JPH0219858A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
プロセスカートリッジ及び画像形成装置Info
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- JPH0219858A JPH0219858A JP63169062A JP16906288A JPH0219858A JP H0219858 A JPH0219858 A JP H0219858A JP 63169062 A JP63169062 A JP 63169062A JP 16906288 A JP16906288 A JP 16906288A JP H0219858 A JPH0219858 A JP H0219858A
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- fixing film
- fixing
- process cartridge
- film
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 26
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、複写機、コンピュータ、ファクシミリ、ワー
ドプロセッサ等の画像を形成する画像形成装置と、該画
像形成装置に対して着脱自在なプロセスカートリッジに
関する。
ドプロセッサ等の画像を形成する画像形成装置と、該画
像形成装置に対して着脱自在なプロセスカートリッジに
関する。
(従来の技術)
プロセスカートリッジは、1つのハウジング内に像担持
体、その他のプロセス機器を収納してユニットとして構
成されるが、これは所謂使い捨てであって、現像剤が使
い尽くされたり、像担持体が劣化して使用不能に陥った
場合には、装置本体から取り外され、別の新しいものと
交換される。
体、その他のプロセス機器を収納してユニットとして構
成されるが、これは所謂使い捨てであって、現像剤が使
い尽くされたり、像担持体が劣化して使用不能に陥った
場合には、装置本体から取り外され、別の新しいものと
交換される。
ところで、斯かるプロセスカートリッジを本体に装填し
て成る画像形成装置の中には、現像剤として、例えば加
熱定着性トナーを用い、加熱定着手段に定着フィルムを
用いるものかあるか、該加熱定着手段は、未定着現像画
像の転写を受けた転写材と一体的に移動する定着フィル
ムを介して、該定着フィルムに摺接する発熱体にて未定
着現像画像を加熱、溶融せしめる加熱手段と、溶融した
未定着現像画像が冷却されて固化した後に定着フィルム
と転写材とを分離せしめる冷却分離手段とを含んで構成
され、従来、該加熱定着手段は装置本体側に設けられて
いた。
て成る画像形成装置の中には、現像剤として、例えば加
熱定着性トナーを用い、加熱定着手段に定着フィルムを
用いるものかあるか、該加熱定着手段は、未定着現像画
像の転写を受けた転写材と一体的に移動する定着フィル
ムを介して、該定着フィルムに摺接する発熱体にて未定
着現像画像を加熱、溶融せしめる加熱手段と、溶融した
未定着現像画像が冷却されて固化した後に定着フィルム
と転写材とを分離せしめる冷却分離手段とを含んで構成
され、従来、該加熱定着手段は装置本体側に設けられて
いた。
(発明か解決しようとする問題点)
ところで、上記加熱定着手段に用いられる定着フィルム
はポリイミドにPTFE等の離型層をコーチインクして
構成されるか、これに熱か加わることによって離型層が
剥離したり、当該定着フィルムを搬送するためのローラ
の精度不良等に起因して該定着フィルム表面にシワが生
じたりするため、この定着フィルムの交換か必要となる
。この交換において、定着フィルムか特にエンドレスフ
ィルムである場合には、該フィルムを巻き掛けている回
転ローラを装置本体から取り外さねばならないため、作
業性か悪いという問題があった。
はポリイミドにPTFE等の離型層をコーチインクして
構成されるか、これに熱か加わることによって離型層が
剥離したり、当該定着フィルムを搬送するためのローラ
の精度不良等に起因して該定着フィルム表面にシワが生
じたりするため、この定着フィルムの交換か必要となる
。この交換において、定着フィルムか特にエンドレスフ
ィルムである場合には、該フィルムを巻き掛けている回
転ローラを装置本体から取り外さねばならないため、作
業性か悪いという問題があった。
又、消費電力を低く抑えるために発熱体の発熱量を小さ
くすると、定着フィルムの厚さは薄い方か望ましいか、
余り薄くすると該定着フィルムの耐久性か低下するとい
う問題もある。
くすると、定着フィルムの厚さは薄い方か望ましいか、
余り薄くすると該定着フィルムの耐久性か低下するとい
う問題もある。
更に、エンドレスな定着フィルムを用いる加熱定着手段
