JP6124122B2 - 冷却装置、及び画像形成装置 - Google Patents
冷却装置、及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6124122B2 JP6124122B2 JP2013080997A JP2013080997A JP6124122B2 JP 6124122 B2 JP6124122 B2 JP 6124122B2 JP 2013080997 A JP2013080997 A JP 2013080997A JP 2013080997 A JP2013080997 A JP 2013080997A JP 6124122 B2 JP6124122 B2 JP 6124122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- conveyance
- recording material
- cooling
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
画像形成中に何らかの理由でベルト搬送手段で挟持搬送中の記録材の搬送が停止すると、搬送ベルトに挟持され、搬送ベルトを介して冷却部材に対向する位置まで到達する前の記録材は、担持したトナー像が高温で軟化した状態で搬送ベルトと接触し続ける。このように接触し続けると、トナーが搬送ベルトに固着してしまうおそれがある。トナーが搬送ベルトに固着してしまうと、搬送ベルト上のトナーにより記録材と搬送ベルトとの密着性が悪くなり冷却性能が低下したり、搬送ベルト上のトナーが記録材上のトナー像に再度付着したり、記録材上のトナー像にキズをつけたりする。このため、記録材の搬送を復帰させるためには、搬送ベルト上に固着したトナーの清掃や搬送ベルトの交換など、煩雑な作業が必要になるという問題があった。
以上の説明は、用紙P上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作である。しかし、本実施形態の複合機300では、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
そして、表側搬送ベルト56の用紙Pを挟持する展張面の内周側には、表側搬送ベルト56を介して用紙Pの熱を吸熱して冷却する表側冷却部材33aが、無端移動する表側搬送ベルト56に接触するように配置されている。一方、裏側搬送ベルト59の用紙Pを挟持する展張面の内周側には、裏側搬送ベルト59を介して用紙Pの熱を吸熱して冷却する裏側冷却部材33bが、無端移動する裏側搬送ベルト59に接触するように配置されている。
用紙Pを挟持搬送する場合、図2等に示すように、表側ベルト搬送機構31と裏側ベルト搬送機構32とを近接させた状態とする。図2に示す状態では、裏側ベルト搬送機構32の駆動ローラである裏側張架ローラ57aを回転駆動させれば、上記のように、表側搬送ベルト56及び裏側搬送ベルト59がそれぞれ図中、矢印B及び矢印A方向に走行して、用紙Pは矢印C方向に走行する。この状態で、上記した冷却液循環回路44で冷却液を循環させる。すなわち、ポンプ48を駆動することによって、表側冷却部材33aと裏側冷却部材33bの各内部流路内に冷却液を流す。
また、用紙Pの表面(上面)側から、表側搬送ベルト56を介して表側冷却部材33aは用紙Pの熱を吸熱する。このとき、表側冷却部材33a及び裏側冷却部材33bが吸熱した熱量を冷却液が外部に輸送することで表側冷却部材33a及び裏側冷却部材33bは低温に保たれる。
次に、本実施形態の特徴部である冷却装置9に有した、表側搬送ベルト56と裏側搬送ベルト59とが用紙Pを挟持する挟持状態と、挟持しない非挟持状態とを切替える切替手段60について、複数の実施例を挙げて説明する。
まず、本実施形態の冷却装置9に有した切替手段60の実施例1について、図を用いて説明する。
図4は、本実施例に係る切替手段60の動作説明図であり、(a)が各搬送ベルトを挟持状態にしたときの説明図、(b)が各搬送ベルトを非挟持状態にしたときの説明図である。図5は、本実施例に係る切替手段60に有したモータ離接手段70の動作説明図であり、(a)が挟持状態の側面説明図、(b)が移動ブロック76a,bの支持方法の断面説明図、(c)が非挟持状態の側面説明図である。図6は、制御装置65による切替手段60の制御の流れを示すフローチャート、図7は、切替手段60を制御する制御装置65のブロック図である。
また、駆動手段であるモータ離接手段70は、図4図中、上下方向に移動可能な可動ベース61、位置が固定された固定ベース62、及び固定ベース62に対して可動ベース61を離接させるベース離接手段71,72とから構成されている。
このように可動ベース61が上下方向に移動することで、可動ベース61に一体にユニット化された表側ベルト搬送機構31が、固定ベース62に一体にユニット化された裏側ベルト搬送機構32に対して離接するように移動する。したがって、表側ベルト搬送機構31に有した表側搬送ベルト56と、裏側ベルト搬送機構32に有した裏側搬送ベルト59との間の距離が、駆動モータ73の回転駆動により変化することになる。
よって、用紙Pを挟持搬送する1対の搬送ベルトである各搬送ベルトを備えた冷却装置であって、挟持搬送中に用紙Pの搬送が停止しても、用紙P上に担持したトナーが表側搬送ベルト56に固着することを抑制できる冷却装置9を提供できる。
このように切替手段60に離接手段であるモータ離接手段70を有することで、表側搬送ベルト56と裏側搬送ベルト59との間の距離を変化させて離間させることができ、確実に挟持状態と非挟持状態とを切り替えることができる。
