JP2016023074A - 記録材搬送機構、記録材搬送装置、記録材冷却装置および画像形成装置 - Google Patents

記録材搬送機構、記録材搬送装置、記録材冷却装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記録材搬送方向および垂直方向における装置の大型化を抑制しながら、押し込み部材の押圧力のばらつきを低減できる記録材搬送機構を提供する。【解決手段】記録材搬送機構300は、記録材を直接的または間接的に押圧、搬送する回転体16aと、回転体の長手方向に突出する回転軸16bと、回転体の長手方向に延在する押し込み部材320を有し、押し込み部材320の一端はフレーム310に締結された固定部320dを有し、他端は回転軸を直接的または間接的に押し込む作用部320bを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、シート状記録材用の記録材搬送機構、記録材搬送装置、記録材冷却装置および画像形成装置に関するものである。
記録材を搬送するために一対のローラで挟持搬送する方法が従来から知られている。また、記録材を挟持搬送するためにローラを加圧する方法として、ローラの軸に対して交差する方向に設けた板ばね部材により該軸を押圧する方法が知られている(特許文献1)。
フックの法則によれば、F=−kxが成り立つ。ここで、Fは力、xはばねの自然長からの伸び、kはばね定数である。また、板ばね部材の腕が長いほどkが小さくなるため、例えば製造ばらつきによりxが変位したときのFの変位も小さくなる。よって、kを小さく保って押圧力のばらつきを小さくするため、板ばね部材の腕を長くするのが好ましい。
ここで、特許文献1における板ばね部材の腕を長くすれば、押圧力のばらつきは低減されるが、その分記録材搬送方向に装置が大型化してしまう。逆に、板ばね部材の腕を短くすれば、装置の大型化は回避できるが板ばね部材の押圧力のばらつきが増大してしまう。
また、コイルばねを用いてローラの軸を押圧する方法が考えられるが、コイルばねの先端にローラ軸を受容するための部材を設ける必要があり、部品点数が増大してしまう。さらに、コイルばねを設置するために垂直方向の大きめのスペースが必要となり、垂直方向に装置が大型化してしまう。
そこで本発明は、記録材搬送方向および垂直方向における装置の大型化を抑制しながら、押し込み部材の押圧力のばらつきを低減できる記録材搬送機構を提供することを課題とする。
この課題を解決するため、記録材を直接的または間接的に押圧、搬送する回転体と、
前記回転体の長手方向に突出する回転軸と、前記回転体の長手方向に延在する押し込み部材を有する、記録材搬送機構であって、前記押し込み部材の一端はフレームに締結された固定部を有し、他端は前記回転軸を直接的または間接的に押し込む作用部を有することを特徴とする記録材搬送機構を提案する。
記録材搬送方向および垂直方向における装置の大型化が抑制される。少ない部品点数で押し込み部材を構成でき、押し込み部材の押圧力のばらつきが低減される。
実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。 図1に示す冷却装置の拡大図である。 奥側から見た冷却装置の概略構成図である。 排出ローラの上側ローラ近傍の概略側面図である。 押圧ローラユニットの概略斜視図である。 押圧ローラユニットの他の実施形態を示す概略図である。 押圧ローラユニットの他の実施形態を示す部分斜視図である。 軸方向外側から見た軸受と押し込み部材の概略正面図である。 軸受の変形例を示す概略図である。 押し込み部材の変形例であって、軸方向外側から見た押し込み部材と回転軸の概略図である。 押し込み部材の腕部と固定部の長さの関係を説明する模式図である。 押し込み部材の概略側面図である。 押し込み部材の模式図である。 固定部をフレームの上側に設ける場合の、フレームの概略平面図である。 固定部をフレームの上側に設ける場合の、フレームの概略平面図である。 固定部をフレームの上側に設ける場合の、フレームの概略平面図である。 押圧ローラユニットを記録材冷却装置に適用した模式図である。
図1は、実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを並べて配設したタンデム型の画像形成部を備える。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体200に着脱可能に構成されており、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の表面にトナー像を形成する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面を清掃するクリーニング手段としてのクリーニングブレード5を備えている。なお、図1では、イエローのプロセスユニット1Yが備える感光体2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5のみに符号を付しており、その他のプロセスユニット1C,1M,1Bkにおいては符号を省略している。
