JP5818131B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却液を用いた液冷式の冷却装置、及びその冷却装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置において、紙やOHP等の記録媒体に文字、記号等の画像を記録する方式として種々の方式が採用されている。中でも、電子写真方式は、高精細な画像を高速で形成することができることから広く使用されている。一般的に、電子写真方式の画像形成装置における画像形成工程は、光学装置で画像情報を読み込む工程と、読み込んだ画像情報に基づいて書き込み装置で感光体上に静電潜像を書き込む工程と、感光体上に現像装置からトナーを供給してトナー像を形成する工程と、感光体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する工程と、転写したトナー像を記録媒体に定着する工程などから成る。トナー像が定着された記録媒体は排紙トレイに排出される。また、記録媒体の両面に記録する場合には、両面ユニットにおいて記録媒体の表裏を反転し再び上流に搬送し、再度上記の工程を行う。
ところで、上記画像形成工程を行う際、画像形成装置内の種々の装置の駆動によって生じた熱により装置内の温度が上昇して、様々な弊害が生じることが知られている。例えば、光学装置では、原稿をスキャンするスキャナランプや、スキャナランプを駆動させるスキャナモータが発熱し、書き込み装置においては、ポリゴンミラーを高速回転させるモータが発熱する。現像装置においては、トナーを攪拌して帯電させる際に摩擦熱が生じ、定着装置では、トナー像を熱定着するためのヒータが発熱する。また、両面印刷の場合は、定着装置によって加熱された記録媒体が両面印刷用の搬送路に送られるため、その搬送路の周辺温度が上昇する。そして、これらの熱によって装置内の温度が上昇すると、トナーが軟化して不良画像が発生したり、溶融したトナーが固まると現像装置内の可動部をロックして故障が発生したりする。また、温度上昇により、軸受け等のオイルの劣化、モータの機械的寿命の短縮、電気基板上のICの誤作動、故障、耐熱温度の低い樹脂部品の変形などの問題も生じる。従来は、このような画像形成装置内の温度上昇による弊害を防止するために、冷却ファンとダクトなどを用いた空冷式の冷却装置によって冷却を行っていた。
しかし、近年、印刷等の処理の高速化に伴い、画像形成装置内部に備えた発熱体の数が増加している。また、画像形成装置は小型化を達成するためその構成部品は高密度化しており、それに伴い、画像形成装置内部の気流設計の最適化が困難になって、画像形成装置の内部は熱がこもりやすい構造になっている。また、省エネルギー化の要請から、画像定着時の消費エネルギーを少なくすべく、溶融温度の低いトナーが開発されており、特に、溶融温度の低いトナーを使用した場合は、画像形成装置内の温度上昇をこれまでよりも一層抑制する必要が生じる。このような理由から、従来の空冷方式では十分な冷却効果を得ることが困難になりつつある。そのため、より冷却能力の高い冷却方式として液冷式の冷却装置が提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
液冷式の冷却装置は温度上昇箇所に冷却液流路を形成するか、あるいは冷却液流路を形成した受熱部を温度上昇箇所に密着あるいは近接させ、冷却液流路に温度上昇箇所よりも低温の冷却液を供給することで温度上昇箇所から熱を奪うものである。一般に冷却液は水を主成分とし、冷却液の凍結温度を下げるためにプロピレングリコールやエチレングリコールなどを添加して使用する。ここで液冷装置の概略構成の一例を図8に示す。この液冷装置は2つの温度上昇箇所200、210を2つの受熱部300、310と1つの放熱部400によって冷却するもので、各受熱部300、310は循環式の管路500を介して温度上昇箇所200、210に密着している。温度上昇箇所200、210は現像剤収容器とする。受熱部300、310は、管路500によって、リザーブタンク600、ポンプ700および放熱部400に接続されている(リザーブタンク600なしの構成も可能)。受熱部300、310において温められた冷却液を循環させて放熱部400で冷却することで、温度上昇箇所200、210の冷却を行うことが可能となる。放熱部400は、良熱伝導部材で形成された流路410と、この流路410と接続される良熱伝導部材によるフィン420からなり、流路410及びフィン420を冷却ファン430による強制対流熱伝達により冷却することで、流路410内を流れる冷却液の温度を低下させる。特許文献1、2の冷却装置も、その構成は図8とほぼ同様である。
