JP2001312168A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置Info
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- JP2001312168A JP2001312168A JP2000129606A JP2000129606A JP2001312168A JP 2001312168 A JP2001312168 A JP 2001312168A JP 2000129606 A JP2000129606 A JP 2000129606A JP 2000129606 A JP2000129606 A JP 2000129606A JP 2001312168 A JP2001312168 A JP 2001312168A
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Abstract
もに、カラー画像、白黒画像に拘らず高画質の画像を得
ることができ、熱移動による定着不良の問題や部品寿命
の低下等の問題をも同時に解消できる定着装置及びこれ
を備えた画像形成装置の提供。 【解決手段】 定着装置50は、定着ローラ28と、加
圧ローラ30と、誘導加熱方式の外部加熱手段52を有
している。定着ローラ28は、芯金28aと、該芯金2
8aの上にローラの径方向外側に向かって順に、断熱層
28b、発熱層28g、弾性層28dを有している。
Description
又はカラー画像を担持した記録材(用紙、シート、OH
Pシート、転写材等の概念を含む。以下同じ)を通して
定着を行う定着装置及びこの定着装置を有する複写機、
プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
像形成装置では、像担持体上に画像情報に基づいてトナ
ー像を形成し、該トナー像を記録材上に転写し、トナー
像を担持した記録材を定着装置に通して熱と圧力により
トナー像を記録材上に定着することが行われている。定
着装置としては、主として熱ローラ方式と、フィルム方
式が知られており、さらに熱ローラ方式としては、定着
ローラの内部に熱源(ハロゲンヒータ)を有する内部加
熱方式と、定着ローラの外部に加熱源を有する外部加熱
方式が知られている。
装置は、内部に設けられたハロゲンヒータによって加熱
される定着ローラと、この定着ローラとの間で定着ニッ
プ部を形成する加圧ローラを有しており、画像を担持し
た記録材を定着ニップ部に通すことにより、定着ローラ
の熱によってトナーが溶融し、圧力により定着される。
定着ローラは金属製の芯金よりなる構成が一般的であ
り、加圧ローラは金属製の芯金の表面にゴム等の弾性層
を被覆した構成が一般的となっている。熱ローラ方式の
定着装置は、安全性や高速機への対応性等の観点から広
く用いられている。
方式の定着装置では、定着ローラとして、厚みが数mm
の金属製芯金の外周にゴムなどの弾性層を被覆した構成
のものを用い、弾性層による記録材やトナーの凹凸への
追従性によって画像へ熱を均一に伝導させ、トナーを均
一に溶融することにより画像品質を高めている。これ
は、金属ローラ表面に離型層のみを形成したいわゆるハ
ードローラでは、ローラ表面が記録材やトナーの凹凸に
追従できず、トナーに熱が充分に伝わるところと伝わら
ないところができる熱伝導ムラが生じ、画像の溶け方の
違いによる光沢ムラが発生するためである。弾性層を有
するいわゆるソフトローラでは、画像表面の凹凸にロー
ラ表面が追従してトナーの溶融ムラが低減されるため、
画像品質が向上する。
平7−319318号公報に記載されているように、薄
肉円筒状の耐熱性フィルムと、フィルム内面に接触する
板状加熱体と、該板状加熱体に対向する位置に配置され
た加圧ローラを有しており、板状加熱体と加圧ローラで
フィルムと記録材を密着させるように挟み込み、摺動さ
せつつ熱エネルギーを記録材に与えるものである。フィ
ルムが約100μm以下と薄肉であるため、実質的に立
ち上げ時間は熱容量の小さい板状加熱体の温度を上昇さ
せるだけで済み、立ち上がり時間を短くすることができ
る。フィルム表面に弾性層を形成して高画質画像を得る
構成も提案されている。
装置では定着ローラの熱容量が極めて大きいため、定着
ローラの表面温度が所定の定着温度に達するまでの立ち
上げに数分の時間がかかり、画像出力動作を速やかに実
行できないという問題がある。この方式において、画像
出力動作を速やかに実行しようとする場合には、例え
ば、定着装置の非使用時でも定着ローラをある程度の温
度に維持する待機時余熱を行う必要があり、消費エネル
ギーが多すぎるという問題があった。
エネルギー化を実現するために、近年においては、例え
ば特開平8−129313号公報に記載されているよう
な外部加熱方式が提案されている。これは、定着のため
