JP3320158B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3320158B2
JP3320158B2 JP20831493A JP20831493A JP3320158B2 JP 3320158 B2 JP3320158 B2 JP 3320158B2 JP 20831493 A JP20831493 A JP 20831493A JP 20831493 A JP20831493 A JP 20831493A JP 3320158 B2 JP3320158 B2 JP 3320158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機又はレー
ザービームプリンタ等とされる電子写真方式の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカラー複写装置の普及及び開発は
目覚ましいものがあり、インクジェット方式、熱転写方
式、銀塩写真方式、電子写真方式等を採用した製品が普
及しつつある。中でも、電子写真方式を応用したカラー
複写装置は、高速性及び高画質という利点を備えている
故に、普及も目覚ましいものがある。
【0003】電子写真方式における一つの方式として、
感光ドラム上に、原稿像の色分解信号に応じた潜像形成
を行い着色トナーにより現像可視化し、現像の都度転写
ドラムに転写して転写ドラム上に多色トナー像を形成し
た後、記録材に転写し、更に定着装置でトナー像を定着
してカラーコピーを得る方式がある。
【0004】このような電子写真方式の画像形成装置に
おいて、記録材上に形成されたトナー画像を定着する定
着装置として、熱ローラ方式が広く採用されている。熱
ローラ方式の定着装置に使用されるローラは、フッ素系
樹脂あるいは、シリコーンゴム等の離型性がよく、耐熱
性、耐摩耗性に優れた材料をローラ本体に被覆して、そ
の外層を形成している。
【0005】電子写真方式によるカラー複写装置のよう
に、特に画質を重視する場合は、シリコーンゴムをロー
ラの外層に採用することが多い。このシリコーンゴムは
離型性がフッ素樹脂に比べてやや劣るが、離型剤として
シリコーンオイルをその表面に塗布することによってフ
ッ素樹脂よりも離型性を向上させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の定着装置を用いた画像形成装置では、記録材の
両面にわたって画像を形成する、いわゆる両面コピー画
像形成時において、1面目の定着工程時のシリコーンオ
イル(以下定着オイルと称する)が付着したまま記録材
が感光ドラム上のトナー像の転写工程を経るため、記録
材上の定着オイルが感光ドラムに付着し画像欠陥とな
る。この画像欠陥は、1面目のトナー画像面に付着した
定着オイルが記録材に定着することがないため、2面目
の転写工程により、転写ドラム表面に転移し、さらに転
写シートと感光ドラムが直接接触することにより、感光
ドラム表面に付着して、潜像電位の不均一による画像ム
ラや現像時のオイルへのトナー付着によるかぶり、そし
てクリーニング不良等を引き起こして画像欠陥となるこ
とが確認されている。
【0007】ところで、定着ローラのオフセット量と定
着オイル塗布量との間には、図15のグラフに示すよう
な関連がある。同図において、横軸にオイル塗布量を、
縦軸にオフセット量をとり、オイル塗布量は、A41枚
当りのオイル塗布量を測定し、オフセット量は、一定量
のトナーを転写した一定枚数の記録材を定着させ、オフ
セットするトナーをウェッブにて捕集しその反射濃度を
測定したものである。図15のグラフから明らかなよう
に、オフセット性は、オイル塗布量に対して最初ほぼ比
例する、すなわちオイル塗布量が多いほどオフセット性
も向上するが、定着オイルの塗布量が一定量以上になる
と定着ローラのオフセット性の向上が飽和する。
【0008】また、定着オイルの塗布量を減らすことに
より、画像欠陥の程度を軽減することはできるが、上記
のような画像欠陥がない状態まで、定着オイルの定着ロ
ーラへの塗布量を減らすと、オフセット性の向上がなく
なり、短期間の使用でオフセットが発生することが知ら
れている。
【0009】一方、電子写真方式を用いた画像形成装置
の定着工程、即ち4色のトナーを混色及び発色させる工
程において、同一の定着条件で様々な記録材に画像を定
着させる場合、記録材の種類によって、その熱容量が異
なっているため、定着性、発色及び光沢性に大きな差が
生じ、ピクトリアルな再現性を保証することができなか
った。例えば、80g/m、156g/m、及びOHP
用紙では、それぞれに最適な定着条件が大きく異なる。
【0010】このため、記録材の種類を自動判別する
か、装置使用者が記録材の種類を指定することにより、
定着条件を変化させることが行なわれている。変化させ
