JPH0749623A - 電子写真プリンタおよび電子写真プリント方法 - Google Patents

電子写真プリンタおよび電子写真プリント方法

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JPH0749623A
JPH0749623A JP5194480A JP19448093A JPH0749623A JP H0749623 A JPH0749623 A JP H0749623A JP 5194480 A JP5194480 A JP 5194480A JP 19448093 A JP19448093 A JP 19448093A JP H0749623 A JPH0749623 A JP H0749623A
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JP
Japan
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toner image
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electrostatic latent
recording medium
transfer
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Pending
Application number
JP5194480A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Inagaki
潤 稲垣
Hisanobu Inada
久信 稲田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH0749623A publication Critical patent/JPH0749623A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱ロールの表面温度を、多色トナー像を溶
融させて記録媒体に転写・定着させるのに十分な温度に
保持し、品質の優れたカラー画像をプリントすることが
可能な電子写真プリンタ及び電子写真プリント方法を提
供する。 【構成】 静電潜像担持体10、静電潜像担持体上に色分
解されたプリント情報に基づく複数の静電潜像を順次形
成する露光手段80、静電潜像担持体上に形成された静電
潜像を色分解されたプリント情報に対応する色相のトナ
ーにより順次現像してトナー像となす現像手段20、静電
潜像担持体上のトナー像が順次転写されて多色トナー像
が形成される中間転写媒体31、中間転写媒体上に形成さ
れた多色トナー像が転写・定着される記録媒体Pを搬
入,搬出する搬送手段70および中間転写媒体に記録媒体
を介して圧接され、多色トナー像を記録媒体に加熱定着
する転写・定着手段50を備えた電子写真プリンタ1と電
子写真プリント方法。転写・定着手段50は、補助加熱手
段52を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタおよ
び電子写真プリント方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プリンタは、静電潜像担持体、
すなわち、感光ドラム上に形成された静電潜像をトナー
によって現像し、このトナー像を加熱ロール等の転写・
定着手段により紙等の記録媒体に加熱・加圧して定着す
るものである。このような電子写真プリンタには、紙、
プラスチックフィルムあるいは金属薄板等の種々の記録
媒体にトナー像を転写できる利点を有するベルトやドラ
ム等の中間転写手段を備えたものがある。中間転写手段
を備えた電子写真プリンタとしては、例えば、特開昭5
0−23234号公報に掲載された転写定着装置や特公
昭57−20632号公報に掲載された電子写真用トナ
ー転写・融解装置が知られており、前者は液体トナーを
使用する湿式タイプで、後者は乾式トナーを使用した乾
式タイプである。また、後者は中間転写手段としてベル
トを使用しており、湿式で中間転写手段としてベルトを
使用しているものには、特開昭63−34573号公報
に掲載された電子写真式印字機が知られている。
