WO2019235648A1 - 冷却装置、画像形成装置および画像形成システム - Google Patents
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Definitions
- a cassette 12 in which the recording material S is accommodated is disposed under the image forming apparatus 100.
- the recording material S is conveyed by the conveyance roller 13 from the cassette 12 toward the registration roller 14 through a conveyance path 600 that forms a path of the recording material S in the apparatus main body 100A.
- the registration roller 14 starts to rotate in synchronization with the toner image formed on the intermediate transfer belt 8 as will be described later, whereby the recording material S is conveyed through the conveyance path 600 to the secondary transfer portion T2.
- the recording material S is selectively conveyed to the conveyance path 600.
- the control unit 300 can execute a single-sided printing job for fixing a toner image on only one side of the recording material S and a double-sided printing job for fixing a toner image on both sides of the recording material S as image forming jobs.
- the recording material S cooled by the recording material cooling device 20 is discharged out of the apparatus main body 100A (outside the apparatus main body) by the paper discharge roller 15 and stacked on the stacking unit 60.
- the recording material S cooled by the recording material cooling device 20 is reversed by the reversing conveyance unit 600a, so that the front and back of the recording material S are switched.
- the fixing device 11 and the cooling device 20 are included in one housing (the apparatus main body 100A) of the image forming apparatus 100.
- the image forming units PY, PM, PC, PK, The intermediate transfer belt 8 and the secondary transfer roller 10 are provided in a first casing
- the fixing device 11 and the cooling device 20 are provided in a second casing different from the first casing
- the first casing and the second casing The image forming apparatus that constitutes one apparatus may be provided with the cooling device 20 described above.
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Abstract
記録材冷却装置20は、回転する無端状の第一べルト21と、第一ベルト21と冷却ニップT4を形成して、回転して冷却ニップT4で記録材を挟持して搬送する無端状の第二べル卜25とを有する。第一べルト21または第二べルト25を冷却するヒートシンク30が配設されている。第二ベルト25側には、ベルトクリーニング装置90が配設されている。ベルトクリーニング装置90は第二ベルト25に当接して、第二ベルト25に付着したトナーやワックス等の付着物を除去する。冷却のために記録材を挟持搬送するベルトに付着した付着物を除去できる。
Description