にあっては、定着フィルムに適当な張力を与えてこれを
回転ローラに巻き掛けることは、精度や組立性の問題か
ら非常に困難であった。
にあっては、定着フィルムに適当な張力を与えてこれを
回転ローラに巻き掛けることは、精度や組立性の問題か
ら非常に困難であった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものて、その目的と
する処は、定着フィルムのメンテナンスの簡略化、低消
費電力での定着の実現及びエンドレスタイプの定着フィ
ルムの回転ローラへの巻き掛けの容易化を図ることがて
きるプロセスカートリウシ及び画像形成装置を提供する
にある。
する処は、定着フィルムのメンテナンスの簡略化、低消
費電力での定着の実現及びエンドレスタイプの定着フィ
ルムの回転ローラへの巻き掛けの容易化を図ることがて
きるプロセスカートリウシ及び画像形成装置を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成すべく本発明は、画像形成装置本体に対
して着脱自在であって、1つのハウジング内に像担持体
、その他のプロセス機器を収納して構成されるプロセス
カートリッジにおいて、転写材と一体的に移動する定着
フィルムを介して転写材上の未定着現像画像を過熱する
過熱手段と溶融した未定着現像画像が冷却されて固化し
た後に定着フィルムと転写材とを分離せしめる冷却分離
手段とで構成される加熱定着手段のうち、少なくとも前
記定着フィルムと、該定着フィルムを巻き掛けるローラ
とを前記ハウジング内に収納したことを特徴とする。
して着脱自在であって、1つのハウジング内に像担持体
、その他のプロセス機器を収納して構成されるプロセス
カートリッジにおいて、転写材と一体的に移動する定着
フィルムを介して転写材上の未定着現像画像を過熱する
過熱手段と溶融した未定着現像画像が冷却されて固化し
た後に定着フィルムと転写材とを分離せしめる冷却分離
手段とで構成される加熱定着手段のうち、少なくとも前
記定着フィルムと、該定着フィルムを巻き掛けるローラ
とを前記ハウジング内に収納したことを特徴とする。
又、本発明は、上記加熱定着手段に、前記定着フィルム
に適当な張力を与えてこれに接するローラと、該ローラ
を揺動せしめる手段を設けたことを特徴とする。
に適当な張力を与えてこれに接するローラと、該ローラ
を揺動せしめる手段を設けたことを特徴とする。
更に1本発明は、上記プロセスカートリッジを含んで画
像形成装置を構成したことを特徴とする。
像形成装置を構成したことを特徴とする。
(作用)
而して、加熱定着手段はプロセスカートリッジ側に設け
られるため、定着フィルムはプロセスカートリッジと共
に使い捨てとなり、そのメンテナンスか不要となる。又
、プロセスカートリウシに内包される現像剤の容量、像
担持体等の部材の寿命から決まる該プロセスカートリッ
ジの寿命と定着フィルムの寿命とを略一致させれば、定
着フィルムの厚さを薄くすることができ、この結果、発
熱体の発熱量を小さく抑えて低消費電力で定着すること
が可能となる。更に、エンドレスタイプの定着フィルム
の回転ローラへの巻き掛けを行なった後に、ローラ(テ
ンションローラ)によって該定着フィルムに張力を付与
するようにすれば、定着フィルムの回転ローラへの巻き
掛けか容易化する。
られるため、定着フィルムはプロセスカートリッジと共
に使い捨てとなり、そのメンテナンスか不要となる。又
、プロセスカートリウシに内包される現像剤の容量、像
担持体等の部材の寿命から決まる該プロセスカートリッ
ジの寿命と定着フィルムの寿命とを略一致させれば、定
着フィルムの厚さを薄くすることができ、この結果、発
熱体の発熱量を小さく抑えて低消費電力で定着すること
が可能となる。更に、エンドレスタイプの定着フィルム
の回転ローラへの巻き掛けを行なった後に、ローラ(テ
ンションローラ)によって該定着フィルムに張力を付与
するようにすれば、定着フィルムの回転ローラへの巻き
掛けか容易化する。
(実施例)
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る画像形成装置の縦断面図、第2図
は本発明に係るプロセスカートリッジの縦断面図、第3
図はプロセスカートリッジの装填状慝を示す画像形成装
置要部の縦断面図である。
は本発明に係るプロセスカートリッジの縦断面図、第3
図はプロセスカートリッジの装填状慝を示す画像形成装
置要部の縦断面図である。
第1図に示す画像形成装置20の本体21内には第2図
に示すようにユニットとして構成されるプロセスカート
リッジ1が装填されており、該プロセスカートリッジエ
は装置本体21に対して着脱自在に構成されている。
に示すようにユニットとして構成されるプロセスカート
リッジ1が装填されており、該プロセスカートリッジエ
は装置本体21に対して着脱自在に構成されている。