このように構成することで、何らかの理由で冷却装置9を備えた複合機300内での用紙Pの搬送を停止した際などに、必要に応じて自動で各搬送ベルトの挟持状態と非挟持状態とを切り替えることができる。したがって、冷却装置9内で用紙Pが高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
本実施例の冷却装置9では、複合機300の電源が入ると、制御装置65はモータ離接手段70の各ベース離接手段の駆動モータ73を正回転に回転させて可動ベース61を下方へ移動させ、図4(a)に示す挟持状態にする(ステップ1)。
次に、複合機300が出力(画像形成)を開始(ステップ2)すると、制御装置65は、用紙搬送停止か否かを判断する(ステップ3)。用紙搬送停止、つまりYesの場合は、制御装置65により各駆動モータ73を逆回転に回転させて、可動ベース61を図4図中、上方へ移動させて、図4(b)に示す非挟持状態に移行する(ステップ4)。
すなわち、複合機300内で用紙Pを挟持搬送中に何らかの理由で用紙Pの搬送を停止した際に、自動で各搬送ベルトの挟持状態と非挟持状態とを切り替え、冷却装置9内で記録材が高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
このように用紙Pの先端位置により、出力停止か否かを判断することで、冷却装置9内で用紙Pが挟持された状態で、用紙Pの搬送が停止した場合のみ切替手段60(モータ離接手段70)を動作させ、不要な切替手段60の動作を避けることができる。
次に、本実施形態の冷却装置9に有した切替手段60の実施例2について、図を用いて説明する。
図8は、本実施例に係る切替手段60の動作説明図であり、(a)が各搬送ベルトを挟持状態にしたときの説明図、(b)が各搬送ベルトを非挟持状態にしたときの説明図である。図9は、本実施例に係る切替手段に有したソレノイド離接手段80の動作説明図であり、(a)が挟持状態の側面説明図、(b)が移動ブロック86の支持方法の断面説明図、(c)が非挟持状態の側面説明図である。
このようなソレノイド離接手段80を用いることで、何らかの理由で複合機300の電源がオフされたり、停電等により複合機300への交流電源からの電力供給が停止したりしても、切替手段60により各搬送ベルトを非挟持状態にすることができる。つまり、制御装置65による制御を行わなくても、複合機300の電源がオフされたり、複合機300への交流電源からの電力供給が停止したりしても、切替手段60のソレノイド離接手段80により、各搬送ベルトを非挟持状態にすることができる。したがって、何らかの理由で複合機300の電源がオフされたり、複合機300への電力供給が停止したりしても、各搬送ベルトを非挟持状態にして、冷却装置9内で用紙Pが高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
図8(a),(b)に示すように、冷却装置9の表側ベルト搬送機構31は、装置奥側に設けられた可動ベース61とユニット化され、裏側ベルト搬送機構32は、装置奥側に設けられた固定ベース62にユニット化されている。
また、駆動手段であるソレノイド離接手段80は、図8図中、上下方向に移動可能な可動ベース61、位置が固定された固定ベース62、及び固定ベース62に対して可動ベース61を移動させるベース移動手段81,82とから構成されている。
よって、画像形成時に何らかの理由で複合機300の電源がオフされたり、交流電源からの電力供給が停止したりした場合でも、各搬送ベルトを非挟持状態にでき、冷却装置9内で用紙Pが高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
加えて、複合機300の電源がオンされ、且つ、交流電源からの電力供給時には、制御装置65でソレノイド離接手段80への通電を制御して、上記した実施例1と同様な効果を奏することもできる。
本実施例の冷却装置9では、複合機300の電源が入ると、制御装置65はソレノイド離接手段80の各ベース移動手段のソレノイド83に通電し、プランジャー84を押し出して可動ベース61を下方へ移動させ、図8(a)に示す挟持状態にする(ステップ1)。
次に、複合機300が出力(画像形成)を開始(ステップ2)すると、制御装置65は、用紙搬送停止か否かを判断する(ステップ3)。用紙搬送停止、つまりYesの場合は、制御装置65により各ソレノイド83への通電を停止して、圧縮バネ89の付勢力によりプランジャー84を押し戻して可動ベース61を図8図中、上方へ移動させて、図8(b)に示す非挟持状態に移行する(ステップ4)。
すなわち、複合機300内で用紙Pを挟持搬送中に何らかの理由で用紙Pの搬送を停止した際に、自動で各搬送ベルトの挟持状態と非挟持状態とを切り替え、冷却装置9内で記録材が高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
このように用紙Pの先端位置により、出力停止か否かを判断することで、冷却装置9内で用紙Pが挟持された状態で、用紙Pの搬送が停止した場合のみ切替手段60(ソレノイド離接手段80)を動作させ、不要な切替手段60の動作を避けることができる。
そして、上記図6のフローチャートのいずれのステップにおいても、画像形成時に何らかの理由で複合機300の電源がオフされたり、交流電源からの電力供給が停止したりした場合でも、制御装置65の制御によらず各搬送ベルトを非挟持状態にできる。したがって、画像形成時に何らかの理由で複合機300の電源がオフされたり、交流電源からの電力供給が停止したりした場合でも、各搬送ベルトを非挟持状態にでき、冷却装置9内で用紙Pが高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