図1において、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、感光体2の表面を露光する露光手段としての露光装置6が配設されている。露光装置6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体2の表面へレーザ光を照射するようになっている。
また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、転写装置7が配設されている。転写装置7は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト10を有する。中間転写ベルト10は、支持部材としての複数のローラ21〜24に張架されており、それらローラ21〜24のうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、中間転写ベルト10は図の矢印に示す方向に周回走行(回転)するように構成されている。
4つの感光体2に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ11が配設されている。各一次転写ローラ11はそれぞれの位置で中間転写ベルト10の内周面を押圧しており、中間転写ベルト10の押圧された部分と各感光体2とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。各一次転写ローラ11は、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)および/または交流電圧(AC)が一次転写ローラ11に印加されるようになっている。
また、中間転写ベルト10を張架する1つのローラ24に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ12が配設されている。この二次転写ローラ12は中間転写ベルト10の外周面を押圧しており、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ12は、一次転写ローラ11と同様に、図示しない電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)および/または交流電圧(AC)が二次転写ローラ12に印加されるようになっている。
画像形成装置本体200の下部には、紙やOHP等のシート状の記録材Pを収容した複数の給紙カセット13が配設されている。各給紙カセット13には、収容されている記録材Pを送り出す給紙ローラ14が設けてある。また、画像形成装置本体200の図の左側の外面には、機外に排出された記録材Pをストックする排紙部としての排紙トレイ20が設けてある。
画像形成装置本体200内には、記録材Pを給紙カセット13から二次転写ニップを通って排紙トレイ20へ搬送するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ12の位置よりも記録材搬送方向上流側にはレジストローラ15が配設されている。また、二次転写ローラ12の位置よりも記録材搬送方向下流側には、定着装置8、記録材冷却装置9、一対の排出ローラ16が順次配設されている。定着装置8は、例えば、内部に図示しないヒータ(熱源)を有する定着部材としての定着ローラ17と、定着ローラ17を加圧する加圧部材としての加圧ローラ18を備える。定着ローラ17と加圧ローラ18とが接触した箇所には、定着ニップが形成されている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から帯電された各感光体2の表面にレーザ光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタおよびブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
中間転写ベルト10を張架するローラの1つが回転駆動し、中間転写ベルト10を図の矢印の方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ11に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧または定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ11と各感光体2との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各感光体2に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト10はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、中間転写ベルト10に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