本発明は、加熱によりトナー像を定着する定着器を通過した記録材を冷却する冷却装置、及び記録材冷却装置を備えた画像形成装置、画像形成システムに関する。
電子写真方式の画像形成装置では、紙等の記録材に形成されたトナー像を定着装置で加熱、加圧することによって記録材にトナー像を定着させている。トナー像の定着は、ヒータなどにより加熱される定着ローラと、定着ローラに圧接する加圧ローラとによって、記録材が挟持搬送されることにより行われる。トナー像の定着の際には記録材が加熱されるため、定着装置から搬送される記録材は定着前に比べて温度が高くなりやすい。そして、トナー像の定着後に、所定温度よりも高い温度のまま搬送された記録材が積載部に数多く積載されるにつれ、積載された記録材同士がトナーにより貼り付く虞がある。こうした積載時の記録材の貼り付きを抑制するために、トナー像の定着後に記録材の温度を下げるべく、定着装置から搬送されるトナー像定着後の記録材を冷却する記録材冷却装置が設けられている(特許第5272424号公報)。特許第5272424号公報に記載の記録材冷却装置は、定着装置から搬送された記録材を挟持搬送する一対の搬送ベルトの一方がヒートシンクに冷却され、冷却された搬送ベルトを介して記録材の温度を下げるようにしたベルト冷却方式の冷却装置である。
近年、画像形成装置には、普通紙、厚紙、ラフ紙(表面の粗い紙)、凹凸紙(エンボス紙等)、コート紙等の様々な種類の記録材に対応できるマルチメディア対応性が要求されている。そして、最近では低い温度でもトナーを記録材に定着させるべく、低い温度で溶け出すワックスを含んだトナーが用いられている。こうしたトナーを用いて画像形成を行ったような場合に、記録材冷却装置のベルトに対し記録材からトナーやワックスが転移して付着することがあった。特に、普通紙に比べ熱伝導率のよくない厚紙やコート紙などの印刷時に、ベルトへのトナーやワックスの付着が顕著であった。ベルトに付着したトナーやワックスはその後に冷却装置を通過する記録材に画像ムラや画像汚れを生じさせる原因となり得、また付着したワックスに紙粉やゴミなどが付くと記録材を汚す原因となり得る。
本発明は上記問題に鑑みてなされ、ベルト冷却方式により定着装置を通過した記録材を冷却する構成で、冷却のために記録材を挟持搬送するベルトに付着した付着物を除去することができる冷却装置、画像形成装置および画像形成システムの提供を目的とする。
本発明に係る冷却装置、画像形成装置および画像形成システムは、第一ベルトと、前記第一ベルトに当接して前記第一ベルトとの間でニップ部を形成し、前記第一ベルトと共に記録材を挟持搬送する第二ベルトと、前記第一ベルトまたは第二ベルトを冷却する冷却ユニットと、前記第二ベルトの外周面に当接して前記第二ベルトに付着した付着物を除去するクリーニングユニットと、を備える。
本発明によれば、ベルト冷却方式によりトナー像定着後の記録材を冷却する構成で、第一ベルトとの間でニップ部を形成して記録材を挟持搬送する第二ベルトに付着した付着物を除去できる。
図1は本実施形態の画像形成装置の構成を示す概略図である。
図2は画像形成部を示す概略図である。
図3は第一実施形態の記録材冷却装置を示す概略図である。
図4はベルトクリーニング装置の配置について説明する概略図である。
図5は別のベルトクリーニング装置を用いた記録材冷却装置を示す概略図である。
図6は第二実施形態の記録材冷却装置を示す概略図である。
図7は画像形成システムの一例を示す概略図である。
図8は他の画像形成システムの一例を示す概略図である。
[第一実施形態]
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成部PY、PM、PC、PKを有する。画像形成装置100は、装置本体100Aに接続された原稿読取装置(不図示)又は装置本体100Aに対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材Sに形成する。記録材Sとしては、普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等の用紙、プラスチックフィルム、布など、といった様々な種類のシート材が挙げられる。
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成部PY、PM、PC、PKを有する。画像形成装置100は、装置本体100Aに接続された原稿読取装置(不図示)又は装置本体100Aに対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材Sに形成する。記録材Sとしては、普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等の用紙、プラスチックフィルム、布など、といった様々な種類のシート材が挙げられる。
図1に示すように、画像形成部PY、PM、PC、PKは装置本体100A内(装置本体内)において、中間転写ベルト8の移動方向に沿って並べて配置されている。中間転写ベルト8は複数のローラに張架されて、矢印R2方向に走行するように構成されている。そして、中間転写ベルト8は一次転写されたトナー像を担持して搬送する。中間転写ベルト8を張架するローラ9と中間転写ベルト8を挟んで対向する位置には、二次転写ローラ10が配置され、中間転写ベルト8上のトナー像を記録材Sに転写する二次転写部T2を構成している。二次転写部T2の記録材搬送方向下流には、定着装置11が配置されている。