の熱量は、定着ローラの表層近傍にのみ蓄熱された熱で
足りるとの考えに基づくものであり、内部から加熱して
定着ローラ全体を加熱する内部加熱方式に比べて立ち上
がり時間が短く、エネルギーロスが少ないという利点が
ある。特開平8−129313号公報に記載された定着
装置における定着ローラは、弾性体層の表面に金属スリ
ーブを設けた構成であり、弾性層の変形によって定着ニ
ップ幅を充分にとれるようになっている。
の上にあるシリコンゴム層表面を、内部のヒータだけで
なく、外部加熱手段で加熱する定着装置が開示されてい
る。
着ローラの外部に電磁誘導による誘導方式の外部加熱手
段を設け、定着ローラの導電層を発熱させる定着装置が
開示いされている。定着ローラは、実質的に金属製ロー
ラの表面に離型層を形成したハードローラとなってい
る。特開平11−288190号公報には、弾性ローラ
の表面にニッケル製のベルトを巻き、該ベルトを電磁誘
導による誘導方式の外部加熱手段で発熱させる定着装置
が開示されている。特開2000−19876号公報に
は、芯金にシリコンゴムを被覆した定着ローラの外面
に、電磁誘導により発熱するヒートローラを接触させて
加熱する定着装置が開示されている。
形成においては、上述のように、記録材や画像の凹凸に
定着ローラの表面が追従できるようにすることによって
光沢ムラを低減でき、高画質の画像を得ることができる
が、白黒画像においてもトナー画像に対する定着ローラ
からの熱伝導の均一性は高画質化をもたらすことが本発
明者の実験によって確認されている。上記特開平8−1
29313号公報、特開平11−297462号公報、
特開平11−288190号公報に記載された定着装置
における定着ローラは、定着ニップ部を形成するための
変形が可能なものもあるが、その表面性状の観点からみ
ると、記録材や画像の凹凸に追従できない硬質性を有し
ており、光沢ムラなどの画質の低下を避けられなかっ
た。特開2000−19876号公報に記載された定着
装置では、定着ローラとヒートローラのニップ幅を広く
とれないため、ヒートローラの温度を高く保つ必要があ
り、安全性と部品寿命の低下、高耐熱部品を採用しなけ
ればならないことによるコスト上昇などが避けられな
い。
着装置では記録材や画像の凹凸に対する追従性を得るこ
とができるが、立ち上がり時間を短くするためには、芯
金への熱の逃げを防止しなければならない。そのために
はシリコンゴム層を厚くし、外部だけに熱エネルギーを
集中させる構成が考えられる。しかしながら、このよう
にした場合、シリコンゴム層が厚くて立ち上がり直後で
ゴム層の温度が充分に上がっていないときは、ローラ表
面付近の熱容量が十分でなく、トナーの定着に必要な熱
エネルギーが足りず、連続して通紙をするとすぐに温度
が低下して数枚で定着不良になるという問題が発生す
る。
することができるとともに、カラー画像、白黒画像に拘
らず高画質の画像を得ることができ、熱移動による定着
不良の問題や部品寿命の低下等の問題をも同時に解消で
きる定着装置及びこれを備えた画像形成装置の提供を、
その主な目的とする。
に、請求項1記載の発明では、定着ローラと、該定着ロ
ーラとの間で未定着画像を担持した記録材を挟持するた
めの定着ニップ部を形成する加圧部材と、上記定着ロー
ラの外部から該定着ローラを加熱する外部加熱手段を有
する定着装置において、上記定着ローラが、芯材と、該
芯材の上にローラの径方向外側に向かって順に、少なく
とも断熱層、被加熱層、弾性層を有している、という構
成を採っている。
定着装置において、上記断熱層の熱伝導率をλ1、被加
熱層の熱伝導率をλ2、弾性層の熱伝導率をλ3とした
とき、λ1<λ2、λ1≦λ3の条件を満足する、とい
う構成を採っている。
記載の定着装置において、上記被加熱層が金属層であ
る、という構成を採っている。
定着装置において、上記金属層が、金属の粒子状体を散
りばめた構成である、という構成を採っている。
該定着ローラとの間で未定着画像を担持した記録材を挟
持するための定着ニップ部を形成する加圧部材と、上記
定着ローラの外部から該定着ローラを加熱する外部加熱
手段を有する定着装置において、上記定着ローラが、芯
材と、該芯材の上にローラの径方向外側に向かって順
に、少なくとも断熱層、発熱層、弾性層を有し、上記外
部加熱手段が電磁誘導による誘導方式のものである、と
いう構成を採っている。
定着装置において、上記断熱層の熱伝導率をλ1、発熱
層の熱伝導率をλ2、弾性層の熱伝導率をλ3としたと
き、λ1<λ2、λ1≦λ3の条件を満足する、という
構成を採っている。
記載の定着装置において、上記発熱層が、ニッケル、磁
性ステンレス、鉄など又はこれらの合金からなる強磁性
体である、という構成を採っている。
記載の定着装置において、上記発熱層が、導電性を有す
る粒子状体を散りばめた構成である、という構成を採っ
ている。
のうちの一つに記載の定着装置において、上記断熱層が
