JP7336260B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7336260B2
JP7336260B2 JP2019094689A JP2019094689A JP7336260B2 JP 7336260 B2 JP7336260 B2 JP 7336260B2 JP 2019094689 A JP2019094689 A JP 2019094689A JP 2019094689 A JP2019094689 A JP 2019094689A JP 7336260 B2 JP7336260 B2 JP 7336260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
recording material
image forming
forming apparatus
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019094689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019215529A (ja
Inventor
倫明 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to PCT/JP2019/023387 priority Critical patent/WO2019235648A1/ja
Publication of JP2019215529A publication Critical patent/JP2019215529A/ja
Priority to US17/112,183 priority patent/US11353809B2/en
Priority to JP2023129117A priority patent/JP2023138666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7336260B2 publication Critical patent/JP7336260B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2021Plurality of separate fixing and/or cooling areas or units, two step fixing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2025Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2025Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member
    • G03G2215/2032Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member the belt further entrained around additional rotating belt support members

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、加熱によりトナー像を定着する定着装置を通過した記録材を冷却する冷却手段を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、紙等の記録材に形成されたトナー像を定着装置で加熱、加圧することによって記録材にトナー像を定着させている。トナー像の定着は、ヒータなどにより加熱される定着ローラと、定着ローラに圧接する加圧ローラとによって、記録材が挟持搬送されることにより行われる。トナー像の定着の際には記録材が加熱されるため、定着装置から搬送される記録材は定着前に比べて温度が高くなりやすい。そして、トナー像の定着後に、所定温度よりも高い温度のまま搬送された記録材が積載部に数多く積載されるにつれ、積載された記録材同士がトナーにより貼り付く虞がある。こうした積載時の記録材の貼り付きを抑制するために、トナー像の定着後に記録材の温度を下げるべく、定着装置から搬送されるトナー像定着後の記録材を冷却する冷却装置が設けられている(特許文献1)。特許文献1に記載の冷却装置は、定着装置から搬送された記録材を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一方がヒートシンクに冷却され、冷却された搬送ベルトを介して記録材の温度を下げるようにしたベルト冷却方式の冷却装置である。
特許第5272424号公報
近年、画像形成装置には、普通紙、厚紙、ラフ紙(表面の粗い紙)、凹凸紙(エンボス紙等)、コート紙等の様々な種類の記録材に対応できるマルチメディア対応性が要求されている。そして、最近では低い温度でもトナーを記録材に定着させるべく、低い温度で溶け出すワックスを含んだトナーが用いられている。こうしたトナーを用いて画像形成を行ったような場合に、冷却装置のベルトに対し記録材からトナーやワックスが転移して付着することがあった。特に、普通紙に比べ熱伝導率のよくない厚紙やコート紙などの印刷時に、ベルトへのトナーやワックスの付着が顕著であった。ベルトに付着したトナーやワックスはその後に冷却装置を通過する記録材に画像ムラや画像汚れを生じさせる原因となり得、また付着したワックスに紙粉やゴミなどが付くと記録材を汚す原因となり得る。
本発明は上記問題に鑑みてなされ、ベルト冷却方式により定着装置を通過した記録材を冷却する構成で、冷却のために記録材を挟持搬送するベルトに付着した付着物を除去することができる画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、記録材にトナー像を形成する画像形成部と、加熱部と前記加熱部に当接し第一ニップ部を形成する加圧部とを有し、前記第一ニップ部でトナー像を記録材に定着する定着装置と、記録材の搬送方向において前記定着装置の下流に配置され、前記第一ニップ部を通過した記録材を冷却する冷却手段と、記録材の一面目と二面目とにトナー像を形成し定着させる両面画像形成時に、一面目のトナー像の定着後に記録材を反転して前記画像形成部に再搬送する搬送路と、を備え、前記冷却手段は、第一ベルトと、前記第一ベルトに当接して前記第一ベルトと第二ニップ部を形成し、前記両面画像形成時に前記画像形成部により前記二面目にトナー像が形成された記録材が前記第二ニップを通過する場合に前記一面目と接触する第二ベルトと、前記第二ニップ部における前記第一ベルトの内周面と接触するヒートシンクと、前記第二ベルトを張架する複数の張架ローラと、前記第二ベルトの外周面と接触し、前記第二ベルトの外周面を清掃するクリーニング手段と、を有し、前記クリーニング手段は、前記第二ベルトを摺擦する摺擦部材を有し、前記摺擦部材は、前記第二ベルトを介して前記複数の張架ローラのうちの所定ローラと対向する位置で前記第二ベルトを摺擦する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ベルト冷却方式により定着装置を通過した記録材を冷却する構成で、冷却のために記録材を挟持搬送するベルトに付着した付着物を除去することができる。