給紙ローラ14が回転することによって、給紙カセット13から記録材Pが搬出される。搬出された記録材Pは、レジストローラ15によってタイミングを計られて、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ12には、中間転写ベルト10上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上のトナー画像が記録材P上に一括して転写される。その後、記録材Pは定着装置8に送り込まれ、定着ローラ17と加圧ローラ18によって記録材Pが加圧および加熱されてトナー画像が記録材P上に定着される。そして、記録材Pは、記録材冷却装置9によって冷却された後、一対の排出ローラ16によって排紙トレイ20に排出される。
両面印刷の場合は、冷却後の記録材Pを切換爪25を切り換えることにより反転路26へ導き、切換爪27を切り換えてローラ28などを逆回転させることにより反転後の記録材Pを反転路29からレジストローラ15へと再給紙して記録材の表裏を反転させる。このとき、中間転写ベルト10上には裏面画像となるトナー画像を形成して担持させておき、記録材Pの裏面にトナー画像を転写して定着装置8による定着処理と記録材冷却装置9による冷却処理を経て、排出ローラ16により排紙トレイ20上に排紙する。
以上の説明は、記録材にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つまたは3つのプロセスユニットを使用して、2色または3色の画像を形成したりすることも可能である。
図1を参照して、記録材冷却装置9を通過した記録材Pの反転路または排紙部へ案内する案内部について説明する。
記録材冷却装置9の下流側に、記録材冷却装置9を通過した記録材Pを案内する案内部が設けられている。ここでは案内部としての搬送ガイド板(不図示)と切換爪25が設けられている。片面印刷時などに切換爪25が図示の位置にあるときは、記録材Pは搬送ガイド板に案内されて排出ローラ16により排紙トレイ20に排出される。両面印刷時には切換爪25は不図示の位置に切り換えられ、記録材Pは反転路26に導かれる。その後、記録材Pはローラ28の回転と切換爪27の作用により、反転路29に案内され、二次転写ニップにおいて裏面に画像が形成される。
ところで、記録材冷却装置9は、図2に示すように、記録材搬送装置30のベルトの走行によって挟持搬送されるシート状記録材Pを冷却する冷却部材33を備えたものである。記録材搬送装置30は、シート状記録材Pの一方の面(表面または上面)側に配置される第1の搬送機構31と、シート状記録材Pの他方の面(裏面または下面)側に配置される第2の搬送機構32を備える。また、各搬送機構に対してそれぞれ冷却部材33を備え、第1冷却部としての冷却部材(液冷プレート)33aがシート状記録材Pの他方の面(裏面または下面)側に配置され、第2冷却部としての冷却部材33bがシート状記録材Pの一方の面(表面または上面)側に配置され、第3冷却部としての冷却部材33cがシート状記録材Pの他方の面(裏面または下面)側に配置されている。
冷却部材33a,33b,33cは、シート状記録材の走行方向に沿ってずれて配置されている。また、一方の冷却部材33bは、下面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34bとされ、他方の冷却部材33a,33cは、上面が僅かに膨出した扁平円弧面状の吸熱面34a,34cとされている。そして、各冷却部材33a,33b,33cの内部には、冷却液が流れる冷却液流路が形成されている。
この記録材冷却装置は、図3に示すように、発熱部としての記録材Pからの熱を受ける受熱部45と、受熱部45の熱を放熱する放熱部46と、受熱部45と放熱部46とを冷却液が循環する循環路47とを有する冷却液循環回路44を備える。この循環路47内には、冷却液を循環させるためのポンプ48と、冷却液を溜めるタンク49とが配置されている。そして、液冷プレートである冷却部材33a,33b,33cを受熱部45として機能させる。また、放熱部46としてラジエータ等からなる。冷却液には、例えば、水を主成分とし、凍結温度を下げるためのプロピレングリコールまたはエチレングリコールや、金属製の部品の錆を防止するための防錆剤(例えば、リン酸塩系物質:リン酸カリ塩、無機カリ塩等)が添加されたもの等がある。
循環路47としては、冷却部材34aの一方の開口部とタンク49とを連結する配管50と、冷却部材34aの他方の開口部と冷却部材33bの一方の開口部とを連結する配管66と、冷却部材33bの他方の開口部と冷却部材33cの一方の開口部を連結する配管51と、冷却部材33cの他方の開口部と放熱部46としてラジエータとを連結する配管52と、放熱部46としてラジエータとポンプ48とを連結する配管53と、ポンプ48とタンク49とを連結する配管54とを備える。配管50,66,51,52,53,54を有する循環路47は一本の流路を形成しているが、冷却部材33a,33b,33c内では蛇行しており、冷却液が効果的に冷却部材を冷却するようになっている。
