JP2014035529A - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Tomoyasu Hirasawa
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博充 藤谷
Keisuke Yuasa
慶祐 湯淺
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Abstract

【課題】シート状部材上のトナー像が傷つくことや温度測定の精度低下を抑えつつ、冷却部材の温度をシート状部材の冷却に適した温度に制御できる冷却装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート状部材を搬送するシート状部材搬送手段110と、シート状部材搬送手段によって搬送されているシート状部材から熱伝導による吸熱を行う冷却部材111と、冷却部材の温度を調節する調節手段9と、冷却部材の温度を検知する温度検知手段6とを備え、シート状部材の種類によって定着温度を変化させる定着装置60のシート状部材搬送方向下流側に配置された冷却装置100において、温度検知手段の検知結果に基づいて、冷却部材の温度がシート状部材の種類に応じた制御目標温度となるように、調節手段によって冷却部材の温度を調節する制御を行う制御手段70を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に用いられる冷却装置、及び、その冷却装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置として、少なくとも熱によってシート状部材である用紙にトナー画像を定着させる定着装置により加熱された後の用紙に、冷却部材を直接または間接的に接触させて冷却する冷却装置を備えたものが知られている。
特許文献1に記載の冷却装置は、定着装置を通過した後の用紙を冷却を行うとともに、用紙冷却能力が調整可能な用紙冷却部と、用紙冷却部の用紙冷却能力を制御することにより、定着装置を通過した後の用紙の温度勾配を制御する制御手段とを有している。また、制御部は、冷却対象となる用紙ごとに、定着装置を通過した後の用紙の温度である定着後用紙温度を温度センサによって検知し、その定着後用紙温度に基づいて用紙冷却部の用紙冷却能力を制御する。これにより、所望の温度勾配を用紙に付与することができるので、所望の画像光沢を得ることができる。
冷却装置によって用紙を冷却することで、上述した以外にも、定着装置から排紙トレイに排紙され積み重なった用紙同士が、熱によって軟化したトナーにより張りついてしまうブロッキング現象が生じるのを抑制することができる。
一般に、用紙の定着温度は用紙の種類ごとに設定されており、用紙の種類によって定着後用紙温度が違うため、用紙の種類によって用紙冷却部に要求される冷却能力が異なる。そのため、定着装置を通過した後に直接、用紙の温度を温度センサによって検知し、その検知結果に基づいて、用紙冷却部の冷却能力を制御するのが通例である。
しかしながら、用紙の搬送路中で、搬送されている用紙と接触するように配置された接触式温度センサを用いた場合には、次のような問題が生じ得る。すなわち、用紙と接触式温度センサとの接触による摩擦で、用紙上のトナー像が傷つけられ、画像品質を損なってしまう。特に、定着装置から排出後の高温の用紙においては、トナーが半溶融状態にあるため、その危険性がより大きい。
また、用紙と所定間隔をあけて対向する位置に配置された非接触式温度センサを使用した場合には、次のような問題が生じ得る。すなわち、定着装置の通過時に加熱された用紙中の水分が蒸発することで蒸気が発生し、その蒸気が非接触式センサのレンズを曇らせてしまい、測定精度が大きく低下してい、用紙冷却部の冷却能力を用紙を冷却するのに適した温度に制御できなくなってしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、シート状部材上のトナー像が傷つくことや温度測定の精度低下を抑えつつ、冷却部材の温度をシート状部材の冷却に適した温度に制御できる冷却装置、及び、その冷却装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、シート状部材を搬送するシート状部材搬送手段と、前記シート状部材搬送手段によって搬送されているシート状部材から熱伝導による吸熱を行う冷却部材と、前記冷却部材の温度を調節する調節手段と、前記冷却部材の温度を検知する温度検知手段とを備え、シート状部材の種類によって定着温度を変化させる定着装置のシート状部材搬送方向下流側に配置された冷却装置において、前記温度検知手段の検知結果に基づいて、前記冷却部材の温度がシート状部材の種類に応じた制御目標温度となるように、前記調節手段によって該冷却部材の温度を調節する制御を行う制御手段を有することを特徴とするものである。
本発明においては、制御手段が、温度検知手段の検知結果に基づいて、冷却部材の温度がシート状部材の種類に応じた制御目標温度となるように、調節手段を制御して冷却部材の温度制御を行う。これにより、冷却部材の温度をシート状部材を冷却するのに適した温度に制御することができる。また、シート状部材の種類によって定着温度を変化させる定着装置で加熱された後の移動するシート状部材の温度を直接、温度検知手段で計測してシート状部材の種類に応じた冷却部材の温度制御を行わない。よって、上述したようなシート状部材に温度センサを接触させてシート状部材上の画像を傷つけたり、温度測定の精度低下が生じたりするのを回避することができる。
以上、本発明によれば、シート状部材上のトナー像が傷つくことや温度測定の精度低下を抑えつつ、冷却部材の温度をシート状部材の冷却に適した温度に制御できるという優れた効果がある。
