JP6375785B2 - 記録材冷却搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状記録材用の記録材冷却搬送装置および画像形成装置に関するものである。
定着装置を通過した記録材の熱を奪うための冷却部材を備えるとともに、ベルトで記録材を挟持搬送しながら冷却部材にて記録材を冷却する冷却装置が知られている(特許文献1)。特許文献1の冷却装置では、ベルトを張架するローラ31は互いに間隔を空けずに対向配置されている。
記録材の種類によっては、定着装置にて高温で加熱された記録材は定着装置通過後にカールすることがある。その場合、特許文献1の冷却装置ではローラ31が互いに間隔を空けずに対向配置されているので、カールした記録材の先端をベルトとベルトの挟持位置に搬送することが困難である。
そこで、本発明は、記録材がカールしていても記録材の先端をベルトとベルトの挟持位置に搬送することができる記録材冷却搬送装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するため、定着装置を通過した記録材の一方の面に接触する第1ベルト部材と、前記記録材の他方の面に接触する第2ベルト部材とによって前記記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、前記第2ベルト部材の内周面に接触して、当該第2ベルト部材を介して前記記録材を前記他方の面から冷却する第1の冷却部材と、を有する記録材冷却搬送装置において、前記ベルト搬送手段は、前記第1の冷却部材よりも第1ベルト部材移動方向上流側において前記第1ベルト部材を張架するとともに回転する第1回転体と、第1ベルト部材移動方向における前記第1回転体と前記第1の冷却部材との間に配置され、記録材搬送方向下流側から上流側に向けて記録材搬送路が広がるように前記第1ベルト部材を張架する張架部材と、定着装置を通過した記録材を案内するガイド部材とを備え、前記ガイド部材の記録材搬送方向の先端の面から延びる接線が、前記張架部材と前記第1回転体との間の前記第1ベルト部材のベルト面に交差することを特徴とする記録材冷却搬送装置を提案する。
記録材搬送方向下流側から上流側に向けて記録材搬送路が広げられるため、カールした記録材でもその先端をベルトとベルトの挟持位置に確実に搬送することができる。
実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。 図1に示す冷却装置の拡大図である。 奥側から見た冷却装置の概略構成図である。 第1実施形態に係る冷却装置と定着装置と案内部を示す概略側面図である。 第2実施形態に係る冷却装置と定着装置と案内部を示す概略側面図である。 張架部材を押圧する偏心機構の概略側面図である。 カムシャフトの押し下げを自動制御する制御系のブロック図である。 第3実施形態に係る冷却装置と定着装置と案内部を示す概略側面図である。 第4実施形態に係る冷却装置の概略側面図である。 張架部材が設けられていない冷却装置の概略側面図である。 図9の部分拡大図である。
図1は、実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを並べて配設したタンデム型の画像形成部を備える。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体200に着脱可能に構成されており、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の表面にトナー像を形成する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面を清掃するクリーニング手段としてのクリーニングブレード5を備えている。なお、図1では、イエローのプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1C,1M,1Bkにおいては符号を省略している。
図1において、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、感光体2の表面を露光する露光手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザ光を照射するようになっている。
また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト10を有する。中間転写ベルト10は、支持部材としての複数のローラ21〜24に張架されており、それらローラ21〜24のうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、中間転写ベルト10は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するように構成されている。
