JP5332180B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、定着装置等に関し、より詳しくは、電子写真方式を利用する複写機やプリンタ等における定着装置等に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、用紙等の記録媒体上に形成したトナー像を記録媒体上に定着し、永久画像にするための定着工程では、熱圧力定着法が一般的である。熱圧力定着方式には、ヒータ内蔵の定着ロールと加圧ロールとで形成したニップ部において、未定着トナー像を加熱・加圧により記録材上に定着させる方式(所謂、ロールニップ方式)と、加圧ロールの代わりに用いるエンドレスベルトの内側から、圧力パッドにより記録材を定着ロールに加圧してニップ部を形成する方式(所謂、ベルトニップ方式)が挙げられる。中でも、ベルトニップ方式は、画像形成装置のカラー化、高速化及び小型化の進展に伴い、熱圧力定着方式として広く使われている。
熱圧力定着方式では、内蔵されたヒータによって定着ロール等の温度が高温になるため、所定の冷却装置が備えられている。例えば、特許文献1には、定着フィルムの走行方向に対して直角方向に2個以上並列された温度検知手段と駆動ロールを含む高温部分を冷却する冷却手段とを有し、駆動ロールを含む高温になりがちな部分の長手方向の温度差を抑制し、定着フィルムの寄り、皺の発生等を防止する定着装置が記載されている。
特開平04−234778号公報
ところで、熱圧力定着方式では、記録材の厚みに応じて、定着温度を変更する必要がある。例えば、厚手の記録材の場合は高温の定着温度が必要とされ、薄手の記録材の場合は、比較的低温の定着温度が選択されている。
このため、厚手の記録材と薄手の記録材とを連続的(交互)に通紙し、これらの記録材上に未定着トナー像の定着を行う場合は、各記録材に応じて、定着条件を高温から低温に変更する必要がある。
しかし、例えば、ベルトニップ方式において、厚手の記録材上に高温条件で未定着トナー像を定着させた後、薄手の記録材に対応するには、加熱ロールが所定温度に低下するまで待機するため、印刷停止時間(ダウンタイム)が発生し、生産性低下の一因となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものである。即ち、本発明の目的は、定着温度が異なる記録材上に未定着トナー像を連続的に定着する場合の印刷停止時間を低減した定着装置等を提供することにある。
そこで本発明においては、加熱ロールに比べ熱容量が小さい無端ベルトを冷却する方式を採用している。かくして本発明によれば、下記請求項に係る定着装置及び画像形成装置が提供される。
請求項1に係る発明は、定着温度が異なる記録材上に未定着トナー像を連続的に定着する場合の印刷停止時間を低減した定着装置であって、回転駆動する回動部材と、前記回動部材に張架される無端ベルトと、前記回動部材と共に前記無端ベルトを張架しつつ回転し当該無端ベルトを加熱する加熱部材と、前記無端ベルトを介して前記回動部材を押圧しつつ回転し当該無端ベルトとの間に記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材と、前記無端ベルトの回動方向において当該無端ベルトの前記加熱部材の下流側且つ前記ニップ部の上流側において、当該無端ベルトを冷却する冷却部材と、を有し、前記冷却部材は、前記ニップ部の入り口近傍の前記無端ベルトの温度に基づき当該冷却部材の冷却性能を制御しつつ当該無端ベルトを冷却することを特徴とする定着装置である。
請求項2に係る発明は、前記冷却部材が、前記無端ベルトに冷却風を送風する送風機であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に係る発明は、前記送風機は、前記冷却風を前記ニップ部から遠ざかる向きで前記無端ベルトの表面に吹き付けるように設置されることを特徴とする請求項2に記載の定着装置である。
請求項4に係る発明は、前記冷却部材が、前記無端ベルトの温度より低温であり、且つ当該無端ベルトに接触する接触体であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置である。
請求項5に係る発明は、前記接触体が、内側に中空部が形成され前記無端ベルトと接触しつつ回転する金属製中空ロールであることを特徴とする請求項4に記載の定着装置である。
請求項6に係る発明は、前記接触体を冷却する冷却装置をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の定着装置である。
請求項7に係る発明は、前記冷却装置は、前記接触体と前記無端ベルトとが離間している状態で当該接触体の冷却部を冷却することを特徴とする請求項6に記載の定着装置である。
請求項8に係る発明は、前記接触体が、複数の放熱フィンと当該放熱フィンに冷却風を送る送風ファンとを備えるヒートシンクであることを特徴とする請求項4に記載の定着装置である。
