JP2013142780A - 画像形成装置、記録材冷却装置、及び記録材加熱冷却システム - Google Patents

画像形成装置、記録材冷却装置、及び記録材加熱冷却システム Download PDF

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Abstract

【課題】定着装置、定着装置出直の用紙をファンを用いて冷却する画像形成装置において、スタンバイ・通紙・ダウンタイムの状態に応じて、冷却装置の温度状態を適切に保つこと。
【解決手段】冷却装置は、ヒートシンクの温度検知手段および、ヒートシンクに送風する送風路と、冷却装置と定着装置との間を通過させる送風路を備え、スタンバイ・通紙・ダウンタイムの状態およびヒートシンクの温度に応じて、エアを送風する送風路を選択的に変更可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は画像形成装置、記録材冷却装置、及び記録材加熱冷却システムに関する。
記録材冷却装置は、例えば電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置において、画像加熱装置を出た直後(出直)の、画像を担持して加熱状態にある記録材を迅速に冷却処理することにより記録材の波打ちやカールを抑制する装置として有効である。
また、画像加熱装置としては、記録材上の未定着画像を定着或いは仮定着する定着装置、記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢度を増大させる光沢増大化装置を挙げることができる。また、インクジェット方式などの、染料や顔料を含む液体により画像形成を行う画像形成装置においてインクを速く乾かすための加熱装置等を挙げることができる。
従来、例えば電子写真方式を用いた画像形成装置においては、像担持体としての感光体ドラム上に形成された潜像を現像剤(トナー)により現像して可視画像化する。この可視画像(トナー像)をシート状の記録材(用紙:以下、シートと記す)に静電気力を用いて転写させる。次いで、転写画像を定着装置(画像加熱装置)により加熱、加圧して固着画像として定着させることによって、シート上に画像が記録形成されるようになっている。
電子写真装置、静電記録装置などの画像形成装置においては、シート上にトナー画像を形成し、これを加熱、加圧して定着させることにより画像を形成している。このような定着装置として、内部にヒータを有する定着ローラに加圧ローラを圧接して定着ニップを形成し、定着を行うローラ定着方式が従来採用されている。
従来、定着装置としては、熱ローラ定着装置(ローラ定着方式の装置)を用いる例が多い。この定着装置は、ハロゲンヒータ等の内蔵熱源により加熱されて所定の温度に維持させた定着ローラと、これに圧接させた弾性を有する加圧ローラとの圧接ニップ部(定着ニップ部)にシートを導入して挟持搬送させる。これにより、シート表面の未定着トナー像が定着ローラの熱とニップ圧により加熱、加圧されて定着される。
この定着工程では熱をトナー及びシートに付加するので、シート内部の水分が圧接ニップ部および圧接ニップ後に蒸発する。この水分蒸発に伴うシートの水分量変化とシートにかかるストレスで定着工程後のシートに波打ち及びカールが発生しやすい。シートを繊維のレベルで見ると、シートは短い繊維どうしが絡み合って構成されており、繊維内部または繊維どうしの間には水分が含まれ、繊維と水は水素結合を生じる。
定着工程においてシートに熱が加わると、シート内部の水分が蒸発し繊維どうしで水素結合が生じ変形する。シートを放置していると環境から吸湿し、繊維どうしの水素結合が再び切り離される。だが、一部の繊維間には水分が入っていかず、それにより変形が維持される。変形のパターンは、シートの表裏の伸縮差で変形するもの(カール)と、シートの中央部と端部での伸縮差で起きるものがあり、これらの変形によりシートの波打ちまたはカールが生じる。
この問題に対する解決策が特許文献1に開示されている。これは、効率良く、かつカール癖がつかないように定着装置後のシートを冷却する装置およびシステムである。一対の冷却部に設けた密着したベルトの間に定着装置後のシートを挟み込んで搬送する。また、ベルトの内側には、金属部材を配置し、ベルトがシートから受けた熱を迅速に吸収し、放熱する。また、このシートを挟み込んだベルトを平面搬送する。このように定着装置を通過したシートを迅速に密着冷却することで、シートの水分蒸発そのものを防止し、波打ちおよびカールが軽減する。
特開2008−112102号公報
上記の従来技術によれば、定着装置を通過するとシートの水分が減少しカール及び波打ちが起こる現象に対して、定着装置直後に冷却装置を設け、冷却装置によってシートを急速に冷却し、水分の蒸発を抑える。これにより、シートの繊維レベルにおいて繊維どうしの水素結合の乖離を抑制し、カールおよび波打ちを軽減することができる。
上記のカールおよび波打ち低減効果を効果的に得るためには、定着装置を出たシートを、なるべくシートの水分が減少する前に冷却する必要がある。つまり、冷却装置を定着装置になるべく近付ける方が良い。しかし、冷却装置を定着装置に近付けることにより、冷却装置は定着装置からの伝熱を受け易くなり昇温してシートの冷却効率が低下してしまう。特に、画像形成装置のスタンバイ時やダウンタイム時においは、冷却装置が定着装置からの伝熱を受けて昇温しやすい。そのために、冷却装置の冷却能力低下や冷却装置の局所的な温度上昇による画像の光沢ムラ等の発生のおそれがある。
本発明は上記従来技術を更に発展させたものであり、画像加熱装置からの伝熱による記録材冷却装置の昇温を効果的に防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、画像を担持した記録材を加熱する画像加熱装置と、前記画像加熱装置から搬送されて加熱状態にある記録材を冷却する冷却装置と、を有する画像形成装置であって、前記冷却装置は、前記記録材をニップ部において密封冷却しながら搬送する回転可能な回転部材と、前記回転部材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材に送風する第一の送風路と、前記冷却装置と前記画像加熱装置との間に送風する第二の送風路と、を備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る記録材冷却装置の代表的な構成は、画像加熱部で加熱されて加熱状態にある記録材をニップ部において密封冷却しながら搬送する回転可能な回転部材と、前記回転部材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材に送風する第一の送風路と、前記画像加熱部との間に送風する第二の送風路と、を備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明に係る記録材加熱冷却システムの代表的な構成は、画像を担持した記録材を加熱する画像加熱部と、前記画像加熱部から搬送されて加熱状態にある記録材を冷却する冷却部であって、前記記録材をニップ部において密封冷却しながら搬送する回転可能な回転部材と、前記回転部材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材に送風する第一の送風路と、前記画像加熱部との間に送風する第二の送風路と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置、記録材冷却装置、及び記録材加熱冷却システムによれば、画像加熱装置(画像加熱部)からの伝熱による記録材冷却装置(冷却部)の昇温を効果的に防止することができる。