上記プロセスカートリッジlは、1つのハウシング2内
に感光体ドラム3、クリーニング器4、帯電ローラ5、
現像器6及び加熱定着手段IOを収容してユニットとし
て構成される。
に感光体ドラム3、クリーニング器4、帯電ローラ5、
現像器6及び加熱定着手段IOを収容してユニットとし
て構成される。
ところで、上記感光体ドラム3は不図示の駆動手段によ
って図示矢印方向に回転駆動されるべきものであり、そ
の外周には前記クリーニング器4のクリーニングブレー
ド7と前記帯電ローラ5か接触しており、又、該感光体
ドラム3の近傍にはこれとの間に適当な距離を保って前
記現像器6の現像スリーブ8か配設されている。尚、現
像器6は、ハウジング2の一部を構成する現像容器2a
の内部に加熱定着性のトナーtを収容しており、このト
ナーtは攪拌手段9によって攪拌、搬送される。
って図示矢印方向に回転駆動されるべきものであり、そ
の外周には前記クリーニング器4のクリーニングブレー
ド7と前記帯電ローラ5か接触しており、又、該感光体
ドラム3の近傍にはこれとの間に適当な距離を保って前
記現像器6の現像スリーブ8か配設されている。尚、現
像器6は、ハウジング2の一部を構成する現像容器2a
の内部に加熱定着性のトナーtを収容しており、このト
ナーtは攪拌手段9によって攪拌、搬送される。
又、前記加熱定着手段10は、第1図の矢印方向に回転
駆動される2つの回転ローラ11,12間にエンドレス
タイプの耐熱性定着フィルム13を巻き掛けて構成され
、定着フィルム13は、その一部が開口部14と装置本
体21側に設けられる加圧ローラ22間で挟持されてお
り、開口部14には装置本体21側に設けられる高温線
状発熱体23が収容される。そして、この定着フィルム
13は、前記開口部14の両側においてこれの内側に接
するテンションローラ15,16によって張力を付与さ
れ、その弛みか防止されている。
駆動される2つの回転ローラ11,12間にエンドレス
タイプの耐熱性定着フィルム13を巻き掛けて構成され
、定着フィルム13は、その一部が開口部14と装置本
体21側に設けられる加圧ローラ22間で挟持されてお
り、開口部14には装置本体21側に設けられる高温線
状発熱体23が収容される。そして、この定着フィルム
13は、前記開口部14の両側においてこれの内側に接
するテンションローラ15,16によって張力を付与さ
れ、その弛みか防止されている。
尚、上記テンションローラ15,16は揺動自在てあっ
て、これらはその長手方向端部付近で不図示のばねを介
してハウジング2内に支持されている。
て、これらはその長手方向端部付近で不図示のばねを介
してハウジング2内に支持されている。
ところで、第2図に示すようにプロセスカートリッジl
か装置本体21から取り外されて保管されているときに
は、定着フィルム13は開口部14より離されているが
、これはプロセスカートリッジlを装置本体21内に装
填する際に高温線状発熱体23が該定着フィルム13に
接触してこれに損傷を与えるのを防ぐためである。
か装置本体21から取り外されて保管されているときに
は、定着フィルム13は開口部14より離されているが
、これはプロセスカートリッジlを装置本体21内に装
填する際に高温線状発熱体23が該定着フィルム13に
接触してこれに損傷を与えるのを防ぐためである。
一方、第1図に示すように装置本体21内のプロセスカ
ートリッジlの下方には、レーザスキャナ24及び第1
の折り返しミラー25か、左側方には第2の折り返しミ
ラー26がそれぞれ配設されている。又、装置本体21
内のプロセスカートリッジlの感光体ドラム3の近傍に
は、これに接する転写ローラ27と、前記加圧ローラ2
2か配され、転写ローラ27の下方には搬送ガイド28
.29か配され、これら搬送ガイド28゜29の右方に
は給紙ローラ30か配されている。
ートリッジlの下方には、レーザスキャナ24及び第1
の折り返しミラー25か、左側方には第2の折り返しミ
ラー26がそれぞれ配設されている。又、装置本体21
内のプロセスカートリッジlの感光体ドラム3の近傍に
は、これに接する転写ローラ27と、前記加圧ローラ2
2か配され、転写ローラ27の下方には搬送ガイド28
.29か配され、これら搬送ガイド28゜29の右方に
は給紙ローラ30か配されている。
又、装置本体21には、第1図の右方から排紙カセット
31、給紙カセット32が上下2段に差し込まれてセッ
トされており、給紙カセット32内には複数枚の転写材
Pが収容されている。
31、給紙カセット32が上下2段に差し込まれてセッ
トされており、給紙カセット32内には複数枚の転写材
Pが収容されている。
而して、第3図に示すように装置本体21は軸33を中
心に回動する開閉カバー34を有しており、該開閉カバ
ー34には前記プロセスカートリッジ1及び第2の折り
返しミラー26か取り付けられている。