第1の搬送機構31は、張架部材として複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)55と、このローラ55に掛け回されるベルト部材としてのベルト(搬送ベルト)56とを備える。第2の搬送機構32は、張架部材として複数個(図例では4個)のローラ(従動ローラ)57c,57d,58と、駆動ローラ57aと、ローラ57,58に掛け回されるベルト部材としてのベルト(搬送ベルト)59とを備える。
このため、記録材Pを搬送する際には、第1の搬送機構31のベルト56と第2の搬送機構32のベルト59とで、記録材Pを挟持搬送することになる。すなわち、駆動ローラ57aが駆動することによって、図2に示すように、ベルト59が矢印A方向に走行し、ベルト56,59間に挟まれた記録材Pを介して、第2の搬送機構32のベルト59の走行に伴って、第1の搬送機構31のベルト56が矢印B方向に走行する。これによって、記録材Pは矢印C方向沿って、上流側から下流側へと搬送される。
次に、前記のように構成された記録材冷却装置の動作について説明する。記録材Pの挟持搬送する場合、図2等に示すように、第1の搬送機構31と第2の搬送機構32とを近接させた状態とする。この図2に示す状態において、第2の搬送機構32の駆動ローラ57aを回転駆動させれば、前記したように、各ベルト56,59が矢印方向に走行して、記録材Pは矢印方向に走行する。この状態では、前記冷却液循環回路44において、冷却液を循環させる。すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内に冷却液を流す。
この際、第1の搬送機構31のベルト56の内面が、冷却部材33bの吸熱面34bを摺動し、第2の搬送機構32のベルト59の内面が、冷却部材33aの吸熱面34aと冷却部材33cの吸熱面34cを摺動する。このため、記録材Pの表面(上面)側から、ベルト56を介して冷却部材33bは記録材Pの熱を吸収する。また、記録材Pの裏面(下面)側から、ベルト59を介して冷却部材33c,33aは記録材Pの熱を吸収する。この場合、冷却部材33a,33b,33cが吸収した熱量を冷却液が外部に輸送することで冷却部材33a,33b,33cは低温に保たれる。
すなわち、ポンプ48を駆動することによって、冷却液が冷却液循環回路44内を循環し、冷却部材33a,33b,33cの冷却液流路内を流れて吸熱して高温となった冷却液が、放熱部として機能するラジエータを通過することによって、外気へ放熱され、その温度が低下する。そして、低温となった冷却液が再度冷却液流路内を流れて、冷却部材33a,33b,33cが放熱部46と機能する。このため、このサイクルを繰り返すことによって、記録材Pは両面から冷却される。
次に、本発明の特徴点ついて説明する。
図4は押圧ローラユニットの一実施形態を示す図であり、特に排出ローラ16の上側ローラ16A近傍の概略側面図である。
記録材搬送機構としての押圧ローラユニット300は、上側ローラ16A、軸受ガイド部材340、フレーム310、押し込み部材320などを有する。押圧ローラユニット300は画像形成装置本体200にねじ留めされ、排出ローラ16を構成している。上側ローラ16Aは、記録材Pの搬送方向と交差する長手方向(軸方向)に設けられ記録材を挟持搬送する回転体16aと、回転体から長手方向へ突出する回転軸16bとを有する。回転軸16bは例えば鉄などの金属部材からなり、回転体16aは例えばスポンジなどの弾性部材からなり、回転軸16bのまわりを覆っている。ここで、上側ローラ16Aは、上側ローラ16Aの長手方向と同じ方向に延在する押し込み部材320によって図の下方へ押し込まれている。押し込み部材320は複数の折り曲げ部を有する平坦な金属部材であって、板ばねである。上側ローラ16Aの長手方向に押し込み部材320を設けることで、記録材搬送方向および垂直方向における装置の大きさを小型化できるとともに、押し込み部材320に十分な長さを与えられるため押圧力のばらつきを低減することができる。
図4は、従動側の上側ローラ16Aと不図示の駆動側の下側ローラとによって記録材Pを搬送しているときの図である。従って、上側ローラ16Aは記録材Pによって上方へ押圧されていて、加圧位置にある。その上側ローラ16Aは押し込み部材320により下方へ押圧されているので、上側ローラ16Aと下側ローラの間にニップに記録材Pが搬送されてきたとき、記録材Pは上側ローラ16Aと下側ローラでしっかり押圧され、搬送される。なお、駆動源(不図示)からの動力が伝達される下側ローラは固定されていて、上下に移動できない。また、記録材Pが上側ローラ16Aと下側ローラの間のニップ内にないときでも、押圧ローラユニット300の組み立て時においては、上側ローラ16Aは押し込み部材320により弱い力で下方へ押圧されている。
図4において、押し込み部材320の一端は、ねじ311により押圧ローラユニット300のフレーム310に締結された固定部320dを有している。押し込み部材320の他端側は、回転軸16bを直接的または間接的に下方へ押し込む作用部320bを有している。本例では、作用部320bの先端320aが、フレーム310にねじ360により締結された軸受ガイド部材340の切欠350に挿通されており、回転軸16bの端部に設けられた軸受330を押圧している。また、押し込み部材320は、固定部320dと作用部320bとの間に腕部320cを有し、腕部320cは、固定部320dから回転体16aに向けて折り曲げられている。
