JP2008197461A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】断熱装置の受熱板21に可動板25を回動可能に設ける。可動板25は、中間転写ユニットのケーシング2aに当接する第1位置と、定着装置7に当接する第2位置とに移動可能である。可動板25を定着装置7に当接させると、定着装置7からの熱が可動板25を介して受熱板21に効率良く伝えられ、ヒートパイプ22を介して放熱部(図示せず)で放熱される。ジャム発生時に可動板25を第2位置とすることで、定着装置7をすばやく冷却して危険を防止する。
【選択図】図3
Description
また、前記発熱部が定着装置であると好ましい。
また、前記定着装置が機外に引き出し可能に設けられ、該定着装置の引き出し動作時に前記可動部材が定着装置に接触可能に構成されていると好ましい。
また、開放時に少なくとも前記定着装置が露出される外装カバーを有し、該外装カバーの開放を検知可能に設けられ、該外装カバー開放時に前記可動部材が前記定着装置に当接されると好ましい。
また、前記保護対象が現像装置であると好ましい。
また、前記保護対象が書込み装置であると好ましい。
また、前記熱排出手段が放熱部と、前記受熱部で受熱した熱を前記放熱部に移送する熱移送手段とからなると好ましい。
また、前記熱遮蔽部材が吸熱鋼板であると好ましい。
また、前記保護対象と前記受熱部の間に熱遮蔽部材を配置すると好ましい。
また、前記熱遮蔽部材が断熱鋼板であると好ましい。
請求項3の構成により、発熱部としての定着装置をすばやく冷却することができるので、ジャム処理やメンテナンスに際しての危険を防ぎ、安全性に優れた画像形成装置を提供できる。
請求項8の構成により、現像装置を効率良く冷却することが可能となり、熱の影響によるトナー固化等の不具合を有効に防止することができる。
請求項10の構成により、中間転写装置を効率良く冷却することが可能となり、ベルトの延びやローラ部材の変形等を防ぎ、熱の影響による画質低下を防止することができる。
請求項12の構成により、発熱部と受熱部の間に熱遮蔽部材を配置したので、発熱部からの熱を一旦熱遮蔽部材で受け、その熱遮蔽部材で遮蔽しきれなかった熱が受熱部に伝わり機外に排出されるため、よりいっそう発熱部の熱を保護対象に伝わりにくくすることができ、狭空間、高発熱にも対応しやすくなる。
請求項14の構成により、保護対象と受熱部の間に熱遮蔽部材を配置したので、受熱部で受熱しきれなかった熱を熱遮蔽部材により遮蔽することができるので、よりいっそう発熱部の熱を保護対象に伝わりにくくすることができ、狭空間、高発熱にも対応しやすくなる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるデジタルカラー複写機の概略を示す断面構成図である。本例のカラー複写機は、タンデム型間接転写方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラー複写装置であり、図に示すように、感光体ドラム18や現像装置19等からなる作像部1と、中間転写ベルト15を配置した中間転写ユニット2と、レジストローラ14等を配置した給紙ユニット3と、二次転写ローラ17,対向ローラ16を有する二次転写ユニット4と、両面ユニット5、搬送ベルト6、定着装置7、反転経路を含む排紙ユニット8、書込ユニット9、読取ユニット10、断熱装置20等から構成されている。なお、図示しない給紙テーブルが上記カラー複写機本体の下部に装着され、用紙(記録媒体)を収納したカセット等が備えられる。
読取ユニット10は従来周知なものと同様の構成であり、コンタクトガラス上に載置された原稿画像を読み取る。その読み取られた画像情報又は本装置をプリンタとして用いる場合は外部から供給された画像情報に基づいて、書込ユニット9が駆動される。
ダクト24は本例では画像形成装置本体の前面から背面に延設され、そのダクト内部に放熱板23が位置するように設けられる。ダクト24の装置前面側端部には空気流入口が設けられ、背面側端部には排気口が有り、その排気口部には図示しない排気ファンが設けられている。
これらの図に示すように、受熱板21には、定着装置7の上部に位置してスリット21aが設けられている。そのスリット21a内に、可動板25が軸26により受熱板21に対して回動可能に支持されている。図2は、可動板25がその上面を中間転写ユニット2のケーシング2a(中間転写ベルト15等を内部に収めた本例では板金製の筐体)の下面に当接させた第1位置に回動した状態を示しており、図3は、可動板25がその下面を定着装置7の上面に当接させた第2位置に回動した状態を示している。
この図に示す断熱装置30は、受熱板31,管路32,ラジエータ33,冷却ファン34,リザーブタンク35及びポンプ36から構成される。本例の断熱装置30は液冷式断熱装置であり、上記した断熱装置20が受熱部から放熱部への熱伝達にヒートパイプを用いたのに対し、本例の断熱装置30では液体を循環させることで受熱部から放熱部へ熱を搬送するものである。
この図に示すように、受熱板31の下面(定着装置7側の面)には管路32が配設されている。なお、管路32は受熱板31の内部に配設しても良い。受熱板31には、前記断熱装置20の受熱板21と同じく、複数の可動板25が軸26に装着されて回動可能に支持されている。軸26はモータ11により回動される。モータ11を所定量だけ回転させることで、前記断熱装置20の場合と同じく、可動板25を中間転写ユニット2のケーシング2aに当接する第1位置と定着装置7に当接する第2位置とに移動させる。なお、可動板25を中間位置に移動させることも可能である。可動板25の制御は前記断熱装置20の場合と同じであり、説明が重複するので省略する。
この図に示すように、受熱板21(31)に支持された複数枚の可動板25は、連結板27に装着されており、複数枚の可動板25が一体に回動するよう構成されている。連結板27の一端側の上面には引っ張りスプリング13が係止され、そのスプリング13の他端は画像形成装置のフレームに係止される。そして、連結板27の反対側にはリンク部材を介してソレノイド12のアームが係止されている。