0.3(W/mK)以下の熱伝導率を有している、とい
う構成を採っている。
8のうちの一つに記載の定着装置において、上記断熱層
が発泡体で形成されている、という構成を採っている。
載の定着装置において、上記発泡体が発泡ゴムである、
という構成を採っている。
8のうちの一つに記載の定着装置において、上記断熱層
の厚さが、1mm以上である、という構成を採ってい
る。
8のうちの一つに記載の定着装置において、上記弾性層
の厚さが、10μm〜2mmの範囲内である、という構
成を採っている。
8のうちの一つに記載の定着装置において、上記断熱層
が上記芯材を兼ねる、という構成を採っている。
14のうちの一つに記載の定着装置において、上記弾性
層の表面に離型層を有している、という構成を採ってい
る。
15のうちの一つに記載の定着装置において、上記加圧
部材が弾性層を有し、上記定着ローラの弾性層の硬度が
該加圧部材の弾性層の硬度より低い、という構成を採っ
ている。
熱と圧力により記録材上に定着する定着装置を有する画
像形成装置において、上記定着装置が請求項1乃至16
のうちの一つに記載のものである、という構成を採って
いる。
載の画像形成装置において、カラー画像形成が可能であ
る、という構成を採っている。
基づいて説明する。まず、図5に基づいて、本実施形態
に係る画像形成装置の一例としてのプリンタ2の全体構
成の概要を説明する。プリンタ2は、給紙手段4と、レ
ジストローラ対6と、像担持体としての感光体ドラム8
と、転写手段10と、外部加熱方式の定着装置12等を
有している(請求項17)。給紙手段4は、記録材とし
ての用紙Pが積載状態で収容される給紙トレイ14と、
給紙トレイ14に収容された用紙Pを最上のものから順
に1枚ずつ分離して送り出す給紙コロ16等を有してい
る。給紙コロ16によって送り出された用紙Pはレジス
トローラ対6で一旦停止され、姿勢ずれを矯正された
後、感光体ドラム8の回転に同期するタイミングで、す
なわち、感光体ドラム8上に形成されたトナー像の先端
と用紙Pの搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイ
ミングでレジストローラ対6により転写部位Nへ送られ
る。
転方向順に、帯電手段としての帯電ローラ18と、図示
しない露光手段の一部を構成するミラー20と、現像ロ
ーラ22aを備えた現像手段22と、転写手段10と、
クリーニングブレード24aを備えたクリーニング手段
24等が配置されている。帯電ローラ18と現像手段2
2の間において、ミラー20を介して感光体ドラム8上
の露光部26に露光光Lbが照射され、走査されるよう
になっている。
同様に行われる。すなわち、感光体ドラム8が回転を始
めると、感光体ドラム8の表面が帯電ローラ18により
均一に帯電され、画像情報に基づいて露光光Lbが露光
部26に照射、走査されて作成すべき画像に対応した静
電潜像が形成される。この静電潜像は感光体ドラム8の
回転により現像手段22へ移動し、ここでトナーが供給
されて可視像化され、トナー像が形成される。感光体ド
ラム8上に形成されたトナー像は、所定のタイミングで
転写部位Nに進入してきた用紙P上に転写手段10によ
る転写バイアス印加により転写される。
へ向けて搬送され、定着装置12で定着された後、図示
しない排紙トレイへ排出・スタックされる。転写部位N
で転写されずに感光体ドラム8上に残った残留トナー
は、感光体ドラム8の回転に伴ってクリーニング手段2
4に至り、このクリーニング手段24を通過する間にク
リーニングブレード24aにより掻き落とされて清掃さ
れる。その後、感光体ドラム8上の残留電位が図示しな
い除電手段により除去され、次の作像工程に備えられ
る。
に、定着ローラ28と、この定着ローラ28との間で定
着ニップ部SNを形成する加圧部材としての加圧ローラ
30と、内部にハロゲンヒータ38を有し定着ローラ2
8をその外部から加熱する外部加熱手段としての加熱ロ
ーラ32と、定着ローラ28の表面温度を検知する温度
検知手段としてのサーミスタ34と、加熱ローラ32の
表面温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ3
6と、サーミスタ34,36の検知情報に基づいてハロ
ゲンヒータ38を制御する制御手段42(例えばプリン
タ2のコントローラ)を有している。制御手段42は、
CPU,ROM,RAM,I/Oインターフェース等を
包含するマイクロコンピュータを意味する。
径が50mmで、図3に示すように、芯材としてのスリ
ーブ状の芯金28aと、該芯金28aの上にローラの径
方向外側(矢印r方向)に向かって順に、断熱層28
b、被加熱層28c、弾性層28d、離型層28eを有
している(請求項1,15)。なお、図1では離型層2
8eは省略している。芯金28aはローラのたわみを防
