JPH08202193A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH08202193A JPH08202193A JP2450895A JP2450895A JPH08202193A JP H08202193 A JPH08202193 A JP H08202193A JP 2450895 A JP2450895 A JP 2450895A JP 2450895 A JP2450895 A JP 2450895A JP H08202193 A JPH08202193 A JP H08202193A
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- Japan
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- transfer material
- roller
- fixing device
- heat
- heating member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本出願に係る第1の発明は、転写材端部の波
打ちを防止することのできる定着装置を提供することを
目的としている。 【構成】 定着ローラー21に配設されたハロゲンラン
プ35のヒーター部38発熱部である巻線部の端部を、
転写材14の端部から3〜6mm程度の位置に設定する
ことで、定着ローラー21端部の温度の中央部との差Δ
Tを、10〜20℃にすることができ、転写材14の端
部の波打ちを大幅に少なくすることができる。
打ちを防止することのできる定着装置を提供することを
目的としている。 【構成】 定着ローラー21に配設されたハロゲンラン
プ35のヒーター部38発熱部である巻線部の端部を、
転写材14の端部から3〜6mm程度の位置に設定する
ことで、定着ローラー21端部の温度の中央部との差Δ
Tを、10〜20℃にすることができ、転写材14の端
部の波打ちを大幅に少なくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
ター(以後、LBPとする)やLEDプリンターに用い
る熱定着装置に関するものである。
ター(以後、LBPとする)やLEDプリンターに用い
る熱定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LBPや複写機等では、紙等にト
ナーを定着するために、熱を利用する熱定着装置を使用
するのが殆どである。これは、保存性が優れており、低
速機から高速機まで対応できること、トナーの選択の幅
が広いこと等のメリットが多いためである。
ナーを定着するために、熱を利用する熱定着装置を使用
するのが殆どである。これは、保存性が優れており、低
速機から高速機まで対応できること、トナーの選択の幅
が広いこと等のメリットが多いためである。
【0003】この熱定着装置の中では、特に熱ローラー
方式の定着装置とフィルム方式の定着装置が広く使われ
ている。特に、ウェイトタイムを早くしたい場合、フィ
ルム方式の定着装置が使われることが多い。
方式の定着装置とフィルム方式の定着装置が広く使われ
ている。特に、ウェイトタイムを早くしたい場合、フィ
ルム方式の定着装置が使われることが多い。
【0004】フィルム方式の定着装置は、セラミック基
板状に厚膜ヒータを形成し、このセラッミク基板と転写
材の裏側にはバックアップ用の弾性ローラーを配置した
ものである。フィルム方式の定着装置の特徴は、ウェイ
トタイムが短いので、転写材が来た時のみ、ヒータへの
電源を入れればいいことである。
板状に厚膜ヒータを形成し、このセラッミク基板と転写
材の裏側にはバックアップ用の弾性ローラーを配置した
ものである。フィルム方式の定着装置の特徴は、ウェイ
トタイムが短いので、転写材が来た時のみ、ヒータへの
電源を入れればいいことである。
【0005】また、熱ローラー方式の定着装置でもウェ
イトタイムを早くすることが、市場で求められている。
この熱ローラー方式の定着装置の画像面側のローラーに
は、金属パイプの表面に30〜100μmのふっ素樹脂
のチューブを被覆したものや、ふっ素樹脂のコーティン
グを施したものが使われており、ふっ樹脂の中でも、反
転現像系には、離型性が良いPFA樹脂が使われる場合
が多く、ウェイトタイムを短縮するために、0.8〜
1.5mmの厚みの薄い金属パイプを使用することが多
い。
イトタイムを早くすることが、市場で求められている。
この熱ローラー方式の定着装置の画像面側のローラーに
は、金属パイプの表面に30〜100μmのふっ素樹脂
のチューブを被覆したものや、ふっ素樹脂のコーティン
グを施したものが使われており、ふっ樹脂の中でも、反
転現像系には、離型性が良いPFA樹脂が使われる場合
が多く、ウェイトタイムを短縮するために、0.8〜
1.5mmの厚みの薄い金属パイプを使用することが多
い。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、熱
ローラー方式の定着装置とフィルム方式の定着装置のい
ずれでも、転写材の端部(転写材の「こば」から5mm
程度)が波を打つ場合がある。転写材の端部が波を打つ
と、書類を揃えた時に見栄えが悪くなったり、複写機の
自動原稿送り機(ADF)に入れると、紙詰まり(ジャ
ム)が発生することがある。
ローラー方式の定着装置とフィルム方式の定着装置のい