画像形成装置100の下部には、記録材Sが収容されたカセット12が配置されている。記録材Sは、搬送ローラ13によりカセット12からレジストレーションローラ14に向け、装置本体100A内において記録材Sの通り道を形成する搬送経路600を搬送される。その後、レジストレーションローラ14が後述するようにして中間転写ベルト8上に形成されたトナー像と同期して回転開始されることにより、記録材Sは搬送経路600を二次転写部T2に搬送される。なお、ここではカセット12を1つだけ示したが、カセット12はサイズや厚さの異なる記録材Sを収容可能に複数が配置されていてもよく、その場合、複数のカセット12のいずれかから選択的に記録材Sが搬送経路600に搬送される。また、カセット12に収容された記録材Sに限らず、手差し給送部(不図示)に載置された記録材Sが搬送経路600に搬送されるようにしてもよい。本実施形態の場合、搬送経路600は両面印刷の際に、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sの表裏を反転して画像形成部PY、PM、PC、PKへ再搬送する反転搬送部600aを有している。
<画像形成部>
<画像形成部>
画像形成装置100が備える4つの画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像色が異なることを除いて実質的に同一の構成を有する。従って、ここでは代表して画像形成部PKについて説明し、その他の画像形成部PY、PM、PCについては説明を省略する。
図2に示すように、画像形成部PKには、感光体として円筒型の感光ドラム1が配設されている。感光ドラム1は、矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム1の周囲には帯電装置2、露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ5、ドラムクリーニング装置6が配置されている。
画像形成装置100により、例えばフルカラーの画像を形成するプロセスについて説明する。まず、画像形成動作が開始されると、回転する感光ドラム1の表面が帯電装置2によって一様に帯電される。帯電装置2は、例えばコロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム1を一様な負極性の暗部電位に帯電させるコロナ帯電器などである。次いで、感光ドラム1は、露光装置3から発せられる画像信号に対応したレーザ光Lにより走査露光される。これにより、感光ドラム1の表面に画像信号に応じた静電潜像が形成される。感光ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置4内に収容されているトナー(現像剤)によって顕像化され、可視像となる。
感光ドラム1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト8を挟んで配置される一次転写ローラ5との間で構成される一次転写部T1にて、中間転写ベルト8に一次転写される。この際、一次転写ローラ5には一次転写バイアスが印加される。一次転写後に感光ドラム1の表面に残ったトナーは、ドラムクリーニング装置6によって除去される。
このような動作をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成部PY~PKで順次行い、中間転写ベルト8上で4色のトナー像を重ね合わせる。その後、トナー像の形成タイミングにあわせてカセット12に収容された記録材Sが二次転写部T2に搬送される。そして、二次転写ローラ10に二次転写バイアスが印加されることにより、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラーのトナー像が記録材Sに一括して二次転写される。
次いで、記録材は定着装置11に搬送される。定着装置11は、回転自在に配設された定着ローラ11aと、定着ローラ11aに圧接しながら回転する加圧ローラ11bとを有する。定着ローラ11aは加圧ローラ11bに圧接された状態で、不図示のモータにより所定の回転速度(例えば400mm/sec)で回転される。定着ローラ11a内にはハロゲンヒータ(不図示)が配置されており、ハロゲンヒータにより定着ローラ11aの表面温度が上げられることで、定着装置11は記録材Sを加熱し得る。
定着装置11は、定着ローラ11aと加圧ローラ11bとによって形成された定着ニップT3においてトナー像が形成された記録材Sを挟持搬送することにより、搬送される記録材Sを加熱、加圧してトナー像を記録材Sに定着させる。即ち、加熱、加圧によって記録材Sに形成されたトナー像のトナーが溶融、混合され、フルカラーの画像として記録材Sに定着される。このようにして、一連の画像形成プロセスは終了する。そして、定着装置11を通過した記録材Sは、定着装置11から記録材冷却装置20へと搬送される。冷却装置としての記録材冷却装置20は、記録材Sを冷却する。記録材冷却装置20については後述する(図3参照)。
<制御部>
<制御部>