請求項に係る発明は、トナー像を形成するトナー像形成部と、前記トナー像を記録材上に転写する転写部と、前記記録材上に転写した前記トナー像を当該記録材上に定着する定着部と、を有し、前記定着部は、定着ロール、当該定着ロールに張架された定着ベルト、当該定着ロールと共に当該定着ベルトを張架しつつ回転し当該定着ベルトを加熱する加熱ロール、当該定着ベルトとの間に前記記録材が通過するニップ部を形成する加圧ロールと、前記定着ベルトの回動方向において、当該定着ベルトの前記加熱ロールの下流側且つ前記ニップ部の上流側において当該定着ベルトに冷却風を送風する送風機と、を備え、前記送風機は、前記ニップ部の入り口近傍の前記定着ベルトの温度に基づき当該送風機から送風される風量を調整しつつ当該定着ベルトを冷却することを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、冷却部材を有しない場合と比較して、ニップ部上流側の冷却により無端ベルトの再加熱を防ぎ効率的な冷却効果が得られる。
請求項2に係る発明によれば、簡便な装置による無端ベルトの冷却が可能である。
請求項3に係る発明によれば、ニップ部から遠ざかる向きで冷却風を送風することにより、冷却風により生じる記録紙の姿勢の乱れ、紙シワの発生防止が可能である。
請求項4に係る発明によれば、送風機を用いる場合と比較して、記録紙に冷却風をあてずに定着ベルトを冷却できる。
請求項5に係る発明によれば、金属製中空ロールを使用しない場合と比較して、接触体の冷却効率が良い。
請求項6に係る発明によれば、冷却装置を冷却する装置を有しない場合と比較して、接触体の冷却が容易である。
請求項7に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、接触体の冷却及び無端ベルトの速やかな冷却が容易である。
請求項8に係る発明によれば、冷却装置が自己冷却装置を有しない場合と比較して、定着装置内のスペースの省力化が図れる。
請求項に係る発明によれば、冷却風を送風する送風機を有しない場合と比較して、定着温度が異なる記録材上に未定着トナー像を連続的に定着する場合の印刷停止時間を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について説明する。尚、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。また、使用する図面は、本実施の形態を説明するために使用するものであり、実際の大きさを現すものではない。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。ここでは、一般にタンデム型と呼ぶ中間転写方式の画像形成装置を例に挙げ説明する。図1に示す画像形成装置は、トナー像形成部として、電子写真方式により各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを備える。次に、転写部として、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成する各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)する一次転写部10と、中間転写ベルト15上に転写した重畳トナー画像を記録材(記録用紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写部20を有する。さらに、定着部として、二次転写された画像を用紙P上に定着する定着装置60を備える。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有する。
図1に示すように、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、矢印A方向に回転する感光体ドラム11と、感光体ドラム11を帯電する帯電器12と、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13(図1中、露光ビームを符号Bmで示す)と、各色成分トナーを収容し感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14と、を有する。また、感光体ドラム11上に形成する各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16と、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17と、を有する。本実施の形態では、これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に略直線状に配置する。