4つの感光体2に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11はそれぞれの位置で中間転写ベルト10の内周面を押圧しており、中間転写ベルト10の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)および/または交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト10を張架する1つのローラ24に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。この二次転写ローラ12は中間転写ベルト10の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)および/または交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
画像形成装置本体200の下部には、紙やOHP等のシート状の記録材Pを収容した複数の給紙カセット13が配設されている。各給紙カセット13には、収容されている記録材Pを送り出す給紙ローラ14が設けてある。また、画像形成装置本体200の図の左側の外面には、機外に排出された記録材Pをストックする排紙部としての排紙トレイ20が設けてある。
画像形成装置本体200内には、記録材Pを給紙カセット13から二次転写ニップを通って排紙トレイ20へ搬送するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ12の位置よりも記録材搬送方向上流側にはレジストローラ15が配設されている。また、二次転写ローラ12の位置よりも記録材搬送方向下流側には、定着装置8、記録材冷却搬送装置としての冷却装置9、一対の排出ローラ16が順次配設されている。定着装置8は、例えば、内部に図示しないヒータ(熱源)を有する定着部材としての定着ローラ17と、定着ローラ17を加圧する加圧部材としての加圧ローラ18を備える。定着ローラ17と加圧ローラ18とが接触した箇所には、定着ニップが形成されている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から帯電された各感光体2の表面にレーザ光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタおよびブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
中間転写ベルト10を張架するローラの1つが回転駆動し、中間転写ベルト10を図の矢印の方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧または定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各感光体2に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト10はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、中間転写ベルト10に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
給紙ローラ14が回転することによって、給紙カセット13から記録材Pが搬出される。搬出された記録材Pは、レジストローラ15によってタイミングを計られて、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ12には、中間転写ベルト10上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上のトナー画像が記録材P上に一括して転写される。その後、記録材Pは定着装置8に送り込まれ、定着ローラ17と加圧ローラ18によって記録材Pが加圧および加熱されてトナー画像が記録材P上に定着される。そして、記録材Pは、冷却装置9によって冷却された後、一対の排出ローラ16によって排紙トレイ20に排出される。
両面印刷の場合は、冷却後の記録材Pを切換爪25を切り換えることにより反転路26へ導き、切換爪27を切り換えてローラ28などを逆回転させることにより反転後の記録材Pを反転路29からレジストローラ15へと再給紙して用紙の表裏を反転させる。このとき、中間転写ベルト10上には裏面画像となるトナー画像を形成して担持させておき、記録材Pの裏面にトナー画像を転写して定着装置8による定着処理と冷却装置9による冷却処理を経て、排出ローラ16により排紙トレイ20上に排紙する。
以上の説明は、記録材にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つまたは3つのプロセスユニットを使用して、2色または3色の画像を形成したりすることも可能である。
冷却装置は、図2に示すように、ベルト搬送手段30のベルトの走行によって搬送されるシート状記録材Pを冷却する冷却部材33を備えたものである。ベルト搬送手段30は、シート状記録材Pの一方の面(表面または上面)側に配置される第1の搬送機構31と、シート状記録材Pの他方の面(裏面または下面)側に配置される第2の搬送機構32を備える。また、各搬送機構に対してそれぞれ冷却部材33を備え、第1の冷却部材としての冷却部材(液冷プレート)33aがシート状記録材Pの一方の面(裏面または下面)側に配置され、第2の冷却部材としての冷却部材33bがシート状記録材Pの他方の面(表面または上面)側に配置され、第3の冷却部材としての冷却部材33cがシート状記録材Pの一方の面(裏面または下面)側に配置されている。
冷却部材33a,33b,33cは、シート状記録材の走行方向に沿ってずれて配置されている。また、一方の冷却部材33bは、下面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34bとされ、他方の冷却部材33a,33cは、上面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34a,34cとされている。そして、各冷却部材33a,33b,33cの内部には、冷却液が流れる冷却液流路が形成されている。
この冷却装置は、図3に示すように、発熱部としての記録材Pからの熱を受ける受熱部45と、受熱部45の熱を放熱する放熱部46と、受熱部45と放熱部46とを冷却液が循環する循環路47とを有する冷却液循環回路44を備える。この循環路47内には、冷却液を循環させるためのポンプ48と、冷却液を溜める液溜タンク49とが配置されている。そして、液冷プレートである冷却部材33a,33b,33cを受熱部45として機能させる。また、放熱部46としてラジエータ等からなる。冷却液には、例えば、水を主成分とし、凍結温度を下げるためのプロピレングリコールまたはエチレングリコールや、金属製の部品の錆を防止するための防錆剤(例えば、リン酸塩系物質:リン酸カリ塩、無機カリ塩等)が添加されたもの等がある。
循環路47としては、冷却部材33aの一方の開口部と液溜タンク49とを連結する配管50と、冷却部材33aの他方の開口部と冷却部材33bの一方の開口部とを連結する配管60と、冷却部材33bの他方の開口部と冷却部材33cの一方の開口部を連結する配管51と、冷却部材33cの他方の開口部と放熱部46としてラジエータとを連結する配管52と、放熱部46としてラジエータとポンプ48とを連結する配管53と、ポンプ48と液溜タンク49とを連結する配管54とを備える。配管50,60,51,52,53,54を有する循環路47は一本の流路を形成しているが、冷却部材33a,33b,33c内では蛇行しており、冷却液が効果的に冷却部材を冷却するようになっている。
第1の搬送機構31は、複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)55と、このローラ55に掛け回される第1ベルト部材としてのベルト(搬送ベルト)56とを備える。第2の搬送機構32は、複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)57c,57d,58と、駆動ローラ57aと、ローラ57、58に掛け回される第2ベルト部材としてのベルト(搬送ベルト)59とを備える。各ローラはベルトを張架するとともに回転する回転体である。
このため、記録材Pを搬送する際には、第1の搬送機構31のベルト56と第2の搬送機構32のベルト59とで、記録材Pを挟持搬送することになる。すなわち、駆動ローラ57aが駆動することによって、図2に示すように、ベルト59が矢印A方向に走行し、ベルト56,59間に挟まれた記録材Pを介して、第2の搬送機構32のベルト59の走行に伴って、第1の搬送機構31のベルト56が矢印B方向に走行する。これによって、記録材Pは矢印C方向沿って、上流側から下流側へと搬送される。
次に、前記のように構成された冷却装置の動作について説明する。記録材Pの挟持搬送する場合、図2等に示すように、第1の搬送機構31と第2の搬送機構32とを近接させた状態とする。この図2に示す状態において、第2の搬送機構32の駆動ローラ57aを回転駆動させれば、前記したように、各ベルト56,59が矢印方向に走行して、記録材Pは矢印方向に走行する。この状態では、前記冷却液循環回路44において、冷却液を循環させる。すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内に冷却液を流す。
この際、第1の搬送機構31のベルト56の内周面が、冷却部材33bの吸熱面34bを摺動し、第2の搬送機構32のベルト59の内周面が、冷却部材33aの吸熱面34aと冷却部材33cの吸熱面34cを摺動する。このため、記録材Pの表面(上面)側から、ベルト56を介して冷却部材33bは記録材Pの熱を吸収する。また、記録材Pの裏面(下面)側から、ベルト59を介して冷却部材33c,33aは記録材Pの熱を吸収する。この場合、冷却部材33a,33b,33cが吸収した熱量を冷却液が外部に輸送することで冷却部材33a,33b,33cは低温に保たれる。
すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却液が冷却液循環回路44内を循環し、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内を流れて吸熱して高温となった冷却液が、放熱部として機能するラジエータを通過することによって、外気へ放熱され、その温度が低下する。そして、低温となった冷却液が再度冷却液流路内を流れて、冷却部材33a,33b,33cが放熱部46と機能する。このため、このサイクルを繰り返すことによって、記録材Pは両面から冷却される。
図4は、第1実施形態に係る冷却装置と定着装置と案内部を示す概略側面図である。
画像形成装置で使用される記録材Pには薄いものから厚いものまで多種存在する。また記録材Pの目が記録材搬送方向に沿うものや、記録材搬送方向と交差する方向であるものもある。従って、記録材Pの種類によっては定着装置8を通過した後に上方または下方にカールする可能性がある。
そこで、図4に示すように、冷却装置9は、ベルト56の移動方向におけるローラ55dと冷却部材33aとの間に配置された部材であって、記録材搬送方向下流側から上流側に向けて記録材搬送路が広がるようにベルト56を張架する張架部材130を有している。ここで、第1回転体としてのローラ55dは、冷却部材33aよりもベルト移動方向上流側においてベルト56を張架しながら回転する部材であり、ローラ57dと離間している。また、ローラ55dは、第1の搬送機構31における記録材搬送方向最上流に位置するローラである。この構成により、定着装置8から排出された記録材Pの先端が確実に冷却装置9のベルト56とベルト59との間に進入可能となる。ここで、張架部材130は、ベルトへ当接する回転部材と軸で構成されたローラであって、ベルト56の回転に伴い回転する。
また、図4に示すように、冷却部材33aとベルト59との接触領域よりも第2ベルト移動方向上流側でベルト59とベルト56とが接触するように、張架部材130は配置されている。これにより、記録材Pをベルト59,56にて挟持してから冷却部材33aの吸熱面に進入させることができるため、効率的な記録材の冷却が可能となる。
また、図4に示すように、第2回転体としてのローラ57dは、冷却部材33aよりも第2ベルト移動方向上流側においてベルト59を張架しながら回転する部材である。また、ローラ57dは、第2の搬送機構32における記録材搬送方向最上流に位置するローラである。そして、ローラ57dとローラ55dとの間の記録材搬送路に記録材を案内する案内部であるガイド部材120が設けられている。ガイド部材120は、定着後の記録材を冷却装置9へ案内するガイドであり、上側ガイド部材122と下側ガイド部材121を有している。
上側ガイド部材122の記録材搬送方向の先端122aの下面から延びる接線(点線)が、張架部材130とローラ55dとの間を通過するように、上側ガイド部材122は設けられている。また、先端122aは、下側ガイド部材121の先端121aよりも冷却装置9に向かって延びており、ローラ57dの上方まで延びている。
下側ガイド部材121の記録材搬送方向の先端121aは上方に向かって傾斜している。そして、下側ガイド部材121の先端121aの上面から延びる接線(点線)が、張架部材130とローラ55dとの間を通過するように、下側ガイド部材121は設けられている。下側ガイド部材121の先端121aは、ローラ57dの右端であって第2の搬送機構32の記録材搬送方向の上流端まで延びている。先端121aの上端は、冷却部材33aとローラ57dの間で張架されたベルト59の表面と略面一なのに対し、先端121aの下端は、当該ベルト59の表面より低く、ローラ57dの中心より高い位置にある。従って、記録材の先端が下方にカールしていたとしても、先端121aの傾斜により記録材の先端が上方に案内されるので、ローラ57dと先端121aとの間に記録材の先端が落下することを防止できる。本実施形態では、上側ガイド部材122と下側ガイド部材121は定着装置8から分離していて、別個に形成されているが、これら部材の右端が定着装置8の筐体と一体形成されていてもよい。
上側ガイド部材122の記録材搬送方向における先端122aは、第2の搬送機構32の記録材搬送方向の上流端よりも下流側に位置している。また、先端122aは、第1の搬送機構31のベルト56の方向であって略水平方向に延びている。より具体的には、先端122aからの接線がローラ55dと張架部材130との間のベルト56のベルト面に交差するように、先端部122aが設けられている。また、先端122aよりも記録材搬送方向上流側は上方から下方に傾斜する傾斜面122bが設けられている。従って、記録材の先端が上方にカールしていたとしても、傾斜面122bの傾斜により記録材の先端が下方に案内または矯正されて先端122aに案内される。そして、先端122aを通過した記録材の先端が上方にカールしても、先端122aとローラ55dとの間に入り込むことなく、記録材をベルト56と接触させることができる。
このような構成により、定着装置通過後の記録材がカールしていても、記録材Pをベルト59,56にて挟持して冷却部材33aの吸熱面に進入させることができる。
次に、図5,6を用いて第2実施形態に係る冷却装置について説明する。
第2実施形態における張架部材130は、固定配置されていた図4の張架部材と異なり、記録材搬送方向におけるベルト56とベルト59の記録材挟持領域を変更するように移動可能である。移動前の張架部材130は点線で示されており、これは図4の張架部材130と同じ位置にある。一方、移動後の張架部材130は実線で示されている。図5に示すように、張架部材130は下方に移動しているため、図5におけるベルト59とベルト56の記録材搬送方向にわたる接触領域は、図4におけるベルト59とベルト56の記録材搬送方向にわたる接触領域よりも大きくなっている。従って、定着装置8からベルト59とベルト56との接触点最上流位置までの距離は図4のときよりも図5のときのほうが短くなる。また、図5において記録材搬送方向下流側から上流側に向けて広がるベルト59とベルト56との角度は、図4におけるベルト59とベルト56との角度よりも大きくなっている。
図6は、張架部材を押圧する偏心機構の概略側面図である。
図示のように、張架部材130の軸方向両端部には張架部材130を保持するホルダー131が設けられている。ホルダー131の上方にはカムシャフト132が配置されている。カムシャフト132の回転中心は偏心されており、カムシャフト132は回転中心132aのまわりに回転する。カムシャフト132の軸方向外側には、回転中心132aの部分に連結してカムシャフト132を回転させるレバー132bが設けられている。よって、ユーザーが手動で図6(a)に示す位置にあるレバー132bを、図6(b)に示す位置まで時計方向へ回転させると、図6(a)の右端にあったカムシャフト上の点132cは図6(b)の下端に移動する。この移動に伴い、ホルダー131とこれに保持された張架部材130は図6(a)に示す位置から図6(b)に示す位置までH1だけ押し下げられる。よって、図6(b)では図6(a)よりもベルト59とベルト56の接触領域が大きくなる。
H1の大きさは本実施形態では1〜2mmであるが、冷却装置によって異なるものであり、この数値に限られない。張架部材130はベルト56に連れ回るが、カムシャフト132は、固定保持されたホルダー131にのみ接触しているため、ベルト56に連れ回らない。
従って、画像形成装置で利用可能な最小サイズの記録材の記録材搬送方向長さが、定着装置8の定着ニップから冷却装置9までの長さよりも短い場合、図6(b)のようにカムシャフト132を押し下げることで、定着ニップから冷却装置9のニップ位置までの距離を縮めることができ、記録材をその長さによらず安定して搬送することができる。
なお、偏心機構の構成要素として手動によるレバー132bに代えて、ソレノイドやモータを用いてカムシャフト132の押し下げを自動制御してもよい。このとき、図7のブロック図に示すように、制御部160は、画像形成装置本体200の操作部140にて指定された記録材の種類と、メモリ150に格納されている情報(記録材の種類と張架部材130の移動可否)を照合し、張架部材130の駆動部180の駆動可否を制御する。このとき、張架部材用位置検知手段170により張架部材130の位置を確認したうえで、制御部160が張架部材130の駆動部180の駆動可否を制御してもよい。張架部材用位置検知手段170は例えば光センサである。張架部材用位置検知手段170は例えば図6(b)に示す位置に設ければよく、レバー132bをこの位置まで回転させたときには張架部材用位置検知手段170からの光が遮断されるため、これによりカムシャフト132の押し下げを検出できる。
なお、張架部材130は図6に示す偏心機構によって移動可能に構成されなくてもよく、第3実施形態に係る冷却装置の図8に示すように、張架部材130は予め図6(b)および図5の実線位置に固定配置されてもよい。
次に、図9を用いて第4実施形態に係る冷却装置について説明する。
図9の冷却装置9は、加圧部材70a,70b,70c,70d,70e,70fが設けられている点で図2の冷却装置9とは異なる。図示のように、加圧部材70a,70b,70c,70d,70e,70fが、各冷却部材33a,33b,33cに対向するベルトの内周面に接触するように設けられている。
加圧部材70a,70bは、冷却部材33aの上方に設けられ、ベルト56,59を介して冷却部材33aを自重で加圧している。加圧部材70c,70d,70e,70fは付勢手段からの付勢力を受けて冷却部材33b,33cを加圧している。
加圧部材によって、記録材Pがベルトを介して冷却部材により接触しやすくなる。図10に示すように、張架部材130が設けられておらず、ベルト56が下方に張架されていないと、加圧部材70aには、加圧部材70aが冷却部材33aから持ち上がる方向(上方)にベルト56からの力がかかってしまう。また、ローラ55dから記録材搬送方向に延びるベルト56は、加圧部材70aとの接触位置まで対向するベルト59と接触しなくなってしまう。
従って、加圧部材によるベルト56,59間での記録材Pの挟持力が弱くなり、記録材Pの搬送性が不安定になる恐れがある。また、記録材Pと冷却部材33aの搬送方向上流側との接触が弱められるか非接触となり、記録材Pを十分に冷却できなくなる恐れがある。加圧部材70a,70bが自重により冷却部材33aを加圧する場合、付勢部材によって付勢するときよりも不具合がより顕著に現れる可能性がある。
これに対し、図9のようにローラ55dと加圧部材70aの間であって冷却部材33aよりも搬送方向上流側に張架部材130を設けることで、加圧部材70aが冷却部材33aから離間する方向(図10の上方)にベルト56から加圧部材70aに加わる力を軽減できる。また、ベルト56,59の接触領域を広められるので、記録材Pを搬送方向に沿って冷却部材33aに広く接触させることができる。
また図9の部分拡大図である図11のように、張架部材130の最下点を上流側の加圧部材70aの最下点と同じ高さかより低く配置すれば、加圧部材70aが冷却部材33aから離間する方向へ加圧部材70aに加わる力をより軽減できる。これにより、自重により冷却部材33aを加圧する加圧部材70aの本来の機能が保証される。なお、ローラ55dの最下点は上流側の加圧部材70aの最下点よりも高く配置されている。
また、図9において加圧部材70a,70bは自重により冷却部材33aを加圧する必要はなく、加圧部材70c,70d,70e,70fのように付勢手段からの付勢力を受けて冷却部材33aを加圧してもよい。また、加圧部材70e,70fは自重により冷却部材33cを加圧してもよい。
また、冷却部材の数は図1〜3,9のものに限定されず、例えば、冷却部材は1つであってもよい。
また、記録材搬送方向最上流の冷却部材は下方に配置されることに限定されず、上方に配置されてもよい。その場合、張架部材は、図9,11に示す位置に代えてまたは加えて、ローラ57dと加圧部材70aの間であって冷却部材33aよりも搬送方向上流側に、ベルト59に接触して設けられてもよい。この場合、張架部材は偏心機構や付勢手段によって上方に押圧され、ベルト59をベルト56に向けて移動させることができる。
また、冷却部材の吸熱面は扁平円弧面状に限られず、平坦面であってもよい。
9 冷却装置(記録材冷却搬送装置)
30 ベルト搬送手段
33a 第1の冷却部材
56 ベルト(第1ベルト部材)
59 ベルト(第2ベルト部材)
70a,70b,70c,70d,70e,70f 加圧部材
55d ローラ(第1回転体)
130 張架部材
特開2012−098677号公報

Claims (10)

  1. 定着装置を通過した記録材の一方の面に接触する第1ベルト部材と、前記記録材の他方の面に接触する第2ベルト部材とによって前記記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、
    前記第2ベルト部材の内周面に接触して、当該第2ベルト部材を介して前記記録材を前記他方の面から冷却する第1の冷却部材と、を有する記録材冷却搬送装置において、
    前記ベルト搬送手段は、
    前記第1の冷却部材よりも第1ベルト部材移動方向上流側において前記第1ベルト部材を張架するとともに回転する第1回転体と、
    第1ベルト部材移動方向における前記第1回転体と前記第1の冷却部材との間に配置され、記録材搬送方向下流側から上流側に向けて記録材搬送路が広がるように前記第1ベルト部材を張架する張架部材と
    定着装置を通過した記録材を案内するガイド部材とを備え、
    前記ガイド部材の記録材搬送方向の先端の面から延びる接線が、前記張架部材と前記第1回転体との間の前記第1ベルト部材のベルト面に交差することを特徴とする記録材冷却搬送装置。
  2. 前記第1の冷却部材と前記第2ベルト部材との接触領域よりも第2ベルト部材移動方向上流側で前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材とが接触するように、前記張架部材が配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の記録材冷却搬送装置。
  3. 前記第1の冷却部材よりも第2ベルト部材移動方向上流側において前記第2ベルト部材を張架するとともに回転する第2回転体を備え、
    前記ガイド部材は、前記第1回転体と前記第2回転体との間の記録材搬送路に前記記録材を案内することを特徴とする請求項1または2記載の記録材冷却搬送装置。
  4. 前記ガイド部材として、記録材の一方の面を案内する第1のガイド部材と、記録材の他方の面を案内する第2のガイド部材と、を備え、
    前記第1のガイド部材の記録材搬送方向の先端の面から延びる接線および前記第2のガイド部材の記録材搬送方向の先端の面から延びる接線がそれぞれ、前記張架部材と前記第1回転体との間の前記第1ベルト部材のベルト面に交差することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  5. 前記張架部材は、記録材搬送方向における前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材の記録材挟持領域を変更するように移動可能である、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  6. 前記第1の冷却部材に対して記録材搬送方向下流側にずれて配置され、前記第1ベルト部材の内周面に接触し、当該第1ベルト部材を介して前記記録材を前記一方の面から冷却する第2の冷却部材を備える、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  7. 前記第1の冷却部材が接触する前記第2ベルト部材の領域と対向する第1ベルト部材の内周面に接触して、前記第1ベルト部材および前記第2ベルト部材を介して前記第1の冷却部材を加圧する加圧部材を有し、
    前記張架部材の最下点が前記加圧部材の最下点と同じ高さかそれより低く配置される、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置。
  8. 前記張架部材を移動可能にするために、前記張架部材を前記第2ベルト部材に向かって押圧する偏心機構が設けられる、ことを特徴とする請求項5に記載の記録材冷却搬送装置。
  9. 前記張架部材は、前記定着装置から前記第1ベルト部材と前記第2ベルト部材との記録材搬送方向における最上流の接触位置までの距離を変更するように、移動可能であることを特徴とする請求項5に記載の記録材冷却搬送装置。
  10. 前記記録材に画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至のいずれか一項に記載の記録材冷却搬送装置とを有することを特徴とする画像形成装置。
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