JP6127713B2 - 記録材搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
このように、空冷ヒートシンク構造を用いることによって、冷却液循環回路44を用いなくてすみ、装置のコンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
第2の搬送機構32において、駆動手段である駆動モータ61の回転軸62が図中時計方向に回転する。ベルト63は、回転軸62と段プーリ64の大径プーリに掛け回されている。そして、ベルト65は、段プーリ64の小径プーリと駆動ローラ57aの駆動軸である軸66に掛け回されており、駆動ローラ57aに駆動が伝達される。
図示のように、ベルト56上に設けられた寄り止め部材83は、アルミニウム製の従動ローラ55dの端部に当接するようになっている。寄り止め部材83は、ベルト56の端部にベルト内周全域にわたって貼り付けられている。不図示の他方の端部も同様に構成されている。これにより、簡単な構成でベルト56の幅方向の寄りが防止される。ベルト56を外側から押圧している従動ローラ55eの長さは、ベルト56に接触するが、摩擦部82と接触しないように設定されている。ベルト56の材質はポリイミド等の薄膜樹脂材である。
図7(a)に示すように、冷却部材33aは、長手方向一端側に凸部90を備えている。凸部90は記録材搬送方向に複数形成されており、本体構造体85の係合孔92と係合する。
冷却部材の形状は図7,8に示す形状に限定されず、例えば図9に示すように、突出部71に溝状の退避空間84が形成されてもよい。このように寄り止め部材83を収容する退避空間84を構成にすることで、本体構造体85と冷却部材の突出部71との接触面積が増えるので、より安定して冷却部材を本体構造体に装着することができる。
図7,8,9のように冷却部材を形成すると、比較的加工が難しかったり、加工コストが高くなったりする。そこで、図10に示すように吸熱面34と突出部71とを別構成として、寄り止め部材83を収容する退避空間84を形成してもよい。例えば、突出部71は長手方向に延在する平板形状の部材で形成し、突出部内部に冷却液の流路を形成する。また、吸熱面34を突出部71上に設置する。これにより、記録材の熱が吸熱面34を介して突出部71に伝わり、記録材が冷却される。
図11(a)に示すように、本実施例の冷却装置9に具備した冷却部材33の内部には、用紙搬送方向に交差(直交)するように並列して(平行に)設けられた複数の直線状の流路部である直線流路部112が具備されている。また、隣接する冷却液搬送方向上流側の直線流路部112から下流側の直線流路部112に、冷却部材33の端部近傍で流れる向きを変えて冷却液を導く折り返し流路部115も具備されている。これら複数の直線流路部112と折り返し流路部115とから冷却部材33における冷却液の通過流路である内部通過流路が構成されている。また、図中左上部の直線状の直線流路部112の流入口に接続された接続部72から、図中矢印方向に冷却液が送液され、各折り返し流路部115と直線流路部112とを通過する。そして、各折り返し流路部115と直線流路部112とを通過した冷却液は、図中左下部に配置された直線流路部112の流出口に接続された接続部72に流出することとなる。
内部に複数の折り返し流路部115を有する冷却液の内部通過流路をもった冷却部材33を加工する場合の例としては、次のような方法が考えられる。例えば、先ず、内部に円形断面の冷却液の直線流路部112を複数平行に有する基材をアルミニウム材料の押し出し加工で作る。次に、冷却液通過流路の折り返し流路部115を切削することで、上流側と下流側の直線流路部112を繋げ、最後に封止部材116によって封止(シール)するとよい。このとき封止部材116で確実に冷却液の漏れを防止するために、Oリングや接着剤、あるいは樹脂によるシール(例えば、大成プラス株式会社製、ナノモールドなど)を行う。
31 第1の搬送機構
32 第2の搬送機構
33 冷却部材
34 吸熱面
56,59 ベルト
57a 駆動ローラ(張架部材)
55,57c,57d,58 従動ローラ(張架部材)
71 突出部
72 接続部
81,82 摩擦部
83 寄り止め部材
84 退避空間
Claims (6)
- 対向して配置される第1の搬送機構及び第2の搬送機構によって記録材を挟持搬送する記録材搬送装置において、
前記第1の搬送機構及び前記第2の搬送機構の少なくとも一方は、ベルトと、該ベルトを張架する張架部材と、前記記録材を冷却する冷却部材とを備え、
前記ベルトの内周面には、前記張架部材に対する斜行を防止する寄り止め部材が設けられ、
前記冷却部材は、前記ベルトの内周面と接触し前記ベルトを介して前記記録材の熱を奪う吸熱面と、該吸熱面から長手方向外側に突出する突出部と、前記突出部を装置構造体に係合させる接続部と、を備え、
前記突出部は、前記寄り止め部材との干渉を防止する退避空間を有することを特徴とする記録材搬送装置。 - 前記第2の搬送機構のベルトは駆動手段から駆動が伝達されて走行し、前記第1の搬送機構のベルトは、前記第2の搬送機構のベルトの走行により連れ回りし、
前記ベルトは、前記冷却部材と接触する接触部と、当該冷却部材の長手方向外側に突出するベルト突出部とを有し、
少なくとも一方の前記ベルトは、前記ベルト突出部の対向面に摩擦部を有し、
前記ベルト突出部が前記冷却部材により張られた状態において、前記摩擦部は対向する前記ベルト突出部又は前記摩擦部と接触することを特徴とする請求項1に記載の記録材搬送装置。 - 前記摩擦部は、前記寄り止め部材に対応する領域において前記ベルトの対向面に設けられることを特徴とする請求項2に記載の記録材搬送装置。
- 前記退避空間は前記冷却部材上において記録材最大搬送幅の外側に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録材搬送装置。
- 前記冷却部材は、冷却液の通過流路として、複数の直線流路部と少なくとも1つの折り返し流路部とを内部に有し、前記退避空間は前記折り返し流路部に対応する位置にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録材搬送装置。
- 前記記録材に画像を形成する画像形成部と、画像形成後の前記記録材を搬送する請求項1〜5のいずれか一項に記載の記録材搬送装置とを有する画像形成装置。
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