中間転写ベルト15は、各種ロールにより、図1に示す矢印B方向に所定の速度で循環駆動(回動)する。各種ロールとして、中間転写ベルト15を回動する駆動ロール31と、中間転写ベルト15を支持する支持ロール32と、中間転写ベルト15に一定の張力を与え蛇行を防止するテンションロール33と、二次転写部20に設けるバックアップロール25と、中間転写ベルト15上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けるクリーニングバックアップロール34と、を有している。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟み感光体ドラム11に対向する一次転写ロール16を有する。一次転写ロール16にトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)を印加し、各感光体ドラム11上のトナー像を中間転写ベルト15に順次、静電吸引し、中間転写ベルト15上において重畳されたトナー像を形成する。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置する二次転写ロール22と、バックアップロール25と、を有する。バックアップロール25を中間転写ベルト15の裏面側に配置して二次転写ロール22の対向電極とし、二次転写バイアスが安定的に印加される金属製の給電ロール26を接触配置する。
二次転写ロール22は、中間転写ベルト15を挟みバックアップロール25に圧接配置し、さらに二次転写ロール22を接地してバックアップロール25との間に二次転写バイアスを形成し、二次転写部20に搬送される用紙P上にトナー像を二次転写する。
中間転写ベルト15の二次転写部20の下流側に、二次転写後の中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去する中間転写ベルトクリーナ35を接離自在に設ける。イエローの画像形成ユニット1Yの上流側に、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける画像形成タイミングをとるための基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)42を配設する。また、黒の画像形成ユニット1Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43を配設する。基準センサ42は、中間転写ベルト15の裏側に設けた所定のマークを認識して基準信号を発生し、この基準信号の認識に基づく制御部40からの指示により、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは画像形成を開始する。
本実施の形態では、用紙搬送系として、用紙Pを収容する用紙トレイ50と、用紙トレイ50中の用紙Pを取り出して搬送するピックアップロール51と、用紙Pを搬送する搬送ロール52と、用紙Pを二次転写部20へと送る搬送シュート53と、二次転写ロール22により二次転写された用紙Pを定着装置60へと搬送する搬送ベルト55と、用紙Pを定着装置60に導く定着入口ガイド56と、を有する。
次に、画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。
図1に示すような画像形成装置では、画像読取装置(IIT)(図示せず)やパーソナルコンピュータ(PC)(図示せず)等から出力される画像データに、画像処理装置(IPS)(図示せず)により所定の画像処理を施した後、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kによって作像作業を実行する。IPSでは、入力された反射率データに、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理を施す。画像処理を施した画像データを、Y、M、C、Kの4色の色材階調データに変換し、レーザ露光器13に出力する。
レーザ露光器13は、入力される色材階調データに応じ、例えば、半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各々の感光体ドラム11に照射する。画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各感光体ドラム11の表面を帯電器12によって帯電した後、レーザ露光器13によって表面を走査露光し、静電潜像を形成する。形成した静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kによって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像する。
次に、感光体ドラム11上に形成するトナー像を、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが当接する一次転写部10において中間転写ベルト15上に転写する。具体的には、一次転写部10において、一次転写ロール16により、中間転写ベルト15の基材に対し、トナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)を付加し、トナー像を中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせて一次転写を行う。
