JPH112934A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH112934A
JPH112934A JP9153937A JP15393797A JPH112934A JP H112934 A JPH112934 A JP H112934A JP 9153937 A JP9153937 A JP 9153937A JP 15393797 A JP15393797 A JP 15393797A JP H112934 A JPH112934 A JP H112934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリニング装置を用いなくても、中間転写体
の表面に蓄積したカブリトナーによる画質劣化の防止を
可能とした画像形成装置を提供する。 【解決手段】 制御部は、「A4縦送り」を行った枚数
がシフト動作すべき所定の枚数に達したとき、シフト用
給紙トレイ12Eが横方向Yへシフトするようにトレイ
シフトモータ18を制御するとともに、シフト用給紙ト
レイ12Eをシフトさせた場合は、感光体ドラムへの静
電潜像の書き込み位置を記録用紙Pの搬送位置に対応さ
せて変更するように画像処理部を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写体を用い
たデジタル複写機やデジタルプリンタ等の画像形成装置
に関し、特に、カブリトナーによる画質劣化の防止を図
った画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像形成装置は、文字や画像デ
ータを基に感光体上の予め決められた場所の2次元情報
としてオン/オフの2値情報が与えられ、この2値情報
に基づいて感光体上に静電潜像を形成し、それを乾式ト
ナーでトナー像として現像した後、静電的にそのトナー
像を記録体に転写し、定着するものである。この装置の
問題点としては、画像に発生する濃度むら、あるいは転
写部に於けるトナー飛散による解像力やドット再現性の
劣化等が挙げられる。
【0003】この問題の発生原因は、主に転写プロセス
に依る所が大きい。すなわち、記録体である紙の表面の
凹凸のために、紙と感光体が完全に密着せず、不均一な
ギャップが生じること、あるいは紙自体の抵抗値の変化
に依存して、転写電界が乱されたりトナー同士のクーロ
ン反発力を招いたりすることにより、画像の品質が劣化
する。
【0004】このような問題に鑑みてなされた画像形成
装置として、例えば、特公昭46−41679号公報に
示されるものがある。この画像形成装置は、感光体上に
形成したトナー像を中間転写体に転写し、次いで中間転
写体から記録体にトナーを溶融熱転写するものである。
この装置によれば、画質が劣化する最大の要因と考えら
れる記録体への転写領域で、記録体による影響を排除す
ることが可能となる。すなわち、中間転写体は、紙と比
較して環境(温度、湿度)に影響を受けにくく、表面
性、抵抗値等の物性の安定化が可能であるため、密着し
て静電転写を行うことができ、適切な物性値を与えれ
ば、前述したような転写電界の乱れ等によるトナー像の
乱れやむらは殆ど生じない。
【0005】この利点を有効に利用するための技術に関
し、特に、中間転写体の最上層の構成に関する研究が行
われている。例えば、耐熱性やトナー離型性を有する材
料の研究が行われており、このような材料として、シリ
コーン系の弾性体やフッ素系の樹脂がある。現在、多く
のカラー複写機では、画質をより鮮明かつ均一に形成す
るため、シリコーンオイル等を離型剤として用いる場合
が多い。このシリコーン系の離型剤を用いることによ
り、定着部材の表面にトナーがオフセットするのを防い
でいる。しかし、中間転写体を用いた装置では、中間転
写体が感光体表面と接触しているため、中間転写体表面
に与えられたシリコーン系の離型剤によって感光体が汚
染されるという問題がある。
【0006】このような問題に対処するためになされた
従来の画像形成装置として、特開昭57−38473号
公報に示されるものがある。この画像形成装置は、中間
転写体の表面のトナー像を記録体に2次転写する際に、
トナー像が中間転写体の表面にオフセットしないよう
に、トナーを融点以下に冷却して、トナー自体の凝集力
を大きくしてから、記録体と中間転写体を剥離すること
により、離型剤を用いることなしに記録体に転写を行っ
ている。この冷却してから記録体を剥離する場合には、
前述のようなシリコーン系の弾性体を表面に持つ中間転
写体のトナー像は殆ど記録体に転写される。言い換えれ
ば、記録体が接触している領域の中間転写体表面にある
トナーは殆ど全て記録体に転写されるため、感光体の汚
染を防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置によると、感光体表面には必要な画像のトナー以
外に、カブリトナーと呼ばれる不必要な付着トナーが、
記録体に対応する領域内にも、また領域外にも存在して
おり、そのカブリトナーをなくすことが非常に困難であ
る。前述のようなシリコーン系の弾性体を用いた中間転
写体では、感光体上のトナーは、画像のトナーもカブリ
トナーも殆ど中間転写体に転写される。その際、記録体
と接触する領域のカブリトナーは、そのまま記録体に転
