JPH09114292A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH09114292A
JPH09114292A JP27126295A JP27126295A JPH09114292A JP H09114292 A JPH09114292 A JP H09114292A JP 27126295 A JP27126295 A JP 27126295A JP 27126295 A JP27126295 A JP 27126295A JP H09114292 A JPH09114292 A JP H09114292A
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JP
Japan
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rollers
pair
fixing device
transfer material
roller
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Withdrawn
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JP27126295A
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English (en)
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Masaharu Okubo
正晴 大久保
Hiroshi Kataoka
洋 片岡
Hiroaki Sakai
宏明 酒井
Norio Hashimoto
典夫 橋本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着時に発生する記録材のシワ、ハネ、記録
材上の画像乱れを防止する。 【解決手段】 一対のローラ31、32の各々の逆クラ
ウン量が100μm以上、一対のローラ31、32の逆
クラウン量の和が250μm以上500μm以下であ
り、入口ガイド36の高さが一対のローラ31、32の
作るニップに引いた線Aより下にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームプ
リンター(以後LBPと書く)や複写機に用いる熱定着
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LBPや複写機などでは、紙など
にトナーを定着するために、熱を利用して、トナーを定
着する熱定着器を使用するのが、ほとんどである。これ
は、保存性が優れており、低速機から高速機まで対応で
きること、トナーの選択の幅が広いことなどのメリット
が多いためである。図4には、従来の代表的な定着器の
図を載せる。図中、31は定着ローラ、32は加圧ローラであ
る。トナーTを上に載せた転写材Pは、定着入口ガイド
36に導かれて、定着ニップに進入する。定着ローラ32
は、アルミニウムまたは鉄のシリンダー37の表面に、フ
ッ素樹脂38を薄く被覆している。この定着ローラ32の内
部には、ハロゲンヒータ34があり、サーミスタなどの温
度検知素子33により、温度を検知し、定着ローラ32を一
定温度に保つように、通電により発光して放熱する。32
は加圧ローラであり、芯金41の上に、弾性層としてスポ
ンジゴムの層40が、3〜10ミリの厚みで形成されてい
る。この表面は、やはりフッ素樹脂39で薄く被覆されて
いる。35は、転写材を分離する分離爪である。
【0003】この熱定着器で、シワを防止するために、
一対のローラの一方に50〜100μm程度、他方に100〜15
0μmの逆クラウン量を付けることにより、転写材を横
方向に引っ張る力が発生するようにしている。また、転
写材が定着ローラに一度当接した後、ニップに進入する
ように、定着入口ガイドを定着ローラに近接して設けて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、転写材が定着ローラの近くを通過する
ので、薄い紙を通紙する場合、両面時にシワが発生する
ことがある。また、紙が吸湿すると、紙の端部が波打
ち、紙の表面と定着ローラが接触したり、近接すること
で、転写材上の画像が乱れることがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入口ガ
イドを介して、一対のローラ間に転写材を通し、転写材
