JPH08241014A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH08241014A JPH08241014A JP4404895A JP4404895A JPH08241014A JP H08241014 A JPH08241014 A JP H08241014A JP 4404895 A JP4404895 A JP 4404895A JP 4404895 A JP4404895 A JP 4404895A JP H08241014 A JPH08241014 A JP H08241014A
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- belt
- pressing
- image carrier
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロセスカートリッジの輸送中にビードがビ
ードストッパを乗り越えてしまい印字動作中に像担持体
が蛇行して像担持体が破損してしまうという問題を防止
するとともに、像担持体組立時の作業性を大幅に向上す
る。 【構成】 像担持体１のテンション機構をテンションロ
ーラ４の固定位置が、像担持体１のテンションが完全に
解除された状態で像担持体１の交換が可能な第一の位置
と、像担持体１にテンションが若干付与された状態でプ
ロセスカートリッジを輸送可能な第二の位置と、像担持
体１にテンションが完全に付与された状態でプロセスカ
ートリッジが印字可能な第三の位置を有するようカム６
を構成する。
ードストッパを乗り越えてしまい印字動作中に像担持体
が蛇行して像担持体が破損してしまうという問題を防止
するとともに、像担持体組立時の作業性を大幅に向上す
る。 【構成】 像担持体１のテンション機構をテンションロ
ーラ４の固定位置が、像担持体１のテンションが完全に
解除された状態で像担持体１の交換が可能な第一の位置
と、像担持体１にテンションが若干付与された状態でプ
ロセスカートリッジを輸送可能な第二の位置と、像担持
体１にテンションが完全に付与された状態でプロセスカ
ートリッジが印字可能な第三の位置を有するようカム６
を構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持ベルトおよびプ
ロセス手段を内包した着脱可能なプロセスカートリッジ
を搭載したレーザプリンタ等の電子写真装置に関するも
のである。
ロセス手段を内包した着脱可能なプロセスカートリッジ
を搭載したレーザプリンタ等の電子写真装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、像担持体上に一様に電荷を付与す
る帯電器および像担持体上の残留トナーを除去するクリ
ーニング装置と像担持体とを一体化したプロセスカート
リッジを、転写紙を搬送する手段および転写紙上に転写
されたトナー像を定着させる定着手段等を内蔵した装置
本体に対して着脱可能にした電子写真装置が提案されて
いる。
る帯電器および像担持体上の残留トナーを除去するクリ
ーニング装置と像担持体とを一体化したプロセスカート
リッジを、転写紙を搬送する手段および転写紙上に転写
されたトナー像を定着させる定着手段等を内蔵した装置
本体に対して着脱可能にした電子写真装置が提案されて
いる。
【０００３】以下、従来の電子写真装置について説明す
る。図２は従来の電子写真装置の構成図、図３は従来の
電子写真装置のテンション機構の拡大図、図４は従来の
電子写真装置の蛇行防止機構の拡大図である。
る。図２は従来の電子写真装置の構成図、図３は従来の
電子写真装置のテンション機構の拡大図、図４は従来の
電子写真装置の蛇行防止機構の拡大図である。
【０００４】図２，図３，図４において、１はポリエチ
レンテレフタレート等の樹脂ベルトを基材としその外周
面上にセレン（Ｓｅ）等の感光性受容層が薄膜状に塗布
された像担持体である。像担持体１は垂直平面を像担持
体搬送ローラ２，３間で形成する様にテンションローラ
４によりテンションが付与され支持されている。５はテ
ンションローラ４にテンションスプリング７の荷重を伝
達するためのリンクである。６は像担持体１のテンショ
ンを付与・解除するためのカムであり、垂直平面６ｂと
ストッパ用の凹み６ｃが設けられている。８は像担持体