実施例1に係る冷却装置の概略構成図。 実施形態に係るプリンタの概略構成図。 実施形態に係る冷却装置の斜視説明図。 用紙と接触するように配置された接触式温度センサを用いて直接、用紙の温度を計測する場合について説明する図。 用紙と所定間隔をあけて対向する位置に配置された非接触式の放射温度計を用いて直接、用紙の温度を計測する場合について説明する図。 実施例1における空冷ヒートシンクの温度制御のフローチャート。 時間と空冷ヒートシンク温度との関係を示したグラフ。 実施例2における空冷ヒートシンクの温度制御のフローチャート。 実施例3に係る冷却装置の概略構成図。 実施例3における液冷プレートの温度制御のフローチャート。 実施例4に係る冷却装置の概略構成図。 ヒートパイプローラの模式図。 実施例5に係る冷却装置の概略構成図。
以下、本発明を適用した冷却装置を備えた画像形成装置であるプリンタの一実施形態について説明する。図2は、本実施形態に係るタンデム型中間転写ベルト方式のプリンタ300の概略構成図である。
プリンタ300では、第1張架ローラ122、第2張架ローラ123、及び、第3張架ローラ124などの複数の張架ローラによって、無端ベルト部材である中間転写ベルト121が回転可能に張架されている。中間転写ベルト121は、前記複数の張架ローラのうちの一つが不図示の駆動モータからの駆動力によって回転駆動することにより、図中矢印a方向に回転する。
また、プリンタ300は、中間転写ベルト121のまわりに画像形成用のプロセス手段を配置している。ここで、符号の後に付されたY,C,M,Bkという添字は、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック用の仕様であることを示している。
中間転写ベルト121の回転方向を図中矢印aとするとき、中間転写ベルト121の上方であって第1張架ローラ122と第2張架ローラ123との間には、各色用のトナー造形性手段である画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkが配置されている。なお、符号の後に付されたY,C,M,Bkという添字は、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック用の仕様であることを示している。
図2に示すプリンタ300では、中間転写ベルト121の表面移動方向上流側から順に、Y用画像ステーション50Y、C用画像ステーション50C、M用画像ステーション50M及びBk用画像ステーション50Bkが配置されている。
4つの画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkは、使用するトナーの色が異なる点以外は、略同一の構成となっている。各画像ステーション50は、ドラム状の感光体1の周囲に帯電装置5、光書き込み装置2、現像装置3、感光体クリーニング装置4が配置されている。さらに、中間転写ベルト121を挟んで感光体1の対向位置に中間転写ベルト121への転写手段としての1次転写ローラ11が設けられている。このような、4つの画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkが互いに所定のピッチ間隔となるように、中間転写ベルト121の表面移動方向に沿って配置されている。
プリンタ300では、光書き込み装置2をLEDを光源とする光学系としているが、半導体レーザーを光源とするレーザー光学系で構成することもでき、感光体1に対して画像情報に応じた露光を行う。
中間転写ベルト121の下方には、シート状部材である用紙Pを収納する給紙トレイ31、給紙コロ42、及び、レジストローラ対41などが配置されている。また、中間転写ベルト121を張架する第3張架ローラ124に対して中間転写ベルト121を介して対向するように、中間転写ベルト121から用紙Pへのトナー像の転写手段としての2次転写ローラ125が配置されている。さらに、第3張架ローラ124よりも中間転写ベルト回転方向下流側で第1張架ローラ122よりも中間転写ベルト回転方向上流側にある中間転写ベルト121のおもて面に接して、中間転写ベルト121をクリーニングするベルトクリーニング装置27が設けられている。また、中間転写ベルト121を介してベルトクリーニング装置27に対向する位置には、クリーニング対向ローラ26が設けられている。
また、プリンタ300内では、給紙トレイ31から排紙収容部34へ至る用紙Pの搬送経路として用紙搬送路32が延びている。用紙搬送路32における2次転写ローラ125の用紙搬送方向下流側(以下、単に下流側という)には、内部にヒータなどの熱源を有する加熱ローラ61と定着ローラ62とを備えた定着装置60が配置されている。
この定着装置60の用紙搬送路32における下流側には、定着後の用紙Pを冷却する冷却装置100が配置されている。そして、冷却装置100のさらに下流側には、トナー像が定着された用紙Pの排出部である排紙収容部34が配置されている。
また、両面画像形成時に用紙Pの裏面への画像形成を行う際に、冷却装置100を一度通過した用紙Pの表裏を反転させ、再度、レジストローラ対41へ搬送する両面画像形成用の反転用紙搬送路33も備えている。
画像形成プロセスは、一つの画像ステーション50について説明すると、一般の静電記録方式に準じていて、暗中にて帯電装置5により一様に帯電された感光体1上に光書き込み装置2により露光して静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置3によりトナー像として可視像化する。そのトナー像は1次転写ローラ11により感光体1上から中間転写ベルト121に転写される。転写後の感光体1の表面は、感光体クリーニング装置4によりクリーニングされる。このような画像形成プロセスが4つの画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkのそれぞれにおいて行われる。
4つの画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkにおける各現像装置3Y,3C,3M,3Bkは、それぞれ異なる4色のトナーによる可視像化機能を有している。このため、各画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkでイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックを分担すれば、フルカラー画像を形成することができる。また、各画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkは、中間転写ベルト121を挟むようにして各感光体1Y,1C,1M,1Bkとそれぞれ対向して設けられた1次転写ローラ11Y,11C,11M,11Bkを備える。各1次転写ローラ11Y,11C,11M,11Bkには、不図示の電源から転写バイアスが印加され、それぞれ1次転写部を構成する。