【0003】ここで、液体トナーを用いる湿式タイプの
電子写真プリンタは、サブミクロンオーダーの微細なト
ナー粒子が使用できることから、乾式タイプに比べ、解
像力が高くシャープな像が得られるという利点を有して
いる。この電子写真プリンタにおいて、カラー像を作成
する場合には、例えば、マゼンタの色相に対応する静電
潜像を感光ドラム上に形成し、この静電潜像をマゼンタ
の液体トナーで現像した後、感光ドラムに圧接されてい
る中間転写手段、例えば中間転写ドラムにマゼンタのト
ナー像を転写する。以下同様にして、シアン、イエロー
のトナー像を中間転写ドラムに順次積層転写して多色ト
ナー像を形成する。ついで、加熱ロールを中間転写ドラ
ムに圧接し、中間転写ドラムに積層転写した多色トナー
像を紙等の記録媒体に転写して定着させ、カラー像を作
成している。
【0004】このとき、加熱ロールは、内部に配置した
熱源によってロール自体を加熱し、紙等の記録媒体の裏
面側から加熱ロールを圧接して、中間転写ドラム上の多
色トナー像を溶融させることによって記録媒体に転写・
定着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電子写
真プリンタの加熱ロールは、紙等の記録媒体を中間転写
ドラムとの間でニップするときのニップ圧に幅を持たせ
るために加熱ロールの表面に弾性体、例えば、ゴムを被
覆している。このため、加熱ロールにおいては、前記ゴ
ム被覆を加熱源との関係を考慮して適当な厚さに調整す
る必要がある。この調整を怠ってゴム被覆が薄すぎると
必要とするニップ圧の幅が得られない。
【0006】一方、ゴム被覆が厚すぎると、多色トナー
像を溶融させる加熱ロールからの熱伝導が前記ゴムによ
って妨げられ、加熱ロールの表面を十分な温度(約 200
℃)に維持することができなくなる。このように、加熱
ロールの表面温度が低くなると、多色トナー像の溶融が
不十分となる結果、得られる画像の品質が低下すること
がある。この場合、加熱源によって加熱ロールを更に加
熱することも考えらえるが、過度に加熱するとゴム被覆
の耐熱温度を越えてしまうという問題が生ずる。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、加熱ロールの表面温度を、多色トナー像を溶融させ
て記録媒体に転写・定着させるのに十分な温度に保持
し、品質の優れたカラー画像をプリントすることが可能
な電子写真プリンタおよび電子写真プリント方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電子写真プリンタによれば、静電潜像担持体、
この静電潜像担持体上に色分解されたプリント情報に基
づく複数の静電潜像を順次形成する露光手段、前記静電
潜像担持体上に形成された静電潜像を色分解されたプリ
ント情報に対応する色相のトナーにより順次現像してト
ナー像となす現像手段、前記静電潜像担持体上のトナー
像が順次転写されて多色トナー像が形成される中間転写
媒体、この中間転写媒体上に形成された前記多色トナー
像が転写・定着される記録媒体を搬入,搬出する搬送手
段および前記中間転写媒体に前記記録媒体を介して圧接
され、前記多色トナー像を前記記録媒体に加熱定着する
転写・定着手段を備えた電子写真プリンタであって、前
記転写・定着手段は補助加熱手段を備えている構成とし
たのである。
【0009】好ましくは、前記補助加熱手段を、前記転
写・定着手段に直接圧接される加熱ローラとする。また
好ましくは、前記補助加熱手段を、前記中間転写媒体に
対し、前記転写・定着手段の回転方向上流側または下流
側の少なくとも一方に前記記録媒体を介して圧接される
加熱ローラとする。
【0010】好ましくは、前記補助加熱手段を熱輻射手
段とする。また好ましくは、前記補助加熱手段を、前記
中間転写媒体に対し前記転写・定着手段の回転方向上流
側または下流側の少なくとも一方に配置された熱輻射手
段とする。また、上記目的を達成するため本発明の電子
写真プリント方法によれば、色分解されたプリント情報
に基づく複数の静電潜像を静電潜像担持体上に順次形成
する露光工程、前記静電潜像担持体上に形成された静電
潜像を色分解されたプリント情報に対応する色相のトナ
ーにより順次現像してトナー像となす現像工程、前記現
像工程で現像されたトナー像を中間転写媒体上に順次転