ここで、押し込み部材320の固定部320dは回転体16aと対向しており、フレーム310の外側でなく内側に位置している。これにより、回転体16aの上方の余剰空間を利用して押し込み部材320を設けることができるので、垂直方向の装置の大型化を抑制できる。
図5は押圧ローラユニット300の概略斜視図である。
上側ローラ16Aの軸受330は軸受ガイド部材340の切欠350に挿通されていて、上側ローラ16Aと軸受ガイド部材340はフレーム310に対してねじ360で止められている。押し込み部材320は、フレーム310に対して内側からねじ311で留められている。ねじ留めに代えて溶接を用いてもよい。図5では、上側ローラ16Aの軸受330は隠れていて見えない。また、押し込み部材320の腕部320cが進退可能な進入路312がフレーム310に形成されている。進入路312は開口部として形成されている。上側ローラ16Aと下側ローラの間への記録材の進入により腕部320cの端部は上昇するが、進入路312により、固定部320dを固定するフレーム310と腕部320cが干渉することはない。腕部320cの端部の上昇については後述する。
図6は押圧ローラユニットの他の実施形態を示す概略図であり、図6(a)は押圧ローラユニットの概略側面図、図6(b)は同概略平面図である。
図6(a)に示すように、押し込み部材320の固定部320dを回転軸16bの端部より長手方向外側(図の右側)でフレーム310にねじ留めし、押し込み部材320を固定部320dから軸受330に向かって延在させている。この場合、排出ローラ16は上側ローラ16Aと下側ローラ16Bを有し、上側ローラ16Aおよび下側ローラ16Bは回転体16a,16cおよび回転軸16b,16dをそれぞれ有する。ここで、下側ローラ16Bは駆動ローラ、上側ローラ16Aは従動ローラである。すなわち、下側ローラ16Bの回転軸16dにギヤ370が設けられ、ギヤ370にはモータMのギヤ371が噛み合っている。従って、このとき図6(b)に示すように、回転軸16bの端部より長手方向外側には余剰空間があるため、この余剰空間に押し込み部材320を設置することができる。これによっても、垂直方向の装置の大型化を抑制できる。
図7は、押圧ローラユニットの他の実施形態を示す部分斜視図である。本例の押圧ローラユニットは、1つの回転体16aを有していた図5の押圧ローラユニットと異なり、2つの回転体16a、これらを押圧する4つの押し込み部材320、フレーム(不図示)、回転軸16bに設けられた4つの軸受330および2つの軸受ガイド部材340などを有する。ただし、図7(a)では、フレームや軸受ガイド部は示されていない。図7(b)では、押し込み部材320と回転体16aに加えて、軸受ガイド部材340が示されている。押圧ローラユニットの他端も同様の構成であるため、ここでは一端のみを示している。
押し込み部材320は、回転体16aの長手方向の一端側に固定部320d(図4)を有し、他端側に軸受330を介して回転軸16bを押し込む作用部320bを有する。また、軸受330は、軸方向外側の円筒部331と、軸方向内側で円筒部331より半径方向外側に突出したフランジ332とを有している。図7(b)に示すように、軸受ガイド部材340は折り曲げられた平坦な金属部材からなり、その断面はコ字状になっている。軸受ガイド部材340は回転体16aの軸方向と垂直に延在し、2つの上側ローラ16Aとフレーム(不図示)とにねじなどで固定されている。軸受ガイド部材340は、排出ローラ16の押し込み方向(上下方向)に互いに略平行に延びる一対のガイド部340aと一対のガイド部340bを有しており、ガイド部340aとガイド部340bは段部341により接合している。切欠350aの幅は切欠350bの幅より大きい。切欠350a,350bの記録材搬送方向の幅は、軸受ガイド部材340の一対のガイド部340aと一対のガイド部340bで画定されている。
図8は、軸方向外側から見た軸受330と押し込み部材320の概略正面図であり、同時に押し込み部材320の平面図、左側面図および右側面図も概略的に示している。この図では、押し込み部材320は変形例として示されている。また、説明のために押し込み部材320は軸受330に接触していないが、押圧ローラユニット300を組み立て時には、押し込み部材320はばね力によりフランジ332に接触する。図8に示すように、ガイド部340aの成す切欠350aの横幅はフランジ332の径より小さいが、円筒部331の径よりも僅かに大きい。円筒部331はガイド部340aの成す切欠350aを通って軸方向外側に突出している。一方、段部341より上方に位置するガイド部340bの成す切欠350bは円筒部331よりも小さい。従って、軸受330は切欠350a内でガイド部340aによりガイドされ上下方向に移動できるが、円筒部331は段部341により段部341よりも上方への移動を規制される。この規制により、図4のように押し込み部材320の固定部320dが回転体16aと対向していて、ねじ311の頭が回転体16aに向かって突出していても、上昇した回転体16aがねじ311の頭に接触しないようになっている。