そして、中間転写ベルト121の同一画像形成領域が各画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkを順次通過する間に、各1次転写ローラ11に印加された転写バイアスによって、各色のトナー像を中間転写ベルト121上で重ね合わせるように転写する。これにより、上述した同一画像形成領域が各画像ステーション50Y,50C,50M,50Bkの1次転写部を1回通過した時点で、この同一画像領域に、重ね転写によってフルカラートナー画像を得ることができる。
このようにして中間転写ベルト121上に形成されてフルカラートナー画像は、用紙Pに転写される。転写後の中間転写ベルト121はベルトクリーニング装置27によりクリーニングされる。用紙Pへの転写は、転写時において2次転写ローラ125に不図示の電源から転写バイアスを印加する。これにより、中間転写ベルト121を介して2次転写ローラ125と第3張架ローラ124との間に転写電界を形成し、2次転写ローラ125と中間転写ベルト121とのニップ部に用紙Pを通過させることにより行なわれる。
中間転写ベルト121から用紙Pへのフルカラートナー像の転写後、用紙P上に担持されたフルカラートナー像は、定着装置60の加熱ローラ61と定着ローラ62とで形成される定着ニップで、加熱及び加圧が行われ用紙P上に定着される。これにより、用紙P上にフルカラーの最終画像が形成される。その後、用紙Pは冷却装置100で冷却され、排紙収容部34に積載される。このため、用紙Pが排紙収容部34に積載される時点で、用紙P上のトナーを確実に硬化状態とさせることができ、ブロッキング現象を回避することができる。
図3は、本実施形態に係る冷却装置100の斜視説明図である。
図3に示すように、本実施例の冷却装置100は、主に上部搬送部110及び下部搬送部150からなる用紙Pの搬送手段を有している。
上部搬送部110では、おもて面に用紙Pを担持して搬送するベルト部材である上部搬送ベルト113が、複数の張架ローラ114,115,116,117によって回転可能に張架されている。前記複数の張架ローラのうち張架ローラ115は、駆動モータ118から伝達される駆動力によって回転駆動する駆動ローラであり、残りの張架ローラ114,116,117は、上部搬送ベルト113の回転に従動回転する従動ローラである。そして、駆動モータ118によって張架ローラ115を図中時計回り方向に回転駆動させることで、上部搬送ベルト113が図中時計回り方向に回転する。
上部搬送ベルト113のループ内側には、上部搬送ベルト113のおもて面に担持された用紙Pを冷却する冷却部材である空冷ヒートシンク111が、上部搬送ベルト113の裏面と接するように配設されている。
下部搬送部150には、張架ローラ151,152に回転可能に張架された下部搬送ベルト153が設けられている。下部搬送ベルト153は、直接または用紙Pを介して上部搬送部110の上部搬送ベルト113に接触しており、上部搬送ベルト113の回転に伴って図中反時計回り方向に回転する。
そして、上部搬送部110の上部搬送ベルト113と、下部搬送部150の下部搬送ベルト153とによって、定着装置60により加熱・加圧されて高温になった定着後の用紙Pを挟持搬送する。このように、上部搬送ベルト113と下部搬送ベルト153とによって挾持搬送される用紙Pが、空冷ヒートシンク111との対向領域に到達すると、用紙Pの熱が上部搬送ベルト113を介して空冷ヒートシンク111に吸熱される。これにより、上部搬送ベルト113越しに定着後の用紙Pを排紙収容部34に向けて搬送しながら冷却することができる。また、空冷ヒートシンク111の冷却面と用紙Pとが直接摺擦し合うのを防ぎ、用紙P上の定着後のトナー像が崩れるのを回避することができる。
[実施例1]
図1に本実施例に係る冷却装置100の概略構成を示す。
本構成例の冷却装置100では、空冷ヒートシンク111の温度を検知する温度センサ6が空冷ヒートシンク111に接触させて設けられており、温度センサ6によって空冷ヒートシンク111の温度が計測される。また、温度センサ6は、制御装置70に接続されており、制御装置70は温度センサ6によって検知された空冷ヒートシンク111の温度に応じて、制御装置70に接続された空冷ファン9の出力を変化させて、空冷ヒートシンク111の温度を制御する。
ここで、従来の冷却部材の温度を制御する温度制御手段を備えた冷却装置においては、冷却対象である用紙Pの温度を、定着装置60を通過した後に直接計測するのが通例である。しかしながら、搬送中の移動している用紙Pの冷却を行う際には、直接の温度計測が難しくなる。
例えば、用紙Pの搬送路中で図4に示すように、用紙Pと接触するように配置された接触式温度センサ22を用いると、接触式温度センサ22の接触による摩擦で、用紙P上のトナー像21が傷つけられ、画像品質を損なってしまう。特に、定着装置60から排出後の高温の用紙Pにおいては、トナーが半溶融状態にあるため、その危険性がより大きい。
また、図5に示すように、用紙Pと所定間隔をあけて対向する位置に配置された非接触式の放射温度計23を使用した場合には、次のような問題が生じ得る。すなわち、定着装置60の通過時に加熱された用紙P中の水分が蒸発することで蒸気が発生し、その蒸気が放射温度計23の赤外線集光レンズを曇らせてしまい、測定精度が大きく低下してしまう場合がある。
このような蒸気による赤外線集光レンズの曇りは、赤外線集光レンズ付近にヒータを備えて、赤外線集光レンズを予め加熱するか、あるいは、赤外線集光レンズに曇り防止の表面処理を行うことで、回避することは可能である。しかしながら、放射温度計23は、接触式の温度センサ6と比較してそれ単体で高コストであり、更に特殊な処理を行うことで、センシング部でかなりのコスト増加を招いてしまう。また、放射温度計23を用いた場合には、印刷した画像の色や白紙部分の有無によって印刷後の用紙の赤外線の放射率が変動してしまい、十分な精度でのセンシングが困難になるという問題もある。