特許文献1に記載の冷却装置は、各発熱部材を冷却する熱交換器等の動作を制御する制御装置を有していないため、画像形成装置の使用状況とは無関係に常時液冷システムが稼動される。このため、場合によっては過剰な冷却が行われる可能性があり、必ずしも効率の良い冷却とは言えず、省エネやファン騒音等の点からも望ましいものではなかった。
特許文献2に記載の冷却装置は、トナーを内包したユニットと冷却手段の流路とを密着させるようにして広い接触面積を確保してより高い冷却効果を得るようにし、流路に流す冷却水をポンプで循環させている。しかしながら、この引用文献2の冷却装置もポンプの流量を一定に設定したまま特に制御していないため、引用文献1の冷却装置と同様必ずしも効率の良い冷却ではなかった。
引用文献3の冷却装置は制御装置を備え、画像形成装置の稼動状況に応じて、放熱部としてのラジエータの冷却ファンの風量や循環冷却液の流量を前記制御装置で可変に制御することで、適時適切な冷却を可能にしている。しかし、前記制御装置は画像形成装置の周囲温度まで考慮してポンプやファンを制御するものではないため、周囲温度によっては十分な冷却効率が必ずしも得られない場合があった。
画像形成装置の周囲温度を考慮してポンプやファンを制御しないと、十分な冷却効率が必ずしも得られない場合があることを、図8の液冷装置で以下説明する。
温度上昇箇所200、210の温度は、i)温度上昇箇所200、210の発熱量および周囲からの受熱量、ii)受熱部300、310の受熱特性、iii)放熱部400の放熱特性、iv)放熱部で冷却液と熱交換を行う空気の温度に依存する。画像形成装置稼動中の温度上昇箇所の発熱量および周囲からの受熱量を一定と仮定した場合の、冷却液と熱交換を行う空気、冷却液、温度上昇箇所の温度の関係を図9に示す。現像剤と冷却液との温度差は、温度上昇箇所200、210から冷却液までの伝熱特性に依存する。また、冷却液と、冷却液と熱交換を行う空気との温度差は、放熱部300、310の放熱特性に依存する。従って、温度上昇箇所200、210から冷却液までの伝熱特性および放熱部400の放熱特性は温度によって変わることがないから、それらの温度差も温度によらず一定となる。よって、図9に示すように空気の温度が増減すると、冷却液、それから温度上昇箇所の温度も同様に増減し、空気、冷却液、温度上昇箇所の各温度プロット点を結ぶ温度勾配線L1、L2、L3は平行移動する。
上記の温度上昇箇所200、210の発熱量および周囲からの受熱量、受熱部300、310の受熱特性、放熱部400の放熱特性は、予め実験やシミュレーションから求めることができる。したがって、空気と温度上昇箇所200、210との温度差は実験やシミュレーションから求めることができる。しかし、放熱部400で冷却液と熱交換する空気の温度は画像形成装置周囲の空気の温度に依存し、その空気の温度は、画像形成装置の設置環境、季節、時間帯などによりまちまちであって予め把握することは困難である。また、画像形成装置の設置環境としては、オフィス内、廊下、プリントセンターなどが想定され、装置の使用可能温度は、例えば10℃から32℃までというように比較的広範囲であることが要求される。
このため、従来は冷却装置の性能を決定する際には、画像形成装置の使用温度環境の下限・上限を規定し、その上限温度においても冷却が可能であるように冷却装置の性能を決定し、その性能を達成するように冷却装置が設計されてきた。
このように設計された冷却装置では、画像形成装置周囲の温度が上限に達していない場合には必要以上に冷却することになる一方、画像形成装置周囲の温度が上限を超えしまった場合には、冷却装置による冷却が足りなくなり温度上昇箇所の温度が許容温度を超えてしまうおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑み、液冷による冷却装置を有する画像形成装置において、画像形成装置周囲の温度が変化した際にも、温度上昇箇所が適切な温度に維持されるように効率良く冷却することが可能な冷却装置および画像形成装置を提供することを目的とする。また、画像形成装置周囲が所定の温度を超えてしまった場合でも、温度上昇箇所の温度が許容温度より高くならないように稼動することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために検討を重ねた結果、画像形成装置周囲の温度が変化した際にも、温度上昇箇所が適切な温度になるように効率良く冷却することが可能な方法と、画像形成装置周囲が所定の温度を超えてしまった場合でも、温度上昇箇所の温度が許容温度より高くならないように稼動することが可能な方法を見出した。すなわち、放熱部の冷却液の流路に吹き付けられる空気の温度を検知する温度検知手段を設け、この温度検知手段の検知量に基づいて冷却装置の冷却性能を制御する。また、温度検知手段の検知量が所定の値よりも大きい場合に、単位時間当たりの通紙枚数を通常よりも少なくしたり、連続通紙時間を通常よりも短くしたりする。