図1に示すように、画像形成装置100は制御部300を備えている。制御部300は、画像形成動作などの画像形成装置100の各種制御を行うものであり、CPU301(Central Processing Unit)や、ROMやRAMあるいはハードディスク装置などのメモリ302を有する。メモリ302には、例えば記録材Sに画像形成する画像形成ジョブなどの各種プログラム、各種データ等が記憶される。制御部300はメモリ302に記憶されている各種プログラムを実行可能であり、各種プログラムを実行して画像形成装置100を動作させ得る。なお、メモリ302は、各種プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶することもできる。
制御部300は画像形成ジョブとして、記録材Sの片面のみにトナー像を定着させる片面印刷ジョブと、記録材Sの両面にトナー像を定着させる両面印刷ジョブとを実行可能である。片面印刷ジョブの場合、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sは、排紙ローラ15によって装置本体100A外(装置本体外)へ排出され、積載ユニット60に積載される。他方、両面印刷ジョブの場合、記録材冷却装置20に冷却された記録材Sは反転搬送部600aで反転されることにより、記録材Sの表裏が入れ替えられる。反転された記録材Sは搬送経路600に戻されて、レジストレーションローラ14に向けて搬送経路600を搬送され、レジストレーションローラ14により印刷されていない面側を中間転写ベルト8側に向けた状態で二次転写部T2に搬送される。二次転写部T2では、中間転写ベルト8上に形成されたフルカラーのトナー像が記録材S(裏面側)に一括して二次転写される。その後、記録材Sは定着装置11によるトナー像の定着、記録材冷却装置20による冷却が行われ、冷却後の記録材Sが装置本体100A外へ排出され積載ユニット60に積載される。
<記録材冷却装置>
<記録材冷却装置>
次に、第一実施形態の記録材冷却装置20について、図3を用いて説明する。本実施形態の記録材冷却装置20は、ベルト冷却方式の冷却装置である。図3に示すように、記録材冷却装置20は無端状の第一ベルト21と、第一ベルト21と記録材Sを挟持して搬送する無端状の第二ベルト25とを有している。例えば、第一ベルト21と第二ベルト25は強度の高いポリイミド製で形成され、厚みが100μm、周長が942mmに設定されている。また、記録材冷却装置20は、第一ベルト21を冷却するヒートシンク30を有している。本実施形態の場合、ヒートシンク30は、定着装置11によりトナー像が形成された面側で記録材Sに当接する第一ベルト21に当接している。なお、ヒートシンク30によって第一ベルト21を冷却することに限らない。例えば、第一ベルト21に対し送風することで第一ベルト21を冷却可能なベルトファンなどであってもよい。
第一ベルト21は複数の第一ベルト張架ローラ22a~22eに掛け回され、第一ベルト張架ローラ22a~22eのうち少なくともいずれか1つが駆動モータ500によって回転される。本実施形態の場合、駆動モータ500により回転される第一ベルト張架ローラ22dは、第一ベルト21を駆動する駆動ローラに相当する。これにより、第一ベルト21は図中矢印B方向に回転する。他方、第二ベルト25は複数の第二ベルト張架ローラ26a~26eに掛け回され、第一ベルト21に当接している。そして、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうち少なくともいずれか1つが駆動モータ500によって回転される。本実施形態の場合、駆動モータ500により回転される第二ベルト張架ローラ26dは、第二ベルト25を駆動する駆動ローラに相当する。こうして、第一ベルト21と第二ベルト25とは、同一の駆動源である駆動モータ500により駆動ギア(不図示)等を介して、冷却ニップT4において同一方向に回転される。
なお、ここでは第一ベルト21と第二ベルト25の両方を駆動モータ500により駆動するようにしたが、これに限らない。例えば、駆動モータ500により第一ベルト21のみを駆動して第二ベルト25を第一ベルト21に従動させてもよいし、あるいは駆動モータ500により第二ベルト25を駆動して第一ベルト21を第二ベルト25に従動させてもよい。
また、第一ベルト張架ローラ22a~22eのいずれか1つ、また第二ベルト張架ローラ26a~26eのいずれか1つは、それぞれ第一ベルト21と第二ベルト25の寄りを制御するために設けられたステアリングローラである。本実施形態の場合、例えば第一ベルト張架ローラ22b、第二ベルト張架ローラ26bがステアリングローラである。これらのステアリングローラ(22b、26b)は、第一ベルト21と第二ベルト25のテンションが約39.2N(約4kgf)になるように、第一ベルト21と第二ベルト25とを内周側から外側に向けて押圧するようにバネ221によって付勢されている。ステアリングローラ(22b、26b)はその回転軸線方向(長手方向)の中央部を回動支点として舵角を切ることによって、第一ベルト21や第二ベルト25の蛇行をコントロールする。
また、第二ベルト25の内周側には、ヒートシンク30に向かって第二ベルト25を加圧する加圧ローラ26f、26gが設けられている。加圧ローラ26f、26gは例えば9.8N(1kgf)の加圧力で第二ベルト25を加圧することで、第二ベルト25を介し第一ベルト21をヒートシンク30(詳しくは後述の受熱部30a)に確実に当接させている。