１の蛇行防止用のビードであり像担持体１の両端部に設
けられている。駆動モータ（図示せず）からの駆動力は
駆動ギア９および像担持体搬送ローラ２上に設けた２本
の爪を噛み合わせる構成の駆動伝達手段１０によって像
担持体搬送ローラ２に伝達され、像担持体１を像担持体
搬送ローラ２，３とテンションローラ４に沿って矢印Ａ
方向に周回動する。ベルト状の像担持体１の周面には矢
印Ａで示す像担持体１の回転方向の順に帯電器１１、露
光光学系１２、現像剤を収容する現像器１３、像担持体
クリーニング装置１４、除電器１５が設けられている。
帯電器１１はタングステンワイヤー等からなる帯電線１
６と金属板からなるシールド板１７およびグリッド板１
８によって構成されている。帯電線１６に高電圧を印加
することによって帯電線１６がコロナ放電を起こしグリ
ッド板１８を介して像担持体１を一様に帯電する。１９
は露光光学系１２から発射される露光光線である。レー
ザプリンタでは、この露光光線１９はホストコンピュー
タ（図示せず）からの信号により制御され像担持体１上
に静電潜像を形成する。現像器１３は装置本体に設けら
れた収納部に着脱自在に配置されている。２０は用紙２
１を収納している用紙カセットである。用紙２１を用紙
カセット２０から給紙ローラ２２によって１枚づつ用紙
搬送路２３へ送りだす。２４は用紙２１と像担持体１上
に形成された合成像の位置を一致させるためのレジスト
ローラであり、従動ローラ２５と圧接している。２６は
像担持体１上に形成されたトナー像を用紙２１に転写す
るための用紙転写ローラである。２７は内部に熱源を有
するヒートローラ２８と加圧ローラ２９とからなる定着
器であり、用紙２１に転写されたトナー像をヒートロー
ラ２８と加圧ローラ２９との回転に伴い圧力と熱によっ
て用紙２１に定着させ画像を形成する。３０ａ，３０ｂ
は定着器２７の下流側に設けられた排紙ローラである。
３１は機体側部に設けられた排紙トレイである。３２は
帯電器１１、像担持体クリーニング装置１４、像担持体
１、像担持体搬送ローラ２，３およびテンションローラ
４とを一体的に構成したプロセスカートリッジであり装
置本体に対し着脱可能な構成となっている。３３ａ，３
３ｂはプロセスカートリッジ３２を装置本体にガイドし
収納支持するガイド手段である。３４はプロセスカート
リッジ３２を装置本体に固定するためにネジ等の固定手
段を用いたロック機構である。３５はプロセスカートリ
ッジ３２を装置本体に対して着脱するための把手であ
る。
レンテレフタレート等の樹脂ベルトを基材としその外周
面上にセレン（Ｓｅ）等の感光性受容層が薄膜状に塗布
された像担持体である。像担持体１は垂直平面を像担持
体搬送ローラ２，３間で形成する様にテンションローラ
４によりテンションが付与され支持されている。５はテ
ンションローラ４にテンションスプリング７の荷重を伝
達するためのリンクである。６は像担持体１のテンショ
ンを付与・解除するためのカムであり、垂直平面６ｂと
ストッパ用の凹み６ｃが設けられている。８は像担持体
１の蛇行防止用のビードであり像担持体１の両端部に設
けられている。駆動モータ（図示せず）からの駆動力は
駆動ギア９および像担持体搬送ローラ２上に設けた２本
の爪を噛み合わせる構成の駆動伝達手段１０によって像
担持体搬送ローラ２に伝達され、像担持体１を像担持体
搬送ローラ２，３とテンションローラ４に沿って矢印Ａ
方向に周回動する。ベルト状の像担持体１の周面には矢
印Ａで示す像担持体１の回転方向の順に帯電器１１、露
光光学系１２、現像剤を収容する現像器１３、像担持体
クリーニング装置１４、除電器１５が設けられている。
帯電器１１はタングステンワイヤー等からなる帯電線１
６と金属板からなるシールド板１７およびグリッド板１
８によって構成されている。帯電線１６に高電圧を印加
することによって帯電線１６がコロナ放電を起こしグリ
ッド板１８を介して像担持体１を一様に帯電する。１９
は露光光学系１２から発射される露光光線である。レー
ザプリンタでは、この露光光線１９はホストコンピュー
タ（図示せず）からの信号により制御され像担持体１上
に静電潜像を形成する。現像器１３は装置本体に設けら
れた収納部に着脱自在に配置されている。２０は用紙２
１を収納している用紙カセットである。用紙２１を用紙
カセット２０から給紙ローラ２２によって１枚づつ用紙
搬送路２３へ送りだす。２４は用紙２１と像担持体１上
