JP5772863B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置によって熱せられた用紙を冷却する冷却装置及び冷却装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、定着装置によって熱せられた用紙を冷却する冷却装置及び冷却装置を備えた画像形成装置が知られている。
特許文献1には、熱交換装置を備えた画像形成装置が開示されている。この熱交換装置は、複数本のローラに張架された冷却ベルトと、冷却ベルトと共に用紙を挟持して搬送する搬送ベルトと、冷却ベルトの内部に配され、冷却液が流れる流路が形成された冷却プレートと、を備えている。搬送ベルトに搬送される用紙が、冷却ベルトを介して冷却プレートの下面(冷却面)に接触することで、用紙の熱が流路に流入した冷却液に伝達されて用紙が冷却される。この熱交換装置及び画像形成装置では、用紙と冷却ベルトとの接触状態、及び冷却ベルトと冷却プレートとの接触状態をより高めるため、搬送ベルトの内側から冷却プレートの冷却面に向かって力がかかる押圧ローラを適所に設けている。
特開2012−198502号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、押圧ローラの押圧を解除しても、冷却プレートと冷却ベルトの接触が解除されない。冷却プレートと冷却ベルトとが接触した状態で長時間放置されると、冷却プレートに冷却ベルトが固着してしまい、冷却ベルトが駆動できなくなる。また、冷却ベルトが冷却プレートから剥がれたとしても、冷却ベルトがしわになったり、破損したりする問題が生じる。冷却プレートと冷却ベルト内周面との接触を解除するためには、冷却ベルト及び搬送ベルトに加えたテンションを解除し、冷却ベルト及び搬送ベルトのベルトニップ部を全て解除して冷却ベルト及び搬送ベルトを弛ませる必要があるなど、その方法が複雑である。
上記の実情から、冷却ベルトを冷却装置の冷却面から簡易に離間する手法が望まれていた。
本発明の一側面の冷却装置は、画像形成装置に用いられる冷却装置であって、搬送部と、張架ローラと、冷却部と、押圧ローラと、接離部とを備える。
搬送部は、互いに対向する無端状の第1のベルトと第2のベルトとを有し、用紙を前記第1のベルトと前記第2のベルト間に挟持して搬送する。
張架ローラは、第1のベルトの内側に設けられて第1のベルトを駆動する。
冷却部は、冷却媒体が流動する流動路を形成する流動路形成部を有し、第1のベルトを介して用紙を冷却する。
押圧ローラは、第2のベルトの内側に設けられ、第2のベルトと第1のベルトとを介して流動路形成部と対向する。
接離部は、押圧ローラを移動させて、第2のベルトを第1のベルトを介して冷却部に接離させる。
そして、張架ローラは、断面形状の水平方向における接線のうち下側の接線が冷却部の第1のベルトに接触する冷却面よりも下方に位置するように配置されている。
また、本発明の一側面の画像形成装置は、上記冷却装置を備える。
上記構成の冷却装置及び画像形成装置では、第1の内側に設けられた張架ローラの下端部の位置を、冷却部の冷却面よりも下方に位置するように配置している。これにより、容易に第1のベルトを冷却部の冷却面から離間することができる。
本発明によれば、冷却ベルトを冷却装置の冷却面から簡易に離間することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図1の画像形成装置の冷却装置を用紙の搬送方向に沿って断面にした要部断面図(押圧状態)である。 図1の画像形成装置の冷却装置を用紙の搬送方向に沿って断面にした要部断面図(解除状態)である。 図1の画像形成装置の冷却装置を上方から見た要部上面図である。 図1の画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の起動時及び終了時のシーケンスを説明するためのタイミングチャートである。 図1の画像形成装置のジャム処理時のシーケンスを説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の説明図であり、図1の矢印Y方向から見た画像形成装置を示す要部図である。 図8の画像形成装置の冷却装置を前方斜め上方から見た要部斜視図である。 図8の画像形成装置の冷却装置を後方斜め上方から見た要部斜視図である。 図8の画像形成装置の冷却装置のX−X線矢視断面図である。 図11画像形成装置の冷却装置を上方から見た要部上面図である 図8の画像形成装置の作用を説明する図であり、冷却装置を画像形成装置本体の筐体から引き出した状態を示す説明図である。 図8の画像形成装置の作用を説明する図であり、冷却装置の搬送ベルトユニットを開放した状態を示す説明図である。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1〜図7を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[画像形成装置の構成]
図1に、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置1の概略断面図を示す。画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備え、電子写真方式により用紙上にモノクロ画像を形成する。
画像形成装置1は、原稿搬送部2と、原稿読み取り部3と、画像形成部4と、給紙カセット部5と、排紙トレイ6とを備える。なお、画像形成装置1内には、給紙カセット部5から画像形成部4を介して排紙トレイ6に至る用紙の搬送経路Aが所定位置に設けられた各種ローラ、ガイド板、及び、搬送ベルト等により形成されている。また画像形成装置1は、外部機器、例えば、パーソナルコンピュータ(図5参照)と接続可能であり、その外部機器から画像データを取得する。
原稿搬送部2は、原稿の連続的な読み取りを行うため原稿読み取り部3に原稿を搬送するものであり、原稿給紙トレイ21と、原稿排紙トレイ22と、を有している。原稿搬送部2は、原稿給紙トレイ21にセットされた原稿を原稿読み取り部3の所定の読み取り位置に搬送する。また、原稿搬送部2は、原稿読み取り部3が所定の読み取り位置に搬送された原稿の読み取りを行った後、この原稿を原稿排紙トレイ22に搬送する。
原稿読み取り部3は、原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の情報をアナログ電気信号に変換し、更に、該アナログ電気信号をデジタル信号に変換する。そして、原稿読み取り部3は、変換したデジタル信号を画像データとして後述する制御部200に出力する。
画像形成部4は、ドラム状の感光体41と、画像形成機能部として感光体41の周囲に設けられた帯電部42、画像書込部43、現像部44、転写部45、分離部46及びクリーニング部47と、を有する。また、画像形成部4は、定着部48と、冷却装置100と、排紙ローラ49とを有する。そして、画像形成部4内では、感光体41及びその周囲に設けられた上記各部からなる画像形成機能部、定着部48、冷却装置100、排紙ローラ49が、用紙の搬送経路Aの上流側からこの順で配置される。