写されて持ち去られていくが、記録体に接触していない
部分の中間転写体表面のカブリトナーは蓄積されてい
く。また、画像形成装置が取り扱う記録体のサイズは、
様々であるため、コピーあるいはプリント動作におい
て、その前のコピーあるいはプリント動作に用いられた
記録体のサイズより大きい記録体に転写・定着する場
合、前回のコピーあるいはプリント動作によって記録体
の領域外の中間転写体表面に付着蓄積したカブリトナー
を記録体に転写してしまい、画質劣化を招くという問題
がある。一方、中間転写体のカブリトナーをクリーニン
グ装置を用いて除去したのでは、コスト、スペース、交
換寿命、クリーニング性能の均一性の確保、中間転写体
表面の劣化等の様々な問題が発生する。
【0008】従って、本発明の目的は、クリーニング装
置を用いなくても、中間転写体の表面に蓄積したカブリ
トナーによる画質劣化の防止を可能とした画像形成装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、周面が互いに接して回転する像担持体お
よび中間転写体と、前記像担持体の前記周面に静電潜像
を形成する静電潜像形成手段と、前記像担持体に形成さ
れた前記静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形
成する現像手段と、前記トナー像を前記中間転写体の前
記周面の所定の転写領域に転写する1次転写手段と、前
記所定の転写領域に記録体を搬送する搬送手段と、前記
中間転写体に転写された前記トナー像を前記搬送手段に
よって搬送された前記記録体に転写する2次転写手段
と、前記1次転写手段の転写動作によって前記中間転写
体の前記所定の転写領域以外の前記周面に蓄積するカブ
リトナーの量に基づいて、前記静電潜像の形成位置、前
記転写領域の位置、および前記記録体の搬送位置を変更
するように前記静電潜像、前記1次転写手段および前記
搬送手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする
画像形成装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る画像形成装置を適用したデジタルカラー複写機
を示す。この複写機1は、箱形状の本体1Aを具備し、
この本体1Aの上面には、原稿(図示省略)が載置され
るプラテンガラス等の透明の原稿載置台2と、原稿載置
台2上に載置された原稿を押さえる原稿押さえカバー3
と、各種のキー等を備える操作部4とを設けている。
【0011】また、本体1A内の上部には、原稿載置台
3上に載置された原稿から画像データを読み取る画像読
取部5を配置している。この画像読取部5は、原稿載置
台3上の原稿に光を照射するランプ50、および原稿か
らの反射光を反射する反射ミラー51Aを備え、同図中
1 で示す方向に移動して原稿を光学的に走査する走査
部52と、反射ミラー51Aからの反射光を反射する反
射ミラー51B,51Cと、反射ミラー51Cから入射
する反射光を集束させるレンズ53と、レンズ53で集
光された反射光を受光してR,G,B信号に色分解して
原稿の反射像を撮像する光電変換器54と、光電変換器
54で得られたR,G,B信号をブラック(K),シア
ン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)に補色分解
してK,C,M,Y各色のデジタルカラー画像データを
生成する画像処理部55とを備えている。
【0012】また、本体1A内の中央には、駆動ローラ
6A、従動ローラ6B、加熱ローラ9Aおよび剥離ロー
ラ6Cに張架され、所定の幅(例えば320mm)を有
し、同図矢印方向へ循環移動する無端状の中間転写ベル
ト7を配置している。この中間転写ベルト7の下流側
(弛み側)には、画像処理部54が生成したK,C,
M,Y各色のデジタルカラー画像データに基づいて、中
間転写ベルト7にK,C,M,Y各色のトナー像を順次
転写する画像形成ユニット8K,8C,8M,8Yを配
設している。各画像形成ユニット8K,8C,8M,8
Yは、像担持体としての感光体ドラム80と、感光体ド
ラム80の表面を均一に帯電する露光用帯電器81と、
帯電された感光体ドラム80の表面を対応するカラー画
像データに基づいて変調されたレーザービームで露光し
て静電潜像を形成する露光部82と、感光体ドラム80
に形成された静電潜像を対応するカラー(K,C,M,
Y)のトナーで現像する現像器83と、トナー像の転写
位置に配置されて所定の電荷を付与する転写用帯電器8
4と、感光体ドラム80に残留したトナーを除去するク
リーナー85と、感光体ドラム80を除電する除電器8
6とを備えている。また、中間転写ベルト7の上流側
(張り側)には、加熱ローラ9Aに所定の圧力で当接す
る加圧ローラ9Bと、記録用紙Pに転写・定着されたト
ナー像を融点以下に冷却してトナー像が中間転写ベルト
7にオフセットするのを防ぐヒートパイプ,ファン等の
冷却ユニット10と、中間転写ベルト7に記録用紙Pを
密着させる密着部11とを配設している。なお、加熱ロ
ーラ9Aと加圧ローラ9Bは、中間転写ベルト7上に転
写されたトナー像を中間転写ベルト7と加圧ローラ9B
との間に供給される記録用紙P上に転写・定着する転写
定着部9を構成している。密着部11は、駆動ローラ1