実施例1における画像形成装置の概略構成図である。 定着装置および冷却装置の要部の外観斜視図である。 定着装置および冷却装置の要部の側面模式図である。 シャッタ開閉機構の概略構成図である。 実施例1におけるエアフロー制御システムのフローチャートである。 実施例1におけるエアフロー制御システムのブロック図である。 実施例1におけるエアフローの断面図である。 冷却装置の昇温抑制効果を表したグラフである。 実施例2における定着装置および冷却装置の要部の外観斜視図である。 実施例2における定着装置および冷却装置の要部の側面模式図である。 実施例2におけるエアフロー切り替え部材の概略図である。 実施例2におけるエアフローの断面図である。 実施例2におけるエアフロー制御システムのフローチャートである。 実施例2におけるエアフロー制御システムのブロック図である。
[実施例1]
(1)画像形成装置例
図1は本発明に係る記録材冷却装置あるいは記録材加熱冷却システムを用いた画像形成装置の一例の概略構成図である。この装置30はタンデム方式−中間転写方式の電子写真フルカラー(天然色、多色)レーザビームプリンタである。パソコン等のホスト装置40から制御回路部31に入力する画像信号に基づいて記録材Sに4色フルカラー画像を形成することができる。記録材Sは現像剤像(トナー像)を形成することができるシート状の記録媒体であり、普通紙、光沢紙、封筒、はがき、ラベル、OHPシートなどである。
制御回路部31は各種の操作キーや表示器などを含む操作部32やホスト装置40との間で各種の電気的情報の授受をする。そして、装置A内の各種機器の動作を監視及び制御し、装置Aの画像形成動作を所定の制御プログラムや参照テーブルに従って統括的に制御する。
装置30内には、図面上、左側から右側に水平方向に順に第1乃至第4の画像形成部U(UY,UM,UC,UK)が直列に配置されており、並列処理により各色の現像剤像を形成する。各画像形成部Uはそれぞれ現像装置に収容させた現像剤(以下、トナーと記す)の色が本実施例においてはイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)と異なるだけで互いに同様の構成の電子写真画像形成機構である。
各画像形成部UY,UM,UC,UKの構成及び動作は共通である部分が多い。そこで、以下の説明においては、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを示すために符号に与えた添え字Y,M,C,Kは省略して総括的に説明する。
各画像形成部Uは、それぞれ、表面に静電潜像を形成するための回転可能な像担持体としての感光体ドラム1を有する。ドラム1は矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。ドラム1の周囲には回転方向に沿って、一次帯電装置(ローラ)2,露光装置(レーザスキャナユニット)3,現像装置4,一次転写装置(ローラ)5,クリーニング装置6が配設されている。
一次帯電装置2には所定の帯電バイアスが印加される。これにより、回転するドラム1の表面が所定の極性・電位に一様に帯電される。ユニット3は、ホスト装置Dから制御回路部31に入力した画像情報に応じて変調されたレーザビームLを出力してドラム1の帯電処理面を走査露光する。これによりドラム1の表面に画像露光に対応した静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置4によりトナー像として現像される。
上記のような帯電、露光、現像の画像形成プロセスにより、第1の画像形成部UYのドラム1Yにはフルカラー画像のY色成分像に対応するY色トナー像が形成される。第2の画像形成部UMのドラム1Mにはフルカラー画像のM色成分像に対応するM色トナー像が形成される。第3の画像形成部UCのドラム1Cにはフルカラー画像のC色成分像に対応するC色トナー像が形成される。第4の画像形成部UKのドラム1Kにはフルカラー画像のK色成分像に対応するK色トナー像が形成される。
第1乃至第4の画像形成部Uの下方に配設された中間転写ベルトユニット7は、循環して移動して各画像形成部Uのドラム1からトナー像の転写を順次に受ける中間転写体としての可撓性を有する無端状の中間転写ベルト8を有する。ベルト8は駆動ローラ9,二次転写対向ローラ10,テンションローラ11の3本のローラ間に張架されている。ベルト8はローラ9により矢印の時計方向にドラム1とほぼ同じ速度で回転駆動される。
各画像形成部Uの一次転写装置5はベルト8を挟んでドラム1の下面に圧接している。ドラム1とベルト8との当接部が一次転写ニップ部である。ローラ5に所定の一次バイアスが印加されることで、ドラム1側のトナー像が一次転写ニップ部においてベルト8の表面に一次転写される。ドラム1側の残トナーはクリーニング装置6でドラム面から除去される。各画像形成部Uのドラム1に対するトナー像の形成は、各画像形成部Uのドラム1からベルト8へのトナー像の一次転写が順次に所定に重ね合わされた状態でなされるように制御される。
かくして、第4の画像形成部UKの一次転写ニップ部を通ったベルト8の表面には、Y色+M色+C色+K色の4色重ね合わせのフルカラーの未定着トナー像が合成形成される。ローラ10にはベルト8を挟んで二次転写装置(ローラ)17が圧接している。ローラ17とベルト8との当接部が二次転写ニップ部である。ベルト8に形成されたトナー像は引き続くベルト8の移動で二次転写ニップ部に搬送される。
一方、所定の制御タイミングにて、第1または第2の給紙カセット12,13の給紙ユニット14が駆動されてカセット12または13に積載収納されている記録材(以下、シートと記す)Sが一枚分離給送される。シートSは第1のシートパス15を通り、レジストローラ対16により二次転写ニップ部に対して所定の制御タイミングで導入される。これによりシートSは二次転写ニップ部を挟持搬送されるとともに、ローラ17に印加される所定の二次転写バイアスにより、シートSに対してベルト8側のトナー像が順次に一括して二次転写される。