帯電部42は、感光体41に所定の電圧を印加して、感光体41の表面を一様に帯電させる。画像書込部43は、後述する制御部200から所定の画像処理が施された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、レーザービームを照射し、感光体上に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体41上に形成された静電潜像を反転現像して感光体41上にトナー像を生成する。用紙は、トナー像が生成された感光体41の回転に同期するように給紙され、転写部45は、用紙を搬送する搬送ベルトの裏面側から所定の電圧を印加して、感光体41上に形成されたトナー像を用紙に転写する。
分離部46は、トナー像が転写された用紙を除電することで、用紙を感光体41から分離させる。その後、トナー像が転写された用紙は、定着部48に搬送される。
定着部48は、用紙を加熱して、転写されたトナー像のトナーを溶融させるとともに、用紙を加圧して、トナー像を用紙に定着させる。用紙は、冷却装置100によって冷却され、排紙ローラ49によって搬送されて排紙トレイ6上に載置され、または、両面に画像を形成する場合は、画像形成機能部に再び給紙される。
給紙カセット部5は、各種用紙に対応した給紙カセット51を複数有し、各給紙カセット51に収納された所定の用紙を搬送経路Aに沿って、一枚ずつ、画像形成部4に給紙する。
[冷却装置100の構成]
次に、図2〜図4を参照して、画像形成装置1の冷却装置100について説明する。図2は、押圧状態における冷却装置100を用紙の搬送方向に沿って断面にした要部断面部である。図3は、押圧解除状態(以下、「解除状態」と記す)における冷却装置100を用紙の搬送方向に沿って断面にした要部断面図である。図4は、この冷却装置100を上方から見た要部上面図である。なお、図2〜図4において、Sは用紙を示しており、矢印Pは用紙の搬送方向を示している。
図2〜図4に示すように、冷却装置100は、冷却ベルト110と、搬送ベルト120と、冷却部130と、押圧ユニット150とを有している。
冷却ベルト110は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に延びる複数のローラに張架された無端状のベルトである。本実施の形態において、冷却ベルト110を張架するローラ(張架ローラ)は、上駆動ローラ111、第1上従動ローラ112、上導入ローラ113、上ステアリングローラ114、第2上従動ローラ115である。
上駆動ローラ111は、用紙の搬送方向の下流側に設けられている。また、上駆動ローラ111は、図示しない回転機構に接続されている。第1上従動ローラ112は、上駆動ローラ111と同様の高さ位置で上駆動ローラ111よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。上駆動ローラ111と第1上従動ローラ112は、断面形状の水平方向における接線のうち下側の接線が、冷却部130の冷却板131の冷却ベルト110に接触する下面(冷却面)よりも僅かに下方に位置するように配置されている。以下、ローラの断面形状の水平方向における接線のうち下側の接線と当該ローラとの接点を「下端部」、上側の接線と当該ローラとの接点を「上端部」と記す。本実施の形態では、冷却板131の下部材131bの下面の位置と上駆動ローラ111及び第1上従動ローラ112の下端部の位置を、上下方向において高さhだけ異ならせている。図2及び図3では、冷却板131の下部材131bの下面の位置と上駆動ローラ111及び第1上従動ローラ112の下端部の位置の違いがわかりやすいよう強調して表現している。実際の冷却装置では、高さhは例えば3mmといったような数mmオーダーであり、用紙Sと冷却ベルト110の接触面はほぼ水平である。
上導入ローラ113は、第1上従動ローラ112よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。上導入ローラ113は、上導入ローラ113の下端部が、第1上従動ローラ112の下端部よりも高い位置に位置するように配置されている。上ステアリングローラ114は、第1上従動ローラ112の上方に設けられている。第2上従動ローラ115は、上駆動ローラ111の上方で上ステアリングローラ114と同様の高さ位置に設けられている。冷却ベルト110は、これらのローラに、側面から見て略台形状になるように張架され、上駆動ローラ111の回転に伴って、図2の矢印R方向に回転する。
搬送ベルト120は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に延びる複数のローラに張架された無端状のベルトであり、冷却ベルト110の下方に設けられている。本実施の形態において、搬送ベルト120を張架するローラ(張架ローラ)は、下駆動ローラ121、第1下従動ローラ122、下導入ローラ123、下ステアリングローラ124、第2下従動ローラ125である。
下駆動ローラ121は、用紙の搬送方向の下流側に設けられている。また、下駆動ローラ121は、図示しない回転機構に接続されている。第1下従動ローラ122は、下駆動ローラ121と同様の高さ位置で下駆動ローラ121よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。下導入ローラ123は、第1下従動ローラ122よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。下導入ローラ123は、下導入ローラ123の上端部が、第1下従動ローラ122の上端部よりも低い位置に位置するように配置されている。下ステアリングローラ124は、第1下従動ローラ122の下方に設けられている。第2下従動ローラ125は、下駆動ローラ121の下方で下ステアリングローラ124と同様の高さ位置に設けられている。搬送ベルト120は、これらのローラに、側面から見て略台形状になるように張架され、下駆動ローラ121の回転に伴って、図2の矢印L方向に回転する。
冷却ベルト110と搬送ベルト120は、上導入ローラ113及び下導入ローラ123付近では、互いに接触せず、搬送経路Aの上流側から搬送された用紙を受け入れる導入口126を形成している。また、互いに対向する冷却ベルト110と搬送ベルト120の外周面は、導入口126よりも用紙の搬送方向の下流側の領域で接触し、接触領域で用紙を挟込みながら搬送する。このように、冷却ベルト110と搬送ベルト120は、用紙を搬送する搬送部を形成する。
なお、上駆動ローラ111は、ワンウェイクラッチ付きのローラがより望ましい。用紙の搬送方向(矢印R方向)の回転トルクのみが、上駆動ローラ111に伝達されるようにする。これにより、押圧ローラ151及び支持ローラ158により搬送ベルト120の内周面を押圧時に、上駆動ローラ111が用紙の搬送方向(矢印R方向)と反対方向へ回転する。押圧時には第2上従動ローラ115や上駆動ローラ111の付近の冷却ベルト110が用紙の搬送方向と反対方向に引っ張られ、局所的にこの付近の冷却ベルト110のテンションが上がる。しかし、押圧時に上駆動ローラ111が反対方向に回転することにより、冷却ベルト110の該当箇所におけるテンションの上昇が抑えられる。したがって、冷却ベルト110の周長全体に均一なテンションがかかる。それゆえ、第2上従動ローラ115や上駆動ローラ111に過度な荷重がかかることを抑えられる。