る定着条件としては、設定温度、定着ニップ、加圧力等
も考えられるが、定着速度を変化させ、それぞれの記録
材に適した定着時間が得られるようにすることが、装置
の反応性、コストの面で優れており一般的である。
【0011】図16は、記録材の種類による定着速度と
定着性の指標である光沢度の関連を示すグラフである。
このグラフによれば記録材の種類の違いによる熱容量の
違いを定着速度にて補ってやることにより、一定の光沢
性を確保できることがわかる。
【0012】一方、記録材への画像形成速度は、画質の
最適化、転写効率の最適化、そして、コピー速度アップ
のためにも、一定速度であることが望ましい。
【0013】定着速度を記録材に応じて変化させたとき
問題となるのは、記録材へトナー像を転写してから定着
工程でトナー像を定着する際に、記録材の搬送速度に差
が生じることにより、記録材がたるみ画像に乱れが発生
することである。
【0014】この問題を解消するためには、転写工程
(記録材の分離部)と定着工程との間に充分な距離をお
くこと、すなわち、通紙可能な記録材の最大長さ分の距
離をおくことが必要となる。
【0015】しかしながら、転写工程から定着工程まで
の距離を大きくすると排紙までの搬送経路が長くなるた
め、最初のコピーまでの時間(FCOT)が長くなるこ
と、及び装置の大型化等の問題があった。
【0016】図17は、従来の画像形成装置における転
写工程、分離工程、定着工程のシーケンスを示したもの
である。
【0017】図17のA部に示すように、分離部から定
着器までの距離Lが、記録材の最大長さよりも長い構成
のため記録材が分離動作と定着動作を同時に受けること
がない。このような装置構成においては、定着速度vp
を遅くしても次に定着するまでの時間間隔(紙間隔)を
充分長くとることにより何らは問題なかった。
【0018】しかしながら、図17のB部に示すよう
に、分離部から定着器までの距離Lが短く、記録材の長
さが分離定着間距離よりも長いと分離動作と定着動作を
同時に受けることになる。このような装置構成において
は、定着速度vp を遅くした場合記録材がたるんでしま
い画像こすれ等の画像乱れが発生する。
【0019】従って、本発明の目的は、定着ローラへの
定着オイル塗布量を減らすことなく、しかも記録材への
定着オイルの付着を避け、両面コピー時の弊害が発生し
ない画像形成装置を提供することである。
【0020】さらなる本発明の目的は、転写工程と定着
工程の距離が記録材の長さ以上に離れていなくても、定
着速度の変化による画像乱れのない画像形成装置を提供
することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体に複数色の現像剤像を形成可能な画像形成手段
と、記録材を担持搬送する記録材担持体と、前記像担持
体の現像剤像を、前記像担持体と前記記録材担持体との
対向部において前記記録材担持体に担持された記録材に
多重転写する転写手段と、前記記録材を前記記録材担持
体から分離させる分離手段と、離型剤が塗布された定着
部材を備え、記録材上の現像剤像を定着する定着手段
と、前記記録材が担持されていた前記記録材担持体の表
面を清掃する清掃手段と、を有し、記録材の1面目に現
像剤像を転写し、定着した後、前記1面目とは反対側の
2面目に現像剤像が転写可能な画像形成装置において、
前記1面目に画像形成を行う場合、前記記録材担持体に
担持された記録材に現像剤像の転写が行われた後、再度
前記対向部を通過することなく分離され、前記清掃手段
による清掃は行わない第1のモードと、前記2面目に画
像形成を行う場合、前記記録材担持体に担持された記録
材に現像剤像の転写が行われた後、再度前記対向部を通
過させてから分離され、その後、前記清掃手段による清
掃を行う第2のモードと、を有することを特徴とする画
像形成装置である。
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例を
図面に則して更に詳しく説明する。
【0025】実施例1 図1は、本発明による画像形成装置の第1の実施例を示
す全体構成図である。本実施例にて、カラー画像形成装
置は、上部にデジタルカラー画像リーダ部、下部にデジ
タルカラー画像プリンタ部を有する。
【0026】画像リーダ部において、原稿30を原稿台
ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査す
ることにより、原稿30からの反射光像を、レンズ33
によりフルカラーセンサ34に集光し、カラー色分解画
像信号を得る。カラー色分解画像信号は、増幅回路(図
示せず)を経てビデオ処理ユニット(図示せず)にて処
理を施され、デジタルカラー画像プリンタ部に送出され
る。
【0027】デジタルカラー画像プリンタ部において、
像担持体である感光ドラム1は、後述するような有機光