写して多色トナー像を形成する中間転写工程、前記中間
転写工程で形成した前記多色トナー像を記録媒体に加熱
定着する転写・定着工程を備えた電子写真プリント方法
であって、前記転写・定着工程は、前記多色トナー像を
前記記録媒体に加熱定着する前または後の少なくとも一
方で前記記録媒体を所定温度以上に補助加熱しながら加
熱定着する構成としたのである。
【0011】
【作用】本発明の電子写真プリンタおよび電子写真プリ
ント方法は、記録媒体に加熱定着される多色トナー像を
補助加熱する補助加熱手段を備え、多色トナー像を記録
媒体に加熱定着する前または後の少なくとも一方で記録
媒体を所定温度以上に補助加熱しながら記録媒体に加熱
定着するものである。
【0012】このため、記録媒体に加熱定着される多色
トナー像は、加熱定着に必要な所定温度以上に加熱さ
れ、完全に溶融した状態で記録媒体に転写・定着され
る。このとき、補助加熱手段を、転写・定着手段を加熱
ローラや熱輻射手段で直接加熱すると、転写・定着手段
の表面温度が、多色トナー像が溶融する所定温度以上に
無駄なく補助加熱される。
【0013】また、補助加熱手段を、転写・定着手段を
記録媒体を介して加熱ローラや熱輻射手段で加熱する
と、転写・定着手段の他に記録媒体も加熱されるため、
多色トナー像の記録媒体への転写性が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の電子写真プリンタおよび電子
写真プリント方法の一実施例を、記録媒体を搬送する主
搬送路と、記録媒体を反転させて前記主搬送路へ戻すバ
イパス搬送路とを有する搬送装置を備えた電子写真プリ
ンタに基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0015】電子写真プリンタ1は、図1に示すよう
に、感光手段10、現像手段20、中間転写手段30、
クリーニング手段40、転写・定着手段50、補助スク
イズローラ60、記録媒体(転写紙P)の搬送装置70
および矢印A方向から露光用の光を照射する露光手段8
0を備えており、感光手段10、中間転写手段30、ク
リーニング手段40および補助スクイズローラ60は、
全体として一つのプロセスユニットUP としてまとめら
れ、ガイドレール5,5に沿って図1において手前側へ
と引き出される。
【0016】尚、図1に示す電子写真プリンタ1は、正
面から見た図であり、以下の説明においては、図示した
側を正面側、図面の裏側に相当する奥部側を背面側とい
う。また、図1に示した各矢印は、各部材の回転方向な
らびに記録媒体の搬送方向を示している。感光手段10
は、感光ドラム11、感光ドラム11の残留電荷を除去
する除電器12および感光ドラム11を一様に帯電させ
る帯電器13を有しており、残留電荷の除去に先立って
クリーニング手段40によって表面を清掃される。これ
らのクリーニング手段40、除電器12および帯電器1
3は、中間転写手段30と現像手段20との間に感光ド
ラム11の回転方向に沿って、この順序で配置されてい
る。
【0017】感光ドラム11は、円筒形のドラムの表面
に有機光電材料(OPC:organic phot-oconductor) からな
る感光層が形成されている。感光層の素材としては、O
PCの他に例えば、セレン(Se)系やアモルファスシリ
コン(α−Si)等も使用できる。除電器12は、LED
アレイや小形の白熱ランプで、感光ドラム11の表面に
光を照射して残留潜像を消去する。帯電器13は、コロ
ナ放電で発生させたイオンにより感光ドラム11を均一
に帯電させる。
【0018】現像手段20は、ハウジング210の上部
に形成される第一現像ユニット21〜第四現像ユニット
24と、感光ドラム11の接線方向となる図中矢印で示
す左右方向に、現像ユニット21〜24を一体に水平に
移動させる駆動手段25および各現像ユニット21〜2
4に配置され、現像ユニット21〜24のそれぞれに着
脱自在に装着されるトナーカートリッジ26を備えてい
る。駆動手段25は、ボールネジ25aおよび駆動モー
タ25bを有している。第一現像ユニット21は、ハウ
ジング210の上部に液体トナーの液槽211が形成さ
れると共に、下部に各色相の液体トナーを収容したトナ
ーカートリッジ26が収容され、液槽211にはそれぞ