本発明をより詳しく請求項毎に説明すると、請求項1の発明は、温度上昇箇所に近接配置した冷却液流路を流れる冷却液によって前記温度上昇箇所を冷却する受熱部と、前記受熱部の冷却液流路と循環通路によって接続され、前記冷却液を空気と熱交換する放熱部と、前記受熱部と前記放熱部の間で前記冷却液を循環するポンプとを有する冷却装置であって、前記放熱部で熱交換される空気の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知量に基づいて前記冷却装置の出力を制御する制御装置を有することを特徴とする冷却装置である。
この発明によれば、放熱部において熱交換される空気の温度を検知する温度検知手段の検知量に基づいて、冷却装置の出力を制御する制御装置を有することで、放熱部において熱交換される空気の温度が変わった際にも、冷却装置の出力を変えることで温度上昇箇所を適切な温度に保つことができる。なお、温度上昇箇所は画像形成装置内部の各種発熱体であってもよいし、画像形成装置以外の冷却が必要な各種発熱体であってもよい。
請求項2の発明は、画像形成装置用の冷却装置であって、前記冷却装置の放熱部が、少なくとも、冷却液の流路、冷却液の流路に画像形成装置外の空気を吹き付けるファンおよび画像形成装置外から冷却液の流路までのダクトを有し、前記温度検知手段が前記ダクト内に配置されることを特徴とする請求項1記載の冷却装置である。
この発明によれば、温度検知手段がダクト内に配置されることで、放熱部において冷却液と熱交換される空気の温度を正確に測定することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記制御装置が、温度検知手段の検知量に基づいて、ファンの回転数を制御するファン制御手段であることを特徴とする冷却装置である。
この発明によれば、温度検知手段の検知量に基づいてファン制御手段でファンの回転数を制御することで冷却手段の出力を制御することができる。
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、前記制御装置が、温度検知手段の検知量に基づいて、ポンプ出力を制御するポンプ制御手段であることを特徴とする冷却装置である。
この発明によれば、温度検知手段の検知量に基づいてポンプ制御手段でポンプ出力を制御することで冷却液流量を制御し、ひいては受熱部の受熱特性と放熱部の放熱特性を制御し、これにより、冷却手段の出力を制御することができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の冷却装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置である。
この発明により、冷却装置を搭載した画像形成装置を提供することができる。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、温度検知手段の検知量が所定の値よりも大きい場合に、画像形成装置のコントローラによって、単位時間当たりの通紙枚数を通常よりも少なくすることを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、温度検知手段の検知量が所定の値よりも大きい場合に、単位時間当たりの通紙枚数を通常よりも少なくすることで、画像形成装置の発熱量が低減されるから、熱交換により冷却液と熱交換される空気の温度が所定の値よりも大きくなっても、それによって温度上昇箇所の温度が上昇することのないようにすることができる。
請求項7の発明は、請求項5の発明において、前記温度検知手段の検知量が所定の値よりも大きい場合に、画像形成装置のコントローラによって、連続通紙時間を通常よりも短くすることを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、温度検知手段43の検知量が所定の値よりも大きい場合に、連続通紙時間を通常よりも短くすることで、画像形成装置の発熱量が低減されるから、熱交換により冷却液と熱交換される空気の温度が所定の値よりも大きくなっても、それによって温度上昇箇所の温度が上昇しないようにすることができる。