導電体による感光体であり、矢印方向に回転自在に担持
され、感光ドラム1の周りには前露光ランプ11、コロ
ナ帯電器2、レーザ露光光学系3、電位センサ12、色
の異なる4個の現像器4y、4c、4m、4Bk、ドラ
ム上光量検知手段13、転写装置5、クリーニング器6
が配置される。
【0028】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)にてイメー
ジスキャン露光の光信号に変換され、変換されたレーザ
光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミ
ラー3cを介して、感光ドラム1の面に投影される。
【0029】プリント部画像形成時には、感光ドラム1
を矢印方法に回転させ、前露光ランプ11で除電した後
の感光ドラム1を帯電器2により一様にマイナスに帯電
させて、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成す
る。
【0030】次に所定の現像器を動作させて、感光ドラ
ム1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1上に樹脂を基
体としたネガトナーによるトナー画像を形成する。現像
器は、偏心カム24y、24c、24m、24Bkの動
作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接
近して現像を行う。
【0031】更に、感光体ドラム1上のトナー画像を記
録材カセット7a、7b、7cより搬送系及び転写装置
5を介して感光ドラム1と対向した転写位置に供給され
た記録材に転写する。転写装置5は、転写ドラム5a、
転写帯電器5b、記録材を静電吸着するための吸着帯電
器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外
側帯電器5eを有する。又、回転駆動されるように軸支
された転写ドラム5aは、その周面開口域に記録材を担
持する記録材担持体である転写シート5fが円筒上に一
体的に張設されている。転写シート5fはポリカーボネ
ートフィルム等が使用される。
【0032】一方、記録材はカセット7から転写装置5
に給紙され、吸着帯電器5c及び対向する吸着ローラ5
gにより転写シート5f上に静電吸着され、転写帯電器
5bにより前述した色分解トナー像に同期して記録材に
1色ずつトナー像が転写される。
【0033】図1に示されるように、1回の画像形成工
程では、1色分の画像しか形成されないので、原稿の色
分解工程を、トナーの色の数だけ、即ちイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の4回分繰り返し、また、同様に各々の色分解に
同期して、各色成分に応じた潜像形成、現像、転写を繰
り返し、フルカラー画像が形成される。
【0034】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると、記録材を転写ド
ラム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分
離帯電器5hの作用によって分離し、定着装置9へ導か
れ、記録材上のトナー画像がこの定着工程において混色
発色されてトレイ10に排紙され、1枚のフルカラー複
写が終了する。
【0035】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後サイド画像形成
工程に供する。
【0036】記録材の両面に画像を形成する場合には、
記録材が定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド
19を駆動し、搬送縦パス20を経て、反転パス21a
にいったん導いた後、反転ローラ21bを逆転させ、反
転パス21aに送り込まれた際の記録材の後端を先頭に
して送り込まれた方向と反対向きに退出させ、中間トレ
イ22に一時収納する。次に再度上述の画像形成工程に
より記録材の他方の面に画像を形成する。
【0037】また、転写ドラム5aの転写シート5f上
の付着粉体、記録材上の付着オイルを除去するため、フ
ァーブラシ15、オイル除去ローラ16、及び転写シー
ト5fを介してオイル除去ローラ16に対向するバック
アップブラシ17によりそれぞれ清掃を行う。このよう
な清掃は画像形成前または後に行い、またジャム即ち紙
詰まり発生時には随時行う。
【0038】また、所望のタイミングで偏心カム25を
動作させ、転写ドラム5aと一体化しているカムフォロ
ワ5iを作動させることにより、転写シート5fと感光
ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成としてい
る。例えば、スタンバイ中、又は電源オフ時には転写ド