また、図4では、ねじ311は回転軸16bの中心の真上には配置されておらず、軸中心から図中手前または奥にずれて配置されている。これにより、回転体16aとねじ311の頭の接触がより確実に回避される。なお、ねじ311に代えてスポット溶接で押し込み部材320をフレーム310に締結してもよい。溶接部は回転体16aに向かって突出しないため、一箇所でスポット溶接する場合、溶接部は上記軸中心の真上に位置するのが好ましい。これにより、溶接部を支点とする、押し込み部材320からローラに加わる押圧力をなるべく一様にすることができ、押し込み部材320への負荷も低減することができる。
図7(b)、図8に示すように、切欠350aの横幅より大きい径を有するフランジ332は軸受ガイド部材340よりも軸方向内側に配置されている。ローラはその両端で同構造の軸受330を有するため、軸方向へのローラの移動が規制されている。また、フランジ332の下部は軸受ガイド部材340の底面342に接触するため、このときに軸受330の下方への移動が規制される。
ここで、押し込み部材320の先端320aは、ガイド部340bの成す切欠350bの横幅よりも短い接触部320eを有し、接触部320eは切欠350bを通って軸方向外側に突出しており、フランジ332の外周面に接触できる。また、押し込み部材320自体の横幅は切欠350aの幅よりも大きくなっている。これは、押し込み部材320の押圧力(ばね定数)がその幅や厚さなどで決まるため、本例ではローラ(回転体16a)を押すのに必要な押圧力を得るために押し込み部材320の幅を切欠350aの幅よりも大きくしているからである。従って、所望の押圧力が得られれば、押し込み部材320の幅は切欠350aの幅よりも小さくてもよい。
図9は、軸受330の変形例を示す概略図である。図9(a)は軸受330の斜視図、図9(b)は同正面図である。
図9(a)に示すように、軸受330は、円形状の開口343を備えた円筒部345と円筒部345の両端に形成されたフランジ347とを有し、フランジ347の外周面の一部は平面349を成している。また、2つのフランジ347の間には凹部351が形成されている。
図9(b)に示すように、開口345には回転軸16bを挿通可能であって、回転軸16bは軸受330に対して相対的に回転可能である。押圧ローラユニットの組み立て時において、平面349は押し込み部材320の先端320aを受ける受け面として機能する。凹部351には、図7(b)に示すガイド部340aが挟み込まれ、2つのフランジ347によって軸受330は上下方向に案内される。円筒部345が段部341(図7(b))に当接したとき円筒部345のさらなる上方への移動は規制され、この規制位置が軸受330の最上位置になる。
押し込み部材320の先端320aが回転軸16bを直接押す場合、先端320aと回転軸16bの外周面とは点接触することになり、両者の接触が不安定になる。だが、軸受330を図9の形態とすることで、平面349が確実に先端320aと接触するので、より確実にローラを押し込むことができる。
図10は、押し込み部材320の変形例であって、軸方向外側から見た押し込み部材320と回転軸16bの概略図である。先述したとおり、押し込み部材320の先端320aが回転軸16bを直接押し込んでもよいが、平坦な先端320aと回転軸16bの外周面とは点接触することになり、両者の接触は不安定となる。そのため、図7の例では軸受330と軸受ガイド部材340を使用してローラと押し込み部材320の動きを安定化させている。そこで本例では、平坦な押し込み部材320の先端320aに切欠部を形成し、切欠部の内側の辺と回転軸16bの外周面とが2点(図10(a))または3点(図10(b))で接触するようにした。このようにして、押し込み部材320が回転軸16b(または軸受330)を安定的に直接押し込むことを可能とした。図10(a)では、三角形の切欠部353を形成しており、図10(b)では、四角形の切欠部355を形成している。また本例では、図7(a)のように先端320aは腕部320cと略平行に延びておらず、腕部320cから一度折れ曲がったところで終端している。よって、先端320aは回転軸16bに対して直角に近い角度で延びており、またはローラ間への記録材の進入時に先端320aは回転軸16bに対して直角に近い角度で接触する。これにより、押し込み部材320の押圧力がロス無しに回転軸16bに伝達する。
図10(c)では、押し込み部材320の先端320aは図示の形状の切欠部357を有し、規制部359が内側に向かって形成され、切欠部357に回転軸16bが挿通されている。この場合、先端320aが上方と左右で回転軸16bを取り囲んでおり、下方では規制部359の間の間隔が回転軸16bの径よりも小さいため、回転軸16bが押し込み部材320から抜け出ることはない。従って、軸受ガイド部材340が無くても、排出ローラを記録材搬送方向に脱落させることなく保持できる。