二次転写ニップ部を通ったシートSはベルト8から分離されて搬送ベルト装置19により画像加熱装置(画像加熱部)としての定着装置(定着器)20に導入される。ベルト8側の残トナーはローラ11のベルト懸回部に配設されているクリーニング装置18でベルト面から除去される。シートSは定着装置20により加熱加圧される。これにより未定着トナー像が固着画像としてシート面に熱圧定着される。シートSが定着装置20に至るまでの画像形成機構部がシートSに未定着画像tを形成担持させる画像形成部である。
定着装置20を出たシートSは定着装置20に隣接して配設された記録材冷却装置(記録材冷却部:以下、冷却装置と記す)21に導入されて冷却処理を受ける。定着装置20と冷却装置21については次の(2)項と(3)項で詳述する。
冷却装置21を出たシートSは片面画像形成モードが選択されている場合には、フラッパ22の切換え制御により第2のシートパス23側に進路案内されて排出ローラ24により機外の排出トレイ25上に排出される。
両面画像形成モードが選択されている場合には、冷却装置21を出た第1面側画像形成済みのシートSがフラッパ22の切換え制御により第3のシートパス26側に導入される。さらにスイッチバックシートパス27内に入り、次いで該シートパス27から引き出し搬送されてフラッパ28の切換え制御により再搬送シートパス(両面搬送パス)29に誘導される。そして、該シートパス29から第1のシートパス15に戻されて、レジストローラ対16により二次転写ニップ部に対して表裏反転状態で所定のタイミングで再導入される。
これにより、シートSの第2面側に対して、ベルト8上のトナー像の二次転写がなされる。二次転写ニップ部にて第2面に対するトナー像の二次転写を受けたシートSはベルト8から分離されて定着装置20と冷却装置21へ順次に再導入され、画像の定着処理とシートSの冷却処理を受ける。そして、第2のシートパス23を通って両面画像形成物としてトレイ25に排出される。
モノクロなどモノカラーモードは指定された色の画像形成部が画像形成動作することでなされる。他の画像形成部はドラムの回転はなされるが画像形成動作はなされない。なお、各色の画像形成部の配列順序は上記実施例のY色→M色→C色→K色に限られるものではなく任意の色順とすることができる。また、フルカラー画像形成装置において画像形成部の数は上記実施例の4つに限られるものではない。画像形成装置は画像形成部が一つのモノクロなどの単色画像形成装置であってもよい。
(2)定着装置20
図2は定着装置20およびこの定着装置20の次位に連設された冷却装置21の要部の外観斜視図、図3は側面模式図である。本実施例における定着装置20は熱ローラ定着装置である。定着装置20は、装置筐体103内に、第1と第2の定着部材としての上下に並行に配列された定着ローラ101と弾性加圧ローラ102とを有する。定着ローラ101と加圧ローラ102はそれぞれ装置筐体103の一端側の側板(不図示)と他端側の側板(不図示)との間に回転可能に軸受支持されている。
加圧ローラ102は定着ローラ101に対して加圧手段(不図示)により所定の押圧力で圧接されて記録材搬送方向aにおいて所定幅の定着ニップ部N1を形成している。定着ローラ101は駆動手段(不図示)により矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動される。加圧ローラ102は定着ローラ101の回転に従動して矢印の反時計方向に回転する。
定着ローラ101はハロゲンヒータ等の内蔵熱源(不図示)に対する通電により内部加熱され、表面温度が所定の温度に立ち上げられて温調手段(不図示)により温調される。
定着ローラ101が回転駆動され、表面温度が所定の定着温度(画像加熱温度)に温調された状態において、画像形成部の側から定着装置20に未定着のトナー画像tを担持したシートSが搬送される。そして、装置筐体103のシート入口部104から定着装置20内に導入される。シートSは画像担持面側を定着ローラ101側にして定着ニップ部N1に進入して挟持搬送される。これにより、シート表面の未定着トナー像tが定着ローラ101の熱とニップ圧により加熱、加圧されて固着画像として定着される。
定着ニップ部N1を出たシートSは装置筐体103のシート出口部105から定着装置20の外に出て搬送ガイド114にガイドされて次位の冷却装置21に導入される。
(3)冷却装置21
冷却装置21は定着装置20から出たシートSのカールおよび波打ちを軽減するために、定着装置20から送り出された出直の未だ十分に加熱状態にあるシートSを急速に冷却する装置である。冷却装置21は定着装置20よりも記録材搬送方向aの下流側において定着装置20に出来るだけ近接させて配設されている。
冷却装置21は定着装置20から搬送されたシートSを挟持搬送して冷却するための冷却ニップ部N2を形成する上側ユニット21Aと下側ユニット21Bとを有する。上側と下側のユニット21Aと21Bは、それぞれ、回転部材としての可撓性を有する無端状のベルト(エンドレスベルト)104c、104dを有する。ベルト104c、104dは、PIフィルムなど優れた熱伝導性を有し、かつ微細な空孔の少ない密閉層から成る。ベルト104c、104dのベルト幅(記録材搬送方向aに直交する方向のベルト寸法)は装置に対するシートSの最大通紙幅よりも大きい。
上側と下側のユニット21Aと21Bは、それぞれ、ベルト104c、104dを側面から見て横にほぼ長四角形状に懸回張設して支持する支持部材としての4本ずつの張架ローラ106a〜106d、106e〜106hを有する。上側と下側のユニット21Aと21Bにおいて、張架ローラ106aと106e、及び張架ローラ106bと106fはそれぞれベルト104c、104dを挟んで所定の押圧力で当接している。
これにより、上側ユニット21Aのベルト104cの張架ローラ106a−106b間のベルト部分の外面と、下側ユニット21Bのベルト104dの張架ローラ106e−106f間のベルト部分の外面とが密着する。この密着により、記録材搬送方向aにおいて幅広の冷却ニップ部N2が形成される。本実施例においては、例えば約400mm程度の幅広のニップ部N2を形成させている。このニップ部N2は定着装置20を通過した加熱状態にあるシートSを挟持搬送しながら密封冷却(密閉冷却)する。
上側ユニット21Aのベルト104cの内側にはベルト104cを冷却する冷却部材としてのヒートシンク107が配設されている。本実施例においてはヒートシンク107の冷却平板107aをベルト104cの張架ローラ106a−106b間のベルト部分の内面に密着させてそのベルト部分を冷却する構成にしてある。本実施例においては約400mm程度の冷却ニップ部N2の大半、例えば340mmの範囲でヒートシンク107の冷却平板107aをベルト104cに密着させてベルト104cを冷却する。