に形成された合成像の位置を一致させるためのレジスト
ローラであり、従動ローラ２５と圧接している。２６は
像担持体１上に形成されたトナー像を用紙２１に転写す
るための用紙転写ローラである。２７は内部に熱源を有
するヒートローラ２８と加圧ローラ２９とからなる定着
器であり、用紙２１に転写されたトナー像をヒートロー
ラ２８と加圧ローラ２９との回転に伴い圧力と熱によっ
て用紙２１に定着させ画像を形成する。３０ａ，３０ｂ
は定着器２７の下流側に設けられた排紙ローラである。
３１は機体側部に設けられた排紙トレイである。３２は
帯電器１１、像担持体クリーニング装置１４、像担持体
１、像担持体搬送ローラ２，３およびテンションローラ
４とを一体的に構成したプロセスカートリッジであり装
置本体に対し着脱可能な構成となっている。３３ａ，３
３ｂはプロセスカートリッジ３２を装置本体にガイドし
収納支持するガイド手段である。３４はプロセスカート
リッジ３２を装置本体に固定するためにネジ等の固定手
段を用いたロック機構である。３５はプロセスカートリ
ッジ３２を装置本体に対して着脱するための把手であ
る。
【０００５】以上のように構成された従来の電子写真装
置について、以下その動作を説明する。
置について、以下その動作を説明する。
【０００６】図２，図３，図４において、まずホストコ
ンピュータからの印字命令がくると駆動モータ（図示せ
ず）が回転を始める。その駆動力は駆動ギア９を介して
駆動伝達手段１０によって像担持体搬送ローラ２に伝達
され、像担持体１を像担持体搬送ローラ２，３およびテ
ンションローラ４に沿って矢印Ａ方向へ周回動させる。
像担持体１の周回動に伴って像担持体１は像担持体搬送
ローラ２，３およびテンションローラ４のスラスト方向
へ移動を始めるが、蛇行防止用のビード８と各ローラに
設けられたビードストッパ２ａ，３ａ，４ａと接触する
ことで像担持体１は蛇行が防止される。次に、高圧電源
に接続された帯電器１１内の帯電線１６に高圧を印加し
コロナ放電を行なわせグリッド板１８を介して、像担持
体１の表面を一様に−７００Ｖ〜−８００Ｖ程度に帯電
させる。
ンピュータからの印字命令がくると駆動モータ（図示せ
ず）が回転を始める。その駆動力は駆動ギア９を介して
駆動伝達手段１０によって像担持体搬送ローラ２に伝達
され、像担持体１を像担持体搬送ローラ２，３およびテ
ンションローラ４に沿って矢印Ａ方向へ周回動させる。
像担持体１の周回動に伴って像担持体１は像担持体搬送
ローラ２，３およびテンションローラ４のスラスト方向
へ移動を始めるが、蛇行防止用のビード８と各ローラに
設けられたビードストッパ２ａ，３ａ，４ａと接触する
ことで像担持体１は蛇行が防止される。次に、高圧電源
に接続された帯電器１１内の帯電線１６に高圧を印加し
コロナ放電を行なわせグリッド板１８を介して、像担持
体１の表面を一様に−７００Ｖ〜−８００Ｖ程度に帯電
させる。
【０００７】次に、一様に帯電された像担持体１の表面
上にレーザビーム等の露光光線１９を照射すると、像担
持体１上の照射された部分の電荷が消え静電潜像が形成
される。一方、現像剤を像担持体１に接触させながら現
像器１３と像担持体１との間に電位差を与えると、像担
持体１上に形成された静電潜像部に現像剤が付着して可
視像を形成し現像が終了する。
上にレーザビーム等の露光光線１９を照射すると、像担
持体１上の照射された部分の電荷が消え静電潜像が形成
される。一方、現像剤を像担持体１に接触させながら現
像器１３と像担持体１との間に電位差を与えると、像担
持体１上に形成された静電潜像部に現像剤が付着して可
視像を形成し現像が終了する。
【０００８】このようにして形成された像担持体１上の
可視像は用紙転写ローラ２６に高圧を印加するとともに
圧力によって用紙カセット２０から用紙搬送路２３に沿
って送られてきた用紙２１に一括転写され、続いて定着
器２７に送られここでヒートローラ２８と加圧ローラ２
９の挟持圧と熱とによって定着され画像が形成される。
定着器２７を通過した用紙２１は排紙ローラ３０ａ，３
０ｂにより排紙トレイ３１に排出され印字動作を完了す
る。
可視像は用紙転写ローラ２６に高圧を印加するとともに
圧力によって用紙カセット２０から用紙搬送路２３に沿
って送られてきた用紙２１に一括転写され、続いて定着
器２７に送られここでヒートローラ２８と加圧ローラ２
９の挟持圧と熱とによって定着され画像が形成される。
