JP2003295658A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003295658A
JP2003295658A JP2002103566A JP2002103566A JP2003295658A JP 2003295658 A JP2003295658 A JP 2003295658A JP 2002103566 A JP2002103566 A JP 2002103566A JP 2002103566 A JP2002103566 A JP 2002103566A JP 2003295658 A JP2003295658 A JP 2003295658A
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image forming
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roller
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JP2002103566A
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English (en)
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Hidetoshi Katayanagi
秀敏 片柳
Hajime Tanaka
一 田中
Toshiki Hayamizu
俊樹 速水
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱伝導性が悪い弾性層を有する定着部材とし
てソフトな加熱ローラ又はソフトな加熱ベルトを使用し
た場合にも、転写材端部の温度を低く抑え波打ちを低減
させ、化粧断裁時のノビの切り落としに対して転写材の
揃えと切断処理を円滑で正確にさせる。 【解決手段】 基材上に耐熱弾性層を設けた加熱部材を
有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送することによ
り転写材上にトナー像を加熱定着する定着装置を装着し
た画像形成装置において、上記加熱部材の転写材の幅方
向端部が接触する表面付近に接触する冷却ローラを設け
たことを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナー画像の転写材
への定着中に転写材の幅方向(ここで幅方向とは転写材
の搬送方向に対して直角な方向のことを言うし、また、
幅とは転写材に対して直角な長さのことをいう)の端部
に起こる波打ち現象を防止してノビ部の集積断裁を正し
く容易に行えるようにした電子写真方式の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱定着工程を経た転写材の端部波打ちを
低減する手段としては、特開平8−202193号のよ
うに転写材端部の温度が下がるように設定されたものが
ある。このようなことを実行することにより波打ちが低
減され紙端部のカットが行い易くなることが知られてい
る。しかしながら、特開平8−202193号に記載さ
れているような手段は例えば熱伝導性の良い芯金材質で
形成され、表面に離型層として薄い弗素樹脂層が形成さ
れた薄肉のハードな加熱ローラを使用する場合は有効で
あるが、カラー電子写真装置で使用されるような熱伝導
性の悪い弾性層を有するソフトな加熱ローラを使用する
場合は、ハロゲンランプの配熱分布が加熱ローラ表面の
温度分布に反映されにくく、熱定着工程を経た転写材の
端部の波打ちを低減する効果を得ることが難しい状況で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱伝導性が
悪い弾性層を有する定着部材としてソフトな加熱ローラ
又はソフトな加熱ベルトを使用した場合にも、転写材端
部の温度を低く抑え波打ちを低減させ、ノビ部の集積断
裁を正しく容易に行えるようにすることを課題目的にす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
(1)〜(16)項の何れかによって達成される。
【0005】(1) 基材上に耐熱弾性層を設けた加熱
部材を有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送するこ
とにより転写材上にトナー像を加熱定着する定着装置を
装着した画像形成装置において、上記加熱部材の転写材
の幅方向端部が接触する表面付近に接触する冷却ローラ
を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0006】(2) 前記加圧部材が基材上に耐熱弾性
層を設けたものであり、前記加圧部材の転写材の幅方向
端部が接触する表面付近に接触する冷却ローラを設けた
ことを特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
【0007】(3) 前記冷却ローラは前記加熱部材又
は前記加圧部材に対して接離可能であることを特徴とす
る(1)又は(2)項に記載の画像形成装置。
【0008】(4) 前記冷却ローラは複数の転写材幅
に対応できるように複数の転写材幅方向端部領域に対応
する位置に複数設けられ、その内一種類の転写材幅方向
端部領域に対応する冷却ローラのみを画像形成時に選択
された転写材の幅と関連させて当接させることを特徴と
する(1)〜(3)項の何れか1項に記載の画像形成装
置。
【0009】(5) 前記冷却ローラは金属表面に弗素
樹脂層を設けたものであることを特徴とする(1)〜
(4)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0010】(6) 前記冷却ローラは該冷却ローラ軸
方向に伸びるヒートパイプを金属芯金内に備え、冷却ロ
ーラの端部を冷却する手段を備えることを特徴とする
(5)項に記載の画像形成装置。
【0011】(7) 基材上に耐熱弾性層を設けた加熱
部材を有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送するこ