れ現像ローラとスクイズローラ(共に図示せず)とが所
定の間隔で平行に配置されている。尚、他の現像ユニッ
ト22〜24も第一現像ユニット21と同様に構成され
ている。
【0019】現像手段20は、各現像ユニット21〜2
4にイエロー、マゼンタ、シアンおよび黒の各液体トナ
ーを収容したトナーカートリッジ26がそれぞれ配置さ
れ、現像開始前の初期位置においては、感光ドラム11
の右方に配置されている。そして、現像ユニット21〜
24は、現像の際、駆動手段25によってこの順で感光
手段10側へと順次移動され、色分解されたプリント情
報に基づいて形成された各静電潜像が順次現像される。
液体トナーは、液体キャリア中にそれぞれイエロー、マ
ゼンタ、シアン等のトナー粒子を分散させたものを使用
する。
【0020】中間転写手段30は、中間転写ドラム31
と、この中間転写ドラム31の回転方向に沿って配置さ
れた帯電器32とを備えており、現像手段20の現像ユ
ニット21〜24で現像された各トナー像が中間転写ド
ラム31上に順次積層転写される。中間転写ドラム31
は、円筒形の金属ドラムの表面に絶縁性を有する薄いシ
リコーン樹脂層を形成したもの、あるいは、導電性基板
上にシリコーン樹脂層を形成したものを金属ドラムに巻
き付けたものを用い、また、シリコーン樹脂層の下に適
当なクッション層を設けると良い転写性が得られる。中
間転写ドラム31は、感光ドラム11に圧接され、現像
手段20で各色相のトナー像が現像される度に、各トナ
ー像が順次積層転写される。
【0021】なお、中間転写ドラム31は、記録媒体の
大きさに応じて適宜の直径のものが使用可能で、記録媒
体が大きいときは、図1に示したように感光ドラム11
よりも直径が大きくなる。帯電器32は、感光手段10
の帯電器13と同様の原理で中間転写ドラム31に帯電
を施し、感光ドラム11から転写される色相の異なる次
のトナー像が転写され易いように、前のトナー像の影響
を打ち消すと同時に、すでに中間転写ドラム31上に転
写されたトナー像が感光ドラム11上に戻ることを防ぐ
ものである。
【0022】そして、中間転写手段30においては、感
光ドラム11に現像されたトナー像が、帯電器32によ
り帯電されながら中間転写ドラム31に順次積層転写さ
れる。この転写に際し、感光ドラム11には中間転写ド
ラム31に転写されなかった僅かなトナー像や液体トナ
ーが残るが、これらはクリーニング手段40により清掃
される。
【0023】このとき、前記イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒(Bk)の各液体トナー
のうち、感光ドラム11に最初に現像されるトナー像の
色相をイエロー(Y)とすると、転写紙P上では最上層
にイエローのトナー像が定着される。したがって、イエ
ローのトナーは、他の色相のトナーに比べて光透過性が
高いことから、得られるカラー像が鮮明となり画像品質
の向上が図られる。
【0024】しかも、イエローのトナー像は、中間転写
ドラム31上では転写積層される各トナー像の中で最下
層に位置し、転写紙P上に転写されずに中間転写ドラム
31上に残る可能性が最も高い。しかし、イエローのト
ナー像は、他の色相のトナー像に比べると余り目立たな
いので、中間転写ドラム31上に残留していたとしても
次にプリントされるカラー像への影響が小さくクリーニ
ングの必要がない。
【0025】クリーニング手段40は、カートリッジ4
1内に感光ドラム11に当接したクリーニングローラ4
2等が設けられている。このクリーニング手段40は、
中間転写ドラム31への転写後に感光ドラム11に残っ
たトナー像や液体トナーの残滓をクリーニングローラ4
2で静電的に吸着して集め、これをウレタンゴム等から
なるゴムブレードでかき取ってトナー回収容器に回収す
る。
【0026】転写・定着手段50は、ヒータ(図示せず)
を内蔵した加熱ロール51、加熱ローラ52および押圧
機構(図示せず)とを有している。加熱ロール51は、
多色トナー像の加熱定着の際に、前記押圧機構により加
熱ローラ52と一体に駆動されて中間転写ドラム31に
圧接され、中間転写ドラム31に積層転写された多色ト
ナー像を加熱・加圧して転写紙P上に定着させる。
【0027】加熱ローラ52は、加熱ロール51の表面