本発明によれば、放熱部において熱交換される空気の温度を検知する温度検知手段の検知量に基づいて、冷却装置の出力を制御する制御装置を有することで、放熱部において熱交換される空気の温度が変わった際にも、冷却装置の出力を変えることで温度上昇箇所を適切な温度に保つことができる。また、画像形成装置周囲が所定の温度を超えてしまった場合でも、単位時間当たりの通紙枚数を通常よりも少なくしたり、連続通紙時間を通常よりも短くしたりすることにより、温度上昇箇所の温度が許容温度より高くならないようにすることができる。
本発明に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態の構成を示す概略図である。 第1実施形態のファンの回転数と空気温度の関係を示す図である。 本発明の第2実施形態の構成を示す概略図である。 第2実施形態のポンプ出力と空気温度の関係を示す図である。 本発明の第3実施形態の構成を示す概略図である。 本発明の第4実施形態の構成を示す概略図である。 液冷式冷却装置の概略構成を示す図である。 液冷式冷却装置における空気、冷却液および温度上昇箇所の温度関係を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、本発明に係るカラー画像形成装置の概略構成図であって、この画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを並べて配設したタンデム型の画像形成部を備える。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体100に着脱可能に構成されており、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の表面にトナー像を形成する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面を清掃するクリーニング手段としてのクリーニングブレード5を備えている。なお、図1では、イエローのプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1C,1M,1Bkにおいては符号を省略している。
図1において、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、感光体2の表面を露光する露光手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザ光を照射するようになっている。
また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト10を有する。中間転写ベルト10は、支持部材としての複数のローラ21〜24に張架されており、それらローラ21〜24のうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、中間転写ベルト10は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するように構成されている。
4つの感光体2に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11はそれぞれの位置で中間転写ベルト10の内周面を押圧しており、中間転写ベルト10の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト10を張架する1つのローラ24に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。この二次転写ローラ12は中間転写ベルト10の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
画像形成装置本体100の下部には、紙やOHP等のシート状の記録媒体Pを収容した複数の給紙カセット13が配設されている。各給紙カセット13には、収容されている記録媒体Pを送り出す給紙ローラ14が設けてある。また、画像形成装置本体100の図の左側の外面には、機外に排出された記録媒体Pをストックする排紙トレイ20が設けてある。