とにより転写材上にトナーを加熱定着する定着装置を装
着した画像形成装置において、上記加熱部材の表面に接
触する外部加熱ローラを設け、該外部加熱ローラの加熱
源の転写材幅方向の有効発熱長は転写材の幅より小さく
したことを特徴とする画像形成装置。
【0012】(8) 前記加圧部材が基材上に耐熱弾性
層を設けたものであり、前記加圧部材の表面に接触する
外部加熱ローラを設け、該外部加熱ローラの加熱源の転
写材幅方向の有効発熱長は転写材の幅より小さくしたこ
とを特徴とする(7)項に記載の画像形成装置。
【0013】(9) 前記外部加熱ローラは円筒状芯金
表面に弗素樹脂層を設けたものであり、該円筒状芯金の
内側に前記加熱源としてハロゲンランプを設け、ハロゲ
ンランプの有効発熱長を転写材の幅より小さくしたこと
を特徴とする(7)又は(8)項に記載の画像形成装
置。
【0014】(10) 前記外部加熱ローラは前記加熱
部材又は前記加圧部材に対して接離可能であることを特
徴とする(7)〜(9)項の何れか1項に記載の画像形
成装置。
【0015】(11) 前記ハロゲンランプは複数の転
写材幅に対応できるようにした異なる有効発熱長を有す
る複数のハロゲンランプであり、その内画像形成時に選
択された転写材の幅に対応して選択された1個のハロゲ
ンランプのみを点灯制御させることを特徴とする(9)
又は(10)項に記載の画像形成装置。
【0016】(12) 前記転写材は少なくともA3ノ
ビを含むことを特徴とする(1)〜(11)項の何れか
1項に記載の画像形成装置。
【0017】(13) 基材上に耐熱弾性層を設けた加
熱部材を有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送する
ことにより転写材上にトナーを加熱定着する定着装置を
装着した画像形成装置において、上記加熱部材の表面に
接触する外部加熱ローラを設け、該外部加熱ローラは、
上記加熱部材のほぼA3判の幅が接触する表面の部分の
みに全面接触することを特徴とする画像形成装置。
【0018】(14) 前記加圧部材が基材上に耐熱弾
性層を設けたものであり、前記加圧部材の表面に接触す
る外部加熱ローラを設け該外部加熱ローラ、前記加圧部
材のほぼA3判の幅が接触する表面の部分のみに全面接
触することを特徴とする(13)項に記載の画像形成装
置。
【0019】(15) 前記外部加熱ローラは円筒状芯
金表面に弗素樹脂層を設けたものであり、該円筒状芯金
の内側に加熱源としてハロゲンランプを設けたことを特
徴とする(13)又は(14)項に記載の画像形成装
置。
【0020】(16) 前記外部加熱ローラは前記加熱
部材に対して接離可能であることを特徴とする(13)
〜(15)項の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0021】(1)、(7)、(13)項に記載のある
ように転写材幅方向端部相当位置に冷却ローラを設ける
か、有効発熱長が転写材幅より短い加熱源を内臓する外
部加熱ハードローラを設けるか、ほぼ加熱ローラの転写
材幅が接触する領域のみ接触する外部加熱ローラを設け
ることにより、加熱ローラの半径方向の熱伝導が悪くて
も、外部冷却と外部加熱の手段によってソフトな加熱ロ
ーラ表面の温度分布も望ましく制御出来るようになり、
転写材端部の温度を低く抑えて波打ちを低減出来るよう
になった。そして(2)、(8)、(14)項のように
することにより、加圧部材の表面温度分布も望ましく制
御できるようになり、より波打ちも低減できるようにな
った。また請求項(3)、(10)、(16)項のよう
にすることにより加熱部材としての加熱ローラが静止時
の局所的な温度上昇を防ぎ、さらに(4)、(11)項
のようにすることにより、複数幅の転写材にも対応可能
となる。さらに、(5)、(9)項のようにすることに
より、冷却ローラや外部加熱ローラの表面が汚れる不具
合が発生しなくなる。また(6)項のようにすることに
より、より確実な冷却ができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0023】図1は、本発明の画像形成装置の実施の形
態を示す断面構成図である。このカラー画像形成装置
は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもの
で、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10
Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7と、給紙搬送
手段21及び定着装置24とから成る。画像形成装置の
本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置さ
れている。
【0024】イエロー色の画像を形成する画像形成部1
0Yは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1Y
の周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像
手段4Y、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、
クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形
成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としてのド
ラム状の感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現
像手段4M、一次転写手段としての一次転写ローラ5
M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を
形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としての
ドラム状の感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、
現像手段4C、一次転写手段としての一次転写ローラ5