定着装置11を通過した記録材Sは、第一ベルト21と第二ベルト25との間に挟持され、これらの回転に従って搬送方向(図中矢印C方向)へと搬送される。その際に、記録材Sは、第一ベルト21と第二ベルト25とが当接することにより形成されるニップ部としての冷却ニップT4を通過する。本実施形態の場合、第一ベルト21がヒートシンク30により冷却されている。ヒートシンク30は、記録材Sを効率よく冷却するために、冷却ニップT4を形成する箇所において第一ベルト21内面に当接するように配置されている。記録材Sは、冷却ニップT4を通過する際に第一ベルト21を介して冷却される。例えば、記録材Sの温度が記録材冷却装置20を通過する前で90℃程度である場合、記録材冷却装置20を通過した後で60℃程度になるように、記録材Sは冷却される。この記録材Sの冷却に伴い、記録材S上のトナーが冷やされて固着される。
冷却ユニットとしてのヒートシンク30は、例えばアルミなどの金属で形成された放熱板である。ヒートシンク30は、第一ベルト21に接触して第一ベルト21から熱を奪うための受熱部30aと、熱を放熱するための放熱部30bと、受熱部30aから放熱部30bに熱を伝導するためのフィンベース30cとを有する。放熱部30bは、空気との接触面積を稼いで効率のよい放熱を促すために、多数の放熱フィンにより形成されている。例えば、放熱フィンは厚みが1mm、高さが100mm、ピッチが5mmに設定され、フィンベース30cは厚みが10mmに設定される。また、ヒートシンク30自体を強制的に冷却するために、ヒートシンク30(詳しくは放熱部30b)に向けて送風する冷却ファン40が設けられている。この冷却ファン40の風量は、例えば2m3/minに設定される。なお、ヒートシンク30の冷却は、冷却ファン40に限らない。また、装置本体100A外から装置本体100A内にダクトを通してヒートシンク30に対し送風することにより冷却してもよいし、あるいはヒートシンク30に冷媒が循環される管を配置し、管を通る冷媒によってヒートシンク30を冷却してもよい。
ところで、例えば両面印刷の際には、上述したように、定着装置11によって第一面にトナー像が定着された記録材が、第一面と反対側の第二面にトナー像が形成された状態で再度定着装置11を通過する。つまり、記録材Sが定着装置11を二度通過することになる。
この場合、記録材Sが二度目に定着装置11を通過する際、先に記録材Sに定着されていたトナー像は、後に記録材Sに形成されたトナー像と共に加熱されることで再び溶融される。これにより、両面印刷の場合の記録材Sは、第一面及び第二面のどちらのトナー像も柔らかい状態で記録材冷却装置20に搬送される。その後、定着装置11を通過したことで柔らかくなったトナーは、冷却されて温度が低下することによって固まり、第一ベルト21や第二ベルト25から離れて記録材Sに定着される。
ここで、記録材冷却装置20の第二ベルト25は、第一ベルト21を介してヒートシンク30に冷却されることにより、ヒートシンク30によって直接冷却される第一ベルト21よりもベルトに蓄積された熱が奪われにくい。
そのため、両面印刷時の記録材Sは、記録材冷却装置20の冷却ニップT4に搬送された際に、第二ベルト25に接触する表面が、第一ベルト21に接触する表面よりも冷却されにくい(熱が奪われにくい)。これにより、第二ベルト25に接触する表面のトナー像は、第一ベルト21に接触する表面のトナー像に比べて固化しにくくなり、第二ベルト25は、第一ベルト21よりも、記録材S上のトナーや、トナーから分離されたワックス等が付着物として付着しやすくなる。こうして第二ベルト25に付着した付着物は、その後に冷却ニップT4を通過する記録材Sに対して画像ムラや画像汚れを生じさせたり、また記録材を汚したりする虞があるので、除去する必要がある。
<ベルトクリーニング装置>
<ベルトクリーニング装置>
そこで、本実施形態の記録材冷却装置20には、第二ベルト25上に付着したトナーやワックス等の付着物を除去するために、クリーニングユニットとしてのベルトクリーニング装置90が設けられている。
図3に示すように、ベルトクリーニング装置90は、ファーブラシローラ91、スクレーパー92は、ハウジング93を有するブラシ式のクリーニング装置である。ファーブラシローラ91、スクレーパー92は、ハウジング93内に設けられている。摺擦部材(摺擦回転体)としてのファーブラシローラ91は、導電性ローラの外周面にナイロン繊維がブラシ状に植毛されており、このファーブラシが第二ベルト25の外周面に対し所定の侵入量を保って当接している。
ファーブラシローラ91は、上述した駆動モータ500によって、第二ベルト25との当接面において第二ベルト25の回転方向と逆向き(図中矢印Y方向)に回転されて、第二ベルト25を摺擦する。即ち、ファーブラシローラ91と、第一ベルト21と第二ベルト25の少なくともいずれかは、同一の駆動源である駆動モータ500によって駆動される。ファーブラシローラ91は第二ベルト25を摺擦することで、第二ベルト25に付着している付着物をファーブラシローラ91側に回収する。これにより、第二ベルト25から付着物が除去される。そして、ファーブラシローラ91に回収された付着物は、ファーブラシローラ91に対しその回転方向と反対のカウンタ方向に当接するスクレーパー92によって、ハウジング93内に掻き落とされる。スクレーパー92は、例えばウレタンゴム等のゴム部材により形成されたゴムブレードである。ハウジング93は、掻き落とされた付着物を収容する収容容器を兼ねている。