1Aと従動ローラ11Bに張架された密着ベルト11C
とを備え、図3で後述する用紙搬送モータ26による駆
動ローラ11Aの回転によって記録用紙Pを中間転写ベ
ルト7に密着させながら図1の矢印方向へ搬送するよう
に構成されている。
【0013】また、本体1A内の下部には、各種の記録
用紙Pを収容する箱形状の第1,第2および第3の給紙
トレイ12A,12B,12Cを着脱可能に設け、本体
1Aの右側中央には、排紙トレイ12Dを着脱可能に設
け、第1,第2および第3の給紙トレイ12A,12
B,12Cと排紙トレイ12Dとの間に中間転写ベルト
7の上流側を経由する記録用紙Pの搬送路13を形成し
ている。各給紙トレイ12A,12B,12Cには、給
紙トレイ12A,12B,12Cからの記録用紙Pを一
枚ずつ給紙する給紙ローラ14A,14B,14Cを設
けている。また、搬送路13の各部には、記録用紙Pを
搬送する複数の搬送ローラ15が配設されている。給紙
トレイ12A,12B,12Cに収容されている記録用
紙Pは、端面基準で搬送されるようになっている。
【0014】図2(a) は、第1の給紙トレイ12Aを示
し、同図(b) は、第2の給紙トレイ12Bを示し、同図
(c) は、第3の給紙トレイ12Cを示し、同図(d) は中
間転写ベルト7と記録用紙Pとの関係を示す。第1の給
紙トレイ12Aは、同図(a)に示すように、A3サイズ
の記録用紙Pの長辺Paが搬送方向X2 と一致する方向
への送り(以下「A3縦送り」という。)を行えるよう
にA3サイズの記録用紙Pを収納し、第2の給紙トレイ
12Bは、同図(b) に示すように、A4サイズの記録用
紙Pの短辺Pbが搬送方向X2 と一致する方向への送り
(以下「A4横送り」という。)を行えるようにA4サ
イズの記録用紙Pを収納している。また、第3の給紙ト
レイ12Cは、同図(c) に示すように、A4サイズの記
録用紙Pの長辺Paが搬送方向X2 と一致する方向への
送り(以下「A4縦送り」という。)を行えるようにA
4サイズの記録用紙Pを収納している。すなわち、この
第3の給紙トレイ12Cは、横方向Yへシフト可能なシ
フト用給紙トレイ12Eを備え、このシフト用給紙トレ
イ12EにA4サイズの記録用紙Pを収納している。シ
フト用トレイ12Eは、ばね16によって横方向Yに付
勢されており、プーリ18aを回転させることにより、
ばね16のばね力に抗してシフト用給紙トレイ12Eを
横方向Yにワイヤロープ17を介してシフトさせるトレ
イシフトモータ18を設けている。A3サイズの記録用
紙Pの縦横のサイズをそれぞれL3 、W3 とし、A4サ
イズの記録用紙Pの縦横のサイズをそれぞれL4 、W4
とし、シフト用給紙トレイ12Eの横方向Yへのストロ
ークをSとすると、図2(d) に示すように、W3 =L4
=(W4 +S)の関係となるようにしている。
【0015】図3は、本複写機1の制御系の主要部を示
す。この複写機1は、本複写機1全体を制御する制御部
20を有し、この制御部20に、上記操作部4、上記画
像読取部5および上記トレイシフトモータ18を接続す
るとともに、図5に示すような制御部20のプログラム
等の各種の情報を記憶するメモリ21と、画像形成ユニ
ット8K,8C,8M,8Cを駆動する画像形成ユニッ
ト駆動部22と、駆動ローラ6Aを駆動して中間転写ベ
ルト7を回転させる中間転写ベルト駆動モータ23と、
加熱ローラ9Aを加熱し、中間転写ベルト7上の未定着
トナー像を記録用紙Pに転写,定着させる転写定着部9
と、コピー枚数をカウントする枚数カウンタ24と、第
1の給紙ローラ14Aを駆動して第1の給紙トレイ12
Aに収容されているA3サイズの記録用紙Pを「A3縦
送り」で給紙する第1の給紙モータ25Aと、第2の給
紙ローラ14Bを駆動して第2の給紙トレイ12Bに収
容されているA4サイズの記録用紙Pを「A4横送り」
で給紙する第2の給紙モータ25Bと、第3の給紙ロー
ラ14Cを駆動して第3の給紙トレイ12Cのシフト用
給紙トレイ12E内に収容されているA4サイズの記録
用紙Pを「A4縦送り」で給紙する第3の給紙モータ2
5Cと、駆動ローラ11Aおよび搬送ローラ15を駆動
する用紙搬送モータ26とを各々接続している。
【0016】操作部4は、第1,第2および第3の給紙
トレイ12A,12B,12Cを選択するトレイ選択キ
ー40と、コピー枚数を設定する枚数設定キー41と、
コピー動作のスタートを指令するスタートキー42とを
備えている。
【0017】制御部20は、中間転写ベルト7の記録用
紙Pに対応する領域(画像領域)以外の領域に付着蓄積
したカブリトナーの量に基づいて、シフト動作を行うよ
うになっている。すなわち、「A4縦送り」を行った枚
数がシフト動作すべき所定の枚数、例えば、1000枚
に達したとき、シフト用給紙トレイ12Eが図2の実線
で示す位置と点線で示す位置との間でシフトするように
トレイシフトモータ18を制御するとともに、シフト用
給紙トレイ12Eをシフトさせた場合は、感光体ドラム
80への静電潜像の書き込み位置を記録用紙Pの搬送位
置に対応させて変更するように画像処理部55を制御す
るようになっている。この静電潜像の書き込み位置の変
更の具体的な方法としては、デジタルの画像情報をRO
S(Raster Output Scanner) に書き込むタイミングを変