を加熱することにより、転写紙Pに加熱定着される多色
トナー像を加熱定着に必要な所定温度(例えば、200
℃)以上に補助加熱するもので、内部に熱源を内蔵した
金属製ローラ(アルミニウム,ステンレス等)よりな
る。また、加熱ローラ52は、汚れ防止のために 厚さ1
00μm程度のフッ素樹脂を前記金属製ローラの表面にコ
ーティングしてもよい。加熱ローラ52は、図2に示す
ように、加熱ロール51に直接圧接されて回転し、加熱
ロール51の表面を所定温度以上に補助加熱する。この
ローラ52は、上記目的を達成するうえでは、補助加熱
した加熱ロール51の表面温度の低下を小さく抑えるた
め、他の部材と干渉しない範囲で、中間転写ドラム31
と加熱ロール51とのニップ点に可能な限り近い位置に
配置することが好ましい。
【0028】ここで、前記押圧機構は、感光ドラム11
から中間転写ドラム31にトナー像を転写するときに
は、加熱ロール51を中間転写ドラム31から離間させ
ておく。そして、中間転写ドラム31の4種類のトナー
像うち最後のトナー像が転写された部分が到達するまで
に、押圧機構により加熱ロール51が中間転写ドラム3
1に所定の押圧力で押し付けられる。これにより、加熱
ロール51は、中間転写ドラム31に積層転写された多
色トナー像を加圧・加熱して搬送装置70によって搬送
されてくる転写紙P上に転写させて定着する。
【0029】ここにおいて、感光ドラム11、中間転写
ドラム31および加熱ロール51は、感光ドラム11お
よび中間転写ドラム31の回転軸の中心を通る軸線と、
中間転写ドラム31および加熱ロール51の回転軸の中
心を通る軸線とが実質的に直交するように配置する。こ
のように配置すると、前記押圧機構によって加熱ロール
51を中間転写ドラム31に圧接したとき、加熱ロール
51の回転軸中心から中間転写ドラム31の回転軸中心
方向に作用する押圧力の、中間転写ドラム31の回転軸
中心から感光ドラム11の回転軸中心方向の分力がゼロ
となる。
【0030】したがって、加熱ロール51の圧接によっ
て、感光ドラム11に圧接されている中間転写ドラム3
1の押圧力を変化させる応力が、中間転写ドラム31に
作用することはない。このため、中間転写ドラム31
は、感光ドラム11に対して常に一定の押圧力で圧接さ
れ、感光ドラム11に現像されたトナー像の中間転写ド
ラム31への転写には何ら悪影響を及ぼすことがなく、
画像品質の高いカラー画像が得られる。
【0031】補助スクイズローラ60は、感光ドラム1
1との間に、例えば、30μmの間隔を保持して現像手
段20と中間転写手段30との間に配置され、感光ドラ
ム11と同方向に回転して、トナー像が現像された感光
ドラム11からこの間隔を超える過剰の液体トナー、特
に液体キャリアを除去する。なお、補助スクイズローラ
60に代えて、帯電器を用いたスクイズコロナを使用し
ても同様の効果が得られる。
【0032】搬送装置70は、転写紙Pの両面プリント
を可能とするもので、上下2段に配置されたドロア
1,D2の一方から転写紙Pを引き出して中間転写ドラ
ム31へ搬送する主搬送路71と、転写紙Pを反転させ
て主搬送路71へ戻すバイパス搬送路72とを備えてい
る。主搬送路71は、転写紙Pの搬送手段として、ドロ
アD1,D2側に正逆回転自在な複数の可逆ローラ71a
が、また、中間転写ドラム31側から排出側にかけて複
数の正転ローラ71bがそれぞれ設けられている。ま
た、主搬送路71には、転写紙Pの搬送を案内するガイ
ド板71cが設けられている。
【0033】一方、バイパス搬送路72は、主搬送路7
1に並列配置され、中間転写ドラム31側に位置する入
り口側には、搬送される転写紙の搬送方向を切り替える
切替爪72a、中間には転写紙を搬送する複数の搬送ロ
ーラ72b、および主搬送路71と再合流する出口側に
は転写紙の搬送を案内する案内部材72cがそれぞれ設
けられている。
【0034】ここで、主搬送路71は、転写紙の搬送方
向において、各ドロアD1,D2からバイパス搬送路72
出口側の案内部材72cまでの長さが、少なくとも転写
紙の搬送方向における長さ以上となるように設定する。
これにより、両面プリントの際に、切替爪72aで反転
された転写紙が、バイパス搬送路72から再度主搬送路
71へ確実に搬送される。このとき、主搬送路71は、