上のトナーを加熱定着する定着装置において、一対のロ
ーラの各々の逆クラウン量が100μm以上であって、一
対のローラの逆クラウン量の和が250μm以上、500μm
以下であり、より好ましくは、300μm以上、400μm以
下、かつ入口ガイドの高さが一対のローラの作るニップ
に引いた直線より下にあるように構成するものである。
さらには、一対のローラの中心を結ぶ線が垂直線に対し
て10〜35度傾いているように構成するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1にレーザービームプリンタ
(LBP)の概略構成を示す。
【0007】図中1は、画像情報に応じて発信されるレ
ーザー光を、照射及び走査する光学手段と走査手段を有
したスキャナユニットである。図中10は、主たる画像
形成手段を内蔵したプロセスカートリッジであって、像
保持部材の感光ドラム3、半導電性のゴムからなるロー
ラ帯電器4、トナー6を感光ドラム3上に現像する現像
器5、および廃トナーを感光ドラム3上から除去するク
リーナー8、などから構成されている。
【0008】プロセスカートリッジ10内の感光ドラム
3は、矢印の方向に回転しており、ローラ帯電器4によ
りその表面を一様に帯電された後、スキャナユニット1
で発信されたレーザー光を、ミラー2を介して感光ドラ
ム3に照射され、静電潜像を形成する。この静電潜像
は、現像器5によりトナーが供給され、トナー像として
可視像化される。
【0009】一方、給紙カセット12内の記録材である
転写材14は、給紙ローラー13及び給紙ローラー13
に対向して設けられた分離パッド(図示せず)により、
一枚ずつ分離されて給送される。給紙された転写材14
は、上下のガイドに沿って、一対のレジストローラー1
5に搬送される。レジストローラー15は、転写材が来
るまで停止しており、これに転写材14の先端が突き当
たることにより、転写材14の斜行を補正する。次いで
レジストローラー15は、前記感光ドラム3上に形成さ
れた画像の先端と同期するように、転写材14を転写部
へと搬送する。このレジストローラの近くに給紙センサ
ーが設置されており、通紙状態や、ジャム、転写紙の長
さを検知できる。
【0010】7は転写ローラであり、トナーと逆極性の
電荷を転写材14の裏側から与えることにより、前記感
光ドラム3上に形成されたトナー像を転写材14に転写
する。このトナー像を転写された転写材14は、搬送ロ
ーラー及び搬送ガイド16により定着器17へ搬送され
る。上記定着器17は、転写材14上のトナー像を熱お
よび圧力で、転写材14上に熔解,固着させることによ
り記録画像とする。画像定着後の転写材14はフラッパ
(図示せず)により選択された各搬送路を経て排出トレ
イ18に排出される。
【0011】図2は、定着装置17の概観を示すもので
あり、定着ローラ31、加圧ローラ32、分離爪35、加熱源
としてのハロゲンランプ34、温調用のサーミスタ33、定
着入口ガイド36などから構成されている。
【0012】定着ローラ31の構成は、中空のアルミニウ
ムまたは鉄、ステンレス・スティールのパイプ37の上
に、接着層としてのプライマー層(図示せず)、さらに
その上に、ふっ素樹脂層38がある。プライマー層(図示
せず)は、3〜20μmが適当であり、ふっ素樹脂層38
の厚みは30〜100μmが適当である。このふっ素樹脂層
は、PFA樹脂のチューブで形成してもよく、PFA樹
脂を焼き付けてもよい。この定着ローラでは、離型性を
重視しているので、ふっ素樹脂にはフィラーを混ぜない
純粋のPFA樹脂のチューブで構成されている。この定
着ローラ31の逆クラウンは、パイプ37の表面を研磨する
時に、同時に作ることができる。また、加圧ローラ32
は、芯金41をアルミニウムまたは鉄、ステンレス・ステ
ィールで作り、その上に導電性のスポンジ層40をプライ
マー(図示せず)を介して接着し、最上層部にPFA樹
脂のチューブ39を被覆している。導電性のスポンジ層40
の抵抗値は、103〜106Ωが適当である。この加圧ローラ
の逆クラウンは、スポンジ層40の表面を研磨することに
より、作ることができる。このPFA樹脂のチューブ39
の体積抵抗値は、オフセット防止のために、フィラーと
してカーボンを入れて、105〜108Ω・cmとなって導電
性を有しており、プライマー(図示せず)を介して、ス
ポンジ層40と接着している。図中Pは、紙などの転写材
であり、Tはトナーであって、転写材はガイド36に導か
れて、定着器に進入する。