本実施例においては上側ユニット21Aの張架ローラ106aを駆動ローラにして、このローラ106aに駆動モータ139の駆動力を駆動ギア列138を介して伝達する。これにより、上側ユニット21Aのベルト104cが矢印の時計方向に所定の速度で回転駆動される。下側ユニット21Bのベルト104dは冷却ニップ部N2におけるベルト104cとの摩擦力でベルト104cの回転に従動して矢印の反時計方向に回転する。
冷却装置21はヒートシンク107の温度を検知する温度計149を備える。温度計149は、例えば、定着装置20に近く、より温度が高いシートSが通過するヒートシンク107の上流入口付近に配置し、温度を検知する。温度計149の検知温度情報(温度に関する電気的な情報)は制御回路部31に入力される。
冷却装置21はベルト104c・104dが回転している状態において、定着装置20を通過した未だ十分に加熱状態にあるシートSが搬送ガイド114にガイドされて張架ローラ106a−106e側のシート入口部110から冷却ニップ部N2に導入される。冷却ニップ部N2はこのシートSを挟持搬送して密封冷却する。この密封冷却において、ヒートシンク107で冷却されているベルト104c・104dがシートSから受けた熱を迅速に吸収し、放熱する。また、ベルト104c・104dはシートS挟んで平面搬送する。
冷却ニップ部N2で挟持搬送されながら密封冷却されたシートSは張架ローラ106b−106f側のシート出口部111から送り出される。このように定着装置20を通過した加熱状態にあるシートSを冷却装置21で迅速に密封冷却することで、シートSの水分蒸発そのものを防止し、波打ちおよびカールが軽減する。
(4)送風路と送風制御
冷却装置210には、ヒートシンク107へのエアフローを形成する第一の送風路(ダクト)141と、この第一の送風路141に気体(エア)を送風する第一のファン142を有する。また、冷却装置21と定着装置20の間へのエアフローを形成する第二の送風路143と、この第二の送風路143に気体を送風する第二のファン144を有する。図4の(a)は上記の第一の送風路141、第一のファン142、第二の送風路143、第二のファン144の斜視図である。
第一の送風路(ダクト)141は、ベルト104c内において、ヒートシンク107の前面側と上面側と後面側を囲っている。送風路141の幅方向(記録材搬送方向aに直交する方向)の一端側と他端側は開口部として開放されている。第一のファン142は送風路141の一端側の開口部から送風路141内にエア(外気)を送風する。これにより送風路141内に一端側の開口部から他端側の開口部に抜けるエアフローAが形成される。このエアフローAにより、送風路141内のヒートシンク107が空冷され、シートSからベルト104cを介してヒートシンク107受けた熱が放熱される。
第二の送風路143の前面側(定着装置20側の面)には定着装置20のシート出口部105に対応して連通するシート入口部108が設けられている。また、第二の送風路143の後面側(冷却装置21側の面)には冷却装置21のシート入口部110に対応して連通するシート出口部109が設けられている。第二の送風路143内において上記のシート入口部108とシート出口部109との間に、定着装置20から出たシートSを冷却装置21のシート入口部110に案内する搬送ガイド114が配設されている。
送風路143の幅方向(記録材搬送方向aに直交する方向)の一端側と他端側は開口部として開放されている。第二のファン144は送風路143の一端側の開口部から送風路143内にエア(外気)を送風する。これにより送風路143内に一端側の開口部から他端側の開口部に抜けるエアフローAが形成される。本実施例においては、第一のファン142は第二のファン144と比べ、出力が大きいものとしている(例えば、出力比9:1)。
また、第二の送風路143の前面側には、定着装置20のシート出口部105に対応して連通するシート入口部108を開閉する可動のシャッタ145が配設されている。このシャッタ145は、定着装置20と冷却装置21との間の記録材搬送路を開閉可能である。そして、このシャッタ145を開閉動するためのシャッタ開閉カム151、及びシャッタ開閉カム151を駆動するモータ152が配設されている。
カム151が図4の(a)のようにその大隆起部が上向きとなっている回転角度姿勢に保持されるようにモータ152が制御回路部31により制御されることで、シャッタ145が上昇動してシート入口部108が開かれた状態に保持される。即ち、定着装置20と冷却装置21との間の記録材搬送路が開かれた状態に保持され、定着装置20から冷却装置21へ記録材Sを導入可能である。
また、カム151が図4の(b)のようにその小隆起部が上向きとなっている回転角度姿勢に保持されるようにモータ152が制御回路部31により制御されることで、シャッタ145が下降動してシート入口部108が閉じられた状態に保持される。即ち、定着装置20と冷却装置21との間の記録材搬送路がシャッタ145により遮断される。
制御回路部31は画像形成装置30のジョブ状態により、上記の第一と第二の送風路141と143の送風制御(エアフロー制御)を行う。即ち、制御回路部31は、第一のファン142と第二のファン114を選択的の制御することで、第一の送風路141と第二の送風路143とに送風するエアフローを選択的に変更する制御をする。以下、本実施例におけるエアフロー制御システムを説明する。
本実施例のエアフロー制御では、画像形成装置30の、
a)スタンバイモードと、
b)通紙モードと、
c)ダウンタイムモードと、
の制御モードに応じて第一と第二の送風路141と143のエアフローを切り替える。それぞれの制御モードにおける第一のファン142と第二のファン144の駆動の切り替えを説明する。
a)スタンバイモードの場合
スタンバイモードは、画像形成装置30のメイン電源スイッチ(不図示)が投入されていて、制御回路部31が画像形成開始信号(プリントスタート信号:動作開始信号)の入力待ち(ジョブ待ち)をしている状態時においける制御モードである。
このスタンバイモード中には画像形成部の駆動は停止されている。定着装置20は、駆動手段がOFFにされていて定着ローラ101と加圧ローラ102の回転は停止している。定着ローラ101は内蔵熱源に対する通電により内部加熱され、表面温度が所定のスタンバイ温度に立ち上げられて温調手段によりその温度に温調されている。
