっている。
【0015】
上記加熱ロール11の回転軸16は、トーションバネ18により上向きの力を受けていると共に、画像形成装置の筐体の上カバーの一部で押圧されるようになっており、上カバーを閉じたときには、回転軸16は下方に位置し、上カバーを開けたときには、上方に位置するようになっている。すなわち、上カバー37の下面に棒状部材38が円筒状の受部39により上下方向に移動可能に支持された状態で取り付けられている。棒状部材38の下端部には、径大の押圧部40が形成されている。押圧部40と受部39との間には圧縮スプリング41が設けられており、棒状部材38は下方に付勢されている。なお、棒状部材38の基部には図示しないストッパが設けられており、棒状部材38が受部39から抜け出さないようにされている。
【0016】
図2に示すように、加熱ロール11の周囲には、加熱ロール11を上方から覆うように、開閉可能な加熱ロールカバー19が設けられている。この加熱ロールカバー19は、加熱ロール11の大部分を覆う円筒形状を有しており、加熱ロール11の軸16を挟んで二つの加熱ロールカバー半部19a,19bに2分割されており、加熱ロール11の上方に設けられた軸26を回動中心として開閉可能となっている。加熱ロールカバー19の各半部19a,19bは、それぞれ、加熱ロール11の側部を覆う部分円筒部20a,20bと、この部分円筒部20a,20bの円周方向先端部から内側に伸びる平坦部21a,21bとから構成されている。部分円筒部20a,20bと平坦部21a,21bとは、アルミ板金により一体に形成されている。また、部分円筒部20a,20bの面が外側表面には、たとえば、特殊耐熱性樹脂をガラスマットに塗布後、熱圧成型し、不織布等で表面コートしたもの、たとえば、「カルボジライトGシート」(商品名)からなる断熱シート22a,22bが被覆されている。
【0017】
前記部分円筒部20a,20bの形状は、図2(c)に示すように、定着装置8の動作中において、部分円筒部20a,20bの内周面と像担持体1の表面との間の距離がほぼ一定となるように設定され、平坦部21a,21bが用紙搬送経路に対して平行になるように設定されている。
【0018】
また、加熱ロールカバー19の各半部19a,19bには、外方に向けて水平に突出する翼部23a,23bが溶接等により取り付けられており、頂部フレーム24の翼部23a,23bと対向する位置に圧縮スプリング25a,25bの上端部が取り付けられている。圧縮スプリング25a,25bの下端部は、定着装置8の動作中においては、図2(c)に示すように、翼部23a,23bから離れた状態にある。
【0019】
上記加熱ロールカバー19は、加熱ロール11の上方に設けられた軸26を回動中心として開閉可能となっている。軸26は、リアフレーム27に形成された長孔28により上下方向に移動方向に移動可能に支持されており、加熱ロール11が一定距離以上上方に移動すると、加熱ロール11が加熱ロールカバー19の内周面に当接し、加熱ロール11の上下動に連動して加熱ロールカバー19も上下動する。なお、加熱ロールカバー19の下限位置において、翼部23a,23bの下方にストッパ29a,29bが設けられている。
【0020】
一方、加圧ロール12の周囲には、加圧ロール12を下方から覆うように、部分円筒状の加圧ロールカバー30が設けられている。この加圧ロールカバー30は、加圧ロール12の大部分を覆う円筒形状を有している。加圧ロールカバー30の円周方向先端部には、軸31a,31bを回動中心として、アーム32a,32bが傾動可能に設けられている。アーム32a,32bの一方の端部にはソレノイド33a,33bのプランジャが連結され、他方の端部は、加熱ロールカバー19の開放端部の近傍に配置される。また、アーム32a,32bの他方の端部は、引っ張りスプリング34a,34bにより加圧ロール12の軸13の方向に付勢されている。
【0021】
次に、上述した定着装置の動作について説明する。
【0022】
画像形成装置において画像形成動作が開始される前に、上カバー37が閉じられ、図2(b)及び図3(b)に示すように、トーションバネ18の力(矢印Dで示す)に抗して、上カバー37に設けられた棒状部材38の押圧部40により、加熱ロール11の軸16が加熱ロールカバー19と共に矢印Eで示す方向に押し下げられる。加熱ロールカバー19の翼部23a,23bがストッパ29a,29bに当接すると、加熱ロールカバー19の各半部19a,19bは、矢印F,Gで示す方向の力を受ける。これにより、加熱ロールカバー19の下端部が開放状態になり、平坦部21a,21bの面が用紙搬送経路に対して平行になるとともに、加熱ロール11が加圧ロール12に圧接される。
【0023】