ラムと感光ドラムの間隔を離すことができる。
【0039】図2は、定着装置9を詳細に示す構成図で
ある。
【0040】同図において、定着装置9は定着ローラ9
01とこれに対向した加圧ローラ902とを備える。定
着ローラ901はアルミニウム製の芯がね905とその
上に被覆された外層906により構成される。この外層
の材料としては、例えば特開昭61−144675号公
報に記載の分子量2万〜20万の末端ビニル基封鎖の直
鎖状ポリジメチルシロキサンからなる付加形シリコーン
ゴムが使用され、これが良好な離型性を示すことが開示
されている。また最近、粘度が8万ポイズ以上の末端ビ
ニル基封鎖の直鎖状ポリジメチルシロキサンと、4官能
基及び3官能基のうち少なくとも一方を含み、かつ2個
以上のビニル基を有する構成単位からなるレジン状オル
ガノシロキサンとを少なくとも有するポリシロキサン混
合物を硬化してなる付加形シリコーンゴムを使用するこ
とが提案されている。
【0041】加圧ローラ902は、アルミニウム製の芯
がね907上の外層908をHTVシリコーンゴムで所
定の厚さに形成し、更にその表面に樹脂皮膜909を形
成して構成される。
【0042】また、定着ローラ901及び加圧ローラ9
02内には加熱源であるハロゲンヒータ910、924
がそれぞれ配設され、ハロゲンヒータ910、924へ
の電流のオン、オフはサーミスタ916により制御され
る。これにより、定着ローラ901及び加圧ローラ90
2の温度は記録材914上の未定着のトナー像913が
記録材914上に定着するのに適した温度、例えば17
0℃に維持される。定着ローラ901及び加圧ローラ9
02は図示しない駆動装置によりそれぞれ矢印b1、b
2方向に回転される。
【0043】また、定着ローラ901に隣接して、定着
ローラ901からのトナーの離型性を向上させるための
離型剤塗布装置903が設けられている。離型剤塗布装
置903は、定着オイル912を収容したオイルタンク
925、定着オイル912内に浸漬された第1汲み上げ
ローラ922、第1汲み上げローラ922に接触した第
2汲み上げローラ921、第2汲み上げローラ921に
給油された定着オイルを定着ローラ901に塗布する塗
布ローラ911を備えている。また、塗布ローラ911
には定着ローラ901に塗布される定着オイルの塗布量
を制御するためのブレード920が当接するように配設
されている。
【0044】このように構成された離型剤塗布装置90
3において、オイルタンク925内の定着オイル912
は、第1および第2汲み上げローラ922、921を介
して塗布ローラ911に給油され、ブレード920によ
り塗布量を調整された後、定着ローラ901に塗布され
る。尚、オイル塗布量としては、A4一枚当り0.1g
程度である。
【0045】更に、定着ローラ901を挟んで離型剤塗
布装置903の反対側には、定着ローラ901の表面上
にオフセットしたトナーをクリーニングするためのクリ
ーニング装置904が設けられている。クリーニング装
置904は、定着ローラ表面を清掃する不織布919と
これを定着ローラ901の表面上に接触させる押圧ロー
ラ918とを備えている。
【0046】また、加圧ローラ902にも、その表面上
にオフセットしたトナーをクリーニングするためのクリ
ーナ923が接触するように配置されている。
【0047】以上のように概略構成された定着装置9に
おいて、未定着のトナー像913を担持した記録材91
4は、図示しない搬送装置により矢印a方向に搬送さ
れ、入口ガイド915で案内され、矢印b1、b2方向
に回転する定着ローラ901と加圧ローラ902との間
を、トナー像913が定着ローラ901に接触するよう
にして通過する。そしてそこを通過する間に、定着ロー
ラ901と加圧ローラ902による加圧力と、ハロゲン
ヒータ910から定着ローラ901を介して供給される
所定の温度に制御された熱とにより、記録材914上の
未定着トナー像913が記録材914上に定着される。
定着が終了した記録材914は出口ガイド917を経て
画像形成装置の機外に排出される。
【0048】このようにして定着装置によりトナーを定
着された記録材は、離型性アップのために使用される定
着オイルをその表面に保持しており、特に、トナーが付
着している画像面においては、定着オイルが記録材に吸
着されずに残留している。
【0049】ところで、記録材に吸着されずに残留した
定着オイルは、両面コピー時に転写ドラム5aの転写シ
ート5f表面に転移する。このため転移した定着オイル
を除去するためのオイル除去ローラ16が転写装置5に
設けられている。これにより、転写シート5fに付着し
た定着オイルを掻き取り、吸収する。オイル除去ローラ
16は、定着オイルを掻き取り、吸収するのに適した材
質をローラ状に構成したもの、または、ウェブ状に構成
したものなどが提案されている。本発明は、このオイル
除去ローラの構成に限定されるものではない。
【0050】次に、以上のように構成された画像形成装
置におけるカラー画像の両面コピーを行う時の動作につ
いて説明する。特に記録材上の定着オイルを除去するタ
イミングについて説明する。
【0051】画像形成シーケンスの基本的な考え方は、 1.オイル除去ローラを、定着オイルの感光ドラムへの
付着を防止するために、1面目の定着オイルが付着した
転写シート面が感光ドラムに直接接触する前に動作させ
ること、及び 2.オイル除去ローラを、動作時の振動等が画像に影響
しないように、感光ドラムへの露光が行われている時
間、及び感光ドラムから記録材へトナーの転写が行われ
ている時間以外の時点で動作をさせることである。
【0052】従って、最終コピーが終了した時点でオイ
ル除去ローラを動作させ、しかも、オイル除去ローラの
動作により転写画像が乱れないように、転写工程と時間
的に重ならないように動作させなければならない。
【0053】図3に画像形成シーケンス制御を選択する
フローチャートを示す。先ず、記録材へのコピーが2面
目のコピーかどうかによって、通常コピーモードS0
か、又は両面コピーモードS1が実行される。
【0054】通常コピーモードS0は、図4に示す画像
形成シーケンスに基づき実行される。また、両面コピー
モードS1は、図5に示す画像形成シーケンスに基づ
き、上記の基本的な考え方を満たすように実行される。
【0055】図4及び5のシーケンスにおいて、転写ド
ラムのプロセス構成である、転写工程、分離工程、オイ
ル除去工程のタイミングに注目して説明する。
【0056】通常コピーモードS0のシーケンスでは、
図4に示すように、転写シートに担持された記録材へ感
光ドラム上の最終色のトナー画像を転写する転写工程
と、記録材を転写シートから分離する分離工程とが並列
的に実行される。この場合、オイル除去ローラは動作し
ない。従って、離型剤による問題が生じない両面コピー
における1面目の画像形成時には通常モードとし、高ス
ループットを確保し、かつ、オイル除去ローラを作動さ
せないことにより、転写シートの過剰な摩耗を防止する
ことができる。
【0057】一方、図5に示す両面コピーモードS1に
おける2面目のコピーシーケンスでは、最終色の転写が
終了するまで、転写シートからの記録材の分離工程を行
うことなく、更に転写ドラムを回転させたとき、即ち、
転写ドラムのダミー回転時に記録材の分離工程を実行す
る。そして、転写シート上に担持された記録材に対する
転写工程が終了した後、転写シートから定着オイルを除
去するため、オイル除去ローラを動作させる。つまり、
両面コピーにおける2面目の画像形成時には、定着工程
に用いられた定着オイルが転写シートを経由して感光ド
ラムに付着して生じる問題を両面コピーモードS1を用
いることで、清掃による振動で画像が乱れることを防止
しつつ解決することができる。
【0058】尚、このとき、転写シートからトナーを除
去するためのファーブラシ等の清掃部材も同時に動作さ
せる。清掃部材は、オイル除去部材の汚れ防止のため
に、転写ドラムの回転に対してオイル除去部材の上流側
に配置することが望ましい。
【0059】実施例2 次に、本発明による画像形成装置の第2実施例につい
て、図6及び7を参照して説明する。
【0060】本実施例は、画像形成装置が記録材の種類
と長さを検知する手段を持ち、この検知結果と転写部か
らオイル除去ローラまでの距離Lに応じて画像形成シー
ケンスを制御することを特徴とする。例えば、記録材の
長さが短く、転写工程と分離工程が時間的に重ならない
場合、ダミー回転を省くことができる。
【0061】図6に示すシーケンス制御を選択するフロ
ーチャートにおいて、先ず、記録材へのコピーが2面目
のコピーか否かが判断される。
【0062】2面目のコピーであると判断された場合に
おいては、次に記録材の送り方向サイズLP が、転写位
置からオイル除去ローラまでの距離Lと比較判断され
る。転写手段からオイル除去手段までの距離Lより、紙
サイズLP が大きい場合は両面コピーモードS1が実行
される。一方、転写手段からオイル除去手段までの距離
Lより、紙サイズLP が短い場合は、第2両面コピーモ
ードS2が実行される。
【0063】第2両面コピーモードS2においては、図
7に示すような画像形成シーケンスが実行される。この
場合、転写工程とオイル除去ローラの動作が時間的に重
ならないため、転写ドラムのダミー回転を省くことがで
きる。
【0064】実施例3 次に、本発明による画像形成装置の第3実施例につい
て、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0065】転写ドラムの転写シートに静電吸着によっ
て記録材を保持する場合、転写ドラムの周長が吸着する
記録材の長さの2倍以上ある場合は、2枚以上の記録材
を転写ドラムに保持して多重転写を行うことが実施され
ている。このような構成とすることにより、連続複写時
のスループットを増加することが可能である。
【0066】本実施例では、転写シート上に2枚の記録
材を吸着可能な系における画像形成を行う場合を示す。
このような系においては、偶数枚のコピー時には、転写
シート上に付着した定着オイルは、転写部に記録材が介
在することにより、感光ドラムに付着することはない。
しかしながら、奇数枚のコピーを行う場合には、最終の
コピー時に1枚の記録材のみが転写シート上に吸着する
ため、定着オイルが付着した転写シートが直接転写部で
感光ドラムに接触し、感光ドラムに定着オイルが付着す
る。
【0067】このような定着オイルの感光ドラムへの付
着を防止するため、図8に示すようなフローチャートに
従いシーケンス制御を実行する。
【0068】先ず、記録材へのコピーが2面目のコピー
かどうかによって、通常コピーS0か、2面目コピーモ
ードかとに判断される。
【0069】次に、2面目コピーモードであると判断さ
れたときには、転写ドラムへの吸着が2枚吸着かどうか
の判断がなされる。2枚吸着ができない記録材のコピ
ー、または小サイズの1枚コピーは、普通コピーシーケ
ンスS0でコピーがなされる。小サイズ紙の複数枚コピ
ーで2枚吸着モードを実行する場合、複写の枚数が偶数
の場合には第3コピーモードS3を実行し、奇数の場合
には第4コピーモードS4を実行し、画像形成シーケン
スを互いに異ならせる。
【0070】第3コピーモードS3のシーケンスの場
合、2枚ずつの吸着、転写を繰り返し、最終の2枚のコ
ピーシーケンスにおいて、転写ドラムのダミー回転を行
い、記録材の分離、転写シートからのオイルの除去シー
ケンスを実行して終了する。
【0071】一方、第4コピーモードS4のシーケンス
の場合、まず最初に1枚コピーを実行させ残りコピーを
偶数枚とした後、2枚吸着モードにて吸着転写を繰り返
す。最初のコピーを1枚吸着させることで、それ以降の
コピーにて定着オイルが付着した転写シートが感光ドラ
ムに直接接触するのを防止することができる。
【0072】実施例4 次に、本発明による画像形成装置の第4実施例につい
て、図9に示す画像形成シーケンスのフローチャートを
参照して説明する。
【0073】本実施例では、静電吸着で2枚吸着モード
を持つ構成の画像形成装置の2面目コピーモードにおい
て、まず紙サイズLP に応じて、両面時のシーケンスを
選択し、分離手段から定着手段までの距離Lより、紙サ
イズLP が小さい場合は、さらに、記録材支持部材に静
電吸着により複数枚の記録材を保持するかどうかで2面
目のコピーシーケンスを選択するものである。
【0074】まず、2面目コピーであるか否かが判断さ
れ、2面目コピーでなければ、通常コピーモードS0が
実行される。
【0075】次に、2面目コピーであり、紙サイズLP
が転写位置からオイル除去ローラまでの距離Lより大き
い場合には、両面コピーモードS1が実行される。
【0076】また、2面目コピーであり、紙サイズLP
が転写位置からオイル除去ローラまでの距離Lより短
く、かつ1枚コピーならば両面2面目コピーモードS2
が実行される。
【0077】また、2面目コピーであり、紙サイズLP
が転写位置からオイル除去ローラまでの距離Lより短
く、かつ偶数枚連続コピーならば、第3コピーモードS
3が実行される。
【0078】更に、2面目コピーであり、紙サイズLP
が転写位置からオイル除去ローラまでの距離Lより短
く、かつ奇数枚連続コピーならば、第4コピーモードS
4が実行される。
【0079】実施例5 次に、本発明による画像形成装置の第5実施例につい
て、図10に示す画像形成シーケンスのフローチャート
を参照して説明する。
【0080】本実施例は、記録材の種別情報により、例
えば厚紙指定またはOHP等の記録材が指定され、定着
速度を変化させることが必要と判断されたときに適用さ
れる。これを便宜的に厚紙モードと称する。
【0081】本実施例は、厚紙モード時、記録材への最
終色の転写の終了後、転写ドラムのダミー回転を行い、
記録材の情報に応じて、転写ドラム速度と定着ローラ速
度を選択し、転写ドラムから記録材を分離した後、定着
するように構成した。
【0082】すなわち、紙厚、OHP等の検知または指
定手段の検知結果に応じてシーケンスを制御することを
特徴とする。
【0083】図10に示すシーケンス制御を選択するフ
ローチャートにおいて、まず、定着条件の変化させる必
要性に応じて通常コピーモードS1か又は厚紙コピーモ
ードS5かが判断される。
【0084】厚紙コピーモードS5のシーケンスについ
て、図11に示すタイミングチャートを用いて説明す
る。同図において、転写ドラムの駆動速度切り替えタイ
ミング、感光ドラムから転写ドラム上に1枚貼りされた
記録材へのトナー画像の転写タイミング、分離動作のタ
イミング、定着動作のタイミングが示されている。
【0085】同図に示すように、転写終了後、転写ドラ
ムの回転速度を定着速度に合わせて変化させた後、記録
材に多重転写されたトナー画像を保持したまま、転写領
域を再度通過した後、即ち転写ドラムの空回転動作時
に、記録材保持部材から記録材を分離し、定着させる。
【0086】尚、転写ドラムの空回転動作における、感
光ドラム電位及び転写の条件設定は、通常コピー時の設
定とほぼ同一とする。
【0087】実施例6 次に、本発明による画像形成装置の第6実施例につい
て、図12に示す画像形成シーケンスのフローチャート
を参照して説明する。
【0088】本実施例は 記録材の種類と長さを選択す
る手段、複数の定着速度選択手段と、それに対応する転
写ドラム速度選択手段とを備え、記録材への最終色の転
写の終了後、記録材の情報に応じて、転写ドラム速度と
定着ローラ速度を選択し、転写ドラムから記録材を分離
した後、定着する構成とした。
【0089】すなわち、紙厚検知または指定手段、及び
紙サイズ検知手段を備え、これらの検知結果に応じてシ
ーケンスを制御することを特徴とする。
【0090】図12に示すシーケンス制御を選択するフ
ローチャートにおいて、まず、定着条件の変化させる必
要性に応じて通常コピーモードS1と、厚紙コピーモー
ドとに判断される。
【0091】厚紙コピーモードの場合には、分離手段か
ら定着手段までの距離Lと、紙サイズLP が比較され、
紙サイズLP が大きい場合は、第5コピーモードS5が
実行される。
【0092】分離手段から定着手段までの距離Lより、
紙サイズLP が小さい場合は、更に転写シートに静電吸
着により複数枚の記録材を保持するかどうかを判断す
る。
【0093】ここで一枚コピーと判断されたときには、
第6コピーモードS6が実行される。また、複数枚の記
録材を保持する場合には、第7コピーモードS7が実行
される。
【0094】次に上記の第5、第6及び第7コピーモー
ドS5、S6、S7のシーケンスについてタイミングチ
ャートを用いて説明する。以下のシーケンス図は、転写
ドラムの駆動速度切り替えタイミング、感光ドラムから
転写ドラム上に一枚貼りされた記録材へのトナー画像の
転写タイミング、分離動作のタイミング、定着動作のタ
イミングを示す。
【0095】第5コピーモードS5のシーケンスでは、
前出の図11のタイミングチャートに示すように、転写
終了後、転写ドラムの回転速度を定着速度に併せて変化
させた後、記録材に多重転写されたトナー画像を保持し
たまま、転写領域を再度通過した後、即ち転写ドラムの
空回転時に、記録材保持部材から記録材を分離し、定着
させる。
【0096】1枚のみのコピー動作の第6コピーモード
S6のシーケンスでは、図13に示すように、転写終了
後、転写シートから記録材を分離し、定着させる。
【0097】複数枚の記録材を保持している場合、即ち
第7コピーモードのシーケンスでは、図14に示すよう
に、転写終了後、まず1枚のみトナー画像を保持した記
録材を分離し定着する。それ以外の記録材については、
順次多重転写されたトナー画像を保持したまま、転写領
域を再度通過した後、即ち転写ドラムの空回転時に、転
写シートから記録材を分離し、定着させる。このとき、
分離した記録材が、一枚目の記録材の定着に重ならない
ように複数回の転写ドラムの空回転を実行する。
【0098】尚、転写ドラム空回転における、感光ドラ
ム電位そして、転写の条件設定は、通常コピー時の設定
とほぼ同一とする。
【0099】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、像担持体に複数色の現像剤像を形成可能な画像形成
手段と、記録材を担持搬送する記録材担持体と、像担持
体の現像剤像を、像担持体と記録材担持体との対向部に
おいて記録材担持体に担持された記録材に多重転写する
転写手段と、記録材を記録材担持体から分離させる分離
手段と、離型剤が塗布された定着部材を備え、記録材上
の現像剤像を定着する定着手段と、記録材が担持されて
いた記録材担持体の表面を清掃する清掃手段と、を有
し、記録材の1面目に現像剤像を転写し、定着した後、
前記1面目とは反対側の2面目に現像剤像が転写可能な
画像形成装置において、前記1面目に画像形成を行う場
合、記録材担持体に担持された記録材に現像剤像の転写
が行われた後、再度前記対向部を通過することなく分離
され、清掃手段による清掃は行わない第1のモードと、
前記2面目に画像形成を行う場合、記録材担持体に担持
された記録材に現像剤像の転写が行われた後、再度前記
対向部を通過させてから分離され、その後、清掃手段に
よる清掃を行う第2のモードと、を有する構成とされる
ので、2面目の画像形成時に、定着手段に用いられた離
型剤が記録材担持体を経由して像担持体に付着して生じ
る問題を第2モードを用いることで、清掃による振動で