図11は、押し込み部材320の腕部と固定部の長さの関係を説明する模式図である。実線は大きな力が加わっていない押し込み部材320の位置、破線は大きな力が加わったときの押し込み部材320の位置を示す。
腕部320cは、破線で示す折り曲げ位置にて、固定部320dから回転体16aに向けて折り曲げられている。図11(a)では、ねじ311による固定部から折り曲げ位置までの距離は短く、図11(b)では、ねじ311による固定部から折り曲げ位置までの距離は長い。図11(b)に矢印で示すように、固定部から折り曲げ位置までの距離が長いと、固定部から折り曲げ位置までの部分が大きく膨らんでしまう(H2>H1)。そうすると、先端部320aにおいて所望の押圧力が得られない可能性がある。よって、固定部から折り曲げ位置までの距離は短いことが好ましい。
図12は押し込み部材320の概略側面図である。
図12(a)では、押し込み部材320は一端側の固定部320dから折り曲げ位置Xにて回転体に向けて折り曲げられ、折り曲げ位置Xから腕部320cが延びている。腕部320cは他端側の作用部320bのところで略直角に折れ曲がっており、作用部320bは鈍角に折れ曲がった先端部320aを有している。直角の折り曲げは高精度で実現できるが、鈍角の折り曲げは直角の折り曲げ程高精度で実現できないため、2つの折り曲げ部のうち1つは略直角としている。
ローラ間への記録材の進入時に、押し込み部材320は軸受330により押されて図示の加圧位置を占め、押し込み部材320の一部はフレーム310に形成された進入路312に進入する。進入路312の大きさは押し込み部材320の一部と接触しない大きさであればよい。進入時、作用部320bの先端部320aは略水平になるように設計されている。先端部320aが略水平になることで軸受330を効率的に下方へ押圧することができる。ここで、Lは折り曲げ位置X(支点)からフランジ332との接触部(作用点)までの距離であり、Lが長いほどばね定数kが小さくなる。押し込み部材320はローラの軸方向に延在していて、Lは十分大きいため、ばね定数kが小さくなり、押し込み部材320の押圧力のばらつきも小さくなる。
図12(b)は、押し込み部材320が折り曲げ位置Xで折れ曲がっておらず、直線的に延在する点で図12(a)と異なる。この場合、ローラ間への記録材の進入時に、押し込み部材320の一部はフレーム310に形成された進入路312に進入し、進入の高さは図12(a)の場合よりも高い。また、進入の幅も図12(a)の場合よりも広く、大きめの進入路312を形成しておく必要がある。従って、フレーム310の上方の余剰空間における部品配置の自由度と、進入路312の大きさに起因するフレーム310の強度の観点では、図12(a)の方が好ましい。しかし、図12(b)の場合でもLは十分大きいため、ばね定数kが小さくなり、押し込み部材320の押圧力のばらつきも小さくなる。
ここで図4を参照して、腕部320cは、固定部320d(折り曲げ位置X)から回転体16aに向けて折れ曲がっており、作用部320bは腕部320cから略直角に折れ曲がっている。ここで、作用部320bは上側ローラ16Aとの接触を回避する退避部として機能する。仮に作用部320bの折り曲げ部がなく、固定部320dから折れ曲がった腕部320cが先端320aまで直線的に延びる場合、腕部320cが上側ローラ16Aと接触してしまうからである。
図13は、押し込み部材320の模式図である。図13(a)は、固定部320dをフレーム310の下側(上側ローラ16Aと対向する側面)に設けた場合、図13(b)は、固定部320dをフレーム310の上側に設けた場合を示す。
図13(a)に示すように、固定部320dをフレーム310の下側(上側ローラ16Aと対向する側面)に設けた場合、押し込み部材320は、フレーム310の右端の位置を支点として上向きの力を受ける。よって、押し込み部材320には、紙面垂直方向のフレーム310の幅にわたる線状の力がかかる。一方、図13(b)に示すように、固定部320dをフレーム310の上側に設けた場合、押し込み部材320は、ねじ311の位置を支点として上向きの力を受ける。よって、押し込み部材320には、ねじ311の近傍で局所的な力がかかり、押し込み部材320が疲労し易くなる。従って、押し込み部材320の固定部320dは、排出ローラ16と対向するフレーム310の側面に設けられていることが好ましい。
しかしながら、以下のようにして固定部320dをフレーム310の上側に設けてもよい。
図14〜16は、固定部320dをフレーム310の上側に設ける場合の、フレーム310の概略平面図である。
図14では、3つのねじ311を用いて押し込み部材320の固定部320dをフレーム310の上側に固定している。3つのねじ311はフレーム310の幅にわたって配列されているため、押し込み部材320に加わる力は3箇所に分散される。
図15では、押し込み部材320の上に矩形部材361を重ね、その上からねじ311により押し込み部材320の固定部320dをフレーム310の上側に固定している。