C、クリーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成す
る画像形成部10Kは、第1の像担持体としてのドラム
状の感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像手
段4K、一次転写手段としての一次転写ローラ5K、ク
リーニング手段6Kを有する。
【0025】無端ベルト状中間転写体ユニット7は、複
数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導
電性エンドレスベルト状の第2の像担持体としての無端
ベルト状中間転写体70を有する。
【0026】画像形成部10Y,10M,10C,10
Kより形成された各色の画像は、一次転写ローラ5Y,
5M,5C,5Kにより、回動する無端ベルト状中間転
写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が
形成される。給紙カセット20内に収容された記録媒体
としての転写材Pは、給紙手段21により給紙され、複
数の中間ローラ22A,22B,22C,22D、レジ
ストローラ23を経て、二次転写手段5Aに搬送され、
転写材P上にカラー画像が一括転写される。カラー画像
が転写された転写材Pは、定着装置24により定着処理
され、場合によってはその下流側に設置したカール矯正
手段80を通って排紙ローラ25に挟持されて機外の排
紙トレイ26上に載置される。
【0027】以上は転写材Pの片側への画像形成を行う
状態を説明したものであるが、両面複写の場合は排紙切
換部材170が切り替わり、用紙案内部177が開放さ
れ、転写材Pは破線矢印の方向に搬送される。
【0028】更に、搬送機構178により転写材Pは下
方に搬送され、用紙反転部179によりスイッチバック
させられ、転写材Pの後端部は先端部となって両面複写
用給紙ユニット130内に搬送される。
【0029】転写材Pは両面複写用給紙ユニット130
に設けられた搬送ガイド131を給紙方向に移動し、給
紙ローラ132で転写材Pを再給紙し、転写材Pを搬送
路22に案内する。
【0030】このように再び、上述したように二次転写
の位置に転写材Pを搬送し、転写材Pの裏面にトナー画
像を転写し、定着装置24で定着した後、排紙トレイ2
6に排紙する。
【0031】また、二次転写手段5Aにより転写材Pに
カラー画像を転写した後、転写材Pを曲率分離した無端
ベルト状中間転写体70は、クリーニング手段6Aによ
り残留トナーが除去される。二次転写手段5Aより定着
側に針状の除電電極を設け(図示せず)除電のための電
圧を印加する場合もある。
【0032】画像形成処理中、一次転写ローラ5Kは常
時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写ローラ5
Y,5M,5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対
応する感光体1Y,1M,1Cに圧接する。
【0033】二次転写手段5Aは、ここを転写材Pが通
過して二次転写が行われる時にのみ、無端ベルト状中間
転写体70に圧接する。
【0034】また、装置本体Aから筐体8を支持レール
82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。
【0035】筐体8は、画像形成部10Y,10M,1
0C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7と
から成る。
【0036】画像形成部10Y,10M,10C,10
Kは、垂直方向に縦列配置されている。感光体1Y,1
M,1C,1Kの図示左側方には無端ベルト状中間転写
体ユニット7が配置されている。無端ベルト状中間転写
体ユニット7は、ローラ71,72,73,74を巻回
して回動可能な無端ベルト状中間転写体70、一次転写
ローラ5Y,5M,5C,5K、及びクリーニング手段
6Aとから成る。
【0037】筐体8の引き出し操作により、画像形成部
10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間
転写体ユニット7とは、一体となって、本体Aから引き
出される。
【0038】筐体8の図示左側の支持レール82Lは、
無端ベルト状中間転写体70の左方で、定着装置24の
上方空間部に配置されている。筐体8の図示右側の支持
レール82Rは、最下部の現像手段4Kの下方付近に配
置されている。支持レール82Rは、現像手段4Y,4
M,4C,4Kを筐体8に着脱する動作に支障を来さな
い位置に配置されている。
【0039】本発明の画像形成装置に組み込まれる定着
装置24は、図2の正面断面図及び図3の側断面図に示
すように、基材として芯金241上に耐熱弾性層243
を設け、芯金241の内部に加熱源242を設けた加熱
部材としての加熱ローラ240を有し、該加熱ローラ2
40と加圧部材としての加圧ローラ250との間に転写
材Pを挟持搬送することにより転写材P上にトナー像を
加熱定着するものであり、上記加熱部材としての加熱ロ
ーラ240の表面で転写材Pの幅方向端部近傍に接触す
る冷却ローラ290を設けたことを特徴としている。
【0040】この冷却ローラ290は前記加熱部材とし
ての加熱ローラ240に対して必要時にのみ接触するよ
うに接離可能にしてある。
【0041】図4の正面断面図及び図5の側断面図に示
すように、前記冷却ローラ290は複数の冷却ローラ2
90A,290B,290Cとして転写材Pの各幅に対
応できるように転写材端部領域に対応する加熱部材とし
ての加熱ローラ240の所定位置に設けられ、その内一
対の2個の冷却ローラ(図4では290B)のみを選択
された転写材Pのサイズ(幅)と関連させて当接させて
いる。但しA3ノビ紙のみの端部の波打ちを抑制するよ
うに対応させたものにおいては冷却ローラ290は1個
だけで良い(図3)。
【0042】この場合は冷却ローラを複数設けた場合と
異なり、冷却ローラと加熱ローラの離間が出来るように
しなくても良いが、冷却ローラが加熱ローラに常時接触
することにより不必要な電力消費をしないよう、例えば
コピー動作時以外は自動的に離間させる機構がある方が