上述したような問題を回避するため、本構成例の冷却装置100では、冷却対象である用紙Pではなく、冷却部材である空冷ヒートシンク111の温度を温度センサ6によって検知し、温度センサ6の検知結果に応じて空冷ヒートシンク111の温度を制御する。この空冷ヒートシンク111の温度制御は、例えば、図6に示したフローチャートの手順で行う。
まず、冷却する用紙Pの種類を設定し(S1)、温度センサ8によって検知される給紙トレイ31内にセットされた印刷前の用紙Pの温度を計測する(S2)。そして、その計測した用紙Pの温度に応じて、例えば、表1に示すような条件にしたがって、目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を決定する(S3)。
Figure 2014035529
高い冷却性能が求められる印刷条件では、空冷ファン9の出力を高めることで空冷ヒートシンク111の放熱性能を高め、空冷ヒートシンク111の温度が、より低温に保持された状態で、上部搬送ベルト113越しに用紙Pから吸熱を行う。これは、以下の2点を考慮したものである。
(1)用紙Pの種類によって要求される冷却性能が異なる。例えば、薄紙よりも厚紙の方がより紙の芯の熱を奪いにくく、高い冷却性能を要求される。
(2)定着装置60の出力と用紙Pの種類とが同じでも、定着装置60による加熱前の用紙Pの温度によって要求される冷却性能が異なる。例えば、0[℃]環境で保管された用紙Pと、30[℃]環境で保管された用紙Pとでは、定着装置60で同じ温度及び同じ時間だけ加熱しても、加熱後の用紙温度が全く異なる。
また、給紙トレイ31内で用紙Pの温度を計測する理由としては、搬送前の静止した用紙Pの温度を計測したほうが、安定した温度計測が可能であることが挙げられる。なお、それ以外のプリンタ内の搬送経路中で用紙Pの温度を計測しても良いが、用紙Pの温度を直接計測する場合に生じ得る上述したような問題を回避するために、二次転写ニップよりも用紙搬送方向上流側までの搬送経路中で計測するのが良い。
また、目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]に関しては、表1以外の決め方でも良く、用紙Pの種類に関しては紙厚だけではなく用紙Pの銘柄まで含めて、目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を規定することが最も望ましい。
目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を設定した後、空冷ファン9を動作させ(S4)、空冷ヒートシンク111の温度Tを測定する(S5)。空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を超えていれば(S6でNO)、空冷ファン9の出力を上昇させる(S13)。そして、空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]未満となるように、空冷ヒートシンク111の温度を下げつつ、再度、空冷ヒートシンク111の温度Tの測定を行う。一方、空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]未満であれば(S6でYES)、印刷を開始する(S7)。
そして、空冷ヒートシンク111の温度Tを随時測定する(S8)。空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を超えていれば(S9でNO)、空冷ファン9の出力を上昇させ(S14)、空冷ヒートシンク111の温度Tを目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]にする。一方、空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]未満であれば(S9でYES、S10でYES)、空冷ファン9の出力を低下させることで空冷ヒートシンク111の温度Tを目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]に保つ(S11)。そして、印刷終了であれば(S12でYES)、一連の制御を終了し、印刷終了でなければ(S12でNO)、再度、空冷ヒートシンク温度Tを測定して(S8)、一連の制御を繰り返し行う。
なお、表2に示すように、用紙Pの種類によって定着装置での定着温度を変化させている。
Figure 2014035529
[実施例2]
本実施例においては、図7に示すように、印刷開始直前で空冷ヒートシンク111の温度が、所定温度Tb(≦Ta)[℃]以下であれば、空冷ファン9を動作させずに印刷を開始する。そして、連続通紙により空冷ヒートシンク111の温度がTb[℃]まで昇温したら空冷ファン9を動作させ、その後、空冷ヒートシンク111の温度を目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]に制御する。
このようにすれば、例えば、1回の印刷時間が図7のΔt未満であるような小部数での印刷が多いユーザーが使用する場合には、空冷ファン9を全く動かすことなく用紙冷却が可能になる。このときの動作のフローチャートを図8に示す。
まず、冷却する用紙Pの種類を設定し(S1)、温度センサ8によって検知される給紙トレイ31内にセットされた印刷前の用紙Pの温度を計測する(S2)。そして、その計測した用紙Pの温度に応じて、例えば、表1に示すような条件にしたがって、目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を決定する。また、このときに空冷ファン9の動作温度Tb[℃]も決定する(S3)。