図16では、ねじ311を用いて押し込み部材320の固定部320dをフレーム310の上側に固定し、さらに固定部320dに矩形部材361を重ね、矩形部材361の両端をねじ363でフレーム310に留めている。矩形部材361の右側側面はフレーム310の幅方向に延びているため、押し込み部材320には局所的な力ではなく線状の力がかかる。
以上の押圧機構の形態は、排出ローラ16のうち下側ローラに適用してもよい。この場合、例えば図7(b)の押圧ローラユニット300をひっくり返せばよく、この押圧ローラユニット300は上側ローラを押すことができる。
また、記録材を搬送する上側ローラおよび下側ローラに、以上の押圧機構を適用してもよい。すなわち、記録材搬送装置は、記録材搬送機構の回転体と押し込み部材とを搬送される記録材の上側および下側に有してもよい。だが、下側ローラに押圧機構を適用する場合、押し込み部材320は下側ローラの重量を支えることになるため、上側ローラに押圧機構を適用する場合に比べて強いばね力を有しないと、上下の押圧力にばらつきが生じる。そこで、下側に設けられた押し込み部材の幅または厚さは、上側に設けられた押し込み部材の幅または厚さよりも大きくすることが好ましい。押し込み部材の条件を変えることで、フレーム310を共用できるのでコストを抑えることができる。
図17は、上記押圧ローラユニットを記録材冷却装置9に適用した模式図である。
記録材冷却装置9は搬送される記録材を冷却する冷却部材33a,33b,33cを有している。押圧ローラユニットの回転体16aは冷却部材33a,33b,33cの吸熱面34a,34b,34cに対向して配置されている。回転体16aはベルト56,59を介して記録材を間接的に押圧、搬送する。この場合、各冷却部材に対して、図7に示す押圧ローラユニットを1つずつ用いてもよいし、図5に示す押圧ローラユニットを2つずつ用いてもよい。
また、記録材を搬送する上側ローラおよび下側ローラに、以上の押圧機構を適用してもよい。すなわち、記録材冷却装置は、記録材搬送機構の回転体と押し込み部材とを搬送される記録材の上側および下側に有してもよい。だが、下側ローラに押圧機構を適用する場合、押し込み部材320は下側ローラの重量を支えることになるため、上側ローラに押圧機構を適用する場合に比べて強いばね力を有しないと、上下の押圧力にばらつきが生じる。そこで、下側に設けられた押し込み部材の幅または厚さは、上側に設けられた押し込み部材の幅または厚さよりも大きくすることが好ましい。押し込み部材の条件を変えることで、フレーム310を共用できるのでコストを抑えることができる。
16a 回転体
16b 回転軸
300 押圧ローラユニット(記録材搬送機構)
320 押し込み部材
320b 作用部
320d 固定部
310 フレーム
特開2010−247955号公報

Claims (9)

  1. 記録材を直接的または間接的に押圧、搬送する回転体と、
    前記回転体の長手方向に突出する回転軸と、
    前記回転体の長手方向に延在する押し込み部材を有する、記録材搬送機構であって、
    前記押し込み部材の一端はフレームに締結された固定部を有し、他端は前記回転軸を直接的または間接的に押し込む作用部を有することを特徴とする記録材搬送機構。
  2. 前記回転軸の端部に軸受が設けられ、前記軸受を前記押し込み部材が押し込むことを特徴とする請求項1記載の記録材搬送機構。
  3. 前記押し込み部材は、前記回転軸の外周面を複数個所で直接押し込むことを特徴とする請求項1または2記載の記録材搬送機構。
  4. 前記固定部は前記回転体と対向して設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の記録材搬送機構。
  5. 前記押し込み部材は、前記固定部と前記作用部との間に腕部を有し、
    前記腕部は、前記固定部から前記回転体に向けて折り曲げられ、
    前記作用部は前記腕部から折れ曲がっていて、前記回転体との接触を回避する退避部として機能することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の記録材搬送機構。
  6. 前記フレームは前記腕部が進退可能な進入路を備えることを特徴とする請求項5記載の記録材搬送機構。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の記録材搬送機構を、搬送される記録材の上側および下側に有する記録材搬送装置であって、
    下側に設けられた前記押し込み部材の幅または厚さは、上側に設けられた前記押し込み部材の幅または厚さよりも大きいことを特徴とする記録材搬送装置。
  8. 搬送される記録材を冷却する冷却部材を有する記録材冷却装置であって、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の記録材搬送機構の前記回転体が前記冷却部材の吸熱面と対向して配置されていることを特徴とする記録材冷却装置。
  9. 請求項7に記載の記録材搬送装置または請求項8に記載の記録材冷却装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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