ずれでも、転写材の端部(転写材の「こば」から5mm
程度)が波を打つ場合がある。転写材の端部が波を打つ
と、書類を揃えた時に見栄えが悪くなったり、複写機の
自動原稿送り機(ADF)に入れると、紙詰まり(ジャ
ム)が発生することがある。
【0007】転写材の端部が波を打つ理由は、熱ローラ
ー方式の定着装置とフィルム方式の定着装置のいずれで
も、ローラーが軸方向に鼓状(逆クラウン)になってお
り、転写材を両端方向に引っ張っている力が働くからで
ある。転写材を両端方向に引っ張っていると、転写材の
端部が伸びることで、転写材の端部が波を打つことにな
る。
ー方式の定着装置とフィルム方式の定着装置のいずれで
も、ローラーが軸方向に鼓状(逆クラウン)になってお
り、転写材を両端方向に引っ張っている力が働くからで
ある。転写材を両端方向に引っ張っていると、転写材の
端部が伸びることで、転写材の端部が波を打つことにな
る。
【0008】これに加えて、転写材の漉目が横目では、
送り方向の左右端部が伸び易く、波打ちがより顕著にな
る。別の要因として、定着装置の温度が高いと、左右端
部が伸び易くなり、波打ちがより悪くなる。
送り方向の左右端部が伸び易く、波打ちがより顕著にな
る。別の要因として、定着装置の温度が高いと、左右端
部が伸び易くなり、波打ちがより悪くなる。
【0009】本出願に係る第1の発明は、上記問題点を
解決し、転写材端部の波打ちを防止することのできる定
着装置を提供することを目的としている。
解決し、転写材端部の波打ちを防止することのできる定
着装置を提供することを目的としている。
【0010】また、本出願に係る第2の発明は、特にフ
ィルム方式の定着装置において転写材端部の波打ちを防
止することのできる定着装置を提供することを目的とし
ている。
ィルム方式の定着装置において転写材端部の波打ちを防
止することのできる定着装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】さらに、本出願に係る第3の発明は、特に
ローラー方式の定着装置において転写材端部の波打ちを
防止することのできる定着装置を提供することを目的と
している。
ローラー方式の定着装置において転写材端部の波打ちを
防止することのできる定着装置を提供することを目的と
している。
【0012】また、本出願に係る第4の発明は、定着不
良を発生させることなく、転写材の波打ちを防止するこ
とのできる定着装置を提供することを目的としている。
良を発生させることなく、転写材の波打ちを防止するこ
とのできる定着装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、加熱部材を有し転写材を挟持搬
送することにより転写材上にトナーを加熱定着する定着
装置において、上記加熱部材の加熱領域は、挟持搬送さ
れる転写材の幅よりも狭い範囲に設定されていることに
より達成される。
によれば、上記目的は、加熱部材を有し転写材を挟持搬
送することにより転写材上にトナーを加熱定着する定着
装置において、上記加熱部材の加熱領域は、挟持搬送さ
れる転写材の幅よりも狭い範囲に設定されていることに
より達成される。
【0014】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、加熱部材は、薄
いフィルムを介して加圧部材と圧接するように配設され
ており、該圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱するこ
とにより達成される。
上記目的は、上記第1の発明において、加熱部材は、薄
いフィルムを介して加圧部材と圧接するように配設され
ており、該圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱するこ
とにより達成される。
【0015】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、上記目的は、上記第1の発明において、加熱部材
は、薄い金属ローラー内部に設けられており、該金属ロ
ーラーには加圧ローラーが圧接するように配設され、該
圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱することにより達
成される。
ば、上記目的は、上記第1の発明において、加熱部材
は、薄い金属ローラー内部に設けられており、該金属ロ
ーラーには加圧ローラーが圧接するように配設され、該
圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱することにより達
成される。
【0016】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明ないし第3の発明のいずれ
かにおいて、加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の両
端部から5mm離れた位置に設定されていることにより
達成される。
上記目的は、上記第1の発明ないし第3の発明のいずれ
かにおいて、加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の両
端部から5mm離れた位置に設定されていることにより
達成される。
【0017】
【作用】本出願に係る第1の発明によれば、加熱部材を
有し転写材を挟持搬送することにより転写材上にトナー
