JPH04344680A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH04344680A JPH04344680A JP3117517A JP11751791A JPH04344680A JP H04344680 A JPH04344680 A JP H04344680A JP 3117517 A JP3117517 A JP 3117517A JP 11751791 A JP11751791 A JP 11751791A JP H04344680 A JPH04344680 A JP H04344680A
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- Japan
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- image
- fixing
- glossy
- image forming
- fixing device
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- Pending
Links
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、コピー画像を任意に光沢もしくは
非光沢に選択して定着することの出来るカラー画像形成
装置に関する。
像形成装置において、コピー画像を任意に光沢もしくは
非光沢に選択して定着することの出来るカラー画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真式画像形成装置に用いら
れている定着装置は、所定の温度に維持された加熱ロー
ラあるいは加熱ベルトと、これに圧接する加圧ローラあ
るいは加圧ベルトによって未定着のトナー画像が形成さ
れた転写材を挟持搬送しつつ加熱定着する熱ローラある
いは熱ベルト定着方式が多用されている。
れている定着装置は、所定の温度に維持された加熱ロー
ラあるいは加熱ベルトと、これに圧接する加圧ローラあ
るいは加圧ベルトによって未定着のトナー画像が形成さ
れた転写材を挟持搬送しつつ加熱定着する熱ローラある
いは熱ベルト定着方式が多用されている。
【0003】このような定着方式においては定着される
画像の光沢の程度は前述した加熱ローラあるいは加熱ベ
ルトの平滑や温度によって左右されることになるが、一
般に絵画や写真等の画像は光沢のある方が鮮やかであっ
て見栄えも良く特にカラー画像の場合には彩度も高く品
位が向上することから、通常カラー画像形成装置の定着
装置としては光沢画像を定着する機能のみを備えたもの
が使用されている。
画像の光沢の程度は前述した加熱ローラあるいは加熱ベ
ルトの平滑や温度によって左右されることになるが、一
般に絵画や写真等の画像は光沢のある方が鮮やかであっ
て見栄えも良く特にカラー画像の場合には彩度も高く品
位が向上することから、通常カラー画像形成装置の定着
装置としては光沢画像を定着する機能のみを備えたもの
が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかるカ
ラー画像形成装置によって文字とか細線の図形等の画像
を複写する場合、一様に光沢画像に定着されるために画
像の文字や図形が反射して紙面にとけ込み読取り難いと
云う問題が生ずる。
ラー画像形成装置によって文字とか細線の図形等の画像
を複写する場合、一様に光沢画像に定着されるために画
像の文字や図形が反射して紙面にとけ込み読取り難いと
云う問題が生ずる。
【0005】そのため複写する画像の種類に応じて任意
に光沢定着あるいは非光沢定着に切換え使用出来る定着
装置が望まれるが従来は技術的に極めて困難であるとさ
れていた。
に光沢定着あるいは非光沢定着に切換え使用出来る定着
装置が望まれるが従来は技術的に極めて困難であるとさ
れていた。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果簡
単な構造により非光沢画像或いは光沢画像に任意に切換
えて定着することの出来る定着装置を備えたカラー画像
形成装置の提供を目的としたものである。
単な構造により非光沢画像或いは光沢画像に任意に切換
えて定着することの出来る定着装置を備えたカラー画像
形成装置の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、対をなすロ
ーラあるいはベルト状部材により転写材上のトナー像を
溶着して固定する定着装置を備えたカラー画像形成装置
において、前記ローラあるいはベルト状部材は互に平滑
度を異にする表面状態とし、その何れか一方に前記トナ
ー像を圧接させることによって定着される画像の光沢度
を変化させることを特徴としたカラー画像形成装置によ