このとき、ソレノイド33a,33bは付勢されており、引っ張りスプリング34a,34bの力に抗して、プランジャは矢印H,Iの方向に吸引された状態にあり、アーム32a,32bの先端は、平坦部21a,21bの縁部に当接する。したがって、図2(b)に示すように、加熱ロール11が加圧ロール12と圧接している状態においても、加熱ロール11の大部分が加熱ロールカバー19で囲まれているので、加熱ロール11から機内に漏洩する輻射熱を大幅に低減することができる。
【0024】
次に、画像形成動作が開始され、用紙の先端が定着装置の直前まで搬送されてくると、図2(c)に示すように、ソレノイド33a,33bは消勢されて、プランジャは引っ張りスプリング34a,34bの力に引かれて矢印J,Kの方向に突出した状態にあり、アーム32a,32bの先端が、平坦部21a,21bの縁部から離間する。これにより、用紙上のトナーを定着するための用紙搬送路35が形成され、用紙が加熱ロール11と加圧ロール12の間のニップを通過して定着処理を受けることができる。
【0025】
用紙の後端が定着装置を通過すると、再度図2(b)に示す状態となる。
【0026】
連続的に画像形成動作が繰り返される場合には、図2(c)に示す状態と図2(b)に示す状態を繰り返す。画像形成動作の途中で、定着装置において紙詰まりが発生した場合には、画像形成装置のカバーを開けると、加熱ロール11の軸16を下方に押しつけていた力がなくなるので、加熱ロール11は、図2(a)に示す状態から矢印Aで示すように上方に移動する。加熱ロール11が加熱ロールカバー19に接触すると、加熱ロールカバー19は加熱ロール11により押し上げられ、加熱ロールカバー19の軸26は長孔28に沿って上昇する。加熱ロールカバー19の翼部23a,23bが圧縮スプリング25a,25bの下端部に当接すると、翼部23a,23bが下向きに押されはじめるため、加熱ロールカバー19の各半部19a,19bは、矢印B,Cで示す方向の力を受け、加熱ロールカバー19の平坦部21a,21bの対向する端部が互いに接触し、加熱ロール11は加熱ロールカバー19により完全に囲まれた状態となる。これにより、加熱ロール11は、加熱ロールカバー19により画像形成装置の空間から熱的に隔離された状態となり、加熱ロール11からの熱が、画像形成装置の機内に漏れ出ることがなくなり、機内の温度上昇が防止できる。またこのとき、加熱ロール11は加圧ロール12から離間しているので、定着装置で詰まった用紙を容易に取り除くことができる。また、詰まった用紙を除去する際に、手が加熱ロール11に直接触れることが無いので安全である。
【0027】
図4は、本発明の定着装置の他の実施例の動作状態を示す概略断面図である。なお、図2と対応する部分には、同一符号を付している。
【0028】
図4に示す実施例は、図2に示す実施例とほぼ同様の構成を有しているが、加圧ロール12の表面の近傍、たとえば、加圧ロールカバー30の内周面に温度センサ36が配置されており、これらの温度センサの出力に応じて、加熱ロール11と加圧ロール12の離接、及び、加熱ロールカバー19の開閉を制御している点が異なっている。
【0029】
図4に示す実施例においては、加熱ロール11と加圧ロール12の離接を制御するために、ロール昇降機構42が設けられている。このロール昇降機構42は、軸43を中心として回動自在に設けられ、その一端が加熱ロール11の軸16に下側から接して加熱ロール11の軸16を支持する支持アーム44と、この支持アーム44の他端にそのプランジャ45aが連結されたソレノイド45を備えている。但し、このソレノイド45は、励磁されたときに、プランジャ45aが突出する形式のものである。
【0030】
画像形成装置の電源を投入した直後においては、図4(b)に示す状態にあり、加熱ロール11の加熱が開始される。加熱ロール11と加圧ロール12は圧接状態にあるので、加熱ロール11の温度が定着温度に達した後は、画像形成指示があれば直ちに画像形成が可能である。
【0031】
加熱ロール11の温度が、予め決められた所定の上限温度以上になった場合には、ソレノイド45が励磁されてプランジャ45aが突出し、支持アーム44は軸43を中心として左回りに回動する。したがって、加熱ロール11の軸16が押し上げられて、定着装置は、図4(a)に示す状態とされ、加熱ロール11と加圧ロール12は離隔状態となり、且つ、加熱ロールカバー19は閉じた状態となる。したがって、加熱ロール11からの熱は機内に流出することはない。
【0032】