画像形成装置本体100内には、記録媒体Pを給紙カセット13から二次転写ニップを通って排紙トレイ20へ搬送するための搬送路R1が配設されている。搬送路R1において、二次転写ローラ12の位置よりも記録媒体搬送方向上流側にはレジストローラ15が配設されている。また、二次転写ローラ12の位置よりも記録媒体搬送方向下流側には、定着装置8が配設され、さらにその搬送方向下流側に一対の排紙ローラ16が配設されている。定着装置8は、例えば、内部にヒータ17を有する定着部材としての定着ローラ18と、定着ローラ18を加圧する加圧部材としての加圧ローラ19を備える。定着ローラ18と加圧ローラ19とが接触した箇所には、定着ニップが形成されている。
また、画像形成装置本体100内に、両面印刷を行う際に記録媒体Pを表裏反転させて供給するための反転路R2が配設されている。反転路R2は、定着装置8と排紙ローラ16との間で搬送路R1から分岐し、レジストローラ15の上流側で搬送路R1に合流している。反転路R2には正逆方向に回転するスイッチバックローラ26が設けてある。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から帯電された各感光体2の表面にレーザ光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
中間転写ベルト10を張架するローラの1つが回転駆動し、中間転写ベルト10を図の矢印の方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各感光体2に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト10はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、中間転写ベルト10に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
給紙ローラ14が回転することによって、給紙カセット13から記録媒体Pが搬出される。搬出された記録媒体Pは、レジストローラ15によってタイミングを計られて、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ12には、中間転写ベルト10上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上のトナー画像が記録媒体P上に一括して転写される。その後、記録媒体Pは定着装置8に送り込まれ、定着ローラ18と加圧ローラ19によって記録媒体Pが加圧及び加熱されてトナー画像が記録媒体P上に定着される。そして、記録媒体Pは一対の排出ローラ16によって排紙トレイ20に排出される。
また、両面印刷を行う場合は、片面(表側の面)に画像を定着した記録媒体Pを、排紙トレイ20に排出せずに反転路R2へ搬送する。反転路R2において、記録媒体Pはスイッチバックローラ26による逆回転によって逆向きに搬送され、再び搬送路R1へと送られる。これを、一般に、スイッチバック動作と呼び、この動作によって記録媒体Pの表裏を反転させる。
反転された記録媒体Pは二次転写ニップへと搬送され、二次転写ニップにおいて、上記片面に画像を転写した場合と同様にして、記録媒体Pの裏面に画像が転写される。そして、定着装置8によって記録媒体Pの裏面に画像を定着させた後、その記録媒体Pを排紙トレイ20へ排出する。
以上の説明は、記録媒体にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の特徴部分の構成について説明する。
(構成)
図2は、本発明を図1のカラー画像形成装置(カラー複写機)の現像装置(4つの現像ユニットの集合体)に適用した第1実施形態の構成を示す概略図である。冷却装置9は液冷式であって、アルミニウム製のイエロー受熱部31Y、シアン受熱部31C、マゼンタ受熱部31M、ブラック受熱部31Bkと、リザーブタンク35、ポンプ32、及び放熱部33のアルミニウム製のコルゲートフィンタイプのラジエータ33aを、ゴムチューブ34により閉ループに接続した構成である(リザーブタンク35なしの構成も可能)。なお、受熱部31Y〜31Bkを、現像ユニット4Y〜4Bk以外の温度上昇箇所、例えば、読取装置(図示省略)や感光体2Y〜2Bk、定着装置8等に接触させてもよい。
冷却液は防錆剤を含有した不凍液であって、この冷却液はゴムチューブ34を介してポンプ32から、ラジエータ33a、イエロー受熱部31Y、シアン受熱部31C、マゼンタ受熱部31M、ブラック受熱部31Bkを通って再びポンプ32に戻る。イエロー受熱部31Y、シアン受熱部31C、マゼンタ受熱部31M、ブラック受熱部31Bkは、イエロー現像ユニット4Y、シアン現像ユニット4C、マゼンタ現像ユニット4M、ブラック現像ユニット4Bkの各側面に、低硬度の熱伝導シートを介して密着している。イエロー現像ユニット4Y、シアン現像ユニット4C、マゼンタ現像ユニット4M、ブラック現像ユニット4Bkのケーシングはアルミニウム製で熱伝導率が高いため、そのケーシング側面を冷却することでケーシング全体で現像剤を効率的に冷却することができる。
各受熱部31Y〜31Bkで各現像ユニット4Y〜4Bkから受熱した冷却液は、放熱部33のラジエータ33aにおいて空気と熱交換することで冷却される。ラジエータ33aは画像形成装置本体100の外装100aの開口部40と連結されるダクト41内に配置されている。また、ラジエータ33よりも奥のダクト41内に、ファン42が気流噴出し方向が開口部40と反対方向(画像形成装置内部に向かう方向)になるように配置される。ファン42が駆動することで、画像形成装置外の空気がダクト41内部に吸い込まれてラジエータ33aを通過する際に、ラジエータ33a内の冷却液と空気との間で熱交換が行われる。ファン42を通過した空気は、図示しない他のダクトを通り、図示しない他の開口部から画像形成装置外部に排出される。また、ダクト41内の開口部40とラジエータ33aの間(ラジエータ33aの上流側)に温度検知手段としての温度センサ43が配置されており、ダクト41内を通過する空気の温度を検知している。温度センサ43が検出した空気温度に基づいて、ファン制御装置44がファン42の回転数を制御する。なお、温度検知手段は温度計で構成してもよい。また、前記ファン制御装置44は、カラー複写機の制御手段と一体となっていても構わないし、カラー複写機の制御手段で制御されるプロセッサ等であっても構わない。
(作用)
図2の冷却装置9は以下のように動作する。
放熱部33によって冷却された冷却液が、ポンプ32によって受熱部31Y〜31Bkへと送られる。本実施形態では、放熱部33はラジエータ33aとファン34を備えており、ファン34によってラジエータ33aに送風することにより、ラジエータ33a内を流れる冷却液が強制的に冷却される。そして、受熱部31Y〜31Bkにおいて、現像ユニット4Y〜4Bkの熱が冷却液に伝達され現像装置が冷却される。また、現像ユニット4Y〜4Bkからの熱により受熱部31Y〜31Bk内で温度上昇した冷却液は、リザーブタンク35、ポンプ32を経て、再び放熱部33へと送られ、そこで冷却される。このように、冷却液を受熱部31Y〜31Bkと放熱部33との間で循環させることにより、受熱部31Y〜31Bkでの吸熱と放熱部33での放熱のサイクルを繰り返し行う。その結果、現像ユニット4Y〜4Bkの温度上昇が抑制され、異常画像の発生が回避される。また、リザーブタンク35は、ラジエータ33aからの冷却液を一時的に貯留し、循環路内での大きな圧力変動が生じるのを防止する。
(制御方法)
図3は、本実施形態におけるファン制御装置44の制御方法に関し、温度センサ43が検知した空気温度Tair(℃)に対するファン回転数の制御目標を示す表である。本実施形態においてファン42は、30℃≦Tairの場合はファン回転数を定格回転数の100%で回転するように制御される。さらに、25℃≦Tair<30℃の場合はファン回転数を定格回転数の95%、20℃≦Tair<25℃の場合はファン回転数を定格回転数の90%、15℃≦Tair<20℃の場合はファン回転数を定格回転数の85%、10℃≦Tair<15℃の場合はファン回転数を定格回転数の80%、Tair<10℃の場合はファン回転数を定格回転数の75%で回転するように制御される。すなわち、温度センサ43の検知量に基づいてファン回転数を制御することで冷却装置9の出力を制御する。
上記の目標ファン回転数は、予めラジエータ33aにおいて冷却液と熱交換する空気の温度を、画像形成装置が使用される環境温度範囲内で変えた際に、現像ユニット4Y〜4Bk内の現像剤の温度が許容温度を超えないようなファン42の回転数を実験によって求めて決定している。こうすることで、画像形成装置周囲の温度に合わせて、ファン42の回転数を適切に変更することで、無駄な冷却エネルギーを削減でき、また、画像形成装置周囲の温度が低い場合に騒音を抑制することができる。また、ファン42の耐久劣化も抑制することができる。なお、図3の空気温度やファン回転数は例示であって、本発明はこれらに限定されないことは勿論である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
(構成)