下駆動ローラ121にワンウェイクラッチ付きのローラを適用しても同様の効果を得られるが、上駆動ローラ111に適用した場合の方がより高い効果が得られる。
冷却部130は、図2〜図4に示すように、冷却板131、冷却管ユニット(流動路形成部)132、タンク140(図4参照)、ポンプ(媒体供給部)141(図4参照)、ラジエーター142及びファン143(図4参照)を有している。
冷却板131は、熱伝導性のよい金属、例えばアルミや銅で形成された平板状の部材であり、内部に冷却管ユニット132と嵌合する嵌合孔133が複数、本実施形態では4つ設けられている。嵌合孔133は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に形成されている。冷却板131は、一方の面に断面半円状の溝が形成された2つの平板状の部材である上部材131aと下部材131bとを用意し、上部材131aと下部材131bとを溝が互いに対向するように圧着させることによって形成される。また、互いに対向した溝によって嵌合孔133が形成される。なお、嵌合孔133の内径を冷却管ユニット132の後述する冷却管本体134の外径よりもやや小さく設定し、上部材131aと下部材131bの溝を形成する箇所に均一の突起を設けてもよい。この場合、上部材131aと下部材131bの圧着時に突起が冷却管本体134に食い込んで、冷却管本体134と嵌合孔133との間の隙間をなくすことができる。また、上部材131aの用紙搬送方向の両端部に上方へ凹む凹部(図示省略)を形成し、下部材131bの用紙搬送方向の両端部に上方へ突出する凸部(図示省略)を形成し、凹部と凸部とを係合させてもよい。また、冷却板131は、平板状の側面に嵌合孔133を貫通させることによって形成されてもよい。
冷却板131は、冷却ベルト110の内側で、且つ、上駆動ローラ111と第1上従動ローラ112の間に、設けられている。冷却板131の下部材131bの下面は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、冷却ベルト110の内周面と接触している。
冷却管ユニット132は、熱伝導性のよい金属、例えばアルミや銅で形成された管状の部材であり、内部に冷却水が流動する流動路137を形成する。冷却管ユニット132は、4つの冷却管本体134、3つの連結部135及び2つの接続部136を有している。
連結部135は、用紙の搬送方向に沿って延び、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に両端部が曲折し、冷却管本体134の端部に固定されている。連結部135は、隣り合う冷却管本体134の端部同士を連結する。
接続部136は、冷却管本体134の連結部135が固定されていない端部に設けられている。連結部135によって連結された冷却管本体134の内、用紙の搬送方向の最も上流側に配置された冷却管本体134に設けられた接続部136は、冷却管本体134をタンク140に接続する。また、連結部135によって連結された冷却管本体134の内、用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134に設けられた接続部136は、冷却管本体134をラジエーター142に接続する。
タンク140は、冷却媒体の一具体例を示す冷却水を収容する。ポンプ141は、制御部200によって駆動を制御され、タンク140からラジエーター142に冷却水を供給し、冷却部130内で冷却水を循環させる。
ファン143は、画像形成装置1内(以下、「装置内」と称する場合がある)と装置外とを連通する開口(図示省略)の付近に配置される(図12参照)。ファン143は、開口から外気を流入させて、ラジエーター142に導く。
上記のように構成された冷却装置100において、ポンプ141は、画像形成時に、タンク140から冷却水を、冷却水が冷却管ユニット132内の流動路137を用紙の搬送方向の下流側から上流側に向かって流動するように、冷却管ユニット132に供給する。したがって、冷却管ユニット132に供給された冷却水は、まず用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134の内部を流れ、次に第1の連結部135の内部を流れ、用紙の搬送方向の下流側から2番目に配置された冷却管本体134の内部に流入する。次に、冷却水は、用紙の搬送方向の下流側から2番目に配置された冷却管本体134と3番目に配置された冷却管本体134とを連結する第2の連結部135と用紙の搬送方向の下流側から3番目に配置された冷却管本体134の内部を流れる。次に、冷却水は、用紙の搬送方向の下流側から3番目に配置された冷却管本体134と最も上流側に配置された冷却管本体134とを連結する第3の連結部135と、最も上流側に配置された冷却管本体134の内部を流れる。そして、冷却水は、接続部136を介して流動路から排出され、タンク140に収容される。
このようにポンプ141は、用紙の搬送方向の下流側から上流側に向けて冷却水が冷却管ユニット132内を流動するように、冷却水を冷却管ユニット132に供給する。なお、図4の矢印Wは冷却水の流動方向を示している。
押圧ユニット150は、図2及び図3に示すように、搬送ベルト120の内側で、且つ、下駆動ローラ121と第1下従動ローラ122の間に、設けられている。押圧ユニット150は、冷却ベルト110と搬送ベルト120の外周面が互いに接触する領域において、搬送ベルト120の内周面を押圧する。
また、押圧ユニット150は、搬送ベルト120に接触する4つの押圧ローラ151、押圧ローラ151を支持する押圧ベース体153(接離部)、押圧ベース体153を上下方向に移動させる押圧駆動機構152を有している。さらに、押圧ユニット150は、搬送ベルト120を内周側から上方向へ支持する2つの支持ローラ158を有している。2つの支持ローラ158は、押圧ベース体153に支持されている。
押圧ベース体153は、本体部154、ガイド部155及び軸受け部156を有している。本体部154は、平板状に形成され、その上面には、押圧ローラ151を回転自在に支持する軸受け部156と、軸受け部156の上下方向の移動をガイドするガイド部155が設けられている。軸受け部156は、ガイド部155に固定されているコイルばね157によって上方(冷却部130側)へ付勢されている。また、押圧ベース体153の上面には、支持ローラ158を回転自在に支持する軸受け部159が設けられている。
押圧駆動機構152は、図示しないモータやギアからなり、制御部200によって駆動を制御され、押圧ベース体153を上下方向に移動させる。制御部200は、画像形成時に押圧力調整処理を実行する。具体的には、制御部200は、給紙する用紙を収容する給紙カセット51に対応して予め記憶した用紙の紙厚に応じて押圧駆動機構152の駆動を制御して、押圧ベース体153を上下方向に移動させる。これにより、押圧ローラ151によって入力される搬送ベルト120への押圧力を調整する。例えば、いわゆる厚紙に対して画像を形成する場合は、押圧ベース体153を下方に移動させて押圧ローラ151の押圧力を弱める。これによって、接触領域で用紙を挟込みながら搬送する冷却ベルト110と搬送ベルト120の負荷を低減させる。この押圧力調整処理は、ユーザの指示に応じて、又は、所定のタイミングで実行される。
押圧ローラ151は、弾性体、例えばゴムや樹脂で形成された略円柱状の部材であり、回転軸方向の端部より中央部の外径が大きいクラウン形状に形成されている。なお、押圧ローラ151を形成するために用いる弾性体は、硬度が60度以下の弾性体が好ましい。硬度が60度以下の弾性体で形成された押圧ローラ151を用いる場合、搬送される用紙を冷却板131に十分に密着させることができる。
4つの押圧ローラ151のそれぞれは、搬送ベルト120、冷却ベルト110及び下部材131bを介して、冷却管ユニット132の各冷却管本体134に、上下方向に対向している。そして、押圧ローラ151は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、搬送ベルト120の内周面と接触している。このため、押圧ローラ151は、搬送されている用紙を冷却板131の冷却管本体134の近傍に押し当てることができる。その結果、効率的に用紙を冷却することができる。
押圧ローラ151の水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向(軸方向)の長さは、冷却装置100に搬送される最も大きい用紙の同方向の長さよりも長く設定されている。また、押圧ローラ151の水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向(軸方向)の長さは、冷却板131の同方向の長さよりも、短く設定されている。
支持ローラ158は、下駆動ローラ121と第1下従動ローラ122の間であって押圧ローラ151の用紙の搬送方向の上流側及び下流側に配置されている。支持ローラ158の上端部は、押圧時に押圧ローラ151と搬送ベルト120との接触部と実質的に同じ高さとなるように配置されている。すなわち、押圧時に支持ローラ158間における冷却ベルト110と搬送ベルト120が水平に張られる。上記のとおり、上駆動ローラ111と第1上従動ローラ112の下端部は、冷却板131の下部材131bの下面よりも下方に位置する。このため、押圧時に用紙の搬送方向の最も上流側の押圧ローラ151(図2の4つの押圧ローラ151のうち右端)の上流側と、用紙の搬送方向の最も下流側の押圧ローラ151(図2の4つの押圧ローラ151のうち左端)の下流側では、冷却ベルト110が垂れる。支持ローラ158を、押圧ローラ151の用紙の搬送方向の上流側と下流側であって冷却板131の下面の外側に配置することにより、搬送ベルト120を介して冷却ベルト110の内周面が冷却板131の下面全体に接触する。
押圧時、支持ローラ158の上端部は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、搬送ベルト120の内周面と接触する。支持ローラ158には、高硬度の部材(例えば金属)のローラが用いられる。押圧ローラ151のように押圧に用いるローラに弾性体を用いた場合、ベルト駆動時にテンションを変動するとローラが弾性変形してベルトが波打ったような状態(所謂ばたつき)になる。そこで、支持ローラ158に高硬度のローラを用いることで、押圧ベース体153の上面から支持ローラ158の上端部までの距離が一定に保たれ、弾性体を用いた場合におけるベルト駆動時のテンション変動によるベルトのばたつきを防ぐことができる。
本実施の形態では、2つの支持ローラ158による押し当てと、冷却ベルト110及び搬送ベルト120のテンションによって、冷却ベルト110が冷却板131の下部材131bの下面に密着する。この2つの支持ローラ158による押し当てと、冷却ベルト110及び搬送ベルト120のテンションに加え、さらに押圧ローラ151の押し当てによって、冷却ベルト110が冷却板131の下部材131bの下面へ密着することを補助し、用紙搬送力と冷却効果を向上させる。
冷却ベルト110と搬送ベルト120を駆動しない状態で、冷却ベルト110を介して搬送ベルト120を冷却板131の下部材131bの下面に押し当てることは、冷却板131と冷却ベルト110との固着や押圧ローラ151にかかる負荷の観点から好ましくない。したがって、図3に示すように、用紙に画像を形成しないときには、押圧駆動機構152によって押圧ベース体153を下方へ移動させて、搬送ベルト120を冷却板131の下部材131bの下面に押し当てず、冷却ベルト110と搬送ベルト120を離間させる。
[画像形成装置の制御系の構成]
次に、画像形成装置1の制御系について、図5を参照して説明する。
図5は、画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
図5に示すように、画像形成装置1は、制御部200を備えている。制御部200は、システムバス207を介して、HDD204、操作表示部205、通信部208、原稿搬送部2、原稿読み取り部3、画像形成部4、給紙カセット部5に接続されている。さらに、制御部200は、システムバス207を介して、ベルト駆動部211、押圧駆動部212、媒体供給駆動部213に接続されている。
制御部200は、例えばCPU(中央演算処理装置)201と、CPU201が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)202と、CPU201の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)203とを有している。なお、ROM202(記憶部の一例)としては、例えば、電気的に消去可能なプログラマブルROMを用いる。制御部200は、各ブロックの制御すなわち装置全体の制御を行う。
HDD204は、原稿読み取り部3で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部205は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部205は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部205は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部200に出力する。
通信部208は、外部の情報処理装置の一例であるパーソナルコンピュータ(PC)220から送信されるジョブ情報を、通信回線を介して受け取る。そして、受け取ったジョブ情報を、システムバス207を介して制御部200に送る。
制御部200は、ジョブ情報に基づいて、原稿搬送部2、原稿読み取り部3、画像形成部4、給紙カセット部5の駆動を制御する。