って達成される。
ーラあるいはベルト状部材により転写材上のトナー像を
溶着して固定する定着装置を備えたカラー画像形成装置
において、前記ローラあるいはベルト状部材は互に平滑
度を異にする表面状態とし、その何れか一方に前記トナ
ー像を圧接させることによって定着される画像の光沢度
を変化させることを特徴としたカラー画像形成装置によ
って達成される。
【0008】
【実施例】図1は本発明のカラー画像形成装置の一実施
例を示す断面図である。この画像形成装置は画像読取り
系A、レーザ書込み系B、画像形成部C等よりなってい
る。
例を示す断面図である。この画像形成装置は画像読取り
系A、レーザ書込み系B、画像形成部C等よりなってい
る。
【0009】画像形成装置上部には、透明なガラス板な
どからなる原稿台と、さらに原稿台上に載置した原稿D
を覆う原稿カバー等からなる原稿載置部11があり、原
稿台の下方であって、装置本体内には第1ミラーユニッ
ト12、第2ミラーユニット13、主レンズ20、カラ
ーCCD23等からなる画像読取り系Aが設けられてい
る。第1ミラーユニット12は露光ランプ14、第1ミ
ラー15を備え、前記原稿台と平行に、かつ図面左右方
向へ直線移動可能に取り付けられていて、原稿Dの全面
を光学走査する。第2ミラーユニット13は第2ミラー
16及び第3ミラー17を一体化して備え、常に所定の
光路長を保つように第1ミラーユニット12の1/2の
速度で左右同方向に直線移動する。勿論この第2ミラー
ユニット13の移動は前記第1ミラーユニット12と同
様に原稿台に対して平行である。前記露光ランプ14に
よって照明される原稿台上の原稿Dの像は、主レンズ2
0により第1ミラー15、第2ミラー16、第3ミラー
17を経てカラーCCD23上へ結像されるようになっ
ている。走査が終わると第1ミラーユニット12及び第
2ミラーユニット13は元の位置に戻り、次のコピーま
で待機する。
どからなる原稿台と、さらに原稿台上に載置した原稿D
を覆う原稿カバー等からなる原稿載置部11があり、原
稿台の下方であって、装置本体内には第1ミラーユニッ
ト12、第2ミラーユニット13、主レンズ20、カラ
ーCCD23等からなる画像読取り系Aが設けられてい
る。第1ミラーユニット12は露光ランプ14、第1ミ
ラー15を備え、前記原稿台と平行に、かつ図面左右方
向へ直線移動可能に取り付けられていて、原稿Dの全面
を光学走査する。第2ミラーユニット13は第2ミラー
16及び第3ミラー17を一体化して備え、常に所定の
光路長を保つように第1ミラーユニット12の1/2の
速度で左右同方向に直線移動する。勿論この第2ミラー
ユニット13の移動は前記第1ミラーユニット12と同
様に原稿台に対して平行である。前記露光ランプ14に
よって照明される原稿台上の原稿Dの像は、主レンズ2
0により第1ミラー15、第2ミラー16、第3ミラー
17を経てカラーCCD23上へ結像されるようになっ
ている。走査が終わると第1ミラーユニット12及び第
2ミラーユニット13は元の位置に戻り、次のコピーま
で待機する。
【0010】前記カラーCCD23によって得られた各
色の画像データは画像処理され、画像信号としてレーザ
書込み系Bから出力される。
色の画像データは画像処理され、画像信号としてレーザ
書込み系Bから出力される。
【0011】画像形成部Cは、像形成体である感光体ド
ラム30の周縁に配設された帯電器35,像露光部55
,現像器36Y,36M,36C,36BK,転写器3
7,分離器38,クリーニング装置39及び感光体ドラ
ム30の近傍に配設された給紙カセット40,搬送ベル
ト44,定着装置45からなっている。
ラム30の周縁に配設された帯電器35,像露光部55
,現像器36Y,36M,36C,36BK,転写器3
7,分離器38,クリーニング装置39及び感光体ドラ
ム30の近傍に配設された給紙カセット40,搬送ベル
ト44,定着装置45からなっている。
【0012】上記現像器36T,36Y,36M,36
C,36BKは感光体ドラム30周縁の最上流部に現像
器36Yが、最下流部には黒色トナーBKを収容した現
像器36BKが配設されている。現像器36Y,36M
,36C,36BKに収容されるカラートナー及び黒色
トナーBKについては周知のものが使用されるので説明
は省略する。
C,36BKは感光体ドラム30周縁の最上流部に現像
器36Yが、最下流部には黒色トナーBKを収容した現
像器36BKが配設されている。現像器36Y,36M
,36C,36BKに収容されるカラートナー及び黒色
トナーBKについては周知のものが使用されるので説明
は省略する。
【0013】前記定着装置45は、それぞれ上下に一対
宛設けたヒータを内蔵する加熱ローラR1と従動ローラ
R2との間に張架され圧着状態とされた一組の定着用の