図4は、本発明をカラー複写機の現像ユニット4Y〜4Bkに適用した第2実施形態の概略図である。本実施形態は、第1実施形態の構成と同様であり、温度検知手段としての温度センサ43が検出した空気温度に基づいてポンプ制御装置45がポンプの出力を制御することのみ異なっている。温度検知手段は温度計で構成することもできる。また、前記ポンプ制御装置45は、カラー複写機の制御手段と一体化しても構わないし、カラー複写機の制御手段で制御されるプロセッサ等と一体化しても構わない。
なお、図2の第1実施形態のファン制御装置44を図4の第2実施形態に追加配置したり、ポンプ制御装置45の中にファン制御装置44の機能を組み込んだり、或いは両方の制御装置44、45の機能をカラー複写機の制御手段やプロセッサ等に一体化することも可能であり、その場合はファン制御とポンプ制御を同時に又は選択的に切り替えて実行することができる。
(制御方法)
図5は、本実施形態におけるポンプ制御装置45の制御方法に関し、温度センサ43が検知した空気温度Tairに対するポンプ出力の制御目標を示す表である。本実施形態においてポンプ32は、30℃≦Tairの場合はポンプ出力を定格出力の100%で稼動するように制御される。さらに、25℃≦Tair<30℃の場合はポンプ出力を定格出力の90%、20℃≦Tair<25℃の場合はポンプ出力を定格出力の80%、15℃≦Tair<20℃の場合はポンプ出力を定格出力の70%、10℃≦Tair<15℃の場合はポンプ出力を定格出力の60%、Tair<10℃の場合はポンプ出力を定格出力の50%で稼動するように制御される。すなわち、温度センサ43の検知量に基づいてポンプ出力を制御することで冷却装置9の出力を制御する。
上記の目標ポンプ出力は、ラジエータ33aにおいて冷却液と熱交換する空気の温度を、画像形成装置が使用される環境温度範囲内で変えた際に、現像ユニット4Y〜4Bk内の現像剤の温度が許容温度を超えないようなポンプ32の出力を予め実験によって求めて決定している。なお、図5の空気温度やポンプ出力は例示であって、本発明はこれらに限定されないことは勿論である。
このように、画像形成装置周囲の温度に合わせてポンプ32の出力を適切に変えることで、無駄な冷却エネルギーを削減できる。また、ポンプ32の耐久劣化も抑制できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
(構成)
図6は、本発明をカラー複写機の現像ユニットに適用した第3実施形態(構造的には第1又は第2実施形態と同様の現像ユニット)において、温度センサ43の検知量が所定の値よりも大きい場合に、カラー複写機のコントローラによって、単位時間当たりの通紙枚数を通常より少なくする制御フローを示す図である。コントローラは、カラー複写機の機能全般を制御するものを使用することができる。
(作用)
図6の制御フローで、ステップS1は温度センサ43の検知量(空気温度)と画像形成装置周囲環境上限温度Ta1(以下単に「Ta1」と記す)とを比較する工程で、冷却装置9が稼動した際、温度センサ43の検知量とTa1とを比較する。温度センサ43の検知量がTa1以下の場合は、ステップS2によって、第1実施形態又は第2実施形態で述べた通常制御で稼動し、制御フローの先頭に戻る。
温度センサ43の検知量がTa1より大きい場合は、単位時間当たりの通紙枚数を通常通紙枚数の50%、ファン42を定格回転数の100%、ポンプ32を定格出力の100%に設定して稼動し、フローの先頭に戻る。カラー複写機の周囲環境温度が上限温度を超えていることを操作パネル等で表示することもでき、この表示により単位時間当たりの通紙枚数が低下した理由をユーザに知らせることができる。
本実施形態では、温度センサ43の検知量がTa1より大きい場合の単位時間当たりの通紙枚数は、画像形成装置の周囲環境温度がTa1より5℃高い場合でも、現像ユニット内の現像剤の温度が許容温度を超えないような通紙枚数を実験によって求めて決定している。前記「5℃」は例示であって5℃以外に設定することも可能である。なお、現像ユニットの種類に応じて通紙枚数を通常通紙枚数の50%以上又は以下の所定%とすることもできる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
(構成)
図7は、本発明をカラー複写機の現像ユニットに適用した第4実施形態(構造的には第1又は第2実施形態と同様の現像ユニット)において、温度センサ43の検知量が所定の値よりも大きい場合に、カラー複写機のコントローラによって、連続通紙時間を通常よりも短くする制御フローを示す図である。コントローラは、カラー複写機の機能全般を制御するものを使用することができる。