なお、挟持状態を維持するためには各ソレノイド83に通電し続ける必要がある。そこで、各ソレノイド83に通電して挟持状態にする(ステップ1)タイミングを画像形成動作を開始時とし、画像形成動作が終了又は終了してから所定時間経過した後に各ソレノイド83への通電を停止して電力消費を低減するように構成もよい。
次に、本実施形態の冷却装置9に有した切替手段60の実施例3について、図を用いて説明する。
図10は、本実施例に係る切替手段60の動作説明図である。
一方、ソレノイド93への通電を行わないと、図10(b)に示すように、ピストン94が所定のベルトテンションを付与しない位置に戻る。すると、用紙搬送方向上流側の裏側張架ローラ57dと裏側冷却部材33bの裏側吸熱面34bとの間の領域、及び裏側冷却部材33bの裏側吸熱面34bと用紙搬送方向下流側の裏側張架ローラ57dとの間の領域で裏側搬送ベルト59が下方に撓む。このように裏側搬送ベルト59が下方に撓むと、ベルト搬送手段30内を搬送されていた用紙Pが裏側冷却部材33bの用紙搬送方向上流側及び下流側の上記各領域で、表側ベルト搬送機構31の表側搬送ベルト56から離間する非挟持状態となる。
次に、本実施形態の冷却装置9の変形例について、図を用いて説明する。
図11は、本変形例に係る冷却装置9の側面図であり、(a)が冷却部材として空冷方式の冷却フィン35を有した冷却部材33を用いた例の説明図、(b)が各冷却部材33の他の配置例の説明図である。
このように、空冷方式のヒートシンクを用いることで、冷却液循環回路44を用いなくてすみ、冷却装置9のコンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
このように、各冷却部材33を配置することで、例えば実施例3の冷却部材上流領域を、容易に広げることができ、冷却部材上流領域で各搬送ベルトをより確実に挟持状態と非挟持状態とに切り替えることができる。
また、本発明に係る画像形成装置として、複合機300に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、電子写真複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ装置等のベルト搬送手段を有した冷却装置を備えた画像形成装置に適用可能である。
また、カラー対応の複合機300に本発明を適用した例について説明したが、モノクロ対応の画像形成装置にも適用可能である。
(態様A)
表側搬送ベルト56と裏側搬送ベルト59などの対向する搬送ベルトで用紙Pなどの記録材を挟持搬送するベルト搬送手段30などのベルト搬送手段と、前記ベルト搬送手段で挟持搬送されている前記記録材の熱を、前記搬送ベルトを介して吸熱して冷却する表側冷却部材33aや裏側冷却部材33bなどの冷却部材とを備えた冷却装置9などの冷却装置において、前記搬送ベルトで前記記録材を挟持する挟持状態と、挟持しない非挟持状態とに切り替えるモータ離接手段70などの駆動手段を有した切替手段60などの切替手段を備えたことを特徴とするものである。
よって、記録材を挟持搬送する搬送ベルトを備えた冷却装置であって、挟持搬送中に記録材の搬送が停止しても、記録材上に担持したトナーが搬送ベルトに固着することを抑制できる冷却装置を提供できる。
(態様A)において、切替手段60などの前記切替手段を制御する制御装置65などの制御装置を有することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1(乃至3)で説明したように、次のような効果を奏することができる。何らかの理由で冷却装置9などの冷却装置を備えた複合機300などの装置内での用紙Pなどの記録材の搬送を停止した際などに、必要に応じて自動で各搬送ベルトの挟持状態と非挟持状態とを切り替えることができる。したがって、冷却装置内で記録材が高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
(態様B)において、冷却装置9などの当該冷却装置を備えた複合機300などの装置内を搬送中の用紙Pなどの前記記録材の搬送が停止した時に、表側搬送ベルト56と裏側搬送ベルト59などの前記搬送ベルトを挟持状態から非挟持状態に切り替える制御を行うことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1(乃至3)で説明したように、次のような効果を奏することができる。何らかの理由で冷却装置を備えた装置内での記録材の搬送を停止した際に、自動で各搬送ベルトの挟持状態と非挟持状態とを切り替え、冷却装置内で記録材が高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
(態様B)又は(態様C)において、切替手段60などの前記切替手段は、用紙Pなどの前記記録材の先端がベルト搬送手段30などの前記ベルト搬送手段に到達していないときは、切り替え動作を行わないことを有することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1(乃至3)で説明したように、次のような効果を奏することができる。記録材の先端位置により、用紙搬送停止か否かを判断することで、冷却装置9などの冷却装置内で記録材が挟持された状態で、記録材の搬送が停止した場合のみ切替手段を動作させることができ、不要な切替手段の動作を避けることができる。
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、切替手段60などの前記切替手段は、冷却装置9などの当該冷却装置を備える複合機300などの装置に交流電源からの電力供給がなくなった時に、非挟持状態に切替えることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例2(又は3)で説明したように、次のような効果を奏することができる。複合機300などの画像形成装置への交流電源からの電力供給がなくなった時でも、各搬送ベルトを非挟持状態にして、冷却装置内で用紙Pなどの記録材が高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