ベルト状部材すなわち定着ベルトB1とB2とによって
構成されている。
宛設けたヒータを内蔵する加熱ローラR1と従動ローラ
R2との間に張架され圧着状態とされた一組の定着用の
ベルト状部材すなわち定着ベルトB1とB2とによって
構成されている。
【0014】前記各定着ベルトは、例えば厚さ50μm
前後のリン青銅あるいはステンレス銅等の可撓性に富む
エンドレス状の金属帯から成るベルト基体の外周に、例
えば厚さ3mm程度のフッ素系ゴム又はシリコンゴム等
の耐熱性の大きな弾性層を備えたもので、加熱ローラR
1の軸に平行な方向で単位長さ当り約4kg/cmの強
さをもって互に圧着状態とされている。
前後のリン青銅あるいはステンレス銅等の可撓性に富む
エンドレス状の金属帯から成るベルト基体の外周に、例
えば厚さ3mm程度のフッ素系ゴム又はシリコンゴム等
の耐熱性の大きな弾性層を備えたもので、加熱ローラR
1の軸に平行な方向で単位長さ当り約4kg/cmの強
さをもって互に圧着状態とされている。
【0015】前記の定着ベルトB1とB2は互に平滑度
を異にする表面状態に形成されており、例として定着ベ
ルトB1は粗さ(Rz)1μm以上の粗面とし、一方定
着ベルトB2は粗さ(Rz)1μm以下の滑面とされて
いる。
を異にする表面状態に形成されており、例として定着ベ
ルトB1は粗さ(Rz)1μm以上の粗面とし、一方定
着ベルトB2は粗さ(Rz)1μm以下の滑面とされて
いる。
【0016】前記の各定着ベルトはそれぞれの温度セン
サTの制御により表面温度を150゜〜190℃の範囲
に維持された状態でそれぞれの加熱ローラR1の回転作
動により定着ベルトB1は時計方向に、一方定着ベルト
B2は反時計方向に毎秒150mm程度の速度をもって
等速に搬送・回転される。
サTの制御により表面温度を150゜〜190℃の範囲
に維持された状態でそれぞれの加熱ローラR1の回転作
動により定着ベルトB1は時計方向に、一方定着ベルト
B2は反時計方向に毎秒150mm程度の速度をもって
等速に搬送・回転される。
【0017】また前記定着装置45下流の搬送路は、U
字状に湾曲した反転ガイド路G1を分岐していて、その
分岐点に回動可能なガイド板S1を備えている。
字状に湾曲した反転ガイド路G1を分岐していて、その
分岐点に回動可能なガイド板S1を備えている。
【0018】前記反転ガイド路G1はその延長上に前記
定着装置45上流の搬送路に合流する反転ガイド路G2
に接続していて、その接続点に回動可能なガイド板S2
を設けている。さらに、その延長線上に給紙カセット4
0からつながるタイミングローラ42の手前に再給紙す
ることにより、両面コピーやオーバーレイコピーを行な
う構成とすることもできる。両面コピーをする場合は反
転ガイド路G2で一旦転写紙を反転した後、タイミング
ローラ42方向で再給紙することになる。
定着装置45上流の搬送路に合流する反転ガイド路G2
に接続していて、その接続点に回動可能なガイド板S2
を設けている。さらに、その延長線上に給紙カセット4
0からつながるタイミングローラ42の手前に再給紙す
ることにより、両面コピーやオーバーレイコピーを行な
う構成とすることもできる。両面コピーをする場合は反
転ガイド路G2で一旦転写紙を反転した後、タイミング
ローラ42方向で再給紙することになる。
【0019】なお、前記の反転ガイド路G1には搬送ロ
ーラGR1、一方反転ガイド路G2には逆回転可能の搬
送ローラGR2とGR3とその直前にはフォトセンサP
Sを配置している。
ーラGR1、一方反転ガイド路G2には逆回転可能の搬
送ローラGR2とGR3とその直前にはフォトセンサP
Sを配置している。
【0020】本発明のカラー画像形成装置では、光沢モ
ード、非光沢モードの何れかの選択が可能となっていて
、コピー動作の開始に先立ち、図2に示す操作盤100
によって希望するコピー画像の光沢に応対したモードが
選択される。
ード、非光沢モードの何れかの選択が可能となっていて
、コピー動作の開始に先立ち、図2に示す操作盤100
によって希望するコピー画像の光沢に応対したモードが
選択される。
【0021】即ちコピー画像を光沢画像とする場合には
光沢用釦101を、非光沢画像とする場合には非光沢用
釦102を選択して押圧する。
光沢用釦101を、非光沢画像とする場合には非光沢用
釦102を選択して押圧する。
【0022】それにより図3に示すように制御部に光沢
モード選択の情報が入力されてCPUは続く画像形成の
プロセスに応じて定着されるコピー画像が予め設定した
光沢モード、非光沢モードの何れかのモードで処理され
る。
モード選択の情報が入力されてCPUは続く画像形成の
プロセスに応じて定着されるコピー画像が予め設定した
光沢モード、非光沢モードの何れかのモードで処理され
る。