【0013】この定着ローラ31には、図示しない高圧電
源あるいはバリスタ、ダイオード、抵抗素子などの自己
電圧発生素子により、バイアス電圧が印加されるように
なっている。このバイアス電圧は、トナーと同極性であ
り、トナーが定着ローラにオフセットするのを防止して
いる。
【0014】この定着器において、定着ローラ31には逆
クラウンが付けられており、加圧ローラ32にも逆クラウ
ンが付けられている。一対のローラの各々の逆クラウン
量が100μm以上であって、一対のローラの逆クラウン
量の和が250μm以上、500μm以下であり、より好まし
くは、300μm以上、400μm以下、かつ定着入口ガイド
36の高さが、定着ローラと加圧ローラの作るニップに引
いた直線Aより、下にあることをにより、シワや後端の
ハネを最小限にできるようになった。これは、逆クラウ
ン量の和を250μm以上と大きく取ることにより、転写
材を横方向に引き延ばす力を強くし、シワを強力に取る
ようにしたものである。しかし、逆クラウン量の和を25
0μm以上と大きく取ることで、転写材の後端で、ハネ
が起きやすくなる。これは、入口ガイド36の高さを、一
対のローラの作るニップに引いた直線Aより、下に設け
ることと、一対のローラの中心を結ぶ線Bが、垂直線C
に対して15〜35度傾けることで、転写材Pを下方に追い
やり、入口ガイド36に押さえつけることで、転写材Pの
後端がハネないように押さえ込み、後端ハネの発生を最
小限にすることができた。
【0015】
【表1】 上の表1は、実際に実験をしたものであり、横軸に逆ク
ラウン量、縦軸に入口ガイド位置をとり、その組み合わ
せた結果を示している。逆クラウン量が大きすぎても、
転写材を引っ張りすぎることになり、画像乱れが発生す
る。入口ガイド位置を下げすぎても、今度はシワが発生
しやすくなる。したがって、上記の表のOKの部分に設定
すれば、問題点を最小限にすることができ、かつ効果を
最大にすることができる。
【0016】さらに後端ハネが起きにくくするには、一
対のローラの中心を結ぶ線Bが、垂直線Cに対して10〜
35度傾くように設計すればよい。このようにすると、紙
の腰で、紙を搬送路に押しつける力が大きくなり、後端
ハネにたいして、大きな効果を有する。また、各々のロ
ーラが、100μm以上の逆クラウンがついている必要があ
る。これは、一方のローラだけに大きな逆クラウンがつ
いていると、転写材を横に引っ張る力が強すぎて、画像
乱れを引き起こすからである。ローラの直径は大きいほ
ど、逆クラウンの効果を有し、その範囲は、一対のロー
ラの径の和が、50cm以上あるのが好ましい。これは、径
が大きいほど、ニップが太くなり、転写材を横に引っ張
る効果が大きくなるためと思われる。一対のローラに印
可される印加される圧力は、15〜30kgが適当である。各
々のローラの長さは、A3または、レジャーサイズに対
応する300mm以上の長さのある定着器に特に効果を有す
る。これは、転写材の軸方向・搬送方向の長さが長い
と、転写材にシワが発生しやすいからである。また、転
写材は、搬送方向にも長いので、後端ハネも発生しやす
い。従って、A3または、レジャーサイズを通紙する定
着器においては、この技術は必ず必要である。
【0017】(実施例1)定着器のローラの幅は、A3サ
イズを縦に送れる長さであり、プロセススピードは、約
100mm/秒であるレーザプリンターに、本発明を適用し
た。定着ローラとして直径40mm、厚み0.8mmのパイプの
表面にPFAチューブを被覆したものを使用する。定着ロ
ーラの逆クラウン量は、125μmに設定した。加圧ロー
ラとして直径30mm、芯金の上に導電スポンジ層、さらに
この上にPFAチューブを被覆したものを使用する。加圧
ローラの逆クラウン量は、150μmに設定した。定着入
口ガイドの高さは、ニップを通る線から、2mm下に設定
した。また、定着ローラと加圧ローラの中心を結ぶ線
は、垂直線に対して25度傾くように、設定した。このよ
うな、定着器を用いたところ、A3サイズの紙サイズか
らはがきサイズの紙サイズまで、また、秤量60g/m2
薄い紙から、200g/m2の厚い紙まで、しかも両面を使
用しても、良好な結果を得られた。
【0018】(実施例2)定着器のローラの幅は、A3サ
イズを縦に送れる長さであり、プロセススピードは、約
150mm/秒であるレーザプリンターに、本発明を適用し
た。定着ローラとして直径40mm、厚み0.8mmのパイプの
表面にPFAチューブを被覆したものを使用する。定着ロ
ーラの逆クラウン量は、150μmに設定した。加圧ロー