冷却装置21は、駆動モータ139がOFFにされていてベルト104cと104dの回転は停止している(回転部材の回転速度を0とする)。シャッタ145は閉じられていて、定着装置20と冷却装置21の間の記録材搬送路が遮断されている。第一のファン142はOFF、第二のファン144はONにされている。
即ち、スタンバイモード中においては、第二のファン144のみを駆動させる。スタンバイモードでは、ヒートシンク107自身は十分に冷却されているため、第一のファン142を駆動する必要はない。第一のファン142の駆動を停止させることができるため、不要な電力の消費を削減することができる。また、画像形成装置本体内に形成される不要なエアフローを低減することができる。
b)通紙モードの場合
通紙モードは、制御回路部31に画像形成開始信号が入力された場合における制御モードであり、画像形成部が駆動され、シートSが通紙されてシートSに対する未定着トナー画像形成が実行される。
定着装置20は、駆動手段がONにされて定着ローラ101と加圧ローラ102の回転がなされる。定着ローラ101は表面温度が所定の定着温度に立ち上げられて温調手段により所定の定着温度に立ち上げられてその温度に温調される。
冷却装置21は、駆動モータ139がONにされてベルト104cと104dの回転がなされる。シャッタ145は開かれて定着装置20と冷却装置21との間の記録材搬送路の遮断が解除される。第一のファン142がONにされ、第二のファン144はOFFにされる。即ち、通紙モード中においては、第一のファン142のみを駆動させ、ヒートシンク107を冷却する。
c)ダウンタイムモードの場合
ダウンタイムモードは、冷却装置(冷却部)21が所定温度以上に昇温した場合において画像形成部の動作(装置動作)を一時停止させて冷却装置21の降温待ちをする制御モードである。
このダウンタイムモードの場合には、シャッタ145が閉じられる。そして第一のファン142および第二のファン144の両方を駆動させ、ヒートシンク107(冷却装置21)の冷却を行うと共に定着装置20から冷却装置21への伝熱を防止する。
ダウンタイムモード中においては、ヒートシンク107が昇温しているため、ヒートシンク107を冷却することが重要である。しかし、画像形成部の動作が一時停止されていてシートSの通紙はないため、ヒートシンク107を冷却するために低減させる必要のある熱量に対して、定着装置20からの伝熱によって冷却装置21が受け取る熱量が占める割合が高くなる。そのため、第二のファン144を用いて第二の送風路143にエアフローを形成させて定着装置20から冷却装置21への伝熱を防止する。
図5および図6はそれぞれ、本実施例におけるエアフロー制御システムのフローチャートとブロック図である。また、図7は本実施例におけるエアフローの断面図である。矢印Aは気体の送気方向(エアフロー)を示す。本実施例のエアフロー制御では、上記のように、スタンバイモード、通紙モード、ダウンタイムモードの制御モードに応じてでエアフローを切り替える。
画像形成装置30のメイン電源スイッチがONにされると(S101)、制御回路部31は画像形成装置30のウォーミング動作を開始する。定着装置20については、定着ローラ101と加圧ローラ102を駆動させ、また定着装置20の加熱、すなわち定着ローラ101の加熱を開始する(S102)。
定着装置20の加熱が開始したら、制御回路部31は温度計149によりヒートシンク107の温度検知を行う(S103)。ヒートシンク107の温度が例えば27℃未満であった場合、エアフローをスタンバイモード時に設定する。スタンバイモードに入ったらシャッタ145の開閉を検知し(S104)、シャッタ145が開いていた場合、シャッタ145を閉じ(S105)、第二のファン144を駆動させる(S106)。
また、ヒートシンク107の温度が27℃を超えていた場合、エアフローをダウンタイムモードに設定する。ダウンタイムモードでは、シャッタ14の開閉を検知し(S107)、シャッタが開いていた場合、シャッタ145を閉じ(S108)、第一のファン142および第二のファン144を駆動させる(S109)。また、ヒートシンク107の温度が27℃未満になるまで駆動モータ139のONによりベルト104cと104dを回転させる。ヒートシンク107の温度が27℃未満になったら、第一のファン142の駆動(S112)と駆動モータ139の駆動を停止させる(S113)。
次に、ユーザからジョブ要求(S114、S115:画像形成開始信号の入力)があった場合、ヒートシンク107の温度が27℃以上であったら、27℃未満になるまでダウンタイムモードで運転を続ける。その後、ヒートシンク107の温度が27℃未満になったら通紙モードに入る。
一方、ヒートシンク107の温度が27℃未満であった場合、即座に通紙モードに入る。通紙モードに入ったら、シャッタ145を開き(S118)、第二のファン144の駆動を停止させ(S120)、駆動モータ139を駆動させ(S121)、第一のファン142の駆動を開始する(S123)。画像形成ジョブが開始すると、トナーが載ったシートSは定着装置20を通過し、冷却装置21を通過する(S122)。シートが冷却装置21を通過している間は、第一のファン142の駆動を継続する。
シートSが冷却装置21を通過したら、次のシートの有無を検知する(S123)。次のシートが存在する場合、ヒートシンク107の温度を検知する(S117)。ヒートシンク107の温度が例えば40℃以上であった場合、画像形成ジョブを一時停止してダウンタイムモードに入る。ダウンタイムモードでは、シャッタ145の開閉を検知し(S124)、シャッタが開いていた場合、シャッタ145を閉じ(S125)、第一のファン142および第二のファン144を駆動させる(S126)。
また、ヒートシンク107の温度が27℃未満になるまで駆動ローラ106を駆動させる(S127)。ヒートシンク107の温度が27℃未満になったら、シャッタ145を開き(S118)、第二のファン144を停止させ(S120)、次のシートを搬送する(S122)。
一方、ヒートシンク107の温度が40℃未満であった場合、ジョブは一時停止せず、シートの搬送を継続し、ジョブが終了するかヒートシンク107の温度が40℃以上になるまで、S117〜S123を繰り返す。ジョブが終了したら、シャッタ145を閉じ(S130)、次のジョブが入力されるまで、S103〜S131を繰り返す。
画像形成装置の不使用時にはユーザにより電源がOFFにされる(S132)。なお、上記において。制御モード切り替えを判断するヒートシンク107の温度27℃および40℃は、一例の値であり、温度の範囲を限定するものではない。
本実施例の適用により、スタンバイモードおよびダウンタイムモードの際の、定着装置20からの伝熱による冷却装置21の昇温を低減することができる。
定着装置20からの伝熱による冷却装置21の温度上昇を調べた。例えば、定着ローラ101の温度が180℃、加圧ローラ102の温度が100℃の条件において、定着装置20に最も近い冷却装置21の局所的な温度上昇を第二の送風路143への送風の有無によって比較した。この時、定着装置20と冷却装置21の最も近い距離は、例えば、約55mmとした。
この温度上昇の結果を図8に示す。第二の送風路143への送風が無い場合、240秒後に冷却装置21の回転ベルト104cおよび104dの定着装置20に最も近い部分が約23℃から約50℃まで昇温してしまった。これに対して、第二の送風路143への送風がある場合、温度上昇はほとんどないことがわかった。したがって、スタンバイ時制御モードおよびダウンタイム時制御モードにおいて、第二のファン144を駆動させることにより、効果的に定着装置20からの伝熱による冷却装置21の昇温を抑制することができる。
第二の送風路143への送風が無い場合、ベルト104cおよび104dの一部が他の部分に比べて高温になっている。この状態でシートSの搬送を行うと、ベルト104および104dの高温になっている部分が、シート上のトナー画像に接触した際に、より多くの熱量をトナー画像に付加してしまう。その結果、トナー画像上に光沢ムラとして表れてしまう。
一方、第二の送風路143に送風を行うことで、シートSに接するベルト104cおよび104dの部分的な温度差がほとんど無いため、シート上のトナー画像に現れる光沢ムラを抑制することができる。
また、ダウンタイム時制御モードにおいて、例えば、温度計149の測定値が40℃のヒートシンク107の温度を27℃に冷却するのにかかる時間を第二の送風路143への送風の有無によって比較した。その結果、ダウンタイム時制御モードにおいて第二の送風路143への送風が無い場合、90秒かかるのに対して、ダウンタイム時制御モードにおいて送風路143へ送風を行うことで、定着装置20からの伝熱を抑制し、70秒に短縮することができた。
[実施例2]
本実施例2における画像形成装置は実施例1における画像形成装置30(図1)と共通のため再度の省略する。図9は本実施例2における定着装置20およびこの定着装置20の次位に連設された冷却装置21の要部の外観斜視図、図10は側面模式図である。定着装置20の構成は実施例1における定着装置20と共通のため再度の省略する。冷却装置21の構成も実施例1における冷却装置21の構成と大略同じであるので共通する構成部材・部分は同じ符号を付して再度の説明をする。
本実施例2では、冷却装置21の送風路146において、第一の送風路141と第二の送風路143は、その一部を共有し、共有空間に気体を送風するファン147を有する。また、送風路146内には、可動なエアフロー切り替え部材148(図11、図12)を有し、そのエアフロー切り替え部材148の位置によって第一の送風路141に導入される気体の量と第二の送風路143に導入される気体の量を変更する。
エアフロー切り替え部材148は、制御回路部31で制御されるシフト機構(不図示)により次の第一〜第三の三種類のポジションP1、P2、P3を取ることができる。第一のポジションP1:第一の送風路141のみに気体を導入するポジションである(図12の(b))。第二のポジションP2:第二の送風路143のみに気体を導入するポジションである(図12の(a))。第三のポジションP3:第一の送風路141および第二の送風路143に気体を導入するポジションである(図12の(c))。
第三のポジションP3において、第一の送風路141に導入する気体の量は、第二の送風路143に導入する気体に対して大きくする(例えば9:1)。
図11にエアフロー切り替え部材148の概略図を示す。矢印Cはエアフロー切り替え部材148のスライド方向を示す。また、図12は本実施例におけるエアフローの断面図である。矢印Aは気体の送気方向(エアフロー)を示す。
エアフロー切り替え部材148は、ヒートシンク107のフィンのピッチと略一致した櫛歯形状を有し、第二のポジションP2において、ヒートシンク107と密着しヒートシンク107のフィンの間の空間を塞ぐことで、ヒートシンク107への送気を妨げる。この際、エアフロー切り替え部材148は、ファン147と第二の送風路143とのエアフローを妨げない。
また、第一のポジションP1においては、エアフロー切り替え部材148の櫛歯部分はヒートシンク107のフィンから離間し、ヒートシンク107への送気を妨げない。また、ファン147と第二の送風路143とのエアフローを塞ぐことで、第二の送風路143への送気を妨げる。
第三のポジションP3は、第一のポジションP1と第二のポジションP2との間に位置する。第三のポジションP3では、エアフロー切り替え部材148の櫛歯部分がヒートシンク107のフィンから離間しているため、ヒートシンク107への送気を妨げない。さらに、ファン147と第二の送風路143とのエアフローは十分には塞がない為、ヒートシンク107への送風と第二の送風路143への送風を両立することができる。
ジョブの状態によるエアフロー制御システムについて説明する。本実施例のエアフロー制御では、スタンバイモード、通紙モード、ダウンタイムモードの制御モードに応じてエアフローを切り替える。それぞれの制御モードにおけるエアフロー切り替え部材148のポジションと送風する送風路について説明する。効果および理由について実施例1と共通部分は説明を省略する。
a)スタンバイモードの場合
スタンバイモードにおいては、エアフロー切り替え部材148のポジションを第二のポジションP2に変更し、第二の送風路143のみに気体を送風する(図12の(a))。
b)通紙モードの場合
通紙モードにおいては、エアフロー切り替え部材148のポジションを第一のポジションP1に変更し、第一の送風路141のみに気体を送風する(図12の(b))。
c)ダウンタイムモードの場合
ダウンタイムモードにおいては、エアフロー切り替え部材148のポジションを第三のポジションに変更し、第一の送風路141および第二の送風路143の両方に気体を送風する。
図13および図14は、それぞれ、本実施例におけるエアフロー制御システムのフローチャートとブロック図である。本実施例のエアフロー制御では、スタンバイモード、通紙モード、ダウンタイムモードの制御モードに応じてエアフローを切り替える。
画像形成装置30のメイン電源スイッチがONになると(S201)、制御回路部31は画像形成装置30のウォーミング動作を開始する。定着装置20については、定着ローラ101と加圧ローラ102を駆動させ、また定着装置20の加熱、すなわち定着ローラ101の加熱を開始する(S202)。