【0023】先ず非光沢用釦102が押されて非光沢モ
ードが設定された場合についてガイド板S1は実線をも
って示す位置に保持される。
ードが設定された場合についてガイド板S1は実線をも
って示す位置に保持される。
【0024】コピー釦103の押圧により前述した画像
読取り系A、レーザ書込み系B及び画像形成部Cの各プ
ロセスが作動してカラーのコピー画像を形成する。即ち
、制御部のCPU70の制御によって画像読取り系Aか
らの画像信号が、駆動モータ31、ポリゴンミラー32
、及び図示しない半導体レーザ、fθレンズ、補正レン
ズ等からなる書込み系Bに入力されるとコピー動作を開
始する。即ち、感光体ドラム30は矢示のように時計方
向に回転し、帯電器35により一様に電荷を与えられ、
像露光部55において原稿Dの画像に対応したイエロー
(Y)像の書き込みがレーザ書込み系Bによるレーザビ
ームによって行われY像の静電潜像が形成される。この
感光体ドラム30上の上記静電的な潜像は、現像器36
YによってYトナーによる反転現像が行われ可視のYト
ナー像となる。即ち現像器36Yのマグネットロールを
内蔵した現像スリーブには、直流或はさらに交流のバイ
アス電圧が印加され、顕像手段である2成分現像剤によ
る非接触の反転現像が行われYトナー像が形成される。 このYトナー像を形成した感光体ドラム30は退避して
いるクリーニング装置39の下を通過し、続いて帯電器
35による帯電とレーザ書込み系Bによるマゼンタ(M
)像のレーザビーム書込みが行われ、前記Yトナー像の
上にマゼンタ(M)像の静電潜像が形成される。この潜
像はマゼンタのトナーを収容した現像器36Mによって
反転現像されMトナー像となる。 続いて同様にシアン(C)トナー像、黒色(BK)トナ
ー像が重ね合わせて形成される。
読取り系A、レーザ書込み系B及び画像形成部Cの各プ
ロセスが作動してカラーのコピー画像を形成する。即ち
、制御部のCPU70の制御によって画像読取り系Aか
らの画像信号が、駆動モータ31、ポリゴンミラー32
、及び図示しない半導体レーザ、fθレンズ、補正レン
ズ等からなる書込み系Bに入力されるとコピー動作を開
始する。即ち、感光体ドラム30は矢示のように時計方
向に回転し、帯電器35により一様に電荷を与えられ、
像露光部55において原稿Dの画像に対応したイエロー
(Y)像の書き込みがレーザ書込み系Bによるレーザビ
ームによって行われY像の静電潜像が形成される。この
感光体ドラム30上の上記静電的な潜像は、現像器36
YによってYトナーによる反転現像が行われ可視のYト
ナー像となる。即ち現像器36Yのマグネットロールを
内蔵した現像スリーブには、直流或はさらに交流のバイ
アス電圧が印加され、顕像手段である2成分現像剤によ
る非接触の反転現像が行われYトナー像が形成される。 このYトナー像を形成した感光体ドラム30は退避して
いるクリーニング装置39の下を通過し、続いて帯電器
35による帯電とレーザ書込み系Bによるマゼンタ(M
)像のレーザビーム書込みが行われ、前記Yトナー像の
上にマゼンタ(M)像の静電潜像が形成される。この潜
像はマゼンタのトナーを収容した現像器36Mによって
反転現像されMトナー像となる。 続いて同様にシアン(C)トナー像、黒色(BK)トナ
ー像が重ね合わせて形成される。
【0025】原稿Dがモノクロ画像の場合は、現像器3
6BKのみが作動して黒色トナーBKのみのトナー像が
形成される。
6BKのみが作動して黒色トナーBKのみのトナー像が
形成される。
【0026】次に、転写材である転写紙Pの収容された
給紙カセット40より1枚ずつ給紙ローラ41によって
繰り出された転写紙Pは、感光体ドラム30上の前記ト
ナー像と同期して作動するタイミングローラ42によっ
て感光体ドラム30上に送出される。この転写紙Pには
、転写器37の作用により、感光体ドラム30上のトナ
ー像が転写され、分離器38によって感光体ドラム30
上から分離されたのち、トナー像を上向きにした状態で
ベルト44を経て定着装置45へ送られ、前述した粗面
の定着ベルトB1によって挟持押圧されて非光沢定着が
なされたあと排紙ローラ46により装置外のトレイへ排
出される。
給紙カセット40より1枚ずつ給紙ローラ41によって
繰り出された転写紙Pは、感光体ドラム30上の前記ト
ナー像と同期して作動するタイミングローラ42によっ
て感光体ドラム30上に送出される。この転写紙Pには
、転写器37の作用により、感光体ドラム30上のトナ
ー像が転写され、分離器38によって感光体ドラム30
上から分離されたのち、トナー像を上向きにした状態で
ベルト44を経て定着装置45へ送られ、前述した粗面
の定着ベルトB1によって挟持押圧されて非光沢定着が
なされたあと排紙ローラ46により装置外のトレイへ排
出される。
【0027】一方、前記感光体ドラム30は回転を続け