次に、空冷ヒートシンク111の温度Tを測定し(S4)、空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Taを超えていたら(S5でNO)、空冷ファン9の動作を開始させ(S6)、空冷ヒートシンク111の温度Tを測定する(S7)。空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]未満であれば(S8でYES)、印刷を開始する(S9)。そして、空冷ヒートシンク111の温度Tを随時測定する(S10)。空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]を超えていれば(S11でNO)、空冷ファン9の出力を上昇させ、空冷ヒートシンク111の温度Tを目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]にする。
一方、空冷ヒートシンク111の温度Tが、目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]未満であれば(S11でYES、S12でYES)、空冷ファン9の出力を低下させることで空冷ヒートシンク111の温度Tを目標空冷ヒートシンク温度Ta[℃]に保つ(S13)。そして、印刷終了であれば(S14でYES)、一連の制御を終了し、印刷終了でなければ(S14でNO)、再度、空冷ヒートシンク温度Tを測定して(S10)、一連の制御を繰り返し行う。
また、空冷ヒートシンク111の温度Tを測定し(S4)、空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Ta以下であれば(S5でYES)、空冷ファン9を動作させずに印刷を開始する(S16)。その後、空冷ヒートシンク温度Tを測定し(S17)、空冷ヒートシンク111の温度Tが目標空冷ヒートシンク温度Taを超えていたら(S18でNO)、空冷ファン9の動作を開始させる(S19)。
[実施例3]
本実施例の冷却装置100においては、実施例2の冷却装置100に設ける冷却手段に係る点のみ異なる。したがって、実施例2の冷却装置100と同様な構成には同一の符号を付すとともに、同様な効果については、適宜、省略して説明する。
図9に示す本実施例の冷却装置100では、上部搬送部110の上部搬送ベルト113の用紙側の内周面に摺動するように配置する冷却部材が、その内部に冷却液の通過経路を有した液冷方式ものである。すなわち、本実施例の冷却装置100は、他の空冷方式の冷却装置よりも冷却効率を高くし易い液冷方式の冷却装置である。
より具体的な構成は、冷却部材が、内部に冷却液の流路を有したアルミニウム製の液冷プレート10からなり、内部を冷却液が通過する液冷プレート10によって上部搬送ベルト113越しに用紙Pが冷却される。
また、液冷プレート10のベルト幅方向一端側の側面には、流入口と流出口が形成されており、搬送管であるゴムチューブ181が接続されている。また、ラジエータ182、液送ポンプ183、及び、冷却液タンク184が、それぞれゴムチューブ等からなる冷却液のゴムチューブ181で接続されている。
冷却液は、冷却液タンク184から液送ポンプ183によってラジエータ182を通ることで低温状態になる。冷却液は、この状態で液冷プレート10が上部搬送ベルト113越しに用紙Pから吸熱した熱を奪いながら、液冷プレート10の内部に形成された流路を通過し、冷却液タンク184に戻る。また、ラジエータ182においては、冷却液を通過させる流路が形成された複数の冷却フィンの間を、プリンタ300内の気流や自然対流による空気等が接することで放熱が行われこととなる。本実施例では、空冷ファン9により、ラジエータ182に強制的に冷却風を吹き付けて放熱効果を高め、液冷プレート10による冷却効果を高めている。
また、図9では、ラジエータ182、液送ポンプ183、及び、冷却液タンク184を、液冷プレート10の図中手前側に配置した例について示しているが、このような構成に限定されるものではない。ゴムチューブ181による冷却液の搬送経路がいびつに折れ曲がったり、搬送経路長が極端に長くなったりしない範囲で、ラジエータ182、液送ポンプ183、及び、冷却液タンク184をプリンタ300内の任意の位置に配置できる。このように任意の位置に配置することで、液冷プレート10から離れたプリンタ300内の所望の位置にラジエータ182を配置することができ、設計の自由度が増すとともに、プリンタ300の小型化に貢献することもできる。また、例えばラジエータ182をプリンタ300の筐体に設けた放熱ファン近傍に配置したり、他の冷却ファンの近傍に配置したりして、個別に冷却ファンを設けるスペースやコストを削減することも可能である。
また、液冷プレート10内の流路が、アルミニウムと銅などの異種金属を使用したものである場合にはガルバニック腐食が生じ、より卑な金属(アルミニウムと銅であればアルミニウム)の側に孔があいてしまうことがある。このため、可能な限り液冷プレート10内に設ける流路は同一の金属で構成することが推奨される。
図10に本構成の動作のフローチャートを示す。
冷却部材である液冷プレート10の温度制御のために、ラジエータ13とともに配置された空冷ファン9及び液送ポンプ183の出力を変化させることを除き、本構成の動作は実施例2と同様である。
まず、冷却する用紙Pの種類を設定し(S1)、温度センサ8によって検知される給紙トレイ31内にセットされた印刷前の用紙Pの温度を計測する(S2)。そして、その計測した用紙Pの温度に応じて、例えば、表1に示すような条件にしたがって、目標液冷プレート温度Ta[℃]を決定する。また、このときに空冷ファン9及び液送ポンプ183の動作温度Tb[℃]も決定する(S3)。
次に、液冷プレート10の温度Tを測定し(S4)、液冷プレート10の温度Tが目標液冷プレート温度Taを超えていたら(S5でNO)、空冷ファン9及び液送ポンプ183の動作を開始させ(S6)、液冷プレート10の温度Tを測定する(S7)。液冷プレート10の温度Tが目標液冷プレート温度Ta[℃]未満であれば(S8でYES)、印刷を開始する(S9)。そして、液冷プレート10の温度Tを随時測定する(S10)。液冷プレート10の温度Tが目標液冷プレート温度Ta[℃]を超えていれば(S11でNO)、空冷ファン9及び液送ポンプ183の出力を上昇させ、液冷プレート10の温度Tを目標液冷プレート温度Ta[℃]にする。