定着器２７を通過した用紙２１は排紙ローラ３０ａ，３
０ｂにより排紙トレイ３１に排出され印字動作を完了す
る。
【０００９】以上のように印字動作を繰り返すことで寿
命がきたプロセスカートリッジ３２は装置本体から取り
出され新しいプロセスカートリッジ３２と交換する必要
がある。以下その交換手順について説明する。先ずプロ
セスカートリッジ３２を固定しているロック機構３４
（ここではネジ式を示す）を反時計方向へ回転させるこ
とでプロセスカートリッジ３２の装置本体からの固定を
解除する。次に、プロセスカートリッジ３２の把手３５
を持ちガイド手段３３ａ，３３ｂに沿ってプロセスカー
トリッジ３２を装置本体から引き出す。次に新しいプロ
セスカートリッジ３２の把手３５を持ち、ガイド手段３
３ａ，３３ｂに沿ってプロセスカートリッジ３２を装置
本体に挿入する。プロセスカートリッジ３２の挿入が完
了したらプロセスカートリッジ３２を固定しているロッ
ク機構３４を時計方向へ回転させプロセスカートリッジ
３２を装置本体に固定することで交換を完了する。
命がきたプロセスカートリッジ３２は装置本体から取り
出され新しいプロセスカートリッジ３２と交換する必要
がある。以下その交換手順について説明する。先ずプロ
セスカートリッジ３２を固定しているロック機構３４
（ここではネジ式を示す）を反時計方向へ回転させるこ
とでプロセスカートリッジ３２の装置本体からの固定を
解除する。次に、プロセスカートリッジ３２の把手３５
を持ちガイド手段３３ａ，３３ｂに沿ってプロセスカー
トリッジ３２を装置本体から引き出す。次に新しいプロ
セスカートリッジ３２の把手３５を持ち、ガイド手段３
３ａ，３３ｂに沿ってプロセスカートリッジ３２を装置
本体に挿入する。プロセスカートリッジ３２の挿入が完
了したらプロセスカートリッジ３２を固定しているロッ
ク機構３４を時計方向へ回転させプロセスカートリッジ
３２を装置本体に固定することで交換を完了する。
【００１０】ここで、図３を用いて従来のテンション機
構について説明する。図３（ａ）は印字動作可能な状
態、つまり像担持体１にテンションが付与された状態を
示している。カム６に設けられた垂直平面６ｂにリンク
５に設けられたストッパ５ｂが接触しない状態までカム
６を軸６ａを中心に矢印Ｂ方向へ回転させることで、テ
ンションローラ４を回動可能に軸支したリンク５が支点
５ａを中心に矢印Ｃ方向へ回転し、像担持体１とテンシ
ョンローラ４が接触した状態でリンク５の回転が停止し
像担持体１にテンションが付与され、印字動作可能な状
態となる。図３（ｂ）は像担持体１の交換が可能が状
態、つまり像担持体１のテンションが解除された状態を
示している。カム６に設けられた凹み６Ｃにリンク５に
設けられたストッパ５ｂが係合するまでカム６を軸６ａ
を中心に矢印Ｄ方向へ回転させることで、テンションロ
ーラ４を回動可能な軸支したリンク５が支点５ａを中心
に矢印Ｅ方向へ回転し、像担持体１とテンションローラ
４が離間した状態でリンク５の回転が停止し像担持体１
のテンションが完全に解除され、像担持体１の交換が可
能な状態となる。また、プロセスカートリッジ３２は像
担持体１のクラック防止のため像担持体１の交換が完了
した状態、つまり像担持体１のテンションが完全に解除
された状態でメーカーからユーザまで輸送される。
構について説明する。図３（ａ）は印字動作可能な状
態、つまり像担持体１にテンションが付与された状態を
示している。カム６に設けられた垂直平面６ｂにリンク
５に設けられたストッパ５ｂが接触しない状態までカム
６を軸６ａを中心に矢印Ｂ方向へ回転させることで、テ
ンションローラ４を回動可能に軸支したリンク５が支点
５ａを中心に矢印Ｃ方向へ回転し、像担持体１とテンシ
ョンローラ４が接触した状態でリンク５の回転が停止し
像担持体１にテンションが付与され、印字動作可能な状
態となる。図３（ｂ）は像担持体１の交換が可能が状
態、つまり像担持体１のテンションが解除された状態を
示している。カム６に設けられた凹み６Ｃにリンク５に
設けられたストッパ５ｂが係合するまでカム６を軸６ａ
を中心に矢印Ｄ方向へ回転させることで、テンションロ
ーラ４を回動可能な軸支したリンク５が支点５ａを中心
に矢印Ｅ方向へ回転し、像担持体１とテンションローラ
４が離間した状態でリンク５の回転が停止し像担持体１
のテンションが完全に解除され、像担持体１の交換が可