、その表面に転写されずに残留したトナーは、退避を解
除されたクリーニングブレード39A等を有するクリー
ニング装置39により回収清掃されて、次回のコピーに
待機する。
、その表面に転写されずに残留したトナーは、退避を解
除されたクリーニングブレード39A等を有するクリー
ニング装置39により回収清掃されて、次回のコピーに
待機する。
【0028】次に光沢モードが設定された場合には前記
ガイド板S1は一点鎖線をもって示す位置に回動し、一
方前記ガイド板S2は実線をもって示す位置に保持され
、さらに前記搬送ローラGR1およびGR2が回転状態
とされる。前記定着ベルトB1によって非光沢のトナー
像を定着された転写紙Pは定着装置45より排出後前記
ガイド板S1により給送方向を転じて画像面を下向きに
して反転ガイド路G1に搬送される。反転ガイド路G1
に搬送された転写紙Pは搬送ローラGR1によりさらに
前記反転ガイド路G2に搬送ローラGR2により右方向
への搬送を継続される。
ガイド板S1は一点鎖線をもって示す位置に回動し、一
方前記ガイド板S2は実線をもって示す位置に保持され
、さらに前記搬送ローラGR1およびGR2が回転状態
とされる。前記定着ベルトB1によって非光沢のトナー
像を定着された転写紙Pは定着装置45より排出後前記
ガイド板S1により給送方向を転じて画像面を下向きに
して反転ガイド路G1に搬送される。反転ガイド路G1
に搬送された転写紙Pは搬送ローラGR1によりさらに
前記反転ガイド路G2に搬送ローラGR2により右方向
への搬送を継続される。
【0029】搬送される転写紙Pの後端が前記フォトセ
ンサPSによって検知されると搬送ローラGR2が逆回
転し同時に前記ガイド板S1が実線位置に復帰し前記ガ
イド板S2が回動して一点鎖線をもって示す位置に保持
される。
ンサPSによって検知されると搬送ローラGR2が逆回
転し同時に前記ガイド板S1が実線位置に復帰し前記ガ
イド板S2が回動して一点鎖線をもって示す位置に保持
される。
【0030】その結果転写紙Pは画像面を下向きにして
再び前記定着装置45に給送され、前述した滑面の定着
ベルトB2による再度の定着処理により光沢定着されて
排紙ローラ46を経て装置外に排出される。
再び前記定着装置45に給送され、前述した滑面の定着
ベルトB2による再度の定着処理により光沢定着されて
排紙ローラ46を経て装置外に排出される。
【0031】以上説明した実施例においては光沢モード
の場合、転写紙Pは定着装置45により2度の定着処理
を受けることとなるが、転写紙Pの反転ガイド路を定着
装置45の上流側に設けることにより、非光沢モードの
場合と同じく一度の定着処理によって光沢のトナー像を
得られるようにすることも可能である。
の場合、転写紙Pは定着装置45により2度の定着処理
を受けることとなるが、転写紙Pの反転ガイド路を定着
装置45の上流側に設けることにより、非光沢モードの
場合と同じく一度の定着処理によって光沢のトナー像を
得られるようにすることも可能である。
【0032】図4は反転ガイド路を定着装置45の上流
側に設けた実施例を示すもので、定着装置45と搬送ベ
ルト44との間には逆回転の可能な中間体ドラム50が
設置され、さらに該ドラム50の周縁には搬送ガイド部
材51と52、帯電器53と除電器54が配置されてい
る。
側に設けた実施例を示すもので、定着装置45と搬送ベ
ルト44との間には逆回転の可能な中間体ドラム50が
設置され、さらに該ドラム50の周縁には搬送ガイド部
材51と52、帯電器53と除電器54が配置されてい
る。
【0033】また前記搬送ガイド部材52には揺動して
一点鎖線をもって示すように前記ドラム50に接するこ
との出来るガイド部材を兼ねる転写材の分離爪S3が設
けられている。
一点鎖線をもって示すように前記ドラム50に接するこ
との出来るガイド部材を兼ねる転写材の分離爪S3が設
けられている。
【0034】光沢モードが設定されコピー釦が押圧され
ると前記ドラム50は反時計方向に回転を始め同時に帯
電器53の放電作用が開始する。
ると前記ドラム50は反時計方向に回転を始め同時に帯
電器53の放電作用が開始する。
【0035】トナー像を転写した転写紙Pはドラム50
に接すると帯電器53の放電を受けてドラム面に吸着し
て巻付き反時計方向へと搬送される。
に接すると帯電器53の放電を受けてドラム面に吸着し
て巻付き反時計方向へと搬送される。
【0036】ドラム50に巻付いた転写紙Pの後端が前
記除電器54を通過した段階でドラム50は逆転して時
計方向への回転に転じ、同時に帯電器53の放電作用が
停止し除電器54による転写紙Pの除電作用が開始され
る。さらに除電作用開始のタイミングに合せて前記分離
爪S3が揺動してその先端が所定時間ドラム50の周面
に軽く圧接した状態とされる。