画像が乱れることを防止しつつ解決し、離型剤による問
題が生じない1面目の画像形成時には第1モードとする
ことで、高スループットを確保し、かつ記録材担持体の
過剰な摩耗を防止することができる。従って、離型剤の
問題を防止しつつ、トータルバランスのとれた画像形成
装置の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する画像形成装置の全体構成図で
ある。
【図2】図1の定着装置の概略構成図である。
【図3】本発明による画像形成装置の第1実施例を説明
するための画像形成シーケンスを示すフローチャートで
ある。
【図4】通常のコピーモードを示すコピーシーケンス図
である。
【図5】第1実施例における両面コピーモードを示すコ
ピーシーケンスである。
【図6】本発明による画像形成装置の第2実施例を説明
するための画像形成シーケンスを示すフローチャートで
ある。
【図7】第2実施例における両面コピーモードを示すコ
ピーシーケンスである。
【図8】本発明による画像形成装置の第3実施例を説明
するための画像形成シーケンスを示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明による画像形成装置の第4実施例を説明
するための画像形成シーケンスを示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明による画像形成装置の第5実施例を説
明するための画像形成シーケンスを示すフローチャート
である。
【図11】第5実施例における両面コピーモードを示す
コピーシーケンスである。
【図12】本発明による画像形成装置の第6実施例を説
明するための画像形成シーケンスを示すフローチャート
である。
【図13】第6実施例におけるコピーモード(S6)を
示すコピーシーケンスである。
【図14】第6実施例における他のコピーモード(S
7)を示すコピーシーケンスである。
【図15】オイル塗布量とオフセット量との関連を示す
グラフである。
【図16】定着速度と画像光沢度との関連を示すグラフ
である。
【図17】従来技術の画像形成装置のコピーシーケンス
である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 5f 転写シート(記録材担持体) 9 定着装置(定着手段) 901 定着ローラ(弾性体) 902 加圧ローラ(弾性体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 21/10 G03G 21/00 372 21/14 310 (72)発明者 長谷川 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−303858(JP,A) 特開 平3−68975(JP,A) 特開 平5−188796(JP,A) 特開 平5−289543(JP,A) 特開 平4−204957(JP,A) 特開 昭59−45480(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/01 G03G 15/14 - 15/16 G03G 15/20 G03G 21/00 G03G 21/10 G03G 21/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に複数色の現像剤像を形成可能
    な画像形成手段と、 記録材を担持搬送する記録材担持体と、 前記像担持体の現像剤像を、前記像担持体と前記記録材
    担持体との対向部において前記記録材担持体に担持され
    た記録材に多重転写する転写手段と、 前記記録材を前記記録材担持体から分離させる分離手段
    と、 離型剤が塗布された定着部材を備え、記録材上の現像剤
    像を定着する定着手段と、 前記記録材が担持されていた前記記録材担持体の表面を
    清掃する清掃手段と、を有し、記録材の1面目に現像剤
    像を転写し、定着した後、前記1面目とは反対側の2面
    目に現像剤像が転写可能な画像形成装置において、 前記1面目に画像形成を行う場合、前記記録材担持体に
    担持された記録材に現像剤像の転写が行われた後、再度
    前記対向部を通過することなく分離され、前記清掃手段
    による清掃は行わない第1のモードと、 前記2面目に画像形成を行う場合、前記記録材担持体に
    担持された記録材に現像剤像の転写が行われた後、再度
    前記対向部を通過させてから分離され、その後、前記清
    掃手段による清掃を行う第2のモードと、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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