ぐものであり、肉厚2〜3mmのアルミニウムや鉄など
の金属でできていることが強度及び耐熱性の点から望ま
しい。樹脂あるいはガラスやセラミック系であってもか
まわない。また、肉厚も荷重などの構成により適宜変更
可能であり、2〜3mmに限定されるものではない。
28aへの熱の移動を抑制するための層であり、JIS
−A硬度20〜70の発泡シリコンゴムで厚さ4mmに
形成されている(請求項10,11)。断熱層28bの
材料としては、発泡シリコンゴム以外のものでもよく、
例えば同じく耐熱エラストマー系材料としてフッ素ゴム
でもよい。断熱層28bの材料として発泡性を有しない
ソリッドのシリコンゴムを使用してもよいが、熱伝導率
が低く熱移動が少ないこと及びゴムの熱膨張による被加
熱層28c(金属層)に加わる応力を低減できることな
どの観点から、発泡シリコンゴムが望ましい。ゴムの熱
膨張係数は金属の熱膨張係数よりも大きいので、定着ロ
ーラ28の温度が上昇したときに断熱層28bの体積が
大きく増えるのに対し、その外側を囲む被加熱層28c
(金属層)はそれほど膨張しない。このため、ソリッド
シリコンゴムの場合には被加熱層28cを破壊するおそ
れがあるが、発泡シリコンゴムの場合には内在する空気
孔により変形が吸収されるので、被加熱層28cへの応
力影響を回避することができる。
(請求項12)。その理由を以下に示す。まず、表1に
断熱層28bの厚さとその断熱機能の関係を示す実験結
果を示す。実験条件は以下の通りである。 弾性層:シリコンゴム(厚さ0.1mm) 被加熱層:ニッケル(厚さ0.1mm) 断熱層:発泡シリコンゴム 芯 金:アルミニウム(厚さ1mm) 加熱形態:停止状態でローラ全周を一様に加熱
上であれば、定着ローラの表面温度がトナー溶融に必要
な160℃を超えることがわかる。定着時の温度や湿度
などの環境によらない確実な定着性を考慮すれば、断熱
層28bの厚さは1.5mm以上が望ましい。
らの断熱層28bの選定基準を説明する。図4は、伝熱
シミュレーションによる、電源オンから10秒後のロー
ラ表面温度の比較グラフである。比較対象は、発泡シリ
コンゴム(発泡Siゴム、熱伝導率0.1W/mK)、
ソリッドシリコンゴム(Siゴム、熱伝導率0.25W
/mK)、パイレックス(登録商標)ガラス(ガラス、
熱伝導率1.2W/mK)で、厚みがそれぞれ0.1m
mの場合である。発泡シリコンゴムの場合には、定着ロ
ーラの表面温度がトナー溶融に必要な160℃を楽に超
え、熱伝導率が0.25(W/mK)のソリッドシリコ
ンゴムの場合には160℃に達していない。しかしなが
ら、本シミュレーションにおいては、供給電力をまだ上
げられる余裕があり、また、立ち上がり時間は10秒で
なく15秒程度であっても十分な高速立ち上がりとなる
ので、実際的に、断熱層28bの熱伝導率は0.3(W
/mK)以下であれば十分である(請求項9)。
レスなどの金属からなる厚さ30〜100μmの層で
(請求項3)、加熱ローラ32により加熱される熱伝導
率の高い層である。被加熱層28cは単体で形成される
ことが温度分布の均一性の点で望ましいが、複数部材の
組み合わせ、あるいはフィラーや繊維状の金属を層状に
形成する構成としてもよい。
などの耐熱性のあるエラストマーから形成されており、
厚さは0.8mmである。この弾性層28dは、用紙P
やトナー画像の凹凸に追従できる柔軟性を得る観点から
設けられている。弾性層28dは被加熱層28cの上に
存在するので、加熱ローラ32による熱を被加熱層28
cへ伝えやすい方が望ましく、かかる観点から、熱伝導
率を高めるために、金属など各種フィラーを混入させた
構成でもよい。弾性層28dの厚さの範囲は、10μm
〜2mmである(請求項13)。これは、10μm以下
であるトナー粒径や10μm前後の太さである紙繊維等
による画像表面の凹凸に追従することにより、定着ロー
ラ28からトナーに受け渡す伝熱量のバラツキによる光
沢ムラを抑え、高品質の定着画質を得るためである。1
00μm以上であることがより望ましい。
と弾性層28dを通過する熱量が小さくなり、高速昇温
性が低下するため、より望ましくは1mm以下がよい。
また、弾性層28dの硬度は、硬すぎると画像表面の凹
凸に追従できないため、JIS−A硬度で60度以下、
より望ましくは40度以下がよい。
をλ1、被加熱層28cの熱伝導率をλ2、弾性層28
dの熱伝導率をλ3としたとき、λ1<λ2、λ1≦λ
3の条件を満足するように設定されている(請求項
2)。このため、被加熱層28cの熱が定着ローラ28
の内部へ伝わりにくく、外部に向かってより多く流れる
ので、定着ローラ28の表面温度が上がり易いという特
性を有している。離型層28eは、定着ローラ28の表
面にオイルを塗布しなくても離型性を確保できるように
するために設けられており、PFAやPTFEなどのフ
ッ素系樹脂、あるいは離型性を有するシリコン系樹脂や