トナー像を中間転写ベルト15の表面に順次一次転写した後、中間転写ベルト15が移動してトナー像を二次転写部20に搬送する。用紙搬送系は、トナー像を二次転写部20に搬送するタイミングに合わせてピックアップロール51を回転し、用紙トレイ50から所定サイズの用紙Pを供給する。ピックアップロール51により供給した用紙Pは、搬送ロール52により搬送され、搬送シュート53を経て二次転写部20に到達する。この二次転写部20に到達する前に、用紙Pを一旦停止し、トナー像を保持した中間転写ベルト15の移動タイミングに合わせてレジストロール(図示せず)を回転し、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせを行う。
二次転写部20では、中間転写ベルト15を介し、二次転写ロール22をバックアップロール25に押圧する。このとき、用紙Pは、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれる。その際に、給電ロール26からトナーの帯電極性(マイナス極性)と同極性の電圧(二次転写バイアス)を印加し、二次転写ロール22とバックアップロール25との間に転写電界を形成する。そして、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像を、二次転写ロール22とバックアップロール25とによって二次転写部20において押圧し、用紙P上に一括して静電転写する。
その後、トナー像を静電転写した用紙Pを、二次転写ロール22によって中間転写ベルト15から剥離してそのまま搬送し、二次転写ロール22の用紙搬送方向下流側に設ける搬送ベルト55へと搬送する。搬送ベルト55は、用紙Pを定着装置60まで搬送する。定着装置60は、用紙P上の未定着トナー像を熱および圧力で処理し用紙P上に定着する。定着画像を形成した用紙Pは、画像形成装置の排出部に設けた排紙載置部に搬送する。
一方、用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト15上に残った残留トナーを、中間転写ベルト15の回動に伴ってクリーニング部まで搬送し、クリーニングバックアップロール34および中間転写ベルトクリーナ35によって中間転写ベルト15上から除去する。
次に、定着装置60について説明する。
図2は、第1の実施形態である定着装置60の概略構成を示す断面図である。この定着装置60は、定着ベルトモジュール61を主要部として備え、定着ベルトモジュール61に対して圧接して配置され、記録材が通過するニップ部Nを形成する加圧部材の一例としてのロール状に形成された加圧ロール62を主要部として備えている。
また、ニップ部Nの上流側において、後述する無端ベルトの一例としての定着ベルト610を冷却する冷却部材としての送風機65Aを有している。
定着ベルトモジュール61は、無端ベルトの一例としての定着ベルト610と、定着ベルト610を張架しながら回転駆動し円筒状に形成された回動部材としての定着ロール611と、内側から定着ベルト610を張架するテンションロール(ステアリングロール)612とを備えている。また定着ベルトモジュール61は、外側から定着ベルト610を張架しつつ回転し定着ベルト610を加熱する加熱部材としての加熱ロール613と、定着ロール611とテンションロール612との間で定着ベルト610の姿勢を矯正する姿勢矯正ロール614と、を備えている。
さらに、定着ベルトモジュール61は、定着ベルトモジュール61と加圧ロール62とが圧接する領域であるニップ部N内の下流側領域であって定着ロール611の近傍位置に配置された剥離パッド64を備えている。
また定着ベルトモジュール61は、ニップ部Nの下流側において定着ベルト610を張架するアイドラーロール615を備えている。
定着ベルト610は、フレキシブルなエンドレスベルトである。そして、ポリイミド等からなる厚さ80μm程度のベース層と、ベース層の表面側(外周面側)に積層された厚さ50μm程度のシリコーンゴム等からなる弾性体層と、さらに弾性体層上に被覆された30μm程度のフッ素樹脂(例えば、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等)からなる離型層とで構成されている。定着ベルト610は、定着ロール611の回転に伴い、矢印D方向に移動(回動)する。
定着ロール611は、所定の駆動手段(図示せず)からの駆動力を受けて、矢印C方向に回転する。また、定着ロール611の内部には、加熱源としてヒーター616aが配設されている。
また、テンションロール612は、円筒状ロールであり、その内部には加熱源としてヒーター616bが配設されている。テンションロール612は、定着ベルト610を張架する機能とともに、定着ベルト610を内周面側から加熱する機能をも併せ持つ。また、テンションロール612の両端部には定着ベルト610を外側に押圧するバネ部材(図示せず)が配設され、定着ベルト610全体に張力を与えている。
加熱ロール613は、円筒状ロールであり、その内部には加熱源としてのヒーター616cが配設されている。このため、加熱ロール613は、定着ベルト610を張架する機能とともに、定着ベルト610を外周面側から加熱する機能を有する。本実施の形態では、加熱ロール613、テンションロール612及び定着ロール611によって定着ベルト610が加熱される構成を採用している。
また、加圧ロール62は、円柱状ロール621を基体としている。そして、基体側から、弾性層622と、離型層623とが順に積層されてソフトロールを構成している。また、加圧ロール62は、定着ベルトモジュール61に押圧されるように設置されている。定着ベルトモジュール61の定着ロール611が矢印C方向へ回転するのに伴い、定着ロール611に従動して矢印E方向に回動する。また、加圧ロール62はその内部に加熱源としてのヒーター624を備えており、このヒーター624により加圧ロール62は所定の温度に加熱されている。
剥離パッド64は、円筒状に形成された定着ロール611の外周面と略同一の曲率を有しながら、定着ロール611の近傍に配置されている。本実施形態における剥離パッド64は、例えばSUSの金属や樹脂等の剛体で形成された断面が略円弧形状のブロック部材である。また剥離パッド64は、定着ベルト610を介して加圧ロール62を所定の幅領域(例えば、定着ベルト610の進行方向に沿って2mm〜10mmの幅)に亘って所定の荷重(例えば、10kgf)で均一に押圧するように設置されている。
次に、冷却部材の一例としての送風機65Aについて説明する。
本実施の形態が適用される定着装置60には、定着ベルト610の回動方向において、定着ベルト610の加熱ロール613の下流側且つニップ部Nの上流側に冷却風(Air)を送風する送風機65Aを有している。
冷却風(Air)は、例えば、厚手の記録材と薄手の記録材とを連続的(交互)に通紙し、これらの記録材上に未定着トナー像の定着を行う場合、厚手の記録材上に高温条件で未定着トナー像を定着させた後、薄手の記録材に対応する際に、定着ベルト610に冷却風(Air)を送風し、これにより定着ベルト610の表面温度を低下させる。
定着ベルト610は定着ロール611等よりも熱容量が小さいため、冷却風(Air)を送風することにより速やかに温度を下げることができる。この結果、従来、加熱ロール613が所定温度に低下するまで待機する必要があった印刷停止時間(ダウンタイム)を大幅に低減される。
送風機65Aとしては、定着ベルト610に冷却風(Air)を送風することができるものであれば特に限定されない。本実施の形態では、送風機65Aとして横流送風機(クロスフローファン)を用いている。ここで、横流送風機(クロスフローファン)は、例えば、空気調和装置等に広く採用されているものが挙げられる。このような横流送風機は、通常、両端を円板状の端板で保持された断面が円弧状の複数のブレードから構成されたファン体を有し、このファン体が軸方向に複数個連結している。そして、回転駆動するクロスフローファンの軸方向から導入した風流をブレードによって前方へ流れる平面的な広がりをもつ一方向流に変換するものである。
本実施の形態では、送風機65Aは、送風機65Aの吹き出しから吹き出される冷却風(Air)をニップ部Nから遠ざかる向きで定着ベルト610の表面に吹き付けるように設置されている。このとき、定着ベルト610は、定着ロール611の回転に伴い、矢印D方向に移動(回動)しながら、定着ロール611、加熱ロール613及びテンションロール612により加熱され、ニップ部Nの上流側において、送風機65Aから吹き付けられる冷却風(Air)により冷却される。
冷却風(Air)をニップ部Nから遠ざかる向き、即ち、定着ベルト610の回転の向きDと逆の向きで定着ベルト610の表面に吹き付けることにより、記録材である用紙Pに冷却風(Air)を吹き付けることが無い。このため、冷却風(Air)によって用紙Pの姿勢が乱れ、紙しわ等が発生することを防止できる。
また、加熱ロール613等を通過した後、ニップ部Nに到達する直前のニップ部Nの上流側において定着ベルト610を冷却することにより、定着ベルト610の冷却された部分がニップ部Nに到達する前に再加熱されることが防止される。
本実施の形態では、冷却装置である送風機65Aは、ニップ部Nの入り口近傍の定着ベルト610の温度に基づき、定着ベルト610のニップ部Nの上流側を冷却する。ここで、ニップ部Nの入り口近傍の定着ベルト610の温度は、図2に示すように、定着ベルト温度測定位置Tにおいて、例えば、非接触型温度計(例えば、赤外線放射温度計等)によって測定される。
即ち、本実施の形態において、加熱ロール613の下流側且つニップ部Nの上流側(冷却領域)で定着ベルト610を冷却することにより、定着ベルト610の冷却効果が定着性能に直接反映され、効率的に印刷停止時間(ダウンタイム)が低減される。その反面、定着ベルト610を過度に冷却すると、定着不良(コールドオフセット/ホットオフセットなど)が発生する傾向があり、定着ベルト610の温度変化を精度良く制御する必要がある。
このため、定着ベルト610の冷却領域とニップ部Nの入り口近傍との間における定着ベルト温度測定位置Tのベルト温度に基づいて冷却性能を制御することにより、定着不良の発生が防止される。ここで、送風機65Aの冷却性能は、送風機65Aから送風される冷却風(Air)の風量(風量=0を含む)で調整される。