上記のベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25に対しどの位置で摺擦するように配設されてもよいが、第二ベルト25の回転方向に関し、冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までの位置で摺擦するように配設されるのが好ましい。これは、第二ベルト25に付着した付着物は、冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までの位置を過ぎると、冷えることで第二ベルト25に固着しやすくなり除去し難くなるからである。また、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうちの所定ローラと第二ベルト25を挟む位置で第二ベルト25を摺擦するように配設されるのが好ましい。これは、ベルトクリーニング装置90によって第二ベルト25を所定ローラに押し付けることで、ベルトクリーニング装置90が第二ベルト25に対し安定的に摺擦できるようになるからである。上記点に鑑み、本実施形態の場合、図3に示すように、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25を挟んで第二ベルト張架ローラ26c(所定ローラに相当)に対向配置されている。
なお、例えステアリングローラ(26b)が冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までの位置に配置されていたとしても、ベルトクリーニング装置90はステアリングローラ(26b)に対向配置されない。これは、ベルトクリーニング装置90がステアリングローラ(26b)に対向配置されると、ステアリングローラ(26b)による第二ベルト25の寄り制御が正確に行われなくなる虞があるからである。
そして、図3に示すように、ベルトクリーニング装置90が対向配置される第二ベルト張架ローラ26cには、その内部にヒータ510が設けられていてもよい。加熱ユニットとしてのヒータ510は、第二ベルト張架ローラ26cを加熱する。第二ベルト張架ローラ26cが加熱されると、第二ベルト25は第二ベルト張架ローラ26cにより温められる摺擦箇所近傍において、部分的に表面温度が上昇する。そうすると、ベルトクリーニング装置90による除去前に、第二ベルト25に付着しているトナーやワックス等の付着物の温度を高くすることができ、ベルトクリーニング装置90による付着物の除去がし易くなる。即ち、第二ベルト張架ローラ26cが加熱されることによって、ベルトクリーニング装置90の付着物除去能力が向上する。
あるいは、図4に示すように、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25を挟んで駆動ローラとして機能する第二ベルト張架ローラ26dに対向配置されてもよい。この場合は、第二ベルト25が冷却ニップT4を通過した直後であり、第二ベルト25に付着しているトナーやワックス等の付着物の温度が下がり始める前である。したがって、ベルトクリーニング装置90による付着物の除去がし易い。さらに、第二ベルト張架ローラ26d内にヒータ510を設け、ベルトクリーニング装置90による除去前に、第二ベルト25上の付着物の温度をより高くできるようにすると、第二ベルト25上の付着物をより確実に除去できるので好ましい。
以上のように、本実施形態では、ヒートシンク30に直接冷却されない第二ベルト25側にベルトクリーニング装置90を配設し、ベルトクリーニング装置90に第二ベルト25を摺擦させている。こうすることにより、ヒートシンク30に直接冷却されないことで記録材Sからトナーやワックス等の付着物が付着しやすい第二ベルト25において、第二ベルト25に付着した付着物をベルトクリーニング装置90により除去できる。
なお、ベルトクリーニング装置90は、上述した以外に、第二ベルト25に対しその回転方向と反対のカウンタ方向に当接して付着物を機械的に掻き落として除去する、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレードであってよい。また、ベルトクリーニング装置90は、布状部材であるウェブを第二ベルト25に摺擦させて付着物を除去する、所謂ウェブ式のベルトクリーニング装置であってもよい。ウェブ式のベルトクリーニング装置を用いた場合の記録材冷却装置20を、図5に示す。
ベルトクリーニング装置90Aは、不織布などで形成された布状のウェブ901と、ウェブ901を繰り出す繰り出しローラ902と、ウェブ901を第二ベルト25の外周面に当接させる当接ローラ903と、ウェブ901を巻き取る巻き取りローラ904とを有する。繰り出しローラ902と巻き取りローラ904は、摺擦部材(ウェブ部材)としてのウェブ901が第二ベルト25の回転方向(図中矢印D方向)と反対方向に移動されるようにそれぞれ配置されている。巻き取りローラ904は、ウェブ901の第二ベルト25に当接させる箇所を変更するようにウェブ901を移動する。即ち、繰り出しローラ902にはウェブ901の未使用部が巻きまわされており、巻き取りローラ904にはウェブ901の使用済み部が巻きまわされている。ウェブ901は、移動ユニットとしての巻き取りローラ904の回転により使用済み部が巻きまわされることに応じて、繰り出しローラ902から未使用部が繰り出される。そして、繰り出しローラ902から繰り出されたウェブ901の未使用部が、当接ローラ903によって第二ベルト25に当接されている。ウェブ901により第二ベルト25が摺擦されることにより、第二ベルト25上の付着物が除去される。