ベルト駆動部211は、制御部200により制御され、冷却部130の冷却ベルト110及び搬送ベルト120を駆動する。
押圧駆動部212、制御部200により制御され、押圧駆動機構152を駆動し、押圧ベース体153に支持された押圧ローラ151及び支持ローラ158を搬送ベルト120に押し当てる、または押し当てを停止する。
媒体供給駆動部213は、制御部200により制御され、ポンプ141を駆動させてタンク140から冷却水を、冷却水が冷却管ユニット132内の流動路137を用紙の搬送方向の下流側から上流側に向かって流動するように、冷却管ユニット132に供給する。
なお、本実施の形態では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
[画像形成装置の動作]
以下、画像形成装置1の動作の概要を説明する。
図6は、画像形成装置1の起動時及び終了時のシーケンスを説明するためのタイミングチャートである。
(起動時のシーケンス)
まず、画像形成装置1の制御部200は、ジョブ情報が入力されたことを検出した場合、ジョブ開始(ジョブオン)後に媒体供給駆動部213を制御してポンプ141を駆動し、冷却管ユニット132内の流動路137に冷却水を循環させる。
次に、制御部200は、ベルト駆動部211を制御して不図示のベルト駆動モータを駆動し、冷却ベルト110と搬送ベルト120を駆動する。
最後に、制御部200は、押圧駆動部212を制御して押圧駆動機構152を構成する不図示の押圧ポンプを駆動し、押圧ベース体153を上昇する。そして、押圧ベース体153に支持された支持ローラ158と押圧ローラ151を、搬送ベルト120に押し当て、搬送ベルト120を冷却ベルト110へ圧接する。
(終了時のシーケンス)
まず、画像形成装置1の制御部200は、ジョブ終了(ジョブオフ)後に、押圧駆動部212を制御して押圧駆動機構152を構成する押圧ポンプを駆動し、押圧ベース体153を下降する。そして、支持ローラ158と押圧ローラ151による押圧を解除し、冷却板131と冷却ベルト110を離間させる。
次に、制御部200は、ベルト駆動部211を制御して不図示のベルト駆動モータの駆動を停止し、冷却ベルト110と搬送ベルト120を停止する。
最後に、制御部200は、媒体供給駆動部213を制御してポンプ141の駆動を停止し、冷却管ユニット132内の流動路137への冷却水の供給を停止する。
(ジャム処理時のシーケンス)
図7は、画像形成装置1のジャム処理時のシーケンスを説明するためのタイミングチャートである。
ジャムとは、画像形成装置1内で用紙が何らかの理由により異常に停止することを指し、異常に停止した用紙及び搬送中に停止されたジャム用紙以外の用紙(残留紙)を除去する行為をジャム処理という。
まず、画像形成装置1の制御部200は、ジャムが発生したことを検出した場合、ベルト駆動部211を制御して不図示のベルト駆動モータの駆動を停止し、冷却ベルト110と搬送ベルト120を停止する。
次に、制御部200は、押圧駆動部212を制御して押圧駆動機構152を構成する押圧ポンプを駆動し、押圧ベース体153を下降する。そして、支持ローラ158と押圧ローラ151による押圧を解除し、冷却板131と冷却ベルト110を離間させる。
最後に、制御部200は、媒体供給駆動部213を制御してポンプ141の駆動を停止し、冷却管ユニット132内の流動路137への冷却水の供給を停止する。
上記のように構成された本実施の形態では、上駆動ローラ111と第1上従動ローラ112の下端部の位置を、冷却部130の冷却板131の下面(冷却面)よりも下方に位置するように配置している。これにより、簡易に冷却ベルト110を冷却部130の冷却板131の下面から離間することができる。それゆえ、冷却ベルト110が冷却部130の冷却面に固着して、冷却ベルト110が駆動できなかったり、しわになったり、破損したりすることを防止できる。
また、押圧ローラ151の用紙の搬送方向の上流側と下流側であって冷却板131の下部材131bの下面の外側に支持ローラ158を配置することにより、冷却板131の下面全体に冷却ベルト110の内周面を接触させることができる。したがって、冷却板131の下面全体を冷却面として利用することができ、冷却板131の冷却能力を最大限に活用して用紙の冷却効率が向上する。
また、支持ローラ158に高硬度のローラを用いることにより、押圧ベース体153の上面から支持ローラ158の上端部までの距離が一定に保たれる。それゆえ、弾性体を用いた場合のベルト駆動時のテンション変動によるベルトのばたつきを防ぎ、常に冷却ベルト110と搬送ベルト120の安定した接触状態を維持できる。
また、駆動ローラにワンウェイクラッチ付きローラを用いて、押圧時に冷却ベルト110の周長全体に均一なテンションをかけることにより、押圧時に特定のローラに対して押圧荷重が無理に上がることがなく、常に、安定した押圧荷重をかける。それゆえ、第2上従動ローラ115や上駆動ローラ111、その他の支持部材への負担を軽減することができる。
また、画像形成動作以外では押圧ユニット150による押圧を解除することにより、冷却ベルト110と冷却板131とを長時間接触させることによる、冷却ベルト110と冷却板131との固着を防止することができる。また、押圧ローラ151の変形を防ぐことができる。
また、図6に示した起動時(画像形成時)のシーケンスでは、まず冷却板131全体の温度を迅速に一定にし、起動時の上ステアリングローラ114と下ステアリングローラ124によるステアリング動作を早期に安定させることができる。終了時は、冷却ベルト110を冷却板131から素早く離間させることにより、冷却ベルト110への負担を軽減し、次ジョブにおける冷却板131の温度を安定させ、ジョブ間での均一性を保つことができる。さらに、ジャム発生時においては、冷却ベルト110及び搬送ベルト120を即座に停止させることで、両ベルトへの負担、ダメージを軽減させることができる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8〜図14を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。本発明の第2の実施の形態は、冷却装置100の各ベルト及び各ローラのメンテナンス性の向上に関するものである。
[冷却装置100の構成]
図8を参照して、画像形成装置本体10の筐体8内に収容された冷却装置100について説明する。図8は、図1の矢印Y方向から見た画像形成装置1を示す要部図である。
図8に示すように、冷却装置100は、搬送部101と、冷却部130と、を備えている。本実施の形態では、冷却装置100は、定着部48と排紙ローラ49との間(図1参照)に配置されている。また、冷却装置100の搬送部101は、画像形成装置本体10の後述する冷却装置支持部7に、画像形成装置1の用紙の搬送方向と垂直な2方向(図中矢印F方向と矢印B方向)に挿脱可能に、支持されている。すなわち、画像形成装置本体10内に収容されている冷却装置100は、画像形成装置1の前方(F方向)へ引き出し可能で、また、引き出された冷却装置100は、画像形成装置1の後方(B方向)へ移動し、画像形成装置本体10内へ挿入可能である。