更する、画像情報にオフセットを与える、等の方法があ
る。
【0018】次に、シフト動作すべき所定の枚数(許容
枚数)を1000枚とした理由を図4を参照して説明す
る。図4は、ランニングテストの結果を示す。このラン
ニングテストは、連続してコピー(又はプリント)した
場合に画像領域以外の領域に蓄積するカブリトナーの画
像劣化度合いを、限度見本によるグレードで評価したも
のである。カブリトナーのグレードは、以下の通りとし
た。 0 :ルーペ(25倍)で観察しても画像領域以外の
領域にトナーが存在しない状態。 0.5:ルーペ(25倍)で観察して、画像領域以外の
領域にトナーが僅かに存在する状態。 1.0:ルーペ(25倍)では画像領域以外の領域にト
ナーが見られるが、目視では確認できない状態。 1.5:目視観察して、トナーの存在が僅かに確認でき
る状態。 2.0:目視観察して、よく見るとトナーが見えるが、
気にならない状態。 2.5以上:人によっては、気になってしまう状態。
【0019】ランニングテストの条件は、以下の通りと
した。 中間転写ベルト7:外径168mmのポリイミドベルト
の表面に、厚み50μmのシリコーンゴム(信越化学社
製KE4895)を塗布した。 加熱ローラ9A:肉厚が7mmの鉄の芯金の上に、ゴム
硬度50度、厚み3mmのHTV(High Temperature Vu
lcanization)シリコーンゴムを被覆した。 加圧ローラ9B:肉厚が7mmの鉄の芯金の上に、ゴム
硬度50度、厚み1.5mmのHTVシリコーンゴムを
被覆した。 中間転写ベルト7の走行速度:100mm/secとし
た。 中間転写ベルト7の表面温度:加熱ローラ9Aと加圧ロ
ーラ9Bのニップ部において、145℃とした。 圧力:加熱ローラ9Aと加圧ローラ9Bのニップ部での
圧力4kg/cm2 とした。 記録用紙P:坪量82g/m2 、厚み98μmのJ紙
(富士ゼロックス株式会社製)を用いた。 トナー:富士ゼロックス株式会社製A−color63
5で使用されているトナーを用いた。 トナー面積率:20[%]とした。 画像パターン: (a) 文字チャート(K色トナー) (b) ハーフトーンチャート(Y/M/C色トナーによる
プロセスブラック) (a) と(b) を25枚ずつ交互に流す。 以上の条件でランニングテストを行い、コピー枚数10
0枚毎に、中間転写体ベルト7の表面に蓄積したカブリ
トナーを記録用紙Pに転写・定着して、記録用紙P上に
於いてその見える度合いをグレード付けしたものであ
る。この結果、用いる現像剤や現像方式、感光体ドラム
等によってグレードは異なってくるが、本発明者らの条
件では、1000枚以下ならば画質の欠陥を生じないこ
とから、許容枚数を1000枚としたものである。
【0020】図5は、第1の実施の形態の動作を示すフ
ローチャートである。まず、オペレータは、原稿載置台
2上に原稿を載置し、原稿押さえカバー3で原稿を押さ
え、操作部4のトレイ選択キー40を操作して給紙トレ
イ12A,12B,12Cを選択し、枚数設定キー41
を操作してコピー枚数を設定し、スタートキー42を押
下する(ST1)。制御部20は、トレイ選択キー40
の操作に基づいて、オペレータが「A4縦送り」を指定
したか否かを判断する(ST2)。すなわち、制御部2
0は、第1の給紙トレイ12Aが選択された場合は、
「A3縦送り」が選択されたと判断し、第2の給紙トレ
イ12Bが選択された場合は、「A4横送り」が選択さ
れたと判断し、第3の給紙トレイ12Cが選択された場
合は、「A4縦送り」が選択されたと判断する。「A4
縦送り」以外の「A3縦送り」および「A4横送り」が
選択された場合は、設定されたコピー枚数分のコピー動
作を行う(ST3)。ここで、コピー動作について説明
する。走査部52は、制御部20の制御の下に、原稿載
置台2上の原稿を図2のX1 方向に光学的に走査する。
原稿からの反射光は、反射ミラー51A,51B,51
Cで反射し、レンズ53を介して光電変換器54にて
R,G,B信号に色分解される。画像処理部55は、光
電変換器54からのR,G,B信号をK,C,M,Yに
補色分解し、K,C,M,Y各色のデジタルカラー画像
データを生成する。各画像形成ユニット8K,8C,8
M,8Yは、画像処理部54が生成したK,C,M,Y
各色のデジタルカラー画像データに基づいて、中間転写
ベルト駆動モータ23の駆動によって回転する中間転写
ベルト7にK,C,M,Y各色のトナー像を順次転写す
る。一方、制御部20は、選択された給紙トレイ12
A,12Bに対応する給紙モータ25A,25Bを駆動
する。ここでは、第1の給紙ローラ14Aが選択された
として説明する。第1の給紙モータ25Aは第1の給紙
ローラ14Aを駆動して第1の給紙トレイ12AからA
3サイズの記録用紙Pを「A3縦送り」で給紙する。第
1の給紙ローラ14Aによって給紙されたA3サイズの
記録用紙Pは、搬送路13の搬送ローラ15によって搬
送され、転写定着位置に至る。中間転写ベルト7に転写
された未定着トナー像は、記録用紙Pが加熱ローラ9A
と加圧ローラ9B間を通過する間に記録用紙Pに転写・
定着される。トナー像が転写・定着された記録用紙P
は、中間転写ベルト7と密着ベルト11Cとの間に狭持
されて搬送され、記録用紙P上のトナー像は冷却ユニッ
ト10によって融点以下に冷却された後、剥離ローラ6
Cによって中間転写ベルト7から剥離され、排紙トレイ
12Dに排紙される。枚数カウンタ24は、コピー動作
が終了する毎にカウントアップしてコピー枚数をカウン
トし、そのカウント値を制御部20に出力する。制御部
20は、カウント値が設定されたコピー枚数(設定値)
に達するまで(ST4)、上記コピー動作を行う。上記
ステップST2で「A4縦送り」が選択された場合は、
制御部20は、枚数設定キー41で設定されたコピー枚
数が1000枚以上か否かを判断する(ST5)。設定
されたコピー枚数が1000枚未満の場合は、上記コピ
ー動作(ST3)およびカウント値と設定値の一致判断
(ST4)を行う。設定されたコピー枚数が1000枚
以上の場合は、枚数カウンタ24のカウント値が100
0に達すると(ST8)、制御部20は、トレイシフト
モータ18を駆動してシフト用給紙トレイ12Eを図2
(c) の点線で示す位置までシフトさせる(ST9)。こ
のシフト動作は、カウント値が1000の整数倍に達す
る毎に行い、シフト用給紙トレイ12Eは、図2の実線
で示す位置と点線で示す位置との間でシフトする。カウ
ント値が設定値に達すると(ST7)、コピー動作(S
T6)を終了する。
【0021】次に、上記第1の実施の形態の効果を図面
を参照して説明する。図6は、第1の実施の形態におけ
るランニングテストの結果を示す。ここでのランニング
テストは、「A4縦送り」の記録用紙Pの搬送位置を5
00枚毎にシフトし、他は図4のランニングテストと同
様の条件で行ったものである。中間転写ベルト7上に転
写する画像の種類は、実際のオフィス等の使用状況を参
考にし、面積率を20%に調整した文字チャートとハー
フトーンチャートとし、それぞれ50枚を交互に流すこ
とにした。文字チャートはK色トナー、ハーフトーンチ
ャートはY/M/C色トナーによるプロセスブラックと
し、10000枚まで行った。この結果、図6から明ら
かなように、10000枚という多量のランニングテス
トにおいても、カブリトナーグレードは許容範囲内を保
っており、本複写機1の構成が十分なクリーニング能力
を持っていることが分かる。また、その他の画質劣化も
観察されず、中間転写ベルト7のクリーニング方法とし
て適切であることが確認された。
【0022】また、中間転写ベルト7の表面に転写され
たトナー像は、記録用紙P上に殆ど100%溶融熱転写
されるので、中間転写ベルト7の表面に転写されて蓄積
されたカブリトナーを画質劣化を生じる前に記録用紙P
に転写させることにより、画質劣化を防止することがで
きる。また、カブリトナー以外の汚れ(紙粉、その他の
微細な埃等)は、画像を形成するトナーに取り込まれて
除去される。従って、クリーニング装置を省略すること
が可能となる。
【0023】図7は、コーナーレジストレーションを示
し、図8は、センターレジストレーションを示す。上記
実施の形態では、「A3縦送り」,「A4横送り」,
「A4縦送り」の組合せにおけるコーナーレジストレー
ションの場合について説明したが、本発明は、図7に示
すように、他の組合せでコーナーレジストレーションが
発生する場合にも適用でき、図8に示すように、センタ
ーレジストレーションが発生する場合にも適用できる。
例えば、中間転写ベルト7の通紙幅が、最小の記録用紙
Pのサイズの2倍より大きく3倍より小さい場合は、最
小の記録用紙Pの搬送位置を3つ設け、コピー枚数が許
容枚数の1/3(本実施の形態では333枚)に達する
毎に記録用紙Pの搬送位置をシフトさせてもよい。この
ように、中間転写ベルト7の通紙幅が、最小の記録用紙
Pのサイズのn−1倍より大きくn倍より小さい場合
は、最小の記録用紙Pの搬送位置をn個設け、コピー枚
数が許容枚数の1/nに達する毎に記録用紙Pの搬送位
置をシフトさせてもよい。
【0024】図9は、本発明の第2の実施の形態に係る
画像形成装置を適用したデジタルカラー複写機を示す。
第1の実施の形態では、「A4縦送り」の枚数がシフト
動作すべき枚数に達したときに、A4サイズの記録用紙
Pを横方向Yヘシフトさせたが、この第2の実施の形態
に係る複写機1は、コピー枚数がシフト動作すべき枚数
に達したときに、記録用紙Pを中間転写ベルト7の搬送
方向X2 へシフトさせるようにしたものであり、中間転
写ベルト7の第1および第2のホームポジションを検出
する第1および第2のホームポジションセンサ19A,
19Bを備えている。なお、第2の実施の形態では、第
1の実施の形態で示した第3の給紙トレイ12C、第3
の給紙ローラ14Cおよび第3の給紙モータ25Cを設
けていない。
【0025】図10は、第1および第2のホームポジシ
ョンセンサ19A,19Bを示す。中間転写ベルト7
は、側端側に例えば反射板からなるホームポジションマ
ーク7aが形成されている。第1および第2のホームポ
ジションセンサ19A,19Bは、搬送方向X2 に所定
の間隔Lを設けて配置され、ホームポジションマーク7
aの通過位置に測定光を照射する発光素子(図示省略)
と、ホームポジションマーク7aで反射された光を受光
してホームポジション検出信号を出力する受光素子(図
示省略)とを備えている。なお、ホームポジションマー
クは、ベルト7に形成した開孔でもよい。この場合、開
孔のホームポジションマークを検出する手段として、ベ
ルト7を介して対向配置された発光素子および受光素子
を用いることができる。
【0026】図11は、第2の実施の形態に係る複写機
1の制御系の主要部を示す。この複写機1は、制御部2
0に、第1および第2のホームポジションセンサ19
A,19Bを接続しており、第1の実施の形態で示した
トレイシフトモータ18および第3の給紙モータ25C
は設けておらず、他は第1の実施の形態のように構成さ
れている。
【0027】図12は、制御部20によるシフト動作制
御を示す。中間転写ベルト7は、感光体ドラム80に形
成されたトナー像を転写することができない領域、例え
ばシーム部7bを備えている。このため、制御部20
は、第1のホームポジションセンサ19A、あるいは第
2のホームポジションセンサ19Bの検出に同期して中
間転写ベルト7にトナー像を形成している。従って、同
図(a) に示すように、記録用紙Pが搬送方向X2 に対
し、同じ位置で搬送されるため、記録用紙P間のインタ
ーイメージ7cにカブリトナーが蓄積される。そこで、
制御部20は、このカブリトナーの蓄積による画質劣化
を防止するため、あるサイクルのインターイメージ7c
が次のサイクルでは画像部分となるように転写開始位置
を搬送方向X 2 へシフトさせている。すなわち、制御部
20は、同図(b) に示すように、コピー枚数がシフト動
作すべき所定の枚数、例えば、1000枚に達したと
き、中間転写ベルト駆動モータ23を制御して、第1の
ホームポジションセンサ19Aがホームポジションマー
ク7aを検出する位置に対応する第1の転写開始位置T
1から第2のホームポジションセンサ19Bがホームポ
ジションマーク7aを検出する位置に対応する第2の転
写開始位置T2 へ、あるいは第2の転写開始位置T 2
ら第1の転写開始位置T1 へ転写開始位置をシフトさせ
ている。
【0028】図13は、第2の実施の形態に係る複写機
1の動作を示すフローチャートである。オペレータは、
原稿載置台2上に原稿を載置し、原稿押さえカバー3で
原稿を押さえ、操作部4のトレイ選択キー40を操作し
て給紙トレイ12A,12Bを選択し、枚数設定キー4
1を操作してコピー枚数を設定し、スタートキー42を
押下する(ST1)。制御部20は、枚数設定キー41
で設定されたコピー枚数が1000枚以上か否かを判断
する(ST5)。設定されたコピー枚数が1000枚以
下の場合は、第1の実施の形態で説明したのと同様に、
コピー動作(ST3)およびカウント値と設定値の一致
判断(ST4)を行う。設定されたコピー枚数が100
0枚以上の場合は、枚数カウンタ24のカウント値が1
000に達すると(ST8)、制御部20は、中間転写
ベルト駆動モータ23を制御して転写開始位置を第1の
転写開始位置T1 から第2の転写開始位置T2 へとシフ
トさせる(ST9)。このシフト動作は、カウント値が
1000の整数倍に達する毎に行い、転写開始位置は、
図12で示す第1の転写開始位置T1 と第2の転写開始
位置T2 との間でシフトする。カウント値が設定値に達
すると(ST7)、コピー動作(ST6)を終了する。
【0029】次に、上記第2の実施の形態の効果を図面
を参照して説明する。図14は、第2の実施の形態にお
けるランニングテストの結果を示す。ここでのランニン
グテストは、中間転写ベルト7の移動速度を150mm
/sec、記録用紙Pのサイズ及び種類をL紙A3サイ
ズ(富士ゼロックス株式会社製)(秤量64g/m2
厚み70μm)、トナー面積率を40%とし、他は第1
の実施の形態に係るランニングテストと同様の条件で行
ったものである。この結果、図14から明らかなよう
に、第1の実施の形態と比較して、中間転写ベルト7の
移動速度が速く且つトナー面積率が高くなっているにも
拘らず、A3サイズの記録用紙Pを使用したことによる
クリーニング効果の向上により、第1の実施の形態と比
較して良好にクリーニングが行われていることが分か
る。これより、10000枚という多量のランニングテ
ストにおいても、カブリトナーのグレードは許容範囲内
を保っており、本複写機1の構成が十分なクリーニング
能力を持っていることが分かる。また、その他の画質劣
化も観察されず、中間転写ベルト7のクリーニング方法
として適切であることが確認された。
【0030】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、種々な実施の形態が可能である。例えば、上記実
施の形態では、設定されたコピー枚数が許容枚数以上の
場合にシフト動作を行ったが、設定されたコピー枚数が
許容枚数未満の場合でも、前回のコピー枚数の設定およ
び記録用紙Pのサイズを考慮してシフト動作すべきか否
かを判断してもよい。また、所定の回数(例えば1回)
のコピーあるいはプリント動作毎にシフト動作を行って
もよい。また、画像読取部で読み取った画像データに基
づいてコピー動作を行う複写機について説明したが、コ
ンピュータから送信された画像データに基づいてプリン
ト動作を行うデジタルプリンタについても本発明を適用
できることは言う迄もない。また、所定のコピー枚数
(プリント枚数)毎に、最大サイズ(A3サイズ)のク
リーニング用シートを搬送させ、クリーニング用シート
にカブリトナーを転写させるか、中間転写ベルト7にブ
レード,ローラ等のクリーニング部材を当接して中間転
写ベルト7をクリーニングするクリーニング装置を設け
てもよい。これにより、シフト動作すべき枚数を増やす
ことができ、コピー動作あるいはプリント動作の高速化
を図ることができる。また、像担持体としてマルチスタ
ライスヘッド、イオン流制御ヘッド等のイオン書込み手
段によって静電潜像が形成されるドラム状あるいはベル
ト状の誘電体を用いてもよい。また、上記実施の形態で
は、中間転写ベルト7に1つのホームポジションマーク
7aを形成し、このマーク7aを複数のホームポジショ
ンセンサ19A,19Bで検出するようにしたが、これ
とは逆に、中間転写ベルト7に複数のホームポジション
マーク7aを形成し、このマーク7aを1つのホームポ
ジションセンサで検出するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、1次転写手段の転写動作によって中間転
写体の周面に蓄積するカブリトナーの量に基づいて、静
電潜像の形成位置、転写領域の位置、および記録体の搬
送位置を変更するようにしているので、クリーニング装
置を用いなくても、中間転写体の表面に蓄積したカブリ
トナーによる画質劣化の防止が可能となり、高品質な画
像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
を適用したデジタルカラー複写機の構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係る給紙トレイを示し、
(a) は第1の給紙トレイを示す図、(b) は第2の給紙ト
レイを示す図、(c) は第3の給紙トレイを示す図、(d)
は中間転写ベルトと記録用紙との関係を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係るデジタルカラー複写機
の制御系を示すブロック図である。
【図4】シフト動作すべきコピー枚数の根拠を説明する
ための図である。
【図5】第1の実施の形態に係るデジタルカラー複写機
の動作を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態におけるカブリトナーによる
画像劣化度合いを示す図である。
【図7】コーナーレジストレーションを示す図である。
【図8】センターレジストレーションを示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
を適用したデジタルカラー複写機の構成図である。
【図10】第2の実施の形態に係るホームポシションセ
ンサの斜視図である。
【図11】第2の実施の形態に係るデジタルカラー複写
機の制御系を示すブロック図である。
【図12】第2の実施の形態に係るシフト動作を説明す
るための図である。
【図13】第2の実施の形態に係るデジタルカラー複写
機の動作を示すフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態におけるカブリトナーによ
る画像劣化度合いを示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカラー複写機 1A 本体 2 原稿載置台 3 原稿押さえカバー 4 操作部 40 トレイ選択キー 41 枚数設定キー 42 スタートキー 5 画像読取部 6A 駆動ローラ 6B 従動ローラ 6C 剥離ローラ 7 中間転写ベルト 7a ホームポジションマーク 8K,8C,8M,8Y 画像形成ユニット 9 転写定着部 9A 加熱ローラ 9B 加圧ローラ 10 冷却ユニット 11 密着部 11A 駆動ローラ 11B 従動ローラ 11C 密着ベルト 12A 第1の給紙トレイ 12B 第2の給紙トレイ 12C 第2の給紙トレイ 12D 排紙トレイ 12E シフト用給紙トレイ 13 搬送路 14A 第1の給紙ローラ 14B 第2の給紙ローラ 14C 第2の給紙ローラ 15 搬送ローラ 16 ばね 17 ワイヤロープ 18 トレイシフトモータ 19A 第1のホームポジションセンサ 19B 第2のホームポジションセンサ 20 制御部 21 メモリ 22 画像形成ユニット駆動部 23 中間転写ベルト駆動モータ 24 枚数カウンタ 25A 第1の給紙モータ 25B 第2の給紙モータ 25C 第3の給紙モータ 26 用紙搬送モータ 50 ランプ 51A,51B,51C 反射ミラー 52 走査部 53 レンズ 54 光電変換器 55 画像処理部 80 感光体ドラム 81 露光用帯電器 82 露光部 83 現像器 84 転写用帯電器 85 クリーナー 86 除電器 L 間隔 L3 ,L4 記録用紙の縦のサイズ W3 ,W4 記録用紙の横のサイズ P 記録用紙 Pa 長辺 Pb 短辺 S ストローク X1 走査方向 X2 搬送方向 Y 横方向

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面が互いに接して回転する像担持体およ
    び中間転写体と、 前記像担持体の前記周面に静電潜像を形成する静電潜像
    形成手段と、 前記像担持体に形成された前記静電潜像をトナーにより
    現像してトナー像を形成する現像手段と、 前記トナー像を前記中間転写体の前記周面の所定の転写
    領域に転写する1次転写手段と、 前記所定の転写領域に記録体を搬送する搬送手段と、 前記中間転写体に転写された前記トナー像を前記搬送手