ゴムにより厚みが10〜80μmの層に形成される。シ
リコンゴムよりも摩耗しにくく傷の付き難いPFAやP
TFEなどのフッ素系樹脂で形成すれば、定着ローラ2
8の耐久性を高めることもできる。
径が50mmで厚みが4mmの鉄製の芯金30aと、こ
の芯金30aの表面に被覆された弾性層30bを有して
いる。弾性層30bは、JIS−A硬度30〜60のシ
リコンゴムで形成されており、厚みは5mmである。弾
性層30bの表面には、離型性を高めるために厚みが5
0μm程度のフッ素樹脂層を形成するのが望ましい。加
圧ローラ30は図示しない付勢手段により定着ローラ2
8に圧接されている。加熱ローラ32は、外径が15m
mで厚みが0.3mmのアルミニウム製のローラ本体4
4と、ローラ本体44の内部に設けられたハロゲンヒー
タ38を有している。加熱ローラ32は図示しない付勢
手段により定着ローラ28の表面に押し当てられてお
り、定着ローラ28が図示しない駆動手段により回転す
るのに連れて従動回転するようになっている。
wの最大供給電力で加熱ローラ32を加熱する。上述の
ようにハロゲンヒータ38はサーミスタ34,36の検
知情報に基づいて制御手段42により制御され、これに
より定着ローラ28の表面温度をトナーを加熱溶融する
のに必要な温度(定着温度)に保つことができる。
度を、加圧ローラ30の弾性層の30bの硬度より低く
設定している(請求項16)。このため、図1に示すよ
うに、定着ニップ部SNは、加圧ローラ30が定着ロー
ラ28へ入り込んで弾性層28dが変形する形態となっ
ている。これにより、用紙Pは定着ニップ部SNで定着
ローラ28に対して凸となるように曲げられ、定着後の
定着ローラ28からの分離性が向上する。
属の粒子状体28f(粉末の概念を含む)をバインダ材
で固めて散りばめた構成としてもよい(請求項4)。焼
結等の方法によって形成してもよい。本実施形態の場
合、被加熱層28cを単独に形成してもよく、弾性層2
8d又は断熱層28bに一体に形成してもよい。断熱層
28bを芯金28aの機能を有する材料で形成し、断熱
層28bが芯金28aを兼ねる構成としてもよい(請求
項14)。
形態を説明する。なお、上記実施形態と同一部分は同一
符号で示し、特に必要がない限り既にした構成上及び機
能上の説明は省略する。本実施形態における定着装置5
0は、電磁誘導による誘導方式の外部加熱手段52を有
している(請求項5)。外部加熱手段52は、断面コ字
状のコイル保持体54と、コイル保持体54に巻回され
た導線からなるコイル56を有している。コイル保持体
54は図示しない装置側板に支持されている。外部加熱
手段52は、定着ローラ28の周方向に約70mmの長
さを有し、定着ローラ28の軸方向のほぼ全体に亘って
延びている。コイル56は高周波になると問題になって
くる表皮効果による影響を避けるため、細い導線を集成
した撚り線(リッツ線)であることが望ましい。
断熱層28bの上には、発熱層28gが形成されてい
る。発熱層28gは、厚さが0.05〜2mmの金属層
として形成されている。誘導発熱するための発熱層28
gは、非磁性の金属でもよいが、ステンレスのうちでも
SUS430,SUS410などの磁性ステンレス、鉄
やニッケル、及びこれらを主成分とする合金等の強磁性
体であることが望ましい(請求項7)。
電流を流すことにより、定着ローラ28の発熱層28g
にうず電流が生じ、これによるジュール熱で発熱層28
gが昇温する。この誘導発熱により、定着ローラ28の
表面温度をトナーが溶融する温度まで上昇させることが
できる。最外層に離型層28eを有する場合には、離型
層28eの熱伝導率が比較的悪いため、定着ローラ28
の温度上昇がしにくいが、誘導加熱方式とすることによ
り、定着ローラ28内部の発熱層28gを直接加熱で
き、立ち上がり時間の短縮が可能となる。
をλ1、発熱層28gの熱伝導率をλ2、弾性層28d
の熱伝導率をλ3としたとき、λ1<λ2、λ1≦λ3
の条件を満足するように設定されている(請求項6)。
このため、発熱層28gcの熱が定着ローラ28の内部
へ伝わりにくく、外部に向かってより多く流れるので、
定着ローラ28の表面温度が上がり易いという特性を有
している。本実施形態においても、図6で示したのと同
様に、発熱層28gを導電性を有する粒子状体を散りば
めた構成としてもよい(請求項8)。コイル56の巻き
方は、定着ローラ28の外周面に対応した平面的な略渦
巻き状とし、これをコイル保持体54の内側(定着ロー
ラ28側)に設けて支持する構成としてもよい。
してのプリンタ2への定着装置12,50の適用例を示
したが、カラー画像形成装置においても同様に適用する
ことができる(請求項18)。その場合の一例(定着装
置50を用いた場合)を図9に基づいて説明する。な
お、定着装置50の説明は省略する。もちろん、定着装
置12を用いてもよい。
00は、カラースキャナ200からのカラー画像データ
を光信号に変換して原稿画像に対応した光書き込みを行
い、像担持体である感光体402上に静電潜像を形成す
る。該書き込み光学ユニット400は、レーザーダイオ
ード404、ポリゴンミラー406とその回転用モータ
408、f/θレンズ410や反射ミラー412等によ
り構成されている。感光体402は、矢印で示すように
反時計回りの向きに回転され、その周囲には、感光体ク
リーニングユニット414、除電ランプ416、電位セ
ンサ420、回転式現像装置422のうちの選択された
現像器(図9では現像器438)、現像濃度パターン検
知器424、中間転写ベルト426等が配置されてい
る。
器428、シアン用現像器430、マゼンタ用現像器4
32、イエロー用現像器434と、角現像器を回転させ
る図示しない回転駆動部を有している。各現像器は、静
電潜像を可視像化するために、現像剤の穂を感光体40
2の表面に接触させて回転する現像スリーブや、現像剤
を汲み上げて攪拌するために回転する現像パドル等を有
している。待機状態では、回転式現像装置422は、ブ
ラック現像の位置にセットされており、コピー動作が開
始されると、カラースキャナ200で所定のタイミング
からブラック画像のデータの読み取りがスタートし、こ
の画像データに基づいてレーザ光による光書き込み・静
電潜像(ブラック潜像)の形成が始まる。
めに、ブラック用現像器428の現像位置に潜像先端部
が到達する前に、現像スリーブを回転開始してブラック
潜像をブラックトナーで現像する。そして、以後、ブラ
ック潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がブラ
ック現像位置を通過した時点で、速やかにブラックのた
めの現像位置から次の色んお現像位置まで、回転式現像
装置422が回転する。当該動作は、少なくとも、次の
画像データによる潜像先端部が到達する前に完了させ
る。像形成サイクルが開始されると、まず、感光体40
2は矢印で示すように反時計回りの向きに、中間転写ベ
ルト426は時計回りの向きに、図示しない駆動モータ
によって回転させられる。中間転写ベルト426の回転
に伴って、ブラックトナー像形成、シアントナー像形
成、マゼンタトナー像形成、イエロートナー像形成が行
われ、最終的にブラック(Bk)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)の順に、中間転写ベルト4
26上に重ねられ、トナー像が形成される。
4、転写対向ローラ446a、446b、クリーニング
対向ローラ448及び従動ローラ群に張架されており、
図示しない駆動モータにより駆動制御されるようになっ
ている。感光体402に順次形成されるブラック、シア
ン、マゼンタ、イエローの各トナー像が中間転写ベルト
426上で正確に順次位置合わせされ、これによって4
色重ねのベルト転写画像が形成される。このベルト転写
画像は転写コロナ放電器454により記録材(用紙)に
一括転写される。
58、460、462には装置本体内のカセット464
に収容された用紙のサイズとは異なる各種サイズの用紙
が収容されており、これらのうち、指定されたサイズ紙
の収容カセットから、該指定された用紙が給紙コロ46
6によってレジストローラ対470方向に給紙・搬送さ
れる。図9において、符号468はOHP用紙や厚紙等
のための手差し給紙トレイを示す。像形成が開始される
時期に、用紙は上記いずれかのカセットの給紙口から給
送され、レジストローラ対470のニップ部で待機す
る。そして、コロナ放電器454に中間転写ベルト42
6上のトナー像の先端がさしかかるときに、丁度用紙先
端がこの像先端に一致するようにレジストローラ対47
0が駆動され、用紙と像のレジスト合わせが行われる。
26と重ねられて、正電位につながれたコロナ放電器4
54の上を通過する。このとき、コロナ放電電流で用紙
が正電荷で荷電され、トナー画像が用紙に転写される。
続いて、コロナ放電器454の図上左側に配置された図
示しない除電ブラシの箇所を通過するときに用紙は除電
され、中間転写ベルト426から剥離して紙搬送ベルト
472に移る。中間転写ベルト426から4色重ねトナ
ー像を一括転写された用紙は、紙搬送ベルト472によ
りベルト定着方式の定着装置50へ搬送され、この定着
装置50で熱と圧力によりトナー像を定着される。定着
を終えた用紙は排出ローラ対480で機外へ排出され、
図示しないトレイにスタックされる。これにより、フル
カラーコピーが得られる。
れば、定着ローラが、芯材の上に少なくとも断熱層、被
加熱層、弾性層をこの順に有している構成としたので、
外部加熱方式によって立ち上がり時間を短くできるとと
もに、弾性層の機能により記録材や画像の凹凸に定着ロ
ーラの表面が追従でき、そのため定着ローラから画像へ
の熱伝導が均一となって高画質を実現できる。特に、カ