(態様A)乃至(態様E)のいずれかにおいて、切替手段60などの前記切替手段は、表側搬送ベルト56と裏側搬送ベルト59などの対向する前記搬送ベルト間の距離を変化させるモータ離接手段70などの離接手段を有することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1(又は2)で説明したように、対向する搬送ベルト間の距離を変化させて離間させることができ、確実に挟持状態と非挟持状態とを切り替えることができる。
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、表側搬送ベルト56と裏側搬送ベルト59などの前記搬送ベルトは上下に対向して配置され、切替手段60などの前記切替手段は、下側の裏側搬送ベルト59などの前記搬送ベルトの張力を小さくするベルト張力調整手段90などの張力調節手段を有することを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例3で説明したように、次のような効果を奏することができる。何らかの理由で、複合機300などの画像形成装置への交流電源からの電力供給がなくなった時でも、各搬送ベルトを非挟持状態にして、冷却装置9などの冷却装置内の冷却部材上流領域で用紙Pが高温のまま各搬送ベルトに挟持され続けることを防ぐことができる。
(態様G)において、ベルト張力調整手段90などの前記張力調節手段により、表側搬送ベルト56や裏側搬送ベルト59などの各搬送ベルトを挟持状態と非挟持状態とに切り替える領域を、少なくとも、前記下側の裏側搬送ベルト59などの搬送ベルトを介して裏側冷却部材33bなどの前記冷却部材と対向する位置まで到達していない用紙Pなどの前記記録材の部分を下方から支持する前記下側の搬送ベルトの冷却部材上流領域などの領域とすることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例3で説明したように、次のような効果を奏することができる。(態様F)のよに駆動手段としてモータ離接手段70やソレノイド離接手段80などの各搬送ベルトを離接させる離接手段を用いる構成に比べ、可動部分を減らすことができ、コストを低減することが可能となる。
用紙Pなどの記録材を冷却する冷却装置を備えた複合機300などの画像形成装置において、前記冷却装置として、(態様A)乃至(態様H)のいずれかの冷却装置9などの冷却装置を備えたことを特徴とするものである。
これによれば、本実施形態で説明したように、(態様A)乃至(態様H)のいずれかの冷却装置と同様な効果を奏することができる画像形成装置を提供できる。
2 感光体
3 帯電ローラ
4 現像装置
5 クリーニングブレード
6 露光装置
7 転写装置
8 定着装置
9 冷却装置
10 中間転写ベルト
11 1次転写ローラ
12 二次転写ローラ
13 給紙カセット
14 給紙ローラ
15 レジストローラ
16 排出ローラ
17 定着ローラ
18 加圧ローラ
20 排紙トレイ
21 第1張架ローラ
22 第2張架ローラ
23 第3張架ローラ
24 テンションローラ(中間転写ベルト)
30 ベルト搬送手段
31 表側ベルト搬送機構
32 裏側ベルト搬送機構
33 冷却部材
33a 表側冷却部材
33b 裏側冷却部材
34a 表側吸熱面
34b 裏側吸熱面
35a 表側放熱フィン
35a 裏側放熱フィン
41a 表側流入口
41b 裏側流入口
42a 表側流出口
42b 裏側流出口
44 冷却液循環回路
45 受熱部
46 放熱部
47 循環路
48 ポンプ
49 液溜タンク
50,51,52,53,54 配管
55a,b,c,d 表側張架ローラ
56 表側搬送ベルト
57a,b,c,d 張架ローラ
59 裏側搬送ベルト
60 切替手段
61 可動ベース
62(a,b) 固定ベース
63 ガイドレール
64 ガイド溝
65 制御装置
66 センサ
67 タイマ
68 入力部
70 モータ離接手段
71,72 ベース離接手段
73 駆動モータ
74 リードスクリュ
75 モータブラケット
76a,b 移動ブロック(モータ離接手段)
77a,b 孔
80 ソレノイド離接手段
81,82 ベース移動手段
83 ソレノイド(ソレノイド離接手段)
84 プランジャー(ソレノイド離接手段)
86 移動ブロック(ソレノイド離接手段)
88 バネブラケット
89 圧縮バネ
90 ベルト張力調整手段
93 ソレノイド(ベルト張力調整手段)
94 ピストン(プランジャ)
96 テンションローラ(ベルト張力調整手段)
100 装置本体
101 本体側板
110 本体制御部
200 スキャナー部
300 複合機
P 用紙
R 搬送路
Claims (7)
- 対向する搬送ベルトで記録材を挟持搬送するベルト搬送手段と、前記ベルト搬送手段で挟持搬送されている前記記録材を冷却する冷却部材と、前記搬送ベルトで前記記録材を挟持する挟持状態と、挟持しない非挟持状態とに切り替える駆動手段を有する切替手段と、前記ベルト搬送手段の前記搬送ベルトで搬送中の前記記録材の搬送が停止したときに、前記搬送ベルトを前記挟持状態から前記非挟持状態に切り替えるように前記切替手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする冷却装置。
- 請求項1の冷却装置であって、
前記搬送ベルトが上下に対向して配置されたものであり、