一方、液冷プレート10の温度Tが、目標液冷プレート温度Ta[℃]未満であれば(S11でYES、S12でYES)、空冷ファン9及び液送ポンプ183の出力を低下させることで液冷プレート10の温度Tを目標液冷プレート温度Ta[℃]に保つ(S13)。そして、印刷終了であれば(S14でYES)、一連の制御を終了し、印刷終了でなければ(S14でNO)、再度、液冷プレート温度Tを測定して(S10)、一連の制御を繰り返し行う。
また、液冷プレート10の温度Tを測定し(S4)、液冷プレート10の温度Tが目標液冷プレート温度Ta以下であれば(S5でYES)、空冷ファン9及び液送ポンプ183を動作させずに印刷を開始する(S16)。その後、液冷プレート温度Tを測定し(S17)、液冷プレート10の温度Tが目標液冷プレート温度Taを超えていたら(S17でNO)、空冷ファン9及び液送ポンプ183の動作を開始させる(S19)。
冷却装置として液冷システムを用いることで、大型のラジエータによる放熱が可能になる。そのため、実施例1及び2に示す空冷ヒートシンク方式のものよりも、より厳しい条件(高温による定着加熱、高生産性、超厚紙など)にも対応可能な高い冷却性能を得ることができる。
[実施例4]
図11は、用紙搬送の働きをも担う冷却部材であるヒートパイプローラ14を備えた冷却装置100の一例の概略構成図である。
本実施例の冷却装置100では、定着装置60によって表面にトナー像を定着された用紙Pが、用紙Pを回転によって搬送するヒートパイプローラ14によって直接冷却される。ヒートパイプローラ14は、図12に示すようにヒートパイプ14aと放熱フィン14bとによって構成される冷却部材である。
冷却装置100には、用紙Pの搬送方向に間隔をあけて配列された張架ローラ140と張架ローラ141とが設けられており、用紙を搬送するための搬送ベルト142を張架ローラ140と張架ローラ141とにより展張している。張架ローラ140は、図示しない駆動源からの駆動力により搬送ベルト142を回転駆動させる駆動ローラであり、搬送ベルト142を図中反時計回り方向に回転させて、搬送ベルト142上に担持した用紙Pを図中右側から左側へ搬送する。
また、用紙搬送方向で張架ローラ140と張架ローラ141との間の位置には、搬送ベルト142に食い込むように上から、ヒートパイプローラ14のヒートパイプ14aが搬送ベルト142に圧接されている。なお、ヒートパイプローラ14は、搬送ベルト142に連れ回りで回転するようになっている。
定着装置60で熱せられ高温となった用紙Pは、搬送ベルト142に担持され、その後、ヒートパイプローラ14と搬送ベルト142とで形成されるニップ領域を、ヒートパイプローラ14に接触しながら通過する。その際に、用紙Pの熱はヒートパイプローラ14に吸熱され用紙Pが十分に冷却される。用紙Pから吸熱することにより温度が上昇したヒートパイプローラ14は、放熱フィン14bに空冷ファン9によって発生させた気流を発生させることで放熱が行われ、温度が下げられる。
本実施例の冷却装置100では、ヒートパイプローラ14の温度を検知する温度センサ6がヒートパイプローラ14のヒートパイプ14aに摺動接触する形で設けられており、温度センサ6によってヒートパイプローラ14の温度が計測される。また、温度センサ6は、制御装置70に接続されており、制御装置70は温度センサ6によって検知されたヒートパイプローラ14の温度に応じて、制御装置70に接続された空冷ファン9の出力を変化させる。これにより、空冷ファン9によって放熱フィン14bに当てる気流の量を増減させて、液冷ローラ15の温度を制御する。
また、実施例1〜3の冷却装置100のようなベルト越しに冷却部材によって用紙Pを冷却する方式に対して、本実施例の冷却装置100では、ヒートパイプローラ14と用紙Pとの接触時間(=ニップ時間)が短くなってしまう。しかしながら、用紙Pにヒートパイプローラ14を直接接触させて吸熱を行うことができるため、単位時間当たりの吸熱量は高くなる。
なお、上記を除き本実施例は実施例2と同様である。
[実施例5]
図13は、用紙搬送の働きをも担う冷却部材である液冷ローラ15を備えた冷却装置100の一例の概略構成図である。
本実施例の冷却装置100では、定着装置60によって表面にトナー像を定着された用紙Pが、内部に冷却液通過流路を有する冷却部材であり用紙Pを回転によって搬送する液冷ローラ15によって直接冷却される。
冷却部材としての液冷ローラ15は管状構造であり、内部に設けられた流路に冷却液を流し循環させることで冷却ローラ表面を冷やすようにしたものである。この液冷ローラ15を有する冷却装置100を定着装置60の直後の用紙搬送経路中に配置し、液冷ローラ15によって用紙を搬送させると同時に、接触させることで用紙から熱を除去し冷却する。
冷却装置100には、用紙Pの搬送方向に間隔をあけて配列された張架ローラ140と張架ローラ141とが設けられており、用紙を搬送するための搬送ベルト142を張架ローラ140と張架ローラ141とにより展張している。張架ローラ140は、図示しない駆動源からの駆動力により搬送ベルト142を回転駆動させる駆動ローラであり、搬送ベルト142を図中反時計回り方向に回転させて、搬送ベルト142上に担持した用紙Pを図中右側から左側へ搬送する。
また、用紙搬送方向で張架ローラ140と張架ローラ141との間の位置には、搬送ベルト142に食い込むように上から液冷ローラ15が搬送ベルト142に圧接されており、液冷ローラ15は搬送ベルト142に連れ回りで回転するようになっている。
液冷ローラ15の軸方向両端それぞれには、流入口と流出口とが形成されており、搬送管であるゴムチューブ181が接続されている。また、ラジエータ182、液送ポンプ183、及び、冷却液タンク184が、それぞれゴムチューブ等からなる冷却液のゴムチューブ181で接続されている。
冷却液は、冷却液タンク184から液送ポンプ183によってラジエータ182を通ることで低温状態になる。冷却液は、この状態で液冷ローラ15が用紙Pから吸熱した熱を奪いながら、液冷ローラ15の内部に形成された流路を通過し、冷却液タンク184に戻る。また、ラジエータ182においては、冷却液を通過させる流路が形成された複数の冷却フィンの間を、プリンタ300内の気流や自然対流による空気等が接することで放熱が行われこととなる。本実施例では、空冷ファン9により、ラジエータ182に強制的に冷却風を吹き付けて放熱効果を高め、液冷プレート10による冷却効果を高めている。