次に、定着装置の第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態である定着装置60Bの概略構成を示す断面図である。既に図2において示した第1の実施形態と同様な構成については同じ符号を用い、その説明は省略する。図3に示すように、第2の実施形態である定着装置60Bは、第1の実施形態と同様に、定着ベルトモジュール61と、記録材が通過するニップ部Nを形成する加圧ロール62を主要部として備える。そして、定着ベルト610の回動方向で、加熱ロール613の下流側且つニップ部Nの上流側において、定着ベルト610を冷却する冷却部材としての接触体である金属製中空ロール65Bを有している。
金属製中空ロール65Bは、内側に形成された中空部65Bと、外側を構成する定着ベルト610の温度より低温である金属外周部65Bとからなる。金属製中空ロール65Bは、定着ベルト610の回転に伴い、矢印F方向に回動しながら定着ベルト610に接触することにより定着ベルト610を冷却する冷却部材として作用する。
金属製中空ロール65Bを構成する金属は特に限定されず、例えば、銅、アルミニウム、真鍮等が挙げられる。本実施の形態では、アルミニウムを使用している。
図3に示すように、本実施の形態では、定着ベルト610と接触する金属製中空ロール65Bは、冷却風(Air)を送風する他の冷却装置(図示せず)によって冷却されている。ここで、他の冷却装置から送風される冷却風(Air)を金属製中空ロール65Bの表面に吹き付けることにより、または、金属製中空ロール65Bの内部に形成された中空部65Bに送風することにより、金属製中空ロール65Bの温度を、定着ベルト610の温度より低温になるように冷却する。
この場合、金属製中空ロール65Bと定着ベルト610とが離間している状態で金属製中空ロール65Bを冷却することが好ましい。これにより、定着装置60B内部の雰囲気温度の影響で高温となった金属製中空ロール65Bの温度を効率良く低下させ、定着ベルト610と接触させた際に、速やかに定着ベルト610の熱を奪うことができる。
次に、定着装置の第3の実施形態について説明する。
図4は、第3の実施形態である定着装置60Cの概略構成を示す断面図である。既に図2において示した第1の実施形態と同様な構成については同じ符号を用い、その説明は省略する。図4に示すように、第3の実施形態である定着装置60Cは、第1の実施形態と同様に、定着ベルトモジュール61と、記録材が通過するニップ部Nを形成する加圧ロール62を主要部として備える。そして、定着ベルト610の回動方向で、加熱ロール613の下流側且つニップ部Nの上流側において、定着ベルト610を冷却する冷却部材としての接触体であるヒートシンク65Cを有している。
ここでヒートシンク65Cは、一般に、LSIパッケージや、電子機器から発生した熱を外部へ放熱するための放熱器として知られているものが挙げられ、空気による熱伝導により熱を空気中へ拡散させるものである。ヒートシンク65Cとしては、複数の放熱フィン(ひれ)を付けて表面積を大きくした金属ブロックが好ましい。
ヒートシンク65Cを構成する材料としては、一般に、アルミニウム、銅が挙げられる。また、アルミニウムを使用する場合は、陽極酸化皮膜処理を施した後、黒色に着色された黒色アルマイト処理が行われることが好ましい。
さらに、ヒートシンク65Cは、複数の放熱フィンに冷却風(Air)を送る送風ファン(図示せず)を備えるものであることが好ましい。送風ファンを設けることにより、定着ベルト610との接触により温度が上昇した放熱フィンを強制的に空冷することができる。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明をより具体的に説明する。尚、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1及び実施例2、比較例1)
前述したように、図2に示す定着装置60において、定着ベルト610の軸方向の幅全域を冷却可能な送風機65A(オリエンタルモータ株式会社製:クロスフローファンMFD930B−24)を設置した。
次に、表1に示す2種類のプロセススピード(264mm/sec,440mm/sec)で定着装置60を運転し、表1に示す条件で送風機65Aの電圧を設定し、定着ベルト610を冷却した。このとき、定着ベルト610を高温定着条件である190℃にした後、低温定着条件である160℃に冷却するのに要した時間を表1に示す。尚、比較のため、送風機65Aによる冷却を行わない場合についても冷却に要した時間を測定した。
また、定着ベルト610の温度は、図2に示すように、定着ベルト温度側位置Tにおいて、非接触型温度計(赤外線放射温度計)にて計測を行った。
また、定着装置60を構成する各部分の条件は以下の通りである。
(1)定着ベルト610温度:150℃(OKトップコート84.9gsm),170℃(OKトップコート127.9gsm)
(2)プロセススピード:264mm/sec,440mm/sec
(3)定着ベルト610仕様:直径φ168mm,PFA(厚さ30μm)/シリコーンゴム(厚さ160μm)/ポリイミド(厚さ90μm)
(4)定着ロール611仕様:直径φ100mm,アルミニウム/PFA表面層(厚さ300μm)
(5)加圧ロール62仕様:直径φ65mm,シリコーンゴム中間層(厚さ10mm)/(6)PFA表面層(厚さ100μm)