本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図。 画像形成部を示す概略図。 第一実施形態の記録材冷却装置を示す概略図。 ベルトクリーニング装置の配置について説明する概略図。 別のベルトクリーニング装置を用いた記録材冷却装置を示す概略図。 第二実施形態の記録材冷却装置を示す概略図。 画像形成システムの一実施形態を示す概略図。 画像形成システムの他の実施形態を示す概略図。
[第一実施形態]
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成部PY、PM、PC、PKを有する。画像形成装置100は、装置本体100Aに接続された原稿読取装置(不図示)又は装置本体100Aに対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材Sに形成する。記録材Sとしては、普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等の用紙、プラスチックフィルム、布など、といった様々な種類のシート材が挙げられる。
図1に示すように、画像形成部PY、PM、PC、PKは装置本体100A内(装置本体内)において、中間転写ベルト8の移動方向に沿って並べて配置されている。中間転写ベルト8は複数のローラに張架されて、矢印R2方向に走行するように構成されている。そして、中間転写ベルト8は一次転写されたトナー像を担持して搬送する。中間転写ベルト8を張架するローラ9と中間転写ベルト8を挟んで対向する位置には、二次転写ローラ10が配置され、中間転写ベルト8上のトナー像を記録材Sに転写する二次転写部T2を構成している。二次転写部T2の記録材搬送方向下流には、定着装置11が配置されている。
画像形成装置100の下部には、記録材Sが収容されたカセット12が配置されている。記録材Sは、搬送ローラ13によりカセット12からレジストレーションローラ14に向け、装置本体100A内において記録材Sの通り道を形成する搬送路600を搬送される。その後、レジストレーションローラ14が後述するようにして中間転写ベルト8上に形成されたトナー像と同期して回転開始されることにより、記録材Sは搬送路600を二次転写部T2に搬送される。なお、ここではカセット12を1つだけ示したが、カセット12はサイズや厚さの異なる記録材Sを収容可能に複数が配置されていてもよく、その場合、複数のカセット12のいずれかから選択的に記録材Sが搬送路600に搬送される。また、カセット12に収容された記録材Sに限らず、手差し給送部(不図示)に載置された記録材Sが搬送路600に搬送されるようにしてもよい。本実施形態の場合、搬送路600は両面印刷の際に、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sの表裏を反転して画像形成部PY、PM、PC、PKへ再搬送する反転搬送部600aを有している。
<画像形成部>
画像形成装置100が備える4つの画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像色が異なることを除いて実質的に同一の構成を有する。従って、ここでは代表して画像形成部PKについて説明し、その他の画像形成部PY、PM、PCについては説明を省略する。
図2に示すように、画像形成部PKには、感光体として円筒型の感光ドラム1が配設されている。感光ドラム1は、矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周囲には帯電装置2、露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ5、ドラムクリーニング装置6が配置されている。
画像形成装置100により、例えばフルカラーの画像を形成するプロセスについて説明する。まず、画像形成動作が開始されると、回転する感光ドラム1の表面が帯電装置2によって一様に帯電される。帯電装置2は、例えばコロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム1を一様な負極性の暗部電位に帯電させるコロナ帯電器などである。次いで、感光ドラム1は、露光装置3から発せられる画像信号に対応したレーザ光Lにより走査露光される。これにより、感光ドラム1の表面に画像信号に応じた静電潜像が形成される。感光ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置4内に収容されているトナー(現像剤)によって顕像化され、可視像となる。
感光ドラム1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト8を挟んで配置される一次転写ローラ5との間で構成される一次転写部T1にて、中間転写ベルト8に一次転写される。この際、一次転写ローラ5には一次転写バイアスが印加される。一次転写後に感光ドラム1の表面に残ったトナーは、ドラムクリーニング装置6によって除去される。
このような動作をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成部PY~PKで順次行い、中間転写ベルト8上で4色のトナー像を重ね合わせる。その後、トナー像の形成タイミングにあわせてカセット12に収容された記録材Sが二次転写部T2に搬送される。そして、二次転写ローラ10に二次転写バイアスが印加されることにより、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラーのトナー像が記録材Sに一括して二次転写される。