この図に示すように、モータ11aにより駆動される軸26aには4枚の可動板25が装着されている。また、モータ11bにより駆動される軸26bには3枚の可動板25が装着されている。各セットの可動板25は互い違いとなった入れ子式に配置されている。本構成例では、モータ11aとモータ11bにより、各セットの可動板を個別に制御可能である。通常は図4で説明した構成例と同様に制御すればよいが、例えば緊急時には、各セットの可動板25を、一方のセットは中間転写ユニット2のケーシング2aに当接させ、他方のセットは定着装置7に当接させるといった制御が可能である。本構成例では、緊急時などに発熱部と保護対象部の双方を速やかに冷却することが可能となり、より安全性に優れた画像形成装置を実現できる。なお、可動板25の駆動機構としては、図10の構成例を採用することも可能である。また、1つの駆動源、例えば1つのソレノイドからリンク機構を介して2セットの(2系統の)可動板25を逆方向に、すなわち一方を第1位置に他方を第2位置に移動させる構成も可能である。また、受熱板21(31)からの熱輸送手段として図8,9で説明した液礼式を用いることも可能である。
まず図12に示す第4実施例の断熱装置40は、受熱部(受熱板21及びヒートパイプ22)の下側(発熱部側)に熱遮蔽板41を配置したものである。熱遮蔽板41としては例えば吸熱鋼板を用いることができる。吸熱鋼板とは、例えば鋼板の片面に熱吸収性に優れた有機皮膜を施し、片面の熱吸収性を高めたものである。本第4実施例では、発熱部側に熱遮蔽板41の吸熱面41aを向けて配置している。熱遮蔽板41の吸熱面と反対側は放熱面として機能し、本第4実施例では熱遮蔽板41の放熱面41bを保護対象側に向けている。熱遮蔽板41としては吸熱鋼板に限らず、その他の吸熱部材を使用可能である。
この図に示す画像形成装置100はプリンタとして構成され、装置上面に排紙トレイ113を設けている。排紙トレイ113の下にレーザ書込みユニット109を配置し、その下方に感光体ドラム101を中心とする作像部を設けている。感光体ドラム101の周囲には、電子写真プロセスに必要な帯電器,現像装置,転写装置,クリーニング装置,除電器等の各機器が配置されている。その作像部の図において左方には、定着装置107が配置され、感光体ドラム101と定着装置107間は搬送ベルト118によって連絡されている。装置下部には2段の給紙カセット115が配置され、該カセットから用紙を送り出す給紙ローラ116や用紙搬送路の途中に適宜配置された搬送ローラ117、排紙ローラ119等が設けられる。また、転写部の手前にはレジストローラ114が配置される。
2 中間転写ユニット
7 定着装置
9 書込ユニット
10 読取ユニット
15 中間転写ベルト
18 感光体ドラム(像担持体)
19 現像装置
20,30,40,50,60,70,80 断熱装置
21 受熱板
22 ヒートパイプ
23 放熱板
24 ダクト
25 可動板(可動部材)
26 可動板回動軸
41 熱遮蔽板
Claims (15)
- 装置内に発熱部を有し、該発熱部と保護対象との間に断熱装置を備えた画像形成装置において、
前記断熱装置が受熱部と、該受熱部で受熱した熱を機外に排出する熱排出手段とを有し、
該断熱装置の前記受熱部に可動部材を設け、該可動部材を前記発熱部に対して接離可能に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記可動部材が前記保護対象に対して接離可能に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記発熱部が定着装置であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記定着装置が機外に引き出し可能に設けられ、該定着装置の引き出し動作時に前記可動部材が定着装置に接触可能に構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
- 用紙ジャムの発生を検知可能に設けられ、ジャム発生時に前記可動部材が前記定着装置に当接されることを特徴とする、請求項3又は4に記載の画像形成装置。
- 開放時に少なくとも前記定着装置が露出される外装カバーを有し、該外装カバーの開放を検知可能に設けられ、該外装カバー開放時に前記可動部材が前記定着装置に当接されることを特徴とする、請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記保護対象が像担持体を含む作像部であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記保護対象が現像装置であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記保護対象が書込み装置であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記保護対象が中間転写装置であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記熱排出手段が放熱部と、前記受熱部で受熱した熱を前記放熱部に移送する熱移送手段とからなることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記発熱部と前記受熱部の間に熱遮蔽部材を配置したことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記熱遮蔽部材が吸熱鋼板であることを特徴とする、請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記保護対象と前記受熱部の間に熱遮蔽部材を配置したことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記熱遮蔽部材が断熱鋼板であることを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
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