記除電器54を通過した段階でドラム50は逆転して時
計方向への回転に転じ、同時に帯電器53の放電作用が
停止し除電器54による転写紙Pの除電作用が開始され
る。さらに除電作用開始のタイミングに合せて前記分離
爪S3が揺動してその先端が所定時間ドラム50の周面
に軽く圧接した状態とされる。
【0037】その結果転写紙Pはドラム50周面より分
離して分離爪S3に沿い画像面を下向きにした状態で定
着装置45へと給送され、前述した滑面の定着ベルトB
2による定着定理により光沢定着されたのち排紙ローラ
46を経て装置外に排出される。
離して分離爪S3に沿い画像面を下向きにした状態で定
着装置45へと給送され、前述した滑面の定着ベルトB
2による定着定理により光沢定着されたのち排紙ローラ
46を経て装置外に排出される。
【0038】なお、非光沢モードの場合には、前記のド
ラム50は静止しさらに帯電器53も放電作用を行わな
いのでトナー像を上面に転写紙した転写紙Pは前記の各
搬送ガイド部材51および52の各上面とドラム50の
周面を案内として直接定着装置45に搬送され前述した
粗面の定着ベルトB1に非光沢の定着処理が行われる。
ラム50は静止しさらに帯電器53も放電作用を行わな
いのでトナー像を上面に転写紙した転写紙Pは前記の各
搬送ガイド部材51および52の各上面とドラム50の
周面を案内として直接定着装置45に搬送され前述した
粗面の定着ベルトB1に非光沢の定着処理が行われる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、一つの定着装置によって転写
材上のトナー像を光沢あるいは非光沢画像と任意に選択
して定着処理することを可能としたもので、それによっ
て彩度が高く品位に優れたカラー画像から文字等の読み
取り易い実用的なモノクロ画像までの多様な画像を記録
することの出来るカラー画像形成装置が提供されること
となった。
材上のトナー像を光沢あるいは非光沢画像と任意に選択
して定着処理することを可能としたもので、それによっ
て彩度が高く品位に優れたカラー画像から文字等の読み
取り易い実用的なモノクロ画像までの多様な画像を記録
することの出来るカラー画像形成装置が提供されること
となった。
【図1】本発明のカラー画像形成装置の断面構成図であ
る。
る。
【図2】前記装置の操作部を示す要部平面図である。
【図3】前記装置の制御回路を示すブロック図である。
【図4】前記装置の定着装置の断面構成図である。
A・・・画像読取り系
B・・・レーザ書込み系 C・・・画像形成部
30・・・感光体ドラム 35・・・帯電器
36Y,36M,36C,
36BK・・・現像器 37・・・転写器
38・・・分離器 39・・・クリーニング装置
40・・・給送カセット 41・・・給紙ローラ
42・・・タイミングローラ 44・・・搬送ベルト
45・・・定着装置 46・・・排紙ローラ
R1・・・加熱ローラ R2・・・從動ローラ
B1,B2・・・定着ベルト G1,G2,G3,G4・・・反転ガイド路
GR1,GR2,GR3・・・搬
送ローラ S1,S2,S3,S4・・・ガイド板
T・・・温度センサ PS・・・フォトセンサ
B・・・レーザ書込み系 C・・・画像形成部
30・・・感光体ドラム 35・・・帯電器
36Y,36M,36C,
36BK・・・現像器 37・・・転写器
38・・・分離器 39・・・クリーニング装置
40・・・給送カセット 41・・・給紙ローラ
42・・・タイミングローラ 44・・・搬送ベルト
45・・・定着装置 46・・・排紙ローラ
R1・・・加熱ローラ R2・・・從動ローラ
B1,B2・・・定着ベルト G1,G2,G3,G4・・・反転ガイド路
GR1,GR2,GR3・・・搬
送ローラ S1,S2,S3,S4・・・ガイド板
T・・・温度センサ PS・・・フォトセンサ
Claims (1)
- 【請求項1】対をなすローラあるいはベルト状部材によ
り転写材上のトナー像を溶着して固定する定着装置を備
えたカラー画像形成装置において、前記ローラあるいは
ベルト状部材は互いに平滑度を異にする表面状態とし、
その何れか一方に前記トナー像を圧接させることによっ
て定着される画像の光沢度を変化させることを特徴とし
たカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117517A JPH04344680A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3117517A JPH04344680A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344680A true JPH04344680A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14713731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3117517A Pending JPH04344680A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344680A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6078760A (en) * | 1997-07-14 | 2000-06-20 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus having an inverse and re-fixing sub-mode |
JP2002292854A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Konica Corp | インクジェット記録装置 |
US7395021B2 (en) | 2004-12-13 | 2008-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with high and low gloss modes |
US7551868B2 (en) * | 2006-07-11 | 2009-06-23 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
JP2010039238A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US7715775B2 (en) * | 2007-07-03 | 2010-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image glossing apparatus |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3117517A patent/JPH04344680A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6078760A (en) * | 1997-07-14 | 2000-06-20 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus having an inverse and re-fixing sub-mode |
US6185380B1 (en) | 1997-07-14 | 2001-02-06 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus having independent recording media discharge passages |
JP2002292854A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Konica Corp | インクジェット記録装置 |
JP4649758B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2011-03-16 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット記録装置 |
US7395021B2 (en) | 2004-12-13 | 2008-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with high and low gloss modes |
US7529514B2 (en) | 2004-12-13 | 2009-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with multiple image heating nip portions |
US7551868B2 (en) * | 2006-07-11 | 2009-06-23 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
US7715775B2 (en) * | 2007-07-03 | 2010-05-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image glossing apparatus |
JP2010039238A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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