能な状態となる。また、プロセスカートリッジ３２は像
担持体１のクラック防止のため像担持体１の交換が完了
した状態、つまり像担持体１のテンションが完全に解除
された状態でメーカーからユーザまで輸送される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のテンション機構では、像担持体１のテンションが完全
に解除された状態でプロセスカートリッジ３２がメーカ
ーからユーザまで輸送されるため、輸送中にビード８が
ビードストッパ２ａ，３ａ，４ａを乗り越えてしまい像
担持体１と像担持体搬送ローラ２，３およびテンション
ローラ４との位置関係がずれ印字動作中に像担持体１が
蛇行し像担持体１が破損してしまうという問題点を有し
ていた。
のテンション機構では、像担持体１のテンションが完全
に解除された状態でプロセスカートリッジ３２がメーカ
ーからユーザまで輸送されるため、輸送中にビード８が
ビードストッパ２ａ，３ａ，４ａを乗り越えてしまい像
担持体１と像担持体搬送ローラ２，３およびテンション
ローラ４との位置関係がずれ印字動作中に像担持体１が
蛇行し像担持体１が破損してしまうという問題点を有し
ていた。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、平行に設けられた複数のローラに懸架された
無端ベルト状の像担持ベルトと、複数のローラのうちの
１つを介して像担持ベルトを押圧し像担持ベルトへ張力
を与える押圧手段と、押圧手段による押圧力をそのまま
像担持ベルトへ与える状態と，押圧手段による押圧力を
弱めて像担持ベルトへ与える状態と，押圧手段による押
圧力を像担持ベルトへ与えない状態とに押圧手段による
像担持ベルトへの押圧力を調節する調節手段とを備えた
ものである。
するため、平行に設けられた複数のローラに懸架された
無端ベルト状の像担持ベルトと、複数のローラのうちの
１つを介して像担持ベルトを押圧し像担持ベルトへ張力
を与える押圧手段と、押圧手段による押圧力をそのまま
像担持ベルトへ与える状態と，押圧手段による押圧力を
弱めて像担持ベルトへ与える状態と，押圧手段による押
圧力を像担持ベルトへ与えない状態とに押圧手段による
像担持ベルトへの押圧力を調節する調節手段とを備えた
ものである。
【００１３】
【作用】本発明は上記した構成により、装置の輸送中も
像担持ベルトへ押圧手段による押圧力を弱めて与えるこ
とができ、像担持体と複数のローラとの位置関係がずれ
ることを防止することができる。
像担持ベルトへ押圧手段による押圧力を弱めて与えるこ
とができ、像担持体と複数のローラとの位置関係がずれ
ることを防止することができる。
【００１４】
【実施例】以下に本発明の一実施例における電子写真装
置について図を用いて説明する。図１は本発明の一実施
例における電子写真装置のテンション機構の拡大図であ
る。ここで上記した従来の電子写真装置と同じ構成部材
については同じ符号を付与して詳細な説明を省略する。
また、電子写真装置のテンション機構以外の構成部材に
ついても図２に示した従来の電子写真装置と同じである
ので詳細な説明を省略する。
置について図を用いて説明する。図１は本発明の一実施
例における電子写真装置のテンション機構の拡大図であ
る。ここで上記した従来の電子写真装置と同じ構成部材
については同じ符号を付与して詳細な説明を省略する。
また、電子写真装置のテンション機構以外の構成部材に
ついても図２に示した従来の電子写真装置と同じである
ので詳細な説明を省略する。
【００１５】６は像担持体１にテンションを付与，解除
するためのカムであり、垂直平面６ｂとストッパ用の凹
み６ｃ，６ｄが設けられている。
するためのカムであり、垂直平面６ｂとストッパ用の凹
み６ｃ，６ｄが設けられている。
【００１６】以上のように構成された本発明の一実施例
における電子写真装置のテンション機構についてその動
作を説明する。図１（ａ）は印字動作可能な状態、つま
り像担持体１にテンションが付与された状態を示してい
る。カム６に設けられた垂直平面６ｂにリンク５に設け
られたストッパ５ｂが接触しない状態までカム６を軸６
ａを中心に矢印Ｆ方向へ回転させることで、テンション
ローラ４を回動可能に軸支したリンク５が支点５ａを中
心に矢印Ｇ方向へ回転し、像担持体１とテンションロー
ラ４が接触した状態でリンク５の回転が停止し像担持体