次いで、記録材は定着装置11に搬送される。定着装置11は、回転自在に配設された加熱部としての定着ローラ11aと、定着ローラ11aに圧接しながら回転して定着ローラ11aと共に記録材Sを挟持搬送可能な加圧部としての加圧ローラ11bとを有する。定着ローラ11aは加圧ローラ11bに圧接された状態で、不図示のモータにより所定の回転速度(例えば400mm/sec)で回転される。定着ローラ11a内には加熱源としてのハロゲンヒータ11cが配置されており、ハロゲンヒータ11cにより定着ローラ11aの表面温度が上げられることで、定着装置11は記録材Sを加熱し得る。
定着装置11は、定着ローラ11aと加圧ローラ11bとによって形成された定着ニップT3においてトナー像が形成された記録材Sを挟持搬送することにより、搬送される記録材Sを加熱、加圧してトナー像を記録材Sに定着させる。即ち、加熱、加圧によって記録材Sに形成されたトナー像のトナーが溶融、混合され、フルカラーの画像として記録材Sに定着される。このようにして、一連の画像形成プロセスは終了する。そして、定着装置11を通過した記録材Sは、定着装置11から記録材冷却装置20へと搬送される。冷却装置としての記録材冷却装置20は、記録材Sを冷却する。記録材冷却装置20については後述する(図3参照)。
<制御部>
図1に示すように、画像形成装置100は制御部300を備えている。制御部300は、画像形成動作などの画像形成装置100の各種制御を行うものであり、CPU301(Central Processing Unit)や、ROMやRAMあるいはハードディスク装置などのメモリ302を有する。メモリ302には、例えば記録材Sに画像形成する画像形成ジョブなどの各種プログラム、各種データ等が記憶される。制御部300はメモリ302に記憶されている各種プログラムを実行可能であり、各種プログラムを実行して画像形成装置100を動作させ得る。なお、メモリ302は、各種プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶することもできる。
制御部300は画像形成ジョブとして、記録材Sの片面のみにトナー像を定着させる片面印刷ジョブと、記録材Sの両面にトナー像を定着させる両面印刷ジョブとを実行可能である。片面印刷ジョブの場合、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sは、排紙ローラ15によって装置本体100A外(装置本体外)へ排出され、積載ユニット60に積載される。他方、両面印刷ジョブの場合、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sは反転搬送部600aで反転されることにより、記録材Sの表裏が入れ替えられる。反転された記録材Sは搬送路600に戻されて、レジストレーションローラ14に向けて搬送路600を搬送され、レジストレーションローラ14により印刷されていない面側を中間転写ベルト8側に向けた状態で二次転写部T2に搬送される。二次転写部T2では、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラーのトナー像が記録材S(裏面側)に一括して二次転写される。その後、記録材Sは定着装置11によるトナー像の定着、記録材冷却装置20による冷却が行われ、冷却後の記録材Sが装置本体100A外へ排出され積載ユニット60に積載される。
<記録材冷却装置>
次に、第一実施形態の記録材冷却装置20について、図3を用いて説明する。本実施形態の記録材冷却装置20は、ベルト冷却方式の冷却装置である。図3に示すように、記録材冷却装置20は無端状の第一ベルト21と、第一ベルト21と記録材Sを挟持して搬送する無端状の第二ベルト25とを有している。例えば、第一ベルト21と第二ベルト25は強度の高いポリイミド製で形成され、厚みが100μm、周長が942mmに設定されている。また、記録材冷却装置20は、第一ベルト21を冷却するヒートシンク30を有している。本実施形態の場合、ヒートシンク30は、定着装置11によりトナー像が形成された面側で記録材Sに当接する第一ベルト21に当接している。なお、ヒートシンク30によって第一ベルト21を冷却することに限らない。例えば、第一ベルト21に対し送風することで第一ベルト21を冷却可能なベルトファンなどであってもよい。
第一ベルト21は複数の第一ベルト張架ローラ22a~22eに掛け回され、第一ベルト張架ローラ22a~22eのうち少なくともいずれか1つが駆動モータ500によって回転される。本実施形態の場合、駆動モータ500により回転される第一ベルト張架ローラ22dは、第一ベルト21を駆動する駆動ローラに相当する。これにより、第一ベルト21は図中矢印B方向に回転する。他方、第二ベルト25は複数の第二ベルト張架ローラ26a~26eに掛け回され、第一ベルト21に当接している。そして、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうち少なくともいずれか1つが駆動モータ500によって回転される。本実施形態の場合、駆動モータ500により回転される第二ベルト張架ローラ26dは、第二ベルト25を駆動する駆動ローラに相当する。こうして、第一ベルト21と第二ベルト25とは、同一の駆動源である駆動モータ500により駆動ギア(不図示)等を介して、冷却ニップT4において同一方向に回転される。
なお、ここでは第一ベルト21と第二ベルト25の両方を駆動モータ500により駆動するようにしたが、これに限らない。例えば、駆動モータ500により第一ベルト21のみを駆動して第二ベルト25を第一ベルト21に従動させてもよいし、あるいは駆動モータ500により第二ベルト25を駆動して第一ベルト21を第二ベルト25に従動させてもよい。
また、第一ベルト張架ローラ22a~22eのいずれか1つ、また第二ベルト張架ローラ26a~26eのいずれか1つは、それぞれ第一ベルト21と第二ベルト25の寄りを制御するために設けられたステアリングローラである。本実施形態の場合、例えば第一ベルト張架ローラ22b、第二ベルト張架ローラ26bがステアリングローラである。これらのステアリングローラ(22b、26b)は、第一ベルト21と第二ベルト25のテンションが約39.2N(約4kgf)になるように、第一ベルト21と第二ベルト25とを内周側から外側に向けて押圧するようにバネ221によって付勢されている。ステアリングローラ(22b、26b)はその回転軸線方向(長手方向)の中央部を回動支点として舵角を切ることによって、第一ベルト21や第二ベルト25の蛇行をコントロールする。
また、第二ベルト25の内周側には、ヒートシンク30に向かって第二ベルト25を加圧する加圧ローラ26f、26gが設けられている。加圧ローラ26f、26gは例えば9.8N(1kgf)の加圧力で第二ベルト25を加圧することで、第二ベルト25を介し第一ベルト21をヒートシンク30(詳しくは後述の受熱部30a)に確実に当接させている。