定着装置60で熱せられ高温となった用紙Pは、搬送ベルト142に担持され、その後、液冷ローラ15と搬送ベルト142とで形成されるニップ領域を、液冷ローラ15に接触しながら通過する。その際に、用紙Pの熱は液冷ローラ15に吸熱され用紙Pが十分に冷却される。
本構成例の冷却装置100では、液冷ローラ15の温度を検知する温度センサ6が液冷ローラ15に摺動接触する形で設けられており、温度センサ6によって液冷ローラ15の温度が計測される。また、温度センサ6は、制御装置70に接続されており、制御装置70は温度センサ6によって検知された液冷ローラ15の温度に応じて、制御装置70に接続された空冷ファン9や液送ポンプ183の出力を変化させて、液冷ローラ15の温度を制御する。
また、実施例1〜3の冷却装置100のようなベルト越しに冷却部材によって用紙Pを冷却する方式に対して、本実施例の冷却装置100では、液冷ローラ15と用紙Pとの接触時間(=ニップ時間)が短くなってしまう。しかしながら、用紙Pに液冷ローラ15を直接接触させて吸熱を行うことができるため、単位時間当たりの吸熱量は高くなる。
なお、上記を除き、本実施例は実施例3と同様である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
用紙Pなどのシート状部材を搬送する上部搬送部110などのシート状部材搬送手段と、シート状部材搬送手段によって搬送されているシート状部材から熱伝導による吸熱を行う空冷ヒートシンク111などの冷却部材と、冷却部材の温度を調節する空冷ファン9などの調節手段と、冷却部材の温度を検知する温度センサ6などの温度検知手段とを備え、シート状部材の種類によって定着温度を変化させる定着装置60などの定着装置のシート状部材搬送方向下流側に配置された冷却装置100などの冷却装置において、温度検知手段の検知結果に基づいて、冷却部材の温度がシート状部材の種類に応じた制御目標温度となるように、調節手段によって冷却部材の温度を調節する制御を行う制御装置70などの制御手段を有する。これよれば、上記実施形態について説明したように、紙上のトナー像を傷つけたり温度測定の精度が低下したりすることなく、冷却部材の温度をシート状部材を冷却するのに適した温度に制御することができる。
(態様B)
(態様A)において、上記調節手段は、上記冷却部材の熱を放熱させる放熱手段である。これによれば、放熱手段による冷却部材の放熱度合いによって簡単に冷却部材の温度調節を行うことができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、画像形成装置に設けられた画像ステーション50などの画像形成手段による画像形成前のシート状部材の温度を検知する温度センサ8などのシート状部材温度検知手段を有しており、シート状部材温度検知手段の検知結果に応じて上記制御目標温度を変化させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成前のシート状部材温度も考慮して制御目標温度を決定して、冷却部材の温度をシート状部材を冷却するのに適した温度に制御することができる。
(態様D)
(態様B)または(態様C)において、画像形成装置に設けられた画像形成手段による画像形成開始時に、上記冷却部材の温度が所定温度以下であるときには、上記放熱手段を停止させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、電力や騒音を低減させることができる。
(態様E)
(態様B)、(態様C)または(態様D)において、上記放熱手段は上記冷却部材に風を送る空冷ファン9などの送風ファンである。これによれば、送風ファンの出力変更で簡単に冷却部材の温度調節を行うことができる。
(態様F)
(態様B)、(態様C)または(態様D)において、上記冷却部材の内部には冷却媒体が流れる流路が形成されており、上記放熱手段は、熱を外気に放出するためのラジエータ182などの放熱部材と、冷却部材と放熱部材との間で冷却媒体を循環させるためのゴムチューブ181などの管と、管内の冷却媒体を搬送するための送液ポンプ183などの冷却媒体搬送手段と、放熱部材に風を送る空冷ファン9などの送風ファンとを有しており、上記制御手段は、冷却媒体搬送手段及び送風ファンの出力を変化させることで、冷却部材の温度を上記制御目標温度に制御する。これによれば、上記実施形態について説明したように、空冷方式のものよりも、より厳しい条件にも対応可能な高い冷却性能を得ることができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、上記シート状部材搬送手段は、複数の張架ローラによって張架されて回動する上部搬送ベルト113及び下部搬送ベルト153などの2つの無端ベルト部材を有し、上記シート状部材を表裏から前記2つの無端ベルト部材によって挟持搬送するものであり、前記2つの無端ベルト部材の少なくとも一方の内周面に冷却部材の冷却面が接触するように、冷却部材が配置されている。これによれば、冷却部材の冷却面とシート状部材とが直接、摺擦し合うのを防ぎ、シート状部材上の定着後のトナー像が崩れるのを回避することができる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、上記シート状部材搬送手段は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、上記シート状部材をおもて面に担持して搬送する搬送ベルト140などの無端ベルト部材が設けられており、前記無端ベルト部材のおもて面に上記冷却部材の冷却面を接触させて設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート状部材に冷却部材を直接接触させて吸熱を行うことができるので、単位時間当たりの吸熱量を高くすることができる。
(態様I)