望ましい。
【0043】冷却ローラを当接させる位置はなるべくニ
ップ入口側に近接させた位置であることが望ましい。
【0044】また、図13の側断面図に示すように、冷
却ローラ290はロール芯金軸の中にヒートパイプを挿
入したものを使用し、端部にフィンを付けて、その部分
をファンなどで冷却すると、より冷却効果が確実に安定
化する。
【0045】図14の説明図にも示すように、冷却ロー
ラを使用することによりほぼ加熱ローラの冷却ローラ当
接部のみの温度を低下させることが出来るため、転写材
端部の温度は中央部に対して低く抑えられ端部の波打ち
を抑制することが出来、かつ冷却ローラ当接部より内側
の部分については定着性を確保することが出来る。
【0046】この効果はカラー画像形成装置であっても
モノクロ画像形成装置であっても有効である。冷却ロー
ラは加熱ローラに従動させても駆動しても良い。
【0047】図6の正面断面図及び図7の側断面図に示
すように、本発明の画像形成装置に組み込まれる別の定
着装置24は、基材としての芯金241上に耐熱弾性層
243を設けた加熱部材を有し、加圧部材としての加圧
ローラ250との間に転写材Pを挟持搬送することによ
り転写材P上にトナーを加熱定着するものであり、上記
加熱ローラ240の表面に接触する外部加熱ローラ24
0Aと該外部加熱ローラ240Aの内部にハロゲンラン
プ242Aとを設け、該ハロゲンランプ242Aの有効
発熱長Lは転写材の幅W(例えばA3ノビの紙幅)より
小さくしたことを特徴としている。
【0048】前記外部加熱ローラ240Aは前記加熱ロ
ーラ240に対して接離可能にしてある。
【0049】また、図8の正面断面図及び図9の側断面
図に示すように、前記ハロゲンランプ242Aは複数の
転写材幅W1,W2,W3に対応できるようにしたそれ
ぞれ複数の有効発熱長を有するハロゲンランプ242A
1,242A2,242A3であり、その内、転写材P
のサイズに対応して選択された1個のハロゲンランプの
みを点灯制御させている。但しA3ノビ紙のみの端部の
波打ちを抑制するように対応させたものにおいてはハロ
ゲンランプ242は1個だけで良い(図7)。
【0050】このように転写材の幅方向端部の温度が中
央部から続いて一様もしくは中央部の温度より高いと紙
端部に波打ちが起こり端部裁断の後処理に支障となるこ
とが分かっているので本発明ではそれを改善するために
図12の説明図に示すように、加熱ローラ240の端部
の表面温度が中央部の表面温度よりも下がるように、外
部加熱ローラ240Aのハロゲンランプ242Aの長さ
を転写材Pの長さより短くし、転写材の端部のノビに当
たる部分の波打ちが無くなることを確認した。これによ
り本発明者は加熱ローラ240がソフトなものであって
も、その端部の温度を安定して下げられるような上述の
ような色々な手段を取った。図12において、転写材の
幅Wはハロゲンヒータランプの長さLよりも大きくなっ
ており、ノビでカットされる部分は加熱ローラの表面温
度の分布曲線の両端の傾斜部のほぼ中間当たりになる。
これによりノビの部分の波打ちは実用上差し支えの無い
程度までに解消された。カットした内側については当然
のことながらトナーの定着性が確保出来る温度低下に抑
制されている。
【0051】外部加熱ローラ240Aは常時接触させて
いるとスタンバイ時などの加熱ローラ静止時に加熱ロー
ラ240が局所的に温度上昇してしまうため、静止時は
外部加熱ローラ240Aを離間させたりハロゲンランプ
242Aを消灯して、その時は加熱ローラ内側のハロゲ
ンランプ242にて加熱ローラを予熱しておくようにす
ることが望ましい。
【0052】図15の正面断面図及び図16の側断面図
に示すように、本発明の画像形成装置に組み込まれる別
の定着装置24は、基材としての芯金241上に耐熱弾
性層243を設けた加熱部材を有し、加圧部材としての
加圧ローラ250との間に転写材Pを挟持搬送すること
により転写材P上にトナーを加熱定着するものであり、
上記加熱ローラ240の表面に接触する外部加熱ローラ
240Aと該外部加熱ローラ240Aの内部にハロゲン
ランプ242Aとを設け、該外部加熱ローラ240Aと
加熱ローラ240との接触幅ZはA3判の転写材の幅に
ほぼ等しくした。
【0053】前記外部加熱ローラ240Aは前記加熱ロ
ーラ240に対して接離可能にしてある。
【0054】このように転写材の幅方向端部の温度が中
央部から続いて一様もしくは中央部の温度より高いと紙
端部に波打ちが起こり端部裁断の後処理に支障となるこ
とが分かっているので本発明ではそれを改善するために
図17の説明図に示すように、加熱ローラ240の端部
の表面温度が中央部の表面温度よりも下がるように、外
部加熱ローラ240Aと加熱ローラ240との接触する
長さをほぼA3判の長さとし、A3ノビ転写材の端部の
ノビに当たる部分の波打ちが無くなることを確認した。
勿論A3判の領域内の定着性は良好に確保されている。
【0055】以上は加熱部材としてはローラタイプの加
熱ローラ240及び加圧ローラ250で構成される定着
装置24について説明したが本発明の定着装置はこれに
限られるものではなく図10、11の正面断面図に示す
ように加熱ローラ240の代わりにソフトな加熱ベルト
260を用いた定着装置24にも適用可能である。図1
0は内部の加熱源242によって加熱ベルト260が加
熱されるタイプであり、図11は外部加熱ローラ240
Aによって加熱されるタイプである。
【0056】
【実施例】次の実施例においては定着装置の加熱部材と
して加熱ベルトでなく加熱ローラを用いたが、加熱ベル
トを用いた場合も同様な結果が得られた。 実施例1 図2の正面断面図及び図3の側断面図を用いて実施例1
を説明する。
【0057】加熱ローラ240は芯金241上に弾性体
243としてシリコーンゴム層を設け、その上に離型層
244として弗素樹脂コーティング又はチュービングを
行ったものを用いた。芯金241の材質としてはA50
52、A5056、A6063、STKM11などを用
い、ハロゲンランプからの熱を吸収し易いように芯金内
面におきつも(R)等の耐熱黒色塗装を行った。シリコ
ーンゴムとしては、JIS−A硬度が20°以下、熱伝
導率が0.38〜0.84W/m・℃、引張強度が0.
8MPa以上であるものを選択し、ゴム厚を1〜3mm
程度にした。離型層は、シリコーンゴム上に接着層を介
してPFAチューブを被覆し形成したものか、シリコー
ンゴム上に接着層を介してふっ素ゴム層やふっ素ゴムラ
テックス層を設けさらにPFA樹脂を塗装焼成し形成し
たものとし、PFAの層厚は20〜40μm程度にし
た。芯金内側には加熱源242としてハロゲンランプを
固定設置し、加熱ローラ240の表面に温度センサを設
け、検知温度でハロゲンランプへの電圧供給を制御し
た。
【0058】加圧ローラ250は芯金251上に弾性体
253としてシリコーンゴム層を設け、その上に離型層
254として弗素樹脂コーティングか又はチュービング
を行ったものを用いた。各層の材質は加熱ローラ240
と同じとした。なお、片面に未定着トナーを担持した転
写材Pのセルフストリッピング性を確保するため、加熱
ローラの製品硬度≧加圧ローラの製品硬度となるよう
に、加熱ローラのシリコーンゴム厚≦加圧ローラのシリ
コーンゴム厚としている。芯金251の内側には加熱源
252としてハロゲンランプを固定設置し、加圧ローラ
250の表面に温度センサを設け、検知温度でハロゲン
ランプ252への電圧供給を制御した。なお加圧ローラ
表面の制御温度は加熱ローラに対して数10℃以上低く
している。このため加圧ローラの転写材端部には冷却ロ
ーラを設けなくても転写材端部の波打ちは抑制出来た
が、定着性などの観点から加圧ローラの温度を加熱ロー
ラ並にする場合は加圧ローラ側にも図2の破線で示すよ
うな冷却ローラ295を設けた方が望ましい。
【0059】トナーはエステルワックスなどの低融点ワ
ックス入りのスチレンアクリル重合トナー(St−Ac
重合トナー)を用いた。シリコーンオイル塗布は行わな
かった。
【0060】加熱方式としては、芯金を何らかの方法で
加熱する方式なら何でも良く、ローラ芯金にSTKM1
1のような磁性体を使用した場合は誘導加熱方式であっ
ても良いし、芯金内面または外面に抵抗発熱層を形成し
たものを使用しても良い。
【0061】加熱ローラ240又は加圧ローラ250の
代わりに、ベルト形状の加熱部材又は加圧部材であって
も良いがここではローラ形状のものを用いた。
【0062】尚、転写材Pとして幅305mm×長さ4
57mmのA3ノビ紙を通紙する場合、転写材Pが定着
装置を通過するとき、A3判の印刷用紙の端の切り落と
し領域であるノビの部分が当接する加熱ローラの部分2
箇所付近(約5〜20mm幅)のみに当接する形状の、
アルミ材を芯金とし、少なくとも加熱ローラ当接部分の
表面に弗素樹脂をコーティングした、冷却用ローラを設
けた。画像形成装置が中央通紙基準の場合には、通紙基
準センタ位置から約148.5mm位置から約4mm
([305−297]/2=4mm)の幅を持つ冷却ロ
ーラがあれば良いことになるが、実際には紙の片寄りば
らつきがあることや、ノビ紙には320mm幅など最大
330mm(この場合は、[330−297]/2=1
6.5mmの幅の冷却ローラが必要)程度まで305m
m幅以外の紙もあることから、上記したような接触幅の
冷却ローラを使用する。このことは紙端部の温度は低く
抑え、転写材の端部に生ずる波打ちを矯正するものであ
り、その当接は加熱ローラ回転時のみ行うようにその当
接の接離が自動的に制御されているものを使用した。
尚、大判の転写材はプリント済みの転写材を多数枚積層
して化粧断裁を施して前記ノビの部分を切り落として最
終的な仕上げを行うが、前述の波打ちが無くなると転写
材集積時の揃えや断裁カットが容易で正しく行いやすく
なるという利点がある。
【0063】以上の条件の下で、通紙を行って観察した
が、波打ちは全ての転写材に対して緩和され化粧断裁持
の転写材の揃え作業やカッティングに支障になることは
なく良好な結果を得た。 実施例2 図6の正面断面図及び図7の側断面図を用いて実施例2
を説明する。
【0064】加熱ローラ240は芯金241上に弾性体
243としてシリコーンゴム層を設け、その上に離型層
244として弗素樹脂コーティング又はチュービングを
行ったものを用いた。芯金241の材質としてはA50
52、A5056、A6063、STKM11などを用
い、ハロゲンランプからの熱を吸収し易いように芯金内
面におきつも(R)等の耐熱黒色塗装を行った。シリコ
ーンゴムとしては、JIS−A硬度が20°以下、熱伝
導率が0.38〜0.84W/m・℃、引張強度が0.
8MPa以上であるものを選択し、ゴム厚を1〜3mm
程度にした。離型層は、シリコーンゴム上に接着層を介
してPFAチューブを被覆し形成したものか、シリコー
ンゴム上に接着層を介してふっ素ゴム層やふっ素ゴムラ
テックス層を設けさらにPFA樹脂を塗装焼成し形成し
たものとし、PFAの層厚は20〜40μm程度にし
た。芯金内側には加熱源242としてハロゲンランプを
固着設置し、加熱ローラ240の表面に温度センサを設
け、加熱ローラ静止時に検知温度でハロゲンランプへの
電圧供給を制御した。
【0065】加圧ローラ250は芯金251上に弾性体
253としてシリコーンゴム層を設け、その上に離型層
254として弗素樹脂コーティングか又はチュービング
を行ったものを用いた。各層の材質は加熱ローラ240
と同じとした。なお、転写材Pのセルフストリッピング
性を確保するため、加熱ローラの製品硬度≧加圧ローラ
の製品硬度となるように、加熱ローラのシリコーンゴム
厚≦加圧ローラのシリコーンゴム厚としている。芯金2
51の内側には加熱源252としてハロゲンランプを固
定設置し、加圧ローラ250の表面に温度センサを設
け、検知温度でハロゲンランプへの電圧供給を制御し
た。なお加圧ローラ表面の制御温度は加熱ローラに対し
て数10℃低くしている。このため加圧ローラには外部
加熱ローラを設けなくても転写材端部の波打ちは抑制出
来たが、定着性などの観点から加圧ローラの温度を加熱
ローラ並にする場合は図6の破線で示すように加圧ロー
ラ側にも加熱源252Aをもった外部加熱ローラ250
Aを設けた方が望ましい。
【0066】トナーは低融点ワックス入りのスチレンア
クリル重合トナー(St−Ac重合トナー)を用いた。
シリコーンオイル塗布は行わなかった。
【0067】加熱ローラ240又は加圧ローラ250の
代わりに、ベルト形状の加熱部材又は加圧部材であって
も良いがここではローラ形状のものを用いた。
【0068】尚、加熱ローラ240は外部加熱ローラ2
40Aが当接する方式のものを使用した。これも波打ち
解消処理を行うものであり、その当接は加熱ローラ24
0の回転時のみ行うようにその当接の接離が自動的に制
御されているものを使用した。
【0069】外部加熱ローラ240Aは薄肉アルミ円筒
芯金上に弗素樹脂コーティングを行ったものであり、外
部加熱ローラ240Aの芯金241A内部に加熱源24
2Aとしてハロゲンランプが固定して設けられているも
のを用いた。そのハロゲンランプの有効発熱長は、A3
判のノビの領域より5〜20mm内側に入った短い長さ
にした。
【0070】スタンバイ時は加熱ローラ内側のハロゲン
ランプで、コピー時は外部加熱ローラの内側のハロゲン
ランプを通電するようにした。
【0071】以上の条件の下で、通紙を行って観察した
が、波打ちは全ての転写材に対して緩和され化粧断裁時
の転写材の揃え作業やカッティングに支障になることは
なく良好な結果を得た。 実施例3 図15の正面断面図及び図16の側断面図を用いて実施
例3を説明する。
【0072】加熱ローラ240は芯金241上に弾性体
243としてシリコーンゴム層を設け、その上に離型層
244として弗素樹脂コーティング又はチュービングを
行ったものを用いた。芯金241の材質としてはA50
52、A5056、A6063、STKM11などを用
い、ハロゲンランプからの熱を吸収し易いように芯金内
面におきつも(R)等の耐熱黒色塗装を行った。シリコ
ーンゴムとしては、JIS−A硬度が20°以下、熱伝
導率が0.38〜0.84W/m・℃、引張強度が0.
8MPa以上であるものを選択し、ゴム厚を1〜3mm
程度にした。離型層は、シリコーンゴム上に接着層を介
してPFAチューブを被覆し形成したものか、シリコー
ンゴム上に接着層を介してふっ素ゴム層やふっ素ゴムラ
テックス層を設けさらにPFA樹脂を塗装焼成し形成し
たものとし、PFAの層厚は20〜40μm程度にし
た。芯金内側には加熱源242としてハロゲンランプを
固着設置し、加熱ローラ240の表面に温度センサを設
け、加熱ローラ静止時に検知温度でハロゲンランプへの
電圧供給を制御した。
【0073】加圧ローラ250は芯金上に弾性体として
シリコーンゴム層を設け、その上に離型層として弗素樹
脂コーティングか又はチュービングを行ったものを用い
た。各層の材質は加熱ローラ240と同じとした。な
お、転写材Pのセルフストリッピング性を確保するた
め、加熱ローラの製品硬度≧加圧ローラの製品硬度とな
るように、加熱ローラのシリコーンゴム厚≦加圧ローラ
のシリコーンゴム厚としている。芯金251の内側には
加熱源252としてハロゲンランプを固定設置し、加圧
ローラ250の表面に温度センサを設け、検知温度でハ
ロゲンランプへの電圧供給を制御した。なお加圧ローラ
表面の制御温度は加熱ローラに対して数10℃低くして
いる。このため加圧ローラには外部加熱ローラを設けな
くても転写材端部の波打ちは抑制出来たが、定着性など
の観点から加圧ローラの温度を加熱ローラ並にする場合
は図15の破線で示すように加圧ローラ側にも加熱源2
52Aをもった外部加熱ローラ250Aを設けた方が望
ましい。
【0074】トナーは低融点ワックス入りのスチレンア
クリル重合トナー(St−Ac重合トナー)を用いた。
シリコーンオイル塗布は行わなかった。
【0075】加熱ローラ240又は加圧ローラ250の
代わりに、ベルト形状の加熱部材又は加圧部材であって
も良いがここではローラ形状のものを用いた。
【0076】尚、加熱ローラ240は外部加熱ローラ2
40Aが当接する方式のものを使用した。これも波打ち
解消処理を行うものであり、その当接は加熱ローラ24
0の回転時のみ行うようにその当接の接離が自動的に制
御されているものを使用した。
【0077】A3判専用の外部加熱ローラ240Aは薄
肉アルミ円筒芯金上にPFA樹脂コーティング244A
を行ったものであり、外部加熱ローラ240Aの芯金内
部に加熱源242Aとしてハロゲンランプが固定して設
けられているものを用いた。
【0078】外部加熱ローラ240Aは端部が絞り加工
により図16のような形状をしており、外部加熱ローラ
240Aと加熱ローラ240の接触幅はほぼA3判幅に
した。
【0079】スタンバイ時は加熱ローラ内側のハロゲン
ランプで、コピー時は外部加熱ローラの内側のハロゲン
ランプを通電するようにした。
【0080】以上の条件の下で、通紙を行って観察した
が、波打ちは全ての転写材に対して緩和され化粧断裁時
の転写材の揃え作業やカッティングに支障になることは
なく良好な結果を得た。
【0081】
【発明の効果】本発明により、熱伝導性が悪い弾性層を
有する定着部材としてソフトな加熱ローラ又はソフトな
加熱ベルトを使用した場合にも、転写材端部の温度を低
く抑え波打ちを低減させることが可能になった。請求項
1、7、13に記載のあるように転写材端部相当位置に
冷却ローラを設けるか、有効発熱長が転写材幅より短い
加熱源を内臓する外部加熱ハードローラを設けるか、ほ
ぼ加熱ローラの転写材が接触する領域のみに接触する外
部加熱ローラを設けることにより、加熱ローラの半径方
向の熱伝導が悪くても、外部冷却と外部加熱の手段によ
ってソフトな加熱ローラ表面の温度分布も望ましく制御
出来るようになり、転写材端部の温度を低く抑えて波打
ちを低減出来るようになった。そして請求項2、8、1
4のようにすることにより、加圧部材の表面温度分布も
望ましく制御できるようになり、より波打ちも低減でき
るようになった。また請求項3、10、16のようにす
ることにより加熱部材としての加熱ローラが静止時の局
所的な温度上昇を防ぎ、さらに請求項4、11項のよう
にすることにより、複数幅の転写材にも対応可能とな
る。さらに、請求項5、9のようにすることにより、冷
却ローラや外部加熱ローラの表面が汚れる不具合が発生
しなくなる。また請求項6のようにすることにより、よ
り確実な冷却ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定着装置が組み込まれた本発明の画像形成装置
の実施の形態を示す断面構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す正面断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す側断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す正面断面図である。
【図5】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す側断面図である。
【図6】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す正面断面図である。
【図7】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す側断面図である。
【図8】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す正面断面図である。
【図9】本発明の画像形成装置に装着される定着装置の
実施の形態の一例を示す側断面図である。
【図10】本発明に適用可能な別のタイプのベルト定着
装置の一例を示す正面断面図である。
【図11】本発明に適用可能な他のタイプのベルト定着
装置の一例を示す正面断面図である。
【図12】外部加熱ローラを用いたときの加熱ローラの
表面温度の分布とハロゲンランプの長さと転写材の幅と
ノビのカット位置を示す説明図である。
【図13】ヒートパイプを用いた冷却ローラの側断面図
である。
【図14】冷却ローラを用いたときの加熱ローラの表面
温度の分布とハロゲンランプの長さと転写材の幅とノビ
のカット位置を示す説明図である。
【図15】本発明の画像形成装置に装着される定着装置
の実施の形態の一例でA3判転写材専用の場合を示す正
面断面図である。
【図16】本発明の画像形成装置に装着される定着装置
の実施の形態の一例でA3判転写材専用の場合を示す側
断面図である。
【図17】外部加熱ローラを用いたときの加熱ローラの
表面温度の分布とハロゲンランプの長さとA3判転写材
専用の幅と表面温度分布の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
24 定着装置 240 加熱ローラ 241,251 芯金 242,252 加熱源(ハロゲンランプ) 242A,242A1,242A2,242A3 ハロ
ゲンランプ(加熱源) 243,253 弾性体(耐熱弾性層) 244,254 離型層 250 加圧ローラ 260 加熱ベルト 290,290A,290B,290C 冷却ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA03 AA15 BA25 BA26 BA27 BA29 BB12 BB18 BB23 BB30 3K058 AA12 AA61 AA71 AA88 BA18 DA26 GA03 GA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に耐熱弾性層を設けた加熱部材を
    有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送することによ
    り転写材上にトナー像を加熱定着する定着装置を装着し
    た画像形成装置において、上記加熱部材の転写材の幅方
    向端部が接触する表面付近に接触する冷却ローラを設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧部材が基材上に耐熱弾性層を設
    けたものであり、前記加圧部材の転写材の幅方向端部が
    接触する表面付近に接触する冷却ローラを設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却ローラは前記加熱部材又は前記
    加圧部材に対して接離可能であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却ローラは複数の転写材幅に対応
    できるように複数の転写材幅方向端部領域に対応する位
    置に複数設けられ、その内一種類の転写材幅方向端部領
    域に対応する冷却ローラのみを画像形成時に選択された
    転写材の幅と関連させて当接させることを特徴とする請
    求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却ローラは金属表面に弗素樹脂層
    を設けたものであることを特徴とする請求項1〜4の何
    れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却ローラは該冷却ローラ軸方向に
    伸びるヒートパイプを金属芯金内に備え、冷却ローラの
    端部を冷却する手段を備えることを特徴とする請求項5
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 基材上に耐熱弾性層を設けた加熱部材を
    有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送することによ
    り転写材上にトナーを加熱定着する定着装置を装着した
    画像形成装置において、上記加熱部材の表面に接触する
    外部加熱ローラを設け、該外部加熱ローラの加熱源の転
    写材幅方向の有効発熱長は転写材の幅より小さくしたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記加圧部材が基材上に耐熱弾性層を設
    けたものであり、前記加圧部材の表面に接触する外部加
    熱ローラを設け、該外部加熱ローラの加熱源の転写材幅
    方向の有効発熱長は転写材の幅より小さくしたことを特
    徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記外部加熱ローラは円筒状芯金表面に
    弗素樹脂層を設けたものであり、該円筒状芯金の内側に
    前記加熱源としてハロゲンランプを設け、ハロゲンラン
    プの有効発熱長を転写材の幅より小さくしたことを特徴
    とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記外部加熱ローラは前記加熱部材又
    は前記加圧部材に対して接離可能であることを特徴とす
    る請求項7〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記ハロゲンランプは複数の転写材幅
    に対応できるようにした異なる有効発熱長を有する複数
    のハロゲンランプであり、その内画像形成時に選択され
    た転写材の幅に対応して選択された1個のハロゲンラン
    プのみを点灯制御させることを特徴とする請求項9又は
    10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記転写材は少なくともA3ノビを含
    むことを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載
    の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 基材上に耐熱弾性層を設けた加熱部材
    を有し、加圧部材との間に転写材を挟持搬送することに
    より転写材上にトナーを加熱定着する定着装置を装着し
    た画像形成装置において、上記加熱部材の表面に接触す
    る外部加熱ローラを設け、該外部加熱ローラは、上記加
    熱部材のほぼA3判の幅が接触する表面の部分のみに全
    面接触することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記加圧部材が基材上に耐熱弾性層を
    設けたものであり、前記加圧部材の表面に接触する外部
    加熱ローラを設け該外部加熱ローラ、前記加圧部材のほ
    ぼA3判の幅が接触する表面の部分のみに全面接触する
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記外部加熱ローラは円筒状芯金表面
    に弗素樹脂層を設けたものであり、該円筒状芯金の内側
    に加熱源としてハロゲンランプを設けたことを特徴とす
    る請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記外部加熱ローラは前記加熱部材に
    対して接離可能であることを特徴とする請求項13〜1
    5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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