を加熱定着する定着装置において、上記加熱部材の加熱
領域は、挟持搬送される転写材の幅よりも狭い範囲に設
定されているので、転写材の端部を加熱する部分の温度
は、中央部を加熱する温度よりも低く、転写材の波打ち
を発生させない。
有し転写材を挟持搬送することにより転写材上にトナー
を加熱定着する定着装置において、上記加熱部材の加熱
領域は、挟持搬送される転写材の幅よりも狭い範囲に設
定されているので、転写材の端部を加熱する部分の温度
は、中央部を加熱する温度よりも低く、転写材の波打ち
を発生させない。
【0018】また、本出願に係る第2の発明によれば、
加熱部材は、薄いフィルムを介して加圧部材と圧接する
ように配設されており、該圧接部にて転写材を挟持搬送
して加熱するが、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送され
る転写材の幅よりも狭い範囲に設定されているので、転
写材の端部を加熱する部分の温度は、中央部を加熱する
温度よりも低く、転写材の波打ちを発生させない。
加熱部材は、薄いフィルムを介して加圧部材と圧接する
ように配設されており、該圧接部にて転写材を挟持搬送
して加熱するが、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送され
る転写材の幅よりも狭い範囲に設定されているので、転
写材の端部を加熱する部分の温度は、中央部を加熱する
温度よりも低く、転写材の波打ちを発生させない。
【0019】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、加熱部材は、薄い金属ローラー内部に設けられてお
り、該金属ローラーには加圧ローラーが圧接するように
配設され、該圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱する
が、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転写材の幅
よりも狭い範囲に設定されているので、転写材の端部を
加熱する部分の温度は、中央部を加熱する温度よりも低
く、転写材の波打ちを発生させない。
ば、加熱部材は、薄い金属ローラー内部に設けられてお
り、該金属ローラーには加圧ローラーが圧接するように
配設され、該圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱する
が、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転写材の幅
よりも狭い範囲に設定されているので、転写材の端部を
加熱する部分の温度は、中央部を加熱する温度よりも低
く、転写材の波打ちを発生させない。
【0020】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記第1の発明ないし第3の発明のいずれかにおいて、
加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の両端部から5m
m離れた位置に設定されているので、転写材の端部を加
熱する部分の温度は中央部を加熱する部分の温度よりも
10℃〜20℃低くなり、定着不良を発生させることな
く、転写材の波打ちを抑える。
上記第1の発明ないし第3の発明のいずれかにおいて、
加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の両端部から5m
m離れた位置に設定されているので、転写材の端部を加
熱する部分の温度は中央部を加熱する部分の温度よりも
10℃〜20℃低くなり、定着不良を発生させることな
く、転写材の波打ちを抑える。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0022】(第1の実施例)図1にレーザービームプ
リンタ(LBP)の概略構成を示す。図中1は、画像情
報に応じて発信されるレーザー光を、照射及び走査する
光学手段と走査手段を有したスキャナユニットである。
10は、主たる画像形成手段を内蔵したプロセスカード
リッジであって、像保持部材の感光ドラム3、半導電性
のゴムからなるローラー帯電器4、トナー6を感光ドラ
ム3上に現像する現像器5、及び廃トナーを感光ドラム
3上から除去するクリーナー8等から構成されている。
リンタ(LBP)の概略構成を示す。図中1は、画像情
報に応じて発信されるレーザー光を、照射及び走査する
光学手段と走査手段を有したスキャナユニットである。
10は、主たる画像形成手段を内蔵したプロセスカード
リッジであって、像保持部材の感光ドラム3、半導電性
のゴムからなるローラー帯電器4、トナー6を感光ドラ
ム3上に現像する現像器5、及び廃トナーを感光ドラム
3上から除去するクリーナー8等から構成されている。
【0023】プロセスカードリッジ10内の感光ドラム
3は、矢印の方向に回転しており、ローラー帯電器4に
よりその表面を一様に帯電された後、スキャナユニット
1で発信されたレーザー光を、ミラー2を介して感光ド
ラム3に照射され、静電潜像を形成する。この静電潜像
は、現像器5によりトナーが供給され、トナー像として
可視像化される。
3は、矢印の方向に回転しており、ローラー帯電器4に
よりその表面を一様に帯電された後、スキャナユニット
1で発信されたレーザー光を、ミラー2を介して感光ド
ラム3に照射され、静電潜像を形成する。この静電潜像
は、現像器5によりトナーが供給され、トナー像として
可視像化される。
【0024】一方、給紙カセット12内の転写材14
は、給紙ローラー13及び給紙ローラー13に対向して
設けられた分離パッド(図示せず)により、1枚ずつ分
離されて給送される。給紙された転写材14は、上下の
ガイドに沿って、一対のレジストローラー15に搬送さ
れる。レジストローラー15は、転写材14が来るまで
停止しており、これに転写材14の先端が突き当たるこ
とにより、転写材14の斜行を補正する。次いでレジス
トローラー15は、前記感光ドラム3上に形成された画
像の先端と同期するように、転写材14を転写部へと搬
送する。このレジストローラー15の近くに給紙センサ
ー(図示せず)が設置されており、通紙状態や、ジャ
ム、転写材14の長さを検知できる。
は、給紙ローラー13及び給紙ローラー13に対向して
設けられた分離パッド(図示せず)により、1枚ずつ分
離されて給送される。給紙された転写材14は、上下の
ガイドに沿って、一対のレジストローラー15に搬送さ
れる。レジストローラー15は、転写材14が来るまで
停止しており、これに転写材14の先端が突き当たるこ
とにより、転写材14の斜行を補正する。次いでレジス
トローラー15は、前記感光ドラム3上に形成された画
像の先端と同期するように、転写材14を転写部へと搬
送する。このレジストローラー15の近くに給紙センサ
ー(図示せず)が設置されており、通紙状態や、ジャ
ム、転写材14の長さを検知できる。
【0025】7は転写ローラーであり、トナーと反対極
性の電荷を転写材14の裏側から与えることにより、前
記感光ドラム3上に形成されたトナー像を転写材14に
転写する。このトナー像を転写された転写材14は、搬
送ローラー16a及び搬送ガイド16bにより定着装置
17へ搬送される。上記定着装置17は転写材14上の
トナー像を熱及び圧力で転写材14上に熔解、固着させ
ることにより記録画像とする。画像定着後の転写材14
はフラッパ(図示せず)により選択された各搬送路を経
て排出トレイ18に排出される。
性の電荷を転写材14の裏側から与えることにより、前
記感光ドラム3上に形成されたトナー像を転写材14に
転写する。このトナー像を転写された転写材14は、搬
送ローラー16a及び搬送ガイド16bにより定着装置
17へ搬送される。上記定着装置17は転写材14上の
トナー像を熱及び圧力で転写材14上に熔解、固着させ
ることにより記録画像とする。画像定着後の転写材14
はフラッパ(図示せず)により選択された各搬送路を経
て排出トレイ18に排出される。
【0026】図2は、定着装置17の概観を示すもので
あり、金属ローラーたる定着ローラー21、加圧ローラ
ー22、分離爪25、加熱部材としてのハロゲンランプ
35、温調用のサーミスタ29、定着入口ガイド34等
から構成されている。定着ローラー21の構成は、厚み
が0.8〜1.5mmの中空のアルミニウムまたは鉄、
ステンレス・スティールのパイプ23の上に、接着層と
してのプライマー層30、さらにその上にふっ素樹脂層
24がある。プライマー層30は、3〜20μmが適当
であり、ふっ素樹脂層24の厚みは30〜100μmが
適当である。このふっ素樹脂層は、PFA樹脂のチュー
ブで形成してもよく、PFA樹脂を焼き付けてもよい。
この定着ローラー21では離型性を重視しているので、
ふっ素樹脂にはフィラーを混ぜない純粋のPFA樹脂で
構成されている。
あり、金属ローラーたる定着ローラー21、加圧ローラ
ー22、分離爪25、加熱部材としてのハロゲンランプ
35、温調用のサーミスタ29、定着入口ガイド34等
から構成されている。定着ローラー21の構成は、厚み
が0.8〜1.5mmの中空のアルミニウムまたは鉄、
ステンレス・スティールのパイプ23の上に、接着層と
してのプライマー層30、さらにその上にふっ素樹脂層
24がある。プライマー層30は、3〜20μmが適当
であり、ふっ素樹脂層24の厚みは30〜100μmが
適当である。このふっ素樹脂層は、PFA樹脂のチュー
ブで形成してもよく、PFA樹脂を焼き付けてもよい。
この定着ローラー21では離型性を重視しているので、
ふっ素樹脂にはフィラーを混ぜない純粋のPFA樹脂で
構成されている。
【0027】また、加圧ローラー22は、芯金26をア
ルミニウムまたは、鉄、ステンレス・スティールで作
り、その上に導電性のスポンジ層27をプライマー(図
示せず)を介して接着し、最上層部にPFA樹脂のチュ
ーブ28を被覆している。このPFA樹脂のチューブ2
8も離型性を重視して、導電性のフィラーは混ぜていな
い。
ルミニウムまたは、鉄、ステンレス・スティールで作
り、その上に導電性のスポンジ層27をプライマー(図
示せず)を介して接着し、最上層部にPFA樹脂のチュ
ーブ28を被覆している。このPFA樹脂のチューブ2
8も離型性を重視して、導電性のフィラーは混ぜていな
い。
【0028】以上のような定着ローラー21及び加圧ロ
ーラー22で形成される圧接部(以下、ニップ部とす
る)Nに、ガイド34に導かれてトナー32を担持した
転写材14が進入し、該ニップ部Nにて加熱及び加圧さ
れながら挟持搬送されることにより、トナー32が転写
材14に定着される。
ーラー22で形成される圧接部(以下、ニップ部とす
る)Nに、ガイド34に導かれてトナー32を担持した
転写材14が進入し、該ニップ部Nにて加熱及び加圧さ
れながら挟持搬送されることにより、トナー32が転写
材14に定着される。
【0029】従って、上記定着ローラー21に、定着さ
れなかったトナーが転移する場合があるため、上記定着
ローラー21には、高圧電源あるいはバリスタ、ダイオ
ード、抵抗素子等の自己電圧発生素子により、バイアス
電圧が印加されるようになっている。このバイアス電圧
は、トナーと同極性であり、トナーが定着ローラー21
にオフセットするのを防止している。
れなかったトナーが転移する場合があるため、上記定着
ローラー21には、高圧電源あるいはバリスタ、ダイオ
ード、抵抗素子等の自己電圧発生素子により、バイアス
電圧が印加されるようになっている。このバイアス電圧
は、トナーと同極性であり、トナーが定着ローラー21
にオフセットするのを防止している。
【0030】上記定着ローラー21に配設されたハロゲ
ンランプ35の発熱分布(発光分布)を図3に示す。図
中36はガラス管、37は端部の封止部、38はヒータ
ー部であり、図中の巻線部で発熱し、それ以外では殆ど
発熱しない。
ンランプ35の発熱分布(発光分布)を図3に示す。図
中36はガラス管、37は端部の封止部、38はヒータ
ー部であり、図中の巻線部で発熱し、それ以外では殆ど
発熱しない。
【0031】このハロゲンランプ35の端部A、A’の
発光分布を小さくし、A、A’の長さを、3〜6mm程
度とすることで、定着ローラー21端部の温度の中央部
との差ΔTを、10〜20℃にすることができる。これ
は、定着ローラー21の厚みが0.8〜1.5mmと薄
いので、軸方向への熱伝導が小さいことが寄与してい
る。
発光分布を小さくし、A、A’の長さを、3〜6mm程
度とすることで、定着ローラー21端部の温度の中央部
との差ΔTを、10〜20℃にすることができる。これ
は、定着ローラー21の厚みが0.8〜1.5mmと薄
いので、軸方向への熱伝導が小さいことが寄与してい
る。
【0032】このように構成すると、定着ローラー21
の端部A、A’の温度を中央部よりも低くすることがで
きるので、転写材としての紙の端部の波打ちを大幅に少
なくすることができた。
の端部A、A’の温度を中央部よりも低くすることがで
きるので、転写材としての紙の端部の波打ちを大幅に少
なくすることができた。
【0033】(第2の実施例)図4は、本発明を使用し
た第2の実施例であり、フィルム方式の定着装置40に
関するものである。
た第2の実施例であり、フィルム方式の定着装置40に
関するものである。
【0034】図中47は、フィルム方式の定着装置の枠
体であり、ステーと呼ばれるもので、ヒーター支持体4
8を介して、加熱部材たるヒーター41を保持してい
る。ステー47の周囲には、40〜150μmの厚みの
薄膜のフィルムとしてエンドレスベルト42が張設され
ており、駆動ローラー43とテンションローラー44に
より、回転可能なように取り付けられている。
体であり、ステーと呼ばれるもので、ヒーター支持体4
8を介して、加熱部材たるヒーター41を保持してい
る。ステー47の周囲には、40〜150μmの厚みの
薄膜のフィルムとしてエンドレスベルト42が張設され
ており、駆動ローラー43とテンションローラー44に
より、回転可能なように取り付けられている。
【0035】この薄膜のエンドレスベルト42は、耐熱
性があって強靭な特性のフィルム、例えばポリイミドフ
ィルムを基層に、表面には離型性のよい材料、例えばテ
フロン樹脂の薄膜、特に好ましくはPFA樹脂のコーテ
ィングあるいは、PFA樹脂の薄層を重ね合わせたもの
を使用している。基層は、15〜100μm程度の厚み
が適当であり、表層の厚みは、10〜50μm程度が適
当である。上記表層の別の例としては、ポリイミド・ポ
リエーテルイミドのフィルムの上に、PFA樹脂のフィ
ルムを貼り合わせてもよく、またカーボンをフィラーと
して使用した半導電性のPFA樹脂であってもよい。
性があって強靭な特性のフィルム、例えばポリイミドフ
ィルムを基層に、表面には離型性のよい材料、例えばテ
フロン樹脂の薄膜、特に好ましくはPFA樹脂のコーテ
ィングあるいは、PFA樹脂の薄層を重ね合わせたもの
を使用している。基層は、15〜100μm程度の厚み
が適当であり、表層の厚みは、10〜50μm程度が適
当である。上記表層の別の例としては、ポリイミド・ポ
リエーテルイミドのフィルムの上に、PFA樹脂のフィ
ルムを貼り合わせてもよく、またカーボンをフィラーと
して使用した半導電性のPFA樹脂であってもよい。
【0036】ヒーター支持体48は、ヒーター41を断
熱支持し全体の強度を確保するものである。材料は、P
PS、PAI、PI、PEEK、液晶ポリマー、セラミ
ックス、及びこれらの複合材であれば良い。
熱支持し全体の強度を確保するものである。材料は、P
PS、PAI、PI、PEEK、液晶ポリマー、セラミ
ックス、及びこれらの複合材であれば良い。
【0037】ヒーター41は、アルミナ基板の下面の略
中央部付近に長手方向に沿って、Ta2N・銀パラジウ
ム等の電気抵抗材料を塗工したものが、用いられる。こ
のヒーター41の下面側、すなわちエンドレスベルトと
接触する面は、3〜50μm程度の厚みの耐熱性ガラス
材料で被覆されている。このヒーター41は、断熱性の
支持体48に接着されており、さらにステー47に固定
されている。
中央部付近に長手方向に沿って、Ta2N・銀パラジウ
ム等の電気抵抗材料を塗工したものが、用いられる。こ
のヒーター41の下面側、すなわちエンドレスベルトと
接触する面は、3〜50μm程度の厚みの耐熱性ガラス
材料で被覆されている。このヒーター41は、断熱性の
支持体48に接着されており、さらにステー47に固定
されている。
【0038】加圧ローラー45の構成は、シリコーンゴ
ム単体、あるいはシリコーンゴムの上に、テフロン樹脂
のコーティングをしたものが使用可能である。
ム単体、あるいはシリコーンゴムの上に、テフロン樹脂
のコーティングをしたものが使用可能である。
【0039】以上のようにエンドレスベルト42を介し
てヒーター48と加圧ローラー45の間に形成されたニ
ップ部の前方には、入り口ガイド46が配設されてお
り、該ニップ部に転写材を案内するようになっている。
てヒーター48と加圧ローラー45の間に形成されたニ
ップ部の前方には、入り口ガイド46が配設されてお
り、該ニップ部に転写材を案内するようになっている。
【0040】なお、薄膜のエンドレスベルト42の駆動
は、加圧ローラー45により、転写材を介して、あるい
は直接行う様にしてもよい。このためには、加圧ローラ
ー45の表面が適度の摩擦力を持っている必要がある。
は、加圧ローラー45により、転写材を介して、あるい
は直接行う様にしてもよい。このためには、加圧ローラ
ー45の表面が適度の摩擦力を持っている必要がある。
【0041】図5は、本実施例に使用しているヒーター
41の下から見た図である。分り易くするために、転写
材の横幅が最大のものの寸法と対応して、記入してあ
る。
41の下から見た図である。分り易くするために、転写
材の横幅が最大のものの寸法と対応して、記入してあ
る。
【0042】このヒーター41は、前記したように、絶
縁性の基板50の上に、電気絶縁材料51を塗工してあ
り、図示していないが、この電気絶縁材料51の上に、
ガラス層を設けている。
縁性の基板50の上に、電気絶縁材料51を塗工してあ
り、図示していないが、この電気絶縁材料51の上に、
ガラス層を設けている。
【0043】そして、ヒーター41の幅を、この図に示
しているように、転写材の最大幅サイズよりも2〜5m
m短くする(B、B’)。このようにすると、転写材の
画像部は定着性が良好である一方、端部は温度が低くな
り、転写材の端部が波打つことが減少した。
しているように、転写材の最大幅サイズよりも2〜5m
m短くする(B、B’)。このようにすると、転写材の
画像部は定着性が良好である一方、端部は温度が低くな
り、転写材の端部が波打つことが減少した。
【0044】このように構成しても、転写材の端部は画
像が書かれないか、あるいは簡単な線しか書かれないの
で、温度が低くても定着性で問題になることは無い。
像が書かれないか、あるいは簡単な線しか書かれないの
で、温度が低くても定着性で問題になることは無い。
【0045】このようにすることで、転写材の端部の温
度と中央部との差ΔTを、10〜30℃にすることがで
きる。このように構成すると、転写材の端部B、B’の
温度を中央部よりも低くすることができるので、転写材
としての紙の端部の波打ちを大幅に少なくすることがで
きた。特に、このような定着装置では、発熱部と転写材
が近いので、ヒーターの発熱を制御すると、その制御と
転写材の温度分布が比較的対応し、レスポンスが良い。
従って、定着すべき画像部と転写材の端部で急峻な温度
分布を持つことが可能で、本発明の趣旨により合致する
ものである。
度と中央部との差ΔTを、10〜30℃にすることがで
きる。このように構成すると、転写材の端部B、B’の
温度を中央部よりも低くすることができるので、転写材
としての紙の端部の波打ちを大幅に少なくすることがで
きた。特に、このような定着装置では、発熱部と転写材
が近いので、ヒーターの発熱を制御すると、その制御と
転写材の温度分布が比較的対応し、レスポンスが良い。
従って、定着すべき画像部と転写材の端部で急峻な温度
分布を持つことが可能で、本発明の趣旨により合致する
ものである。
【0046】また、図5の例では、紙のサイズより小さ
いサイズの紙は、波打ちの効果が減少するが、図6に示
すようにヒーター41の発熱部を中央部52と端部53
に分割し、紙サイズに応じて発熱部に通電することによ
って、上記目的により適したものにできる。
いサイズの紙は、波打ちの効果が減少するが、図6に示
すようにヒーター41の発熱部を中央部52と端部53
に分割し、紙サイズに応じて発熱部に通電することによ
って、上記目的により適したものにできる。
【0047】(第3の実施例)次に、図7に従って、第
3の実施例を説明する。
3の実施例を説明する。
【0048】この実施例は、ローラー方式の定着装置
で、定着ローラーに直接加熱部材を有している場合であ
る。
で、定着ローラーに直接加熱部材を有している場合であ
る。
【0049】図中61は、定着ローラー21の内側面に
密着して構成した、電気抵抗部材のような加熱部材であ
り、この加熱部材61は、スリップリング(図示せず)
により、通電されている。定着ローラー21の構成は、
中空のアルミニウムまたは鉄、ステンレス・スティール
のパイプ23の上に、接着層としてのプライマー層3
0、さらにその上にふっ素樹脂層24がある。プライマ
ー層30は、3〜20μmが適当であり、ふっ素樹脂層
24の厚みは30〜100μmが適当である。このふっ
素樹脂層は、PFA樹脂のチューブで形成してもよく、
PFA樹脂の塗料を焼き付けてもよい。この定着ローラ
ーでは、離型性を重視しているので、ふっ素樹脂にはフ
ィラーを混ぜない純粋のPFA樹脂で構成されている。
密着して構成した、電気抵抗部材のような加熱部材であ
り、この加熱部材61は、スリップリング(図示せず)
により、通電されている。定着ローラー21の構成は、
中空のアルミニウムまたは鉄、ステンレス・スティール
のパイプ23の上に、接着層としてのプライマー層3
0、さらにその上にふっ素樹脂層24がある。プライマ
ー層30は、3〜20μmが適当であり、ふっ素樹脂層
24の厚みは30〜100μmが適当である。このふっ
素樹脂層は、PFA樹脂のチューブで形成してもよく、
PFA樹脂の塗料を焼き付けてもよい。この定着ローラ
ーでは、離型性を重視しているので、ふっ素樹脂にはフ
ィラーを混ぜない純粋のPFA樹脂で構成されている。
【0050】また、加圧ローラーは、芯金26をアルミ
ニウムまたは鉄、ステンレス・スティールで作り、その
上に導電性のスポンジ層27をプライマー(図示せず)
を介して接着し、最上層部にPFA樹脂のチューブ28
を被覆している。このPFA樹脂のチューブ28も離型
性を重視して、導電性はフィラーは混ぜていない。
ニウムまたは鉄、ステンレス・スティールで作り、その
上に導電性のスポンジ層27をプライマー(図示せず)
を介して接着し、最上層部にPFA樹脂のチューブ28
を被覆している。このPFA樹脂のチューブ28も離型
性を重視して、導電性はフィラーは混ぜていない。
【0051】この構成では、定着ローラー21の表面温
度の制御が、内部からハロゲンランプで加熱する方式よ
りも、より精密に行うことができるので、定着ローラー
21の端部での温度をより厳密に定義できる。従って、
定着ローラー21の内側面に密着して構成した加熱部材
61の長さを転写材の最大サイズよりも3〜5mm小さ
くすることで、定着ローラー21の端部の温度を中央部
より10〜30℃低くすることにより、紙の端部での波
打ちを大幅に小さくすることができた。
度の制御が、内部からハロゲンランプで加熱する方式よ
りも、より精密に行うことができるので、定着ローラー
21の端部での温度をより厳密に定義できる。従って、
定着ローラー21の内側面に密着して構成した加熱部材
61の長さを転写材の最大サイズよりも3〜5mm小さ
くすることで、定着ローラー21の端部の温度を中央部
より10〜30℃低くすることにより、紙の端部での波
打ちを大幅に小さくすることができた。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、加熱部材を有し転写材を挟持搬送する
ことにより転写材上にトナーを加熱定着する定着装置に
おいて、上記加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転
写材の幅よりも狭い範囲に設定されているので、転写材
の端部を加熱する部分の温度は、中央部を加熱する温度
よりも低くなり、転写材の端部の波打ちを低減すること
ができる。
の発明によれば、加熱部材を有し転写材を挟持搬送する
ことにより転写材上にトナーを加熱定着する定着装置に
おいて、上記加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転
写材の幅よりも狭い範囲に設定されているので、転写材
の端部を加熱する部分の温度は、中央部を加熱する温度
よりも低くなり、転写材の端部の波打ちを低減すること
ができる。
【0053】また、本出願に係る第2の発明によれば、
加熱部材は、薄いフィルムを介して加圧部材と圧接する
ように配設されており、該圧接部にて転写材を挟持搬送
して加熱するが、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送され
る転写材の幅よりも狭い範囲に設定されているので、転
写材の端部を加熱する部分の温度は、中央部を加熱する
温度よりも低くなり、転写材の端部の波打ちを低減する
ことができる。
加熱部材は、薄いフィルムを介して加圧部材と圧接する
ように配設されており、該圧接部にて転写材を挟持搬送
して加熱するが、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送され
る転写材の幅よりも狭い範囲に設定されているので、転
写材の端部を加熱する部分の温度は、中央部を加熱する
温度よりも低くなり、転写材の端部の波打ちを低減する
ことができる。
【0054】さらに、本出願に係る第3の発明によれ
ば、加熱部材は、薄い金属ローラー内部に設けられてお
り、該金属ローラーには加圧ローラーが圧接するように
配設され、該圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱する
が、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転写材の幅
よりも狭い範囲に設定されているので、転写材の端部を
加熱する部分の温度は、中央部を加熱する温度よりも低
くなり、転写材の端部の波打ちを低減することができ
る。
ば、加熱部材は、薄い金属ローラー内部に設けられてお
り、該金属ローラーには加圧ローラーが圧接するように
配設され、該圧接部にて転写材を挟持搬送して加熱する
が、加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転写材の幅
よりも狭い範囲に設定されているので、転写材の端部を
加熱する部分の温度は、中央部を加熱する温度よりも低
くなり、転写材の端部の波打ちを低減することができ
る。
【0055】また、本出願に係る第4の発明によれば、
上記第1の発明ないし第3の発明のいずれかにおいて、
加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の両端部から5m
m離れた位置に設定されているので、転写材の端部を加
熱する部分の温度は中央部を加熱する部分の温度よりも
10℃〜20℃低くなり、定着不良を発生させることな
く、転写材の波打ちを抑えることができる。
上記第1の発明ないし第3の発明のいずれかにおいて、
加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の両端部から5m
m離れた位置に設定されているので、転写材の端部を加
熱する部分の温度は中央部を加熱する部分の温度よりも
10℃〜20℃低くなり、定着不良を発生させることな
く、転写材の波打ちを抑えることができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるレーザービーム
プリンタの概略構成を示す。
プリンタの概略構成を示す。
【図2】本発明の第1の実施例における定着装置の概略
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図2で用いた定着装置のハロゲンランプの概略
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるフィルム方式の
定着装置の概略を示す図である。
定着装置の概略を示す図である。
【図5】図4で用いたフィルム方式の定着装置のヒータ
の概略を示す図である。
の概略を示す図である。
【図6】図4で用いたフィルム方式の定着装置のヒータ
の概略を示す図である。
の概略を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例における定着装置の概略を
示す図である。
示す図である。
14 転写材 17 定着装置 21 定着ローラー(金属ローラー) 22 加圧ローラー 32 トナー 35 ハロゲンランプ(加熱部材) 41 ヒーター(加熱部材) 42 エンドレスベルト(フィルム) 45 加圧ローラー 61 加熱部材
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱部材を有し転写材を挟持搬送するこ
とにより転写材上にトナーを加熱定着する定着装置にお
いて、上記加熱部材の加熱領域は、挟持搬送される転写
材の幅よりも狭い範囲に設定されていることを特徴とす
る定着装置。 - 【請求項2】 加熱部材は、薄いフィルムを介して加圧
部材と圧接するように配設されており、該圧接部にて転
写材を挟持搬送して加熱することとする請求項1に記載
の定着装置。 - 【請求項3】 加熱部材は、薄い金属ローラー内部に設
けられており、該金属ローラーには加圧ローラーが圧接
するように配設され、該圧接部にて転写材を挟持搬送し
て加熱することとする請求項1に記載の定着装置。 - 【請求項4】 加熱領域の両端部は、それぞれ転写材の
両端部から5mm離れた位置に設定されていることとす
る請求項1または請求項3のいずれかに記載の定着装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2450895A JPH08202193A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2450895A JPH08202193A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202193A true JPH08202193A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12140128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2450895A Pending JPH08202193A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08202193A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003295658A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-15 | Konica Corp | 画像形成装置 |
KR20170041575A (ko) * | 2015-10-07 | 2017-04-17 | 에스프린팅솔루션 주식회사 | 정착장치 및 이를 갖는 화상형성장치 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP2450895A patent/JPH08202193A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003295658A (ja) * | 2002-04-05 | 2003-10-15 | Konica Corp | 画像形成装置 |
KR20170041575A (ko) * | 2015-10-07 | 2017-04-17 | 에스프린팅솔루션 주식회사 | 정착장치 및 이를 갖는 화상형성장치 |
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