加熱ロール11の温度が定着温度以上で上限温度未満である場合は、ソレノイド45の励磁が停止されて、図4(b)に示す状態になっており、この状態で画像形成指示があると、図1に示す画像形成装置において用紙Pの上にトナー像が形成され、図4に示す定着装置に送られる。用紙Pが定着装置に近づくと、図4(c)に示す状態になり、用紙Pに対する搬送経路が形成され、用紙Pは加熱ロール11と加圧ロール12の間のニップを通過して定着処理を受ける。定着後の用紙Pが機外に排出されると、定着装置は図4(b)に示す状態に戻る。
【0033】
画像形成動作が終了して、装置内の駆動系の動作が完全に停止すると、画像形成装置は待機状態となる。このとき、加熱ロール11の表面温度は温度センサにより検出されており、この温度が上限温度以上である場合には、定着装置は、図4(a)に示す状態とされ、加熱ロール11からの熱が機内に流出することはない。加熱ロール11の表面温度が上限温度未満である場合には、しばらくの間、図4(b)に示す状態を維持する。これは、非常に多数の用紙を連続的に定着した場合には、用紙により加圧ロール12の熱が奪われて、通紙部と非通紙部との温度差が大となり、これ以降の定着処理の際に定着ムラが発生するおそれがあるので、温度分布が通常の待機状態と同程度に均一になるまで、加熱ロール11と加圧ロール12とを圧着させておく。その後、温度が上昇して上限温度以上になった場合には、図4(a)に示す状態とされる。
【0034】
なお、上述した実施例においては、加熱ロール11を移動させたが、加圧ロール12を移動させてもよい。
【0035】
【発明の効果】
(1)加熱ロールの近傍のみを熱的に遮断しているので、エネルギーロスを少なくすることができ、定着装置の熱効率が低下するのを防止することができる。
【0036】
(2)加熱ロールと加圧ロールが離隔した状態においても、加熱ロールが熱的に遮断されるので、詰まった用紙を除去する際にも加熱ロールからの熱が機内に流出することがない。
【0037】
(3)詰まった用紙を除去する際に、手が加熱ロールに直接触れることが無いので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の定着装置が適用される画像形成装置の原理的な構成を示す模式図である。
【図2】 図1に示される定着装置の動作状態を示す概略断面図である。
【図3】 図2に示される加熱ロールと加圧ロールの離接機構を示す説明図である。
【図4】 本発明の定着装置の他の実施例の動作状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…像担持体、2…帯電装置、3…露光装置、4…現像装置、5…転写装置、6…給紙トレイ、7…剥離装置、8…定着装置、9…クリーナユニット、10…クリーニングブラシ、11…加熱ロール、12…加圧ロール、13…回転軸、14…フレーム、15…円形孔、16…回転軸、17…長孔、18…トーションバネ、19…加熱ロールカバー、19a,19b…加熱ロールカバー半部、20a,20b…部分円筒部、21a,21b…平坦部、22a,22b…断熱シート、23a,23b…翼部、24…頂部フレーム、25a,25b…圧縮スプリング、26…軸、27…リアフレーム、28…長孔、29a,29b…ストッパ、30…加圧ロールカバー、31a,31b…軸、32a,32b…アーム、33a,33b…ソレノイド、34a,34…引っ張りスプリング、35…用紙搬送路、36…温度センサ、37…上カバー、38…棒状部材、39…受部、40…押圧部、41…圧縮スプリング、42…ロール昇降機構、43…軸、44…支持アーム、45…ソレノイド45、45a…プランジャ
Claims (3)
- 加熱ロールと加圧ロールを備えた定着装置において、
前記加熱ロールと前記加圧ロールとを離接可能に設けると共に、前記加熱ロールと前記加圧ロールとが離隔状態にあるときに前記加熱ロールを囲む耐熱部材からなる開閉可能な加熱ロールカバーを設け、
前記開閉可能な加熱ロールカバーの開閉が、前記加熱ロールの表面温度に応じて制御されることを特徴とする定着装置。 - 前記加熱ロールの表面温度が上限値より高い場合は、加熱ロールと加圧ロールは離隔状態となり、且つ前記加熱ロールカバーが閉じた状態になることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
- 前記加圧ロールを囲む加圧ロールカバーの開放端部に傾動可能なアームを設け、
前記アームは、前記加熱ロールカバーが開いたときに前記加熱ロールカバーの開放端部に当接し、画像形成動作時には前記加熱ロールカバーの開放端部から離隔することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
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