巻き取りローラ904は、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうち少なくともいずれか1つを駆動する駆動モータ500によって駆動される。即ち、巻き取りローラ904と、第一ベルト21と第二ベルト25の少なくともいずれかは、同一の駆動源である駆動モータ500によって駆動される。ただし、この場合には、図5に示すように、巻き取りローラ904に対する駆動の伝達あり、伝達なしを切り替えるためのクラッチ501等の駆動伝達部材が設けられる。クラッチ501等による駆動伝達のありなしの切り替えは、制御部300(図1参照)によって制御される。制御部300は、例えば画像形成した記録材Sの累計枚数が1000枚の倍数に達する度に、クラッチ501等による駆動伝達を一時的に伝達なしから伝達ありに切り替え、ウェブ901の未使用部を第二ベルト25に当接させる。
なお、ウェブ式のベルトクリーニング装置90Aを用いる場合には、当接ローラ903内にヒータ510を設け、第二ベルト25上の付着物の温度を高くしてウェブ901により除去させるようにしてよい。また、巻き取りローラ904は上述した駆動モータ500により駆動されるようにしてよい。ただし、この場合には、回転数を調整する部材を用いて、所定時間毎に所定量のウェブ901が繰り出される(巻きまわされる)ようにする。
[第二実施形態]
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の記録材冷却装置20Aについて説明する。上述した第一実施形態の記録材冷却装置20では(図3参照)、定着装置11によりトナー像が形成された面側(定着ローラ11aが設けられる側)において記録材Sを冷却するものを示したが、これに限らない。例えば、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側から記録材Sを冷却してもよい。図6に、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側(加圧ローラ11bが設けられる側)において記録材Sを冷却する記録材冷却装置20Aを示す。なお、図6に示した記録材冷却装置20Aにおいて、第一実施形態の記録材冷却装置20と同一の構成には同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
本実施形態では、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側から記録材Sに当接する第一ベルト21にヒートシンク30が当接している。この場合、厚紙等の熱伝導率の低い記録材Sが冷却ニップT4を通過する際に、記録材Sの第二ベルト25に当接した面側においては冷却が十分に行われず、第二ベルト25に付着物が付着する虞がある。
そこで、図6に示すように、本実施形態の記録材冷却装置20Aでは、ベルトクリーニング装置90が第二ベルト25側に設けられる。ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25に対しどの位置で摺擦するように配設されてもよい。しかしながら、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト25の回転方向(図中矢印B方向)に関し、冷却ニップT4の下流端から第二ベルト25の周長の半分までのいずれかの位置で摺擦するように配設されるのが好ましい。また、ベルトクリーニング装置90は、第二ベルト張架ローラ26a~26eのうち所定ローラと第二ベルト25を挟んだ位置で第二ベルト25を摺擦するように配設されるのが好ましい。ここでは一例として、ベルトクリーニング装置90が第二ベルト25を挟んで第二ベルト張架ローラ26cに対向配置されている。また、所定ローラと第二ベルト25を挟む第二ベルト張架ローラ26c内には、ヒータ510が設けられてよい。
このように、ヒートシンク30に冷却される第一ベルト21によって、定着装置11によりトナー像が形成された面と反対の面側から記録材Sを冷却する場合でも、第二ベルト25に付着した付着物をベルトクリーニング装置90により除去できる。
尚、上述した実施形態では、第二ベルト25にのみベルトクリーニング装置90を設ける構成としたが、記録材冷却装置20に定着装置11を通過した記録材Sが連続して通過する場合は、第一ベルト21の冷却性能も低下する虞があり、第一ベルトにもトナーやワックス等の付着物が付着する場合がある。この場合、第一ベルト21にもベルト外周面を清掃するベルトクリーニング部材90を備えることで、第一ベルト21に付着した付着物を除去することができる。このように、第一ベルト21と第二ベルト25の両方にベルトクリーニング部材90を備える構成であってもよい。また、第一ベルト21の内周面に当接するヒートシンク30と、第二ベルト25の内周面に当接する他のヒートシンクを備え、クリーニングユニットを、第一ベルト21と第二ベルト25とのそれぞれを清掃するように複数設ける構成であってもよい。
尚、上述した実施形態では、画像形成装置100の1つの筐体(装置本体100A)内に定着装置11と冷却装置20とを有する構成としたが、画像形成部PY、PM、PC、PK、中間転写ベルト8、二次転写ローラ10を第一筐体に設け、定着装置11と冷却装置20を第一筐体と異なる第二筐体に設け、第一筐体と第二筐体とで1つの装置を構成するような画像形成装置に上述した冷却装置20を設ける構成であってもよい。