定着装置11を通過した記録材Sは、第一ベルト21と第二ベルト25との間に挟持され、これらの回転に従って搬送方向(図中矢印C方向)へと搬送される。その際に、記録材Sは、第一ベルト21と第二ベルト25とが当接することにより形成されるニップ部としての冷却ニップT4を通過する。本実施形態の場合、第一ベルト21がヒートシンク30により冷却されている。ヒートシンク30は、記録材Sを効率よく冷却するために、冷却ニップT4を形成する箇所において第一ベルト21内面に当接するように配置されている。記録材Sは、冷却ニップT4を通過する際に第一ベルト21を介して冷却される。例えば、記録材Sの温度が記録材冷却装置20を通過する前で90℃程度である場合、記録材冷却装置20を通過した後で60℃程度になるように、記録材Sは冷却される。この記録材Sの冷却に伴い、記録材S上のトナーが冷やされて固着される。
冷却手段としてのヒートシンク30は、例えばアルミなどの金属で形成された放熱板である。ヒートシンク30は、第一ベルト21に接触して第一ベルト21から熱を奪うための受熱部30aと、熱を放熱するための放熱部30bと、受熱部30aから放熱部30bに熱を伝導するためのフィンベース30cとを有する。放熱部30bは、空気との接触面積を稼いで効率のよい放熱を促すために、多数の放熱フィンにより形成されている。例えば、放熱フィンは厚みが1mm、高さが100mm、ピッチが5mmに設定され、フィンベース30cは厚みが10mmに設定される。また、ヒートシンク30自体を強制的に冷却するために、ヒートシンク30(詳しくは放熱部30b)に向けて送風する冷却ファン40が設けられている。この冷却ファン40の風量は、例えば2m/minに設定される。なお、ヒートシンク30の冷却は、冷却ファン40に限らない。また、装置本体100A外から装置本体100A内にダクトを通してヒートシンク30に対し送風することにより冷却してもよいし、あるいはヒートシンク30に冷媒が循環される管を配置し、管を通る冷媒によってヒートシンク30を冷却してもよい。
ところで、例えば両面印刷の際には、上述したように、定着装置11によって第一面にトナー像が定着された記録材Sが、第一面と反対側の第二面にトナー像が形成された状態で定着装置11を再度通過する。つまり、記録材Sが定着装置11を二度通過することになる。この場合、記録材Sが二度目に定着装置11を通過する際に、先に記録材Sに定着されていたトナー像は、後に記録材Sに形成されたトナー像と共に加熱されることで再び溶融される。これにより、両面印刷の場合の記録材Sは、第一面及び第二面のどちらのトナー像も柔らかい状態で記録材冷却装置20に搬送される。その後、定着装置11を通過したことで柔らかくなったトナーは、冷却されて温度が低下することによって固まり、第一ベルト21や第二ベルト25から離れて記録材Sに定着される。
ここで、記録材冷却装置20の第二ベルト25は、第一ベルト21を介してヒートシンク30に冷却されることにより、ヒートシンク30によって直接冷却される第一ベルト21よりもベルトに蓄積された熱が奪われにくい。そのため、両面印刷時の記録材Sは、記録材冷却装置20の冷却ニップT4に搬送された際に、第二ベルト25に接触する表面が第一ベルト21に接触する表面よりも冷却されにくい(熱が奪われにくい)。これにより、第二ベルト25に接触する表面のトナー像は、第一ベルト21に接触する表面のトナー像に比べて固化しにくくなり、第二ベルト25は第一ベルト21よりも、記録材S上のトナーやトナーから分離されたワックス等が付着物として付着しやすくなる。こうして第二ベルト25に付着した付着物は、その後に冷却される記録材Sに対して画像ムラや画像汚れを生じさせたり、また記録材Sを汚したりする虞があるので、除去する必要がある。
<ベルトクリーニング装置>
そこで、本実施形態の記録材冷却装置20には、第二ベルト25上に付着したトナーやワックス等の付着物を除去するために、クリーニング手段としてのベルトクリーニング装置90が設けられている。
図3に示すように、ベルトクリーニング装置90は、ファーブラシローラ91、スクレーパー92は、ハウジング93を有するブラシ式のクリーニング装置である。ファーブラシローラ91、スクレーパー92は、ハウジング93内に設けられている。摺擦部材(摺擦回転体)としてのファーブラシローラ91は、導電性ローラの外周面にナイロン繊維がブラシ状に植毛されており、このファーブラシが第二ベルト25の外周面に対し所定の侵入量を保って当接している。
ファーブラシローラ91は、上述した駆動モータ500によって、第二ベルト25との当接面において第二ベルト25の回転方向と逆向き(図中矢印Y方向)に回転されて、第二ベルト25を摺擦する。即ち、ファーブラシローラ91と、第一ベルト21と第二ベルト25の少なくともいずれかは、同一の駆動源である駆動モータ500によって駆動される。ファーブラシローラ91は第二ベルト25を摺擦することで、第二ベルト25に付着している付着物をファーブラシローラ91側に回収する。これにより、第二ベルト25から付着物が除去される。そして、ファーブラシローラ91に回収された付着物は、ファーブラシローラ91に対しその回転方向と反対のカウンタ方向に当接するスクレーパー92によって、ハウジング93内に掻き落とされる。スクレーパー92は、例えばウレタンゴム等のゴム部材により形成されたゴムブレードである。ハウジング93は、掻き落とされた付着物を収容する収容容器を兼ねている。
上記のベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25に対しどの位置で摺擦するように配設されてもよいが、第二ベルト25の回転方向に関し、冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までの位置で摺擦するように配設されるのが好ましい。これは、第二ベルト25に付着した付着物は、冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までの位置を過ぎると、冷えることで第二ベルト25に固着しやすくなり除去し難くなるからである。また、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうちの所定ローラと第二ベルト25を挟む位置で第二ベルト25を摺擦するように配設されるのが好ましい。これは、ベルトクリーニング装置90によって第二ベルト25を所定ローラに押し付けることで、ベルトクリーニング装置90が第二ベルト25に対し安定的に摺擦できるようになるからである。上記点に鑑み、本実施形態の場合、図3に示すように、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25を挟んで第二ベルト張架ローラ26c(所定ローラに相当)に対向配置されている。