定着装置20の加熱が開始したら、制御回路部31は温度計149によりヒートシンク107の温度検知を行う(S203)。ヒートシンク107の温度が27℃未満であった場合、エアフローをスタンバイモードに設定する。スタンバイモードに入ったらシャッタ145の開閉検知を行い(S204)、シャッタ145が開いていた場合、シャッタ145を閉じる(S205)。また、エアフロー切り替え部材148のポジションを第二のポジションP2に変更し(S206)、ファン147を回転数Nbで駆動する(例えば、全速の10%)(S207)。
また、ヒートシンク107の温度が40℃を超えていた場合、エアフローをダウンタイムモードに設定する。ダウンタイムモードでは、シャッタ145の開閉検知を行い(S209)、シャッタ145が開いていた場合、シャッタ145を閉じ(S209)、エアフロー切り替え部材148のポジションを第三のポジションP3にする(S210)。
また、ファン147を回転数Naで駆動する(例えば、全速の100%)(S211)。また、ヒートシンク107の温度が27℃未満になるまで駆動モータ139のONによりベルト104cと104dを回転させる(S212)。ヒートシンク107の温度が27℃未満になったら、ファン147の回転数をNbに変更し(S214)、エアフロー切り替え部材148のポジションを第二のポジションP2に移動する(S215)。また、駆動モータ139の駆動を停止させる(S216)。
次に、ユーザからジョブ要求(S217,S218:画像形成開始信号の入力)があった場合、ヒートシンク107の温度が27℃以上であったら、27℃未満になるまでダウンタイムモードで運転を続ける。その後、ヒートシンク107の温度が27℃未満になったら通紙モードに入る。
一方、ヒートシンク107の温度が27℃未満であった場合、即座に通紙モードに入る。通紙モードに入ったら、シャッタ145を開き(S221)、ファン147を回転数Naで駆動させ(S222)、エアフロー切り替え部材148のポジションを第一のポジションP1に変更し(S223)、駆動モータ139を駆動させる(S224)。ジョブが開始すると、トナーが載ったシートは定着装置20を通過し、冷却装置21を通過する(S225)。シートが冷却装置21を通過している間は、ファン147の駆動を回転数Naのまま継続する。
シートが冷却装置21を通過したら、次のシートの有無を検知する(S226)。次のシートが存在する場合、ヒートシンク107の温度を検知する(S220)。ヒートシンク107の温度が40℃以上であった場合、ジョブを一時停止してダウンタイムモードに入る。
ダウンタイムモードでは、シャッタ145の開閉検知を行い(S227)、シャッタ145が開いていた場合、シャッタ145を閉じ(S228)、エアフロー切り替え部材148のポジションを第三のポジションP3に移動する(S229)。また、ファン147を回転数Naで駆動する(S230)。また、ヒートシンク107の温度が27℃未満になるまで駆動ローラ106を駆動させる(S231)。
ヒートシンク107の温度が27℃未満になったら、シャッタ145を開き(S221)、エアフロー切り替え部材148のポジションを第一のポジションP1に変更し(S223)、次のシートを搬送する。
一方、ヒートシンク107の温度が40℃未満であった場合、ジョブは一時停止せず、シートの搬送を継続し、ジョブが終了するかヒートシンク107の温度が40℃以上になるまで、S220〜S232を繰り返す。ジョブが終了したら(S233)、シャッタ145を閉じ(S234)、次のジョブが入力されるまで、S203〜S235を繰り返す。画像形成装置の不使用時にはユーザにより電源がOFFにされる(S236)。
本実施例の適用により、スタンバイモードおよびダウンタイムモードの際の、定着装置20からの伝熱による冷却装置21の昇温を低減することができる。本実施例の適用による効果は、実施例1と同様であるためその説明を省略する。
[その他の事項]
1)冷却装置(冷却部)21において、回転部材であるベルト104cの冷却部材はヒートシンク107に限られない。ヒートパイプなどであってもよい。ベルト104dにも冷却部材を配設して送風する構成にすることもできる。
2)画像加熱装置(画像加熱部)20は実施例の熱ローラ方式に限られない。熱チャンバー方式、赤外線照射方式、電磁加熱方式など従来公知の各種構成の画像加熱装置を使用することができる。
3)また、画像加熱装置(画像加熱部)20は画像加熱定着装置に限られない。記録材に定着された画像を加熱することにより画像の光沢を増大させる光沢増大装置(画像改質装置)であってもよい。
4)画像形成装置の画像形成部は電子写真方式に限られない。静電記録方式や磁気記録方式の画像形成部であってもよい。また、転写方式に限られず、記録材に対して直接方式で未定着画像を形成する構成のものであってもよい。
30・・画像形成装置、20・・画像加熱装置、21・・冷却装置、104c・104d・・回転部材、107・・冷却部材、141・・第一の送風路、109・・第二の送風路、S・・記録材、t・・画像、N2・・ニップ部

Claims (27)

  1. 画像を担持した記録材を加熱する画像加熱装置と、前記画像加熱装置から搬送されて加熱状態にある記録材を冷却する冷却装置と、を有する画像形成装置であって、
    前記冷却装置は、前記記録材をニップ部において密封冷却しながら搬送する回転可能な回転部材と、前記回転部材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材に送風する第一の送風路と、前記冷却装置と前記画像加熱装置との間に送風する第二の送風路と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記冷却装置はファンを備え、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第一の送風路に送風する第一のファンと前記第二の送風路と送風する第二のファンとを有し、前記第一のファンと前記第二のファンを選択的の制御することで、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風する共通のファンと、エアフロー切り替え部材を有し、前記エアフロー切り替え部材の位置を切り替え制御することで、前記ファンから前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記エアフローの選択的な変更は、装置が動作開始信号の入力待ちをしているスタンバイモードと、装置に対する記録材の通紙がなされる通紙モードと、前記冷却装置の昇温により装置動作が一時停止されるダウンタイムモードと、の制御モードに応じてなされることを特徴とする請求項2ないし請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記スタンバイモードにおいては前記第二の送風路のみに送風がなされ、前記通紙モードにおいては前記第一の送風路のみに送風がなされ、前記ダウンタイムモードにおいては前記