搬送部101は搬送経路A(図1参照)に沿って用紙を搬送し、冷却部130は搬送されている用紙を冷却する。
[搬送部101の構成]
次に、図9〜図11を参照して、冷却装置100の搬送部101について説明する。図9は、冷却装置100を前方斜め上方から見た要部斜視図である。図10は、冷却装置100を後方斜め上方から見た要部斜視図である。図11は、図8の画像形成装置1の冷却装置100のX−X線矢視断面図である。なお、図9及び図10においては、冷却部130の図示を省略している。
図9〜図11に示すように、搬送部101は、冷却ベルトユニット(第1のベルトユニット)102と、ユニット移動機構(図11参照)160と、搬送ベルトユニット(第2のベルトユニット)103と、ヒンジ部180(図10参照)と、押圧ユニット150(図11参照)と、を有している。
[冷却ベルトユニット102の構成]
冷却ベルトユニット102は、冷却ベルト(第1のベルト)110と、冷却ベルト110を張架する複数のローラと、これら複数のローラを回転可能に軸支する前上板部105及び後上板部106と、前上板部105と後上板部106とを接合する上接合部(図11参照)107と、を有している。
図9に示すように、前上板部105は、搬送部101の前上側に設けられている矩形平板状の部材である。前上板部105の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔105aが複数設けられている。
図10に示すように、後上板部106は、搬送部101の後上側に設けられている矩形平板状の部材である。後上板部106は、前上板部105に対向している。後上板部106の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔106aが複数設けられている。後上板部106の略中央部には、後述する冷却装置支持部7と、冷却装置支持部7に固定された冷却板131が挿通する支持部挿通孔106bが設けられている。
図11に示すように、上接合部107は、略角筒状の部材である。上接合部107の下部には、後述する冷却装置支持部7と、冷却装置支持部7に固定された冷却板131が挿通する開口108が設けられている。上接合部107の一端部は、画像形成装置本体10の筐体8、又は筐体8に固設された部材に固定されている。
上述したように、本実施の形態において、冷却ベルト110を張架するローラ、すなわち第1のローラは、上駆動ローラ111、第1上従動ローラ112、上導入ローラ113、上ステアリングローラ114、第2上従動ローラ115である。各ローラ111,112,113,114,115の回転軸を前上板部105及び後上板部106の軸受け孔105a,106aに挿通することによって、各ローラ111,112,113,114,115は、前上板部105及び後上板部106に回転可能に軸支されている。
[ユニット移動機構160の構成]
ユニット移動機構160は、図11に示すように、2組の第1スライド部161及び第2スライド部162から構成され、上接合部107と、画像形成装置本体10に設けられた冷却装置支持部7と、に固定されている。
冷却装置支持部7は、略平板状の平板部71と、2つの略角柱状の角柱部72と、で構成されている。平板部71及び角柱部72は、金属製の平板を曲折加工して形成された2つの部材を用いて、曲折させた箇所を溶接することによって形成されている。角柱部72は、平板部71の両端部に垂直方向に溶接固定されている。角柱部72の他方の端部には、冷却板131の上部材131aの一方向の端部が固定されている。
冷却装置支持部7の前部は、支持部挿通孔106bを挿通し、冷却ベルトユニット102内に配置されている(図10参照)。
図11に示すように、ユニット移動機構160の第1スライド部161は、第1外側スライド部163と第1内側スライド部164とで構成されている。第1外側スライド部163は、略角筒状の部材であり、一側面が冷却装置支持部7の角柱部72と対向するように配置されている。第1外側スライド部163の一側面に対向する側面には、長孔165が形成されている。
第1内側スライド部164は、略平板状の金属板を曲折加工して形成されている。第1内側スライド部164の曲折した箇所が、第1外側スライド部163の長孔165に係合することによって、第1内側スライド部164と、第1外側スライド部163とは、画像形成装置1の前後方向(搬送部101の挿脱方向)に相対的に摺動可能に係合している。
第1外側スライド部163の摺動方向の両端部には、第1内側スライド部164と係合し、第1外側スライド部163と第1内側スライド部164の摺動範囲を規制するストッパー(図示省略)が設けられている。
第2スライド部162は、第2外側スライド部166と第2内側スライド部167とで構成されている。第2外側スライド部166は第1外側スライド部163と同様の形状に形成されており、第2内側スライド部167は第1内側スライド部164と同様の形状に形成されている。第2外側スライド部166の一側面は、上接合部107に相対移動不能に固定されている。第2内側スライド部167の曲折した箇所が、第2外側スライド部166の長孔168に係合することによって、第2内側スライド部167と、第2外側スライド部166と、は、画像形成装置1の前後方向に相対的に摺動可能に係合している。
第2内側スライド部167と、第1内側スライド部164と、は相対移動不能に固定されている。また第2内側スライド部167の搬送部101と反対側の端部は、後述する図13に示すように、画像形成装置本体10の筐体8の背面もしくは背面付近まで延在している。
上記のように構成され、画像形成装置本体10の筐体8内に収容されている冷却ベルトユニット102を前方へ移動させると、第2外側スライド部166が第2内側スライド部167に対して前方へ摺動する。そして、第2外側スライド部166のストッパーが第2内側スライド部167に係合後、さらに冷却ベルトユニット102を前方へ移動させると、第2内側スライド部167に相対移動不能に固定されている第1内側スライド部164が、第1外側スライド部163に対して前方へ摺動する。すなわち、第1スライド部161及び第2スライド部162が伸長して、冷却ベルトユニット102が前方へ移動する。このとき、冷却板131は移動せず筐体8内の同じ位置に留まる。
また、上記のように、前方へ移動した冷却ベルトユニット102を後方へ移動させると、第2外側スライド部166が第2内側スライド部167に対して後方へ摺動する。そして、第2外側スライド部166のストッパーが第2内側スライド部167に係合後、さらに冷却ベルトユニット102を後方へ移動させると、第2内側スライド部167に相対移動不能に固定されている第1内側スライド部164が、第1外側スライド部163に対して後方へ摺動する。すなわち、第1スライド部161及び第2スライド部162が収縮して、冷却ベルトユニット102が後方へ移動する
[搬送ベルトユニット103の構成]