    段によって搬送された前記記録体に転写する2次転写手
    段と、 前記1次転写手段の転写動作によって前記中間転写体の
    前記所定の転写領域以外の前記周面に蓄積するカブリト
    ナーの量に基づいて、前記静電潜像の形成位置、前記転
    写領域の位置、および前記記録体の搬送位置を変更する
    ように前記静電潜像、前記1次転写手段および前記搬送
    手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、同一の前記転写領域から
    前記トナー像が転写された前記記録体の大きさ、および
    その枚数に基づいて、前記静電潜像の形成位置、前記転
    写領域の位置、および前記記録体の搬送位置を変更する
    構成の請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、所定の回数のコピーある
    いはプリント動作毎に前記静電潜像の形成位置、前記転
    写領域の位置、および前記記録体の搬送位置を変更する
    構成の請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記像担持体が回転する
    方向と直交する方向に前記静電潜像の形成位置、前記転
    写領域の位置、および前記記録体の搬送位置を変更する
    構成の請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記搬送手段は、複数の前記記録体を収容
    したトレイと、前記トレイを前記中間転写体が回転する
    方向と直交する方向に移動させる移動手段を備えた構成
    の請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記中間転写体が回転す
    る方向に前記転写領域の位置、および前記記録体の搬送
    位置を変更する構成の請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記中間転写体が回転す
    る方向に複数の転写開始位置を設定し、前記複数の転写
    開始位置から1つの前記転写開始位置を選択することに
    よって前記転写領域の位置を変更する構成の請求項6記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記転写開始位置の選択
    を前記中間転写体を回転移動させることによって行う構
    成の請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記中間転写体は、マークを備え、 前記マークは、前記複数の転写開始位置に対応した位置
    に設けられた複数の検出手段によって検出される構成の
    請求項7記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記中間転写体は、前記複数の転写開始
    位置に対応した位置に複数のマークを備え、前記複数の
    マークが検出手段によって検出される構成の請求項7記
    載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記2次転写手段によって前記記録体に
    転写された前記トナー像は、トナーの融点以下に冷却さ
    れた後に前記記録体が前記中間転写体から剥離される構
    成の請求項1記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】前記中間転写体の前記周面に蓄積する前
    記カブリトナーは、前記中間転写体に当接されるブレー
    ド,ローラ等のクリーニング部材、あるいは前記2次転
    写手段によって転写されるクリーニング用シート等のク
    リーニング手段によって除去される構成の請求項1記載
    の画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287079A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008282003A (ja) * 2007-04-10 2008-11-20 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2011237735A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2016170364A (ja) * 2015-03-16 2016-09-23 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US10996609B2 (en) * 2018-12-13 2021-05-04 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus provided with a fixing belt and sheet width position adjustment mechanism

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