シート状部材上にトナー像を形成する画像ステーション50などの画像形成手段と、シート状部材上に形成されたトナー像を少なくとも熱によってシート状部材に定着させる定着装置60などの定着手段と、定着手段によってトナー像が定着されたシート状部材を冷却する冷却装置100などの冷却手段とを備えたプリンタ300などの画像形成装置において、前記冷却手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)の冷却装置を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート状部材上のトナー像を傷つけたり温度測定の精度が低下したりすることなく、冷却部材の温度をシート状部材を冷却するのに適した温度に制御することができ、良好な画像形成を行うことができる。
1 感光体
2 光書き込み装置
3 現像装置
4 感光体クリーニング装置
5 帯電装置
6 温度センサ
8 温度センサ
9 空冷ファン
10 液冷プレート
11 1次転写ローラ
13 ラジエータ
14 ヒートパイプローラ
14a ヒートパイプ
14b 放熱フィン
15 液冷ローラ
21 トナー像
22 接触式温度センサ
23 放射温度計
26 クリーニング対向ローラ
27 ベルトクリーニング装置
31 用紙収納部
32 用紙搬送路
33 反転用紙搬送路
34 排紙収容部
41 レジストローラ対
42 給紙コロ
50 画像ステーション
60 定着装置
61 加熱ローラ
62 定着ローラ
70 制御装置
100 冷却装置
110 上部搬送部
111 空冷ヒートシンク
113 上部搬送ベルト
114 張架ローラ
115 張架ローラ
116 張架ローラ
117 張架ローラ
118 駆動モータ
121 中間転写ベルト
122 第1張架ローラ
123 第2張架ローラ
124 第3張架ローラ
125 2次転写ローラ
140 張架ローラ
141 張架ローラ
142 搬送ベルト
150 下部搬送部
151 張架ローラ
152 張架ローラ
153 下部搬送ベルト
181 ゴムチューブ
182 ラジエータ
183 液送ポンプ
184 冷却液タンク
300 プリンタ
特開2012−063479号公報

Claims (9)

  1. シート状部材を搬送するシート状部材搬送手段と、
    前記シート状部材搬送手段によって搬送されているシート状部材から熱伝導による吸熱を行う冷却部材と、
    前記冷却部材の温度を調節する調節手段と、
    前記冷却部材の温度を検知する温度検知手段とを備え、
    シート状部材の種類によって定着温度を変化させる定着装置のシート状部材搬送方向下流側に配置された冷却装置において、
    前記温度検知手段の検知結果に基づいて、前記冷却部材の温度がシート状部材の種類に応じた制御目標温度となるように、前記調節手段によって該冷却部材の温度を調節する制御を行う制御手段を有することを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1の冷却装置において、
    上記調節手段は、上記冷却部材の熱を放熱させる放熱手段であることを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項1または2の冷却装置において、
    画像形成装置に設けられた画像形成手段による画像形成前のシート状部材の温度を検知するシート状部材温度検知手段を有しており、
    前記シート状部材温度検知手段の検知結果に応じて上記制御目標温度を変化させることを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項2または3の冷却装置において、
    画像形成装置に設けられた画像形成手段による画像形成開始時に、上記冷却部材の温度が制御目標温度以下であるときには、上記放熱手段を停止させることを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項2、3または4の冷却装置において、
    上記放熱手段は上記冷却部材に風を送る送風ファンであることを特徴とする冷却装置。
  6. 請求項2、3または4の冷却装置において、
    上記冷却部材の内部には冷却媒体が流れる流路が形成されており、
    上記放熱手段は、熱を外気に放出するための放熱部材と、該冷却部材と該放熱手段との間で冷却媒体を循環させるための管と、該管内の冷却媒体を搬送するための冷却媒体搬送手段と、該放熱部材に風を送る送風ファンとを有しており、
    上記制御手段は、前記冷却媒体搬送手段及び前記送風ファンの出力を変化させることで、前記冷却部材の温度を上記制御目標温度に制御することを特徴とする冷却装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の冷却装置において、
    上記シート状部材搬送手段は、複数の張架ローラによって張架されて回動する2つの無端ベルト部材を有し、上記シート状部材を表裏から該2つの無端ベルト部材によって挟持搬送するものであり、
    前記2つの無端ベルト部材の少なくとも一方の内周面に上記冷却部材の冷却面が接触するように、該冷却部材が配置されていることを特徴とする冷却装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5または6の冷却装置において、
    上記シート状部材搬送手段は、複数の張架部材によって回転可能に張架され、上記シート状部材をおもて面に担持して搬送する無端ベルト部材が設けられており、
    前記無端ベルト部材のおもて面に上記冷却部材の冷却面を接触させて設けたことを特徴とする冷却装置。
  9. シート状部材上にトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記シート状部材上に形成されたトナー像を少なくとも熱によって該シート状部材に定着させる定着手段と、
    前記定着手段によってトナー像が定着された該シート状部材を冷却する冷却手段とを備えた画像形成装置において、
    前記冷却手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7または8の冷却装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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