心に回動する開閉カバー34を有しており、該開閉カバ
ー34には前記プロセスカートリッジ1及び第2の折り
返しミラー26か取り付けられている。
そして、プロセスカートリッジlの装置本体21内への
装填は、第3図に示すように開閉カバー34を開けた状
態で、不図示の開閉扉を開けて当該プロセスカートリッ
ジlを開閉カバー34に対して第3図の手前側から紙面
垂直方向奥側へ押し込むことによってなされる。このよ
うにしてプロセスカートリッジlを装填した後、開閉カ
バー34を閉めれば、第1図に示すように画像形成装置
20は画像形成動作が可能な状態となる。
装填は、第3図に示すように開閉カバー34を開けた状
態で、不図示の開閉扉を開けて当該プロセスカートリッ
ジlを開閉カバー34に対して第3図の手前側から紙面
垂直方向奥側へ押し込むことによってなされる。このよ
うにしてプロセスカートリッジlを装填した後、開閉カ
バー34を閉めれば、第1図に示すように画像形成装置
20は画像形成動作が可能な状態となる。
次に、本画像形成装置20における画像形成動作を説明
する。
する。
給紙カセット32内に収容された転写材Pは回転する給
紙ローラ30によって送り出され、搬送ガイド28.2
9を経て感光体ドラム3と転写ローラ27間の転写部に
搬送される。
紙ローラ30によって送り出され、搬送ガイド28.2
9を経て感光体ドラム3と転写ローラ27間の転写部に
搬送される。
一方、プロセスカートリッジlの感光体ドラム3は第1
図の矢印方向に回転駆動されており、その外周面が帯電
ローラ5によって一様に帯電された後、この外周面にレ
ーザスキャナ24から発せられるレーザ光りの照射を受
け、該外周面には静電潜像が形成される。そして、この
静電潜像は現像器6によってトナー像として顕画化され
、このトナー像は転写ローラ27によって前記転写材P
上へ転写され、その後、このトナー像の転写を受けた転
写材Pは加熱定着手段lOに至り、ここでトナー像の定
着を受ける。即ち、転写材Pは第1図の矢印方向に回転
する加圧ローラ22と定着フィルム13間に挟持されて
定着フィルム13と一体的に移動するか、このとき、定
着フィルム13の裏面に摺接する高温線状発熱体23は
定着フィルム13を介して転写材P上の未定着トナー像
を瞬時に加熱して溶融せしめる。そして、この溶融した
未定着トナー像は高温線状発熱体23を通過した後に冷
却されて固化し、転写材P上に完全に定着される。尚、
回転ローラ11,12は、定着フィルム13の移動速度
が転量材Pの移動速度に略等しくなる速度で図示矢印方
向に回転駆動される。
図の矢印方向に回転駆動されており、その外周面が帯電
ローラ5によって一様に帯電された後、この外周面にレ
ーザスキャナ24から発せられるレーザ光りの照射を受
け、該外周面には静電潜像が形成される。そして、この
静電潜像は現像器6によってトナー像として顕画化され
、このトナー像は転写ローラ27によって前記転写材P
上へ転写され、その後、このトナー像の転写を受けた転
写材Pは加熱定着手段lOに至り、ここでトナー像の定
着を受ける。即ち、転写材Pは第1図の矢印方向に回転
する加圧ローラ22と定着フィルム13間に挟持されて
定着フィルム13と一体的に移動するか、このとき、定
着フィルム13の裏面に摺接する高温線状発熱体23は
定着フィルム13を介して転写材P上の未定着トナー像
を瞬時に加熱して溶融せしめる。そして、この溶融した
未定着トナー像は高温線状発熱体23を通過した後に冷
却されて固化し、転写材P上に完全に定着される。尚、
回転ローラ11,12は、定着フィルム13の移動速度
が転量材Pの移動速度に略等しくなる速度で図示矢印方
向に回転駆動される。
斯くて、トナー像の定着を受けた転写材Pは、回転ロー
ラ12から曲率分離して排紙カセット31上に排出され
る。
ラ12から曲率分離して排紙カセット31上に排出され
る。
以上のように1本実施例においては、加熱定着手段IO
はプロセスカートリッジl側に設けられるため、定着フ
ィルム13はプロセスカートリッジlと共に使い捨てと
なり、そのメンテナンスが不要となる。又、プロセスカ
ートリッジlに内包されるトナーtの容量、感光体ドラ
ム3等の部材の寿命から決まる該プロセスカートリッジ
lの寿命と定着フィルム13の寿命とを略一致させれば
、定着フィルム13の厚さを薄くすることかでき、この
結果、高温線状発熱体23の発熱量を小さく抑えて低消
費電力で定着することか可能となる。更に、エンドレス
タイプの定着フィルム13の回転ローラ11,12への
巻き掛けを行なった後にテンションローラ15.16に
よって該定着フィルム13に張力を付与するようにすれ
ば、定着フィルム13の回転ローラ11,12への巻き
掛けか容易化する。
はプロセスカートリッジl側に設けられるため、定着フ
ィルム13はプロセスカートリッジlと共に使い捨てと
なり、そのメンテナンスが不要となる。又、プロセスカ
ートリッジlに内包されるトナーtの容量、感光体ドラ
ム3等の部材の寿命から決まる該プロセスカートリッジ
lの寿命と定着フィルム13の寿命とを略一致させれば
、定着フィルム13の厚さを薄くすることかでき、この
結果、高温線状発熱体23の発熱量を小さく抑えて低消
費電力で定着することか可能となる。更に、エンドレス
タイプの定着フィルム13の回転ローラ11,12への
巻き掛けを行なった後にテンションローラ15.16に
よって該定着フィルム13に張力を付与するようにすれ
ば、定着フィルム13の回転ローラ11,12への巻き
掛けか容易化する。
尚、以上の実施例においは、定着フィルム13の弛みを
吸収するテンションローラ15,16を設けたか、この
テンションローラ15,16を廃し、一方の回転ローラ
11を横方向に移動し得るように構成することもでき、
これによれば、部品点数を削減することかできる。又、
上記実施例においては、装置本体21側に設けられる加
圧ローラ22及び高温線状発熱体23をプロセスカート
リッジlに組み込むようにしてもよい、このようにすれ
ば、プロセスカートリッジlを装置本体21に対して例
えば第3図の矢印A方向にも装填することができ、装填
の自由度か拡大する。更に、過熱定着手段10に定着フ
ィルム13のクリニング部材を設けるようにしてもよい
。
吸収するテンションローラ15,16を設けたか、この
テンションローラ15,16を廃し、一方の回転ローラ
11を横方向に移動し得るように構成することもでき、
これによれば、部品点数を削減することかできる。又、
上記実施例においては、装置本体21側に設けられる加
圧ローラ22及び高温線状発熱体23をプロセスカート
リッジlに組み込むようにしてもよい、このようにすれ
ば、プロセスカートリッジlを装置本体21に対して例
えば第3図の矢印A方向にも装填することができ、装填
の自由度か拡大する。更に、過熱定着手段10に定着フ
ィルム13のクリニング部材を設けるようにしてもよい
。
又、以上の実施例では、プロセスカートリッジlに感光
体トラム3及びクリーニング器4を内包したが、これら
を内包しなくてもよく、この場合には、現像スリーブの
寿命、現像剤の量によって定着フィルムの耐久性が決ま
る。
体トラム3及びクリーニング器4を内包したが、これら
を内包しなくてもよく、この場合には、現像スリーブの
寿命、現像剤の量によって定着フィルムの耐久性が決ま
る。
(発明の効果)
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、転写材と一
体的に移動する定着フィルムを介して転写材上の未定着
現像画像を加熱する加熱手段と、溶融した未定着現像画
像か冷却されて固化した後に定着フィルムと転写材とを
分離せしめる冷却分離手段とで構成される加熱定着手段
のうち、少なくとも定着フィルムと、該定着フィルムを
巻き掛けるローラとをプロセスカートリッジ側に設け、
該加熱定着手段に、前記定着フィルムに適当な張力を与
えてこれに接するローラと、該ローラを揺動せしめる手
段を設けたため、定着フィルムのメンテナンスの簡略化
、低消費電力での定着の実現及びエンドレスタイプの定
着フィルムの回転ローラへの巻き掛けの容易化を図るこ
とができるという効果が得られる。
体的に移動する定着フィルムを介して転写材上の未定着
現像画像を加熱する加熱手段と、溶融した未定着現像画
像か冷却されて固化した後に定着フィルムと転写材とを
分離せしめる冷却分離手段とで構成される加熱定着手段
のうち、少なくとも定着フィルムと、該定着フィルムを
巻き掛けるローラとをプロセスカートリッジ側に設け、
該加熱定着手段に、前記定着フィルムに適当な張力を与
えてこれに接するローラと、該ローラを揺動せしめる手
段を設けたため、定着フィルムのメンテナンスの簡略化
、低消費電力での定着の実現及びエンドレスタイプの定
着フィルムの回転ローラへの巻き掛けの容易化を図るこ
とができるという効果が得られる。
第1図は本発明に係る画像形成装置の縦断面図、第2図
は本発明に係るプロセスカートリッジの縦断面図、第3
図はプロセスカートリッジの装填状態を示す画像形成装
置要部の縦断面図である。 l・・・プロセスカートリッジ、2・・・ハウジンク、
3・・・感光体ドラム(像担持体)、10・・・加熱定
着手段、11.12・・・回転ローラ、13・・・定着
フィルム、15.16・・・テンションローラ、20・
・・画像形成装置、21・・・画像形成装置本体、23
・・・高温線状発熱体。 特許 出願人 キャノン株式会社
は本発明に係るプロセスカートリッジの縦断面図、第3
図はプロセスカートリッジの装填状態を示す画像形成装
置要部の縦断面図である。 l・・・プロセスカートリッジ、2・・・ハウジンク、
3・・・感光体ドラム(像担持体)、10・・・加熱定
着手段、11.12・・・回転ローラ、13・・・定着
フィルム、15.16・・・テンションローラ、20・
・・画像形成装置、21・・・画像形成装置本体、23
・・・高温線状発熱体。 特許 出願人 キャノン株式会社
Claims (3)
- (1)画像形成装置本体に対して着脱自在であって、1
つのハウジング内に像担持体、その他のプロセス機器を
収納して構成されるプロセスカートリッジにおいて、転
写材と一体的に移動する定着フィルムを介して転写材上
の未定着現像画像を加熱する加熱手段と、溶融した未定
着現像画像が冷却されて固化した後に定着フィルムと転
写材とを分離せしめる冷却分離手段とで構成される加熱
定着手段のうち、少なくとも前記定着フィルムと、該定
着フィルムを巻き掛けるローラとを前記ハウジング内に
収納して成るプロセスカートリッジ。 - (2)前記加熱定着手段は、前記定着フィルムに適当な
張力を与えてこれに接するローラと、該ローラを揺動せ
しめる手段を有する請求項1記載のプロセスカートリッ
ジ。 - (3)前記請求項1又は2記載のプロセスカートリッジ
を本体内に装填して成る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169062A JPH0219858A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169062A JPH0219858A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219858A true JPH0219858A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15879637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63169062A Pending JPH0219858A (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0219858A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5275917A (en) * | 1991-07-09 | 1994-01-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Photocurable composition |
US5470683A (en) * | 1993-07-28 | 1995-11-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Photosensitive microcapsule toner |
US5953561A (en) * | 1997-08-05 | 1999-09-14 | Konica Corporation | Process cartridge for use in image forming apparatus |
US6171759B1 (en) | 1992-05-14 | 2001-01-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Photocurable composition |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP63169062A patent/JPH0219858A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5275917A (en) * | 1991-07-09 | 1994-01-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Photocurable composition |
US6171759B1 (en) | 1992-05-14 | 2001-01-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Photocurable composition |
US5470683A (en) * | 1993-07-28 | 1995-11-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Photosensitive microcapsule toner |
US5953561A (en) * | 1997-08-05 | 1999-09-14 | Konica Corporation | Process cartridge for use in image forming apparatus |
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