(作用)
図7の制御フローで、ステップS1は温度センサ43の検知量(空気温度)とTa1とを比較する工程で、冷却装置9が稼動した際、温度センサ43の検知量とTa1とを比較する。温度センサ43の検知量がTa1以下の場合は、ステップS2によって、第1実施形態又は第2実施形態で述べた通常制御で稼動し、制御フローの先頭に戻る。
温度センサ43の検知量がTa1より大きい場合は、連続通紙時間を通常連続通紙時間の70%、ファン42を定格回転数の100%、ポンプ32を定格出力の100%に設定して稼動し、フローの先頭に戻る。なお、図7の制御フローに図6の制御フローを追加することも可能であり、この場合は連続通紙時間と単位時間当たりの通紙枚数の両方を制限することができる。カラー複写機の周囲環境温度が上限温度を超えていることを操作パネル等で表示することもでき、この表示により単位時間当たりの通紙枚数が低下した理由をユーザに知らせることができる。
本実施形態では、温度センサ43の検知量がTa1より大きい場合の単位時間当たりの通紙枚数は、画像形成装置の周囲環境温度がTa1より5℃高い場合でも、現像ユニット内の現像剤の温度が許容温度を超えないような連続通紙時間を予め実験によって求めて決定している。前記「5℃」は例示であって5℃以外に設定することも可能である。なお、現像ユニットの種類に応じて連続通紙時間を通常の70%以上又は以下の所定%とすることもできる。なお、通常連続通紙時間に制限がない画像形成装置では、温度センサ43の検知量がTa1より大きい場合のみ連続通紙時間に制限を加えてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であり、例えば前記温度上昇箇所は画像形成装置内部の現像ユニット以外の各種発熱体を含んでもよいし、画像形成装置に限らず冷却が必要な発熱体一般であってもよい。また、ファン42やポンプ32を並列に複数台設け、これら複数台のファン42やポンプ32の駆動台数を温度センサ43の検知量に基づいて制御してもよい。
31Y〜31Bk 受熱部
32 ポンプ
33 放熱部
33a ラジエータ
41 ダクト
42 ファン
43 温度センサ
44 ファン制御装置
45 ポンプ制御装置
特開2005−148659号公報 特開2005−164927号公報 特開2009−169276号公報

Claims (6)

  1. 画像形成装置用の冷却装置であって、当該冷却装置は、
    温度上昇箇所に近接配置した冷却液流路を流れる冷却液によって前記温度上昇箇所を冷却する受熱部と、
    前記受熱部の冷却液流路と循環通路によって接続され、前記冷却液を空気と熱交換する放熱部であって、当該放熱部は、冷却液の流路を有するラジエータと、当該ラジエータに画像形成装置外の空気を吹き付けるファンと、画像形成装置外から前記ラジエータまでのダクトとを有する放熱部と、
    前記受熱部と前記放熱部の間で前記冷却液を循環するポンプと、
    前記ダクト内の前記ラジエータの上流側に配置されて前記放熱部で熱交換される空気の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段の検知量に基づいて前記冷却装置の出力を制御する制御装置を有することを特徴とする画像形成装置用の冷却装置。
  2. 前記制御装置が、温度検知手段の検知量に基づいて、ファンの回転数を制御するファン制御手段であることを特徴とする請求項記載の冷却装置。
  3. 前記制御装置が、温度検知手段の検知量に基づいて、ポンプ出力を制御するポンプ制御手段であることを特徴とする請求項記載の冷却装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1に記載の冷却装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 温度検知手段の検知量が所定の値よりも大きい場合に、画像形成装置のコントローラによって、単位時間当たりの通紙枚数を通常よりも少なくすることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  6. 前記温度検知手段の検知量が所定の値よりも大きい場合に、画像形成装置のコントローラによって、連続通紙時間を通常よりも短くすることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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