第一の送風路と前記第二の送風路の両方に送風がなされることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像加熱装置と前記冷却装置との間の記録材搬送路を開閉可能なシャッタを有し、前記シャッタは、前記スタンバイモードおよび前記ダウンタイムモードにおいては閉じ状態に保持され、前記通紙モードにおいては開き状態に保持されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記スタンバイモードと、前記通紙モードと、前記ダウンタイムモードと、の制御モードに応じて前記回転部材の回転速度を変更することを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記スタンバイモードにおいては、前記回転速度を0とすることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像加熱部で加熱されて加熱状態にある記録材をニップ部において密封冷却しながら搬送する回転可能な回転部材と、前記回転部材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材に送風する第一の送風路と、前記画像加熱部との間に送風する第二の送風路と、を備えることを特徴とする記録材冷却装置。
  11. ファンを備え、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項10に記載の記録材冷却装置。
  12. 前記第一の送風路に送風する第一のファンと前記第二の送風路と送風する第二のファンとを有し、前記第一のファンと前記第二のファンを選択的の制御することで、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項11に記載の記録材冷却装置。
  13. 前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風する共通のファンと、エアフロー切り替え部材を有し、前記エアフロー切り替え部材の位置を切り替え制御することで、前記ファンから前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項11に記載の記録材冷却装置。
  14. 前記エアフローの選択的な変更は、装置が動作開始信号の入力待ちをしているスタンバイモードと、装置に対する記録材の通紙がなされる通紙モードと、装置の昇温により装置動作が一時停止されるダウンタイムモードと、の制御モードに応じてなされることを特徴とする請求項11ないし請求項13の何れか一項に記載の記録材冷却装置。
  15. 前記スタンバイモードにおいては前記第二の送風路のみに送風がなされ、前記通紙モードにおいては前記第一の送風路のみに送風がなされ、前記ダウンタイムモードにおいては前記第一の送風路と前記第二の送風路の両方に送風がなされることを特徴とする請求項14に記載の記録材冷却装置。
  16. 前記画像加熱部との間の記録材搬送路を開閉可能なシャッタを有し、前記シャッタは、前記スタンバイモードおよび前記ダウンタイムモードにおいては閉じ状態に保持され、前記通紙モードにおいては開き状態に保持されることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の記録材冷却装置。
  17. 前記スタンバイモードと、前記通紙モードと、前記ダウンタイムモードと、の制御モードに応じて前記回転部材の回転速度を変更することを特徴とする請求項14ないし請求項16の何れか一項に記載の記録材冷却装置。
  18. 前記スタンバイモードにおいては、前記回転速度を0とすることを特徴とする請求項9に記載の記録材冷却装置。
  19. 画像を担持した記録材を加熱する画像加熱部と、
    前記画像加熱部から搬送されて加熱状態にある記録材を冷却する冷却部であって、前記記録材をニップ部において密封冷却しながら搬送する回転可能な回転部材と、前記回転部材を冷却する冷却部材と、前記冷却部材に送風する第一の送風路と、前記画像加熱部との間に送風する第二の送風路と、
    を有することを特徴とする記録材加熱冷却システム。
  20. 前記冷却部はファンを備え、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項19に記載の記録材加熱冷却システム。
  21. 前記第一の送風路に送風する第一のファンと前記第二の送風路と送風する第二のファンとを有し、前記第一のファンと前記第二のファンの駆動を選択的の制御することで、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項20に記載の記録材加熱冷却システム。
  22. 前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風する共通のファンと、エアフロー切り替え部材を有し、前記エアフロー切り替え部材の位置を切り替え制御することで、前記第一の送風路と前記第二の送風路とに送風するエアフローを選択的に変更することを特徴とする請求項20に記載の記録材加熱冷却システム。
  23. 前記エアフローの選択的な変更は、システムが動作開始信号の入力待ちをしているスタンバイモードと、システムに対する記録材の通紙がなされる通紙モードと、前記冷却部の昇温によりシステムの動作が一時停止されるダウンタイムモードと、の制御モードに応じてなされることを特徴とする請求項20ないし請求項22の何れか一項に記載の記録材加熱冷却システム。
  24. 前記スタンバイモードにおいては前記第二の送風路のみに送風がなされ、前記通紙モードにおいては前記第一の送風路のみに送風がなされ、前記ダウンタイムモードにおいては前記第一の送風路と前記第二の送風路の両方に送風がなされることを特徴とする請求項23に記載の記録材加熱冷却システム。
  25. 前記画像加熱部と前記冷却部との間の記録材搬送路を開閉可能なシャッタを有し、前記シャッタは、前記スタンバイモードおよび前記ダウンタイムモードにおいては閉じ状態に保持され、前記通紙モードにおいては開き状態に保持されることを特徴とする請求項23または請求項24に記載の記録材加熱冷却システム。
  26. 前記スタンバイモードと、前記通紙モードと、前記ダウンタイムモードとに応じて前記回転部材の回転速度を変更することを特徴とする請求項23ないし請求項25の何れか一項に記載の記録材加熱冷却システム。
  27. 前記スタンバイモードにおいては、前記回転速度を0とすることを特徴とする請求項26に記載の記録材加熱冷却システム。
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