１にテンションが付与され、印字動作可能な状態とな
る。図１（ｂ）は像担持体１の輸送が可能な状態、つま
り像担持体１にテンションが若干付与された状態を示し
ている。カム６に設けられた凹み６ｄにリンク５に設け
られたストッパ５ｂが係合するまでカム６を軸６ａを中
心に矢印Ｈ方向へ回転させることで、テンションローラ
４を回動可能に軸支したリンク５が支点５ａを中心に矢
印Ｉ方向へ回転し、像担持体１とテンションローラ４が
若干接触した状態でリンク５の回転が停止し像担持体１
にテンションが若干付与される。このため、蛇行防止用
のビード８と各ローラに設けられたビードストッパ２
ａ，３ａ，４ａは接触した状態を維持し、プロセスカー
トリッジ３２の輸送中にビード８がビードストッパ２
ａ，３ａ，４ａを乗り越えてしまい印字動作中に像担持
体１が蛇行し像担持体１が破損してしまうことが防止で
きる。図１（ｃ）は像担持体１の交換が可能な状態、つ
まり像担持体１のテンションが解除された状態を示して
いる。カム６に設けられた凹み６ｃにリンク５に設けら
れたストッパ５ｂが係合するまでカム６を軸６ａを中心
に矢印Ｊ方向へ回転させることで、テンションローラ４
を回動可能に軸支したリンク５が支点５ａを中心に矢印
Ｋ方向へ回転し、像担持体１とテンションローラ４が離
間した状態でリンク５の回転が停止し像担持体１のテン
ションが完全に解除され、像担持体１の交換が可能な状
態となる。
における電子写真装置のテンション機構についてその動
作を説明する。図１（ａ）は印字動作可能な状態、つま
り像担持体１にテンションが付与された状態を示してい
る。カム６に設けられた垂直平面６ｂにリンク５に設け
られたストッパ５ｂが接触しない状態までカム６を軸６
ａを中心に矢印Ｆ方向へ回転させることで、テンション
ローラ４を回動可能に軸支したリンク５が支点５ａを中
心に矢印Ｇ方向へ回転し、像担持体１とテンションロー
ラ４が接触した状態でリンク５の回転が停止し像担持体
１にテンションが付与され、印字動作可能な状態とな
る。図１（ｂ）は像担持体１の輸送が可能な状態、つま
り像担持体１にテンションが若干付与された状態を示し
ている。カム６に設けられた凹み６ｄにリンク５に設け
られたストッパ５ｂが係合するまでカム６を軸６ａを中
心に矢印Ｈ方向へ回転させることで、テンションローラ
４を回動可能に軸支したリンク５が支点５ａを中心に矢
印Ｉ方向へ回転し、像担持体１とテンションローラ４が
若干接触した状態でリンク５の回転が停止し像担持体１
にテンションが若干付与される。このため、蛇行防止用
のビード８と各ローラに設けられたビードストッパ２
ａ，３ａ，４ａは接触した状態を維持し、プロセスカー
トリッジ３２の輸送中にビード８がビードストッパ２
ａ，３ａ，４ａを乗り越えてしまい印字動作中に像担持
体１が蛇行し像担持体１が破損してしまうことが防止で
きる。図１（ｃ）は像担持体１の交換が可能な状態、つ
まり像担持体１のテンションが解除された状態を示して
いる。カム６に設けられた凹み６ｃにリンク５に設けら
れたストッパ５ｂが係合するまでカム６を軸６ａを中心
に矢印Ｊ方向へ回転させることで、テンションローラ４
を回動可能に軸支したリンク５が支点５ａを中心に矢印
Ｋ方向へ回転し、像担持体１とテンションローラ４が離
間した状態でリンク５の回転が停止し像担持体１のテン
ションが完全に解除され、像担持体１の交換が可能な状
態となる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明は、平行に設けられ
た複数のローラに懸架された無端ベルト状の像担持ベル
トと、複数のローラのうちの１つを介して像担持ベルト
を押圧し像担持ベルトへ張力を与える押圧手段と、押圧
手段による押圧力をそのまま像担持ベルトへ与える状態
と，押圧手段による押圧力を弱めて像担持ベルトへ与え
る状態と，押圧手段による押圧力を像担持ベルトへ与え
ない状態とに押圧手段による像担持ベルトへの押圧力を
調節する調節手段とを備えたことにより、装置の輸送中
も像担持ベルトへ押圧手段による押圧力を弱めて与える
ことができ、像担持体と複数のローラとの位置関係がず
れることを防止することができるので、印字動作中に像
担持体が蛇行し像担持体が破損してしまうという問題を
防止できるとともに、調節手段は押圧手段による押圧力
を像担持ベルトへ与えない状態にも調節を行うことがで