ラー画像形成においては光沢ムラのない高画質を実現で
きる。また、断熱層の機能によって被加熱層の熱の逃げ
を抑制できるので、立ち上がり時間を短くできるととも
に、通紙枚数が多くても定着温度が下がって定着不良が
生じることを防止できる。
ば、断熱層の熱伝導率をλ1、被加熱層の熱伝導率をλ
2、弾性層の熱伝導率をλ3としたとき、λ1<λ2、
λ1≦λ3の条件を満足するように設定している。この
ため、弾性層の機能により記録材や画像の凹凸に定着ロ
ーラの表面が追従でき、そのため定着ローラから画像へ
の熱伝導が均一となって高画質を実現できる。特に、カ
ラー画像形成においては光沢ムラのない高画質を実現で
きる。また、断熱層の機能により、被加熱層の熱の逃げ
を抑制できるので、立ち上がり時間を短くできるととも
に、通紙枚数が多くても定着温度が下がって定着不良が
生じることを防止できる。
ば、被加熱層が金属層である構成としたので、高い熱伝
導性によって立ち上がり時間を短くできる。
ば、金属層が金属の粒子状体を散りばめた構成であるこ
ととしたので、製造の容易化を図ることができる。
ば、外部加熱手段が電磁誘導による誘導方式のものであ
る構成としたので、外部加熱手段の温度をそれほど上げ
る必要がなく、これによって安全性を高めることができ
るとともに装置寿命を延ばすことができ、また、耐熱性
の部品を使う必要がないためコスト低減も図ることがで
きる。
ば、断熱層の熱伝導率をλ1、発熱層の熱伝導率をλ
2、弾性層の熱伝導率をλ3としたとき、λ1<λ2、
λ1≦λ3の条件を満足するように設定している。この
ため、弾性層の機能により記録材や画像の凹凸に定着ロ
ーラの表面が追従でき、そのため定着ローラから画像へ
の熱伝導が均一となって高画質を実現できる。特に、カ
ラー画像形成においては光沢ムラのない高画質を実現で
きる。また、断熱層の機能により発熱層の熱の逃げを抑
制できるので、立ち上がり時間を短くできるとともに、
通紙枚数が多くても定着温度が下がって定着不良が生じ
ることを防止できる。
ば、発熱層が、ニッケル、磁性ステンレス、鉄など又は
これらの合金からなる強磁性体である構成としたので、
磁束を発熱層に集中させることができ、立ち上がり時間
を短くできる。
ば、発熱層が導電性を有する粒子状体を散りばめた構成
であることとしたので、製造の容易化を図ることができ
る。
ば、断熱層が0.3(W/mK)以下の熱伝導率を有し
ている構成としたので、断熱層の機能によって被加熱層
の熱の逃げを抑制できるので、立ち上がり時間を短くで
きるとともに、通紙枚数が多くても定着温度が下がって
定着不良が生じることを防止できる。
明によれば、断熱層が発泡体で形成されている構成とし
たので、熱膨張差による被加熱層又は発熱層の劣化ない
し破壊を防止することができる。
れば、断熱層の厚さが1mm以上である構成としたの
で、立ち上がり時間を短くできるとともに、通紙枚数が
多くても定着温度が下がって定着不良が生じることを防
止できる。
れば、弾性層の厚さが10μm〜2mmの範囲内である
構成としたので、記録材や画像の凹凸に追従でき、伝熱
ムラが少なく、光沢ムラのない高画質の画像を得ること
ができる。また、2mm以下の条件によって、外部加熱
手段のコイルと発熱層の距離が短く、加熱効率を高める
ことができる。また、弾性層による伝熱がしやすくな
り、立ち上がり時間を短くすることができる。
れば、断熱層が上記芯材を兼ねる構成としたので、構成
の簡易化、製造の容易化を図ることができる。
れば、弾性層の表面に離型層を有している構成としたの
で、定着ローラへのトナーのオフセットを防止でき、定
着品質を高めることができる。また、定着ローラの表面
にオイル塗布をすることなく離型性を高めることができ
るので、オイル塗布装置のない簡易か構成とすることが
できる。
れば、定着ローラの弾性層の硬度が加圧部材の弾性層の
硬度より低い構成としたので、定着ローラからの記録材
の分離性を高めることができる。
図である。
フである。
ある。
模式的断面図である。
ある。
Claims (18)
- 【請求項1】定着ローラと、該定着ローラとの間で未定
着画像を担持した記録材を挟持するための定着ニップ部
を形成する加圧部材と、上記定着ローラの外部から該定
着ローラを加熱する外部加熱手段を有する定着装置にお
いて、 上記定着ローラが、芯材と、該芯材の上にローラの径方
向外側に向かって順に、少なくとも断熱層、被加熱層、
弾性層を有していることを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記断熱層の熱伝導率をλ1、被加熱層の熱伝導率をλ
2、弾性層の熱伝導率をλ3としたとき、 λ1<λ2、λ1≦λ3 の条件を満足することを特徴とする定着装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の定着装置において、 上記被加熱層が金属層であることを特徴とする定着装