図9〜図11に示すように、搬送ベルトユニット(第2のベルト)103は、冷却ベルトユニット102の下方に設けられている。搬送ベルトユニット103は、搬送ベルト120と、搬送ベルト120を張架する複数のローラと、これら複数のローラを回転可能に軸支する前下板部127及び後下板部128と、前下板部127と後下板部128とを接合する下接合部129(図11参照)を有している。
図9に示すように、前下板部127は、搬送部101の前下側に設けられている矩形平板状の部材である。前下板部127の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔127aが設けられている。また、前下板部127の下部には、作業者が画像形成装置本体10から冷却装置100を抜き出す際に用いるハンドル部170が設けられている。
図10に示すように、後下板部128は、搬送部101の後下側に設けられている矩形平板状の部材である。後下板部128は、前下板部127に対向している。後下板部128の各角部付近には、前後方向に貫通する軸受け孔128aが設けられている。
図11に示すように、下接合部129は、略角筒状の部材である。下接合部129の下部には、開口が設けられている。下接合部129における画像形成装置1の前後方向の両端部は、前下板部127及び後下板部128に固定されている。
上述したように、本実施の形態において、搬送ベルト120を張架するローラ、すなわち第2のローラは、下駆動ローラ121、第1下従動ローラ122、下導入ローラ123、下ステアリングローラ124、第2下従動ローラ125である。各ローラ121,122,123,124,125の回転軸が前下板部127及び後下板部128の軸受け孔127a,128aを挿通することによって、各ローラ121,122,123,124,125は、前下板部127及び後下板部128に回転可能に軸支されている。
[ヒンジ部180の構成]
ヒンジ部180は、図10に示すように、冷却装置100の後部に冷却装置支持部7及び冷却板131と干渉しない位置に2つ設けられている。
ヒンジ部180は、上ヒンジ部181、下ヒンジ部182及びコイルばね(図示省略)を有している。下ヒンジ部182は、略平板状の下接合面部183と、下接合面部183の上端部に一体的に形成された円筒状の軸部184と、を有している。下接合面部183は、搬送ベルトユニット103の後下板部128の上端部に固定されている。
上ヒンジ部181は、略平板状の上接合面部185と、上接合面部185に一体的に形成された一対の軸受け部186と、を有している。上接合面部185は、冷却ベルトユニット102の後上板部106の下端部に固定されている。一対の軸受け部186は、下ヒンジ部182の軸部184を回転可能に軸支している。したがって、ヒンジ部180は、搬送ベルトユニット103を、冷却ベルトユニット102に対して、軸部184を中心に回動可能に連結している。
コイルばねは、軸部184及び軸受け部186の近傍に設けられ、搬送ベルトユニット103と冷却ベルトユニット102との間の距離が縮まる方向に、搬送ベルトユニット103を付勢する。
[冷却部130の構成]
次に、図11及び図12を参照して、冷却装置100の冷却部130について説明する。図12は、冷却装置100を上方から見た要部上面図である。なお、図12の矢印Fは画像形成装置1の前方を示し、矢印Bは画像形成装置1の後方を示す。また、図12では搬送部101の図示を省略している。
冷却部130は、図11に示す冷却板131及び冷却管ユニット(流動路形成部)132と、図12に示すパイプ144A,144Bと、タンク140と、ポンプ(媒体供給部)141と、ラジエーター142と、ファン143と、収容部145とを有している。
用紙の搬送方向の最も上流側に配置された冷却管本体134には、この冷却管本体134とタンク140とを連結する円筒状のパイプ144Aが接続されている。また、用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134には、冷却管本体134とラジエーター142とを連結する円筒状のパイプ144Bが接続されている。
収容部145は、図12に示すように、略箱状に形成された部材であり、内部にタンク140、ポンプ141、ラジエーター142及びファン143を収容する。収容部145の前面は開口しており、パイプ144A,144Bが挿通している。収容部145の一側面は筐体8の背面に固定されている。
[画像形成装置1の作用]
次に、図13及び図14を参照して、本実施の形態の画像形成装置1の作用について説明する。図13は、画像形成装置1の作用を説明する図であり、冷却装置100を画像形成装置本体10の筐体8から引き出した状態を示す説明図である。図14は、画像形成装置1の作用を説明する図であり、冷却装置100の搬送ベルトユニット103を開放した状態を示す説明図である。なお、図13及び図14において矢印Fは画像形成装置1の前方を示し、矢印Bは画像形成装置1の後方を示している。
図13に示すように、画像形成装置本体10に収容されていた冷却装置100を画像形成装置1の前方へ引き出す場合、作業者は、搬送ベルトユニット103のハンドル部170を把持して冷却装置を前方へ移動させる。
このとき、搬送ベルトユニット103とヒンジ部180で連結されている冷却ベルトユニット102におけるユニット移動機構160の第1スライド部161及び第2スライド部162が伸長して、冷却ベルトユニット102が前方へ移動する。
上述したように、冷却ベルトユニット102と、冷却装置支持部7及び冷却板131は分離可能な構造である。したがって、冷却ベルトユニット102が前方へ移動しても、タンク140、ポンプ141、ラジエーター142及びファン143を収容している収容部145はその場に留まり、画像形成装置1内に残される。すなわち、画像形成装置1では、冷却部130を移動させることなく搬送部101のみが移動する。
次に、図14に示すように、引き出した冷却装置100の搬送ベルトユニット103の前部を、下降させて、搬送ベルトユニット103を、冷却ベルトユニット102に対して、開放するときの画像形成装置1の作用について説明する。
搬送ベルトユニット103を開放する場合、作業者は、ハンドル部170を把持して搬送ベルトユニット103の前部を下降させると、搬送ベルトユニット103は、ヒンジ部180の軸部184(図10参照)を中心に回動する。冷却ベルトユニット102の前部と搬送ベルトユニット103の前部が離間し、冷却ベルト110及び搬送ベルト120の主走査方向における奧側まで利用者の手を挿入できる空間部が形成される。
また、図14に示す状態から、搬送ベルトユニット103の前部を上昇させると、搬送ベルトユニット103は、軸部184(図10参照)を中心に回動して、冷却ベルトユニット102と搬送ベルトユニット103間に形成された空間部が閉塞される。
上記のように構成された本実施の形態では、冷却部130を画像形成装置本体10に置いたまま、冷却ベルトユニット102を画像形成装置本体10から引き出すことができる。また、引き出した後、ハンドル部170を把持して下降させて、冷却ベルトユニット102と搬送ベルトユニット103間に空間部を形成することができる。利用者は、この空間部を利用してベルト交換等の作業を行うことができる。そして、ハンドル部170を把持して上昇させて、冷却ベルトユニット102と搬送ベルトユニット103間に形成された空間部を閉塞した後、引き出された冷却ベルトユニット102を画像形成装置本体10内へ挿入することができる。したがって、冷却ベルト110や搬送ベルト120、各ローラを交換する際に冷却部130を画像形成装置本体10に残し、移動させる必要がない。それゆえ冷却板131又はパイプ144A,144Bからの水漏れを防止することができ、また各部品の交換時の作業性が大幅に向上する。
以上、本発明を適用した実施の形態について説明した。しかしながら、上記実施の形態による発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、画像形成装置1内に冷却装置100を設けた態様を説明したが、画像形成装置1の外部に冷却装置100を設け、画像形成装置1と冷却装置100とを連結させて用いてもよい。また、この場合、冷却装置100に、CPU等からなる処理部と、ROMやRAMなどからなる記憶部と、を備える制御部を設け、この制御部にポンプ141の駆動処理などの処理を実行させてもよい。
また、本発明をカラー画像を形成する画像形成装置に適用してもよい。
1…画像形成装置、 4…画像形成部、 7…冷却装置支持部、8…筐体、 10…画像形成装置本体、 48…定着部、 49…排紙ローラ、 71…平板部、 72…角柱部、 100…冷却装置、 101…搬送部、 102…冷却ベルトユニット、 103…搬送ベルトユニット、 105…前上板部、 106…後上板部、 106b…支持部挿通孔、 107…上接合部、 108…開口部、 110…冷却ベルト、111…上駆動ローラ、 112…第1上従動ローラ、 120…搬送ベルト、 121…下駆動ローラ、 122…第1下従動ローラ、 130…冷却部、 131…冷却板、 132…冷却管ユニット、 134…冷却管本体、 135…接続部、 137…流動路、 140…タンク、 141…ポンプ、 142…ラジエーター、 143…ファン、 144A,144B…パイプ、 145…収容部、 150…押圧ユニット、 151…押圧ローラ、 152…押圧駆動機構、 153…押圧ベース体、 154…本体部、 155…ガイド部、 156…軸受け部、 158…支持ローラ、 159…軸受け部、 160…ユニット移動機構、 170…ハンドル部、 180…ヒンジ部、 200…制御部、 211…ベルト駆動部、 212…押圧駆動部、 213…媒体供給駆動部

Claims (9)

  1. 画像形成装置に用いられる冷却装置であって、
    互いに対向する無端状の第1のベルトと第2のベルトとを有し、用紙を前記第1のベルトと前記第2のベルト間に挟持して搬送する搬送部と、
    前記第1のベルトの内側に設けられて前記第1のベルトを駆動する張架ローラと、
    冷却媒体が流動する流動路を形成する流動路形成部を有し、前記第1のベルトを介して前記用紙を冷却する冷却部と、
    前記第2のベルトの内側に設けられ、前記第2のベルトと前記第1のベルトとを介して前記流動路形成部と対向する押圧ローラと、
    前記押圧ローラを移動させて、前記第2のベルトを前記第1のベルトを介して前記冷却部に接離させる接離部と、を備え、
    前記張架ローラは、断面形状の水平方向における接線のうち下側の接線が前記冷却部の前記第1のベルトに接触する冷却面よりも下方に位置するように配置されている
    冷却装置。
  2. 前記押圧ローラの用紙の搬送方向の上流側及び下流側であって前記冷却部の冷却面の外側に、断面形状の水平方向における接線のうち上側の接線が、前記押圧ローラと前記第2のベルトとの接触部と実質的に同じ高さとなるように配置された、前記第2のベルトを支持する支持ローラ、を備える
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記押圧ローラは、弾性変形可能な弾性体によって構成されている
    請求項1又は2に記載の冷却装置。
  4. 前記支持ローラは、高硬度の部材で構成されており、該支持ローラが配置された前記接離部の上面から該支持ローラの断面形状の水平方向における接線のうち上側の接線までの距離が一定である
    請求項2又は3に記載の冷却装置。
  5. 前記張架ローラは、前記第1のベルトの前記冷却部の冷却面と接触する領域よりも用紙の搬送方向の下流側において、前記用紙の搬送方向の回転トルクのみを伝達するローラである
    請求項1乃至4のいずれかに記載の冷却装置。
  6. 前記画像形成装置が用紙に画像を形成するジョブを開始する場合、前記冷却部は前記流動路形成部の流動路に冷却媒体の流動を行い、次に前記搬送部は前記第1のベルト及び前記第2のベルトを駆動し、次に前記押圧ローラは前記第1のベルトを介して前記第2のベルトを前記冷却部の冷却面に押し当てる
    請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却装置。
  7. 前記画像形成装置が用紙に画像を形成するジョブを終了する場合、前記押圧ローラは前記第1のベルトを介して前記第2のベルトを前記冷却部の冷却面に押し当てる動作を停止し、次に前記冷却部は前記流動路形成部の流動路への冷却媒体の流動を停止し、次に前記搬送部は前記第1のベルト及び前記第2のベルトの駆動を停止する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却装置。
  8. 前記画像形成装置の内部で用紙のジャムが発生した場合、前記搬送部は前記第1のベルト及び前記第2のベルトの駆動を停止し、次に押圧ローラは前記第1のベルトを介して前記第2のベルトを前記冷却部の冷却面に押し当てる動作を停止し、次に前記冷却部は前記流動路形成部の流動路への冷却媒体の流動を停止する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却装置。
  9. 用紙に画像を形成する画像形成部と、前記用紙を冷却する冷却装置と、を備えた画像形成装置であって、
    前記冷却装置は、互いに対向する無端状の第1のベルトと第2のベルトとを有し、用紙を前記第1のベルトと前記第2のベルト間に挟持して搬送する搬送部と、
    前記第1のベルトの内側に設けられて前記第1のベルトを駆動する張架ローラと、
    冷却媒体が流動する流動路を形成する流動路形成部を有し、前記第1のベルトを介して前記用紙を冷却する冷却部と、
    前記第2のベルトの内側に設けられ、前記第2のベルトと前記第1のベルトとを介して前記流動路形成部と対向する押圧ローラと、
    前記押圧ローラを移動させて、前記第2のベルトを前記第1のベルトを介して前記冷却部に接離させる接離部と、を備え、
    前記張架ローラは、断面形状の水平方向における接線のうち下側の接線が前記冷却部の前記第1のベルトに接触する冷却面よりも下方に位置するように配置されている
    画像形成装置。
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