(7)ニップ部N荷重:150kgf
Figure 0005332180
表1に示す結果より、定着ベルト610をクロスフローファン(送風機65A)によって冷却することにより(実施例1,2)、定着ベルト610を高温定着条件である190℃にした後、低温定着条件である160℃に冷却するのに要した時間が大幅に短縮されることが分かる。
このことから、熱容量が定着ロール611等より小さい定着ベルト610を、定着に直接影響するニップ部Nの上流側、且つニップ部Nの入口近傍で冷却することにより、定着温度を速やかに低下させることが可能となる。そして、定着温度が異なる用紙を連続(交互)に定着する場合の印刷停止時間(ダウンタイム)を最小化することができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。 第1の実施形態である定着装置の概略構成を示す断面図である。 第2の実施形態である定着装置の概略構成を示す断面図である。 第3の実施形態である定着装置の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1K…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…レーザ露光器、14…現像器、15…中間転写ベルト、16…一次転写ロール、17…ドラムクリーナ、20…二次転写部、60,60B,60C…定着装置、61…定着ベルトモジュール、62…加圧ロール、65A…送風機、65B…金属製中空ロール、65C…ヒートシンク、610…定着ベルト、613…加熱ロール、T…定着ベルト温度測定位置

Claims (9)

  1. 定着温度が異なる記録材上に未定着トナー像を連続的に定着する場合の印刷停止時間を低減した定着装置であって、
    回転駆動する回動部材と、
    前記回動部材に張架される無端ベルトと、
    前記回動部材と共に前記無端ベルトを張架しつつ回転し当該無端ベルトを加熱する加熱部材と、
    前記無端ベルトを介して前記回動部材を押圧しつつ回転し当該無端ベルトとの間に記録材が通過するニップ部を形成する加圧部材と、
    前記無端ベルトの回動方向において当該無端ベルトの前記加熱部材の下流側且つ前記ニップ部の上流側において、当該無端ベルトを冷却する冷却部材と、を有し、
    前記冷却部材は、前記ニップ部の入り口近傍の前記無端ベルトの温度に基づき当該冷却部材の冷却性能を制御しつつ当該無端ベルトを冷却する
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記冷却部材が、前記無端ベルトに冷却風を送風する送風機であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記送風機は、前記冷却風を前記ニップ部から遠ざかる向きで前記無端ベルトの表面に吹き付けるように設置されることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記冷却部材が、前記無端ベルトの温度より低温であり、且つ当該無端ベルトに接触する接触体であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記接触体が、内側に中空部が形成され前記無端ベルトと接触しつつ回転する金属製中空ロールであることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記接触体を冷却する冷却装置をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  7. 前記冷却装置は、前記接触体と前記無端ベルトとが離間している状態で当該接触体の冷却部を冷却することを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記接触体が、複数の放熱フィンと当該放熱フィンに冷却風を送る送風ファンとを備えるヒートシンクであることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  9. トナー像を形成するトナー像形成部と、
    前記トナー像を記録材上に転写する転写部と、
    前記記録材上に転写した前記トナー像を当該記録材上に定着する定着部と、を有し、
    前記定着部は、
    定着ロール、当該定着ロールに張架された定着ベルト、当該定着ロールと共に当該定着ベルトを張架しつつ回転し当該定着ベルトを加熱する加熱ロール、当該定着ベルトとの間に前記記録材が通過するニップ部を形成する加圧ロールと、
    前記定着ベルトの回動方向において、当該定着ベルトの前記加熱ロールの下流側且つ前記ニップ部の上流側において当該定着ベルトに冷却風を送風する送風機と、を備え
    前記送風機は、前記ニップ部の入り口近傍の前記定着ベルトの温度に基づき当該送風機から送風される風量を調整しつつ当該定着ベルトを冷却する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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