前記切替手段が下側の搬送ベルトの張力を小さくするものであることを特徴とする冷却装置。 - 請求項1又は2に記載の冷却装置であって、
前記記録材の先端が前記ベルト搬送手段に到達していないときは、前記切替手段による切り替え動作を行わないことを特徴とする冷却装置。 - 請求項1乃至3の何れか一に記載の冷却装置であって、
前記冷却部材が、対向する前記搬送ベルトにおける互いの対向領域で一方の前記搬送ベルトの内面に接触するように配設されたものであり、
他方の前記搬送ベルトにおける前記対向領域が、搬送中の前記記録材の搬送停止時に前記冷却部材から離間するものであることを特徴とする冷却装置。 - 請求項2に記載の冷却装置において、
張力調節手段によって前記下側の搬送ベルトの張力を調節することで、前記下側の搬送ベルトにおける搬送方向の全域のうち、前記記録材を下方から支持し、且つ前記冷却部材と対向する位置よりも搬送方向上流側の領域を、挟持状態と非挟持状態とに切り替えるようにしたことを特徴とする冷却装置。 - 請求項2又は3の冷却装置であって、
前記冷却部材が、対向する前記搬送ベルトにおける互いの対向領域で一方の前記搬送ベルトの内面に接触するように配設された第1冷却部材と、前記対向領域で他方の前記搬送ベルトの内面に接触するように配設された第2冷却部材とを有するものであり、
前記第1冷却部材と前記第2冷却部材とが互いにベルト移動方向のずれた位置に配設されたものであることを特徴とする冷却装置。 - 記録材を加熱することで前記記録材上のトナー像を定着する定着手段と、前記定着手段を通過した後の前記記録材を互いに対向する搬送ベルトで挟持搬送するベルト搬送手段と、前記ベルト搬送手段によって挟持搬送されている前記記録材を冷却する冷却部材と、前記搬送ベルトによって前記記録材を挟持する挟持状態と、挟持しない非挟持状態とに切り替える駆動手段を有する切替手段と、前記ベルト搬送手段の前記搬送ベルトで搬送中の前記記録材の搬送が停止した時に、前記搬送ベルトを前記挟持状態から前記非挟持状態に切り替えるように前記切替手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013080997A JP6124122B2 (ja) | 2013-04-09 | 2013-04-09 | 冷却装置、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013080997A JP6124122B2 (ja) | 2013-04-09 | 2013-04-09 | 冷却装置、及び画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014203016A JP2014203016A (ja) | 2014-10-27 |
JP2014203016A5 JP2014203016A5 (ja) | 2016-04-14 |
JP6124122B2 true JP6124122B2 (ja) | 2017-05-10 |
Family
ID=52353467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013080997A Active JP6124122B2 (ja) | 2013-04-09 | 2013-04-09 | 冷却装置、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6124122B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3913439A1 (en) * | 2020-05-18 | 2021-11-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7350514B2 (ja) * | 2018-06-08 | 2023-09-26 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7276705B2 (ja) | 2019-03-14 | 2023-05-18 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11119489A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-04-30 | Ricoh Co Ltd | 転写紙冷却装置 |
JP2002099169A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置 |
JP2005031312A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006235421A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Ricoh Co Ltd | 転写定着装置、それに用いる転写定着部材、及び、それを有する画像形成装置 |
JP4684804B2 (ja) * | 2005-08-24 | 2011-05-18 | キヤノン株式会社 | 画像加熱装置 |
JP5104197B2 (ja) * | 2007-10-22 | 2012-12-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録材冷却装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
JP5045568B2 (ja) * | 2008-06-20 | 2012-10-10 | 富士ゼロックス株式会社 | ベルト式冷却装置及び画像形成装置 |