なお、例えステアリングローラ(26b)が冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までの位置に配置されていたとしても、ベルトクリーニング装置90はステアリングローラ(26b)に対向配置されない。これは、ベルトクリーニング装置90がステアリングローラ(26b)に対向配置されると、ステアリングローラ(26b)による第二ベルト25の寄り制御が正確に行われなくなる虞があるからである。
そして、図3に示すように、ベルトクリーニング装置90が対向配置される第二ベルト張架ローラ26cには、その内部にヒータ510が設けられていてもよい。加熱手段としてのヒータ510は、第二ベルト張架ローラ26cを加熱する。第二ベルト張架ローラ26cが加熱されると、第二ベルト25は第二ベルト張架ローラ26cにより温められる摺擦箇所近傍において、部分的に表面温度が上昇する。そうすると、ベルトクリーニング装置90による除去前に、第二ベルト25に付着しているトナーやワックス等の付着物の温度を高くすることができ、ベルトクリーニング装置90による付着物の除去がし易くなる。即ち、第二ベルト張架ローラ26cが加熱されることによって、ベルトクリーニング装置90の付着物除去能力が向上する。
あるいは、図4に示すように、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25を挟んで駆動ローラとして機能する第二ベルト張架ローラ26dに対向配置されてもよい。この場合は、第二ベルト25が冷却ニップT4を通過した直後であり、第二ベルト25に付着しているトナーやワックス等の付着物の温度が下がり始める前である。したがって、ベルトクリーニング装置90による付着物の除去がし易い。さらに、第二ベルト張架ローラ26d内にヒータ510を設け、ベルトクリーニング装置90による除去前に、第二ベルト25上の付着物の温度をより高くできるようにすると、第二ベルト25上の付着物をより確実に除去できるので好ましい。
以上のように、本実施形態では、ヒートシンク30に直接冷却されない第二ベルト25側にベルトクリーニング装置90を配設し、ベルトクリーニング装置90に第二ベルト25を摺擦させている。こうすることにより、ヒートシンク30に直接冷却されないことで記録材Sからトナーやワックス等の付着物が付着しやすい第二ベルト25において、第二ベルト25に付着した付着物をベルトクリーニング装置90により除去できる。
なお、ベルトクリーニング装置90は、上述した以外に、第二ベルト25に対しその回転方向と反対のカウンタ方向に当接して付着物を機械的に掻き落として除去する、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレードであってよい。また、ベルトクリーニング装置90は、布状部材であるウェブを第二ベルト25に摺擦させて付着物を除去する、所謂ウェブ式のベルトクリーニング装置であってもよい。ウェブ式のベルトクリーニング装置を用いた場合の記録材冷却装置20を、図5に示す。
ベルトクリーニング装置90Aは、不織布などの布状のウェブ901と、ウェブ901を繰り出す繰り出しローラ902と、ウェブ901を第二ベルト25の外周面に当接させる当接ローラ903と、ウェブ901を巻き取る巻き取りローラ904とを有する。繰り出しローラ902と巻き取りローラ904は、摺擦部材(ウェブ部材)としてのウェブ901が第二ベルト25の回転方向(図中矢印D方向)と反対方向に移動されるようにそれぞれ配置されている。巻き取りローラ904は、ウェブ901の第二ベルト25に当接させる箇所を変更するようにウェブ901を移動する。即ち、繰り出しローラ902にはウェブ901の未使用部が巻きまわされており、巻き取りローラ904にはウェブ901の使用済み部が巻きまわされている。ウェブ901は、移動手段としての巻き取りローラ904の回転により使用済み部が巻きまわされることに応じて、繰り出しローラ902から未使用部が繰り出される。そして、繰り出しローラ902から繰り出されたウェブ901の未使用部が、当接ローラ903によって第二ベルト25に当接されている。ウェブ901により第二ベルト25が摺擦されることにより、第二ベルト25上の付着物が除去される。
巻き取りローラ904は、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうち少なくともいずれか1つを駆動する駆動モータ500によって駆動される。即ち、巻き取りローラ904と、第一ベルト21と第二ベルト25の少なくともいずれかは、同一の駆動源である駆動モータ500によって駆動される。ただし、この場合には、図5に示すように、巻き取りローラ904に対する駆動の伝達あり、伝達なしを切り替えるためのクラッチ501等の駆動伝達部材が設けられる。クラッチ501等による駆動伝達のありなしの切り替えは、制御部300(図1参照)によって制御される。制御部300は、例えば画像形成した記録材Sの累計枚数が1000枚の倍数に達する度に、クラッチ501等による駆動伝達を一時的に伝達なしから伝達ありに切り替え、ウェブ901の未使用部を第二ベルト25に当接させる。
なお、ウェブ式のベルトクリーニング装置90Aを用いる場合には、当接ローラ903内にヒータ510を設け、第二ベルト25上の付着物の温度を高くしてウェブ901により除去させるようにしてよい。また、巻き取りローラ904は上述した駆動モータ500により駆動されるようにしてよい。ただし、この場合には、回転数を調整する部材を用いて、所定時間毎に所定量のウェブ901が繰り出される(巻きまわされる)ようにする。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の記録材冷却装置20Aについて説明する。上述した第一実施形態の記録材冷却装置20では(図3参照)、定着装置11によりトナー像が形成された面側(定着ローラ11aが設けられる側)において記録材Sを冷却するものを示したが、これに限らない。例えば、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側から記録材Sを冷却してもよい。図6に、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側(加圧ローラ11bが設けられる側)において記録材Sを冷却する記録材冷却装置20Aを示す。なお、図6に示した記録材冷却装置20Aにおいて、第一実施形態の記録材冷却装置20と同一の構成には同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
本実施形態では、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側から記録材Sに当接する第一ベルト21にヒートシンク30が当接している。この場合、厚紙等の熱伝導率の低い記録材Sが冷却ニップT4を通過する際に、記録材Sの第二ベルト25に当接した面側においては冷却が十分に行われず、第二ベルト25に付着物が付着する虞がある。
そこで、図6に示すように、本実施形態の記録材冷却装置20Aでは、ベルトクリーニング装置90が第二ベルト25側に設けられる。ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25に対しどの位置で摺擦するように配設されてもよい。しかしながら、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25の回転方向(図中矢印B方向)に関し、冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までのいずれかの位置で摺擦するように配設されるのが好ましい。また、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうち所定ローラと第二ベルト25を挟んだ位置で第二ベルト25を摺擦するように配設されるのが好ましい。ここでは一例として、ベルトクリーニング装置90が第二ベルト25を挟んで第二ベルト張架ローラ26cに対向配置されている。また、所定ローラと第二ベルト25を挟む第二ベルト張架ローラ26c内には、ヒータ510が設けられてよい。
このように、ヒートシンク30に冷却される第一ベルト21によって、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側から記録材Sを冷却する場合でも、第二ベルト25に付着した付着物をベルトクリーニング装置90により除去できる。
なお、上述した各実施形態では、第二ベルト25にのみベルトクリーニング装置90を設ける構成としたが、これに限らない。例えば、記録材冷却装置20に定着装置11を通過した記録材Sが連続して通過する場合は、第一ベルト21の冷却性能も低下する虞があり、第一ベルトにもトナーやワックス等の付着物が付着する場合がある。この場合、第一ベルト21にもベルト外周面を清掃するベルトクリーニング装置90を設けることで、第一ベルト21に付着した付着物を除去することができる。このように、第一ベルト21と第二ベルト25の両方にベルトクリーニング装置90を備える構成であってもよい。また、第一ベルト21の内周面に当接するヒートシンク30と、第二ベルト25の内周面に当接する他のヒートシンクを備え、クリーニング手段を、第一ベルト21と第二ベルト25とのそれぞれを清掃するように複数設ける構成であってもよい。
なお、上述した各実施形態では、画像形成装置100の1つの筐体(装置本体100A)内に定着装置11と記録材冷却装置20とを有する構成を例に説明したが、これに限らない。画像形成部PY、PM、PC、PK、中間転写ベルト8、二次転写ローラ10を第一筐体に設け、定着装置11と記録材冷却装置20を第一筐体と異なる第二筐体に設け、第一筐体と第二筐体とで1つの装置を構成するような画像形成装置であってもよい。
なお、上述した各実施形態では、内部に記録材冷却装置20を有する画像形成装置100を例に説明したが(図1参照)、これに限らない。例えば、図7に示すように、装置本体100A内に記録材冷却装置20(図1参照)を有さない画像形成装置1001に対して外部冷却装置101を連結した構成であってもよい。このように、記録材冷却装置20を有さない画像形成装置1001にも外部冷却装置101を連結可能とすることにより、利用者は既存の画像形成装置1001を買い替えることなく、容易に既存の画像形成装置1001の冷却能力を向上させることができる。また、厚紙等のように定着温度を高くする必要がある記録材Sを用いる場合であっても、トナー像の光沢を均一にしたり、積載ユニット60に積載された記録材同士の貼り付きを抑制することができる。このように、画像形成システム1Xの冷却能力の向上を求める利用者のニーズに容易に応えることが可能となる。なお、図7に示した画像形成システム1Xは、画像形成装置1001と外部冷却装置101とのそれぞれが、複数の設置部800によって床などの設置面に設置されている。ここで、設置部800は、キャスタや設置脚等である。
また、画像形成システムにおいて定着装置よりも記録材Sの搬送方向下流側に設けられる冷却装置であれば、図8に示す画像形成システム1Xのように、複数の定着装置11、111を有する構成であってもよい。即ち、図8に示すように、第一の定着装置11を有する画像形成装置1001の外部に、第二の定着装置111を有する外部定着装置700を連結する構成であってもよい。ここで、外部定着装置700は、画像形成装置1001に対してオプションで選択的に連結が可能な装置である。外部定着装置700は、画像形成装置1001から出力される記録材Sの光沢度や、画像形成装置1001から排出される厚紙等の坪量の大きい記録材Sの排出速度(単位時間当たりの記録材Sの排出枚数)を向上させるために画像形成装置1001に連結される。このように、オプションの外部定着装置700が画像形成装置1001に連結された場合、複数の定着装置11、111を備えるため、画像形成装置1001の冷却性能の向上が求められる。このような場合でも、本実施形態によれば、外部冷却装置101を外部定着装置700に対して連結することができるため、画像形成システム1Xの冷却性能の向上を求める利用者のニーズに容易に応えることが可能となる。
1X…画像形成システム、11(111)…定着装置、11a…加熱部(定着ローラ)、11b…加圧部(加圧ローラ)、11c…加熱源(ハロゲンヒータ)、20(20A)…冷却装置(記録材冷却装置)、21…第一ベルト、25…第二ベルト、26a(26b、26c、26d、26e)…張架ローラ(第二ベルト張架ローラ)、30…冷却手段(放熱板、ヒートシンク)、90(90A)…クリーニング手段(ベルトクリーニング装置)、91…摺擦部材(摺擦回転体、ファーブラシローラ)、100(1001)…画像形成装置、300…制御部、500…駆動源(駆動モータ)、510…加熱手段(ヒータ)、600a…反転搬送部、901…摺擦部材(ウェブ部材、ウェブ)、903…当接ローラ、904…移動手段(巻き取りローラ)、PY(PM、PC、PK)…画像形成部、S…記録材、T4…ニップ部(冷却ニップ)

Claims (10)

  1. 記録材にトナー像を形成する画像形成部と、
    加熱部と前記加熱部に当接し第一ニップ部を形成する加圧部とを有し、前記第一ニップ部でトナー像を記録材に定着する定着装置と、
    記録材の搬送方向において前記定着装置の下流に配置され、前記第一ニップ部を通過した記録材を冷却する冷却手段と、
    記録材の一面目と二面目とにトナー像を形成し定着させる両面画像形成時に、一面目のトナー像の定着後に記録材を反転して前記画像形成部に再搬送する搬送路と、を備え、
    前記冷却手段は、
    第一ベルトと、
    前記第一ベルトに当接して前記第一ベルトと第二ニップ部を形成し、前記両面画像形成時に前記画像形成部により前記二面目にトナー像が形成された記録材が前記第二ニップを通過する場合に前記一面目と接触する第二ベルトと、
    前記第二ニップ部における前記第一ベルトの内周面と接触するヒートシンクと、
    前記第二ベルトを張架する複数の張架ローラと、
    前記第二ベルトの外周面と接触し、前記第二ベルトの外周面を清掃するクリーニング手段と、を有し、
    前記クリーニング手段は、前記第二ベルトを摺擦する摺擦部材を有し、
    前記摺擦部材は、前記第二ベルトを介して前記複数の張架ローラのうちの所定ローラと対向する位置で前記第二ベルトを摺擦する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング手段は、前記第二ベルトの回転方向に関し、前記第二ニップ部の下流端から前記第二ベルトの周長の半分までのいずれかの位置で前記第二ベルトの外周面に当接する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定ローラを加熱する加熱手段を備える、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記摺擦部材は、回転して前記第二ベルトを摺擦する摺擦回転体である、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記摺擦回転体と、前記第一ベルトと前記第二ベルトの少なくともいずれかは、同一の駆動源によって駆動される、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記摺擦回転体の回転軸線方向から前記摺擦回転体と前記第二ベルトを見た場合、前記摺擦回転体と前記第二ベルトとの当接位置において、前記摺擦回転体と前記第二ベルトの回転方向は反対である、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記摺擦部材は、前記第二ベルトを摺擦する布状のウェブ部材であり、
    前記クリーニング手段は、前記ウェブ部材と、前記ウェブ部材を前記第二ベルトに当接させる当接ローラと、前記第二ベルトに当接する箇所を変更するように前記ウェブ部材を移動する移動手段とを備える、
    ことを特徴とする請求項1又はに記載の画像形成装置。
  8. 前記移動手段と、前記第一ベルトと前記第二ベルトの少なくともいずれかは、同一の駆動源によって駆動される、
    ことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記当接ローラを加熱する加熱手段を備える、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  10. 前記冷却手段は、前記第一ベルトの内周面に接触して放熱する放熱板である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2019094689A 2018-06-08 2019-05-20 画像形成装置 Active JP7336260B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/023387 WO2019235648A1 (ja) 2018-06-08 2019-06-06 冷却装置、画像形成装置および画像形成システム
US17/112,183 US11353809B2 (en) 2018-06-08 2020-12-04 Cooling device, image forming apparatus and image forming system
JP2023129117A JP2023138666A (ja) 2018-06-08 2023-08-08 冷却装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110729 2018-06-08
JP2018110729 2018-06-08

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023129117A Division JP2023138666A (ja) 2018-06-08 2023-08-08 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019215529A JP2019215529A (ja) 2019-12-19
JP7336260B2 true JP7336260B2 (ja) 2023-08-31

Family

ID=68918942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019094689A Active JP7336260B2 (ja) 2018-06-08 2019-05-20 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11353809B2 (ja)
JP (1) JP7336260B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191678A (ja) 2002-12-11 2004-07-08 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真用受像シート及び画像形成方法
JP2013088564A (ja) 2011-10-17 2013-05-13 Canon Inc 記録材冷却加湿装置、画像形成装置、及び画像加熱システム
JP2014170020A (ja) 2013-02-05 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 光沢発生装置
JP2015094847A (ja) 2013-11-12 2015-05-18 株式会社リコー 冷却装置および画像形成装置
JP2016157091A (ja) 2015-02-26 2016-09-01 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び冷却装置
JP2017167316A (ja) 2016-03-16 2017-09-21 富士ゼロックス株式会社 定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05158364A (ja) * 1991-12-03 1993-06-25 Konica Corp 光沢、非光沢と、切り替えて定着する画像形成装置
JPH07302012A (ja) * 1994-05-10 1995-11-14 Fujitsu Ltd 定着装置
JP5104197B2 (ja) * 2007-10-22 2012-12-19 富士ゼロックス株式会社 記録材冷却装置、及びこれを用いた画像形成装置
JP5272424B2 (ja) 2008-01-31 2013-08-28 富士ゼロックス株式会社 記録材冷却装置および画像形成装置
JP2011081136A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Canon Inc 定着装置
JP2013142780A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Canon Inc 画像形成装置、記録材冷却装置、及び記録材加熱冷却システム
JP2019211766A (ja) 2018-06-01 2019-12-12 キヤノン株式会社 冷却装置及び画像形成システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191678A (ja) 2002-12-11 2004-07-08 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真用受像シート及び画像形成方法
JP2013088564A (ja) 2011-10-17 2013-05-13 Canon Inc 記録材冷却加湿装置、画像形成装置、及び画像加熱システム
JP2014170020A (ja) 2013-02-05 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 光沢発生装置
JP2015094847A (ja) 2013-11-12 2015-05-18 株式会社リコー 冷却装置および画像形成装置
JP2016157091A (ja) 2015-02-26 2016-09-01 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び冷却装置
JP2017167316A (ja) 2016-03-16 2017-09-21 富士ゼロックス株式会社 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US11353809B2 (en) 2022-06-07
US20210103237A1 (en) 2021-04-08
JP2019215529A (ja) 2019-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4695976B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP4793464B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5063438B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6701563B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US11156943B2 (en) Cooling device, image forming apparatus and image forming system
JP2013120374A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6065485B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009037078A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2021120734A (ja) 記録材冷却装置、画像形成装置
JP7336260B2 (ja) 画像形成装置
JP5369509B2 (ja) ベルト式冷却装置及び画像形成装置
CN101131563B (zh) 定影装置的辊驱动控制方法和定影装置
KR20050040078A (ko) 화상형성장치의 정착유닛 및 이를 구비하는 화상형성장치
JP2023138666A (ja) 冷却装置
CN106556998B (zh) 定影装置和图像形成装置
JP7468034B2 (ja) 搬送装置及び印刷装置
JP2013120378A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6911315B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US11226575B2 (en) Imaging device
JP2010061076A (ja) 定着装置、および画像形成装置
JPH0749623A (ja) 電子写真プリンタおよび電子写真プリント方法
JP2010127996A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7003528B2 (ja) 画像形成装置
JP6550924B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2005049565A (ja) 転写定着装置及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230821

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7336260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151