ラとして直径32mm、芯金の上に導電スポンジ層、さらに
この上にPFAチューブを被覆したものを使用する。加圧
ローラの逆クラウン量は、200μmに設定した。定着入
口ガイドの高さは、ニップを通る線から、2mm下に設定
した。また、定着ローラと加圧ローラの中心を結ぶ線
は、垂直線に対して25度傾くように、設定した。このよ
うな、定着器を用いたところ、A3サイズの紙サイズか
らはがきサイズの紙サイズまで、また、秤量60g/m2
薄い紙から、200g/m2の厚い紙まで、しかも両面を使
用しても、良好な結果を得られた。
【0019】(実施例3)定着器のローラの幅は、A3サ
イズを縦に送れる長さであり、プロセススピードは、約
150mm/秒であるレーザプリンターに、本発明を適用し
た。定着ローラとして直径40mm、厚み2.0mmのパイプの
表面にシリコーンゴムの50〜200μmの薄層、この上に1
0〜30μmの厚みでテフロン樹脂を被覆したものを使用
する。定着ローラの逆クラウン量は、125μmに設定し
た。加圧ローラとして直径30mm、芯金の上に導電スポン
ジ層、さらにこの上にPFAチューブを被覆したものを使
用する。加圧ローラの逆クラウン量は、150μmに設定した。
定着入口ガイドの高さは、ニップを通る線から、2mm下
に設定した。また、定着ローラと加圧ローラの中心を結
ぶ線は、垂直線に対して25度傾くように、設定した。こ
のような、定着器を用いたところ、前記の定着器と同様
の良好な結果を得られると同時に、定着性も大幅に向上
できた。
【0020】(他の実施の形態)次に、図3にしたがっ
て、別の実施の形態を説明する。図3において、50は、
エンドレスベルト状の耐熱性フィルム(定着フィルム)
であり、半円弧状のフィルムガイド部材(スティ)53に
対して、周長に余裕を持たせた形で被さっている。フィ
ルム50は、熱容量を小さくしてクイックスタート性を向
上させるために、膜圧を100μm以下、好ましくは20〜6
0μmであり、耐熱・離型・強度・耐久性のあるポリイ
ミド・ポリアミド・PEEK・PESなどの単層フィルム、あ
るいはPTFE・PFA・FEPなどを離型層としてコーティング
した複合層フィルムなどである。51は、加圧用回転体と
しての加圧ローラであり、鉄・アルミなどの芯金の上に
シリコーンゴムからなる弾性層を形成している。54は、
ニップ部に転写材をスムーズに送り込むためのガイド部
材である。図3において、フィルム50は、加圧ローラ51
の回転により、少なくとも画像定着実行時は、矢印で示
した時計方向に加熱体12の面に密着して、この加熱体面
を摺動しながら、所定の周速度で動く。この所定の周速
度とは、未定着トナー像を担持した転写材Pの搬送速度と
略同一速度である。加熱体52は、電力供給により発熱す
る発熱源としての通電発熱体(この例では、抵抗発熱
体)52aを含み、この通電発熱体52aの発熱により、昇温
する。通電発熱体52aに通電することにより、加熱体52
が加熱され、フィルム50が回転駆動されている状態で
は、加圧ローラ51の弾性層の変形によって生じる弾性力
により、ニップ部Nに転写材が入ると、転写材とフィル
ムが密着してニップ部を通過していく。この方式の定着
方式において、転写材のシワ防止には、やはり逆クラウ
ンが必要である。加圧ローラ51に逆クラウンを付けるの
は、今まで述べてきた技術である。一方、加熱体側は、
ローラではないので、フィルムガイド部材(スティ)53
に逆クラウンを付けるのが、比較的容易である。あるい
は、フィルム50自体に逆クラウンを付ける方法もあり、
フィルム50の厚み方向に厚みの差を付けるフィルムの製
造方法さえ確立すれば容易である。この方式の定着器に
おいても、シワや後端ハネ、画像乱れの発生する原因と
その解決方法は、図1で述べた内容と同じである。ただ
し、図3の例では、逆クラウンの効果が良く効くので、
図1の例よりも逆クラウンの量は、少なくても良い。以
下に実験結果を記す。
【0021】
【表2】 このように、本実施例を使用すると、シワ・ハネ・画像
乱れについて、大きな効果を有する。
【0022】(実施例4)定着器の幅は、A3サイズを縦
に送れる長さであり、プロセススピードは、約90mm/秒
であるレーザプリンターに、本発明を適用した。定着フ
ィルムとして周長40mmのポリイミドフィルム上に、PFA
樹脂を被覆したものを使用する。フィルムガイド部材の
逆クラウン量は、100μmに設定した。加圧ローラとし
て直径30mm、芯金の上に導電スポンジ層、さらにこの上
にPFAチューブを被覆したものを使用する。加圧ローラ