きるので像担持体組立時の作業性も大幅に向上する。
た複数のローラに懸架された無端ベルト状の像担持ベル
トと、複数のローラのうちの１つを介して像担持ベルト
を押圧し像担持ベルトへ張力を与える押圧手段と、押圧
手段による押圧力をそのまま像担持ベルトへ与える状態
と，押圧手段による押圧力を弱めて像担持ベルトへ与え
る状態と，押圧手段による押圧力を像担持ベルトへ与え
ない状態とに押圧手段による像担持ベルトへの押圧力を
調節する調節手段とを備えたことにより、装置の輸送中
も像担持ベルトへ押圧手段による押圧力を弱めて与える
ことができ、像担持体と複数のローラとの位置関係がず
れることを防止することができるので、印字動作中に像
担持体が蛇行し像担持体が破損してしまうという問題を
防止できるとともに、調節手段は押圧手段による押圧力
を像担持ベルトへ与えない状態にも調節を行うことがで
きるので像担持体組立時の作業性も大幅に向上する。
【図１】本発明の一実施例における電子写真装置のテン
ション機構の拡大図
ション機構の拡大図
【図２】従来の電子写真装置の構成図
【図３】従来の電子写真装置のテンション機構の拡大図
【図４】従来の電子写真装置の蛇行防止機構の拡大図
１ 像担持体 ２，３ 像担持体搬送ローラ ４ テンションローラ ５ リンク ５ａ 支点 ５ｂ ストッパ ６ カム ６ａ 軸 ６ｂ 垂直平面 ６ｃ 凹み ６ｄ 凹み ７ テンションスプリング ８ ビード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝間田 芳和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野田 豊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中尾 英一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】平行に設けられた複数のローラに懸架され
た無端ベルト状の像担持ベルトと、複数の前記ローラの
うちの１つを介して前記像担持ベルトを押圧し前記像担
持ベルトへ張力を与える押圧手段と、前記押圧手段によ
る押圧力をそのまま前記像担持ベルトへ与える状態と，
前記押圧手段による押圧力を弱めて前記像担持ベルトへ
与える状態と，前記押圧手段による押圧力を前記像担持
ベルトへ与えない状態とに前記押圧手段による前記像担
持ベルトへの押圧力を調節する調節手段とを備えたこと
を特徴とする電子写真装置。 - 【請求項２】平行に設けられた複数のローラに懸架され
たトナー像を担持する無端ベルト状の像担持ベルトと、
前記像担持ベルト上のトナー像を記録媒体へ転写する転
写手段とを有し、複数の前記ローラのうちの１つを介し
て前記像担持ベルトを押圧し前記像担持ベルトへ張力を
与える押圧手段と、前記押圧手段による押圧力をそのま
ま前記像担持ベルトへ与える状態と，前記押圧手段によ
る押圧力を弱めて前記像担持ベルトへ与える状態と，前
記押圧手段による押圧力を前記像担持ベルトへ与えない
状態とに前記押圧手段による前記像担持ベルトへの押圧
力を調節する調節手段とを備えたことを特徴とする電子
写真装置。 - 【請求項３】平行に設けられた複数のローラに懸架され
たトナー像を担持する無端ベルト状の像担持ベルトと、
前記像担持ベルト上のトナー像を記録媒体へ転写する転
写手段とを有し、複数の前記ローラのうちの１つを介し
て前記像担持ベルトを押圧し前記像担持ベルトへ張力を
与える押圧手段と、前記押圧手段による押圧力をそのま
ま前記像担持ベルトへ与える状態と，前記押圧手段によ
る押圧力を弱めて前記像担持ベルトへ与える状態と，前
記押圧手段による押圧力を前記像担持ベルトへ与えない
状態とに前記押圧手段による前記像担持ベルトへの押圧
力を調節する調節手段と、複数の前記ローラと前記押圧
手段と前記調節手段と前記像担持ベルトとを収納し装置
本体より着脱可能に設けられたプロセスカートリッジと
を備えたことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4404895A JPH08241014A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4404895A JPH08241014A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08241014A true JPH08241014A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12680737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4404895A Pending JPH08241014A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08241014A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6175704B1 (en) | 1998-05-27 | 2001-01-16 | Nec Corporation | Electrophotographic printer using replaceable photosensitive belt cartridge |
| US6185394B1 (en) | 1998-12-07 | 2001-02-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of adjusting photoreceptor belt in printing apparatus |
| US6249662B1 (en) | 1998-12-07 | 2001-06-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device for adjusting photoreceptor belt tension in printing apparatus |
| JP2002268455A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | エンドレスベルト状画像形成体、画像形成ユニット及び画像形成装置 |
| US7957672B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a belt unit |
| WO2015147516A1 (ko) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | 일진파워텍(주) | 지중 케이블의 기계화 포설장비 및 공법에 이용되는 레일 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP4404895A patent/JPH08241014A/ja active Pending
Cited By (9)
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| KR100313871B1 (ko) * | 1998-12-07 | 2002-04-17 | 윤종용 | 인쇄기의 감광 벨트 장력 조절장치_ |
| KR100544168B1 (ko) * | 1998-12-07 | 2006-07-25 | 삼성전자주식회사 | 인쇄기의 감광벨트 장력 조절방법 |
| JP2002268455A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | エンドレスベルト状画像形成体、画像形成ユニット及び画像形成装置 |
| JP4668436B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2011-04-13 | 株式会社リコー | エンドレスベルト状画像形成体、画像形成ユニット及び画像形成装置 |
| US7957672B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-06-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a belt unit |
| WO2015147516A1 (ko) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | 일진파워텍(주) | 지중 케이블의 기계화 포설장비 및 공법에 이용되는 레일 |
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