転写紙がバイパス搬送路72から主搬送路71へ戻る前
に、可逆ローラ71aの搬送方向を逆転させる。これに
より、両面プリントの際に、転写紙の反転に伴うバイパ
ス搬送路72から主搬送路71への転写紙の搬送方向の
切替が円滑となる。
【0035】露光手段80は、色分解されたプリント情
報に基づく静電潜像を感光ドラム11の表面に形成する
レーザ光学系で、現像手段20の直下に配置され、レー
ザ光源、液晶シャッタ等を有している。露光手段80
は、カラー原稿の各色相に対応したプリント情報に基づ
いてレーザ光を矢印A方向から感光ドラム11上に照射
し、表面に各プリント情報に対応した静電潜像を形成す
る。また、プリント情報を感光ドラム11上に照射する
露光手段としては、LEDアレイを使用してもよい。
【0036】本発明の電子写真プリンタ1は、以上のよ
うに構成され、以下に説明する電子写真プリント方法に
よりカラー像を作成する。まず、クリーニング手段40
で清掃された感光ドラム11の表面から除電器12で残
留電荷を除去し、帯電器13で一様に帯電させる。つぎ
に、図中矢印Aで示すようにレーザ光を照射し、色分解
されたプリント情報に基づく静電潜像を感光ドラム11
の表面に順次形成する。このレーザ光の照射による静電
潜像は、イエロー、マゼンタ、シアンおよび黒の色相に
対応して合計4回形成される。
【0037】ついで、ボールネジ25aが駆動モータ2
5bにより回転され、図中感光ドラム11の右方に配置
されていた現像手段20が感光ドラム11側へ水平に移
動され、第一現像ユニット21でイエローのトナー像
が、第二現像ユニット22でマゼンタのトナー像が、以
下同様にして、シアンおよび黒のトナー像が順次現像さ
れる。このようにして、各現像ユニットで現像されたト
ナー像は中間転写ドラム31へと順次転写され、中間転
写ドラム31には4色のトナー像を積層した多色トナー
像が形成される。
【0038】そして、第四現像ユニット24で現像され
たトナー像の中間転写ドラム31への転写と並行して、
あるいは、転写終了後に、前記押圧機構により加熱ロー
ル51が中間転写ドラム31に圧接される。これによ
り、中間転写ドラム31上に積層転写された多色トナー
像が、搬送装置70の主搬送路71を搬送されてくる転
写紙Pに加熱・加圧されて一括して定着され、転写紙P
の表面にカラー像を形成する1工程が終了する。
【0039】このとき、中間転写ドラム31上の多色ト
ナー像は、加熱ロール51とのニップにより加熱・加圧
されて転写紙P上に加熱定着されるが、加熱ロール51
は内蔵した前記ヒータおよび加熱ローラ52によって表
面が所定温度以上に加熱されている。このため、多色ト
ナー像は、加熱定着に必要な所定温度以上に加熱され、
完全に溶融した状態で転写紙Pに転写・定着されるの
で、高品質のカラー画像が得られる。
【0040】また、転写紙Pの裏面にもカラー像をプリ
ントするときは、切替爪72aを上方へはね上げること
により、表面に多色トナー像が定着された転写紙Pを、
バイパス搬送路72へ導いて表裏を反転させる。これに
より、表面にカラー像が形成された転写紙Pは、バイパ
ス搬送路72を複数の搬送ローラ72bによって搬送さ
れ、案内部材72cを通って再度主搬送路71へと搬送
される。
【0041】このとき、主搬送路71では、転写紙Pが
バイパス搬送路72から主搬送路71へ戻る前に、可逆
ローラ71aの搬送方向が逆転され、表裏を反転された
転写紙Pは、これら可逆ローラ71aによって構成され
る転写紙搬送路へ一次的に収容される。次に、前記と同
様にして、色分解されたプリント情報に基づいて感光ド
ラム11上に形成された静電潜像が現像手段20で順次
現像され、中間転写ドラム31上に積層転写された多色
トナー像を転写紙Pの裏面に転写するときに、転写紙P
は、一次的に収容されている前記転写紙搬送路から、再
度、主搬送路71を通って中間転写ドラム31へ搬送さ
れ、加熱ロール51との間でニップされて裏面に多色ト
ナー像が定着される。
【0042】次いで、バイパス搬送路72の切替爪72
aが下方に切り替えられた後、多色トナー像が両面にプ
リントされた転写紙Pは、主搬送路71のガイド板71
cに案内されて、矢印で示すように電子写真プリンタ1
の外部へ排出され、排紙トレイ等に収容される。ここ
で、加熱ロール51に圧接される加熱ローラ52は、図
3に示すように、中間転写ドラム31に対して加熱ロー
ル51の回転方向上流側、または図4に示すように、加
熱ロール51の回転方向下流側に転写紙Pを介して圧接
してもよい。
【0043】このような配置にすると、加熱ロール51
が転写紙Pと共に補助的に加熱される結果、転写紙Pに
加熱定着される多色トナー像が所定温度以上に補助加熱
されている時間が延びる。このため、電子写真プリンタ
1を高速運転したときであっても、多色トナー像が完全
に溶融した状態で転写紙Pに転写・定着され、多色トナ
ー像の転写性がより向上し、品質の優れたカラー画像が
得られる。
【0044】また、補助加熱手段は、図5に示すよう
に、加熱ロール51の近傍に配置され、加熱ロール51
の表面に輻射熱を直接輻射して多色トナー像を所定温度
以上に補助加熱するハロゲンランプ53を使用してもよ
い。この場合、ハロゲンランプ53は、輻射熱を加熱ロ
ール51の表面に効率的に輻射するために、反射板54
を背面側に配置する。
【0045】しかも、ハロゲンランプ53は、上記目的
を達成するうえで、補助加熱した加熱ロール51の表面
温度の低下を小さく抑えるため、他の部材と干渉しない
範囲で、中間転写ドラム31と加熱ロール51とのニッ
プ点に可能な限り近い位置に配置することが好ましい。
更に、ハロゲンランプ53は、図6に示すように、中間
転写ドラム31に対して加熱ロール51の回転方向上流
側、または図7に示すように、加熱ロール51の回転方
向下流側に配置し、転写紙Pと共に加熱ロール51を補
助加熱してもよい。
【0046】このような配置にすると、加熱ロール51
が転写紙Pと共に補助的に加熱される結果、転写紙Pに
加熱定着される多色トナー像が所定温度以上に補助加熱
されている時間が延びる。このため、電子写真プリンタ
1を高速運転したときであっても、多色トナー像が完全
に溶融した状態で転写紙Pに転写・定着され、品質の優
れたカラー画像が得られる。
【0047】尚、加熱ロール51は、表面温度が転写紙
Pに加熱定着される多色トナー像を加熱定着に必要な所
定温度(例えば、200 ℃)以上に保持できる場合には、
図8に示すように転写紙Pを巻き掛ければ、多色トナー
像が所定温度以上に加熱されている時間が延びるので、
補助加熱手段を用いなくとも、電子写真プリンタ1を高
速運転したときであっても高品質のカラー画像が得られ
る。
【0048】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
電子写真プリンタおよび電子写真プリント方法によれ
ば、加熱ロールの表面温度を、多色トナー像を溶融させ
て記録媒体に転写・定着させるのに十分な温度に保持
し、品質の優れたカラー画像をプリントすることができ
る。
【0049】また、補助加熱手段を、転写・定着手段を
加熱ローラや熱輻射手段で直接加熱すると、転写・定着
手段の表面温度が、多色トナー像が溶融する所定温度以
上に効率よく補助加熱され、熱エネルギの無駄がない。
また、補助加熱手段を、転写・定着手段を記録媒体を介
して加熱ローラや熱輻射手段で加熱すると、転写・定着
手段の他に記録媒体も加熱されるため、多色トナー像の
記録媒体への転写性が向上し、一層画像品質に優れたカ
ラー画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真プリント方法を適用した電子
写真プリンタの一実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1の電子写真プリンタに補助加熱手段として
加熱ローラを用いた実施例を示すもので、加熱ローラを
感光ドラム,中間転写ドラムおよび加熱ロールと共に拡
大して示した正面図である。
【図3】加熱ローラを記録媒体を介して加熱ロールの上
流側に配置した正面図である。
【図4】加熱ローラを記録媒体を介して加熱ロールの下
流側に配置した正面図である。
【図5】図1の電子写真プリンタに補助加熱手段として
ハロゲンランプを用いた実施例を示すもので、ハロゲン
ランプを中間転写ドラムおよび加熱ロールと共に拡大し
て示した正面図である。
【図6】ハロゲンランプを記録媒体を介して加熱ロール
の上流側に配置した正面図である。
【図7】ハロゲンランプを記録媒体を介して加熱ロール
の下流側に配置した正面図である。
【図8】補助加熱手段を用いることなく記録媒体を加熱
ロールに巻き掛けて多色トナー像を所定温度以上に加熱
する場合を、中間転写ドラムの一部と加熱ロールとを示
して説明する正面図である。
【符号の説明】
1 電子写真プリンタ 5 ガイドレール 10 感光手段 11 感光ドラム(静電潜像担持
体) 12 除電器 13 帯電器 20 現像手段 21〜24 現像ユニット 25 駆動手段 25a ボールネジ 25b 駆動モータ 26 トナーカートリッジ 210 ハウジング 211 液槽 30 中間転写手段 31 中間転写ドラム(中間転写媒
体) 32 帯電器 40 クリーニング手段 41 カートリッジ 42 クリーニングローラ 43 回収ローラ 50 転写・定着手段 51 加熱ロール 52 加熱ローラ 53 ハロゲンランプ(熱輻射手
段) 54 反射板 60 補助スクイズローラ 70 搬送装置 71 主搬送路 71a 可逆ローラ 71b 搬送ローラ 71c ガイド板 72 バイパス搬送路 72a 切替爪 72b 搬送ローラ 72c 案内部材 80 露光手段 P 転写紙(記録媒体) D1,D2 ドロア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体、この静電潜像担持体上
    に色分解されたプリント情報に基づく複数の静電潜像を
    順次形成する露光手段、前記静電潜像担持体上に形成さ
    れた静電潜像を色分解されたプリント情報に対応する色
    相のトナーにより順次現像してトナー像となす現像手
    段、前記静電潜像担持体上のトナー像が順次転写されて
    多色トナー像が形成される中間転写媒体、この中間転写
    媒体上に形成された前記多色トナー像が転写・定着され
    る記録媒体を搬入,搬出する搬送手段および前記中間転
    写媒体に前記記録媒体を介して圧接され、前記多色トナ
    ー像を前記記録媒体に加熱定着する転写・定着手段を備
    えた電子写真プリンタであって、前記転写・定着手段は
    補助加熱手段を備えていることを特徴とする電子写真プ
    リンタ。
  2. 【請求項2】 前記補助加熱手段が、前記転写・定着手
    段に直接圧接される加熱ローラである、請求項1の電子
    写真プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記補助加熱手段が、前記中間転写媒体
    に対し、前記転写・定着手段の回転方向上流側または下
    流側の少なくとも一方に前記記録媒体を介して圧接され
    る加熱ローラである、請求項1の電子写真プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記補助加熱手段が熱輻射手段である、
    請求項1の電子写真プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記補助加熱手段が、前記中間転写媒体
    に対し前記転写・定着手段の回転方向上流側または下流
    側の少なくとも一方に配置された熱輻射手段である、請
    求項1の電子写真プリンタ。
  6. 【請求項6】 色分解されたプリント情報に基づく複数
    の静電潜像を静電潜像担持体上に順次形成する露光工
    程、前記静電潜像担持体上に形成された静電潜像を色分
    解されたプリント情報に対応する色相のトナーにより順
    次現像してトナー像となす現像工程、前記現像工程で現
    像されたトナー像を中間転写媒体上に順次転写して多色
    トナー像を形成する中間転写工程、前記中間転写工程で
    形成した前記多色トナー像を記録媒体に加熱定着する転
    写・定着工程を備えた電子写真プリント方法であって、
    前記転写・定着工程は、前記多色トナー像を前記記録媒
    体に加熱定着する前または後の少なくとも一方で前記記
    録媒体を所定温度以上に補助加熱しながら加熱定着する
    ことを特徴とする電子写真プリント方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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