の逆クラウン量は、150μmに設定した。定着入口ガイ
ドの高さは、ニップを通る線から、2mm下に設定した。
また、定着ローラと加圧ローラの中心を結ぶ線は、垂直
線に対して25度傾くように、設定した。このような、定
着器を用いたところ、A3サイズの紙サイズからはがき
サイズの紙サイズまで、また、秤量60g/m2の薄い紙か
ら、200g/m2の厚い紙まで、しかも両面を使用して
も、良好な結果を得られた。
【0023】
【発明の効果】以上のように、一対のローラの各々の逆
クラウン量が100μm以上であって、一対のローラの逆
クラウン量の和が250μm以上、500μm以下であり、よ
り好ましくは、300μm以上、400μm以下、かつ入口ガ
イドの高さが、一対のローラの作るニップに引いた直線
より、下にあるように、構成することにより、種々のシ
ワ・後端ハネ・画像乱れなどの問題を大幅に低減するこ
とに効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた定着器の概略を示す図である。
【図2】図1で用いた定着器の概略断面を示す図であ
る。
【図3】本発明を用いたフィルム式定着器の概略を示す
図である。
【図4】従来のレーザービームプリンタの概略構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 スキャナーユニット 3 感光ドラム 14 転写材 17 定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 典夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口ガイドを介して、一対のローラ間に
    転写材を通し、転写材上のトナーを加熱定着する定着装
    置において、 一対のローラの各々の逆クラウン量が100μm以上であ
    って、一対のローラの逆クラウン量の和が250μm以
    上、500μm以下であり、入口ガイドの高さが一対のロ
    ーラの作るニップに引いた直線より下にあることをこと
    を特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 一対のローラの中心を結ぶ線が垂直線に
    対して10〜35度傾いていることを特徴とする請求項1の
    定着装置。
  3. 【請求項3】 一対のローラの径の和が50cm以上である
    ことを特徴とする請求項1及び2の定着装置。
  4. 【請求項4】 一対のローラの幅が300mm以上あること
    を特徴とする請求項1乃至3の定着装置。
  5. 【請求項5】 加熱したフィルム状の無端ベルトと加圧
    ローラ間に入口ガイドを介して転写材を通し、転写材上
    のトナーを加熱定着する定着装置において、 無端ベルトが実質上に構成する逆クラウン形状が50μm
    以上であり、加圧ローラの逆クラウン形状が50μm以上
    であって、上記両方の逆クラウン量の和が200μm以
    上、400μm以下であり、入口ガイドの高さがフィルム
    と加圧ローラの作るニップに引いた直線より下にあるこ
    とをことを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】 加圧ローラの中心とニップの中心を結ぶ
    線が垂直線に対して10〜35度傾いていることを特徴とす
    る請求項5の定着装置。
JP27126295A 1995-10-19 1995-10-19 定着装置 Withdrawn JPH09114292A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7177579B2 (en) 2003-11-27 2007-02-13 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus
US7187895B2 (en) 2003-05-12 2007-03-06 Kyocera Mita Corporation Sheet nipping mechanism and image forming apparatus with same
JP2010217571A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

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Effective date: 20030107