また、定着装置11よりも記録材の搬送方向下流側に設けられる冷却装置を有する構成であれば、上記の構成に限らなくてもよい。例えば、図9に示すように、画像形成装置100に対して連結する外部冷却装置101に設けられるに冷却装置20を設ける構成であってもよい。尚、図9に示した画像形成システム1Xは、画像形成装置100と外部冷却装置101とのそれぞれが、複数の設置部800によって床などの設置面に設置されている。ここで、設置部800は、キャスタや設置脚等である。
また、画像形成システムにおいて定着装置よりも下流側に設けられる冷却装置であれば、図10に示す画像形成システム1Xのように、画像形成装置100に対して記録材搬送方向下流側に連結される外部定着装置500のさらに下流側に連結される外部冷却装置101に冷却装置20を設ける構成であってもよい。
本発明によれば、ベルト冷却方式によりトナー像定着後の記録材を冷却する構成で、第一ベルトとの間でニップ部を形成して記録材を挟持搬送する第二ベルトに付着した付着物を除去できる冷却装置、画像形成装置および画像形成システムが提供される。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために以下の請求項を添付する。
本願は、2018年6月8日提出の日本国特許出願特願2018−110729および2019年5月20日提出の日本国特許出願特願2019−094689を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てをここに援用する。
Claims (16)
- 画像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置を通過した記録材を冷却する冷却装置において、
第一ベルトと、
前記第一ベルトに当接して前記第一ベルトとの間でニップ部を形成し、前記第一ベルトと共に記録材を挟持搬送する第二ベルトと、
前記第一ベルトまたは第二ベルトを冷却する冷却ユニットと、
前記第二ベルトの外周面に当接して前記第二ベルトに付着した付着物を除去するクリーニングユニットと、を備える冷却装置。 - 前記冷却ユニットは、前記ニップ部に対応する前記第一ベルトの内周面を冷却する請求項1に記載の冷却装置。
- 前記クリーニングユニットは、前記第二ベルトの回転方向に関し、前記ニップ部の下流端から前記第二ベルトの周長の半分までのいずれかの位置で前記第二ベルトの外周面に当接する請求項1または2に記載の冷却装置。
- 前記第二ベルトを張架する複数の張架ローラを備え、
前記クリーニングユニットは、前記第二ベルトを摺擦する摺擦部材を有し、
前記摺擦部材は、前記第二ベルトを介して前記複数の張架ローラのうちの所定ローラと対向する位置で前記第二ベルトを摺擦する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷却装置。 - 前記所定ローラを加熱する加熱ユニットを備える請求項4に記載の冷却装置。
- 前記摺擦部材は、回転して前記第二ベルトを摺擦する摺擦回転体である請求項4又は5に記載の冷却装置。
- 前記摺擦回転体と、前記第一ベルトと前記第二ベルトの少なくともいずれかは、同一の駆動源によって駆動される請求項6に記載の冷却装置。
- 前記摺擦部材は、前記第二ベルトを摺擦する布状のウェブ部材であり、
前記クリーニングユニットは、前記ウェブ部材と、前記ウェブ部材を前記第二ベルトに当接させる当接ローラと、前記第二ベルトに当接する箇所を変更するように前記ウェブ部材を移動する移動ユニットとを備える請求項4又は5に記載の冷却装置。 - 前記移動ユニットと、前記第一ベルトと前記第二ベルトの少なくともいずれかは、同一の駆動源によって駆動される請求項8に記載の冷却装置。
- 前記当接ローラを加熱する加熱ユニットを備える請求項8又は9に記載の冷却装置。
- 前記冷却ユニットは、前記第一ベルトの内周面に接触して放熱する放熱板である請求項1乃至910いずれか1項に記載の冷却装置。
- 記録材にトナー像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により形成されたトナー像を加熱により記録材に定着させる定着装置と、
前記定着装置によりトナー像が定着された記録材を冷却する、前記請求項1乃至11のいずれか1項に記載の冷却装置と、を備える画像形成装置。 - 前記定着装置は、加熱源を有する加熱部と、当該加熱部と共に記録材を挟持搬送可能であって前記加熱部に対して記録材を加圧する加圧部とを有し、
前記第一ベルトは、前記定着装置を通過した記録材が搬送される搬送路に対して、前記加熱部が設けられる側に設けられる請求項12に記載の画像形成装置。 - 前記定着装置によりトナー像が定着された記録材の表裏を反転し、前記画像形成部へ再搬送する反転搬送部を備える請求項12又は13に記載の画像形成装置。
- 前記定着装置によりトナー像が定着された記録材を前記反転搬送部に反転させ、記録材の両面にトナー像を定着させる画像形成ジョブを実行可能な制御部を備える請求項14に記載の画像形成装置。
- 記録材にトナー像を形成する前記画像形成部と、画像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着させる定着装置と、を備える画像形成装置と、
請求項1乃至11のいずれか1項に記載の冷却装置とを備える画像形成システム。
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