置。 - 【請求項4】請求項3記載の定着装置において、 上記金属層が、金属の粒子状体を散りばめた構成である
ことを特徴とする定着装置。 - 【請求項5】定着ローラと、該定着ローラとの間で未定
着画像を担持した記録材を挟持するための定着ニップ部
を形成する加圧部材と、上記定着ローラの外部から該定
着ローラを加熱する外部加熱手段を有する定着装置にお
いて、 上記定着ローラが、芯材と、該芯材の上にローラの径方
向外側に向かって順に、少なくとも断熱層、発熱層、弾
性層を有し、上記外部加熱手段が電磁誘導による誘導方
式のものであることを特徴とする定着装置。 - 【請求項6】請求項5記載の定着装置において、 上記断熱層の熱伝導率をλ1、発熱層の熱伝導率をλ
2、弾性層の熱伝導率をλ3としたとき、 λ1<λ2、λ1≦λ3 の条件を満足することを特徴とする定着装置。 - 【請求項7】請求項5又は6記載の定着装置において、 上記発熱層が、ニッケル、磁性ステンレス、鉄など又は
これらの合金からなる強磁性体であることを特徴とする
定着装置。 - 【請求項8】請求項5又は6記載の定着装置において、 上記発熱層が、導電性を有する粒子状体を散りばめた構
成であることを特徴とする定着装置。 - 【請求項9】請求項1乃至8のうちの一つに記載の定着
装置において、 上記断熱層が0.3(W/mK)以下の熱伝導率を有し
ていることを特徴とする定着装置。 - 【請求項10】請求項1乃至8のうちの一つに記載の定
着装置において、 上記断熱層が発泡体で形成されていることを特徴とする
定着装置。 - 【請求項11】請求項10記載の定着装置において、 上記発泡体が発泡ゴムであることを特徴とする定着装
置。 - 【請求項12】請求項1乃至8のうちの一つに記載の定
着装置において、 上記断熱層の厚さが、1mm以上であることを特徴とす
る定着装置。 - 【請求項13】請求項1乃至8のうちの一つに記載の定
着装置において、 上記弾性層の厚さが、10μm〜2mmの範囲内である
ことを特徴とする定着装置。 - 【請求項14】請求項1乃至8のうちの一つに記載の定
着装置において、 上記断熱層が上記芯材を兼ねることを特徴とする定着装
置。 - 【請求項15】請求項1乃至14のうちの一つに記載の
定着装置において、 上記弾性層の表面に離型層を有していることを特徴とす
る定着装置。 - 【請求項16】請求項1乃至15のうちの一つに記載の
定着装置において、 上記加圧部材が弾性層を有し、上記定着ローラの弾性層
の硬度が該加圧部材の弾性層の硬度より低いことを特徴
とする定着装置。 - 【請求項17】未定着画像を熱と圧力により記録材上に
定着する定着装置を有する画像形成装置において、 上記定着装置が請求項1乃至16のうちの一つに記載の
ものであることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項18】請求項17記載の画像形成装置におい
て、 カラー画像形成が可能であることを特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000129606A JP2001312168A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 定着装置及び画像形成装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000129606A JP2001312168A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001312168A true JP2001312168A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18638852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000129606A Pending JP2001312168A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001312168A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2000-04-28 JP JP2000129606A patent/JP2001312168A/ja active Pending
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JPWO2019163311A1 (ja) * | 2018-02-23 | 2021-01-07 | Tmtマシナリー株式会社 | 加熱ローラ及び紡糸延伸装置 |
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