JP5636883B2 (ja) * | 2010-11-05 | 2014-12-10 | 株式会社リコー | 冷却装置及び画像形成装置 |
JP5762218B2 (ja) * | 2011-08-26 | 2015-08-12 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置 |
JP6202365B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2017-09-27 | 株式会社リコー | 冷却搬送装置、及び画像形成装置 |
JP6094941B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2017-03-15 | 株式会社リコー | 冷却装置および画像形成装置 |
JP6044395B2 (ja) * | 2013-03-04 | 2016-12-14 | 株式会社リコー | 冷却装置および画像形成装置 |
-
2013
- 2013-04-09 JP JP2013080997A patent/JP6124122B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3913439A1 (en) * | 2020-05-18 | 2021-11-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US11480900B2 (en) | 2020-05-18 | 2022-10-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014203016A (ja) | 2014-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5636883B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
US20130209131A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP6137271B2 (ja) | 記録材冷却装置および画像形成装置 | |
JP6137613B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20140044462A1 (en) | Cooling device, image forming apparatus including same, and cooling method | |
CN107966889B (zh) | 定影装置、图像形成装置 | |
JP6229445B2 (ja) | 冷却装置および画像形成装置 | |
US8326167B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus capable of improving fixing efficiency and suppressing overheating | |
JP5233588B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2013025038A (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
US9563155B2 (en) | Cooling device and image forming apparatus incorporating the cooling device | |
JP6124122B2 (ja) | 冷却装置、及び画像形成装置 | |
JP6365036B2 (ja) | 記録材冷却装置および画像形成装置 | |
JP6278257B2 (ja) | 冷却装置、及び、画像形成装置 | |
JP5800290B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP2011123195A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2014227258A (ja) | 記録材搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6274565B2 (ja) | 冷却装置、及び、画像形成装置 | |
JP2013167678A (ja) | 無端状ベルト駆動装置およびそれを備える画像形成装置 | |
JP6357873B2 (ja) | 記録材冷却装置および画像形成装置 | |
JP6127713B2 (ja) | 記録材搬送装置及び画像形成装置 | |
JP5677100B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5660234B2 (ja) | 記録材冷却装置及び画像形成装置 | |
JP2016051045A (ja) | 記録材冷却搬送装置および画像形成装置 | |
JP2014228678A (ja) | 記録材搬送装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160301 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170310 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170323 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6124122 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |